氏名 Name |
真野 倫平 ( マノ リンペイ , MANO Rinpei ) |
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所属 Organization |
外国語学部フランス学科 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
フランス文学、フランス歴史学 |
学会活動 Academic societies |
日本フランス語フランス文学会会員(1993.6〜現在に至る) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (36)
著書数 books (7) 学術論文数 articles (29) |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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パリ第8大学大学院文学研究科フランス文学専攻 | 博士課程 | 2000年03月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 文学博士Doctorat es lettres | パリ第8大学大学院 | 2000年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 十九世紀フランス歴史学 |
概要(Abstract) 十九世紀は,歴史学が小説や哲学など他ジャンルとの密接な関係を保ちつつ,学問として制度的に確立してゆく時代であった。ギゾー,ティエリ,ミシュレら当時の歴史家たちの作品について,それぞれのスタイルの分析・比較を行うと同時に,現代の歴史作品との相違についても考える。これらの作品を,現代歴史学の未発達な形態としてとらえるのではなく,今日とは異なった学問のありかたを示すものとして理解したい。 |
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短期研究 | ジュール・ミシュレの歴史作品 |
概要(Abstract) 十九世紀フランスの歴史家ジュール・ミシュレの代表作『フランス史』をとりあげ,特にその「死」に関する記述について研究する。ミシュレは哲学派のギゾーや物語派のバラントといった先輩格の歴史家に対して,独自の歴史記述のスタイルを確立しようとつとめた。これらの同時代の歴史家との比較を通じて,ミシュレの歴史記述の独自性とその批判的射程とを明らかにする。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2021 | 『フローベール 文学と〈現代性〉の行方』 | 共著 | |
水声社 , 未設定 , 399p , 2021/10 | |||
概要(Abstract) 松澤和宏・小倉孝誠編。フローベール生誕200年記念論集。 |
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備考(Remarks) 「仮借なき戦争の物語――ポリュビオス、ミシュレ、フローベールをめぐって」(pp. 211-228)を執筆。 |
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2015 | Comment la fiction fait histoire. Emprunts, échanges, croisements | 共著 | |
Honoré Champion , 未設定 , 353 p. , 2015 | |||
概要(Abstract) 2011年11月18日~20日に行われた京都大学大学院文学研究科主催、関西日仏学院共催による国際学会の記録。 |
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備考(Remarks) « Les femmes malades dans l’Histoire de France de Michelet » (pp. 83-94)を執筆。ミシュレは青年期から自然科学や医学に関心をもち、その成果は博物誌四部作や『愛』『女』に認められる。女性は身体的条件に支配された病人であるという彼の基本的理解は、歴史作品にも反映され、『フランス史』で女性は反動的役割を担うことが多い。『魔女』など晩年の作品では神経症の女性が解放的役割を演じるが、そこには当時の神経症研究の影響が認められる。 |
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2014 | 近代科学と芸術創造 19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係 | 編著 | |
行路社 , 未設定 , 451 p. , 2015/03 | |||
概要(Abstract) 南山大学地域研究センター2012~2014年度共同研究「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」(研究代表者 真野倫平)の成果をまとめたもの。 |
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備考(Remarks) 「序」(pp. 3-8)、第11章「グラン=ギニョル劇と精神医学の諸問題―アンドレ・ド・ロルドの作品における精神病者像―」(pp. 189-200)、第12章「グラン=ギニョル劇における心霊的主題について―エラン、デストク『彼方へ』を中心に―」(pp. 201-215)を執筆。第19章「空中旅行―科学的実験と知識の開示様式のはざまで(1850-1900年)」(クリストフ・ガラベ)(pp. 367-381)を翻訳。 |
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2010 | 『グラン=ギニョル傑作選 ベル・エポックの恐怖演劇』 | 編著 | |
水声社 , 未設定 , 267 , 2010/11 | |||
概要(Abstract) 本書は、二十世紀初頭にパリで流行した恐怖演劇「グラン=ギニョル劇」の主要作品の翻訳ならびに解説である。モーリス・ルヴェル『闇の中の接吻』、アンドレ・ド・ロルド、アンリ・ボーシュ『幻覚の実験室』、ガストン・ルルー『悪魔に会った男』、ウジェーヌ・エロ、レオン・アブリク『未亡人』、シャルル・メレ『安宿の一夜』、ピエール・シェーヌ『責苦の園』、マクス・モレー、シャルル・エラン、ポル・デストク『怪物を作る男』の7篇を訳出し、さらに解説ならびに主要作品60篇の梗概、関連図版、関連書誌を付した。 |
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備考(Remarks) 単独編訳によるグラン=ギニョル劇の主要作品の翻訳ならびに解説。 |
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2010 | ミシュレ『フランス史 II 中世下』 | 共編著 | |
藤原書店 , 未設定 , 465 , 2010/05 | |||
概要(Abstract) 本書は、19世紀フランスの歴史家ジュール・ミシュレの代表作である『フランス史』の抄訳である。翻訳にあたっては、ミシュレの歴史記述の現代性を考えながら全体の三分の一ほどを訳出し、未訳部分については簡単な要約を掲載した。さらに解説ならびに年表・系図・地図などの関連資料を付した。 |
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備考(Remarks) 立川孝一氏との共編訳。ミシュレ『フランス史』中世編全6巻中の第3〜6巻の抄訳。 |
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2010 | ミシュレ『フランス史 I 中世上』 | 共編著 | |
藤原書店 , 未設定 , 469 , 2010/04 | |||
概要(Abstract) 本書は、19世紀フランスの歴史家ジュール・ミシュレの代表作である『フランス史』の抄訳である。翻訳にあたっては、ミシュレの歴史記述の現代性を考えながら全体の三分の一ほどを訳出し、未訳部分については簡単な要約を掲載した。さらに解説ならびに年表・系図・地図などの関連資料を付した。 |
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備考(Remarks) 立川孝一氏との共編訳。ミシュレ『フランス史』中世編全6巻中の第1・2巻の抄訳。 |
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2007 | 死の歴史学 ミシュレ『フランス史』を読む | 単著 | |
藤原書店 , その他 , 532 , 2008/02 | |||
概要(Abstract) 本書の目的は、ミシュレの代表作『フランス史』を日本の読者に紹介し、その歴史記述の特性を明らかにすることにある。ミシュレはこの作品において、個人の死を通じて社会の変動を描くという象徴主義的な手法を確立した。本書においては、さまざまな死の物語の分析を通じて、『フランス史』全体を貫く死の物語の開示的機能を解明した。同時に、40年にわたる執筆過程を通時的にたどることで、ミシュレの歴史観が時代の中で被った変遷を明らかにした。また、『フランス史』を19世紀歴史学の状況の中に置き直し、同時代の歴史家や哲学者との比較を交えることで、この作品の批判的射程をより明確にしようと試みた。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2021 | 歴史家が自己を省みるとき―ブシュロン『歴史家を職業とする』、ヴネール『失踪者 シルヴァン・ヴネールに関する調査』について― | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第28号 , pp. 1-11 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) 歴史家の自己言及は実証主義歴史学以降タブーとされてきたが、近年においてはイヴァン・ジャブロンカの「方法としての私」など、さまざまな自己言及の試みが行われている。本論では、ブシュロン『歴史家を職業とする』とヴネール『失踪者 シルヴァン・ヴネールに関する調査』を取り上げ、歴史家の自己省察という主題の近年の展開について分析した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 歴史におけるフィクションの役割―コルバン『知識欲の誕生』、ヴネール、ブシュロン『条件法の歴史』について― | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第27号 , pp. 13-23 , 2021/03 | |||
概要(Abstract) 近年、フランス歴史学においては、イヴァン・ジャブロンカをはじめとする多くの歴史家によって、歴史と文学の境界を越えるような実験的な歴史作品が創り出されている。本論ではそれらの仕事の中から、コルバン『知識欲の誕生』とヴネール、ブシュロン『条件法の歴史』を取り上げて分析し、歴史家がフィクションを使用することの意味について考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 歴史家の目がとらえた三面記事事件―イヴァン・ジャブロンカ『レティシア』について― | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第26号 , pp. 63-74. , 2020/03 | |||
概要(Abstract) フランスの歴史家イヴァン・ジャブロンカの『レティシア』(2016)を分析した。同作は2011年に起きた三面記事事件を対象にした歴史的研究である。同書はまず、三面記事に対する歴史的=社会学的分析という点で注目に値する。また、形式においても、複数の物語が並行して進行する斬新なスタイルを取っている。以上の点から、同作は現代歴史学に新たな地平を拓く意義深い試みであると考えられる。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | シャルコーの臨床講義とその文化的影響について | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第25号 , pp. 23-37 , 2019/03 | |||
概要(Abstract) 19世紀後半の医学者ジャン=マルタン・シャルコーの臨床講義が与えた文化的影響について、ディディ=ユベルマン、マルケル、カロワなど近年の研究を参照しながら幅広く検討を行った。並行して、サルペトリエール病院の臨床講義を舞台にしたグラン=ギニョル劇である、アンドレ・ド・ロルド『サルペトリエール病院の講義』について、シャルコーとの関係に注意しながら分析を試みた。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | イヴァン・ジャブロンカと歴史記述の問題について | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第24号 , pp. 51-62 , 2018/03 | |||
概要(Abstract) フランスの歴史家イヴァン・ジャブロンカの仕事の現代的意義について考察した。まず、歴史記述に関する理論的考察である『歴史は現代文学である』を検討した。次に、『私にはいなかった祖父母の歴史』と『レティシア』を取り上げ、実際の歴史研究においてその理論がどのように実践されているかを検証した。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | アルベール・ロンドルと両大戦間のジャーナリズム | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第23号 , pp.87-99 , 2017/03 | |||
概要(Abstract) 両大戦間期に活躍したフランス人リポーター、アルベール・ロンドルのジャーナリストとしての特徴を明らかにした。まず、両大戦間におけるジャーナリズムの状況を確認したうえで、ロンドルの生涯ならびに主要作品を概観した。さらに、幾人かの研究家の意見を参照しつつ、彼のルポルタージュにおける社会批判とその影響力について検証した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | グラン=ギニョル劇における痙攣的身体 | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第22号 , pp. 103-117 , 2016/03 | |||
概要(Abstract) グラン=ギニョル劇において神経症的症状をもつ痙攣的身体が重要な役割を果たしていることを確認した。さらに、19世紀以降の精神医学における異常者像の変遷ならびに19世紀末におけるヒステリー研究の流行をたどり、痙攣的身体が同時代のブルジョワ社会の強迫観念のひとつであることを明らかにした。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | グラン=ギニョル劇における怪物的身体 | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第21号 , pp. 1-14 , 2015/03 | |||
概要(Abstract) グラン=ギニョル劇の中から怪物的身体の登場する作品をいくつか取り上げ、このジャンルにおける身体の問題について考察する。ヨーロッパにおける怪物的身体の受容、とりわけ奇形学の発達や近代における「怪物」概念の変貌をたどりつつ、同時代の身体像がどのようにこのジャンルに反映しているかを検証する。 |
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備考(Remarks) |
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2013 | グラン=ギニョル劇における異境のイメージ―ロルド、モレル『究極の拷問』における中国像― | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第20号 , pp. 1-16 , 2014/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | グラン=ギニョル劇と細菌学―フランシュヴィル『美しき連隊』を中心に― | 単著 | |
南山大学ヨーロッパ研究センター報 , 南山大学ヨーロッパ研究センター , 第19号 , pp. 29-37 , 2013/03 | |||
概要(Abstract) 20世紀初頭に誕生したグラン=ギニョル劇は同時代の細菌学の知識を素材として取り入れた。フランシュヴィル『美しき連隊』(1912)はドイツ帝国軍におけるワクチン接種の事故によるバイオハザードを描いているが、そこには当時のブルジョワ階級の衛生意識の高まりや、第一次大戦直前の独仏の緊迫した関係、細菌学における両国のライバル関係などが反映されている。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2020 | イヴァン・ジャブロンカ『歴史家と少女殺人事件 レティシアの物語』 | 翻訳 | 単訳 |
名古屋大学出版会 , 394 pp , 2020/07 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | イヴァン・ジャブロンカ「社会科学における創造」 | 翻訳 | 単訳 |
『日仏文化』 , 日仏会館 , 89号 , pp 133-142 , 2020/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | イヴァン・ジャブロンカ『歴史は現代文学である 社会科学のためのマニフェスト』 | 翻訳 | 単訳 |
名古屋大学出版会 , 310pp. , 2018/05 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2017 | アラン・コルバン編『男らしさの歴史Ⅱ』 | 翻訳 | 共訳 |
藤原書店 , 664p. , 2017/04 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 小倉孝誠監訳。第2部第2章「軍隊と男らしさの証明」(ジャン=ポール・ベルトー)(pp. 91-112)、第4部第1章「軍人の男らしさ」(ジャン=ポール・ベルトー)(pp. 211-271)を訳出。 |
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2014 | ジュール・ミシュレ著、大野一道編訳『全体史の誕生 若き日の日記と書簡』 歴史家誕生の瞬間をとらえた貴重なドキュメント 歴史学というジャンルを創造した巨人ミシュレの二十代の著作 | 書評 | 単著 |
図書新聞 , 図書新聞 , 第3196号 , 2015/02/28 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) ジュール・ミシュレ著『全体史の誕生 若き日の日記と書簡』大野一道編訳、藤原書店、2014年の書評 |
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2012 | リュシアン・フェーヴル著『“ヨーロッパ”とは何か?――第二次大戦直後の連続講義から』 “ヨーロッパ”は捏造された 闘う歴史家による挑発的な連続講義 | 書評 | 単著 |
環 歴史・環境・文明 , 藤原書店 , 第51号 , pp. 384-387 , 2012秋 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) リュシアン・フェーヴル著『“ヨーロッパ”とは何か?――第二次大戦直後の連続講義から』長谷川輝夫訳,刀水書房,2008年の書評 |
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2010 | アニェス・ピエロン「グラン=ギニョル ベル・エポックの恐怖演劇」 | 翻訳 | 単訳 |
『南山大学ヨーロッパ研究センター報』 , 第17号 , 13-19 , 2011/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2007 | 南山大学連続講演会講演集「教養教育への扉」 | 著書 | 共著 |
(株)エヌ・イー・エス , 194 , 2008/03 | |||
概要(Abstract) 2007年度に開催した南山大学連続講演会「教養教育への扉」(全8回)の講演をまとめた講演集。各回とも今日的な問題を学問横断的にさまざまな視野から検討し、それを実践に移していく教養を学ぶものとして開催された。第1回「百年戦争とジャンヌ・ダルク」(p.1-24)を担当。 |
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備考(Remarks) 編者:浜名優美 共著者:真野倫平、宮澤元、藤原道夫、青柳宏、渡辺義和、森千香子、江田信豊、林雅代 |
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2007 | 『ブローデル歴史集成III 日常の歴史』 | 翻訳 | 共訳 |
藤原書店 , 770 , 2007/09 | |||
概要(Abstract) ブローデルの歴史論文集。 |
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備考(Remarks) 浜名優美監訳(共訳書)。第5部IXからXIXまで、および結論に代えてを担当(p.598-706)。 |
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2006 | クロード・ムシャール「逆らいがたき航跡」 | 翻訳 | 単訳 |
國文學 , 學灯社 , 5月臨時増刊号 , 38-47 , 2006/05 | |||
概要(Abstract) 吉増剛造論 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2020 | 現代フランス歴史学の一傾向 | 単独 | 2020/10/25 |
日本フランス語フランス文学会2020年度秋季大会 , 日本フランス語フランス文学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 於福岡大学。小倉孝誠氏・玉田敦子氏との共同ワークショップ「文学と歴史(学)の関係を問い直す」における単独発表 |
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2013 | グラン=ギニョル劇における異境のイメージ | 単独 | 2014/03/27 |
「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」第6回シンポジウム , 南山大学地域研究センター共同研究 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2013 | グラン=ギニョル劇と心霊科学の諸問題 | 単独 | 2013/12/07 |
シンポジウム 科学知の詩学―19~20世紀のフランス・ドイツにおける科学と文学・芸術 , 日本学術振興会科学研究費助成事業・基盤研究(B)「科学の知と文学・芸術の想像力―ドイツ語圏世紀転換期の文化についての総合的研究」 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 南山大学地域研究センター共同研究「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」,ヨーロッパ研究センター,外国語学部フランス学科との共催 |
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2012 | グラン=ギニョル劇と細菌学の諸問題 | 単独 | 2013/03/27 |
「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」第3回シンポジウム , 南山大学地域研究センター共同研究 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | グラン=ギニョル劇と精神医学の諸問題(2) | 単独 | 2012/12/15 |
「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」第2回シンポジウム , 南山大学地域研究センター共同研究 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | グラン=ギニョル劇と精神医学の諸問題 | 単独 | 2012/10/26 |
「19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係」第1回シンポジウム , 南山大学地域研究センター共同研究 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2011 | グラン=ギニョル劇と三面記事 | 単独 | 2012/01/17 |
南山大学ヨーロッパ研究センター定例研究会 , 南山大学ヨーロッパ研究センター | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2011 | Considérations historiographiques sur l’œuvre de Michelet | 単独 | 2011/12/11 |
第13回国際研究集会「哲学的解釈学からテクスト解釈学へ」 , 名古屋大学グローバルCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2011 | Les femmes malades dans l’Histoire de France de Michelet | 単独 | 2011/11/19 |
フィクションはいかに歴史を作るか─借用、交換、交差─ , 京都大学フランス語学フランス文学研究室 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2010 | ミシュレと記憶の問題 | 単独 | 2010/10/17 |
日本フランス語フランス文学会秋季大会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 於南山大学。大野一道・小倉孝誠・坂本さやか・立川孝一各氏との共同ワークショップ「ミシュレ研究の新地平」における単独発表。 |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2021 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 30万円 | ||
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 科学研究費補助金 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 日本学術振興会 | 直接経費50万円、間接経費15万円 | |
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 30万円 | ||
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 科学研究費補助金 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 日本学術振興会 | 直接経費70万円、間接経費21万円 | |
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 30万円 | ||
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 科学研究費補助金 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 日本学術振興会 | 直接経費100万円、間接経費30万円 | |
研究内容(Research Content) 本研究は、フランス人ジャーナリスト、アルベール・ロンドルのルポルタージュを通じて、ジャーナリズムが社会に影響を及ぼすメカニズムを検証する。ロンドルは、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などに潜入取材を行い、その悲惨な現状を明るみに出した。ジャーナリズムの歴史において、それらは「ルポルタージュ文学」の先駆的作品として重要な意義を持つ。本研究では、文学と歴史学の境界を越えた学際的な観点から、ロンドルの著作の社会批判の射程とその時代的限界について考察する。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | アルベール・ロンドルとルポルタージュ文学の誕生 | |
代表 | 10万円 | ||
研究内容(Research Content) 本研究では、徒刑場、精神病院、軍隊刑務所、植民地、国際売春組織などについてルポルタージュを著したアルベール・ロンドルについて、とりわけ19世紀以来の精神医学の発展ならびに精神病院の状況について研究を行った。その過程で、19世紀末の医学界の重鎮であり、20世紀の医学のみならず文化にも多大な影響を与えたジャン=マルタン・シャルコーの臨床講義についても考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 現代フランスにおける歴史記述をめぐる議論について | |
代表 | 21万6千円 | ||
研究内容(Research Content) 本研究では、イヴァン・ジャブロンカを中心とする今日の歴史研究者たちの仕事に注目し、近年における歴史記述論の現状を確認するとともに、歴史と文学という二つの領域の関係について再検討を試みる。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 科学研究費補助金 | グラン=ギニョル劇に見る科学と文化の相互的影響 | |
代表 | 日本学術振興会 | 直接経費70万円、間接経費21万円 | |
研究内容(Research Content) グラン=ギニョル劇はベル・エポックに作られた恐怖演劇であるが、これまでフランスのアカデミズムにおいては周縁的なジャンルとみなされほとんど研究されてこなかった。しかしこのジャンルは当時のさまざまな科学――医学、心理学、犯罪科学、衛生学、細菌学、人類学、民族学、心霊科学など――との関連がきわめて深く、同時代の科学的知識と文学・芸術との関係を知るうえで非常に重要である。その意味で本研究はこのジャンルを通じて一時代の総合的な知のありかたを検討する試みであり、文学・科学・政治・社会を横断する学際的研究の実践として大きな意義をもつ。 |
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備考(Remarks) 2014年度より継続 |
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2016 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 20世紀初頭のヨーロッパ文化と狂気の表象 | |
代表 | 30万円 | ||
研究内容(Research Content) 20世紀初頭における狂気の表象について、同時代の文学作品や、映画・演劇・オペラなどの表象芸術、医学書、新聞・雑誌やルポルタージュを材料にして、そのイメージを多方面から検証する。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2021 | 教材作成 |
新たに担当するフランス学科科目「フランスの文化」のための電子教材を作成した。 |
2021/04/01~2022/03/31 |
2020 | 教材作成 |
コロナウイルス流行による授業のオンライン化にともない、共通教育科目「ヨーロッパとの出会い」ならびにフランス学科科目「フランスの歴史」「フランスの芸術」「アカデミックフランス語」のための電子教材を作成した。 |
2020/09/15~2021/03/31 |
2019 | 教材作成 |
フランス学科科目「アカデミックフランス語」におけるプリント教材を作成・編集した。 |
2019/04/01~2019/09/31 |
2018 | 教材作成 |
フランス学科科目「フランスの歴史」「フランスの芸術」におけるプリント教材、パワーポイント教材を作成・改訂した。 |
2018/04/01~2019/03/31 |
2017 | 教材作成 |
フランス学科科目「フランスの芸術」におけるプリント教材、パワーポイント教材を作成した。 |
2017/04/01~2018/03/31 |
2016 | 教材作成 |
フランス学科科目「フランスの歴史」におけるプリント教材、パワーポイント教材を作成・改訂した。 |
2016/04/01~2017/03/31 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2013 | 外国語検定試験運営 | 2013/06/23~2014/01/27 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2013年度春季・秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2012 | 外国語検定試験運営 | 2012/06/17~2013/01/27 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2012年度春季・秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2011 | 外国語検定試験運営 | 2011/06/19~2012/01/22 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2011年度春季・秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2010 | 外国語検定試験運営 | 2010/06/20、07/18、2011/01/23 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2010年度春季・秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2009 | 外国語検定試験運営 | 2009/11/15、2010/01/24 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2009年度秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2008 | 外国語検定試験運営 | 2008/06/22、07/20 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2008年度春季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2007 | 外国語検定試験運営 | 2007/06/17、07/15、11/18、2008/01/27 |
活動内容等(Content of Activities) フランス語教育振興協会主催「実用フランス語技能検定試験」2007年度春季・秋季試験の名古屋会場における運営を行った。 |
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2007 | 講演会講師 | 2007/06/16 |
活動内容等(Content of Activities) 2007年度に南山大学名古屋キャンパスで開催された南山大学連続講演会「教養教育への扉」において、第1回「百年戦争とジャンヌ・ダルク」を担当した。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2021 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2019 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2013 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
2012 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
2022/03/06 更新
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