27 件中 1 - 10 件目
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 「3つの職種における感情労働に影響を及ぼす要因に関する研究 | 共著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第38巻第3号 , pp.355-379 , 2024/03/30 | |||
概要(Abstract) 感情労働化が進む社会では、従来の感情労働職のみならず、あらゆる職種において感情労働に携わる機会が増えている。そこで本稿では、多様な職種で働く人々がなぜ感情労働に従事しているのか、人々は顧客のためではなく、社会や組織からの要請に応えるためだけに感情労働に従事しているのではないかという疑問への答えを探究するため、感情労働への影響要因と職種との関係を明らかにする。具体的には、感情労働研究にて感情労働職と位置づけられてきたサービス業をホスピタリティの提供を主とする対人サービス職と、技能の提供を主とする技能サービス職に分けると共に、感情労働が要請されていないと位置づけられてきた非サービス職にも焦点を当てる。この3つの職種で働く人々が携わる感情労働に対し、社会や組織からの外的要因、各個人の職務上の経験や姿勢、パーソナリティといった個人的要因が及ぼす影響の差について、質問紙調査から得られた定量データをもとに検証を進める。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 「感情労働化する社会における感情労働の特徴とその効果」 | 共著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第37巻第3号 , pp.283-305 , 2023/03/30 | |||
概要(Abstract) 本稿では、感情労働化する社会を検証するため、多様な業界における職種で働く人々が従事する感情労働の程度と、その感情労働に従事することによりもたらされる効果について明らかにする。具体的には、先行研究にて感情労働の要請が高いとされてきたサービス業を、ホスピタリティの提供を主とする対人サービス職と、技能の提供を主とする技能系サービス職に分ける。さらに、感情労働の要請が認識されてこなかった職種にも焦点を当て、各職種で働く人々を対象に質問紙調査を実施、各職種に見られる感情労働の特徴とその感情労働がもたらす効果についてポジティブおよびネガティブの両側面から検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 「働く人をめぐる感情労働とその影響要因(2)―インタビューの質的分析によるカテゴリー生成―」 | 共著 | |
『アカデミア人文・自然科学編』 , 南山大学 , 第24号 , pp.93-115 , 2022/06/30 | |||
概要(Abstract)
これまで日本社会で大切にされてきた「おもてなし」は、行為を行う側と受ける側が対等な立場でお互いを気遣うことから行われるものであった。だが、近年、もてなされる側だけが重視され、お客様に対するサービスという面だけが強調され、これまで以上に感情労働的な業務が課せられることが多くなっている。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 「感情労働に伴う自己内の感情管理に関する研究―人は感情労働を通じてどのように感情を管理しているのか―」 | 共著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第36巻第3号 , pp.319-341 , 2022/03/30 | |||
概要(Abstract)
本稿では,「感情労働化する社会」を検証する研究の1つとして,人々が感情労働に従事した際に自己の内面で経験する感情にどのように向き合い,扱っているのかについて明らかにしていく。具体的には,一般に感情労働職と見做されてきた業務に従事する人々に限らず,本来,感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」と見做されてきた技能職や事務職など多様な職種で働く人々を対象とし,彼らが従事する感情労働に伴い個人内で行われる感情管理について検証する。さらに,他者に向けた感情労働と自己内で行う感情管理との関係についても検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 「働く人をめぐる感情労働とその影響要因(1)―インタビューの質的分析によるカテゴリー生成―」 | 共著 | |
『アカデミア人文・自然科学編』 , 南山大学 , 第22号 , pp.131-146 , 2021/06/30 | |||
概要(Abstract) 本稿では,これまで感情労働職と見做されてきた業務に限らず,本来,感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」と見做されてきた技能職や事務職といった業務に従事する人々が,どのような思いで,なぜ感情労働に携わっているのか,すなわち,感情労働を引き起こす要因にどのようなものがあるかを明らかにしていく。本来の感情労働職に属する人々のみならず,属さないと見做されてきた職種に従事する人々に対しインタビュー調査を実施し,質的分析によるカテゴリー生成の結果,[概念]は93個,〈サブカテゴリー〉は24個,【カテゴリー】は7個が生成された。それらの関係性を検討した結果,カテゴリーは大きく2つ,すなわち,応対業務(=感情労働)に直接影響する1次的影響要因と,1次的影響要因に影響を与える2次的影響要因に識別された。したがって,感情労働には複数の影響要因が絡みあっており,直接に影響を及ぼす要因のみならず,副次的に影響を及ぼす要因との関係性の中でそのプロセスを詳細に解明することが必要だと考える。本稿では,まず,1次的影響要因について報告する。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 「感情労働をめぐる影響要因の概観に関する研究―人はなぜ感情労働に従事するのか―」 | 共著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第35巻第3号 , pp.319-343 , 2021/03/30 | |||
概要(Abstract) 本稿では,感情労働化する社会において,一般的に感情労働職と見做されてきた業務に従事する人々に限らず,本来,感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」と見做されてきた技能職や事務職に従事する人々が,なぜ感情労働に従事せざるを得なくなっているのか,またどのような思いで感情労働に携わっているのかを明らかにしていく。具体的には,感情労働職を対象に実施されてきた感情労働に対する影響要因に関する先行研究をレビューする。その上で,本来の感情労働職に属する人々のみならず,属さない職種に勤める人々に対しインタビュー調査を実施し,職種を問わず人々が従事している感情労働への影響要因の概観を明らかにし,感情労働化する社会の起因を考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 「感情労働化する社会における感情労働の実態―感情労働に従事しているのは誰なのか―」 | 共著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第34巻第3号 , pp.225-243 , 2020/03/30 | |||
概要(Abstract) 本稿では,ある特定の職種で働く人々のみが感情労働をする社会から,職種に関わらず,働く人々が感情労働に携わらなくてはならない社会へと変わりつつある実態について明らかにしていく。そのため,感情労働の提唱者であるHochschild(1983)に立ち返り,本来,感情労働はどのように捉えられてきたのかについて先行研究をレビューする。その上で,一般的に感情労働職と見做されてきた業務に従事する人々に限らず,本来,感情労働に従事する必要性が「少ない」もしくは「ない」と見做されてきた技能職や事務職に従事する人々を調査対象とした。これらの対象者に対し感情労働の現状に関するインタビュー調査を用い,職種を問わず人々が従事している感情労働の実態,すなわち,感情労働化する社会の実態について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 「働く人をめぐる感情労働の様相―インタビューの質的分析によるカテゴリー生成―」 | 共著 | |
『アカデミア 人文・自然科学編』 , 南山大学 , 第19号 , pp.45-63 , 2020/01/31 | |||
概要(Abstract) 労働者の感情労働の実態を明らかにするために、従来の感情労働が極めて高く想定される職種のみならず、技能職でありながらある程度の感情労働が想定される職種、感情労働が想定されていない職種の3職種に属する労働者に対してインタビューを行った。質的分析によるカテゴリー生成の結果、感情労働には、「他者に向けて行われる」表面化した行動と、「自己の内面で行われる」表面化しない行動の2面があることが確認されたが、本稿では、「他者に向けて行われる」表面化した感情労働の様相に焦点を当て報告する。「他者に向けて行われる」表面化した感情労働の概念は38個、サブカテゴリーは12個、カテゴリーは3個であった。これらのカテゴリーは質的に異なる様相を示しているため、生成された各概念、サブカテゴリー、カテゴリーの内容について精緻化し考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 「感情労働により生じる効果に関する考察―感情労働により人は何を得るのか―」 | 単著 | |
『南山経営研究』 , 南山大学経営学会 , 第33巻第3号 , pp.453-474 , 2019/03/30 | |||
概要(Abstract) 本論文では,感情労働に従事することにより,人々は何を得るのか、すなわち、どのような感情や状況に直面するのかについて論じていく。具体的には,まず感情労働がもたらす効果に関する先行研究をレビューし,感情労働をめぐる知見を整理する。その結果を踏まえ,一般的に感情労働職とみなされてきた業務に従事する人々に限らず,本来,感情労働に従事する必要性は「少ない」もしくは「ない」と見なされてきた技能職や事務職に従事する人々に対しても感情労働の現状についてインタビュー調査を実施し,感情労働により人々はどのような影響を受けているのかについて検証していく。その調査結果を踏まえ,多様な職種における感情労働がもたらす効果に関する研究の方向性を考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 「メンタリング・プログラムにおけるストレスマ・ネジメントとしての可能性に関する考察ーA社のメンタリング・プログラムの効果評価をもとにー」 | 単著 | |
『慶応経営論集』 , 慶應義塾経営管理学会 , 第34巻 第1号 , pp.131-154 , 2017/01/31 | |||
概要(Abstract)
本論文の目的は,ストレス・マネジメントとしてのメンタリング・プログラムの効果を検証し,その可能性を考察することである。そのため,まずは先行研究よりストレス・マネジメントとしてのメンタリング・プログラムの利点と問題点をレビューした。次に,新潟県に本社を置く中堅メーカー・グループA社で導入されたメンタリング・プログラムを対象とし,プログラム参加者の精神健康をストレス反応からのみだけではなく,ストレッサーの視点からも測定し,メンタリング・プログラムの効果を検証する。 |
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備考(Remarks) |
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