氏名 Name |
石原 美奈子 ( イシハラ ミナコ , ISHIHARA Minako ) |
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所属 Organization |
人文学部人類文化学科 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
文化人類学,北東アフリカ地域研究 |
学会活動 Academic societies |
日本文化人類学(民族学)会会員(1992.7〜現在に至る) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (30)
著書数 books (11) 学術論文数 articles (19) |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース | 博士課程 | 1998年01月 | 単位取得満期退学 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 博士(学術) | エチオピアのムスリム聖者崇拝ーティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルと西部オロモ社会ー | 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学課程 | 2009年12月 |
修士 | 学術修士 | 東京大学大学院 | 1992年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 北東アフリカにおけるイスラームとエスノナショナリズム |
概要(Abstract) 現代の北東アフリカの政治動向を左右する重要な要素となっているイスラームとエスノナショナリズムをめぐる社会現象や政治問題について,行為者の視点を重視しながら考察する。 |
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短期研究 | エチオピアのオロモ民族のイスラーム化 |
概要(Abstract) エチオピアのオロモ民族の段階的なイスラーム化のプロセスに関し,ムスリム宗教指導者と商人の相互関係の側面からアプローチし,イスラーム復興主義とオロモ民族主義との関連について考察する。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2021 | 宗教遺産テクスト学の創成 | 共著 | |
勉誠出版 , B5 , 698 , 2022年3月30日 | |||
概要(Abstract) 木俣元一・近本謙介編。石原執筆担当部分は「聖性の遺産化をめぐる政治力学の理解に向けて――エチオピアのイスラーム聖者崇敬複合の事例――」(pp.493-511)。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 愛と共生のイスラーム―現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝ー | 編著 | |
春風社 , A5 , 550p. , 2021年3月25日 | |||
概要(Abstract) 全10章構成のうち、第9章(松波康男著)、第10章(吉田早悠里著)以外は、石原が担当した。1992年以来、30年近くにわたり、エチオピア西部で調査を続けてきた成果である。西アフリカ出身のティジャーニー教団導師アルファキー・アフマド・ウマルが、どのようにエチオピアにやってきて、どのように受入れられたのか、そして死後どのようにそのカリスマ性が西オロモ社会のなかで存続したのか、について描き出した民族誌である。大学院人間文化研究科博士前期課程出身の松波・吉田両氏の調査成果である第9・10章は、近年の変わりゆく状況を見事に捉えている。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 『東方キリスト教諸教会―研究案内と基礎データ―』 | 共著 | |
明石書店 , A5 , 605p. , 2017年8月 | |||
概要(Abstract) 東方キリスト教諸教会の研究動向と基礎データを載せている。三代川寛子編。「第3章 エチオピア正教会 3 国家を支える宗教」pp. 161-172(12p.)を担当した。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 現代エチオピアの女たち | 編著 | |
明石書店 , A5 , 302p. , 2017/02/28 | |||
概要(Abstract)
本書は20世紀以降のエチオピアの、とりわけ農村部の女性たちに焦点をあて、政治経済的変動のなか、女性たちがいかに家族・村・郡、そして国家と交渉しながら立ち位置を定め、社会変化のアクターになってきたかについて、アムハラ・オロモ・ティグライ・ホールなど、エチオピアを構成する様々な民族の社会で現地調査を実施してきた日本人研究者たちが切り取ってきた事例を通して実証的に検討している論文集である。石原の担当箇所は以下のとおりである。 |
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備考(Remarks) |
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2013 | せめぎあう宗教と国家ーエチオピア 神々の相克と共生ー | 編著 | |
風響社 , A5 , 436. , 2014/02/20 | |||
概要(Abstract) エチオピアの多様な宗教のあり方について、多民族国家の成立過程と個別民族・地域の民族誌的記述を通して描き出している。全9章構成で石原は「序」(pp.1-13)、「第一章 国家を支える宗教ーエチオピア正教会」(pp.23-87)、「第二章 国家に抗う宗教ーイスラーム」(pp.89-156)を担当した。 |
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備考(Remarks) 本書の刊行は平成25年度科研費補助金(研究成果促進費)によるものである。 |
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2013 | Muslim Ethiopia: The Christian Legacy, Identity Politics, and Islamic Reformism | 共著 | |
Palgrave Macmillan , A5 , 267p. , 2013/4 | |||
概要(Abstract) Ch.4 'The Formation of Trans-Religious Pilgrimage Centers in Southeast Ethiopia: Sitti Mumina and the Faraqasa Connection'(pp.91-114)を担当。2010年ノルウェーのベルゲン大学で開かれたワークショップの成果がもとになって出版物となった。石原はエチオピア南東部にみられるムスリム女性聖者スィッティ・ムーミナに関連する聖地群がキリスト教徒・ムスリムにとって共有の聖地とされている実態とその歴史的根拠について報告している。 |
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備考(Remarks) |
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2011 | Research in Ethiopian Studies, Selected papers of the 16th International Conference of Ethiopian Studies, Trondheim July 2007 | 共著 | |
Harrassowitz Verlag , B5 , 590 , 2011/08 | |||
概要(Abstract) 論文'Spirit Possession and Pilgrimage: The Formation and Configuration of the Tijjani Cult in Western Oromoland'(pp.248‐259)は単著。'On the Filming of "Pilrimage to Ya'a"'(pp.260-274)はYasuo Matsunamiと共著。 |
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備考(Remarks) 2007年にトロンハイムで開催された第16回国際エチオピア学会で発表され、選抜された研究(46本)の論文集。 |
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2008 | 社会変動と宗教の<再選択>:ポスト・コロニアル期の人類学研究 | 共著 | |
風響社 , A5 , 300pp. , 2009/03 | |||
概要(Abstract) ムスリム精霊を憑依させるキリスト教徒の霊媒師と出会い、キリスト教とイスラームが共存し得る背景にムスリム聖者モーミナを崇敬対象とするカルトとの関連を見出す。そしてこの女性聖者モーミナを対象とする崇敬カルトが、キリスト教を根幹とする近代国家としてエチオピア帝国が形成される過程でイスラームとの共存の道を模索する政治・社会的葛藤の時代の産物であることを明らかにした。 |
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備考(Remarks) 本書は南山大学人類学研究叢書で宮沢千尋編である。8編の論文の内、石原は「近代エチオピア国家形成と異教『共存』−皇帝・霊媒師・踊る精霊たち−」(pp.137−175)を執筆。 |
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2007 | 朝倉世界地理講座第11巻 アフリカI | 共著 | |
朝倉書店 , 未設定 , 2007/04 | |||
概要(Abstract) アフリカの宗教に関する総論。アフリカの伝統的な霊魂観・世界観およびキリスト教とイスラームの導入と社会変容、近代化・グローバル化と宗教への影響、の3部分に分けて記述した。 |
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備考(Remarks) 第三章 人々と暮らし 第3節 アフリカの宗教と社会 (pp133-146) |
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2005 | 人間の安全保障の射程ーアフリカにおける課題ー | 共編著 | |
アジア経済研究所 , A5 , 57pp , 2006/02 | |||
概要(Abstract) 人間の安全保障委員会は報告書第三章「移動する人々」において、貧困や紛争から逃れるために非自発的に移動を余儀なくされた人々が、人間の安全保障を脅かされる危険性がある、と指摘している。ここには国内の開発事業により「自発的に移動する」とされた人々が陥る危険性を汲み取って保護責任を問う視点が欠落している。本論文は、2003年エチオピア政府が着手した「自発的再定住プログラム」が、どのような歴史的背景のもとで、いかなる政策に基づいて策定されたのかについて記した上で、再定住サイトでの調査をもとに、同プログラムがどのような問題点を抱えているかについて検討している。 |
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備考(Remarks) 第5章 「移動する人々」の安全保障ーエチオピアの自発的再定住プログラムの事例ー |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2019 | Contextualising Books Among the Muslim Oromo in Southwestern Ethiopia: Prospects for Future Research | 単著 | |
AFRICAN RESEARCH AND DOCUMENTATION , No.135 , 117-131 , 2019/12 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | A Muslim Holywoman in a Christian Empire: Textual Analysis of the Hagiography of Sitti Mumina | 単著 | |
Sophia Journal of Asian, African, and Middle Eastern Studies , 上智大学アジア文化研究所 , No.36 , pp.109-130 , 2018/12/27 | |||
概要(Abstract) 【特集】「現代エチオピアにおける女性の諸相」の一部をなす。本特集は『現代エチオピアの女たち』(石原美奈子編著)をもとにしており、本稿は同著で筆者が担当した「第6章 キリスト教国家とムスリム聖女」に一部変更を加えながら英訳したものである。19世紀末~20世紀前半のエチオピア帝国形成期にムスリム聖者として数多くの支持者を集めるようになったスィティ・ムーミナの人生を、聖者伝から読み解く試みである。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | “Change in the Significance of Affiliation to Ṭarīqa The Case of Tiǧāniyya in and around Ǧimma” | 単著 | |
AETHIOPICA, International Journal of Ethiopian and Eritrean Studies , No.19 , pp. 149-164 , 2017年6月 | |||
概要(Abstract) スーフィー組織(タリーカ)の重要性は、社会情勢とともに変化している。エチオピア南西部のジンマ地方を事例に、おもにティジャーニーヤというスーフィー組織の社会的位置づけの変化について述べている。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | The Role of Women in Tijaniya: From Three Oromo Religious Centers in Western Ethiopia | 単著 | |
Annales d’Ethiopie , Centre francais des etudes ethiopiennes , Vol. 30-2015 , 21-43 , 2017/02 | |||
概要(Abstract) 本論文は、エチオピア西部のムスリム・オロモ社会においてもっとも広く支持者を抱えるティジャーニーヤと呼ばれるスーフィー組織における女性の役割について、ティジャーニー導師として有名なAl-Faki Ahmad Umar(1953年没)に縁がある3つの地域の比較を行っている。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 政治化される「共生」ーエチオピアにおける宗教対立をめぐってー | 単著 | |
人類学研究所論集 , 南山大学人類学研究所 , 第3号 , pp.116-150 , 2016/03/31 | |||
概要(Abstract) エチオピアはキリスト教徒とムスリムが平和的に共存する国と言われてきた。だがこの「共存」は常に不安定なもので、相互の対立・衝突が起きると想起されるイデオロギーでもあった。本論文では、2000年以降にエチオピア各地で連続的に起きた一部のムスリムによるキリスト教徒あるいはキリスト教関連施設への襲撃に対して、政府が「共存」を旗印にとった政策・方針について考察・検討するものである。 |
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備考(Remarks) |
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2012 | コーヒーの意味と価値の変容ーエチオピア南西部の事例ー | 単著 | |
人類学研究所研究論集 , 南山大学人類学研究所 , 第1号 , pp.150-180 , 2013/03 | |||
概要(Abstract) エチオピアはアラビカ種コーヒーの発祥地であり、いまやコーヒーを飲む慣習はエチオピアの国民文化と化している。だがコーヒーを飲む慣習の拡がりは20世紀に入ってからである。本論文は、コーヒー発祥地とされている南西部において、どのようにコーヒーの意味や価値が変化したのかについて論じている。 |
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備考(Remarks) |
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2009 | Beyond Authenticity: Diverse Images of Muslim Awliya in Ethiopia | 単著 | |
African Study Monographs , Kyoto University ASAFAS , Suppl. no.41 , 81-89 , 2010/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 2008年9月エチオピアのハラル市で行われた国際ワークショップで発表した論文を加筆修正したものである。エチオピアにおける聖者の人生史を収集・調査した筆者の経験から、そこで出会うさまざまな情報源を、一部の情報源を取捨選択的に優先することなく受け入れることの重要性とその方法について論じた。 |
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2009 | エチオピアのムスリム聖者崇拝−ティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルと西部オロモ社会− | 単著 | |
博士論文 | |||
概要(Abstract) 20世紀初頭にエチオピアにやってきた西アフリカのボルノ出身のティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルは、西部オロモ社会に受け入れられ、1953年に没した後も西部オロモの人々から崇敬の対象とされている。本論文は、前半がアルファキー・アフマド・ウマルの人生誌、後半がその死後、現在にいたるまで西部オロモ社会で発達してきたアルファキー・アフマド・ウマルを対象とする崇敬の諸慣行をとりあげている。 |
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備考(Remarks) |
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2006 | エチオピア帝国への包摂と地方の形成ー旧ギベ5王国の事例を通してー | 単著 | |
京都大学大学院人間・環境研究科 , 72-96(25p.) , 2006/3/26 | |||
概要(Abstract) 19世紀エチオピア南西部のギベ川流域に形成された5つのオロモのイスラーム王国は19世紀末エチオピア帝国に征服された。本論文は、その過程およびその後1936−41年イタリアの植民地支配を受けるなかで旧5王国の政治関係がどのように変動したか、考察するものである。 |
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備考(Remarks) 福井勝義編著『抵抗と紛争の史的アプローチーエチオピア 国民国家の形成過程における集団の生存戦略ー』第四章 |
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2006 | The Religious Roles of the Naggaadie in the Historical Gibe Oromo Kingdoms. | 単著 | |
Siegbert Uhlig(ed) Proceedings of the 15th International Conference of Ethiopian Studies , Harrassowitz Verlag , 9 , 2006/10 | |||
概要(Abstract) 19世紀エチオピア南西部のギベ川支流域に成立した5つのオロモ王国へのイスラームの導入に貢献したのは「ナッガーディエ(商人)」と呼ばれる人々である。現在は、オロモの農民と同化しているが、その祖先は北部高地から交易商人として移住してきた人々である。ナッガーディエは、他のオロモ農民が知らないジャコウネコの飼育方法など知っている。 |
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備考(Remarks) 2003年ハンブルグにおいて開催された第15回国際エチオピア学会で口頭発表した論文が査読の結果選抜されて掲載された論文。 |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2024 | エチオピアの歴史を変えた女たちの肖像 | 翻訳 | 共訳 |
ぎょうせい , 119 , 2024年5月10日 | |||
概要(Abstract) エチオピア人歴史学者Tekeste Negashとスウェーデン人タペストリー作家ベリット・サフルストロームによる「Woven」を上智大学眞城百華とともに翻訳した。全5章のうち1~3章を石原が担当した。 |
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備考(Remarks) |
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2023 | 「眞城百華『エチオピア帝国再編と反乱(ワヤネ)―農民による帝国支配への挑戦』(春風社)」 | 書評 | 単著 |
『アフリカ研究』 , 103号 , pp.61-63 , 2023年5月31日 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | イスラーム文化事典 | 辞書・事典 | 共著 |
丸善出版 , 720p. , 2023/01/31 | |||
概要(Abstract) 八木久美子ほか202名、執筆担当部分は「ジェンダー(エチオピア)」(pp.258-259)、「政治とイスラーム(エチオピア)」(pp. 644-645)。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 「書籍化への原動力の源は」 | 寄稿 | 単著 |
『わたしの学術書』 , 春風社 , 421-430 , 2022年4月15日 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 宮脇幸生編『国家支配と民衆の力ーエチオピアにおける国家・NGO・草の根社会』大阪公立大学共同出版会、2018年、276頁 | 書評 | 単著 |
アフリカ研究 , 日本アフリカ学会 , No.98 , pp.53-56 , 2020 | |||
概要(Abstract)
2009年に制定された「慈善団体および市民団体に関する布告(CSO法)」は、NGOの活動を規制する法律として、その影響について注目が集まっている。本書はCSO法の影響が、様々な分野で活動を展開するNGOにどのようにみられるのかについて、エチオピア各地をフィールドとして調査研究を実施してきた人類学者たちの調査をもとに考察分析した成果である。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 『反政治機械』(ジェームズ・ファーガソン著) | 翻訳 | 共訳 |
水声社 , 464頁 , 2020/03/25 | |||
概要(Abstract) James Ferguson著Anti-Politics Machine(1990)の邦訳である。松浦由美子・吉田早悠里と3人の共訳である。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | アフリカのムスリム人口増大と社会変動ーエチオピアを中心にー | 論説 | 単著 |
SRIDジャーナル , 国際開発研究者協会 , 第17号 , p.1-7 , 2019/07/30 | |||
概要(Abstract) アフリカのムスリム人口の増加がなぜ問題とされるのか、そこに潜む政治性について論じた上で、アフリカにおけるイスラーム急進派組織の系譜について記した。そして、キリスト教徒人口が多数派を占め、宗教の融和が切実な問題となっている今日のエチオピアの事例に言及し、ムスリム社会を二分してきた「ワハビーヤ」と「スーフィーヤ」という二つのカテゴリーの関係について、今後の展望も合わせて報告した。 |
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備考(Remarks) http://www.sridonline.org/j/index.html |
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2019 | スーフィー聖者アルファキー・アフマド・ウマルの人生とその時代背景 | エッセイ | 単著 |
FIELDPLUS , 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 , 22号 , 4-7 , 2019/07/10 | |||
概要(Abstract) 巻頭特集「祈りでつながるイスラーム」(責任編集:石川博樹)の3エッセイ―のひとつ。現在もエチオピアで数多くの崇敬者がいるティジャーニー教団の導師であり、スーフィー聖者であるアルファキー・アフマド・ウマルの人生をその時代背景とともに解説した。 |
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備考(Remarks) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「エチオピア・ジンマ王国伝来イスラーム祈祷集研究」(代表:石川博樹)および科研費補助金基盤研究(B)「エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通して」(代表:石原美奈子)の成果の一部である。 |
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2015 | Sayuri Yoshida "The Reality of Discrimination: Ethnography of the Kafa and the Manjo in Ethiopia" | 書評 | 単著 |
Nilo-Ethiopian Studies , Japan Association for Nilo-Ethiopian Studies , No.20 , pp.47-48 , 2015年4月 | |||
概要(Abstract) 吉田早悠里著『誰が差別をつくるのか』の書評を英語で投稿したものである。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | Ya'a, Zibeth | 辞書・事典 | 共著 |
Encyclopaedia Ethiopica , Harrassowitz Verlag , Vol.5 , 1-2, 186-188 , 2014/8 | |||
概要(Abstract)
Ya'a: Tijani指導者にして聖者として崇拝されるAl-Faki Ahmad Umarの人生の概略とその墓廟があるYa'aについて概説した。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2023 | エチオピア都市における宗教空間の力学に関する一考察―ジンマ市の事例から― | 単独 | 2023年4月16日 |
日本ナイル・エチオピア学会第32回学術大会 , 日本ナイル・エチオピア学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 「オロミア州はオロモのものなのか?」 | 単独 | 2022/04/16 |
日本ナイル・エチオピア学会第31回学術大会 , 日本ナイル・エチオピア学会 | |||
概要(Abstract) 一般公開シンポジウム「エチオピアの連邦制再考:民族といかに向き合うのか」(オンライン) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 眞城百華発表へのコメント「三つ巴の戦いはどこに向かうのか?」 | 単独 | 2021年3月22日 |
科研費研究会 , 「経済開発と資源の重層的ガバナンスに関する人類学的研究――エチオピアの事例から」(研究代表者:宮脇幸生大阪府立大学教授) | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | ‘Contextualizing Books among the Muslim Oromo in Southwestern Ethiopia | 単独 | 2018/10/02 |
20th International Conference of Ethiopian Studies , ICES committee, Mekele University | |||
概要(Abstract) 科研費(海外学術調査)「エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通してー」(研究代表者:石原美奈子)の研究成果のひとつである。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 「エチオピアのイスラームージンマ王国のイスラーム化ー」(東京外国語大学AA研共同研究:エチオピア・ジンマ王国伝来イスラーム祈祷集研究) | 単独 | 2017年10月1日 |
共同研究「エチオピア・ジンマ王国伝来イスラーム祈祷集研究」 , 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 | |||
概要(Abstract) AA研図書館所蔵の19世紀の祈祷書Dala'il al-Khairatiの意義を考察する上で必要となる歴史的背景(エチオピアにおけるイスラーム、ジンマ地方の地政学的重要性、宗教的特徴)についてパワーポイントを利用して紹介した。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 変貌するスーフィー組織ーエチオピアのティジャーニーヤ 今日的展開― | 単独 | 2017/01/13 |
人類学研究所共同研究会 , 南山大学人類学研究所 | |||
概要(Abstract) 20世紀にエチオピア西部で広まったティジャーニーヤと呼ばれるスーフィー組織が、変わりゆく政治経済的背景のもと、どのように変貌を遂げたかについて口頭で報告した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | Change in the Significance of Affiliation to Tariqa | 単独 | 2015/8/26 |
19th International Conference of Ethiopian Studies , Warsaw University | |||
概要(Abstract) エチオピア南西部で主流となっているタリーカ(スーフィー組織)はティジャーニーヤである。ティジャーニーヤがエチオピア南西部にどのように導入されたのか、主要なシャイフ(導師)の人生とネットワークを通して解明する。さらに、デルグ政権・現EPRDF政権下でティジャーニーヤへの帰属の意義がどのように変化したのかについて報告している。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | “On the Translocality of Pilgrimage Centers: Sitti Momina and the Faraqasa System in Ethiopia” | 単独 | 2014/05/25 |
国際ワークショップ「The Comparative Analysis of Pilgrimage and , 筑波大学 | |||
概要(Abstract) エチオピア南東部の聖地ファラカサとそこに墓廟があるムスリム女性聖者Sitti Muminaに対する一連の崇敬慣行群をtranslocalityという概念で分析した。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | 「現代エチオピアのスーフィズムーティジャーニーヤの場合ー」 | 単独 | 2014/04/20 |
日本ナイル・エチオピア学会第23回学術大会 , 日本ナイル・エチオピア学会 | |||
概要(Abstract) ムスリム世界では近現代にイスラーム復興主義が支持を広げ、それに圧されてスーフィズム(イスラーム神秘主義)は衰退する、と言われてきた。だが、近年ムスリム世界のみならず西洋世界においても、イスラーム復興主義に対抗し得る思想・運動としてスーフィズムが見直されてきている。エチオピアでも近年、イスラーム復興主義者の先導によるキリスト教徒とムスリムの対立が武力衝突に発展する事件が起きており、政府も対抗措置を講じてきている。政府は、エチオピア東部のハラル出身でレバノンで著名になったシャイフ・アブダッラー・ハラリの思想(「アハバシ主義」)への支持を表明し、民衆主導で組織化が始まったとされる「アハル・アッスンナ・ワ・ルジャマア」を後押しした。このような「スーフィズムの政治化」ともいえる動きの中で、ティジャーニーヤがどのようにそれに関わっているのか、についてこれまで行った調査に基づいて発表した。 |
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備考(Remarks) |
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2012 | 聖者伝を読み解く:Sitti MominaのManaqibを通して | 単独 | 2012年4月22日 |
日本ナイル・エチオピア学会第21回学術大会 , 日本ナイル・エチオピア学会 | |||
概要(Abstract)
ムスリム世界の聖者伝は、しばしば荒唐無稽な「奇蹟」譚を集めたものとして、学術的分析の対象とされてこなかった。本発表では、エチオピア南東部ファラカサに墓廟がある女性ムスリム聖者Sitti Mominaの聖者伝に注目するものである。アムハラ語で書かれたSitti Mominaの聖者伝の特徴を明らかにした上で、それがSMの聖者性および聖者としての成立過程をどのように表現しているのか、読者にどのようなメッセージを投げかけているのか、内容分析を行った。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2022 | 科学研究費補助金 | エチオピアにおける郷土史・地方史の体系的収集・分析を通した多元的歴史認識の解明 | |
代表 | 文部科学省 | 2600000 | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 南山大学学術叢書出版助成(南山学会) | 『愛と共生のイスラームー現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝』にかかる出版費助成 | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 科学研究費補助金 | エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通してー | |
代表 | 文部科学省 | 900,000 | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 科学研究費補助金 | 「エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通してー」 | |
代表 | 文部科学省 | 180万円 | |
研究内容(Research Content) エチオピア西部のムスリム知識人が保有する様々な書物をデジタル保存する作業を行い、書物を通してイスラーム化のプロセスを検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 科学研究費補助金 | 「エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通してー」 | |
研究代表者 | 文部科学省、日本学術振興会 | 直接経費180万円、間接経費54万円 | |
研究内容(Research Content) エチオピア西部のムスリム知識人が保有する様々な書物をデジタル保存する作業を行い、書物を通してイスラーム化のプロセスを検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 科学研究費補助金 | 基板研究(B)(海外学術調査)「エチオピアにおけるイスラーム化の史的検証:アラビア文字資料の収集・分析を通して」 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | 220万円 | |
研究内容(Research Content) エチオピア南西部のイスラーム化の過程をアラビア文字資料の収集・分析を通して探ることが目的。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 科学研究費補助金 | 「現代エチオピアの女たち」 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | 120万円 | |
研究内容(Research Content) 基盤研究B「現代エチオピア国家の形成と農村社会における女性の役割に関する実証的研究」の成果として、明石書店から出版された本書の出版助成金。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 科学研究費補助金 | 現代エチオピア国家の形成と農村社会における女性の役割に関する実証的研究 | |
研究代表者 | 文科省 | 260万円 | |
研究内容(Research Content) 本研究は、20世紀以降のエチオピア農村部の女性の政治・宗教・社会的役割の変遷に焦点をあて、それを現地調査によって検証するものである。エチオピアは20世紀初頭近代国家として歩みを始めたが、女性が国家形成過程、および人口の8割が住む農村社会においてどのような役割を果たしてきたかについてほとんど研究がなされてこなかった。本研究は、異なる政権下で農村在住もしくは農村出身の女性たちが共同体や社会、ひいては国家の形成にどのように関わってきたかについて明らかにすることを目的とする。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 科学研究費補助金 | 現代エチオピア国家の形成と農村社会における女性の役割に関する実証的研究 | |
代表 | 文部科学省 | 260万円 | |
研究内容(Research Content) エチオピアが国家として形成されてから今日までの歴史の中で女性、とりわけ農村女性が注目を集めることは殆どなかった。本研究は、現代エチオピア国家の形成に農村社会の女性が積極的な役割を果たしたことを歴史学・開発学・文化人類学に携わる研究者によって実証的に研究するものである。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | 科学研究費補助金 | 現代エチオピア国家の形成と農村社会における女性の役割に関する実証的研究 | |
研究代表者 | 文部科学省 | 250万円 | |
研究内容(Research Content) 本研究は、20世紀以降のエチオピアの農村部の女性の社会・宗教・政治的役割の変遷に焦点をあて、それを現地調査によって検証するものである。エチオピアは20世紀初頭に近代国家として歩み始めたが、女性が国家形成過程および人口の8割が住む農村社会においてどのような役割を果たしたのかについて、ほとんど研究がなされてこなかった。本研究は、異なる政権下で、農村在住の、もしくは農村出身の女性たちが共同体や社会、ひいては国家の形成にどのように関わってきたかについて明らかにすることを目的とする。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2019 | 変わりゆく漁村、大淀~くらし・伝統・祭り~ |
2019年度「フィールドワーク(文化人類学)」の学外授業として明和町大淀地区で実施した学生によるフィールドワーク実習の成果報告書を監修した。 |
2019/04/01~2020/03/31 |
2018 | 人類学フェスティバルに「エチオピアの歴史をつくった女性たち」を出展 |
人類学研究所主催の人類学フェスティバルに石原ゼミ(3年生)が出展。スウェーデン人タペストリー作家ベリト・サールストロムによる5つの作品を展示し、そこに織り込まれた女性たちの歴史上の役割や功績についてパネルを作成した。 |
2018年10月28日 |
2018 | 漁業・祭礼・観光ー「風の島」、菅島の挑戦ー |
2018年度「フィールドワーク(文化人類学)」履修生が三重県鳥羽市菅島で行った社会調査実習の成果を編集・監修した。 |
2018/04/01~2019/03/31 |
2017 | 漁業・祭礼・観光ー模索する篠島ー |
2017年度「フィールドワーク(文化人類学)」の成果物である。2017年8月に南知多町篠島で実施した社会調査実習をもとに履修生が執筆した原稿を編集・監修した。 |
2017年4月~2018年3月 |
2016 | 熨斗鰒の町に生きる―変わりゆく国崎町ー |
2016年度学科科目「フィールドワーク(文化人類学)」の成果報告書。 |
2017/03/21 |
2016 | 人類学フェスティバル出展「寄ってきませんか?ここから鳥羽市国崎町!」 |
「フィールドワーク(文化人類学)」の成果を人類学フェスティバルで出展。写真展示、アワビ・アートのワークショップ、PV、国崎の特産品試食コーナーなど。 |
2016/11/20 |
2015 | 人類学フェスティバルへの出展「アフリカの病気」 |
「アフリカの病気」と題し、アフリカで流行しているマラリア、エボラ出血熱、HIV/AIDSを取り上げ、それぞれ罹患状況・人々の対処法・国際社会の取り組みについて3年次ゼミ生が調べたことを展示・発表した。 |
2015/11/22 |
2015 | フィールドワーク(文化人類学)報告書「潮騒の島を生きるー神島を守る」編集 |
学科科目「フィールドワーク(文化人類学)」の一環として、神島で行った調査実習の成果である。 |
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2014 | 人類学フェスティバルにゼミ「アフリカの女たち」出展 |
3年ゼミ生が企画・出展。アフリカの女性たちを題材にパネル展示、占いコーナー、ビーズ作りコーナー、クイズ・コーナー、映画コーナーを設けた。 |
2014/11/16 |
2014 | フィールドワーク(文化人類学)の成果報告書「うつくしの島、佐久に生きるー離島の挑戦ー」 |
2014年9月4~8日、愛知県西尾市一色町佐久島において実施したフィールドワーク(文化人類学)の報告書を編集・監修した。執筆者は17名。 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2022 | エチオピア南西部における現地調査 | 2022/08/05~2022/08/28 |
活動内容等(Content of Activities) 科研費基盤(B)「エチオピアにおける郷土史・地方史の体系的収集・分析を通して多元的歴史認識の解明」の一環として実施した。 |
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2019 | 講演「アフリカで女性は社会の変革者になり得るのか?ーエチオピアの場合ー」 | 2019年7月18日 |
活動内容等(Content of Activities) 仙台市で開催された市民向けアフリカ・セミナー(仙台国際センター)。 |
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2018 | 講演会「エチオピアのイスラームー文化と歴史-」 | 2018/12/08 |
活動内容等(Content of Activities)
アジア経済研究所研究会「アフリカの政治・社会変動とイスラーム」で講演を実施した。 |
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2018 | 人類学研究所・人類文化学科共催人類学フェスティバルでベリト・サールストロム作タペストリー作品展「エチオピアの歴史をつくった女性たち」 | 2018/10/28 |
活動内容等(Content of Activities) 3年次ゼミ生の成果としての展示 |
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2018 | 展示「祈りでつながるイスラーム」 | 2018/04/23~2018/05/25 |
活動内容等(Content of Activities) 東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究会「エチオピア・ジンマ王国伝来イスラーム祈祷集研究」の成果として |
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2017 | エチオピア南西部におけるアラビア文字資料の収集(科研費による) | 2017年8月5日~22日 |
活動内容等(Content of Activities) エチオピア南西部ジンマ地方で、アラビア文字資料をもつ宗教指導者を訪ね、蔵書を映像データに変換した。 |
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2016 | エチオピアにおける現地調査 | 2016/08/03-2016/08/22 |
活動内容等(Content of Activities) エチオピア西部においてティジャーニーヤの活動を追跡調査した(科研費による調査)。 |
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2015 | エチオピアにおける現地調査 | 2015/08/05~2015/08/21 |
活動内容等(Content of Activities) エチオピア南西部ジンマ県においてアルファキー・アフマド・ウマル以前にティジャーニーヤを導入したとされる二人の人物、ハッジ・ユースフとハッジ・ザカリアに関する調査を実施した。 |
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2014 | エチオピアにおける現地調査(科研費(基盤B)による) | 2014/08/06-2014/08/24 |
活動内容等(Content of Activities) エチオピア南西部において(女性を含む)ティジャニーヤの活動を調査し、アルファキー・アフマド・ウマルの弟子たちの人生について聞き取りを行った。 |
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2010 | ワークショップ | 2010/9/22-23 |
活動内容等(Content of Activities) ノルウェーのベルゲン大学において開催されたワークショップ「Transforming Identities and New Representations of Muslims in Contemporary Ethopia」において、"The Formation of a Trans-religious Regional Cult in Southeast Ethiopia"を研究発表した。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2023 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2022 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2021 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2017 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2014 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2024/05/16 更新
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