Updated on 2025/03/03
博士（文学） ( 2015.3 京都大学 )
修士（文学） ( 2011.3 京都大学 )
記述言語学
歴史言語学
東国系方言
戸入方言
尾張方言
出雲方言
三河方言
アクセント
Humanities & Social Sciences / Linguistics
Humanities & Social Sciences / Linguistics / 歴史言語学，記述言語学
Humanities & Social Sciences / Japanese linguistics / 日本語史，音韻史，方言
Kyoto University Graduate School, Division of Letters
- 2014.3
Kyoto University Graduate School, Division of Letters
2009.4 - 2011.3
Country： Japan
Kyoto University Faculty of Literature
2005.4 - 2009.3
Country： Japan
Nanzan University Faculty of Humanities Department of Japanese Studies Associate Professor
2021.4
Nanzan University Faculty of Humanities Department of Japanese Studies Lecturer
2019.4 - 2021.3
Komazawa University Faculty of Letters, Department of Japanese Literature Lecturer
2016.4 - 2019.3
Jissen Women's University Faculty of Literature, D. of Japanese Literature Assistant Professor
2015.4 - 2016.3
日本音声学会
日本語学会
日本言語学会
日本歴史言語学会 理事（大会委員長）
2024.1 - 2025.12
Committee type：Academic society
日本語学会 編集委員
2022.6 - 2025.5
Committee type：Academic society
日本言語学会 国際発信力強化小委員会委員
2022.4 - 2025.3
Committee type：Academic society
日本音声学会 庶務委員
2022.4 - 2025.3
Committee type：Academic society
日本語文法学会 大会委員
2022.4 - 2025.3
Committee type：Academic society
日本方言研究会 編集委員
2021.8 - 2025.7
Committee type：Academic society
日本歴史言語学会 理事（会計委員長）
2020.1 - 2023.12
Committee type：Academic society
日本歴史言語学会 編集委員
2020.1 - 2023.12
日本音声学会 会則検討委員会委員
2016.4 - 2019.3
Committee type：Academic society
Contributor to the Linguistic Bibliography
2015.4
Committee type：Other
日本言語学会 評議員
2015.4 - 2018.3
Committee type：Academic society
日本方言研究会 編集委員（2021年8月 - 2025年7月），日本語学会 編集委員 （2022年6月 - 2025年5月），日本音声学会 庶務委員（2022年4月 - 2025年3月），日本語文法学会 大会委員（2022年4月 - 2025年3月）， 日本歴史言語学会 理事（会計委員長）（2020年1月 - 2023年12月） ，日本歴史言語学会 編集委員（2020年1月 - 2023年12月），日本言語学会 国際発信力強化小委員会委員（2022年4月 - 2023年3月），日本音声学会 会則検討委員会委員（2016年4月 - 2019年3月），日本言語学会 評議員（2015年4月 - 2018年3月）
日本語アクセント史研究における周圏論の現在：無アクセント古形説とラムゼイ説 Invited
平子達也
国語と国文学 102 ( 7 ) 2025.6
出雲仁多方言の複数接辞-raciが表す複数性：共通調査票を用いた調査の中間報告
平子達也
南山大学日本文化学科論集 ( 25 ) 2025.3
日本語アクセント史研究と歴史言語学 Invited
平子達也
歴史言語学 ( 12 ) 2024.12
出雲仁多方言における母音をめぐる音変化
言語研究 165 1 - 32 2024.1
『沖縄対話』における格助詞「ガ」と「ヌ」について
平子達也, 石河優香, 新美芽以, 小野坂桐
南山大学日本文化学科論集 ( 23 ) 21 - 33 2023.3
島根県雲南市木次町 Reviewed
平子達也, 小西いずみ
セリック・ケナン，木部暢子，五十嵐陽介，青井隼人，大島一（編）『日本の消滅危機言語・方言の文法記述』 151 - 214 2022.3
出雲方言アクセントの分布と歴史－－2拍名詞4類と5類のアクセントをめぐって
筑紫語学論叢Ⅲ--日本語の構造と変化 100 - 135 2021.3
尾張旧木曽川町方言の名詞アクセント資料
南山大学日本文化学科 論集 ( 20 ) 41 - 60 2020.3
木曽川方言文法概説
平子達也, 久保薗愛, 山口響史
「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」愛知県木曽川方言調査報告書 7 - 70 2019.3
平子達也, 桑畑遥, 渡部彩乃
駒澤国文 ( 56 ) 78 - 57 2019.2
比較方法と日本語諸方言の系統分析─ アクセント史研究の観点から ─ Invited Reviewed
平子 達也
歴史言語学 ( 7 ) 61 - 76 2018.12
島根県出雲市平田方言 Invited Reviewed
平子達也, 友定賢治
全国方言文法辞典資料集（4）活用体系（3） 77 - 86 2018.3
隠岐の島都万方言における動詞の活用−−活用形の整理と用例の提示 Invited
平子 達也
「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」島根県隠岐の島方言調査報告書 49 - 57 2018.3
平子 達也
駒澤国文 ( 55 ) 128 - 100 2018.2
On the Historical Position of the Gairin Type Accent Reviewed
( 94 ) 259 - 276 2017.9
平子 達也
實践國文学 91 ( 91 ) 320 - 278 2017.3
Accent data from the Shinshiro dialect in Aichi prefecture
Hirako Tatsuya
( 75 ) 1 - 28 2017.3
平子 達也
駒澤国文 ( 54 ) 132 - 111 2017.2
Two-pattern Accent of the Middle and Southern Part of Saga Prefecture
89 ( 89 ) 107 - 69 2016.3
出雲方言における格助詞「ガ」と「ノ」について Invited
平子 達也
消滅危機方言の調査・保存のための総合的研究 出雲方言調査報告書 69 - 77 2016.3
Accent of the Tamana Dialect in Kumamoto Prefecture
58 1 - 22 2016
Accentual Change in Notojima Japanese Reviewed
HIRAKO Tatsuya
Studies in the Japanese Language 11 ( 1 ) 18 - 35 2015.1
( 33 ) 197 - 228 2014
八丈語の古さと新しさ Invited
平子達也, トマ ペラール
消滅危機方言の調査・保存のための総合的研究 八丈方言調査報告書 47 - 67 2013.10
HIRAKO Tatsuya
Studies in the Japanese Language 9 ( 1 ) 1 - 15 2013.1
よくわかる日本語学
金水, 敏（ Role： Contributor日本語のアクセント（pp. 26-29），イントネーション（pp.30-31））
ミネルヴァ書房 2024.7 （ ISBN:9784623096206 ）
平子達也, 五十嵐陽介, トマ・ペラール（ Role： Joint author）
岩波書店 2024.3 （ ISBN:9784000256773 ）
Shimoji, Michinori（ Role： Contributor8 Izumo (Shimane, Western Japanese)）
Brill 2022.10 （ ISBN:9789004518889 ）
フィールドと文献からみる日琉諸語の系統と歴史 Reviewed
林由華, 衣畑智秀, 木部暢子（ Role： Contributor第3章「日本祖語について」と『日本祖語の再建』―その継承と発展のために―）
開拓社 2021.9
Debating the Origins of the Japanese Language: History and Outlook Reviewed
（ Role： Contributor）
2020.2 （ ISBN:4385365083 ）
明解方言学辞典
（ Role： Joint author）
三省堂 2019.4
Basics of Japanese Linguistics
（ Role： Contributor）
2019.2 （ ISBN:9784894769465 ）
Ryukyuan and premodern Japanese : toward the reconstruction of proto-Japanese-Ryukyua Reviewed
（ Role： Contributor）
2016.4 （ ISBN:9784874246924 ）
Preface Invited
Hirako Tatsuya, Matsuura Toshio
Journal of the Phonetic Society of Japan 28 ( 2 ) 36 - 37 2024.8
音韻（史的研究）（2020年・2021年における日本語学会の展望(2) ） Invited
平子達也
日本語の研究 19 ( 2 ) 114 - 121 2023.8
内的再建によって言語の歴史を再建する
平子達也
科学 93 ( 7 ) 626 - 627 2023.7
言語史研究における比較方法の位置づけ
平子達也
科学 93 ( 7 ) 604 - 611 2023.7
言語は変化する：音，語，文，意味レベルの言語変化
五十嵐陽介, 平子達也, トマ ペラール
科学 93 ( 7 ) 611 - 618 2023.7
コロナ禍における方言研究
社会言語科学 25 ( 1 ) 134 - 141 2022.9
山岡華菜子著『環大阪湾地域におけるアクセント変化の研究』 Invited
平子達也
日本語の研究 18 ( 2 ) 97 - 104 2022.8
丸山徹著『キリシタン世紀の言語学−−大航海時代の語学書−−』
平子達也
南山大学日本文化学科論集 ( 21 ) 37 - 43 2021.3
奥出雲のことばから「日本祖語」の姿を探る：伝統方言の記述と日本語の歴史 Invited
平子達也
FIELDPLUS 25 20 - 22 2021.1
《紹介》Sven Osterkamp Nicht-monosyllabische Phonogramme in Altjapanischen: Kritische Bestandsaufnahme, Auswertung und Systematisierung der Fälle vom Typ oñgana.
平子 達也
国語文字史の研究 ( 14 ) 1 - 19 2014.7
HIRAKO Tatsuya
Journal of the Phonetic Society of Japan 16 ( 1 ) 16 - 29 2012.4
岐阜県旧徳山村戸入方言の音声・音韻に関する共時的分析と通時的考察 Invited
平子達也
中部日本・日本語学研究会（第93回） 2024.7 中部日本・日本語学研究会
(Morpho-)phonology of Izumo-Nita Japanese: Synchronic analysis and diachronic changes Invited
Hirako, Tatsuya
2024 KASELL-PMCK Joint Conference 2024.6
日本語アクセント史研究と歴史言語学
平子達也
日本歴史言語学会2023年大会 公開シンポジウム「日本語の歴史的研究と歴史言語学 」 2023.12
石川県能登島諸方言のアクセントに関する史的考察： 語頭隆起後のアクセント変化を中心に Invited
平子達也
日本音韻論学会2023年度春期研究発表会 2023.6 日本音韻論学会
質問とコメント： 主に古代語と本土諸方言の視点から（ワークショップ 「日琉祖語再建に向けての新たな展望：琉球諸語の視点から」でのコメント）
平子達也
日本言語学会 第164回大会 2022.6
語彙史と比較言語学
第128回国語語彙史研究会 2022.4
アクセントの分布と機能からみた日本諸語の歴史
日本言語学会第163回大会ワークショップ「日本諸語の形成に関する総合的アプローチ ―大陸倭語・八丈型基層語・アクセントの分布と機能の 3 つの観点から―」 2021.11 日本言語学会
伝統方言の記述と比較方法
シンポジウム 「日琉諸方言系統論の展望」 2020.12 国立国語研究所
出雲方言の格と情報構造
国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」令和２年度第１回研究発表会「格・情報構造（本土諸方言）」 2020.6 国立国語研究所
Issues in Old Japanese morphophonology International conference
HIRAKO TATSUYA
Workshop on Morphosyntax and Language universal 2020.1
出雲方言と中央方言と日本祖語 Invited
平子 達也
京都大学言語学懇話会第111回例会 2019.12
On the accent of compound nouns in the Gairin type dialects International conference
HIRAKO TATSUYA
The 3rd EAJS (the European Association for Japanese Studies) Conference in Japan 2019.9 the European Association for Japanese Studies (EAJS)
出雲方言の音韻論：伝統方言の記述と比較方法 Invited
平子 達也
第114回九州大学言語学研究会 2019.8
総括にかえて Invited
平子 達也
国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」平成30年度第2回研究発表会「動詞・形容詞（本土方言）」 2019.3
ことばの多様性と普遍性について考える：日本語諸方言の研究から Invited
平子 達也
世田谷シニアスクール 第23回講演 2018.12
語彙とアクセントから見た出雲方言内部の地域差 Invited
平子 達也
まつえ市民大学サポーターの会自主企画講座 出雲弁シンポジウム 「出雲方言の探究と保存継承活動の活発化に向けて」 2018.12
出雲仁多方言の母音をめぐる音変化について
平子 達也
日本言語学会第 157 回大会 2018.11 日本言語学会
総括にかえて Invited
平子 達也
国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」 平成30年度第1回研究発表会「動詞・形容詞（琉球諸語）」 2018.6
愛知県旧木曽川町方言の格標示
平子 達也
第108回九州大学言語学研究会 2018.5
出雲方言の格標示について
平子 達也
第106回九州大学言語学研究会 2018.1
比較方法と日本語諸方言の系統分析 Invited
平子 達也
日本歴史言語学会第７回大会 公開シンポジウム『言語系統論の過去（これまで）と未来（これから）』 2017.12 日本歴史言語学会
アクセントから見た出雲方言内部の地域差－分布と歴史－
平子 達也
日本語学会2017年度春季大会 2017.5 日本語学会
「肩・種・汗・雨」と「息・舟・桶・鍋」がアクセント型で区別される日本語本土方言―佐賀県杵島方言と琉球語の比較
五十嵐陽介, 平子達也
日本音声学会第30回全国大会 2016.9 日本音声学会
「東西両アクセントの違いができるまで」再考―能登島諸方言のアクセントから― Invited
平子 達也
実践女子大学大学院 国文学専攻 前期研究発表会 2016.7
Issues on the Gairin type accent International conference
2016.7
日本語諸方言アクセントの史的研究と「比較方法」――服部四郎と金田一春彦の論争から――
平子 達也
国際日本文化研究センター共同研究会 「日本語の起源はどのように論じられてきたか－日本言語学史の光と影」 第2回共同研究会 2016.6
「日本祖語について」について
平子 達也
日本語学会2016年度春季大会 ワークショップ「「日本祖語について」を超えて」 2016.5
隠岐方言の特徴―合同調査の報告を兼ねて
平子 達也
市民講演会「隠岐の島方言のつどい」 2015.12
平安時代語アクセントの何が「弁別的」なのか
平子 達也
第257回筑紫日本語研究会 2014.12
アクセント変化における名詞と動詞の違い：能登島諸方言を例にして
平子 達也
日本歴史言語学会第４回大会 2014.11 日本歴史言語学会
佐賀県北方町周辺方言における3拍5類の対応がアクセントの歴史的研究に与える示唆
五十嵐陽介, 平子達也
日本言語学会第149回大会 2014.11 日本言語学会
古代日本語の音節構造をめぐる試論－中古語のアクセントを出発点として－
平子 達也
第64回西日本国語国文学会山口大会 2014.9 西日本国語国文学会
合同調査報告 出雲方言の特徴―アクセントを中心に―
平子 達也
出雲方言公開講座 / 国立国語研究所セミナー「出雲方言のつどい『出雲ことば再発見』」 2014.8
能登島諸方言におけるアクセントの変化－「東西両アクセントの違いができるまで」再論－
平子 達也
国立国語研究所言語対照研究系プロジェクト「日本列島と周辺諸言語の類型論的・比較歴史的研究」音韻再建班 平成26年度第1回研究発表会 2014.5
能登島諸方言のアクセントについて－「語頭の隆起」とその後－
平子 達也
京都大学言語学研究室 言語学懇話会第94回例会 2014.4
出雲市大社方言のアクセントと外輪式アクセントの史的位置づけ
平子 達也
第254回筑紫日本語研究会 2014.3
平安時代語アクセントに関する諸問題についての再検討
平子 達也
国立国語研究所言語対照研究系プロジェクト「日本列島と周辺言語の類型論的・比較歴史的研究」音韻再建班 平成25年度第二回研究発表会 2013.12
八丈語の古さと新しさ
平子 達也
合同シンポジウム文化庁事業「危機的な状況にある言語・方言の実態に関する調査研究」第7回八丈方言講座・国立国語研究所セミナー 八丈方言の昔と今―全国危機方言サミット（仮称）に向けて 2013.11
大分県杵築市（八坂）方言のアクセントに関する一報告
平子達也, 五十嵐陽介
第251回筑紫日本語研究会 2013.11
出雲市大社方言のアクセント：その成立過程に関する一試論
平子 達也
土曜ことばの会 2013.4
文献アクセント史上の助詞アクセントの変遷をめぐって International conference
国際ワークショップ「琉球諸語と古代日本語に関する比較言語学的研究」（京都大学全学経費「若手研究者による国際ワークショップ」） 2013.2
出雲市大社方言のアクセントとその日本語アクセント（研究）史上の位置づけ
平子 達也
国立国語研究所言語対照研究系プロジェクト「日本列島と周辺諸言語の類型論的・比較歴史的研究」音韻再建班 平成24年度第2回研究発表会 2012.12
石川県七尾市能登島島別所方言における句音調に関する考察
平子 達也
日本言語学会第145回大会 2012.11
Accentual Change in Noto-jima Japanese International conference
平子 達也
The 22nd Japanese Korean Linguistics conference 2012.10
八丈方言と古代日本語
平子 達也
国立国語研究所セミナー・第6回八丈方言講座『八丈・島ことば調査のつどい』 2012.9
能登島諸方言のアクセントについて
平子 達也
日本音声学会第324回研究例会 2012.3
Philological evidence on the historical status of falling tones in earlier Japanese International conference
平子 達也
the 20th international conference on historical linguistics 2011.7
ラムゼイ説再検証 : 京畿方言動詞テ型アクセントの通時的変化に関する考察から
平子 達也
日本語学会2011年度春季大会研究発表会 2011.5
二音節名詞４類５類と助詞のアクセント
平子 達也
ワークショップ「古代日本語と琉球諸語の研究」 2011.3
『日本書紀』音仮名を用いた上代語濁音についての考察
平子 達也
古代日本語音韻論ワークショップ 2009.10
The accent of Rusheng in Sino-Japanese International conference
平子 達也
Intenational Workshop on the history and reconstruction of Japanese accent 2009.9
第157回大会 大会発表賞
2019.6 日本言語学会 「出雲仁多方言の母音をめぐる音変化について」
平子 達也
第一回（2013年度）日本語学会論文賞
2014.10 日本語学会 「平安時代京都方言における下降調に関する試論―観智院本『類聚名義抄』に見られる平声軽点の粗雑な写しを手がかりにして―」
日琉諸語比較言語学研究の高度化―同源性接続型日琉諸語語彙データベース構築
Grant number：24K00070 2024.4 - 2028.3
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
五十嵐 陽介, セリック ケナン, 平子 達也, 松倉 昂平, 麻生 玲子
Grant amount：\17680000 （ Direct Cost: \13600000 、 Indirect Cost：\4080000 ）
日本語および琉球語の重起伏音調に関する実証的・理論的研究
Grant number：24K00068 2024.4 - 2028.3
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
窪薗 晴夫
Authorship：Coinvestigator(s)
Grant amount：\18460000 （ Direct Cost: \14200000 、 Indirect Cost：\4260000 ）
Construction and application of dictionaries for morphological analysis of Japanese dialects
Grant number：23H00007 2023.4 - 2027.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
Grant amount：\46930000 （ Direct Cost: \36100000 、 Indirect Cost：\10830000 ）
A typology of the number category and its formal encodings in Japanese and Ryukyuan
Grant number：23K25331 2023.4 - 2026.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
Grant amount：\9100000 （ Direct Cost: \7000000 、 Indirect Cost：\2100000 ）
A diachronic study of Ryukyuan languages and Kyushu dialects from descriptive and historical-comparative perspectives
Grant number：22H00007 2022.4 - 2025.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (A) Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
Grant amount：\42640000 （ Direct Cost: \32800000 、 Indirect Cost：\9840000 ）
日本語比較音韻論研究の新展開：東国系諸方言の調査研究から
Grant number：21K12990 2021.4 - 2026.3
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
平子 達也
Grant amount：\2210000 （ Direct Cost: \1700000 、 Indirect Cost：\510000 ）
本年度は当初の計画の通り，上代東国方言の研究と方言調査用調査票の整備を行なった。
上代東国方言の研究については，現在テキストの入力が完了した段階にとどまっている。方言調査用調査票については，平子自身のこれまでの研究に用いた語彙リストと五十嵐陽介氏作成の「日琉語類別語彙」（2019年5月17日版）とをもとにして，その試行版が完成した。2022年度は，これを用いた調査を静岡県旧井川村と岐阜県揖斐川町旧久瀬村とで行う予定である。あわせて，今後COVID-19の影響が長引き，十全に方言調査ができない場合に備えて，沖縄語の歴史的研究のための準備として『おもろさうし』を中心とする沖縄語に関する文献資料のデータベース構築に取り掛かった。
また，日本言語学会第163回大会ワークショップ「日本諸語の形成に関する総合的アプローチ ―大陸倭語・八丈型基層語・アクセントの分布と機能の 3 つの観点から―」において，「アクセントの分布と機能からみた日本諸語の歴史」と題した発表を行った。東北地方に分布する無アクセント方言の位置付けについて，比較言語学的観点から分析し，その諸特徴を「古形の保存」と見る見方に対して，必ずしもそうとは言えず，独立の変化による偶然の一致と解釈しうる蓋然性が大きいことを述べた。
愛知県尾張木曽川方言と東三河新城方言の文法記述のための基礎的研究
2021.4
公益財団法人シキシマ学術・文化振興財団 令和３年度 公益財団法人シキシマ学術・文化振興財団 研究助成
Authorship：Principal investigator
A preliminary study on marked nominative dialects of Japanese and Ryukyuan
Grant number：19H01255 2019.4 - 2023.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B) Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
Grant amount：\11440000 （ Direct Cost: \8800000 、 Indirect Cost：\2640000 ）
On the geographical variation of Izumo dialects
Grant number：17K13465 2017.4 - 2021.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists (B) Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
Hirako Tatsuya
Grant type：Competitive
The analysis of the accent data of the ten Izumo dialects enabled us to find that the accentual contrast between class 2.4 and 2.5 in Izumo-Taisha dialect may not go back to the proto language stage.
I also analyzed the sound correspondences between Izumo and Old-Central Japanese, and found that the "mid-vowel-raising", which have occurred in the Central Japanese, may not have occurred in Izumo dialect.
Reconstruction of the proto language of Japanese and Ryukyuan and phylogenetic trees based on comparative linguistic methods
Grant number：17H02332 2017.4 - 2021.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B) Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
Igarashi Yosuke
Grant amount：\17550000 （ Direct Cost: \13500000 、 Indirect Cost：\4050000 ）
Extensive data collection through fieldwork was conducted and made publicly available. Published materials include "JR-COGNATE," a list of cognates thought to date back to proto-Japonic, materials on accents of various dialects, and dialect dictionaries. Two symposiums on the reconstruction of proto-Japonic were held. These were groundbreaking symposiums in which the history of the various Japonic languages was discussed from multiple perspectives, including comparative linguistics, statistics, and anthropology. The results of the first symposium were published as a book. By analyzing the dialectal data collected by the project using a cladistic analysis method, we proposed a phylogenetic tree of the Japonic languages. This phylogenetic tree defines two monophyletic groups, the "Extended East Japanese branch" and the "South Japanese branch".
A study on Izumo dialects
Grant number：15H06596 2015.8 - 2017.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Research Activity Start-up Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
Hirako Tatsuya, Tomosada Kenji
Grant type：Competitive
Grant amount：\2730000 （ Direct Cost: \2100000 、 Indirect Cost：\630000 ）
This study dealt with a grammatical description of the Izumo dialects, and the geographical variation of these dialects. A major outcome of the project consists of accent data of the seven Izumo dialects. At the outset, this study aimed at providing a comprehensive description of one of the dialects in the Izumo area, but I later decided to focus on a more detailed description of the geographical variation. This is related to the change in my affiliation and corresponding busyness. Despite the shift in the focus of the research, the research project was successful, as it enhanced the description of the geographical variation of these dialects, which was one of the central aims of this research.
九州北部と出雲地域諸方言を中心とした外輪式アクセントの史的位置づけに関する研究
Grant number：14J03096 2014.4 - 2015.3
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
平子 達也
Grant amount：\1560000 （ Direct Cost: \1200000 、 Indirect Cost：\360000 ）
採用１年目の本年は，西南部九州二型アクセント諸方言の調査および出雲地域諸方言アクセントの調査を主に行った。
西南部九州二型アクセント諸方言の調査では，佐賀県の旧杵島郡・藤津郡の方言アクセントについて調査を行った。これは主に五十嵐陽介氏（広島大学）との共同研究であるが，この調査研究により，従来の西南部九州二型アクセントの歴史についての定説を覆す重要なデータを得られたことは大きな成果であった。この研究成果については，五十嵐陽介氏を第一発表者として，日本言語学会で口頭発表を行った。日本語アクセント史の専門家からも概ね我々の主張に対しての同意・支持を得ており，さらなる調査研究を進めることがのぞまれる。なお，その後，五十嵐陽介氏らとともに熊本県玉名市方言アクセントの調査も行った。玉名市方言アクセントにおいても上記の佐賀県旧杵島郡・藤津郡諸方言のアクセントと同様の現象が見られたことは特筆すべきことである。また，出雲地域諸方言についても複数回調査を行った．
成果の発表という点では，石川県能登島諸方言のアクセントに関して，合計二回の口頭発表を行い，そこでの議論を踏まえた上で執筆した論文が『日本語の研究』に掲載されたことが特筆される。また，大分県杵築市方言のアクセントのデータに若干の考察を添えた研究ノートが『京都大学言語学研究（KULR）』に採用された。また，文献資料を用いた平安時代語アクセントについても研究発表を複数回行った。
遺憾であるのは，文献調査などに時間を割いたために方言調査に予定よりも時間をかけることができなかったことと福岡市を中心とする筑前式アクセント諸方言の調査が十分にできなかったことである。特に筑前式アクセントの調査については調査協力者探しが上手くいかなかったことが主な原因である。
日本語アクセント史の再検討：文献資料と方言調査にもとづく動詞アクセントの研究から
Grant number：11J00992 2011 - 2013
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
平子 達也
Grant amount：\1900000 （ Direct Cost: \1900000 ）
本年度は, 博士論文の執筆に向けた準備を行うとともに, 年度後半には論文執筆を開始した。
能登島諸方言のアクセントについては, これまでの研究成果をまとめ, 島内の島別所方言アクセントの音韻論的記述と, その句レベルでの音調実現について報告するとともに, その歴史的な解釈について考察した論文を準備中である。本研究の中心課題である動詞活用形に見られるアクセントの形態音韻論的交替などから, 島別所方言アクセントの先史を再建した。
出雲市大社方言のアクセントについても, 引き続き調査を行った。特に本年度は複合語を中心とした長い単語のアクセントと, 一部の動詞活用形アクセントの調査を行った。
文献アクセントの面では, 平安時代京都方言のアクセント資料の入力が終わり, 現在そのデータベースを用いて平安時代京都方言アクセントの音韻論的分析を進めている段階である。特に, この方言におけるピッチの上がり目を弁別的なものとみるか否か, つまり, この方言におけるピッチの上がり目が, 早田輝洋氏の言うような, 低起式(語頭から低く, アクセントのある拍だけが高くなるもの)と低起上昇式(一拍・二拍語においては, 語頭一拍が拍内上昇となり, 三拍以上の語においては一拍目から二拍目にかけて上昇のあるもの)という式(語声調)の違いに関わるものなのか, それとも, 上野善道氏や川上蓁氏の言うような「昇り核(昇り契機)」によるものなのか, ということについて, 主に複合語アクセントと動詞活用形におけるアクセント交替という形態音韻論的な現象からこの問題について考察した。ただ, 複合語アクセントと動詞活用形のアクセントとで異なる結論が出たため, それをどのように解釈するかや理論的な問題など, なお課題は多い。
日本語諸方言の歴史言語学的研究
日本語諸方言の記述的研究と、文献資料を用いた古代日本語の研究とを土台にして、諸方言の共通の祖先である日本祖語を再建するとともに、日本祖語から諸方言への変化の過程を明らかにすることを課題としている。
従来、この方面の研究においては、方言研究では琉球諸方言、古代日本語の研究では上代日本語が中心的な役割を果たしてきたが、本土諸方言や中古以降の資料についてはあまり注目されてこなかった。本土諸方言及び中古以降の資料についての詳細な調査・研究が、従来の研究成果を見直し、日本語諸方言の歴史に関する新しい知見をもたらしうると考え、それらの研究に力を入れている。
日本語諸方言の記述言語学的研究
日本語諸方言の歴史言語学的研究の1つの基盤となる日本語諸方言の記述的研究に取り組んでいる。特に、それぞれの方言を１つの言語とみなし、その言語の体系と構造全体を捉えることを大事にしている。近年は、島根県出雲地方及び隠岐の島の諸方言や、愛知県尾張地方の方言の調査・研究を行なっている。また同時に、出雲・隠岐地方あるいは尾張・三河地方といった一定の地域的なまとまりにおける言語間の変異と変化についての研究も行っている。
伝統的な方言は、程度の差こそあれ、いずれも消滅の危機に瀕している。それらの調査・記述は、日本語諸方言の歴史言語学的研究のためだけでなく、地域文化の保存・継承にも関係する喫緊の課題である。また、調査・研究は地域の人々の協力なしには成立しない。可能な限りその成果を地域に還元することも重要な課題である。
奥出雲弁研究会顧問
2022.11
Historical linguistics
2024.8
奥出雲弁研究会顧問
奥出雲弁研究会 2022.11
