研究者詳細

研究発表
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年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2023  「留学生はどのような感情作業をしているのか―インタビューの質的分析によるカテゴリー生成―」  共同  2023/9/23 
日本人間性心理学会第42回大会  , 日本人間性心理学会  , 日本人間性心理学会第42回大会発表論文集   

概要(Abstract)  本研究では、大学に留学している外国人留学生に対して行ったインタビュー内容を質的に分析し、カテゴリー生成をすることによって、外国人留学生が大学時代に習得する感情作業を解明する。そのため、日本の大学に留学している外国人留学生6名に対し、日本での生活を通して経験している対人関係及び感情作業について、半構造化面接を実施した。
 録音されたインタビュー・データを逐語禄にし、語られた内容を「感情作業」の実際に関するものと、その感情作業を「学習した過程」に二分した。「感情作業」について、感情作業を行う際の「認知」の内容と、「他者に向かって行われる感情作業」、「自己内で行われる感情管理」の3つに分類し、それぞれの領域について、修正版グラウンデッドセオリー・アプローチ(M-GTA)を用いてカテゴリー生成を行った。そのうち、感情作業を行う際の「認知」の内容と、「他者に向かって行われる感情作業」のカテゴリー生成に関する結果をポスター発表にて報告した。 

備考(Remarks)  

2021  「自己の内面で行われる感情労働の実態―インタビューの質的研究によるカテゴリー生成―」  共同  2021/08/28 
日本人間性心理学会第40回大会  , 日本人間性心理学会  , 『日本人間性心理学会第40回大会 大会プログラム』  , p.52   

概要(Abstract)  本研究は、従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、感情労働が想定されていない職種に就いている労働者に対してもインタビューを行い、その語りを質的に分析し、カテゴリー生成を通じて感情労働の実態を明らかにする。具体的に、生成されたカテゴリーには、「他者に向けて行われる感情労働」と「自己内における感情労働」の2つの領域が見出された。特に、本発表では「自己内における感情労働」における24個の概念および10個のサブカテゴリーと4個のカテゴリーが生成されたことを報告した。そして、感情労働は具体的な言動として現れるだけのものではなく、内面において自身の感情を「抑制・統制・処理」していること、また自身の感情や行為は「自覚」される場合とそうでない場合があることを示し、労働者の心の健康維持や促進、職場適応において、表面化された行為だけでなく、内面への視点や配慮の必要性を示唆した。 

備考(Remarks) オンライン開催 

2020  「質的研究からみる感情労働と影響要因の概観」  共同  2020/09/06 
日本コミュニティ心理学会第23回大会  , 日本コミュニティ心理学会  , 『日本コミュニティ心理学会第23回大会発表論文集』  , pp.70-71   

概要(Abstract)  本研究は、従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、技能職でありながらある程度の感情労働が想定される職種、感情労働が想定されていない職種の3カテゴリーに属する労働者にインタビューを行い、感情労働が生起するプロセスを把握することを目標とする。本発表ではこのプロセスのうち感情労働を引き起こす要因に焦点を当てた。そして、感情労働に影響を及ぼす要因には、人々との感情労働に直接影響を及ぼす1次的影響要因と、感情労働を生起させる要因に影響し、間接的に感情労働に影響を及ぼす2次的影響要因が存在することを明らかにし、その詳細について報告した。 

備考(Remarks) 共同発表者:大塚弥生、山口和代 

2019  「感情労働化する社会における感情労働の特徴とその効果」  共同  2019/11/17 
経営行動科学学会第22回年次大会  , 経営行動科学学会  , 経営行動科学学会第22回年次大会発表論文集  , pp.254-261   

概要(Abstract)  本報告では、社会における感情労働化を検証するため、多様な業界における職種の感情労働の程度と、その感情労働が人々にもたらしているものを明らかにする。具体的には、先行研究にて感情労働の要請が高いとされてきたサービス業を、ホスピタリティの提供を主とする対人サービス職と、技能の提供を主とする技能系サービス職に分ける。さらに、感情労働の要請が認識されてこなかった職種にも焦点を当て、各職種で働く人々を対象に質問紙調査を実施、各職種に見られる感情労働の特徴とその感情労働がもたらす効果についてポジティブおよびネガティブの両側面から検証し、報告した。 

備考(Remarks)  

2019  「労働者はどのような感情労働をしているのか―インタビューの質的研究によるカテゴリー生成―」  共同  2019/09/22 
日本人間性心理学会第38回大会  , 日本人間性心理学会  , 『日本人間性心理学会第38回大会 大会プログラム』  , p.72   

概要(Abstract)  本研究は、従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、感情労働が想定されていない職種に就いている労働者に対してもインタビューを行い、その語りを質的に分析し、カテゴリー生成を通じて感情労働の実態を明らかにする。具体的に、生成されたカテゴリーには、「他者に向けて行われる感情労働」と「自己内における感情労働」の2つの領域が見出された。「他者に向けて行われる感情労働」では、38の概念が抽出され、12のサブカテゴリーと3つのカテゴリーが生成された。「自己内における感情労働」では、24の概念が抽出され、8つのサブカテゴリーと4つのカテゴリーが生成された。この結果を報告すると共に、感情労働における多様な様相と感情労働が行われているメカニズムは層化的構造を成していることを報告した。 

備考(Remarks)  

2007  企業におけるメンタリング・プログラム−介入研究を例として−  共同  2007/07/01 
日本コミュニティ心理学会 第10回大会  , 日本コミュニティ心理学会   

概要(Abstract)  メンタリング・プログラムによるコミュニティ再生の可能性を探るために、企業の視点から職場のコミュニケーションの改善とプログラムの関係性について、ある企業の事例を紹介しつつ、その効果を検証し、職場のコミュニティの再構築におけるメンタリングの活用可能性を議論した。 

備考(Remarks) 自主ミニシンポジウム「メンタリング・プログラムによるコミュニティ再生の可能性を探る」 

2006  企業の人材開発とメンタリング・プログラム-全社・3層メンタリング・プログラムの事例-  共同  2007/03/17 
経営行動科学学会中部部会 第1回ワークショップ  , 経営行動科学学会   

概要(Abstract) メンタリング・プログラムは教育、病院、企業などの多領域において活用が試みられているが、本報告ではビジネス領域に焦点を当て、企業の人材開発におけるメンタリングの制度的活用の可能性を報告した。具体的には、企業におけるメンタリング・プログラムの一般的な知見について触れた上で、全社・3層メンタリング・プログラムの事例に基づきその運用手法と評価を紹介し、プログラムの可能性について論じた。 

備考(Remarks) ワークショップタイトル「「メンタリング・プログラムの現在と未来−実践・理論・歴史のレビューとその展望−」 

2006  メンタリング・プログラムの全社的活用−A社の事例を通じて−  共同  2006/11/12 
経営行動科学学会第9回年次大会  , 経営行動科学学会  , p.270-p.273   

概要(Abstract) 日本企業としては全社的にメンタリング・プログラムを導入し、活用する試みは希少であり、その試みをしているA社の事例研究である。具体的には、A社におけるメンタリング・プログラムの概要(背景・目的、フレームワーク、プロセスなど)を通じてプログラム開発の展望ついて報告した。 

備考(Remarks)  

2005  新入社員の心理的側面から見るメンタリング・プログラムの効果評価  単独  2005/11/12 
経営行動科学学会第8回年次大会  , 経営行動科学学会  , p.278-p.285   

概要(Abstract) メンタリングの制度的活用の有効性の根拠を示す一研究として、新入社員教育として活用されたA社のメンタリング・プログラムの効果を検証した。具体的には、従来の情報提供型支援の評価基準である知識やスキルの習得度からではなく、プログラム期間中に新入社員が享受したメンタリング行動と精神健康、職務満足、組織コミットメントの3つの心理的側面から把握する効果変数との関係を検証し、プログラムの効果評価を実施した。 

備考(Remarks)  

2004  「メンタリングによる次世代育成の現状と可能性」  単独  2005/03/07 
経営行動科学学会ワークショップ  , 経営行動科学学会   

概要(Abstract)  メンタリングによる次世代育成支援のあり方について、経営組織における若年労働者のためのメンタリング・プログラムと、社会における青少年の健全育成を目的としたメンタリング・プログラムの事例を紹介し、その可能性と問題点から話題を提供した。 

備考(Remarks) ワークショップタイトル「次世代育成支援法時代の働き方―改善のための課題と方策―」 

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