研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
宇田 光 ( ウダ ヒカル , UDA Hikaru )
所属
Organization
教職センター教職センター
職名
Academic Title
教授
専攻分野
Area of specialization

教育心理学。大学の授業改善に向けての実際的な検討を行い、効果を検証している。

学会活動
Academic societies

日本教育心理学会(1981年4月より),日本心理学会(1981年4月より)、American Educational Research Association (1995年3月より) 日本学校カウンセリング学会(1997年4月より)、 大学教育学会(1999年4月より)現在に至る。

社会活動
Community services

平成 1年4月〜 平成23年3月。東海地区私立大学教職課程研究連絡懇談会世話人(平成12年5月から16年4月まで代表。)
 平成8年4月〜10年5月 全国私立大学教職課程研究連絡協議、教員採用問題検討委員  
平成11年5月〜14年4月 全国私立大学教職課程研究連絡協議会、運営委員  
平成9年6月〜13年3月 松阪市社会教育委員および公民館運営審議会委員 
平成10年4月〜11年3月 三重県青少年健全育成ビジョン専門委員会委員。
平成15年4月〜 南山大学人間関係研究センター研究員
平成19年4月~平成21年3月 平成19年度・20年度文部科学省「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)」 ペーパーレフェリー
平成20年4月~現在に至る 学校心理士会三重支部役員
平成22年4月~25年3月 学会連合資格「学校心理士」認定運営機構  学校心理士認定委員会審査協力委員
平成23年4月~現在に至る 生徒指導士認定協会理事 

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (60)
著書数 books (24)
学術論文数 articles (36)

出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
名古屋大学大学院教育学研究科後期課程 博士課程  1987年03月  単位取得満期退学 
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取得学位
   
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
修士 教育学修士    名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻  1983年03月 
学士 教育学士    三重大学教育部  1979年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  高等教育における教授方法の研究・開発 

概要(Abstract) 大学の授業改善に向けての実際的な検討を行う。特に、BRD(当日ブリーフレポート方式)を導入した講義のもたらす効果を検証し、改善に向けた提言をおこなう。また、学生による授業評価(SET)にかかわる過去の研究を整理したうえで、今後の取り組みに向けて問題点を検討する。 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2005  大学講義の改革ー BRD(当日レポート方式)の提案  単著   
北大路書房  , A5  , 151  , 2005/05   

概要(Abstract) 当日ブリーフレポート方式(BRD)は、筆者が考案した講義手順である。講義の当日に受講生に簡単なレポートをまとめてもらう。講義の冒頭でテーマを発表し、90分間で簡単なレポート(A4版の用紙1枚)を書くよう求める。このことで、学生の当日の授業における到達目標を具体化し、講義への注意集中度を高める。このBRDの目的、方法、効果、他の方式との比較などをまとめたものである。 

備考(Remarks)  

2012  大学生活を楽しむ護心術 初年次教育ガイドブック   単著   
ナカニシヤ出版  , その他  , 107  , 2012/8/15   

概要(Abstract) 大学での勉強は、いろいろな意味で高校までとはかなり違ってくる。そこで入学後に、「基礎ゼミナール」あるいは「教養セミナー」などの名称で、入門授業を組む大学もある。本書では、こうした大学1年生に知っておいて欲しい基礎知識を整理した。2部構成となっており、第一部が学生の勉強について、第二部が学生の生活面での注意事項である。第一部では、講義の受け方やノートの取り方、試験の受け方、レポートの書き方など、大学での勉強ガイドとなっている。一方、第二部では、悪質商法や破壊的カルトなどから被害を受けないように必要な知識、心の病の基礎知識、酒やたばこ、車の利用などの問題を扱っている。
いずれも、心理学や現代懐疑主義の立場から、1年生でもわかるようにわかりやすく解説をしている。 

備考(Remarks)  

2016  生徒指導士入門テキスト2   未設定   
学事出版  , 未設定  ,  4p.  , 2016/04   

概要(Abstract) 米国の学校においては、生徒指導の枠組みとして、カウンセリングやTET(教師学)、ゼロトレランスなどが用いられてきた。しかし、最近になって、PBIS(ポジティブな行動サポート)と呼ばれる予防的な取り組みが行われるようになってきた。PBISにおいては、生徒が取るべき望ましい行動を、3つの段階でポジティブに指導する方法が用いられる。実際PBISを導入することで、行動面、学力面ともに、好ましい成果が報告されている。本著では、このPBISの概略を、ごく簡単に紹介している。 

備考(Remarks)  

2007  学校心理学入門シリーズ2 ーー授業改革の方法  単著   
ナカニシヤ出版  , A5  ,  Pp.139-156.  , 2007/06   

概要(Abstract) 大学の授業改善においては、大きく分けて二つの方法論がある。第一は、講義という枠組みの中での改善である。これは基本的には、伝統的な講義らしく教員の説明を中心にすえる。しかし、視聴覚的な方法を用いる、受講生の意見を聞くなどして双方向的にする改善策である。BRD(当日ブリーフレポート方式)も、この中に入れて考えることができる。一方、第二の方法は、講義という枠組みを取り払い、学生中心に進める改革モデルである。いわゆる学習者中心型の方法論と言える。このカテゴリーにはいるものとして、PSI(個別化教授システム)や、PBL(問題に基づく学習)が挙げられる。これらはいずれも、過去に数多くの実践例と実証的な研究を積み重ねてきている。特にPBLは、メタ分析が複数なされており、その効果については、極めて活発に研究がなされてきた。 

備考(Remarks) 「大学の授業改善と当日ブリーフレポート方式」
 市川千秋(監修) 宇田光・山口豊一・西口利文(編) 

1999  地域に生きる大学  共著   
和泉書院  , A5  , 219p.  , 2000/03   

概要(Abstract) 1章「大学教育に対する学生の意識・教員の意識」、2章「大学の授業改革のゆくえ」、3章「大学教員の地域社会への貢献ーー巡回スクールカウンセラーの立場から」、5章「大学開放センターの発展」を分担執筆。1・2・5章は中井良宏、片山尊文、山元有一と共著。3章(Pp.119-136)のみ単独執筆である。学生による授業評価や教育制度上の改革状況、教員としての取り組みなど、松阪大学の学生や全国の大学を対象に実施した数々の調査結果をもとに、大学改革を進める上で不可欠なデータを多面的に紹介し、分析考察した。 

備考(Remarks) 中井良宏・宇田 光・片山尊文・山元有一。Pp.11-136,183-219.を担当した。 

1994  動機づけの発達心理学  共著   
有斐閣ブックス  , A5  , 200  , 1995/03   

概要(Abstract) 「大学生の動機づけ」動機づけを発達的な視点からとらえた専門書の第4章。大学生における動機づけに関して執筆した。大学・学部選択の動機、大学における勉学の動機づけ(無気力・留年現象)、学習への動機づけを高める講義のあり方などの観点から整理した。 

備考(Remarks) 速水敏彦・橘 良治・西田 保・丹羽洋子・宇田 光。Pp. 109-139.を担当した。 

1999  これからの教育を考える  共著   
福村出版  , A5  , 261  , 1999/04   

概要(Abstract) 分担は第5章「教育の方法」、第7章第1節「家庭・遊びの変化」、第8章第5節「スクールカウンセラー」、第10章第3節「教師に求められる資質とは」(Pp.121-134, 157-163, 197-201, 228-238.)『教育の本質を求めて』(平成2年)の原稿をベースとして、新たに「スクールカウンセラー」(第8章)など新しい話題を入れて書き改めた。

 

備考(Remarks) 中井良宏・梅村光弘・竹内明・片山尊文・永井隆正・山元有一・甲斐進一・辻村哲夫・宇田 光・権部周行他1名。 

2012  生徒指導士入門テキスト -生徒指導を深める教育実践の心理   共著   
学事出版    , A5  , Pp.14-17, 39-41.  , 2012/7   

概要(Abstract) 「アメリカの生徒ハンドブック-生徒行動規定 (Student Code of Conduct) 」「学生・生徒を授業に集中させる方法- 当日ブリーフレポート方式」 有門秀記編。前者は、アメリカ合衆国の学校において一般的にみられる「生徒ハンドブック」を紹介したものである。これは、生徒や親が従うべきルールを明示したものである。最近、日本では、親が理不尽な要求を学校につきつけてくるという問題がある。これは、学校と生徒や親との間で権利や義務が明確になっていないためである。契約社会であるアメリカでは、学校と親との間でも、生徒ハンドブックを通して明確な契約が結ばれていると言える。日本にはこのような伝統はないが、いわゆる「モンスターピアレント」なる問題を考えても、一つの
対策として参考になる。
後者、「当日ブリーフレポート方式」は、 学生や生徒を授業に集中させる一つの方法である。学生や生徒が授業になかなか集中しない理由の一つは、その必要性を切実なものとして実感できないことである。そこで、授業を一つのレポートを仕上げる場として位置づけ、教師の説明はそれを助けるために行われるものである、とリフレームするのである。  

備考(Remarks)  

2004  ブリーフ学校カウンセリングー解決焦点化アプローチ  共編著   
ナカニシヤ出版  , A5  , 133  , 2004/06   

概要(Abstract) 学校心理学入門シリーズ1
宇田(1998、学校カウンセリング研究2号)を一般向けに
まとめ直したものである。 

備考(Remarks) 市川千秋(監)、宇田光・有門秀記・桜井貞子(編)。執筆者9名。Pp.109-122.を執筆。 

2010  教育心理学  共著   
ナカニシヤ出版  , B5  ,  Pp.67-76.   , 2010/06   

概要(Abstract) 「授業における学習指導」第6章 江戸時代、庶民の教育は寺子屋などの自然発生的な教育施設において、個別に必要に応じておこなわれた。一方、明治時代に入ると、殖産興業・富国強兵という政策のもと、大胆な改革があらゆる分野で進んだ。教育の分野では、近代的な学校制度が導入され、全国の学校で一斉指導が行われるようになった。このような経緯の中で、授業は今日に至るまで広く普及してきた。授業を支える理論として、有意味受容学習、発見学習、プログラム学習、あるいはプロジェクト法などの問題解決学習がある。また、近年では協同学習も注目されている。これらの方法について順次紹介し、比較、検討した。また、こうした指導方法の効果に関して、コラム内でメタ分析などの研究方法にも言及した。 

備考(Remarks) 西口利文・高村和代編 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2009  協働における目標の調整 -- ラウンドテーブル「協働の精神と方法」を振り返って  単著   
 『人間関係研究』  , 南山大学人間関係研究センター紀要  , 9号   , 58-66.  , 2010/03   

概要(Abstract)  協働とは何か、またどのような方法で協働すれば良いのか。本稿では、第1回センター研究会をふりかえって、協働についてあらためて考えた。特に取り上げるのは、多様な参加動機をもつ人々の目標をどう調整していくか、という問題であった。心理学における集団の研究は、その多くが教室や統制された実験室でなされてきた。協働が生じる場面は、より枠組みが不明確である。枠組み自体を作るところから作業を進める必要がある。 

備考(Remarks)  

2006  PBL(問題に基づく学習)とその効果 ー近年のメタ分析結果を中心とする検討ー  単著   
人間関係研究  , 南山大学人間関係研究センター  , 5  , 1-14.  , 2006/04   

概要(Abstract) PBL(問題に基づく学習)は、カナダの大学で40年ほど前に開発された指導方法である。問題解決学習と系統学習の両者の特徴を併せ持っている。しかも、既に膨大な研究データが蓄積され、メタ分析も複数存在する。最近、LTSN(教授学習支援ネットワーク)がPBLの効果についてメタ分析をおこなった。また、ベルギーとオランダの研究チームも、同じ年にメタ分析の結果を発表している。そこで、本稿ではこれらの報告の概要を紹介したうえで、PBLの効果について考察した。 

備考(Remarks)  

2004  要約ライティングを活用する分節化講義の効果ーGLPとBRDを中心に  単著   
学校カウンセリング研究  , 日本学校カウンセリング学会  , 7  , 31-37  , 2005/03   

概要(Abstract) ライティングは学習にプラスの影響を及ぼす。大学教育の目標を達成するために、ライティング活動を授業に意図的に組み込んで、記憶や学習の質を改善することが考えられる。説明を聞く時間、ノートに書く時間、という要領で分けて進める方法がいくつかある。代表的なものがGLPやBRDである。これらの方式について比較するとともに、効果や意義を考察した。
 

備考(Remarks)  

2002  「やや満足」な講義をめざして  単著   
大学と教育  , 東海高等教育研究所  , 第32号  , Pp.41-52.  , 2002/04   

概要(Abstract) 学生による授業評価で、せめて「やや満足」という評定を得られる講義とは何か。従来の伝統的な講義法に代わり、「当日ブリーフレポート方式」(略称をBRDという)の講義法や、学生がチームを組んで課題に取り組み発表する「プロジェクト」型の授業の活用を提案した。また、最後に学生による授業評価のかかえる諸問題を整理して論じた。
 

備考(Remarks)  

1999  大学の授業改革に関する調査研究  共著   
松阪大学紀要  , 松阪大学学術研究会  , 18巻  , pp.1-18.  , 2000/03   

概要(Abstract) 今日、各大学では授業改善の取り組みがなされている。さまざまな方策が検討され、実施されている。そこで、「大学の授業改革に関する調査」を行った。内容は、1. 大学・学部での教育制度上の改革、2. 教員としての授業改善への取り組みであり、調査対象校は全国からランダムに抽出した私立大学(文系)、私立短期大学である。この結果の概要を報告した。制度上の改革は既に進んでいるが、授業の改善そのものは、個々の教員の努力にまかされている。その意味で、FDはまだ着手されたばかりである。

 

備考(Remarks) 中井良宏・山元有一・片山尊文・宇田 光。共同研究につき本人担当抽出不可能。 

1999  大学開放に関する調査研究−−生涯学習社会における大学の役割  共著   
松阪大学女子短期大学部論叢  , 松阪大学短期大学部  , 38巻  , pp.1-19.  , 2000/03   

概要(Abstract) 大学・短大の大学開放(生涯学習)への取り組みの実態や課題について、調査結果を通して考察した。調査は全国の大学・短大で大学開放センターあるいはそれに類する名称の組織をもつものをすべて選び出し、郵送で行った。国立大学や公立大学と私立大学とでは、その目的が根本的に異なり、特に私立大学の場合は地域社会への貢献・PRという意味が強い。
 

備考(Remarks) 片山尊文・山元有一・中井良宏・宇田 光。共同研究につき本人担当抽出不可能。 

1997  全国における教員採用選考方法の改善の動向について  単著   
教師教育研究  , 全国私立大学教職課程研究連絡協議会  , 11号  , Pp. 27-36.  , 1998/03   

概要(Abstract) 全国の都道府県、指定都市の行う教員採用選考においては、近年様々な工夫、改善が試みられている。そこで、教員の資質向上地区連絡協議会で提示された資料をもとに、全国的な改善動向をまとめた。各県に共通して、人物重視の採用がすすみ、とりわけ面接方法の工夫が試みられている。 

備考(Remarks)  

1997  自主的な子どもを育成する学級指導のあり方ーー相互監視と同調からの脱却−−  共著   
松阪大学紀要  , 松阪大学学術研究会  , 16巻  , 19-27.  , 1998/03   

概要(Abstract) 心理学の知見と家族療法の理論的観点から、学級における指導の基本的なあり方を検討した。学級での雰囲気に同調のメカニズムが働いていたり、教師が権威的であったり、罰を多用する学級はうまくいかない。しかも、さらに効果的でない働きかけが繰り返されてしまいやすい。この堂々巡りから脱けるには、権威や同調・監視を誘発しない肯定的メッセージ法が有効である。 

備考(Remarks) 宇田 光・市川千秋・有門秀記。共同研究につき本人担当抽出不可能。 

1997  講義に変化をつける2つの工夫  単著   
東海教師教育研究  , 東海地区私立大学教職課程研究連絡懇談会  , 14号  , Pp.32-41.  , 1998/01   

概要(Abstract) 大学の講義を改善していくために、様々な工夫が可能である。中でも、一方通行的な情報伝達モデルから、双方向的なモデルに移行する2つの工夫を紹介した。一つはペアノート学習であり、二つ目はプロジェクト活動の併用である。プロジェクトにおいては、受講生が講義時間の一部を用いて発表の準備を行っていき、最後に発表する。より積極的な講義への参加をねらっている。 

備考(Remarks)  

1995  生徒指導に対する教員の信念ーーKJ法による分析ーー  共著   
松阪大学紀要  , 松阪大学学術研究会  , 14巻  , pp.65-88.  , 1996/03   

概要(Abstract) 教師が生徒指導というものをどう捉え、また実際にどのような指導を行っているかを調べた。とくに、「うまくいった生徒指導」「うまくいかなかった生徒指導」「実践したい生徒指導」という観点から質問をした。結果は雑多なデータを整理、集約する技法であるKJ法を用いて整理した。
 

備考(Remarks) 西口利文・市川千秋・宇田 光。共同研究につき本人担当抽出不可能。 

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2014  米国の生徒指導~小中学校での問題行動に関する管理部門委託様式について   翻訳  未設定 
学校カウンセリング学会会報  , 日本学校カウンセリング学会  ,  第41号   , Pp.5-9.  , 2014年   

概要(Abstract)  日本では、児童生徒の問題行動にいかに対処するのかについて、学校で必ずしも明確な手順が作成されているとは言えない。他方、米国の小中学校では、日本の学校の場合とは異なり、生徒ハンドブックにみられるように、細かな規則、具体的な手順やフローチャートが作成されている。米国の小中学校には管理部門があり、そこに児童生徒の問題行動を報告して、管理部門が対応することになっている。その場合、統一された委託様式が学校で作成されていて、その委託様式が用いられる。ここでは委託様式がどのようなものなのか、小中学校における事例を和訳して紹介した。 1 ニューハンプシャー州James Mastricola 小学校 における委託様式、2 James Mastricola 小学校における矯正手続き、3 メリーランド州Robert Clements ミドルスクールにおける管理部門への委託様式、4 オレゴン州、コーバリス校区Linus Pauling ミドルスクール におけるいじめハラスメント情報の報告様式、である。

 

備考(Remarks)  

1996  Brief strategic intervention for school behavior(『学校での問題行動をいかに解決するか』)  翻訳  共訳 
二瓶社  , 1996/04   

概要(Abstract) 短期戦略的アプローチとは、MRI(心理研究所)短期療法センターのP.Watzlawickらが開発したものである。人間の問題を病理的にではなく、相互作用的に見ていく。本書では、学校を支援する専門家が、この介入方法をどう使えるかを、具体的なケースを挙げて示している。Amatea, E.S. 1989 Brief strategic intervention for school behavior problems. Jossey-Bass 

備考(Remarks) 市川千秋・宇田 光 

1988  『教師業ワ−クブック−−価値明確化による自己発見の旅』  翻訳  共訳 
黎明書房  , 129  , 1989/02   

概要(Abstract) アメリカ合衆国における道徳教育の分野では、「価値明確化」は代表的なアプローチの一つとみなされている。 本書は、自分自身のもつ価値観に目を向けるための31の課題からなる、一種のワークブックとなっている。原典は、Simon, S.B. 1974 Meeting yourself halfway. Author 

備考(Remarks) 市川千秋・宇田 光.  

2016  いじめ、学級崩壊を激減させるポジティブ生徒指導(PBS)ガイドブック -期待行動を引き出すユニバーサルな支援   翻訳  共訳 
明石書店   , 153p  , 2016/09   

概要(Abstract) 米国の学校では1980年の後半以降、生徒指導において新たな動きが起きている。ポジティブな行動に焦点を当てた「行動支援:PBS」や「行動介入支援:PBIS」に基づく教育改革が、全米で急速に広がっている。それは、先取りの指導による予防的アプローチを取り入れているのが特徴である。その結果、実践校では、授業妨害・対教師暴力、学級崩壊などが顕著に減少する成果が見いだされている。米国でのこうした動きについて、適切な入門書がこれまで日本に十分に紹介されてこなかった。
原著でいうSW/PW-PBS:School Wide / Program Wide - Positive Behavior Support:PBS (学校規模やプログラム規模のポジティブな行動支援) を、ここでは「ポジティブ生徒指導」と訳することにした。
 PBSでは、生徒の問題行動に対し、叱ったり議論するのではなく、予防的に問題行動を起きにくくしていく。期待行動を子どもに教え、望ましい代替行動に取り組むように導く。幼稚園、小学校をはじめ中・高校までの現場教師・専門家向けに書かれたポジティブ生徒指導のテキストである。 

備考(Remarks) メリッサ・ストーモント、チモシー・J.ルイス、レベッカ・ベックナー、ナンシー・W.ジョンソン 著
 原著 Melissa Stormont et al. 2008 Implementing Positive Behavior Support Systems in Early Childhood and Elementary Settings. Corwin Press.
 市川 千秋・宇田 光 (監訳) 

2008  ピアを活用する当日ブリーフレポート方式  シンポジウム  単著 
日本教育心理学会第50回総会  , 2008/10/11-13   

概要(Abstract) BRD(当日ブリーフレポート方式)は、講義を改善するための方法の一つである。基本的に個別学習を重視する方法ではあるが、同時に協同学習との相性もよい。例えばレポートを隣の学生とペアで分担して構想し、後半で互いに教え合うなどの応用が可能である。本発表では、そのような協同型のBRDを紹介した。 

備考(Remarks)  日本教育心理学会第50回総会自主シンポジウム
「大学におけるグループ学習の理論的・実践的検討」
(話題提供者)  

2008  大学講義の枠組み - PBLとBRDを中心に  ワークショップ  未設定 
日本心理学会第72回大会  , 2008/09/19-21   

概要(Abstract)  授業改善のための様々な手法のうち、近年話題となっているものを紹介した。PBL(問題に基づく学習)やBRD(当日ブリーフレポート)を中心に、まず概要を述べた。 

備考(Remarks) ワークショップ「心理学教育を考える--授業の枠組みを見直す」話題提供者 

2001  『学校を変えるカウンセリング−−解決焦点化アプローチ』  翻訳  共訳 
金剛出版  , 2001/11   

概要(Abstract) 解決焦点化アプローチは、問題の除去ではなく解決構築に焦点をあてるカウンセリングである。伝統的な医療・治療モデルではなく、心理教育的援助モデルと言うことができる。一人ひとりの生徒がもっている健康な部分、リソースや強さを重視し、カウンセラーと生徒とが協同して、解決イメージをつくり、解決を構築するのである。原典 The Solution-Focused School Counselor. Taylor & Francis

 

備考(Remarks) 市川千秋・宇田 光。Thomas E. Davis and Cynthia J. Osborn 2000 

1999  『学校で役立つブリーフセラピー』  翻訳  共訳 
金剛出版  , 1999/07   

概要(Abstract) 原典、Brief Intervention for School Problems: Collaborating for Practical Solutions. Guilford Press. 著者は、アメリカで長年にわたり学校カウンセラーとして実践を積んできている。その経験から、ブリーフセラピーの学校での効果的な適用を提案する。「ソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決焦点化アプローチ)」を中心に、ブリーフセラピーの考え方や事例を示している。 

備考(Remarks) 市川千秋・宇田 光(監訳) Murphy, J.J. and Duncan, B.L. 1997 

2013  ピアミディエーション・プログラムについて   翻訳  共訳 
学校カウンセリング研究   , 日本学校カウンセリング学会  , 13号  , Pp.33-36.  , 2013/12   

概要(Abstract) J.Frank Rizzo 著「Amigos in Mediation - Peer Mediation Program 」の訳である。
内容は、事前に訓練を受けた生徒の「ピアミディエータ」が、生徒の対立葛藤場面で登場して、調停、解決を図るプログラムである。ピアミディエーション過程への招待、ミディエータの役割、セッションを開始する、双方の言い分を語らせる、解決をブレーンストーミングさせ解決に到達させる、合意に達する・終わる、という段階に分けて、ピアミディエーションの具体的な進め方を明らかにしている。 

備考(Remarks)  

2013  好ましい行動を支援するPBSにおけるいじめ予防   翻訳  単訳 
生徒指導認定協会刊行資料  , 生徒指導認定協会   , 36p.   , 2013/12   

概要(Abstract) (Scott Ross, Rob Horner, & Briana Stiller, 2013 Bully Prevention in Positive Behavior Support.
 Ecucation and Community Supports.)

 米国の学校でも、いじめが広がってしまい問題となっている。そこでいじめ防止に対しては、様々なプログラムが考案されて実施されてきた。しかし、必ずしも明白に良い効果が出ていなかった。
 BP-PBSは、問題行動に3段階で応じるやり方である。その3つとは、「やめて(Stop)」、「立ち去る(Walk)」、「伝える(Talk)」の3つである。いじめられたらまず「やめて欲しい」というサインを出す、それでだめならその場を立ち去る、さらに大人に伝える、という基本を徹底して指導する。
 プログラムではまずポジティブに述べられたルールを、学校全体で3個から5個決める。例えば「安全に」: 授業中は手足をきちんとしておく。「敬意を持つ」: 一度に一人の生徒が話をする、などという要領である。これらが、達成すべき目標となる。
BP-PBSは、いじめ行動そのものを減らすだけではない。いじめ行動の受け手や傍観者の、いじめ行動への適切な反応を増加させる。それに加えて、本プログラムは、PBSというより大きな枠組みに組み込まれているので、それほどの労力を要せず、その後何年にもわたり、持続しやすいプログラムなのである。 

備考(Remarks)  

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2014  BRD(当日ブリーフレポート方式)を用いた講義における口頭発表  単独  2015/3/13 
第21回大学教育研究フォーラム   , 京都大学高等教育研究開発推進センター  , 第21回大学教育研究フォーラム発表論文集  , 京都大学高等教育研究開発推進センター   

概要(Abstract)  BRDは集中度や理解度を高める効果があるメリットの多い方法だが、課題もある。 第一に、BRD方式で講義を進めていると、レポートのテーマをウエブで検索し、内容をコピペしてしまう受講生が出てくる。「浅い処理」であり、ごまかし勉強(藤沢、2002)である。そこで、「深い処理」や「正当派の学習」を誘導するような指導方法が求められる。第二に、用いる技能が限定されてしまう問題がある。BRDは情報発信能力のうち書くことを重視した方法であるが、話すこともまた育てるべき重要な技能である。
 そこで、90分授業の最後5~10分を用いて、書いたことを中心に受講生にスピーチさせる方法を考案、試行した。当日レポートに加えて、いわば「当日スピーチ」方式である。事後には、簡単な調査を実施した。各項目の平均得点(5段階、括弧内SD)をみると、次のとおり肯定的な回答が多かった。授業内容の理解度を、自己評価できた。・・・ 3.45(0.58)、他の人が話すのを聞くことを通して、自分も復習になった。・・・3.43(0.76)。 

備考(Remarks)  

2014  当日レポートを活用した講義の実際    単独  2014/3/8 
大学教育改革フォーラムin東海2014   , 大学教育改革フォーラムin東海  , オーラルセッションⅡ   

概要(Abstract) 少人数授業の場合にはまだ、工夫の幅は広い。学生主体のPBLなどアクティブ・ラーニングを展開することもできる。問題は、多人数講義の場合である(特に私立大学では、まだそれが一般的である)。変革の方向性としてはICT活用を試みたり、協同学習を組み込むなどの工夫でアクティブな授業にもできる。その一方で、講義という方法も工夫次第ではまだ役に立つのではないか。
 講義の弱点はなにより、教員からの一方的な情報伝達に陥りがちなところである。受講生の立場からは、「ノートを取っておく」という受け身の姿勢である。そこで、講義時間内に「学生一人ひとりが何らかの課題に取り組む」しかけで、より能動的な姿勢に転換できないかと考えた。そして個人の課題として、レポートに注目したのである。
 当日ブリーフレポート方式(BRD)とは、そうした講義改善の具体的な方法である。 

備考(Remarks)  

2014  市川千秋・宇田 光・有門秀記  いじめ防止・解決に関する研究(3) ポジティブ生徒指導(PBIS)のアプローチ ~肯定的メッセージはなぜいじめを防止するのか  共同  2014/10/5 
日本生徒指導学会第15回大会  , 日本生徒指導学会   

概要(Abstract)  いじめという不健全な「優劣ゲーム」では、心理的けじめが生まれにくいため悪循環が生まれ、それが持続すると考える。肯定的なメッセージを用いて優劣関係から優優関係に移行させて、不健全な(嫌な思いが残る)優劣ゲームの悪循環から抜け出させる方法を、いじめ解決アプローチとする。優劣ゲームの悪循環を生まない段階での取り組みとする。
 具体的な手続きとして、いじめる生徒(優位)といじめられる生徒(劣位)との間で、優位と劣位を逆転させるか、等位に移行させる方策を取るものである。 

備考(Remarks)  

2014  いじめ回復コーピングに関する研究 -大学生に対する回想法による調査結果   共同  2014/1/11 
 日本学校カウンセリング学会第29回大会  , 日本学校カウンセリング学会  , 日本学校カウンセリング学会第29回大会発表論文集  , 日本学校カウンセリング学会  , 8-9.   

概要(Abstract)  いじめという経験をした時、結果として「つらい心の傷を残す」という言い方がされることもある。一方で、いじめを自らへの試練としてとらえて、ユニークな対処法を生み出し、見事に克服できる場合もあるだろう。
 そこで、大学生に対して、いじめられた経験の回想法による調査を実施して、対処(コーピング)の類型を探った。


 

備考(Remarks)  

2010  現代の懐疑主義と心理学(2)  単独  2011/01 
日本学校カウンセリング学会   

概要(Abstract)  現代の懐疑主義では、科学的な検証・批判的な思考力を重視する。そのため、大学教育とは密接な関係をもつ。大学は多くの若者が集まるので、破壊的カルトが勧誘活動に暗躍する一つの場にもなっている。近年でも、韓国で生まれた「摂理」という新興宗教団体が、大学で多くの学生を勧誘し、問題となった。
 一般に破壊的カルトは、どのような特徴を備えているのか、自己啓発セミナーと心理学との接点などについて論じた。勧誘は巧妙におこなわれるので、事前にこうしたカルトの存在や実態、手口を知っておくことが必要となる。そこで早い段階(基礎セミナーなど)で、この問題を啓発し、批判的な思考力を高める教育をおこなう必要がある。
  

備考(Remarks)  

2009  )「毅然とした生徒指導 - 切り捨てないゼロトレランスの立場から  共同  2009年9月 
日本教育心理学会第51回総会自主シンポジウム   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 学会シンポジウム 企画・司会者・話題提供者 

2008  モンスターペアレントにいかに対応するか   その他  2009/01/10-11 
日本学校カウンセリング学会第24回大会   

概要(Abstract)  日本の学校の多くは、校則を少なくする、あるいは廃止するという方向に進んでいる。一方、アメリカ合衆国では、学校と親や生徒との間で、かなり詳細な「学校ハンドブック」が作られるのが一般的である。それを指針として、様々な問題への対処がおこなわれている。実例をもとにして、「学校ハンドブック」の実態と意義を論じた。 

備考(Remarks) 発表者 市川千秋・ 宇田 光 
モンスターペアレントにいかに対応するか- 米国学校ハンドブックのガイドラインから学ぶこと 

2016  米国の生徒指導-学校安全への対応の視点から  単独  2017/01/07 
日本学校カウンセリング学会・研修会  , 日本学校カウンセリング学会   

概要(Abstract)  米国での学校安全について講演した。まず、外部から悪意を持った人が学校に侵入して、児童生徒や教職員を襲う事件がある。日本でも2001年に、大阪の池田小学校での児童殺傷事件があった。2005年には寝屋川の小学校で、教職員が殺傷される事件もあった。日本では刃物による殺傷事件が多いが、米国では銃乱射となって、一度の事件での被害が大きいこともある。米国での銃乱射は非常に多い。そのため、対策も真剣に考えられている。
 また米国では一般的に、通学手段としてスクールバスが用いられる。そのため、バスの安全運行に関しては経験が蓄積されていて、私たちが学べることも多い。バスの運行はもちろん、専門の運転手が行う。スクールバスの運転手には、規律維持のため権限が与えられている。たとえばバス車内で生徒がけんかなどの問題を起こした場合に、最寄りの学校に寄って当該の生徒を降ろすこともできるのである。
 

備考(Remarks)  

2015  ポジティブ生徒指導の動向(1) -全校指導体制でいじめ・不登校を劇的に改善する方法  共同  2015年8月28日 
日本教育心理学会第57回総会  , 日本教育心理学会  , 日本教育心理学第57回総会発表論文集  , 日本教育心理学会  , 102-103.   

概要(Abstract) いじめや不登校など近年の学校における深刻な諸問題に対して、教育心理学の立場から何が言えるのだろうか。むろん研究者は、いじめ・不登校の実態把握や発生理由についての理論的な説明を試み、成果を上げてきた。現場でも様々な工夫をこらして、何とかこうした問題を少しでも軽減しようと努力してきている。しかし、その対処方法には決め手を欠いているのが実情であろう。実際に、不登校は劇的に減る様子がないし、いじめ自殺もくり返されている。「複雑な問題なのでそう単純に解決できません」と言うこともできるだろうが、やはり現時点で最善と思われる解決に向けた選択肢を現場と協力して確立していく必要がある。私たちには、根拠に基づいて具体的な提案をすることが求められている。
 そこでここでは、いわゆる「ポジティブ心理学」の流れの中ででてきた生徒指導の理論や実践を中心に、あらためて考えてみたい。ご提案頂くのは、①不登校を劇的に減らすことに成功した小学校での実践、②いじめの減少に効果のある肯定的メッセージ法の実践、そして③米国で急速に普及しているPBIS(ポジティブな行動の介入とサポート=ポジティブ生徒指導)の理論と実際である。 

備考(Remarks)  

2010  「毅然とした生徒指導 - 切り捨てないゼロトレランスの立場から その2」  共同  2010/08 
日本教育心理学会第52回総会自主シンポジウム   

概要(Abstract) ゼロトレランスは、厳しく、問答無用に、冷たく切り捨てる生徒指導のあり方のように思われている。「悪いことは悪いのだ」という見方のみが強調されすぎて、いかに対処するか、その具体的な進め方に踏み込まないことが多い。しかし実は逆に、切り捨てないで面倒を見る、暖かい親切なやり方だと言い換えることもできる。あくまでも、自分自身の行為に責任をとることから学ばせるという児童生徒の発達段階に応じた教育措置として位置づけられている。
 ゼロトレランスなどアメリカ合衆国における生徒指導の考え方を検討した。アメリカの学校における生徒指導の改革状況、日本における生徒指導のあり方、さらに品性・品格教育などについて、話題提供していただいた。そして、今後の日本における、切り捨てない毅然とした生徒指導の構築をめざした方向を探った。 

備考(Remarks) 企画・話題提供者

 話題提供者 市川千秋、 宇田 光、 高見砂千、西山久子、 山田敏子 

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2004  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  分節化された講義におけるライティングの活用 
     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2003  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  当日ブリーフレポート方式(BRD)に関する比較研究 
     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2014  口頭発表を加えたBRD(当日ブリーフレポート)方式の実践 

 当日ブリーフレポート(BRD)方式の講義において、レポート内容の口頭発表を加えたかたちの講義を試行している。
 レポートを書くという目標と同時に、授業内容をうまく要約して口頭で発表できる、という第二の目標を設定した。この型式をとることによって、受講生が「深い処理」をする態度形成をねらっている。 

2014/4/01~2015/3/31 
2014  現代教育に関するPBL 

 アクティブ・ラーニングを進めることをねらい、現代教育をめぐる諸問題に関して、PBLのシナリオを開発した。
 「学級崩壊、いじめ、発達障害」などの問題を含んでいる。
 
 

2014/4/01~2015/3/31 
2006   

新しい講義法を考案し、多くの科目で採用している。BRD方式(当日ブリーフレポート方式)である。これは、講義の当日に、受講生に簡単なレポートを執筆してもらう方法である。講義の冒頭でテーマを発表し、90分間で簡単なレポートを書くよう求める。このことで、学生の到達目標を具体化して、講義への注意集中を高める効果が期待できる。 

 
2005  当日ブリーフレポート方式(BRD)の実践 

 当日ブリーフレポート方式(BRD)を開発し、実践した。
 BRDは、90分間の講義の最初と最後の時間を用いて、受講生にA4版1枚のレポートを提出するよう求める授業方式である。
 

2005/4/01~2014/3/31 
2015  PBIS(ポジティブ生徒指導)のティアⅠ実践課題の開発 

PBIS(ポジティブ生徒指導)のティアⅠ実践課題を開発し、「教職実践演習」の授業において用いた。 アメリカ合衆国においては、PBISと呼ばれる生徒指導の枠組みが導入されつつある。PBISにおいては、「責任」「安全」「尊重」など、全校の目標を決めて、具体的な方法を定めて実施されている。好ましい学習環境を生み出すとともに、学力を向上させる効果があると認められている。筆者らがかつて訪問したオレゴン州の小・中学校、高等学校、いずれもこうしたPBISの実践が着実に行われていた。この第一段階、ティアⅠでの具体的な実践を体験できる教材を開発して、グループワークに活用した。 

2015/04/01~2016/03/31 
2014  当日90秒スピーチ方式の試み 

「学校教育心理学」の授業で、BRD方式と併用で実施した。構想段階15分、執筆段階15分、書式は40行のBRD-H書式を使用した。BRDのテーマは「記憶方略」と「虚偽記憶」の2点。
授業の最後5分ほどで、ペアになってレポート内容について90秒スピーチを行った。講義内容は記憶のモデルや虚偽記憶に関する実験の紹介など。DVDを約20分間視聴した。 

2014/04/01~2016/03/31 
2010  教育支援の心理学 -発達と学習の過程  

1992年に初版を刊行した 多鹿秀継・鈴木真雄(編著)『発達と学習の基礎』(福村出版)を元に、大幅に改訂した教育心理学の教科書である。前回は分担しての執筆を担当しただけであったが、今回は編著者として参加した。第1章は、今回あらたに書き下ろしたものである。「発達とは何か」、「初期経験と臨界期」、「遺伝と環境」、「研究方法」、「主な理論」の各節に分けて、発達の理論を整理した。一方、第2章第1節は、第3章 「身体と運動機能の発達」(Pp.31-45.)を大幅に改訂して、簡潔にまとめたものである。最新のデータに基づいて、身体と運動機能の発達について、執筆した。「身体の発達」、「運動技能の発達と指導」、「子どもの健康と身体」、「神経系の発達」に分けて整理した。著者: 鈴木真雄、宇田 光、丸山真名美、堀田千絵、谷口篤、石田靖彦、藤井恭子、中西良文、三島浩路、中川恵乃久、柘植雅義、西口利文、岡田安代、金愛慶。 

 
2016  講義でできるアクティブラーニング-BRD方式を中心に 

日本ビジネス実務学会ワークショップ
 BRD(当日ブリーフレポート方式)の講義に関して、90分の講演をおこなった。  

2017/01 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2015  公開講座「解決焦点化アプローチ入門」  2015/08 

活動内容等(Content of Activities)  近年の心理学において話題になっていることの一つに「ポジティブ心理学」がある。従来の心理学では心の病気や弱さ、そしてその解決や治療に焦点を当てがちであった。それとは対照的に、人間の健康、強さや幸せなどを対象として、積極的に取り上げていこうという動きである。「レジリエンス」(強靱性)とか、「ストレングス」(強み)といった言葉が聞かれるようになってきた。
 ここでは、ブリーフカウンセリングの様々な考え方や技法のうち、解決焦点化アプローチ(解決志向アプローチ)を中心に紹介した。解決焦点化アプローチでも、問題そのものを扱わない。問題を扱わずに、解決を直接構築でき。問題や悪いところを扱わないので、心の負担が少なくて済むこと、安全性が高いこと、単純で習得しやすいこと、などの大きな長所を備えている。 

2013  免許状更新講習(必修領域)   

活動内容等(Content of Activities)  教員の免許状に10年の有効期限が設けられ、30時間の講習を受講して更新される制度となったことに伴い、その必修領域の講座として6月におこなっている。教職センター教員4名が分担している。
 筆者が担当している講座の主な内容は、カウンセリングなどの考え方を用いた生徒理解、生徒指導の動向などである。

 

2012  ブリーフカウンセリング入門   

活動内容等(Content of Activities) 人間関係研究センターにおいて、公開講座を開催している。内容は、ブリーフカウンセリングの講義と演習であり、広く社会人を対象としておこなわれる。

 

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
2010 
2009 
2008 
2007 
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2017/03/15 更新