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年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2011 | カンボジア南部一村落における社会階層構造とその変動 | 単独 | 2011年7月2日 |
日本カンボジア研究会 , 日本カンボジア研究会 | |||
概要(Abstract) 南部カンボジア・コムポート州・オンコーチェイ郡における一村落における全戸社会経済調査データを基にして、「社会階層および流動性調査」と同様の手法を用いて村落社会構造とその動態を分析した。この結果、当該村落においては上層一貫階層を欠き、中層一貫階層が戸数の65%を占めること、またこれら階層の戸主年齢から、階層分化の傾向は観察されず、世代的循環によって階層が維持されていることが示唆された。この構造・動態は、報告者らによって調査された北部ベトナム村落と同型的であり、村落の代表性が客観的に確認されてこそいないものの、水野浩一氏による東北タイ村落・北部ベトナム村落・南部カンボジア村落が同型的な社会構造・動態を持っていることが示唆された。 |
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備考(Remarks) |
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2009 | Pre-Modern Earthen Wall Sites in Western Makong Cambodia: Distribution, Shape, and Its Implications | 単独 | August 2009 |
Recent Reserches on Prehistory in Cambodia: An Update , National Museum of Cambodia, Ecole Francaise d'Extreme-Orient | |||
概要(Abstract) 2004年から2008年にかけてのカンボジア広域調査で発見された直径300〜700程度の円形乃至円形を含む複合的土塁遺構7件の分布・立地、及びその推定される年代と意味について、前アンコール期碑文の地域区分・航空写真・実地調査結果・漢籍文献等と相互参照を行った。 |
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備考(Remarks) |
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2007 | Ricc Morphology, Area, and History: 5th to 11tu Centuries Cambodia | 単独 | 2008/03/28 |
The 2nd International Workshop : New Perspectives of Prehistory and History in Cambodia , Royal University of Fine Arts | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) カンボジア東南部・東北部の遺跡から採集されたレンガ片中のモミガラ950件の実測データを解析することによって、国家形成期におけるカンボジアの稲作形態の地理的相違・歴史的変遷を検討した。分析結果は、碑文学・歴史学における地域性の相違を支持するものであったが、歴史的変遷を明らかにするには到らず、また、地域間の境界明確にすることはできなかった。これらのことは、王権変遷等の上部構造における変化が、農業的下部構造の劇的な変化を伴うものではなかったことを示唆している。 |
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2005 | Ancient Rice Morphology with Area-Historical Dimensions: Geography, Politics, and History | 単独 | 2006/03 |
International Workshop: New Perspectives on Prehistory and History in Cambodia , カンボジア王国芸術大学 | |||
概要(Abstract) 古代遺跡レンガ中のモミガラ形態を計量的に解析し、地理・政治・歴史に関する従属変数との間の関連を検討した。結果として、水条件の良さや碑文発見数に基づく政治的重要性がモミガラ形態の多様性と関連することが示され、先史時代から歴史時代初期における稲作の連続性が示唆された。 |
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備考(Remarks) |
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2004 | Economic Development and Social Equality: Household Analysis on Economy, Society, and ... | 共同 | 2004/07 |
The Second International Conference on Vietnamese Studies , Vietnam Academy of Social Science, Vietnam National University Hanoi | |||
概要(Abstract) ベトナム北部紅河デルタの一村落を事例として、近年における農業経済発展が社会的平等性を維持しながら進捗していることを各種計量分析の結果として示し、地位の非一貫性という社会構造がこれを支えていること、予測できる未来において社会構造が大きく変化する蓋然性が低いことから、この傾向が今後も持続してゆくことを示唆した。 |
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備考(Remarks) 共同報告者−中馬祥子 |
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2004 | 米国のカンボジア和平構想とその失敗−交渉・政治・戦争、1972−73年 | 単独 | 2004/06 |
2004年度アジア政経学会西日本大会 , アジア政経学会 | |||
概要(Abstract) 米国公文書・中国・ベトナム刊行文献等を用いて、ベトナム和平交渉の一環として進められたカンボジア和平構想の失敗理由が米国の交渉手続きにも起因することを示し、カンボジアにおけるポル・ポト政権成立の理由が米国の政策的失敗にも求められることを示唆した。 |
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備考(Remarks) |
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2003 | Su Da Dang cua Kinh Te Ho Gia Dinh tu Sau Chinh Khoan: Nghien Cuu Truong Hop Xom B, HTX Coc Thanh | 共同 | 2003/08 |
Hoi Thao Khoa Hoc: Chuong Trinh Bach Coc va Nghien Cuu Lang Xa Viet Nam trong 10 Nam Gan Day , ナムディン省・ベトナム国家大学 | |||
概要(Abstract) 過去10年間にわたって行われてきた日越共同大規模村落調査であるバッコク村研究の一環であるB集落各種全戸調査の経過、概要、主要結果を報告し、計量的手法と面接調査法の複合、社会・経済変数の操作化等の方法論を解説した。 |
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備考(Remarks) 共同発表者−中馬祥子(國學院大學経済学部) |
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2003 | 北部ベトナム村落における社会経済的多様化と生活時間−ナムディン省タィンロイ村B集落の事例− | 共同 | 2003/06 |
国際開発学会 | |||
概要(Abstract) セッション11、開発と社会基盤において、紅河デルタ一集落における村落社会・経済状況を概観し、家計・個人データ、世帯・個人水準で集計された生活時間データの諸特徴を説明した。また、生産・消費・社会・生活時間の各変数群内部・間の多変量解析結果を紹介し、国家政策である農業収入の平等性維持が世帯水準における社会経済的発展の基礎として有効に機能していること、この政策では補い得ない非農業収入や学歴格差が、村民の自発的努力である村路地舗装事業によって緩和される可能性を指摘した。 |
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備考(Remarks) 共同発表者−中馬祥子(國學院大學経済学部) |
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2002 | Socio−Economic Diversification and Time Allocation: A Case Study of B Hamlet, Thanh Loi Village | 共同 | 2000/08 |
International Workshop on Vietnamese Peasant's Activity , International Institute of Asian Studies, Leiden University, The Netherlands | |||
概要(Abstract) ベトナム北部の一農村における社会経済に関する全戸家計調査と個人水準網羅的生活時間データの多変量解析によって、農業資源・所得の平等性、非農業資源・所得の不平等化、社会・文化資源の偏在に関する諸特徴を示し、今後の家計水準における多様化の傾向を検討した。また、労働における性差の実態が面接調査によって得られる主観的認識とは異なっていることを指摘した。 |
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備考(Remarks) 共同発表者−中馬祥子(國學院大學経済学部) |
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2000 | 1970年代前半における米中緊張緩和とインドシナ紛争−カンボジア和平問題を中心として | 単独 | 2000/05 |
国際政治学会 , 名古屋国際会議場 | |||
概要(Abstract) 米国・中国・ベトナム等の文献を用いて大国間緊張緩和が小国にもたらした影響を検討した。米中の戦略的認識相違やタイ、カンボジア、ベトナム等の防御的反応が東南アジアにおける安定した平和の達成を阻害したことから国際政治体系におけるフィードバック過程の存在が示された。 |
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備考(Remarks) |
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