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学術論文
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19 件中 1 - 10 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2019  Contextualising Books Among the Muslim Oromo in Southwestern Ethiopia: Prospects for Future Research  単著   
AFRICAN RESEARCH AND DOCUMENTATION  , No.135  , 117-131  , 2019/12   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2018  A Muslim Holywoman in a Christian Empire: Textual Analysis of the Hagiography of Sitti Mumina  単著   
Sophia Journal of Asian, African, and Middle Eastern Studies  , 上智大学アジア文化研究所  , No.36  , pp.109-130  , 2018/12/27   

概要(Abstract) 【特集】「現代エチオピアにおける女性の諸相」の一部をなす。本特集は『現代エチオピアの女たち』(石原美奈子編著)をもとにしており、本稿は同著で筆者が担当した「第6章 キリスト教国家とムスリム聖女」に一部変更を加えながら英訳したものである。19世紀末~20世紀前半のエチオピア帝国形成期にムスリム聖者として数多くの支持者を集めるようになったスィティ・ムーミナの人生を、聖者伝から読み解く試みである。 

備考(Remarks)  

2017  “Change in the Significance of Affiliation to Ṭarīqa The Case of Tiǧāniyya in and around Ǧimma”  単著   
AETHIOPICA, International Journal of Ethiopian and Eritrean Studies  , No.19  , pp. 149-164  , 2017年6月   

概要(Abstract) スーフィー組織(タリーカ)の重要性は、社会情勢とともに変化している。エチオピア南西部のジンマ地方を事例に、おもにティジャーニーヤというスーフィー組織の社会的位置づけの変化について述べている。 

備考(Remarks)  

2016  The Role of Women in Tijaniya: From Three Oromo Religious Centers in Western Ethiopia  単著   
Annales d’Ethiopie   , Centre francais des etudes ethiopiennes  , Vol. 30-2015  , 21-43  , 2017/02   

概要(Abstract) 本論文は、エチオピア西部のムスリム・オロモ社会においてもっとも広く支持者を抱えるティジャーニーヤと呼ばれるスーフィー組織における女性の役割について、ティジャーニー導師として有名なAl-Faki Ahmad Umar(1953年没)に縁がある3つの地域の比較を行っている。 

備考(Remarks)  

2015  政治化される「共生」ーエチオピアにおける宗教対立をめぐってー  単著   
人類学研究所論集  , 南山大学人類学研究所  , 第3号  , pp.116-150  , 2016/03/31   

概要(Abstract) エチオピアはキリスト教徒とムスリムが平和的に共存する国と言われてきた。だがこの「共存」は常に不安定なもので、相互の対立・衝突が起きると想起されるイデオロギーでもあった。本論文では、2000年以降にエチオピア各地で連続的に起きた一部のムスリムによるキリスト教徒あるいはキリスト教関連施設への襲撃に対して、政府が「共存」を旗印にとった政策・方針について考察・検討するものである。 

備考(Remarks)  

2012  コーヒーの意味と価値の変容ーエチオピア南西部の事例ー  単著   
人類学研究所研究論集  , 南山大学人類学研究所  , 第1号  , pp.150-180  , 2013/03   

概要(Abstract) エチオピアはアラビカ種コーヒーの発祥地であり、いまやコーヒーを飲む慣習はエチオピアの国民文化と化している。だがコーヒーを飲む慣習の拡がりは20世紀に入ってからである。本論文は、コーヒー発祥地とされている南西部において、どのようにコーヒーの意味や価値が変化したのかについて論じている。 

備考(Remarks)  

2009  Beyond Authenticity: Diverse Images of Muslim Awliya in Ethiopia  単著   
African Study Monographs  , Kyoto University ASAFAS  , Suppl. no.41  , 81-89  , 2010/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 2008年9月エチオピアのハラル市で行われた国際ワークショップで発表した論文を加筆修正したものである。エチオピアにおける聖者の人生史を収集・調査した筆者の経験から、そこで出会うさまざまな情報源を、一部の情報源を取捨選択的に優先することなく受け入れることの重要性とその方法について論じた。 

2009  エチオピアのムスリム聖者崇拝−ティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルと西部オロモ社会−  単著   
博士論文   

概要(Abstract) 20世紀初頭にエチオピアにやってきた西アフリカのボルノ出身のティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルは、西部オロモ社会に受け入れられ、1953年に没した後も西部オロモの人々から崇敬の対象とされている。本論文は、前半がアルファキー・アフマド・ウマルの人生誌、後半がその死後、現在にいたるまで西部オロモ社会で発達してきたアルファキー・アフマド・ウマルを対象とする崇敬の諸慣行をとりあげている。 

備考(Remarks)  

2006  エチオピア帝国への包摂と地方の形成ー旧ギベ5王国の事例を通してー  単著   
京都大学大学院人間・環境研究科  , 72-96(25p.)  , 2006/3/26   

概要(Abstract) 19世紀エチオピア南西部のギベ川流域に形成された5つのオロモのイスラーム王国は19世紀末エチオピア帝国に征服された。本論文は、その過程およびその後1936−41年イタリアの植民地支配を受けるなかで旧5王国の政治関係がどのように変動したか、考察するものである。 

備考(Remarks) 福井勝義編著『抵抗と紛争の史的アプローチーエチオピア 国民国家の形成過程における集団の生存戦略ー』第四章 

2006  The Religious Roles of the Naggaadie in the Historical Gibe Oromo Kingdoms.  単著   
Siegbert Uhlig(ed) Proceedings of the 15th International Conference of Ethiopian Studies  , Harrassowitz Verlag  , 9  , 2006/10   

概要(Abstract) 19世紀エチオピア南西部のギベ川支流域に成立した5つのオロモ王国へのイスラームの導入に貢献したのは「ナッガーディエ(商人)」と呼ばれる人々である。現在は、オロモの農民と同化しているが、その祖先は北部高地から交易商人として移住してきた人々である。ナッガーディエは、他のオロモ農民が知らないジャコウネコの飼育方法など知っている。 

備考(Remarks) 2003年ハンブルグにおいて開催された第15回国際エチオピア学会で口頭発表した論文が査読の結果選抜されて掲載された論文。 

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