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学術論文
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年度
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論文題目名
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共著区分
Collaboration
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NeoCILIUS
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  「国語」「日本語」どう違う?ー実体のあることばとしての統一体とはー  単著   
『不思議に満ちた言葉の世界』  , 第1巻  , pp.146-150  , 2017/03/31   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2016  上級日本語学習者に残る中間言語的特徴—文末表現の習得に絡めて−  共著   
日本語学  , Vol.32/No.2  , pp.58-69  , 2017/02/01   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2015  本学研究叢書第9巻日本語教育の研究  未設定   
ACTFL-OPI  , 外語教学与研究出版社  , pp.453-482  , 2016/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 徐敏民、近藤安月子、丸山千歌編集 

2014  日本語の会話能力とその測定・評価  単著   
日本語学  , 明治書院  , 33/12  , pp.16-27  , 2014/10/01   

概要(Abstract) 筆者は長年に渡り、論文の執筆並びに講演、講習会等を外国語教育(とりわけ、日本語教育関係)の場でおこなってきた(牧野他 2001、鎌田他 2008、2012等)が、ここでは、国語教育関係者や母語話者の会話能力 も意識して執筆した。
 本稿の構成は次のとおりである。まず、そもそも日本語の会話能力とは何であるかを「日本語使用者」という観点から考察する。それは、母語話者であれ、非母語話者であれ、また、日本語(国語も)を学習中のものであれ、すでに学習を終えているものであれ、一般に使われる「日本語学習者」ではなく、「日本語使用者」としての、より一般的な日本語会話能力の記述が可能になると思われるからである。次に、そのような実際の日本語使用を軸に会話能力の測定、評価を定めたACTFL Proficiency Guidelines –Speaking-(米国外国語教育協会プロフィシェンシー評価基準−話技能、以下、APG-S) を現存の会話能力評価基準の代表的なものとして取り上げる。また、その基準に合わせて会話能力を測定する方法として開発されたACTFL-Oral Proficiency Interview(ACTFL 面接式口頭能力測定、以下、OPI)を紹介し、結びに、それが、国語教育や日本語母語話者に対してどういう意味を持つか考察した。
 

備考(Remarks)  

2013  地域の日本語教室とコミュ二ティーをどう繋ぐかー対話とプロフィシェンシーという観点からー  未設定   
ヨーロッパ日本語教育  , Association of Japanese Education in Europe  , Vol.18  , pp. 271-279  , 2014/03/31   

概要(Abstract) プロフィシェンシーの観点から教室内、教室外、そして、地域生活者環境の間に「対話」(リンク)の必要性を唱えた。しかし、それは、それぞれ、3つの学習環境が根本的に異なるものだから「対話」が必要だというのではない。むしろ、いずれの環境においても、真に意味あるコミュニケーションが行われる場合と、教育・学習のために行われるコミュニケーションが濃淡の違いとして存在することを認めた上で、より意味あるコミュニケーション活動を目指すには、それらの特性の融和が必要であることを意味する。 

備考(Remarks)  

2011  プロフィシェンシーに基づいた世界を結ぶ日本語教育  単著   
南山大学日本文化学科論集  , 南山大学日本文化学科  , 12号  , pp.1-20  , 2012/03   

概要(Abstract) 外国語教育においてプロフィシェンシーという概念が生まれた背景をまず述べ、それがいかに外国語教育の基盤をなすものであるかを具体的な接触場面とこれまで行った教材作成の研究を基に論じた。プロフィシェンシーはある時点のコミュニケーション能力の強化とさらなる成長を志向したものであり、当然、一言語使用地点における能力強化だけではなく、別の地点におけるそれとの繋がりを必要とする。ひいては、世界各地における日本語教育を結ぶことになり、また、日本語教育はそのようなことを可能にするような方法で実行されるべきであると主張した。 

備考(Remarks)  

2011  書評論文「山口治彦著『明晰な引用、しなやかな引用』」  単著   
『日本語の研究』  , 日本語学会  , 第7巻2号  , pp.54-60  , 2011.4.1   

概要(Abstract) 本書は、「はじめにディスコースありき」「暗黙の前提から脱却」との意気込みで挑んだ日本語と英語の話法対照研究であり、その最大の成果は何といっても引用が交わされる対話と語りの会話データを正面からじっくりと眺め、そこから分析を始めた点であろう。引用がコミュニケーションの大事な手段の一つであることを考えれば当然のことだが、とかく「文法規則」「構文」云々と言いはじめると書き言葉、あるいは内省的データの分析が優先され、本来の目的が忘れられてしまう。その意味で本書が引用研究を本来あるべき姿に戻したことは大きな貢献である。しかし、その一方で、本書はそのような談話分析的手法を徹底できたかというと疑問符がつく。とりわけ、コンテクストの認識について、著者は対話と語りをコンテクストと呼ぶが、むしろ、それは表現上の「モード(形態)」である。コンテクストというなら、さらに、当該のディスコースを取り巻く社会的・文化的背景まで考慮にいれた分析を行うべきではなかろうか。引用を他人のことばを「取り込む」言語行為と定義付けたのは、近接的、遠隔的事項への接近がどのように行われるのかを知るだけでは十分ではない。どのような伝達場面(コンテクスト)に、どのような言語場面にあった元発話をどう取り込むかということまで記す必要があろう。多少、分析が複雑になろうとも、より現実的な記述と説明を求めるのが談話分析の目的ではなかろうか。さらなる研究の成果を期待する。 

備考(Remarks)  

2010  「日本語教育の出発点であり、到達点である接触場面とはーヨーロッパ、日本、世界を活動の場として」  単著   
Proceedings from the 15th Symposium on Japanese Language Education in Europe  , ヨーロッパ日本語教師会  , Vol. 15  , 2011.3.31   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2010  「OPI (Oral Proficiency Interview)と接触場面研究の関わり」  単著   
『国立台中技術学院2010文化・語言・教学国際学術研討会論文集』  , 国立台中技術学院語学学群  , pp.13-45  , 2011.1.1   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2010  「OPIとフィードバック」  単著   
『日本語OPI研究会20周年記念論文集・報告集』  , 日本語OPI研究会  , pp.8-19  , 2010.7.1   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2008  「『文脈の文型化』の意味するところ―欧州における日本語接触場面とその教材化―」  共著   
Proceedings from the 13th Symposium on Japanese Language Education in Europe   , ヨーロッパ日本語教師会   , Vol. 13.  , 8  , 2009/03   

概要(Abstract) 外国語学習者と目標言語の母語話者との接触場面がその言語学習の出発点であり到達点であるとするなら、外国語学習者は様々な接触場面を適切に処理していく能力を養うことで、その言語の能力を高めていくと考えられる。そのような作業を「文脈の文型化」と呼び、当該の場面における何らかの焦点化にしたがって、あらたなスキーマ化(文型化)が起こると推測される。その「文型化」に従い、接触場面に準拠した教材化が、即時的、あるいは、非即時的に行われるということを主張した。 

備考(Remarks) 共著 鎌田修、由井紀久子 

2008  書評論文「杉浦まそみ子著『引用表現の習得研究−記号論的アプローチと機能的統語論に基づいて−』」  単著   
『第二言語としての日本語の習得研究』  , 第二言語習得研究会  , 10  , 14  , 2008/12   

概要(Abstract) まず、書評対象とする杉浦著の概観を行い、それから、本書の意義と問題点について触れていった。書評者自身(鎌田2000)による日本語学習者の引用表現の習得研究が極めて萌芽的なものであったのに比べ、それからしばらく年数を経てなされた本研究が、膨大な自然発話データと枠組みのしっかりした研究に発展していった点、学界に対する貢献度の高さが伺える。しかし、それと同時に、調査方法、また、分析方法に問題点があることを指摘した。 

備考(Remarks)  

2006  直接引用句の創造  単著   
言語  , 大修館書店  , Vol. 36 No.2  , pp. 56-64  , 2007/01   

概要(Abstract) 我々の発話行為のありのままの姿を注意深く観察すると思わぬ発見に出くわすものである。ここでは自然発話をデータに直接引用句の生成過程を観察し、分析することで直接引用句が実は元発話の再現ではなく、むしろ、伝達の場における発話意図を実現させるための新たな引用句作りの結果であるという「引用句創造説」を改めて主張する。そして、その生成過程に見られる伝達者の心的変化と伝達表現の関係を観察することで、今、ここで」という「ありのままの言語行為」を浮き彫りにするダイクシス研究の重要さを訴える。
 

備考(Remarks)  

2006  「KYコーパスと日本語教育」  単著   
「KYコーパスと日本語教育」  , 日本語教育学会  , 130  , 42-51  , 2006/07   

概要(Abstract) 韓国語、中国語、英語を母語とする日本語学習者各30名(初級5,中級10,上級10,長久5名)計90名とのOral Proficiency Interview(OPI)を文字化したKYコーパスは筆者鎌田修(K)と山内博之(Y)によって1999年に完成し、それ以来、数えきれない研究者によって利用されている。本稿はこのコーパスの特徴を詳細に説明し、また、使用上の留意点を述べた。また、このコーパスを使った代表的研究も紹介し、今後の問題点も合わせて指摘した。
 

備考(Remarks)  

2003  Ludwig Beethoven, Violin Sonata No.5 in F major, op.24,  単著   
日本語・日本文化研究  , 京都外国語大学留学生別科  , 10  , 1-8  , 2003/03   

概要(Abstract) 有名なべートーベン作曲バイオリンソナタ「春」の構成にならって日本語教育、とりわけ、会話教育における教育法、教材論を随筆的に展開した。導入の仕方、学生とのラポールのあり方、絵教材の作り方、そして、学生の能力レベルとの同調とそれより少し高めのタスクの提示法、さらに、能力維持の方法をOPI手法に沿った形で実行することを示した。京都外国語大学を去るに当たって書いた随想論文。 

備考(Remarks)  

2003  学習者主体の外国語教育―接触場面に原点を置くことの意味と課題  単著   
『南山大学国際教育センター紀要』  , 南山大学国際教育センター  , 第4号  , pp.23-30  , 2001/01   

概要(Abstract) 外国語学習の原点をその学習言語を媒介とした言語活動を行う場面に置くということの究極的な意味を追及した。それは学習者を主体とした外国語教育を行うということに繋がり、ひいては、学習者自身がどのようなインプットを他から受け、それをどう処理し、また、そこから、どう発信していくかというプロセスを追及することになる。しかし、このように極めて個人的なプロセスを研究すると同時に、「外国語教育」の一般化も必要であり、共有可能な教材作りなどが必要になってくる。接触場面の教材化とはこのように「個」の「共有化」という一見相反する作業を同時に行わなければならないものである。 

備考(Remarks) 研究ノート 

2003  欧州諸国と日本を結ぶ日本語教材作りのプロジェクト  共著   
ヨーロッパ日本語教育:第8回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集  , ヨーロッパ日本語教師会・ハンガリー日本語教師会  , 8号  , 2001/01   

概要(Abstract) 接触場面に基づいた教材化というテーマをより具体的に示した論文。鎌田が接触場面の教材化の方法について論じ、代田は実際の教材作りを示し、山内は接触場面とそこでの言語活動の類別、戸田はIT による接触場面に基づいた教材のバンク作りを提案した。 

備考(Remarks) 鎌田修(南山大学教授)、代田智恵子(佐賀大学助教授)、山内博之(実践女子大助教授)戸田貴子(早稲田大学助教授)、欧州日本語教材プロジェクト協力メンバー 

2002  接触場面の教材化―多元性のある日本語教材の作成を目指して―  単著   
Proceedings of the 14th Conference of the Central Association of the Teachers of Japanese  , The University of Wisconsin, USA  , 183-198  , 2002/12   

概要(Abstract) 科学研究プロジェクト「多元性のある日本語教育教材研究及び作成」の理論的骨子である「接触場面分析」と教材の共有化を可能にするモデル作りを提示し、それがアメリカの日本語教育においても促進されるべきであることを提唱した。 

備考(Remarks)  

2002  接触場面の教材化−ヨーロッパと日本を舞台に−  単著   
ヨーロッパ日本語教育:第7回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集  , ヨーロッパ日本語教師会・ハンガリー日本語教師会  , 7号  , 32-46  , 2002/11   

概要(Abstract) 2000年から取り組んできた通称「欧州教材プロジェクト」の成果を発表した。外国語教育の原点をその学習者がその言語を媒介とした言語活動を行う場面、つまり、接触場面と捉えると、そこから、どうやって教材作りを始めるべきかに一通りの提案を出した。多種多様な言語・文化からなる欧州を舞台にする場合、日本を舞台にする場合と、大きく分けて2種類の場面があり、それぞれに、また、ここの場面背景を持った場面が存在する。それの分類(目録化)、それから、各場面から必要な要素を取り上げ、それを巨材化するプロセスなど、きわめて画期的な教材作成の取り組みを報告した。 

備考(Remarks)  

2001  日本語の「概言」について  共著   
『研究論叢』  , 京都外国語大学  , LVIII  , 145-160  , 2001/06   

概要(Abstract) realis / irrealis (現実/非現実)という概念から日本語の「概言」のモダリティを検討しなおした。さらにこの概念がブルガリア語と日本語の「伝聞」のモダリティの共通性をも説明できることを明らかにし、言語を越えた統一的説明が得られることを示した。 

備考(Remarks) 執筆者:K. Radev、鎌田修  執筆担当頁:p.158〜159 

2001  ウチとソトを結ぶ日本語能力  単著   
『月刊日本語』  , アルク  , 平成13年 4月号  , 42-45  , 2001/04   

概要(Abstract) 教室内(ウチ)と教室外(ソト)で培われる日本語能力に違いがあるとすればそれは何か、また、そもそも外国語能力としての日本語能力とは何であるかを追及し、日本語教員向けに書いた。 

備考(Remarks)  

2000  ウチとソトを結ぶ日本語能力  単著   
「ウチ」と「ソト」を結ぶ日本語教育(国立国語研究所日本語教育相互研修ネットワーク地域研修会報告書)  , 国立国語研究所  , 27-33  , 2001/02   

概要(Abstract) 教室内(ウチ)と教室外(ソト)で培われる日本語能力に違いがあるとすればそれは何か、また、そもそも外国語能力としての日本語能力とは何であるかを追及した。 

備考(Remarks)  

2000  日本語の引用  単著   
『日本語学』  , 明治書院  , Vol. 19  , 140-157  , 2000/04   

概要(Abstract) 拙者『日本語の引用』で扱った研究のまとめと、そこでは扱えなかった社会言語学的見地(コードスイッチング)から「引用」という言語行為の再考察を図った。 

備考(Remarks)  

1998  日本語の引用研究:序論  単著   
『無差』  , 京都外国語大学日本語学科  , 第6号  , 41-65  , 1999/03   

概要(Abstract) 「引用」とは何か。「話法」とは何か。「引用句」を導く助詞「と」は統語的にどう扱われるべきか。「引用動詞」とそれに先行する「引用句」の形態的関係はどうのように捉えるべきか。これら、日本語の引用研究における根本的な問いに対する答えを模索した。 

備考(Remarks)  

1997  引用におけるモダリティと主格選択  単著   
『研究論叢』  , 京都外国語大学  , 第50号  , 192-207  , 1998/03   

概要(Abstract) 日本語の引用句に現れるモダリティと主格選択の関係を「視点」の観点から捉えた。現象描写文など独立文における主格選択とは異なる現象を観察し、それが「関与・非関与の原理」で説明できること、また、「ゆうれい文」の存在などを唱えた。 

備考(Remarks) 学園創立50周年記念号 

1995  Proficiency と第二言語習得  単著   
『英語教育研究』  , 日本英語教育学会関西支部  , 18号  , 2-13  , 1995/10   

概要(Abstract) 外国語能力とはその言語を媒介とした言語活動がどれほど、どのように遂行できるかを問う能力であると見なすproficiencyの概念に基づいて初級〜上級の英語学習者から自然発話データを収集した。それを観察すると、そこには他の方法で明らかにされている第2言語習得のプロセスと共通したものが見受けられる。英語教育におけるproficiency の普及とそれに基づく第2言語習得研究の重要さを訴えた。  

備考(Remarks)  

1995  タスク先行型ロールプレーと第二言語習得  共著   
Third Princeton Japanese Pedagogy Workshop Proceedings  , Princeton University  , 192-210  , 1995/07   

概要(Abstract) 文法学習等を追えた後、ロールプレーで仕上げをするという従来の(文型先行型ロールプレー)とは違い、学習の最初に、あるタスクに基づくロールプレーを与えて、それから学習項目を拾い上げるという斬新な考え方に基づいた外国語教授法とそこから得られるデータを第二言語習得研究の観点から分析した。 

備考(Remarks) ed. by Seiichi Makino 執筆者:山内博之、鎌田修  共同研究につき本人担当部分抽出不可能 

1994  語学教育における中間言語  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 24 No. 2  , 44-53  , 1995/02   

概要(Abstract) 第2言語習得研究の立場から日本語教育など外国語教育研究を見直し、学習者が独自に発達を遂げる中間言語(学習者言語)の観察・分析の必要性を訴えた。外国語学習者は教師が教えたとおりに能力を付けていくのではなく、学習者自身が仮説検証を繰り返し、習得を進めていく。どのような過程を経るかを知ることはより効果的な教育ができることに直結することになることを主張した。  

備考(Remarks)  

1994  伝達と模倣と創造: 引用におけるソーシャルダイクシスの現われ  単著   
『研究論叢』  , 京都外国語大学  , Vol.XLIII  , 1-8  , 1994/09   

概要(Abstract) 日本語の引用句を注意深く観察すると直接引用と言えど、引用表現の一部としてしか使用されないような表現があることに気づく。とりわけ、社会的な関係を暗示するソーシャルダイクシスの引用句内での現われは伝達という行為が元の発話の模倣ではなく、新たな伝達の場に適した表現の創造であることを如実に示す。 

備考(Remarks)  

1994  日本語教育、ウチとソト−学習者・教材・教室・教師:それぞれの役割を考える−  共著   
Proceedings from the Second Princeton Japanese Pedagogy Workshop  , Princeton University  , 146-157  , 1994/07   

概要(Abstract) 日本語教育の実態を教室内学習(ウチ)と教室外学習(ソト)という対立する学習環境を背景に捉え直し、その相違点を浮き彫りにし、最後にその融合を計るためにはどうすべきかの提案を行った。 

備考(Remarks) ed. by S. Makino 共同研究につき本人担当部分抽出不可能 

1994  日本語教育における中間文法(12): 中間言語研究への期待  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 23, No. 4  , 114-115  , 1994/04   

概要(Abstract) 「日本語教育における中間文法」のシリーズの最終編として、今後の日本語習得研究に対する期待を述べた。日本語教育という現場志向の分野における研究は決して理論的研究のみに偏ることなく、かといって、データ収集のみに終わるような研究であってもならない。大変広大な領域に及ぶ研究分野であるだけに、よりバランスの取れた研究手法、理論展開が望まれる。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(11): OPI: 会話能力の測定と習得  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 23, No. 3  , 114-115  , 1994/03   

概要(Abstract) 第2言語としての日本語能力とは何か〜言語活動をどれぐらい、どのように遂行できるかという観点で外国語能力を規定するproficiency という概念に基づき、その口頭面の能力を測定するOral Proficiency Interviewという手法を紹介し、そこで得られるデータに見られる日本語の第2言語習得過程と他の手法による研究とに共通点があることを論じた。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(10):学習者ストラティジー: 簡素化・回避など  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 23, No. 2  , 114-115  , 1994/02   

概要(Abstract) 日本語学習者は、教師が教えた通りに学習をしているのではなく、彼らが置かれている環境、学習目標、あるいは個人的な性格により、様々な学習ストラティジーを持っていて、それに準じた日本語習得を行っている。この近年とみに注目を浴びている現象を日本語学習者の自然発話をデータに観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(9):バリエーション  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 23, No. 1  , 122-123  , 1994/01   

概要(Abstract) 第1言語には地域における方言のみなならず、言語使用場面における個人的な言語形態のバリエーションがある。例えば、極めてフォーマルな場面における言語使用と打ち解けた環境における言語使用にはそれぞれにふさわしいスタイルが選ばれる。第2言語学習者においても同様のバリエーションがあると言う現象を日本語学習者の自然発話をデータに観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(8):個人差  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 12  , 120-121  , 1993/12   

概要(Abstract) 母語習得においては万人にその習得が保証されているが、第2言語の習得は個人によってその速度、完成度に大きな差が現われる。その原因は何であるのか。子供の第2言語習得と大人のそれとではどのような違いがあるのか、なぜそうなるのかということを日本語学習者の自然発話をデータに観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(7):インプット/フォリナートーク  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 11  , 114-115  , 1993/11   

概要(Abstract) 子供の母語習得が親からのインプットを処理することから発達するように、第2の言語習得もインプットの模倣ではなく、その処理によって起こる。また、子供母語習得において親がマザリーズと呼ばれる子供向けに調整したインプットを与えるように、母語話者はフォリナートークと呼ばれる日本語学習者に調整したインプットを与える。それらがどういうものであるか観察した。  

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(6):母語の役割(2)  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 10  , 118-119  , 1993/10   

概要(Abstract) 日本語学習者はどのような発達過程を経て日本語習得を展開していくか。母語の転移がかつて考えられていたように、学習言語と目標言語との表面的な相違点によって起きるのではなく、もっと深いレベルの言語そのものが持つ特性によって起きる現象を観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(5):母語の役割(1)  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 9  , 114-115  , 1993/09   

概要(Abstract) 日本語学習者はどのような発達過程を経て日本語習得を展開していくか。母語の役割は何なのか。第2言語習得にとって母語は災いの元なのか。それとも、頼りになる杖なのか。母語は決して「干渉」の源ではなく、それは学習時期、学習背景によって肯定的、あるいは、否定的な役割を持つ「転移」の源になることを観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(4):“−て形”の習得過程(2)  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 8  , 108-109  , 1993/08   

概要(Abstract) 自然発話、自由作文等をデータにした「−て形」習得過程の研究と教室内学習者から得たデータの習得研究とが共通した結果を示すことを観察し、「−て形」習得過程に一般的な順序があることを示した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(3):"−て形"の習得過程(1)  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 7  , 114-115  , 1993/07   

概要(Abstract) ミクロレベルにおける日本語習得過程研究の一つとして、日本語学習者がどのような順序で「−て形」を習得するのかという、いわゆる「形態素習得順序研究」を観察した。教室内学習による「−て形」の習得順序を見ることにより、学習者はある一定のストラティジーを持っていることを見た。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(2):中間言語の持つ流動性  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 6  , 114-115  , 1993/06   

概要(Abstract) 日本語学習者はどのような発達過程を経て日本語習得を展開していくか。第2言語習得と一般的な通時的言語変化との共通点として、その流動性について述べた。一般的な言語変化が徐々に、また、その言語の全体に渡って少しずつ起きるように、日本語の習得も徐々に、また、その全体に渡って起きる。第2言語の習得に「化石化」が起きると、それはこの「流動性」に歯止めをかけることになる、という現象を観察した。 

備考(Remarks)  

1993  日本語教育における中間文法(1): 正しい誤用、誤った正用  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 22, No. 5  , 88-89  , 1993/05   

概要(Abstract) 日本語学習者はどのような発達過程を経て日本語習得を展開していくか、その一面として、学習者のデータを見ると一見間違った使い方をしているようであっても、実は正しかったり、あるいはその逆もあり、データ全体を見なければその判断ができない。また、その判断も発達過程の中では自然なものであるか、そうでないかということにも寄るとの注意が必要であることを自然な発話データの分析を基に主張した。 

備考(Remarks)  

1992  日本語の中間談話文法の一側面  単著   
『日本語・日本文化』  , 京都外国語大学留学生別科紀要  , 創刊号  , 14-28  , 1993/03   

概要(Abstract) 発達途上にある第2言語を中間言語と呼ぶが、同様に発達途上にある第2言語の談話文法を中間談話文法と命名し、日本語学習者の談話文法能力の発達過程に一面を探った。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、インドネシア語を母語とする学習者から縦断的データを収集し、彼らの伝達表現習得能力の発達過程を調べた。転移現象、過剰搬化現象、対象言語内の複雑さから来る学習困難点を見いだした。 

備考(Remarks)  

1989  Proficiency のための日本語教育  単著   
『日本語教育』  , 日本語教育学会  , 71号  , 44-55  , 1990/03   

概要(Abstract) 外国語能力を言語活動の遂行能力であると捉えるproficiencyという概念をまず紹介した。それから、その能力観に基づき米国外国語教育協会が作成した外国語能力測定基準に示された「初級〜超級」の記述に照らし合わすと能力向上のために必要なことは言語活動の目的(タスク)を全面に出す生教材の使用と、それを前作業、主作業、後作業という3段階に分けて進めていく指導が必要であることを主張した。 

備考(Remarks)  

1988  日本語の伝達表現  単著   
『日本語学』  , 明治書院  , Vol. 7, No. 9  , 59-72  , 1988/09   

概要(Abstract) これまでの先行研究を踏まえ、日本語の引用構文の分析をさらに深め、日本語には「直接引用」「準直接引用」「準間接引用」「間接引用」の4種類の引用句の区別が必要であろうと主張した。また、日本語を第2言語として学ぶ学習者にとって日本語の引用構文の習得はどのようになされるか。情報のなわばり論などの観点から母語転移などの現象を探った。 

備考(Remarks)  

1986  Discourse Analysis and Second Language Pedagogy: A Study of Reported Speech in Japanese as a First and a Second Language  単著   
米国マサチューセッツ大学  , p.184  , 1986/08   

概要(Abstract) 第1言語としての日本語の引用文の統語的分析、さらに、日本語学習者はどのような発達過程を経て引用文を使った伝達能力を身につけるかを研究した博士論文。最初にこの研究の大きい枠組みである談話分析を概観し、それから、日本語の引用構文における先行研究を検討した。そして、本論文の中心的課題である日本語の引用文の分析と、日本語学習者の心理言語学的な引用文習得に関わる発達過程の分析を行い、日本語教育への貢献を試みた。(インタナショナルサイズ) 

備考(Remarks) 米国マサチューセッツ大学提出教育学博士論文、UM8701174) 

1983  日本語の間接話法  単著   
『言語』  , 大修館書店  , Vol. 12, No. 9  , 108-117  , 1983/09   

概要(Abstract) 日本語の引用構文の統語的分析を行った直接引用と間接引用を区別する根本的なものは何か。間接引用の従属句としての特徴は何か。また、モダリティと引用構文の関係は何かを探った。それらを総合して、直接引用と間接引用の中間的な「準間接引用」という言うものが日本語にはあることを主張した。 

備考(Remarks)  

1981  Indirect Quotation in Japanese  単著   
Papers from the Middlebury Symposium on Japanese Discourse Analysis  , 89-123  , 1981/12   

概要(Abstract) 一般にその区別が非常に曖昧だと言われている日本語の「直接引用」「間接引用」の統語的な違いをはっきりさせ、後者の従属節的特徴をまず浮き彫りにした。それから、間接引用句を注意深く観察すると、伝達者と元の話者の視点を混淆させずには文法性を保てない「準間接引用」と呼ぶべき引用句が存在することを主張した。 

備考(Remarks) ed. by S. Makino, University of Illinois 

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