2024/11/27 更新

写真b

オクダ タロウ
奥田 太郎
OKUDA Taro
所属
人文学部 人類文化学科 教授
社会倫理研究所
職名
教授
プロフィール
メタ倫理学、規範倫理学、応用倫理学をひとつながりのものとして意識しながら、倫理学の理論的問題と現代の重要な倫理問題とについて哲学的な視点から考察し、同時に、倫理学のアイデンティティを再構築する。そうした思考の道標として、18世紀スコ ットランドの哲学者デイヴィッド・ヒュームの道徳哲学を重要視している。
主な研究課題
長期研究:倫理学の諸問題に関する多層的考察

短期研究:
(1)現代の諸問題に関する応用倫理学的研究
(2)応用倫理学論
(3)ヒューム道徳哲学研究
専攻分野
哲学、倫理学、応用倫理学
外部リンク

学位

  • 博士(文学) ( 2006年1月   京都大学 )

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    博士

    学位論文名:ヒューム哲学における情念と倫理

  • 文学修士 ( 1999年3月   京都大学 )

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    修士

  • 文学士 ( 1997年3月   京都大学 )

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    学士

研究分野

  • 人文・社会 / 哲学、倫理学

学歴

  • 京都大学   大学院文学研究科博士課程   思想文化学専攻

    1999年4月 - 2002年3月

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    国名: 日本国

    備考: 単位取得満期退学

  • 京都大学   大学院文学研究科修士課程   思想文化学専攻

    1997年4月 - 1999年3月

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    国名: 日本国

  • 京都大学   文学部   哲学科

    1993年4月 - 1997年3月

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    国名: 日本国

所属学協会

  • 日本哲学会

  • 日本倫理学会

  • 日本イギリス哲学会

  • 日本生命倫理学会

  • 応用哲学会

  • 中部哲学会

  • 関西倫理学会

  • 社会芸術学会

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委員歴

  • 日本哲学会   評議員  

    2023年6月 - 2025年5月   

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    団体区分:学協会

  • 中部哲学会   委員長  

    2021年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

  • 中部哲学会   編集担当委員  

    2017年4月 - 2021年3月   

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    団体区分:学協会

  • 応用哲学会   理事  

    2016年6月 - 2022年5月   

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    団体区分:学協会

  • 日本倫理学会   評議員  

    2015年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

    第33期・第34期・第35期・第36期・第37期評議員
    第36期常任評議員(2021年4月〜2023年3月)
    第37期常任評議員(2023年4月〜2025年3月)

  • 中部哲学会   総務担当補佐  

    2015年4月 - 2017年3月   

  • 応用哲学会   幹事  

    2014年6月 - 2016年5月   

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    団体区分:学協会

  • 日本イギリス哲学会   理事  

    2014年3月 - 現在   

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    団体区分:学協会

    第20期・第21期・第22期・第23期理事(企画担当)(2014年3月〜2020年4月)
    第23期企画委員長(2020年3月〜2022年4月)
    第24期理事(企画担当、選考担当)(2022年3月〜2024年4月)
    第25期理事(企画担当)(2024年3月〜)

  • 関西倫理学会   委員会委員  

    2013年11月 - 現在   

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    団体区分:学協会

  • 応用哲学会   編集委員長  

    2012年6月 - 2014年5月   

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    団体区分:学協会

  • 中部哲学会   総務担当委員  

    2011年4月 - 2015年3月   

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    団体区分:学協会

  • 応用哲学会   編集委員  

    2008年9月 - 2016年5月   

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    団体区分:学協会

  • 応用哲学会   理事  

    2008年9月 - 2014年5月   

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    団体区分:学協会

  • 中部哲学会   会計発送担当委員  

    2003年11月 - 2008年3月   

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    団体区分:学協会

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論文

  • 哲学に「臨床」は必要か?

    臨床哲学ニューズレター   6   86 - 92   2024年3月

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    出版者・発行元:大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室  

    〈哲学に「臨床」は必要か?〉という問いに対して、臨床哲学の「臨床」という名称は必要か、という問いとして応答するとともに、哲学の「臨床」とはどんなものか、という問いとして応答することで、「臨床」という看板と理念の問い直しへの手がかりを与えることを試みる論考。

  • 動画内状況理解における音の役割に関する一考察:ろう者と聴者の比較を軸に

    アカデミア 人文・自然科学編   27   161 - 172   2024年1月

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    出版者・発行元:南山学会  

    本論文では,モバイル・デジタル端末を介した動画サービスの利用が,多様な文化的背景をもつ人々に共通する重要な情報インフラとして今後ますます重要になってくるという見通しのもと,動画内の状況を理解するうえで音がどのような役割を果たしているのかについて,音声言語と手話言語という異なる言語を使用する者(文化背景の異なる者)の間での比較調査を通じて,その解明の哲学的な手がかりを得ることを目指す。具体的には,登場人物の人間関係を理解する必要のあるテレビドラマのワンシーンでの状況認識,および,出来事や事実の理解をする必要のあるニュース番組での状況認識について,日本手話話者のろう者と日本語話者の聴者を調査協力者として,字幕付きの動画を消音,有音,手話同時通訳の有無の組み合わせで再生し,見終えた協力者に対してインタビューを行なう,という方法で比較調査を実施した。調査の結果,動画内状況の理解における音の役割に関して,(1)登場人物の人間関係の把握,(2)背景状況の把握,(3)感情表現の把握の3 点について新たな発見が得られた。

  • 新型コロナウイルス感染症流行下における緊急事態宣言前後の不安について

    アカデミア 社会科学編   26   25 - 38   2024年1月

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    出版者・発行元:南山学会  

    本研究の目的は,辻本ら[2023]が作成した「COVID―19 に対する不安尺度」を用いて,緊急事態宣言期間とその前後の不安の変化を検討し,その不安がリスク評価に及ぼす影響を明らかにすることであった。本研究では,調査1 として緊急事態宣言発令前後となる2021 年の4 月(前半:発令前)と5 月(後半:発令中),調査2 として解除前後となる同年9 月(前半:発令中)と11 月(後半:解除後)に調査を実施した。調査ごとに前半と後半の不安尺度の下位尺度得点に差があるかどうかを検討した。その結果,一部の下位尺度を除いて,緊急事態宣言が発令されている時期の方がそうでない時期と比較して不安が高かった。次に,リスク評価を従属変数,不安尺度の3 つの下位尺度を独立変数としたモデルを仮定し,調査ごとに前半と後半でパス解析を行った。その結果、緊急事態宣言が発令されている時期とそうでない時期によって不安がリスク評価に及ぼす影響が異なっていた。

  • COVID-19に対する不安尺度の開発と信頼性および妥当性の検討

    アカデミア 社会科学編   25   165 - 177   2023年9月

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    出版者・発行元:南山学会  

    本研究の目的は,COVID ― 19 の感染拡大下においてこそ経験される特有の不安を評価するための心理尺度を開発し,その信頼性と妥当性を検討することであった。予備調査( N = 85)を実施して項目内容を収集し,本調査において大学生( N = 245)を対象に質問紙調査を実施した。探索的因子分析・確認的因子分析の結果,「疎外不安」「敏感不安」「結果不安」の3 因子9 項目から構成された尺度を確認した。信頼性係数の値,Total 相関分析とGood-Poor 分析の結果を踏まえて,この尺度は全体として一定の信頼性を有すると判断した。また,この尺度は同時に測定した外的基準との関連を示したことから一定の妥当性を有すると考えられた。本研究が開発した不安尺度には人間関係に起因した不安の側面が含まれており,新たな未知のウイルスの発生当初や感染拡大初期における不安の測定においても有効だと考えられた。

  • これは臨床哲学ではない――鷲田清一のメタ哲学をめぐる〈思考の試み(エッセイ)〉

    現代思想   5月臨時増刊号   92 - 103   2023年4月

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    出版者・発行元:青土社  

    鷲田清一の哲学的活動を「メタ哲学」として位置づけ、その思考の歩みを臨床哲学の文脈に跡付けることを試みた論考。

  • ピーター・シンガーはなぜあれほど憎まれてしまったのか?:哲学分野における〈応用〉的試み初期の倫理問題を再訪する

    臨床哲学ニューズレター   4   56 - 68   2022年3月

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    出版者・発行元:大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室  

    日本において独自の研究領域として成熟しつつある応用倫理学や応用哲学が現実の諸問題と〈応用〉という仕方で関わるが故に生ずる研究上の倫理問題について、1990年代前半に欧米圏で物議を醸した「シンガー事件」を改めて振り返り、現在にも共通する〈応用〉の倫理について考察した論考。

  • 倫理学の研究倫理を考える

    生命と倫理   9   33 - 44   2022年3月

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    出版者・発行元:上智大学生命倫理研究所  

    Research Ethics includes more than research misconduct such as falsification, fabrication and plagiarism and varies with the kind of disciplines. I argue about the nature of research ethics in ethics. In the first part of this paper, a brief review is given on research-ethical implications of the research in ethics: the ethical justification of corporal punishment, the research on just torture, the trolly problem as a thought experiment and the arguments of anti-natalism. In the second part, I point out that ethics is, as a branch of philosophy, required to be fundamentally critical of current dominant norms, and at the same time implies the existence of any person concerned because of its researching ethical problems which necessarily involve specific person concerned. Then I provide an analysis of the nature of research ethics in ethics based on the matrix of“ person-concerned-ness” which I have proposed in order to understand a gap between researcher and person concerned.

  • 何が同一であれば人間は変化に耐えうるか

    社会と倫理   35   77 - 96   2020年12月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    倫理学者の加藤尚武が提起した「何が同一であれば人間は変化に耐えうるか」という問いに対して、21世紀における人間の存在環境の変化の主要な側面である人新世、トランスヒューマニズム、ポストトゥルースを人間の同一性を脅かしうるものと捉えた上で、自律、ビオスの自己装甲、未確定領域功利主義を用いてその動向を分析し、人間の再定義可能性に根ざした「時をかける倫理」こそが人間の同一性を唯一支えるものであると結論づけた論考。

  • 残すこと、捨てること、残ること―資料の保存をめぐる応用倫理学的断想

    アルケイア―記録・情報・歴史   15   1 - 32   2020年11月

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    出版者・発行元:南山アーカイブズ  

    Since 2010, the remarkable progress of information technology has extensively changed social circumstances around the world. Especially cloud computing had a great impact on our way of life. Now a huge amount of information about our daily behaviors is accumulated in the infosphere at all times. In such a situation, we need a new focus on the preservation of materials, because it might be essentially related to human integrity in this information technology era. To figure out what kind of implications the preservation of materials has for our existence as human being, this article deals with the problems of preservation in terms of four recent salient cases such as (1) subscription in streaming service as a business model, (2) big data with AI as machine learning, (3) the right to be forgotten, mainly targeted to search engine companies, (4) Danshari (断捨離) as a Japanese new style of decluttering. Through these arguments from a viewpoint of applied ethics, it is concluded that the preservation of materials matters in that it enables us to realize the existence of an unknown worth each material has across the time and to remain humble.

  • 喫煙規制強化に関する倫理学的考察―禁煙の自由を擁護する

    法と哲学   5   1 - 24   2019年6月

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    出版者・発行元:信山社  

    2020年の受動喫煙規制関連法規の実施を受けて、倫理学的な観点から喫煙規制にどのような問題があるのかを探求した論文。

  • (共依存し続ける)自由からの逃走?:小西真理子『共依存の倫理』へのコメント

    立命館生存学研究   2   9 - 12   2019年3月

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    出版者・発行元:立命館大学生存学研究センター  

    小西真理子『共依存の倫理』(晃洋書房、2017年)に対して、共依存と幸福、共依存と「あるべき人間関係」論、共依存と〈弱いロボット〉という論点から論評を寄せた。

  • ヒューム道徳哲学における時間について:ヒューム的な「時」を求めて

    アカデミア 人文・自然科学編   16   81 - 92   2018年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    デイヴィッド・ヒュームがその道徳哲学において時間をどのように位置づけていたかについて、『人間本性論』での議論を分析することにより明らかにしようと試みた論考。

  • 18世紀英国道徳哲学の幸福論的転回の一断面

    社会と倫理   31   53 - 67   2016年11月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    現代的な幸福観の源流へと遡った時にその分水嶺を成すものと考えられるものの一つとして18世紀英国の道徳哲学の展開を位置づけ、その詳細を見ることで、現代の幸福観の成立がいかなる意味で不可避のものであり、また、いかなる点で批判的検討を要する問題を抱え込んでいるのかを明らかにする手がかりを得ようと試みた論考。

  • 自然化の行き着く先としての倫理の非自然性:戸田山からウィギンズ、そしてヒュームへ

    中部哲学会年報   47   18 - 32   2016年8月

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    出版者・発行元:中部哲学会  

    戸田山和久『哲学入門』での道徳の自然化プロジェクトがその遂行の果てにむしろ倫理の非自然性をこそ浮き彫りにしてしまっている、という戸田山自然主義哲学に対する診断のもと、道徳に関する自然化の徹底は、不可避的に非自然性の壁に突き当たるという「倫理的岩盤の非自然性テーゼ」の立証を、ハーストハウス、ウィギンズ、ヒュームの議論を参照しつつ試みた論考。

  • 家族という概念を何が支えているのか―補完性の原理を経由して

    社会と倫理   30   91 - 103   2015年11月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    私たちが家族だと考えているもの、家族でないと考えているものをてがかりに、家族という概念を支えているものを解明しようと試みた論考。議論を進める際に、カトリック社会倫理学上の重要原理である「補完性の原理」を参照して、今後の家族のあり方を考えるために必要な思考の枠組みを提供した。

  • 当事と他事の間で生き方を問う倫理学

    倫理学年報   63   8 - 17   2014年3月

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    出版者・発行元:日本倫理学会  

    2013年度の日本倫理学会大会の共通課題(シンポジウム)で提題したものの論文化。倫理学は生き方の指針を与えることができるか、という問いに対して、当事者性/非当事者性という軸と、当事性/他事性という軸とを考察の枠組みとして、回答を試みた論考。

  • 人道支援を支えるのは博愛か偏愛か

    社会と倫理   28   149 - 159   2013年11月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    「人道支援」として捉えられている営みの中に、原理上、博愛の原理と偏愛の原理が同居していることを明らかにして、「人道支援」についての再理解を促すことを試みた論考。

  • 災害廃棄物の倫理学への試論―〈負〉の財としての廃棄物から復興・減災を考える―

    哲学と現代   28   78 - 97   2013年2月

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    出版者・発行元:名古屋哲学研究会  

    2011年3月11日の大地震・津波によって発生した膨大な量の災害廃棄物をめぐる「広域処理」等の一連の問題について、それを以前から伏在していた廃棄物問題を明示的に考察するための契機と位置づけ、そこから廃棄物問題に対する倫理学的思考の手がかりを得ようとする論考。廃棄物を〈負〉の財と捉え、所有、分配、来歴という観点から問題を掘り起こす試み。

  • コンヴェンション/共感モデルの構想―現代倫理学のヒューム主義へのオルタナティヴとして―

    アカデミア 人文・自然科学編   3   117 - 130   2012年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    本稿は、既存の道徳心理学におけるヒューム主義モデル(信念/欲求モデル)を含み込んだ形で、ヒュームの道徳哲学全体の枠組みから剔出されうる新たなヒューム主義、すなわち、コンヴェンション/共感モデルを、道徳の本性を理解するための分析ツールとして提示する。そのために、まず、ヒュームのコンヴェンション論に注目し、そこでの議論が信念/欲求モデルによって記述されうることを示し、そこから漏れ落ちる部分を「情念のシステム」というヒューム解釈のアイディアによって理論化する。その上で、情念と共感、コンヴェンションに対する会話と社交の位置づけに関するヒュームの議論を参照しながら、ヒュームの言説の中の隠れた身体性の次元に言及し、コンヴェンション/共感モデルの全貌を明らかにする。

  • 内部告発の倫理的次元

    社会と倫理   24   201 - 215   2010年9月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    人間関係と秘密、規律訓練と環境管理、内部と外部、離脱と発言という四つの視角から、内部告発の道徳的正当化という主流の議論とは異なるアプローチで、内部告発の規範論的含意を明らかにすることを試みている。とりわけ、概念としての内部告発を外部化可能性と内部化可能性の結合として捉えることで、内部告発それ自体のノーマライゼーション不可能性と、その究極的な倫理的批判力との両面を明らかにしている。

  • 応用倫理学的探究において現状維持バイアスは排除されるべきノイズか

    応用倫理   1   15 - 30   2009年3月

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    出版者・発行元:北海道大学応用倫理研究教育センター  

    カーネマンとトヴェルスキーのプロスペクト理論に基づく現状維持バイアスの研究、ボストロムとオードによる現状維持バイアス除去の試み、フランシス・カムによる義務論的な分析などを検討し、応用倫理学的探究における現状維持バイアスについて考察する論考。

  • 理性は情念の奴隷か?-ヒューム『人間本性論』における「奴隷メタファー」の検討-

    アカデミア 人文・社会科学編   85   39 - 67   2007年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    ヒュームの「奴隷メタファー」は、果たして単なるレトリックにすぎないのか、理論的根拠に基づいた確固たる主張を反映したものなのかをヒューム自身のテキストに即して問い、その検討を通じて、ヒューム哲学全体における情念の重要性を示唆する試み。

  • 専門職と広告倫理

    社会と倫理   21   129 - 41   2007年6月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    市場経済社会の中で不可欠な役割を果たす広告の倫理的問題の一つの系として、弁護士や医師による広告活動の是非が問われてきた。その中で議論されてきた主要な論点を、関連研究文献をサーベイして整理した論考。広告と法律家、広告と医療、広告と製薬の三部門に区分けして整理している。

  • ヒュームにおける多層的徳理論の解明-自然/道徳、自然/人為の二分法を手がかりに-

    倫理学年報   56   33 - 47   2007年3月

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    出版者・発行元:日本倫理学会(理想社)  

    ヒューム『人間本性論』の道徳論を情念論的徳理論として解釈し、ヒューム自身が用いた自然的能力/道徳的徳および自然的徳/人為的徳の二分法、さらにはフランシス・ハチスンとの対比から見える自然的善/道徳的善の二分法を議論の軸として、その理論的多層性を剔出しようと試みた論考。

  • 応用倫理学の方法-原則主義、決疑論、行為者中心主義-

    社会と倫理   20   154 - 179   2006年12月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    応用倫理学の方法をめぐる議論の主要なものを紹介し、望ましい方法の選定の見込みについてコメントを付した論考。ビーチャムとチルドレスの原則主義をめぐる議論、および、ジョンセンの決疑論、クツェフスキーの共同体主義的決疑論、ウィトベックの行為者中心主義を取り扱っている。

  • ヒュームは情念をどのように論じているか

    アカデミア人文・社会科学編   83   85 - 130   2006年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    ヒュームの情念論を読み解き、ヒューム哲学における情念の理論的位置づけ、情念論での議論の要点、人間本性論の観点から見たヒューム情念論の意義と問題点を明らかにする論考。

  • ヒューム哲学における情念と倫理

    2006年1月

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    18世紀スコットランドの哲学者デイヴィッド・ヒュームの哲学において、情念と倫理がいかなる関わりをもって論じられているのかをその主著『人間本性論』に基づいて明らかにし、ヒュームの洞察の倫理学的含意を論じた。

  • ホイッスルブローイングの道徳的正当化論:G. G. ジェイムズ編

    経済倫理の諸伝統の比較研究―日本版経済倫理の確立を目指して―   137 - 144   2005年6月

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    米国におけるホイッスルブローイング研究の「古典」のひとつであるG. G. ジェイムズの論文を丁寧に整理し、重要な論点ごとに理論的なコメントを付し、ホイッスルブローイングの道徳的正当化の倫理学的問題点を論じている。

  • ヒューム道徳哲学における徳と情念

    アカデミア人文・社会科学編   80   25 - 48   2005年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    ヒュームが情念論において展開している議論を援用しながら、徳に対する是認のプロセスを構造的に解明することで、ヒューム哲学における徳が、情念のシステムの中でネットワークの結節点として成立する、ということを明らかにしている。

  • マイケル・スミスのヒューム主義とヒューム道徳哲学の比較検討の試み

    実践哲学研究   27   1 - 28   2004年11月

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    出版者・発行元:京都大学倫理学研究室・実践哲学研究会  

    現代メタ倫理学のヒューム主義の中から、マイケル・スミスの議論をとりあげ、それをヒューム自身の議論と対照させることで、ヒュームの哲学と現代メタ倫理学のヒューム主義とが大きく異なっていることを示そうと試みている。

  • 応用倫理学論序説-担い手、方法、名宛人

    社会と倫理   16   1 - 23   2004年2月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    応用倫理学は、誰によって、どのような仕方で、誰に対してなされる学問なのか、それは固有の学問領域を形成しうるものなのか、といった問いが検討されている。

  • ヒュームにおける迷信と熱狂-情念、理性、真なる宗教-

    倫理学年報   52   47 - 59   2003年3月

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    出版者・発行元:日本倫理学会(理想社)  

    ヒュームの宗教関連著作の中でも取り上げられることの少ない「迷信と熱狂について」に注目し、その中で論じられている内容を『人間本性論』第二巻「情念論」での議論に基づきつつ解明しようと試みている。

  • ホイッスルブローイングの正当化に関する「共犯理論」の検討

    社会哲学研究資料集   II   171 - 83   2003年3月

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    出版者・発行元:21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究  

    ホイッスルブローイングに関するディジョージの正当化条件に対して、重荷、危害不在、失敗という三点についてパラドクスに陥っていると批判し、対案として「共犯」理論を提示したマイケル・デイヴィスの議論を詳細に検討している。

  • ホイッスルブローイングの何が問題なのか-哲学的ホイッスルブローイング論の試み

    情報倫理学研究資料集   IV   113 - 25   2002年6月

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    出版者・発行元:「情報倫理の構築」プロジェクト  

  • ヒューム道徳哲学における「一般的観点」

    倫理学研究   32   65 - 75   2002年4月

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    出版者・発行元:関西倫理学会(晃洋書房)  

    道徳性を成り立たせる共感の原理がもつ偏りを補正する役割を担うものとしてヒュームがもちだす「一般的観点」について詳細に論じている。われわれはどのようにしてその観点をとり、そうするのはなぜなのか、を検討している。

  • 発展途上国と製薬会社-特許と命を天秤に掛ける

    社会哲学研究資料集   I   244 - 53   2002年3月

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    出版者・発行元:21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究 研究会  

    エイズの薬を最も必要とする発展途上国に薬はなく、それほど切実ではない先進国の製薬会社が特許を主張して薬を独占する、という現代社会の深刻な倫理的問題に関する文献を論点ごとにまとめたサーベイ論文。

  • 豊島産業廃棄物不法投棄事件-その倫理学的検討のための予備考察

    生命・環境・科学技術研究   VII   96 - 107   2002年3月

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    出版者・発行元:千葉大学  

  • 「タバコ問題」の倫理学的検討-グッディンの喫煙論

    生命・環境・科学技術倫理研究   VI   230 - 42   2001年3月

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    出版者・発行元:千葉大学  

    日本におけるタバコ問題の変遷をまとめるとともに、ロバート・グッディンの喫煙論に基づいて倫理学的な視点から問題点を明らかにしている。

  • ホイッスルブローイング(内部告発)の定義と要因に関する研究の現状

    倫理学サーベイ論文集   I   128 - 47   2000年5月

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    出版者・発行元:京都大学倫理学研究室  

    ビジネス倫理学の専門誌から、いくつかの論文をピックアップして論点を整理したサーベイ論文。

  • ヒュームにおける所有決定規則の検討

    実践哲学研究   22   1 - 31   1999年11月

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    出版者・発行元:京都大学倫理学研究室・実践哲学研究会  

    ヒュームが『人間本性論』第三巻で行なっている所有論のうち、所有を決定する規則に関する議論を詳細に分析し、検討している。有名なロックの労働所有論との接点と相違点についても触れている。

  • 内部告発は道徳的に許されるか-ディジョージの正当化条件の検討-

    生命・環境・科学技術倫理研究   III   262 - 9   1998年3月

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    出版者・発行元:千葉大学  

    ビジネス・エシックスにおける内部告発論のスタンダードであるディジョージの正当化五条件について批判的に検討している。

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書籍等出版物

  • 汚穢のリズム――きたなさ・おぞましさの生活考

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    左右社  2024年1月 

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    総ページ数:288p.  

    雑草、害虫、ゴミ、悪臭、腐臭、死、排泄、にごり、汚染── 汚穢(きたないもの、おぞましいもの)にかかわる体験や、それを避けようとする人間の行動を掘り下げ、人類学・倫理学・環境社会学などの視点から考察する。 生きていれば避けようなく生み出される排出物を、なぜ厭わしく思うのか。 それらを見えないように隔離し、清掃・美化することはある種の暴力ではないのか。 汚穢に触れたくない、また自分の汚穢を他人に感じとらせたくないという感覚をどのように捉え、付き合っていくことができるのか。 きたないもの、おぞましいものから見えてくる世界とは? 研究者11名とアーティスト3名によるエッセイとインタビュー。 (左右社ウェブサイトより)

  • K.シュレーダー=フレチェット『環境正義:平等とデモクラシーの倫理学』

    ( 担当: 共訳)

    勁草書房  2022年2月 

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    総ページ数:464p.  

    Kristin Shrader-Frechette, Environmental Justice: Creating Equality, Reclaiming Democracy, Oxford University Press, 2002.の全訳。

  • タバコ吸ってもいいですか?

    ( 担当: 共著)

    信山社  2020年10月 

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    総ページ数:264p.  

    2020年に本格実施された日本における喫煙規制の動向(主として、改正健康増進法および東京都受動喫煙防止条例)に潜む倫理学的問題を剔抉する試論。

  • H.コリンズ、R.エヴァンズ『専門知を再考する』

    ( 担当: 共訳)

    名古屋大学出版会  2020年4月 

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    総ページ数:220  

    Harry Collins and Robert Evans, Rethinking Expertise, The University of Chicago Press, 2007.の全訳。

  • 責任と法意識の人間科学

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    勁草書房  2018年1月 

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    総ページ数:328p.  

    法に関する一般の人々の意識を社会心理学的な研究によって解明し、専門家の意識との共通性・違いを検証しつつ、法社会学、刑法学、応用倫理学などとの協働によって、責任と法意識をめぐる新たな学際領域を切り拓くことを試みている。

  • 失われたドーナツの穴を求めて

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    さいはて社  2017年7月 

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    総ページ数:224p.  

    ドーナツとドーナツの穴の謎について、歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学の研究者が本気で探求する新感覚学術読物。担当章では、ドーナツと学問、ドーナツと宇宙を論じた他、ドーナツの穴の哲学的考察を行った。

  • L.A.ポール『今夜ヴァンパイアになる前に:分析的実存哲学入門』

    ( 担当: 共訳)

    名古屋大学出版会  2017年5月 

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    総ページ数:236p.  

    Laurie Ann Paul, Transformative Experience, Oxford University Press, 2014.の全訳。

  • 高校倫理の古典でまなぶ 哲学トレーニング1:人間を理解する

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  2016年10月 

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    総ページ数:208p.  

    担当章では、フランシス・ベーコンの4つのイドラの考え方に基づいて、現代の情報社会において信頼されるべき情報源とは何か等の問題を平易に概説している。(イラストも担当)

  • 愛・性・家族の哲学(3) 家族:共に生きる形とは?

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2016年4月 

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    総ページ数:232p.  

    担当章では、家族であるための条件について、家族に関する自然人類学的な研究成果も参照しながら哲学的観点から検討し、今後のあるべき家族の方向性を示すことを試みている。

  • 人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    慶應義塾大学出版会  2015年10月 

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    総ページ数:272 p.  

    学生や研究者が研究の過程で遭遇する、研究倫理を問われる多様な場面を想定し、何が問題になるかを知り、それについてどう考えるか自問し、実践につなげていくための、ディスカッションにも使える、人文・社会科学系向けの初の研究倫理ガイドブック。

  • 生の倫理と世界の論理

    ( 担当: 共著)

    東北大学出版会  2015年3月 

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    総ページ数:362  

    応用倫理学、とりわけ、生命倫理領域と環境倫理領域において、これまで幸福なるものがどのように扱われてきたのかを明確にし、今後、幸福なるものに対して応用倫理学がどのように取り組むべきか、何に気をつけなければならないかを示している。

  • デイヴィッド・ウィギンズ『ニーズ・価値・真理:ウィギンズ倫理学論文集』

    ( 担当: 共訳)

    勁草書房  2014年7月 

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    総ページ数:368  

    オックスフォードの哲学者デイヴィッド・ウィギンズの倫理学での主著Wiggins, David, Needs, Values, Truth, Oxford University Press, 3rd edition amended, 2002.の中から論文4篇を収録した邦訳書。

  • 岩波講座 政治哲学2 啓蒙・改革・革命

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  2014年4月 

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    総ページ数:260p.  

    ヒュームとアダム・スミスの道徳哲学について概観した上で、両者の共通点と相違点について、功利主義的な思考を軸にして論じている。また、現代的な政治活動の動きに対して両者の哲学がもちうる含意についても言及している。

  • The Future of Bioethics: International Dialogues

    ( 担当: 共著)

    Oxford University Press  2014年3月 

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    総ページ数:786 p.  

    Norman Daniels and James Sabin, "Accountability for Reasonable Priority Setting"に対するコメント論文。資源配分におけるAccountability for Reasonablenessの導入に際して考慮するべき諸点について、アーカイヴズとの類比を通じて論じている。

  • 教養としての応用倫理学

    ( 担当: 共著)

    丸善出版  2013年10月 

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    総ページ数:224 p.  

    現代における喫緊の倫理的課題のうち、動物の心、動物の権利、富の格差、発展途上国と開発援助、身近なところへの援助と遠いところへの援助について、解説記事を執筆した。

  • 科学技術をよく考える:クリティカルシンキング練習帳

    ( 担当: 共著)

    名古屋大学出版会  2013年4月 

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    総ページ数:306 p.  

    現代社会に生きる上で必要不可欠な科学技術と、どう向き合えばよいのかについて、自分の頭で考え抜く力を、クリティカルシンキングと、それについて批判的に思考するメタクリティカルシンキングという2つの軸から身につけられるように執筆された教科書。

  • Filosofia Japoneză Azi

    ( 担当: 共著)

    Editura Universitǎții din București  2013年 

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    総ページ数:321 p.  

    ブカレスト大学との共同プロジェクトとして編纂された、現代日本の倫理学論集。内部告発に関する論稿を寄稿。

  • 倫理学という構え―応用倫理学原論

    ( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2012年9月 

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    総ページ数:314 p.  

    倫理学とはいかなる営みかについて、メタ倫理学、規範倫理学、応用倫理学という枠を越えて探究する「(応用)倫理学の哲学」研究書。

  • 岩波講座 哲学4 知識/情報の哲学

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  2008年10月 

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    総ページ数:288  

    ヴァーチャル概念の再検討を通じて得られた、ポテンシャル/リアルとアクチュアル/ヴァーチャルという対概念に基づいて、現代社会における情報技術のありようとその倫理的位相について論じている。

  • ヴァグナー=ツカモト著「経済学とビジネス倫理-ビジネス倫理の三層モデルとフリードマンの定理-」

    ( 担当: 単訳)

    南山大学社会倫理研究所 社会と倫理  2007年6月 

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    担当ページ:1-16  

    『社会と倫理』向けの書き下ろし論文(Sigmund Wagner-Tsukamoto, "Economics and Business Ethics: A Three-Level Model of Business Ethics and Implications for the Friedman Theorem")の翻訳。

  • 生命倫理百科事典

    ( 担当: 単訳)

    丸善   2007年1月 

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    担当ページ:3300  

    Stephen Garrard Post ed., "Encyclopedia of Bioethics", 3rd edition, MacMillan Reference Books, 2003. (生命倫理百科事典 翻訳刊行委員会 編、日本生命倫理学会 編集協力。「人間本性」「ホイッスル・ブローイング(保健医療における)」の二項目を担当。

  • 生命倫理学と功利主義

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2006年5月 

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    総ページ数:278  

    医療における守秘義務について、それがどのような義務で、なぜ守られねばならないのか、解除されうるのかといった問いに、功利主義の視点から明確な回答を出すことを試みた論考。

  • 企業倫理学1

    ( 担当: 共訳)

    晃洋書房   2005年7月 

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    担当ページ:318  

    Beauchamp, Tom L. & Bowie, Norman E., <i>Ethical Theory and Business</i>, 5th ed., Prentice Hall, 1997. (加藤尚武監訳、第1章II 前半と第3章3を担当。)

  • ビジネス倫理学:哲学的アプローチ

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2004年11月 

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    総ページ数:307  

    内部告発を秘密と公開という切り口から分析し、同時に、内部告発者への報復と冷遇が垣間見せる組織の権力を論じている。また、告発奨励の動きに対し、情報の権力という観点から批判的な論述をしている。

  • 公共性の哲学を学ぶ人のために

    ( 担当: 共著)

    世界思想社  2004年8月 

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    総ページ数:330  

    ホッブズ、ロック、ヒュームという3人の哲学者の議論を見ることによって、公共性を可能にする人間とはどのようなものかについて、それぞれ利己性、理性、道徳感情という観点から明らかにした。

  • 岩波応用倫理学講義2・環境

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  2004年5月 

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    総ページ数:263  

    香川県豊島における産業廃棄物不法投棄事件を軸に、産廃問題を倫理学的に考察している。

  • 誇り高い技術者になろう:工学倫理ノススメ

    ( 担当: 共著)

    名古屋大学出版会  2004年4月 

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    総ページ数:263  

    技術者が学ぶべきEngineering Ethicsの教科書。「誇り高い技術者」をキーコンセプトに従来の教科書とは異なるアプローチで書かれている。

  • 倫理力を鍛える

    ( 担当: 共著)

    小学館  2003年6月 

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    総ページ数:239  

    倫理学者たちが現代社会の重要問題に対する思考の作法を読者に伝授する、といったコンセプトで編纂された本。

  • 情報倫理の構築

    ( 担当: 共著)

    新世社  2003年5月 

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    総ページ数:312  

    ホイッスルブローイング(内部告発)とは何か、という問いを立て、3つの論点(定義、正当化、告発者保護)から、「情報」という観点からの分析も交えて考察・検討している。

  • デボラ・G・ジョンソン著『コンピュータ倫理学』

    ( 担当: 共訳)

    オーム社   2002年12月 

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    担当ページ:342  

    Johnson, Deborah G., <i>Computer Ethics</i>, 3rd ed., Prentice Hall, 2001. (水谷雅彦・江口聡監訳、第一章を担当。)

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MISC

  • 片岡さんと六郷さんの問いかけに応答する

    臨床哲学ニューズレター   6   100 - 104   2024年3月

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    出版者・発行元:大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室  

  • 【対談】哲学に「臨床」は必要か?

    臨床哲学ニューズレター   6   105 - 110   2024年3月

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    出版者・発行元:大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室  

  • 忘却の時を促しつつ、忘却に抗うためのアーカイブズ

    南山アーカイブズ   16   2 - 3   2023年11月

  • 哲学に「臨床」は必要か?

    第10回臨床哲学フォーラム(あたらしい倫理学)   2023年6月

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    出版者・発行元:大阪大学豊中キャンパスCOデザインスタジオ  

    臨床哲学の名称問題や、哲学者が社会の「臨床」に赴くことなど、臨床哲学に投げかけられる問いのあれこれについて、参加者とともに考えるフォーラムで話題提供を行った。

  • 言葉を届けることの繊細さ――哲学系学会シンポジウムが手話通訳と出会うまで

    フィルカル   vol. 8 ( no. 1 )   162 - 171   2023年4月

  • 廃棄物の倫理学的考察:分配と来歴をめぐって

    Japan-Taiwan International Workshop on Waste Management and Sustainable Oceans   2023年3月

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    出版者・発行元:横浜市立大学グローバル都市協力研究センター(GCI)&データサイエンス学部・学科主催、オンライン(Zoomミーティング)  

    ゴミにまつわる倫理問題をその来歴に着目して捉えようとした研究報告。

  • 「友情、信頼」「規則の尊重」(小学校)「遵法精神、公徳心」

    どうとくのひろば   32   8 - 9   2022年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第19回の記事を、越智貢監修で寄稿した。

  • 環境問題は弱き人々にのしかかる―フレチェット『環境正義』を読む

    シノドス・トークラウンジ啓蒙の限界プロジェクト第8回   2022年8月

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    出版者・発行元:オンライン(Zoomミーティング)  

    クリスティン・シュレーダー=フレチェット『環境正義』について、その概要をレクチャーした。

  • ハリー・コリンズ&ロバート・エヴァンズ著(鈴木俊洋訳)『民主主義が科学を必要とする理由』法政大学出版局、2022年

    図書新聞   3546   p. 3   2022年6月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

    科学社会学とSTSの代表的研究者による、科学と政治の関係に関する専門書についての書評。

  • 杉本俊介『なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討』勁草書房、2021年

    倫理学研究   52   179 - 182   2022年6月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:関西倫理学会  

    メタ倫理学に関する専門書についての書評。

  • コメント「論評という名の不躾な素人くさいツッコミ」

    日本生物地理学会主催市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか」:テーマ「利他性:自然科学と社会科学の架け橋として」   2022年4月

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    出版者・発行元:オンライン(Zoomミーティング)  

    利他性をめぐる諸科学の研究成果に関する提題者の発表内容に対して、哲学・倫理学的観点からのコメントを付した。

  • 第3報告 イギリス哲学と哲学対話実践

    イギリス哲学研究   45   108 - 109   2022年3月

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    出版者・発行元:日本イギリス哲学会  

    現代日本における哲学対話実践の社会的な意味について、初期近代イギリス哲学・思想とそれを育んだ社会実践との対照を通じて改めて考察し、イギリス哲学・思想と市民教育の関わりを考えるための話題提供を行ったシンポジウム報告についての概要。

  • レジリエンスと補完性原理

    金沢大学研究会   2022年2月

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    出版者・発行元:金沢大学  

    金沢大学の教員有志による学祭的研究会にて、レジリエンスの倫理的正当化基盤としての補完性原理の可能性について報告を行った。

  • 哲学者が安楽椅子から立ち上がるとき

    フィルカル   vol.6, no. 3   26 - 35   2021年12月

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    小特集2「応用することの倫理」への寄稿。日本倫理学会第72回大会ワークショップ「〈応用〉することの倫理:緊縛シンポ、ブルーフィルム、ジェンダー」での報告に基づき、哲学の〈応用〉にまつわる倫理的な問題について考察している。

  • 南山学会のアイデンティティ―南山大学の研究機関の足跡に触れて

    アルケイア:記録・情報・歴史   16   57 - 65   2021年11月

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    出版者・発行元:南山アーカイブズ  

  • 師を七光りさせる数多の弟子の一人より

    実践哲学研究   44   104 - 108   2021年10月

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    出版者・発行元:京都倫理学会  

    京都大学倫理学研究室、水谷雅彦教授の退職を記念したエッセイ集に寄稿。

  • 「個性の伸長」(小学校)「向上心、個性の伸長」(中学校)「よりよい学校生活、集団生活の充実」

    どうとくのひろば   31   8 - 9   2021年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第17回の記事を、上村崇との共著、越智貢監修で寄稿した。

  • 文庫版になったら『ザ・ユニファイド・スケプティカル・アーギュメント:ヒューム解釈論争を終わらせる』に改題するのもありではなかろうか

    ヒューム研究学会第31回大会   2021年8月

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    出版者・発行元:Zoomミーティング(オンライン)  

    澤田和範『ヒュームの自然主義と懐疑主義:統合的解釈の試み』(勁草書房、2021年)についての批判的コメント

  • 倫理学の研究倫理を考える

    上智大学生命倫理研究所・南山大学社会倫理研究所共催公開シンポジウム2021「これからの人文社会系の研究倫理」   2021年8月

     詳細を見る

    出版者・発行元:上智大学生命倫理研究所  

    根源的な批判をその探求の本質として有する哲学に属する倫理学が、現行主流の規範に対してどのような姿勢をとるべきか、という観点から、倫理学の研究倫理について考察した。

  • 「釈迦に説法」と「豚に真珠」の間で倫理について考える

    日本技術士会中部本部2021年7月倫理セミナー第43回   2021年7月

     詳細を見る

    出版者・発行元:Zoomミーティング(オンライン)  

    技術者倫理を視野に、そもそも倫理とは何なのか、について、「釈迦に説法」と「豚に真珠」の間にあるものとして捉える考え方を提示した。

  • 「真理の探究」(小学校)「真理の探究、創造」(中学校)「公正、公平、社会正義」

    どうとくのひろば   29   8 - 9   2021年5月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第16回の記事を、奥田秀巳との共著、越智貢監修で寄稿した。

  • Why Be Resilient?:レジリエンスを補完性原理の視点から考える

    88p.   2021年3月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    2020年9月19日に開催された南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所共催公開シンポジウム2020「Why Be Resilient?:レジリエンスを補完性原理の視点から考える」の講演録。

  • 「自主、自律、自由と責任」(中学校)「感謝」(小学校)

    どうとくのひろば   27   8 - 9   2020年10月

     詳細を見る

    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第14回の記事を、上村崇との共著、越智貢監修で寄稿した。

  • 「節度、節制」「礼儀」

    どうとくのひろば   26   14 - 15   2020年4月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第12回の記事を、奥田秀巳との共著、越智貢監修で寄稿した。

  • ご冗談でしょう、大庭さん―日本を代表する倫理学者の最後の論述への最初のツッコミ

    現代倫理学研究会12月例会“大庭健著『人-間探究としての倫理学―遺稿』(2019年)を読む”   2019年12月

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    出版者・発行元:東京外国語大学本郷サテライト7階セミナールーム  

    故・大庭健氏を追悼する研究会で、遺稿となった『人-間探究としての倫理学』の合評会が行われ、報告者として参加した。

  • 牛尾洋也・吉岡祥充・清水万由子編著『琵琶湖水域圏の可能性―里山学からの展望』(晃洋書房、2018年)

    社会と倫理   34   p. 174   2019年12月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    龍谷大学里山学研究センターが刊行した学際的な図書に対する書評。

  • 「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」(小学校)「郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度」(中学校)「我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度」(中学校)「相互理解、寛容」

    どうとくのひろば   24   8 - 9   2019年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    連載「見てわかる!道徳」第11回の記事を、上村崇との共著、越智貢監修で寄稿した。

  • 「討議 ボーダーから問いかける倫理学」

    現代思想   9月号   8 - 21   2019年9月

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    出版者・発行元:青土社  

    「特集 倫理学の論点23」の巻頭にて、倫理学、とくに、応用倫理学をめぐって、岡本裕一朗、福永真弓と鼎談。

  • 環境倫理学の未来:『未来の環境倫理学』全体について

    『未来の環境倫理学』書評会ワークショップ   2019年2月

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    出版者・発行元:南山学園研修センター  

    吉永明弘・福永真弓編著『未来の環境倫理学』(勁草書房、2018年)の刊行を受けて開催された書評会ワークショップにて、著書の内容に関するコメントを述べた。

  • 「親切、思いやり」「家族愛、家庭生活の充実」

    どうとくのひろば   22   6 - 7   2019年2月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    親切、思いやり、家族愛、家庭生活の充実について図入りで平易に解説した連載記事。

  • 喫煙者を絶滅させることは倫理的に正しいことか?

    京都生命倫理研究会12月例会   2018年12月

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    出版者・発行元:京都大学  

    2020年の全面施行が予定されている受動喫煙規制の動きについて、いかなる倫理学的問題があるかを論じる研究報告を行った。

  • 人間にとって持続可能であるとはいかなることか

    2018年度南山大学・豊田工業大学連携講演会「「技術と倫理」の視点から「持続可能な社会」を考える」   2018年12月

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    出版者・発行元:豊田工業大学  

    持続可能な社会を考える際に前提とされている「持続可能性」そのものについて哲学的な観点から検討を試みた。

  • 何が同一であれば人間は変化に耐えうるか:人新世+トランスヒューマニズム+Post-Truthと倫理学

    日本学術会議哲学委員会主催公開シンポジウム「科学技術の進展と人間のアイデンティティ―哲学・倫理・思想・宗教研究からの問いかけ」   2018年11月

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    出版者・発行元:日本学術会議講堂  

    人新世、トランスヒューマニズム、Post-Truthが折り重なる複合的な「危機」の時代にあって、何が同一であれば人間は変化に耐えうるか、ということについて考察した。

  • 「自然愛護」「感動、畏敬の念」

    どうとくのひろば   21   6 - 7   2018年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    自然愛護、感動、畏敬の念について図入りで平易に説明した連載記事。

  • ヒューム研究学会という社交の場において萬屋博喜氏と会話したい4つのこと

    ヒューム研究学会第29回例会   2018年8月

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    出版者・発行元:福岡大学  

    萬屋博喜『ヒューム 因果と自然』(勁草書房、2018年)についての批判的コメント。

  • 里山学は琵琶湖水域圏の可能性を展望できたのか?

    牛尾洋也、吉岡祥充、清水真由子編著『琵琶湖水域圏の可能性:里山学からの展望』(晃洋書房、2018年)合評会   2018年6月

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    出版者・発行元:龍谷大学里山学研究センター主催研究会  

    牛尾洋也、吉岡祥充、清水真由子編著『琵琶湖水域圏の可能性:里山学からの展望』(晃洋書房、2018年)の刊行を受けて開催された合評会にて、著書の内容に関するコメントを述べた。

  • 「勤労、公共の精神」「社会参加、公共の精神」「勤労」

    どうとくのひろば   20   6 - 7   2018年5月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    勤労、公共の精神、社会参加について図入りで平易に解説した連載記事。

  • 個別性・一般性・普遍性の狭間をゆく〜福永報告・吉川報告・佐藤報告へのコメント

    間文化現象学ワークショップ「倫理―水俣からその根源をたどる」   2018年3月

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    出版者・発行元:立命館大学間文化現象学研究センター  

    水俣から倫理について思考する、福永真弓、吉川孝、佐藤靜による報告を受けて、三者に対するコメントを述べ、議論を喚起した。

  • (共依存し続ける)自由からの逃走?〜小西真理子『共依存の倫理:必要とされることを渇望する人びと』(晃洋書房)へのコメント

    合評会「共依存の倫理と支援の在り方」   2018年3月

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    出版者・発行元:立命館大学生存学研究センター  

    小西真理子氏の著書『共依存の倫理:必要とされることを渇望する人びと』の刊行を受けて開催された合評会にて、著書の内容に関するコメントを述べた。

  • 「真理の探究、創造」「克己と強い意志」

    どうとくのひろば   19   6 - 7   2018年1月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    真理の探究、創造、克己と強い意志について図入りで平易に説明した連載記事。

  • 「友情、信頼」「よりよい学校生活、集団生活の充実

    どうとくのひろば   18   6 - 7   2017年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    友情、信頼、よりよい学校生活、集団生活の充実について、図解入りで平易に説明した連載記事。

  • 「善悪の判断」「希望と勇気」「個性の伸長」

    どうとくのひろば   17   10 - 11   2017年5月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    善悪の判断、希望と勇気、個性の伸長について図入りで平易に説明した連載記事。

  • 「感動、畏敬の念」と「よりよく生きる喜び」

    どうとくのひろば   16   10 - 11   2017年1月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    感動や畏敬といったものと、よりよく生きることがいかなる関係にあるのかを平易に説明した連載記事。

  • 「穀潰し」と「足手まとい」の倫理

    聖霊病院カトリック医療倫理講演会   2016年11月

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    出版者・発行元:聖霊病院  

    医療者を対象として、「穀潰し」や「足手まとい」とみなされがちな人々に対してどのような社会であるべきかということを、権利や義務、capabilityなどを手がかりに考察する講演を行なった。

  • 品川哲彦著『倫理学の話』(ナカニシヤ出版、2015年)

    社会と倫理   31   226 - 231   2016年11月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

  • 「相互理解、寛容」と「公正、公平、社会正義」

    どうとくのひろば   15   2 - 3   2016年10月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    寛容というものの考え方について、図解入りで平易に説明した連載記事。

  • レジリエンス概念の倫理学的検討

    2016年度第3回応用倫理研究会   2016年7月

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    出版者・発行元:北海道大学  

    生態学と心理学におけるレジリエンス概念を整理し、その倫理的問題点を探る起点を探る報告を行った。

  • 「倫理学の話」という構え―品川哲彦『倫理学の話』の魅力と謎

    京都生命倫理研究会・品川哲彦氏『倫理学の話』合評会   2016年3月

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    出版者・発行元:京都女子大学  

    品川哲彦氏の著書『倫理学の話』の刊行を受けて開催された合評会にて、著書の内容に関するコメントを述べた。

  • 倫理学から道徳教育を考える

    心の教育研究会平成27年度第5回定例研究会・道徳授業研修講座・特別企画「道徳教育と倫理学の交流から、教育の可能性を探る」   2016年2月

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    出版者・発行元:上廣倫理財団1階UFホール  

    初等中等教育における道徳教育の現場の教員を対象にした研究会において、現代倫理学の知見から道徳教育について何が言えるかを報告した。

  • 道徳とは何か

    どうとくのひろば   14   2p.   2016年1月

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    出版者・発行元:日本文教出版  

    道徳教育に携わる学校教員を対象にした雑誌に、わかりやすく道徳について説明をするコラムを執筆した。

  • 人間の条件としての内部告発可能性

    龍谷大学大学院文学研究科院生協議会主催学術講演会   2015年10月

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    出版者・発行元:龍谷大学大宮キャンパス  

    内部告発を哲学的に分析し、内部告発をすることができるということが私たちが人間であるための条件の一つである、という結論に至る議論を行った。

  • 『社会の道徳』を読んだ或る倫理学者の幾つかの連想

    ニクラス・ルーマン『社会の道徳』合評会   2015年10月

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    出版者・発行元:大東文化会館  

    馬場靖雄訳のルーマン『社会の道徳』(勁草書房、2015年)が刊行されたことを受け開かれた合評会において、著書の内容について倫理学の観点からコメントをした。

  • 『人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック』の使い方

    人文・社会科学のための研究倫理シンポジウム「研究公正と研究倫理を問い直す―理念・制度・教育―   2015年10月

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    出版者・発行元:上智大学四谷キャンパス  

    『人文・社会科学のための研究倫理ハンドブック』の刊行を記念して開催されたシンポジウムにおいて、当該ハンドブックの内容の紹介とその意義について報告した。

  • 家族と法をめぐる倫理学的考察

    第2回応用倫理研究会   2015年7月

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    出版者・発行元:北海道大学  

    現代における家族のあり方の多様性を踏まえながら、家族と法をめぐる様々な倫理学的な問題点を掘り起こす報告を行った。

  • 工業化と企業家精神―ヨハネス・ヒルシュマイヤーの時代―

    ヒルシュマイヤー著作集刊行記念シンポジウム2014講演録   102p.   2015年3月

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    出版者・発行元:南山学会  

    2014年6月21日に開催された南山大学社会倫理研究所・南山学会合同主催公開シンポジウム2014「工業化と企業家精神―ヨハネス・ヒルシュマイヤーの時代―」の講演録。

  • 重田園江『社会契約論-ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』(ちくま新書、2013年)

    社会と倫理   29   160   2014年10月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

  • 高橋良輔・大庭弘継編『国際政治のモラル・アポリア―戦争/平和と揺らぐ倫理』(ナカニシヤ出版、2014年)

    社会と倫理   29   142 - 147   2014年10月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

  • デイヴィッド・ヒューム(伊勢俊彦・石川徹・中釜浩一訳)『人間本性論 第三巻 道徳について』

    イギリス哲学研究   37   143 - 144   2014年3月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本イギリス哲学会  

  • 『倫理学という構え―応用倫理学原論』の概要

    応用倫理―理論と実践の架橋ー   7   28 - 29   2013年10月

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    出版者・発行元:北海道大学応用倫理研究教育センター  

    当該雑誌上で組まれた書評特集の冒頭の記事として、自著『倫理学という構え―応用倫理学原論』の全体構成を概観したもの。

  • 応答―いわば構えと構えのシーソーゲーム

    応用倫理―理論と実践の架橋ー   7   48 - 54   2013年10月

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    出版者・発行元:北海道大学応用倫理研究教育センター  

    当該雑誌上で組まれた書評特集に寄せられた4本の書評論文に対する応答論考。

  • 内部告発における異議の構造

    京都生命倫理研究会・ワークショップ「異議申し立ての諸形式についての倫理学的研究   2013年9月

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    出版者・発行元:京都女子大学  

    内部告発における異議申し立ての形式について、いくつかの類型化を試みた報告。

  • 私たちは他人を助けるべきか―非常時の社会・心理・倫理

    南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所共催 公開シンポジウム2012講演録   93 p.   2013年3月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    南山大学社会倫理研究所と上智大学生命倫理研究所が共催した公開シンポジウム「私たちは他人を助けるべきか―非常時の社会・心理・倫理」の講演録。

  • 3.11以後何が問われているのか

    南山大学社会倫理研究所 研究プロジェクト講演集   223 p.   2013年3月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    2011年12月7日から2012年7月7日にかけて開催された南山大学社会倫理研究所主催のシリーズ懇話会「3.11以後何が問われているのか」の講演集。

  • 復興の倫理学:災害がもたらす"負"の財と状況を考え抜く

    名古屋哲学研究会9月例会   2012年9月

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    出版者・発行元:名古屋市立大学  

    東日本大震災の災害廃棄物の処理の問題について、"負"の財と"負"の状況という観点から倫理学的に考察する報告。

  • 児玉聡の誤診:『功利主義入門』を掘り崩す(というか、揚げ足を取る)

    第11回現代経済思想研究会   2012年8月

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    出版者・発行元:東洋大学  

    児玉聡『功利主義入門―はじめての倫理学』(ちくま新書、2012年)についての批判的コメント。

  • 馬渕浩二『倫理空間への問い—応用倫理学から世界を見る』(ナカニシヤ出版、2010年)

    社会と倫理   26   137 - 138   2012年3月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

  • ウィギンズの倫理学とその方法

    規範倫理学・現代メタ倫理学研究会   2012年2月

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    出版者・発行元:北海道大学  

  • Comment on the Paper of Norman Daniels

    The Fourth GABEX International Meeting   2012年1月

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    出版者・発行元:Tokyo  

  • もうひとつのヒューム主義(alternative Humeanism)の提案:コンヴェンション/共感モデル構築の試み

    第11回モラル・サイコロジー研究集会   2011年12月

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    出版者・発行元:慶應義塾大学日吉キャンパス  

  • 「応用倫理学に未来がないならば、倫理学には未来がない」と言えるか?

    応用倫理   5   75 - 80   2011年11月

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    出版者・発行元:北海道大学応用倫理研究教育センター  

  • Why Don't Do It On This Book: 児玉聡『功利と直観』を「III 現代の論争」を中心に斬る

    応用哲学会臨時大会   2011年9月

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    出版者・発行元:応用哲学会  

  • 鷲田清一監修、本間直樹・中岡成文篇『ドキュメント臨床哲学』(大阪大学出版会、2010年)

    倫理学研究   41   149 - 158   2011年4月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:関西倫理学会  

  • 「応用倫理学に未来がないならば、倫理学には未来がない」と言えるか?

    第8回応用倫理研究会   2011年2月

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    出版者・発行元:北海道大学大学院文学研究科・応用倫理研究教育センター  

    日本の応用倫理学の20年を大雑把に振り返り、応用倫理学研究のタイプを文献紹介型、探索型、居住型に分け、日本における居住型応用倫理学の必要性を主張した。また、応用倫理学における思考の作法として、(1)対象領域の開放性を担保する、(2)問題解決主義からうまく距離を置く、(3)「思慮ある傍観者」として探究し、新たに「思慮ある傍観者」を育む、の三つを提案した。

  • ヒューム主義をヒュームによって検討する-実践理性に関する考察を中心に-

    日本倫理学会第61回大会   2010年10月

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    出版者・発行元:日本倫理学会  

    マイケル・スミスによる「動機づけ理由のヒューム主義」と「規範理由のヒューム主義」の理論構成とは全く異なるアプローチで、ヒューム自身の哲学的探究の中から、「実践合理性」を拾い上げようとする試み。とりわけ、『人間本性論』第1巻の信念に関する議論を手がかりに、あえてするヒューム的実践理性として、(1)目的合理性、(2)会話合理性、(3)社交合理性が提示されうるであろうという見通しを提示した。(ただし、あくまでも試論としてアイディアが提示されたのみである。)

  • 佐藤方宣編『ビジネス倫理の論じ方』(ナカニシヤ出版、2009年)

    社会と倫理   24   239 - 240   2010年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    該当図書の内容を簡潔に紹介し、手短なコメントを付した。

  • ケネス・W・グッドマン編(板井孝壱郎監訳)『医療IT化と生命倫理:情報ネットワーク社会における医療現場の変容』(世界思想社、2009年)

    社会と倫理   24   247   2010年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

    当図書の内容を簡潔に紹介し、手短なコメントを付した。

  • 「社会的責任」概念を今一度理解し直してみる

    第54回日本社会心理学会公開シンポジウム   2010年6月

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    出版者・発行元:日本社会心理学会  

    「企業の社会的責任」を問い直すに当たり、集合責任としての「社会的責任」を検討した。また、権利・義務の言説と責任の言説の対比から、責任について問うことは、より強く、担い手である主体あるいは人格について問わねばならない、と結論し、社会心理学が「企業の社会的責任」を研究対象とするのであれば、心理を探究するための方法論的個人主義の乗り越えが要請されるかもしれない、と示唆した。

  • 道徳判断の内在主義と「実践理性の二元論」の二点を結ぶ直線上に「ヒューム主義」は姿を現すか?

    南山哲学研究会   2010年6月

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    まず、現代倫理学における道徳判断の内在主義の系譜を、マイケル・スミスから遡って、ウィリアムズ、ネーゲルを介して、フランケナ、フォークによる内在主義/外在主義の最初の定式化に至り、その源泉としてのプリチャードまで辿った。続いて、シジウィック、T. H. グリーン、ラシュダルが取り組んだ「実践理性の二元論」について確認し、ラシュダルとプリチャードのつながりから、これら二つの論争を接続できるかどうかを探った。

  • 「保護する責任」論の前提について哲学・倫理学的に考えてみる

    応用哲学会第2回年次研究大会   2010年4月

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    出版者・発行元:応用哲学会  

    「保護する責任」論を支える前提となる国際観について、政治哲学的観点から、ホッブズ的国際観、リベラル国際観、「ネオ・コスモポリタニズム」的国際観を定式化した上で検討し、そこから倫理学的に詰めておくべき論点として、ニーズや苦しみに関する分析とその優先順位問題、および、責任概念の分析の展望を提示した。

  • 特集「人間の尊厳と生命倫理」へのコメント:あるいは、印籠としての人間の尊厳

    法の理論   27   127 - 144   2008年10月

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    出版者・発行元:成文堂  

    同誌26号の特集「人間の尊厳と生命倫理」に収録されている5本の論文に対して、批判的コメントを加えた上で、生命倫理における「人間の尊厳」の位置づけに関する私見を述べたコメント論文。

  • 「内部告発」「廃棄物問題」

    応用倫理学事典   備考参照   2008年1月

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    出版者・発行元:丸善株式会社  

    加藤尚武 編集代表『応用倫理学事典』への項目執筆。

  • 「スマート、J.J.C.」「フット、P.」「マッキンタイア、A.」

    イギリス哲学・思想事典   備考参照   2007年11月

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    出版者・発行元:研究社  

    日本イギリス哲学会編『イギリス哲学・思想事典』への項目執筆。

  • 伊藤克彦氏「ジョン・マクダウェルの「理由の空間」の法哲学的意義」へのコメント

    法理学研究会・東京法哲学研究会 合同研究合宿   2007年9月

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    ジョン・マクダウェルの「理由の空間」に関わる議論の法哲学的意義を問う報告に対して、倫理学者の見地からコメントを行なった。

  • 内部告発を飼い馴らすことはできるか

    第10回ET例会「組織・企業内の技術者倫理」   2007年7月

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    出版者・発行元:技術者倫理研究会「ETの会」  

    公益通報者保護法および組織の内部統制という二つの内部告発対応策を、「野生の内部告発」を飼い馴らすための方策であると捉えた上で、常に組織規範の外部と内部の境界を超えていく可能性を有する内部告発の飼い馴らし難さを論じた。

  • 応用倫理学の方法論:回顧、現状、展望

    名古屋哲学研究会   2007年6月

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    英米圏における応用倫理学の方法をめぐる論争の概略を示した後、日本における応用倫理学に関する言説状況の一端を紹介し、今後の私的展望を提示した。

  • 岡本裕一朗『モノ・サピエンス:物質化・単一化していく人類』(光文社、2006年)

    週刊読書人   2675   4   2007年2月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:株式会社 読書人  

    該当図書の内容を簡潔に紹介し、手短なコメントを付した。

  • 二つの外部化でビジネス倫理は浸透する

    人間会議   263 - 267   2006年12月

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    出版者・発行元:宣伝会議  

    「どうすればBusiness Ethicsは浸透するのか」というテーマでの執筆依頼に応える形で、倫理の担い手と倫理のありようの二点からビジネス倫理浸透について論じた。

  • 「ウィギンズ」「エイヤー」「カルナップ」「コースガード」「内部告発」「バイア」「ビーチャム」

    現代倫理学事典   備考参照   2006年12月

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    出版者・発行元:弘文堂  

    大庭健・井上達夫・加藤尚武・川本隆史・神崎繁・塩野谷祐一・成田和信編『現代倫理学事典』への項目執筆。

  • 応用倫理学の視点から「棲み分け」を考える

    日本倫理学会第57回大会   2006年10月

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    出版者・発行元:日本倫理学会  

    相次ぐ官民組織による不正事件を契機に社会問題化した内部告発について、ビジネス倫理学をはじめとする応用倫理学の領域でこれまでどのような探究が進められてきたのかを概説し、そのうえで、本年四月からの公益通報者保護法の施行といった実際の動向、および、政策決定や社会的意思決定に対して、そうした応用倫理学的探究がどのような貢献をなしうるのかを述べ、さらに、内部告発問題に対する倫理学からの応答として従来の応用倫理学的探究のみで十分なのか否かについて検討した。

  • 小阪康治『応用倫理学の考え方』(ナカニシヤ出版、2006年)

    週刊読書人   2639   8   2006年6月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:株式会社 読書人  

    該当図書の内容を簡潔に紹介し、手短なコメントを付した。

  • A.O.ハーシュマン『離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応―』(ミネルヴァ書房、2005年)

    高崎経済大学論集   49 ( 1 )   79 - 84   2006年6月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:高崎経済大学経済学会  

    該当図書(矢野修一による翻訳書)の内容を簡潔に紹介し、手短な批判的検討を付した。とりわけ、ハーシュマンの議論を内部告発という切り口から検討した。

  • 尊厳をもつ「人間」とは誰か?

    南山大学「人間の尊厳科目」開講十周年記念・連続講演会 講演集 人間の尊厳のために   pp. 53-73   220   2006年3月

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    出版者・発行元:(株)エヌ・イー・エス  

    2005年4月から9月にかけて、愛・地球博パートナーシップ事業として開催した「南山大学人間の尊厳科目開講十周年記念・連続講演会」(全9回)を紹介したもの。担当回では、「人間」とは誰かという問いについて、「人間」と「人間でない者」とを分ける線引き基準という観点から考察しようと試みている。

  • ヒューム道徳哲学における情念の役割

    第47回名古屋哲学会・講演会   2006年1月

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    ヒュームの情念論を概観した上で、情念論を用いてヒュームの道徳論を読み解き、情念のシステムに基づく道徳のありようを描き出そうと試みた。

  • 鷲田清一『時代のきしみ:〈わたし〉と国家のあいだ〉(TBSブリタニカ、2002年)

    倫理学研究   35   125 - 129   2005年4月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:関西倫理学会  

    該当図書の内容を簡潔に紹介し、手短な批判的検討を付した。

  • 成田和信『責任と自由』(勁草書房、2004年)

    イギリス哲学研究   28   84 - 86   2005年3月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本イギリス哲学会  

    該当図書の内容を簡潔に紹介し、手短な批判的検討を付した。

  • 『思想』2004年5月号特集「倫理学と自然主義」へのコメント

    現代倫理学研究会   2004年6月

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    現代メタ倫理学の主要な論争についてサーヴェイした4本の論文に対して、批判的コメントを述べた。

  • ホイッスルブローイングは奨励されるべきか?

    南山大学社会倫理研究所第4回研究会   2002年10月

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    出版者・発行元:南山大学社会倫理研究所  

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講演・口頭発表等

  • 哲学分野における〈応用〉的試み初期の倫理問題を再訪する

    日本倫理学会第72回大会  2021年10月  日本倫理学会

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    開催年月日: 2021年10月

    応用倫理学や応用哲学など、哲学分野における〈応用〉の試みが学術領域として一定の定着を見せはじめた今日において、見直すべき点はどのようなことか、20世紀後半の応用倫理学の歴史的な事例を回顧しつつ明らかにしようと試みた。

  • The Impact of the Japanese Government Covid-19 Policy on the Psychological State of Youth in Japan

    International Association for Suicide Prevention 31st WORLD CONGRESS  2021年9月  International Association for Suicide Prevention

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    開催年月日: 2021年9月

    Objectives: To examine how the policies on Covid-19 implemented by Japanese government have impacts on the psychological state of youth in Japan from 2020 to 2021, and to make some suggestions for a promising direction of suicide prevention policy in Japan from a multidisciplinary perspective. Methods: 1) A quantitative analysis of questionnaire survey of 248 university students in September 2020 and of 557 university students in April 2021, focusing on question items about (a) anxiety toward infection, (b) anxiety toward human relations associated with infection, (c) code of conduct awareness related to Covid-19 (by using original scales in the cases of (a)-(c)), and (d) loneliness (by using the UCLA loneliness scale). 2) A comparative analysis of this finding in the context of the Japanese government policies on Covid-19 from 2020 to 2021. 3) A heuristic elucidation of the above analytical findings from the perspectives of policy studies in relation to philosophical underpinnings of good governance in dealing with mental health issues during an unprecedented pandemic. Results: 1) Comparing with the degree of anxiety and code of conduct awareness between September 2020 and April 2021, the degree of anxiety (both toward infection and human relations) decreased, while the degree of code of conduct awareness increased. 2) There is no correlation between loneliness and anxiety toward infection and human relations. 3) Increase in the degree of code of conduct awareness in part results from the Japanese government policies. Chronologically, it was found that the government ended the state of emergency and introduced an incentive “Go-To campaign and Go-To-Eat campaign” during summer 2020, and declared another state of emergency during winter and spring 2021. Conclusion: 1) The Japanese government policies have worked well to raise code of conduct awareness among young people during the spread of Covid-19 infections. On the other hand, several long-term state of emergency measures made young people accustomed to it and less anxious about the physical and social risks of infections. 2) Considering no correlation between loneliness and anxiety due to pandemic with an increase in the rate of suicide in Japan, it suggests that pandemic anxiety might just indirectly influence mental health of youth: it has likely deteriorated some situations which have usually been related to mental health. Therefore, it is advisable to strengthen the existing mental health and suicide prevention measures that has been implemented during ordinary time, instead of proposing a separate one specific for Covid-19.

  • 「住まい」から考えるアイデンティティと「自律」の再検討:DV被害者支援を手がかりに考える

    日本哲学会第1回秋季大会  2021年9月  日本哲学会

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    開催年月日: 2021年9月

    「住まい」を軸に、DV被害者支援のあり方から見えてくるアイデンティティと自律の問題について、多様な観点から論ずるワークショップで、コメンテーターを務めた。

  • イギリス哲学と哲学対話実践

    日本イギリス哲学会第45回研究大会  2021年3月  日本イギリス哲学会

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    開催年月日: 2021年3月

    現代日本における哲学対話実践の社会的な意味について、初期近代イギリス哲学・思想とそれを育んだ社会実践との対照を通じて改めて考察し、イギリス哲学・思想と市民教育の関わりを考えるための話題提供を行った。

  • Hume’s Moral Sentiments and Moral Particularism

    UK-Japan Special Conference: Aspects of Early Modern British Philosophy  2019年9月  the University of Oxford and Japanese Society for British Philosophy

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    開催年月日: 2019年9月

    初期近代のイギリス哲学を研究する日英の若手研究者が集い、互いに研究報告を行なった。ヒュームの道徳感情論と現代メタ倫理学における道徳個別主義との共通性と、個別主義的なヒューム道徳哲学の解釈の可能性について報告を行なった。

  • 法学と社会心理学の出会い(3)—素朴法意識の諸相—

    日本心理学会第82回大会  2018年9月  日本心理学会

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    開催年月日: 2018年9月

    社会心理学、法社会学、応用倫理学の研究者による、責任と法意識をめぐる共同研究の成果報告シンポジウム。

  • 責任と法をめぐる「素朴理解」に関する実証研究とその哲学的含意

    応用哲学会第10回年次研究大会  2018年4月  応用哲学会

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    開催年月日: 2018年4月

    社会心理学、法社会学、応用倫理学の研究者による、責任と法意識をめぐる共同研究の成果報告ワークショップ。

  • Whistleblowing and Resilience

    10th International Conference on Applied Ethics  2016年10月  Hokkaido University

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    開催年月日: 2016年10月

    内部告発の哲学的分析を通じて、社会的レジリエンスおよび組織的レジリエンスの倫理的基盤を問う報告を行なった。

  • スマートフォン依存傾向の親子間関係―小中高生の保護者向けスマホ教室の参加者のデータから

    日本社会倫理学会第57回大会  2016年9月  日本社会倫理学会

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    開催年月日: 2016年9月

    保護者を対象とする質問紙調査に基づき、スマートフォン依存傾向にあると思われる親子間の関係にどのような特徴がみられるかを分析した研究報告。

  • 自然化の行き着く先としての倫理の非自然性―戸田山からウィギンズ、そしてヒュームへ

    中部哲学会2014年度年次大会  2014年9月  中部哲学会

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    開催年月日: 2014年9月

    戸田山和久『哲学入門』(ちくま新書)における道徳の自然化のプロジェクトの成否について、ウィギンズとヒュームを引き合いに出しながら論じている。

  • 当事と他事の間で生き方を問う倫理学

    日本倫理学会第64回大会  2013年10月  日本倫理学会

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    開催年月日: 2013年10月

    当事者的当事性、当事者的他事性、非当事者的当事性、非当事者的他事性という分類枠組みに依拠しながら、倫理学という営みがどのような性質をもつかを明らかにしたうえで、倫理学と生き方の指針との関係、および、大学教育と倫理学の関係について論じた。

  • 共感から「正義」の話をしよう?―ヒュームとスミスの政治哲学の可能性と限界

    ヒューム研究学会第24回例会  2013年9月  ヒューム研究学会

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    開催年月日: 2013年9月

    ヒュームとスミスの道徳哲学・政治哲学をそれぞれ再構成したうえで、功利主義的思考を軸に両者の根本的相違点を明確にしようと試みた。

  • 自己変容と自己変容の語りとの隔たり―中岡成文『試練と成熟:自己変容の哲学』(大阪大学出版会)を読んで

    応用哲学会第5回年次研究大会  2013年4月  応用哲学会

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    開催年月日: 2013年4月

    中岡成文氏の近著『試練と成熟:自己変容の哲学』の議論内容について、応用倫理学の視点から批判的検討を行なった。

  • 人道支援の倫理―博愛か偏愛か

    日本国際政治学会2012年度研究大会  2012年10月  日本国際政治学会

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    開催年月日: 2012年10月

    人道支援という行為について、哲学的なアプローチで以下のような事柄を詳明する論考。人道支援という行為は、その行為の性質上、大局的な状況の改善が俯瞰的に目指されているというよりむしろ、「自分が介入することで助けられる命があるならば、何はともあれその命を助けるように介入すべきである」という非常に局所的で個別的な規範的指令をその核心にもつ。

  • よりヒューム的な道徳心理学を構想する-共感、コンヴェンション、そして会話-

    日本イギリス哲学会第35回研究大会  2011年3月  日本イギリス哲学会

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    開催年月日: 2011年3月

    道徳心理学において標準的な心理モデルとして取り上げられることのある「信念/欲求モデル」に対して、よりヒューム的なモデルとして「コンヴェンション/共感モデル」を提案した。共感について、情念のシステムから道徳感情の成立を説明し、「道徳的主体としてのわれわれの道徳判断は、情念のシステムによって可能になる」と主張した。また、コンヴェンションについて、コンヴェンションのなかの一部分は「信念/欲求モデル」で記述可能である、と主張した。そのうえで、共感とコンヴェンションにはともに、その可能性の条件としての会話と社交が必要である、と論じた。

  • 内在主義/外在主義論争で何が問題になってきたのか-分析倫理学者による闘いの足場を確認する-

    日本倫理学会第61回大会  2010年10月  日本倫理学会

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    開催年月日: 2010年10月

    現代の内在主義/外在主義を遡って、ジョナサン・ダンシーの分析に依拠しながら、ネーゲルの議論の中にその後現代に大きな影響を及ぼすこととなる当該論争の二大潮流の原型を看取し、さらに、コースガード、ダーウォルの分析にも言及して、道徳判断の内在主義/外在主義論争が、動機づけの解明と実践理性の解明を必須とする問題であることを明らかにした。また、フランケナからW.D.フォークに遡ることで、この問題が、20世紀前半の英国倫理学における直観主義に深くかかわっていたことを指摘した。

  • 現代倫理学における「ヒューム主義」の系譜と起源

    日本イギリス哲学会第41回関西部会例会  2009年12月  日本イギリス哲学会

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    開催年月日: 2009年12月

    現代倫理学の「ヒューム主義」という強力な思考の枠組みがどのように形成され、どのような系譜を辿って来たのかを哲学史的関心に基づき解明し、「ヒューム主義」とヒュームとの哲学史的関係の機微を詳らかにする予備的試み。

  • ヒュームにおける社交と会話-情念論からヒューム道徳哲学を読み解くために

    関西倫理学会  2007年11月 

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    開催年月日: 2007年11月

    ヒュームの道徳哲学を「情念のシステム」として読み解く作業の中で、「社交」と「会話」が、その探究の限界を定める重要な理論的位置づけを有していることを示す試み。

  • 現代功利主義と生命倫理:守秘義務と医療情報

    日本公益(功利)主義学会  2005年7月 

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    開催年月日: 2005年7月

    生命倫理における守秘義務について、現代功利主義の観点から分析・検討する試み。

  • 情念の倫理学への試み:ヒューム道徳哲学とメタ倫理学的ヒューム主義の裂目をあぶりだす

    ヒューム研究学会  2004年9月 

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    開催年月日: 2004年9月

    マイケル・スミスにおける現代メタ倫理学的ヒューム主義とヒューム哲学との相違点を明らかにし、ヒューム哲学の独自性を示唆する試み。

  • メタ応用倫理学、はじめの一歩―応用倫理学は独自の学問領域としてありうるか―

    南山学会人文・自然系列例会  2003年6月  南山学会

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    開催年月日: 2003年6月

    応用倫理学の歴史を簡単にたどり、応用倫理学がどのような学問領域であるのかについて、メタレベルでの考察を行なった。

  • Blow the Whistle on the Whistleblowing: From the Perspective of Information Ethics

    3rd International Conference for Foundations of Information Ethics  2002年12月  FINE Project

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    開催年月日: 2002年12月

  • ヒュームと功利主義―ねじれの中心としてのヒューム

    日本公益(功利)主義学会  2002年7月 

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    開催年月日: 2002年7月

  • ヒューム『人間本性論』における「奴隷メタファー」の検討

    日本イギリス哲学会  2002年3月 

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    開催年月日: 2002年3月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明

    2023年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽) 

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    資金種別:競争的資金

  • 補完性原理の理論的・実証的検討を通じた自律と連携の「間」に関する社会倫理学的研究

    2023年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B) 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 医療現場における対面および遠隔での手話通訳を介したコミュニケーション時に生ずる意思疎通不全要因の研究

    2023年

    厚生労働省  科学研究費補助金 厚生労働科学研究費補助金 障害者政策総合研究 

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    資金種別:競争的資金

  • 医療現場における対面および遠隔での手話通訳を介したコミュニケーション時に生ずる意思疎通不全要因の研究

    2022年

    厚生労働省  科学研究費補助金 厚生労働科学研究費補助金 障害者政策総合研究 

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    資金種別:競争的資金

  • 補完性原理の理論的・実証的検討を通じた自律と連携の「間」に関する社会倫理学的研究

    2022年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B) 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究

    2021年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B) 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明

    2021年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究

    2020年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B) 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明

    2020年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 根源的批判としての哲学の再構築―世間知の解体と刷新をめぐる比較思想史的研究

    2019年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究

    2019年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B) 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明

    2019年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 根源的批判としての哲学の再構築―世間知の解体と刷新をめぐる比較思想史的研究

    2018年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 「強さ」の社会倫理学―レジリエンス概念の社会倫理的基盤の構築

    2018年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 根源的批判としての哲学の再構築―世間知の解体と刷新をめぐる比較思想史的研究

    2017年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C) 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 「強さ」の社会倫理学―レジリエンス概念の社会倫理的基盤の構築

    2017年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 「強さ」の社会倫理学―レジリエンス概念の社会倫理的基盤の構築

    2016年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 幸福概念の理論的基盤の再構築―その文化的多様性と歴史的重層性の批判的検討を通じて

    2015年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 責任概念の素朴理解と非難を規定する心理過程の解明と法的概念の教育方法の考案

    2015年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 新学術領域研究  新学術領域研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 幸福と時間性に関する比較思想史的研究

    2015年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 幸福概念の理論的基盤の再構築―その文化的多様性と歴史的重層性の批判的検討を通じて

    2014年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 共感から良心に亘る「共通感覚」の存立機制の解明、並びにその発現様式についての研究

    2014年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(A)  基盤研究(A)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 責任概念の素朴理解と非難を規定する心理過程の解明と法的概念の教育方法の考案

    2014年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 新学術領域研究  新学術領域研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 幸福と時間性に関する比較思想史的研究

    2014年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 幸福と時間性に関する比較思想史的研究

    2013年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 責任概念の素朴理解と非難を規定する心理過程の解明と法的概念の教育方法の考案

    2013年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 新学術領域研究  新学術領域研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 共感から良心に亘る「共通感覚」の存立機制の解明、並びにその発現様式についての研究

    2013年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(A)  基盤研究(A)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 内部告発の多角的分析を通じた「規範性の境界」に関する哲学的研究

    2013年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 若手研究(B)  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 幸福概念の理論的基盤の再構築―その文化的多様性と歴史的重層性の批判的検討を通じて

    2013年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 内部告発の多角的分析を通じた「規範性の境界」に関する哲学的研究

    2012年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 若手研究(B)  若手研究(B)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 共感から良心に亘る「共通感覚」の存立機制の解明、並びにその発現様式についての研究

    2012年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(A)  基盤研究(A)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 責任概念の素朴理解と非難を規定する心理過程の解明と法的概念の教育方法の考案

    2012年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 新学術領域研究  新学術領域研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 「保護する責任」アプローチの批判的再検討:法理と政治の間で

    2012年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(B)  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 共感から良心に亘る「共通感覚」の存立機制の解明、並びにその発現様式についての研究

    2011年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究A 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 責任概念の素朴理解と非難を規定する心理過程の解明と法的概念の教育方法の考案

    2011年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 新学術領域研究  新学術領域研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 「保護する責任」アプローチの批判的再検討:法理と政治の間で

    2011年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究B 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 「保護する責任」アプローチの批判的再検討:法理と政治の間で

    2010年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 現代倫理学における「ヒューム主義」に関する哲学史的研究

    2010年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    研究助成

  • 現代倫理学における「ヒューム主義」に関する哲学史的研究

    2009年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • ヒューム道徳哲学における「会話」と「社交」の役割に関する研究

    2007年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 自己知と自己決定の倫理学的再吟味

    2007年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 技術者倫理教育における教材および教授法の開発とオンライン教材提供のための基礎研究

    2006年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究分担者

  • 応用倫理学の方法論に関するメタ「倫理学」的研究

    2006年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 自己知と自己決定の倫理学的再吟味

    2006年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 経済倫理の諸伝統の比較研究:日本版経済倫理の確立を目指して

    2006年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 自己知と自己決定の倫理学的再吟味

    2005年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 経済倫理の諸伝統の比較研究:日本版経済倫理の確立を目指して

    2005年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 技術者倫理教育における教材および教授法の開発とオンライン教材提供のための基礎研究

    2005年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究分担者

  • ヒューム道徳哲学の検討を中心とした、倫理における情念の位置づけに関する研究

    2005年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究助成

  • 専門職の守秘義務と説明責任に関する規範倫理学的観点からの研究

    2005年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 経済倫理の諸伝統の比較研究:日本版経済倫理の確立を目指して

    2004年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 技術者倫理教育における教材および教授法の開発とオンライン教材提供のための基礎研究

    2004年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究分担者

  • ヒューム道徳哲学の検討を中心とした、倫理における情念の位置づけに関する研究

    2004年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究助成

  • 現代メタ倫理学における論争をヒューム情念論から読み直す試み

    2004年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 経済倫理の諸伝統の比較研究:日本版経済倫理の確立を目指して

    2003年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 

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    資金種別:競争的資金

    研究協力者

  • 組織内不正についての情報の取り扱いに関する倫理学的視点からの分析と検討

    2003年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • (1)現代の諸問題に関する応用倫理学的研究 (2)応用倫理学論 (3)ヒューム道徳哲学研究

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    (1)タバコ問題、産業廃棄物問題、内部告発問題について応用倫理学の観点から研究する。
    (2)応用倫理学という学問領域についてメタレベルから検討する。
    (3)ヒュームの道徳哲学を「情念の倫理学」として読み直す。

  • 倫理学の諸問題に関する多層的考察

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    メタ倫理学、規範倫理学、応用倫理学をひとつながりのものとして意識しながら、倫理学の理論的問題と現代の重要な倫理問題とについて哲学的な視点から考察し、同時に、倫理学のアイデンティティを再構築する。

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その他

  • 講演

    2023年12月

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    NHK文化センター名古屋教室での連続講座「ひとの大学2023」のうち、「人間が人間でなくなるときが来るのか」を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 講演

    2023年9月

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    ウインクあいちにて開催された第31期電話相談ボランティア養成講座にて、「生と死の哲学」と題する講演を行なった。

  • 講演

    2022年12月

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    NHK文化センター名古屋教室での連続講座「ひとの大学2022」のうち、第11回「規範の境界から人間を考える」を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 講演

    2022年10月

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    オンライン(Zoomミーティング)で開催された社会福祉法人あさみどりの会 第78回ボランティアスクールにおいて、「ボランティアって何?」と題する講演を行った。

  • 講演

    2022年9月

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    KKRホテル名古屋にて開催された第30期電話相談ボランティア養成講座宿泊研修にて、「生と死の哲学」と題する講演を行なった。

  • 講演

    2021年7月

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    名古屋市立猪高中学校にて開催された現職教育にて、「道徳の時間は先生のための時間〜人を評価することについて考える」と題する講演および哲学カフェを実施した。

  • 公開講座・講義

    2021年4月 - 2021年9月

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    NHK文化センターのオンライン公開講座「ドーナツ学入門:ドーナツの穴は哲学で埋められるのか?」(全6回)を担当した。

  • 講演

    2021年2月

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    聖霊中学・高等学校にて開催された静修講話にて、「人生の「間違い探し」の間違いを探してみよう」と題する講演を行なった。

  • 講演

    2020年9月

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    KKRホテル名古屋にて開催された第28期電話相談ボランティア養成講座宿泊研修にて、「生きる意味の哲学」と題する講演を行なった。

  • 講演

    2019年11月

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    名古屋市立猪高中学校にて開催された第4回現職教育にて、「『哲学カフェ』っぽい教室へようこそ〜道徳の授業について考えよう〜」と題する講演を行なった。

  • 講演

    2019年9月

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    南山学園研修センターにて開催された第27期電話相談ボランティア養成講座宿泊研修にて、「生きる意味の哲学」と題する講演を行なった。

  • 公開講座・講義

    2019年3月

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    NHK文化センターでの講座「たのしい哲学〜時間とは何だろう」を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 講演

    2018年12月

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    石川県西田幾多郎記念哲学館にて開催された「「考える」ことを楽しむ哲学入門講座2018」にて、「"人生の帰路"の選び方」と題する講演を行い、それに関連する哲学対話を行った。

  • 講演

    2018年10月

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    さわらび園にて開催された社会福祉法人あさみどりの会 第74回ボランティアスクール2018年において、「ボランティアと私(ボランティア批判編)」と題する講演を行った。

  • 講演

    2017年6月

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    2017年度第3回創価大学学士課程教育機構FDセミナーにて、「シティズンシップ教育の可能性〜批判の力を育てるとはいかなることか」と題する講演を行った。

  • 調査報告書作成

    2017年4月 - 2018年3月

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    愛知県県民生活部社会活動推進課委託事業(委託事業者:縁エキスパート株式会社)が実施した「保護者のための体験!体感!スマホ教室」受講者アンケート調査の質問項目作成、成果分析および中間報告書作成、最終報告書作成に携わった。(協力:土屋耕治(南山大学))

  • 調査報告書作成

    2016年4月 - 2017年3月

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    愛知県県民生活部社会活動推進課委託事業(受託事業者:縁エキスパート株式会社)が実施した「保護者のための体験!体感!スマホ教室」受講者アンケート調査の質問項目作成、結果分析および中間報告書作成、最終報告書作成に携わった。(協力:土屋耕治(南山大学))

  • 座長・ファシリテータ

    2015年11月

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    地球システム・倫理学会第11回学術大会(於:大阪国際会議場)において「産学共働フォーラム分科会〜世々代々の道をともにひらく〜」にて、座長・ファシリテータを務めた。

  • 調査報告書作成

    2015年4月 - 2016年3月

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    愛知県県民生活部社会活動推進課委託事業(受託事業者:縁エキスパート株式会社)が実施した「保護者のための体験!体感!スマホ教室」受講者アンケート調査の質問項目作成、結果分析および中間報告書作成、最終報告書作成に携わった。(協力:土屋耕治(南山大学))

  • 講演

    2015年2月

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    樹福実学共働学習会にて、「私の学問の道:公共する道、世代継承する道〜思慮ある傍観者であること、その先〜」と題する講演を行った。

  • 講演

    2014年6月

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    ウィルあいちにて開催された平成26年度愛知県少年補導委員会連合会研修会にて、「地域の少年について考える」と題する講演を行った。

  • 調査報告書作成

    2014年4月 - 2015年3月

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    愛知県県民生活部社会活動推進課委託事業(受託事業者:縁エキスパート株式会社)が実施した「保護者のための体験!体感!スマホ教室」受講者アンケート調査の質問項目作成、結果分析および速報版報告書作成、中間報告書作成、最終報告書作成に携わった。(協力:土屋耕治氏(南山大学))

  • 公開講座・講義

    2014年4月 - 2014年9月

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    NHK文化センターでの市民公開講座「現代を読み解く哲学入門」にて三浦隆宏氏(椙山女学園大学)とともに12回の講座を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 調査報告書作成

    2014年4月 - 2014年6月

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    特定非営利活動法人 全国万引犯罪防止機構が実施した「第九回 万引に関する全国青少年意識調査」の結果分析および報告書作成に携わった。(瀧川哲夫氏(北海道大学名誉教授)、児玉聡氏(京都大学)とともに)

  • シンポジウムコーディネータ

    2014年2月

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    ウィルあいちにて開催された「非行防止シンポジウムあいち2014〜地域社会と子どもたちの未来〜」(愛知県警本部・愛知県少年補導委員会連合会・愛知県少年指導委員連絡協議会主催)にてコーディネータを務めた。

  • 講演

    2014年1月

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    第15回愛知県万引防止対策協議会にて、「愛知県内の児童及び保護者に対する非行に関する意識調査の報告」と題する講演を行った。

  • 講演

    2013年12月

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    平成25年度青少年の非行・被害防止に取り組む県民運動(冬期)にて、「万引を中心とする逸脱行動について親と子はどのように考えているのか〜愛知県内の調査に基づいて〜」と題する講演を行った。

  • 講演

    2013年8月

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    第14回愛知県万引防止対策協議会にて、「万引等の非行に関する子どもと保護者の意識」と題する講演を行った。

  • 講演

    2013年6月

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    NPO法人全国万引犯罪防止機構 平成25年度総会パネルディスカッション「万引に関する全国意識調査に関する分析:毎年12,000人の調査結果を万引防止対策に活用する」にて、パネリストの一人として登壇した。

  • 公開講座・講義

    2013年4月 - 2013年9月

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    NHK文化センターでの市民公開講座「ぼくらの哲学 〜次の扉をノックしよう〜」にて三浦隆宏氏(椙山女学園大学)とともに12回の講座を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 調査報告書作成

    2013年4月 - 2013年6月

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    特定非営利活動法人 全国万引犯罪防止機構が実施した「第八回万引に関する全国青少年意識調査」の結果分析および報告書作成に携わった。(瀧川哲夫氏(北海道大学)、坂井昭宏氏(桜美林大学)、児玉聡氏(東京大学(当時)とともに)

  • 講演

    2013年1月

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    第13回愛知県万引防止対策協議会にて、「万引と規範意識〜規範意識への働きかけの前提となる基本認識を問う」と題する講演を行った。

  • 講演

    2013年

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    平成25年度愛知県万引ボランティア研修会にて、「万引等の非行に関する子どもと保護者の意識」と題する講演を行った。

  • 公開講座・講義

    2012年10月 - 2013年3月

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    NHK文化センターでの市民公開講座「ぼくらの哲学 〜夕暮れの生き方を考える〜」にて三浦隆宏氏(椙山女学園大学)とともに12回の講座を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 調査報告書作成

    2012年4月 - 2012年10月

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    特定非営利活動法人 全国万引犯罪防止機構が実施した「第七回万引に関する全国青少年意識調査」の結果分析および報告書作成に携わった。(瀧川哲夫氏(北海道大学)、坂井昭宏氏(桜美林大学)、児玉聡氏(東京大学(当時)とともに)

  • 公開講座・講義

    2012年1月

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    アートエリアB1にて開催された中之島哲学コレージュ・哲学セミナーにて「高齢者ドライバー問題を考える」と題するゲスト講演を行った。

  • 学会研究報告会座長

    2010年11月

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    藤田保健衛生大学にて開催された日本生命倫理学会第22回年次大会において、一般演題O-10「宗教と生命倫理」における四報告について、座長として司会進行、および、報告書執筆を行った。

  • 公開講座・講義

    2010年7月

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    NHK文化センターと名古屋大学が連携開催する大河講座「ひとの大学」において第8回「世代間倫理:ひとは未来に負い目があると言えるか」を担当。名古屋大学IB電子情報館2階 IB大講義室にて。

  • 公開講座・講義

    2007年1月

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    学生・市民を対象とした大阪大学21世紀COE「インターフェイスの人文学」公開講座「科学技術と倫理」において「内部告発の倫理」を担当した。大阪大学中之島センターにて。

  • 公開講座・講義

    2006年1月

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    学生・市民を対象とした大阪大学21世紀COE「インターフェイスの人文学」公開講座「科学技術と倫理」において「内部告発の倫理」を担当した。大阪大学中之島センターにて。

  • 公開講座・講義

    2005年5月

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    愛・地球博パートナーシップ事業として開催された南山大学「人間の尊厳科目開講10周年記念・連続講演会」において第3回「尊厳をもつ「人間」とは誰か?」を担当した。南山大学名古屋キャンパスDB1教室にて。

  • 公開講座・講義

    2005年2月

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    NHK文化センターでの市民公開講座「ヨーロッパの源流・哲学への招待」において第8回「破壊と構築の哲学者ヒューム」を担当した。NHK放送センタービルにて。

  • 公開講座・講義

    2004年7月

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    学生・市民を対象とした大阪大学21世紀COE「インターフェイスの人文学」公開講座「科学技術と倫理」において第13回「内部告発の倫理」を担当した。大阪大学中之島センターにて。

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その他教育活動及び特記事項

  • 2015年8月 -2015年9月
    集中講義
  • 2011年8月
    集中講義
  • 2011年1月
    集中講義