氏名 Name |
奥田 太郎 ( オクダ タロウ , OKUDA Taro ) |
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所属 Organization |
人文学部人類文化学科
社会倫理研究所 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
哲学、倫理学、応用倫理学 |
学会活動 Academic societies |
関西倫理学会(委員2013年11月〜) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (61)
著書数 books (25) 学術論文数 articles (36) |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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京都大学大学院文学研究科 | 博士課程 | 2002年03月 | 単位取得満期退学 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 博士(文学) | ヒューム哲学における情念と倫理 | 京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻博士後期課程 | 2006年01月 |
修士 | 文学修士 | 京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻修士課程 | 1999年03月 | |
学士 | 文学士 | 京都大学文学部哲学科 | 1997年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 倫理学の諸問題に関する多層的考察 |
概要(Abstract) メタ倫理学、規範倫理学、応用倫理学をひとつながりのものとして意識しながら、倫理学の理論的問題と現代の重要な倫理問題とについて哲学的な視点から考察し、同時に、倫理学のアイデンティティを再構築する。 |
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短期研究 | (1)現代の諸問題に関する応用倫理学的研究 (2)応用倫理学論 (3)ヒューム道徳哲学研究 |
概要(Abstract)
(1)タバコ問題、産業廃棄物問題、内部告発問題について応用倫理学の観点から研究する。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 汚穢のリズム――きたなさ・おぞましさの生活考 | 共編著 | |
左右社 , その他 , 288p. , 2024/01 | |||
概要(Abstract)
雑草、害虫、ゴミ、悪臭、腐臭、死、排泄、にごり、汚染── |
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備考(Remarks) 「整わない――断捨離とミニマリストとゴミ屋敷」pp.62-69、「濁る――清濁併せ呑む」pp.138-144、「おわりに――四つの旋律をからみあわせる」pp.273-277、および、全体の編集を担当。 |
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2021 | K.シュレーダー=フレチェット『環境正義:平等とデモクラシーの倫理学』 | 共訳 | 1227573 |
勁草書房 , A5 , 464p. , 2022/02 | |||
概要(Abstract) Kristin Shrader-Frechette, Environmental Justice: Creating Equality, Reclaiming Democracy, Oxford University Press, 2002.の全訳。 |
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備考(Remarks) 寺本剛、吉永明弘とともに監訳。 |
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2020 | タバコ吸ってもいいですか? | 共著 | |
信山社 , その他 , 264p. , 2020/10 | |||
概要(Abstract) 2020年に本格実施された日本における喫煙規制の動向(主として、改正健康増進法および東京都受動喫煙防止条例)に潜む倫理学的問題を剔抉する試論。 |
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備考(Remarks) 児玉聡編。「喫煙しない自由からの闘争―喫煙規制問題を倫理学する」(45-94頁)を担当。 |
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2020 | H.コリンズ、R.エヴァンズ『専門知を再考する』 | 共訳 | BB01066669 |
名古屋大学出版会 , A5 , 220 , 2020/04 | |||
概要(Abstract) Harry Collins and Robert Evans, Rethinking Expertise, The University of Chicago Press, 2007.の全訳。 |
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備考(Remarks) 奥田太郎監訳、和田慈・清水右郷訳。 |
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2017 | 責任と法意識の人間科学 | 共編著 | |
勁草書房 , A5 , 328p. , 2018/01 | |||
概要(Abstract) 法に関する一般の人々の意識を社会心理学的な研究によって解明し、専門家の意識との共通性・違いを検証しつつ、法社会学、刑法学、応用倫理学などとの協働によって、責任と法意識をめぐる新たな学際領域を切り拓くことを試みている。 |
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備考(Remarks) 唐沢穣・松村良之・奥田太郎編。全体の編纂、および、第9章「規範意識と道徳教育」(239-260頁)、第11章「責任と法意識をめぐる人間科学的考察」(277-304頁:唐沢、松村との共著。執筆担当95%)を担当。 |
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2017 | 失われたドーナツの穴を求めて | 共編著 | |
さいはて社 , A5 , 224p. , 2017/07 | |||
概要(Abstract) ドーナツとドーナツの穴の謎について、歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学の研究者が本気で探求する新感覚学術読物。担当章では、ドーナツと学問、ドーナツと宇宙を論じた他、ドーナツの穴の哲学的考察を行った。 |
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備考(Remarks) 芝垣亮介・奥田太郎編。全体の編纂、および、第0穴「ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する―ドーナトロジーへようこそ」(8-18頁)、第8穴「ドーナツに穴は存在するのか」(192-207頁)、穴コラム0「ドーナツの形は宇宙の形?」(20-25頁)を担当。 |
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2017 | L.A.ポール『今夜ヴァンパイアになる前に:分析的実存哲学入門』 | 共訳 | |
名古屋大学出版会 , A5 , 236p. , 2017/05 | |||
概要(Abstract) Laurie Ann Paul, Transformative Experience, Oxford University Press, 2014.の全訳。 |
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備考(Remarks) 薄井尚樹との共訳。 |
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2016 | 高校倫理の古典でまなぶ 哲学トレーニング1:人間を理解する | 共著 | |
岩波書店 , A5 , 208p. , 2016/10/21 | |||
概要(Abstract) 担当章では、フランシス・ベーコンの4つのイドラの考え方に基づいて、現代の情報社会において信頼されるべき情報源とは何か等の問題を平易に概説している。(イラストも担当) |
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備考(Remarks) 直江清隆編。3-1「ネットの情報はどれくらい信じられるのか:ベーコン『ノヴム・オルガヌム』」(122-131頁)を担当。 |
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2016 | 愛・性・家族の哲学(3) 家族:共に生きる形とは? | 共著 | |
ナカニシヤ出版 , A5 , 232p. , 2016/04/15 | |||
概要(Abstract) 担当章では、家族であるための条件について、家族に関する自然人類学的な研究成果も参照しながら哲学的観点から検討し、今後のあるべき家族の方向性を示すことを試みている。 |
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備考(Remarks) 藤田尚志・宮野真生子編。第6章「家族であるために何が必要なのか:哲学的観点から考える」(181-211頁)を担当。 |
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2015 | 人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック | 共編著 | 007K/264/1176078 |
慶應義塾大学出版会 , A5 , 272 p. , 2015/10/30 | |||
概要(Abstract) 学生や研究者が研究の過程で遭遇する、研究倫理を問われる多様な場面を想定し、何が問題になるかを知り、それについてどう考えるか自問し、実践につなげていくための、ディスカッションにも使える、人文・社会科学系向けの初の研究倫理ガイドブック。 |
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備考(Remarks) 眞嶋俊造・奥田太郎・河野哲也編。全体の編纂、および、第6章「行政・社会のあり方と研究者の倫理」(183-208頁)を担当。 |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 哲学に「臨床」は必要か? | 単著 | |
臨床哲学ニューズレター , 大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室 , 6 , pp. 86-92 , 2024/03 | |||
概要(Abstract) 〈哲学に「臨床」は必要か?〉という問いに対して、臨床哲学の「臨床」という名称は必要か、という問いとして応答するとともに、哲学の「臨床」とはどんなものか、という問いとして応答することで、「臨床」という看板と理念の問い直しへの手がかりを与えることを試みる論考。 |
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備考(Remarks) |
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2023 | 動画内状況理解における音の役割に関する一考察:ろう者と聴者の比較を軸に | 共著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , 南山学会 , 27 , pp. 161-172 , 2024/01 | |||
概要(Abstract) 本論文では,モバイル・デジタル端末を介した動画サービスの利用が,多様な文化的背景をもつ人々に共通する重要な情報インフラとして今後ますます重要になってくるという見通しのもと,動画内の状況を理解するうえで音がどのような役割を果たしているのかについて,音声言語と手話言語という異なる言語を使用する者(文化背景の異なる者)の間での比較調査を通じて,その解明の哲学的な手がかりを得ることを目指す。具体的には,登場人物の人間関係を理解する必要のあるテレビドラマのワンシーンでの状況認識,および,出来事や事実の理解をする必要のあるニュース番組での状況認識について,日本手話話者のろう者と日本語話者の聴者を調査協力者として,字幕付きの動画を消音,有音,手話同時通訳の有無の組み合わせで再生し,見終えた協力者に対してインタビューを行なう,という方法で比較調査を実施した。調査の結果,動画内状況の理解における音の役割に関して,(1)登場人物の人間関係の把握,(2)背景状況の把握,(3)感情表現の把握の3 点について新たな発見が得られた。 |
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備考(Remarks) 芝垣亮介との共著。寄与度40%。 |
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2023 | 新型コロナウイルス感染症流行下における緊急事態宣言前後の不安について | 共著 | |
アカデミア 社会科学編 , 南山学会 , 26 , pp. 25-38 , 2024/01 | |||
概要(Abstract) 本研究の目的は,辻本ら[2023]が作成した「COVID―19 に対する不安尺度」を用いて,緊急事態宣言期間とその前後の不安の変化を検討し,その不安がリスク評価に及ぼす影響を明らかにすることであった。本研究では,調査1 として緊急事態宣言発令前後となる2021 年の4 月(前半:発令前)と5 月(後半:発令中),調査2 として解除前後となる同年9 月(前半:発令中)と11 月(後半:解除後)に調査を実施した。調査ごとに前半と後半の不安尺度の下位尺度得点に差があるかどうかを検討した。その結果,一部の下位尺度を除いて,緊急事態宣言が発令されている時期の方がそうでない時期と比較して不安が高かった。次に,リスク評価を従属変数,不安尺度の3 つの下位尺度を独立変数としたモデルを仮定し,調査ごとに前半と後半でパス解析を行った。その結果、緊急事態宣言が発令されている時期とそうでない時期によって不安がリスク評価に及ぼす影響が異なっていた。 |
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備考(Remarks) 辻本耐、森山花鈴、Winibaldus Stefanus Mereとの共著。寄与度5%。 |
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2023 | COVID-19に対する不安尺度の開発と信頼性および妥当性の検討 | 共著 | |
アカデミア 社会科学編 , 南山学会 , 25 , pp. 165-177 , 2023/09 | |||
概要(Abstract) 本研究の目的は,COVID ― 19 の感染拡大下においてこそ経験される特有の不安を評価するための心理尺度を開発し,その信頼性と妥当性を検討することであった。予備調査( N = 85)を実施して項目内容を収集し,本調査において大学生( N = 245)を対象に質問紙調査を実施した。探索的因子分析・確認的因子分析の結果,「疎外不安」「敏感不安」「結果不安」の3 因子9 項目から構成された尺度を確認した。信頼性係数の値,Total 相関分析とGood-Poor 分析の結果を踏まえて,この尺度は全体として一定の信頼性を有すると判断した。また,この尺度は同時に測定した外的基準との関連を示したことから一定の妥当性を有すると考えられた。本研究が開発した不安尺度には人間関係に起因した不安の側面が含まれており,新たな未知のウイルスの発生当初や感染拡大初期における不安の測定においても有効だと考えられた。 |
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備考(Remarks) 辻本耐、森山花鈴、Winibaldus Stefanus Mereとの共著。寄与度5%。 |
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2023 | これは臨床哲学ではない――鷲田清一のメタ哲学をめぐる〈思考の試み(エッセイ)〉 | 単著 | |
現代思想 , 青土社 , 5月臨時増刊号 , pp. 92-103 , 2023/04 | |||
概要(Abstract) 鷲田清一の哲学的活動を「メタ哲学」として位置づけ、その思考の歩みを臨床哲学の文脈に跡付けることを試みた論考。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | ピーター・シンガーはなぜあれほど憎まれてしまったのか?:哲学分野における〈応用〉的試み初期の倫理問題を再訪する | 単著 | |
臨床哲学ニューズレター , 大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室 , 4 , pp. 56-68 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) 日本において独自の研究領域として成熟しつつある応用倫理学や応用哲学が現実の諸問題と〈応用〉という仕方で関わるが故に生ずる研究上の倫理問題について、1990年代前半に欧米圏で物議を醸した「シンガー事件」を改めて振り返り、現在にも共通する〈応用〉の倫理について考察した論考。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 倫理学の研究倫理を考える | 単著 | |
生命と倫理 , 上智大学生命倫理研究所 , 9 , pp. 33-44 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) Research Ethics includes more than research misconduct such as falsification, fabrication and plagiarism and varies with the kind of disciplines. I argue about the nature of research ethics in ethics. In the first part of this paper, a brief review is given on research-ethical implications of the research in ethics: the ethical justification of corporal punishment, the research on just torture, the trolly problem as a thought experiment and the arguments of anti-natalism. In the second part, I point out that ethics is, as a branch of philosophy, required to be fundamentally critical of current dominant norms, and at the same time implies the existence of any person concerned because of its researching ethical problems which necessarily involve specific person concerned. Then I provide an analysis of the nature of research ethics in ethics based on the matrix of“ person-concerned-ness” which I have proposed in order to understand a gap between researcher and person concerned. |
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備考(Remarks) |
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2020 | 何が同一であれば人間は変化に耐えうるか | 単著 | |
社会と倫理 , 南山大学社会倫理研究所 , 35 , pp.77-96 , 2020/12 | |||
概要(Abstract) 倫理学者の加藤尚武が提起した「何が同一であれば人間は変化に耐えうるか」という問いに対して、21世紀における人間の存在環境の変化の主要な側面である人新世、トランスヒューマニズム、ポストトゥルースを人間の同一性を脅かしうるものと捉えた上で、自律、ビオスの自己装甲、未確定領域功利主義を用いてその動向を分析し、人間の再定義可能性に根ざした「時をかける倫理」こそが人間の同一性を唯一支えるものであると結論づけた論考。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 残すこと、捨てること、残ること―資料の保存をめぐる応用倫理学的断想 | 単著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史 , 南山アーカイブズ , 15 , pp.1-32 , 2020/11 | |||
概要(Abstract) Since 2010, the remarkable progress of information technology has extensively changed social circumstances around the world. Especially cloud computing had a great impact on our way of life. Now a huge amount of information about our daily behaviors is accumulated in the infosphere at all times. In such a situation, we need a new focus on the preservation of materials, because it might be essentially related to human integrity in this information technology era. To figure out what kind of implications the preservation of materials has for our existence as human being, this article deals with the problems of preservation in terms of four recent salient cases such as (1) subscription in streaming service as a business model, (2) big data with AI as machine learning, (3) the right to be forgotten, mainly targeted to search engine companies, (4) Danshari (断捨離) as a Japanese new style of decluttering. Through these arguments from a viewpoint of applied ethics, it is concluded that the preservation of materials matters in that it enables us to realize the existence of an unknown worth each material has across the time and to remain humble. |
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備考(Remarks) |
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2019 | 喫煙規制強化に関する倫理学的考察―禁煙の自由を擁護する | 単著 | |
法と哲学 , 信山社 , 5 , pp. 1-24 , 2019/06 | |||
概要(Abstract) 2020年の受動喫煙規制関連法規の実施を受けて、倫理学的な観点から喫煙規制にどのような問題があるのかを探求した論文。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 片岡さんと六郷さんの問いかけに応答する | 寄稿 | 未設定 |
臨床哲学ニューズレター , 大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室 , 6 , pp. 100-104 , 2024/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 【対談】哲学に「臨床」は必要か? | 寄稿 | 共著 |
臨床哲学ニューズレター , 大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室 , 6 , pp. 105-110 , 2024/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 忘却の時を促しつつ、忘却に抗うためのアーカイブズ | 寄稿 | 単著 |
南山アーカイブズ , 16 , pp. 2-3 , 2023/11 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 哲学に「臨床」は必要か? | 研究会報告 | その他 |
第10回臨床哲学フォーラム(あたらしい倫理学) , 大阪大学豊中キャンパスCOデザインスタジオ , 2023/06/28 | |||
概要(Abstract) 臨床哲学の名称問題や、哲学者が社会の「臨床」に赴くことなど、臨床哲学に投げかけられる問いのあれこれについて、参加者とともに考えるフォーラムで話題提供を行った。 |
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備考(Remarks) |
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2023 | 言葉を届けることの繊細さ――哲学系学会シンポジウムが手話通訳と出会うまで | 寄稿 | 単著 |
フィルカル , vol. 8 / no. 1 , pp. 162-171 , 2023/04 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 廃棄物の倫理学的考察:分配と来歴をめぐって | 研究会報告 | その他 |
Japan-Taiwan International Workshop on Waste Management and Sustainable Oceans , 横浜市立大学グローバル都市協力研究センター(GCI)&データサイエンス学部・学科主催、オンライン(Zoomミーティング) , 2023/03/20 | |||
概要(Abstract) ゴミにまつわる倫理問題をその来歴に着目して捉えようとした研究報告。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 「友情、信頼」「規則の尊重」(小学校)「遵法精神、公徳心」 | 寄稿 | 共著 |
どうとくのひろば , 日本文教出版 , 32 , pp. 8-9 , 2022/10 | |||
概要(Abstract) 連載「見てわかる!道徳」第19回の記事を、越智貢監修で寄稿した。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 環境問題は弱き人々にのしかかる―フレチェット『環境正義』を読む | 講演 | その他 |
シノドス・トークラウンジ啓蒙の限界プロジェクト第8回 , オンライン(Zoomミーティング) , 2022/08/31 | |||
概要(Abstract) クリスティン・シュレーダー=フレチェット『環境正義』について、その概要をレクチャーした。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 杉本俊介『なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討』勁草書房、2021年 | 書評 | 単著 |
倫理学研究 , 関西倫理学会 , 52 , pp. 179-182 , 2022/06 | |||
概要(Abstract) メタ倫理学に関する専門書についての書評。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | ハリー・コリンズ&ロバート・エヴァンズ著(鈴木俊洋訳)『民主主義が科学を必要とする理由』法政大学出版局、2022年 | 書評 | 単著 |
図書新聞 , 3546 , p. 3 , 2022/06 | |||
概要(Abstract) 科学社会学とSTSの代表的研究者による、科学と政治の関係に関する専門書についての書評。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2021 | 哲学分野における〈応用〉的試み初期の倫理問題を再訪する | 単独 | 2021/10/01 |
日本倫理学会第72回大会 , 日本倫理学会 | |||
概要(Abstract) 応用倫理学や応用哲学など、哲学分野における〈応用〉の試みが学術領域として一定の定着を見せはじめた今日において、見直すべき点はどのようなことか、20世紀後半の応用倫理学の歴史的な事例を回顧しつつ明らかにしようと試みた。 |
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備考(Remarks) 小西 真理子、河原 梓水、佐藤 靜、吉川 孝とともに、ワークショップ「〈応用〉することの倫理―緊縛シンポ、ブルーフィルム、ジェンダー」にて登壇。会場:Zoomミーティング(オンライン) |
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2021 | The Impact of the Japanese Government Covid-19 Policy on the Psychological State of Youth in Japan | 共同 | 2021/09/24 |
International Association for Suicide Prevention 31st WORLD CONGRESS , International Association for Suicide Prevention | |||
概要(Abstract)
Objectives: To examine how the policies on Covid-19 implemented by Japanese government have impacts on the psychological state of youth in Japan from 2020 to 2021, and to make some suggestions for a promising direction of suicide prevention policy in Japan from a multidisciplinary perspective. |
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備考(Remarks)
Karin Moriyama, Tai Tsujimoto, Winibaldus Stefanus Mereとの共同発表。 |
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2021 | 「住まい」から考えるアイデンティティと「自律」の再検討:DV被害者支援を手がかりに考える | 単独 | 2021/09/19 |
日本哲学会第1回秋季大会 , 日本哲学会 | |||
概要(Abstract) 「住まい」を軸に、DV被害者支援のあり方から見えてくるアイデンティティと自律の問題について、多様な観点から論ずるワークショップで、コメンテーターを務めた。 |
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備考(Remarks)
柿本佳美(オーガナイザー)、井上匡子、手嶋昭子、松村歌子、山本千晶が提題者として登壇した公募ワークショップにて、小手川正二郎とともにコメンテーターを務めた。 |
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2020 | イギリス哲学と哲学対話実践 | 単独 | 2021/03/21 |
日本イギリス哲学会第45回研究大会 , 日本イギリス哲学会 | |||
概要(Abstract) 現代日本における哲学対話実践の社会的な意味について、初期近代イギリス哲学・思想とそれを育んだ社会実践との対照を通じて改めて考察し、イギリス哲学・思想と市民教育の関わりを考えるための話題提供を行った。 |
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備考(Remarks) シンポジウム2「イギリス哲学・思想と市民教育」にて登壇。会場:Zoomミーティング(オンライン)。 |
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2019 | Hume’s Moral Sentiments and Moral Particularism | 単独 | 2019/09/12 |
UK-Japan Special Conference: Aspects of Early Modern British Philosophy , the University of Oxford and Japanese Society for British Philosophy , St Peter's College, University of Oxford | |||
概要(Abstract) 初期近代のイギリス哲学を研究する日英の若手研究者が集い、互いに研究報告を行なった。ヒュームの道徳感情論と現代メタ倫理学における道徳個別主義との共通性と、個別主義的なヒューム道徳哲学の解釈の可能性について報告を行なった。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 法学と社会心理学の出会い(3)—素朴法意識の諸相— | 共同 | 2018/09/27 |
日本心理学会第82回大会 , 日本心理学会 | |||
概要(Abstract) 社会心理学、法社会学、応用倫理学の研究者による、責任と法意識をめぐる共同研究の成果報告シンポジウム。 |
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備考(Remarks)
指定討論者として登壇。 |
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2018 | 責任と法をめぐる「素朴理解」に関する実証研究とその哲学的含意 | 共同 | 2018/04/08 |
応用哲学会第10回年次研究大会 , 応用哲学会 | |||
概要(Abstract)
社会心理学、法社会学、応用倫理学の研究者による、責任と法意識をめぐる共同研究の成果報告ワークショップ。 |
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備考(Remarks)
オーガナイザー兼司会として登壇。 |
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2016 | Whistleblowing and Resilience | 単独 | 2016/10/29 |
10th International Conference on Applied Ethics , Hokkaido University | |||
概要(Abstract) 内部告発の哲学的分析を通じて、社会的レジリエンスおよび組織的レジリエンスの倫理的基盤を問う報告を行なった。 |
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備考(Remarks) マイケル・シーゲル、篭橋一輝、森山花鈴とともに「Resilience, Proximate Causes and Social Ethics: Exploring the Ethical Foundations of Resilience」と題するセッションを実施し、その中で各自が研究報告を行なった。 |
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2016 | スマートフォン依存傾向の親子間関係―小中高生の保護者向けスマホ教室の参加者のデータから | 共同 | 2016/09/18 |
日本社会倫理学会第57回大会 , 日本社会倫理学会 | |||
概要(Abstract) 保護者を対象とする質問紙調査に基づき、スマートフォン依存傾向にあると思われる親子間の関係にどのような特徴がみられるかを分析した研究報告。 |
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備考(Remarks)
会場:関西学院大学 |
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2014 | 自然化の行き着く先としての倫理の非自然性―戸田山からウィギンズ、そしてヒュームへ | 単独 | 2014/09/27 |
中部哲学会2014年度年次大会 , 中部哲学会 | |||
概要(Abstract) 戸田山和久『哲学入門』(ちくま新書)における道徳の自然化のプロジェクトの成否について、ウィギンズとヒュームを引き合いに出しながら論じている。 |
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備考(Remarks) 会場:豊田工業大学。 |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2023 | 科学研究費補助金 | 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明 | |
非代表 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 共同 研究代表者・唐沢穣・名古屋大学 課題番号19K21812 |
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2023 | 科学研究費補助金 | 補完性原理の理論的・実証的検討を通じた自律と連携の「間」に関する社会倫理学的研究 | |
代表 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 課題番号22H00604 |
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2023 | 科学研究費補助金 | 医療現場における対面および遠隔での手話通訳を介したコミュニケーション時に生ずる意思疎通不全要因の研究 | |
非代表 | 厚生労働省 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 研究代表者:芝垣亮介(椙山女学園大学)、課題番号:22GC1011 |
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2022 | 科学研究費補助金 | 医療現場における対面および遠隔での手話通訳を介したコミュニケーション時に生ずる意思疎通不全要因の研究 | |
非代表 | 厚生労働省 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 研究代表者:芝垣亮介(椙山女学園大学)、課題番号:22GC1011 |
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2022 | 科学研究費補助金 | 補完性原理の理論的・実証的検討を通じた自律と連携の「間」に関する社会倫理学的研究 | |
代表 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 課題番号22H00604 |
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2021 | 科学研究費補助金 | 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明 | |
研究分担者 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 共同 研究代表者・唐沢穣・名古屋大学 課題番号19K21812 |
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2021 | 科学研究費補助金 | レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 代表 課題番号19H01189 |
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2020 | 科学研究費補助金 | レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 代表 課題番号19H01189 |
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2020 | 科学研究費補助金 | 勤勉に関する日本的倫理観とその心理的基礎:認知的・動機的・文化的諸過程の解明 | |
研究分担者 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 共同 研究代表者・唐沢穣・名古屋大学 課題番号19K21812 |
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2019 | 科学研究費補助金 | レジリエンスの倫理的妥当性を支える持続可能性と補完性に関する社会倫理学的研究 | |
研究代表者 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) 代表 課題番号19H01189 |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
---|---|---|---|
2015 | 集中講義 |
京都大学大学院文学研究科の集中講義「倫理学(特殊講義)」(文学部「倫理学(特殊講義)」と共通)を担当した。 |
2015/08/31〜2015/09/04 |
2011 | 集中講義 |
金沢大学人間社会学域の集中講義「倫理学A」(大学院人間社会環境研究科「倫理学特論」と共通)を担当した。 |
2011/08/22〜2011/08/26 |
2010 | 集中講義 |
神戸大学大学院人文学研究科の集中講義・古典力基盤研究II「応用倫理学の現在とその課題」(「知識基盤社会」における倫理創成の課題)において、3日目セッションIII「環境・企業倫理の基礎と現在」のうち、講義「内部告発の倫理的次元:個人と組織の倫理」、および、4日目セッションIV フォーラム「知識基盤社会における倫理創成の現在と課題」のうち、講義「応用倫理学の現在とその課題」、その後のパネルディスカッションを担当した。 |
2011/01/27〜2011/01/28 |
2006 |
全学共通科目(「人間の尊厳」科目、テーマ科目)を担当。 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
---|---|---|
2023 | 講演 | 2023/12/23 |
活動内容等(Content of Activities) NHK文化センター名古屋教室での連続講座「ひとの大学2023」のうち、「人間が人間でなくなるときが来るのか」を担当した。NHK放送センタービルにて。 |
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2023 | 講演 | 2023/09/07 |
活動内容等(Content of Activities) ウインクあいちにて開催された第31期電話相談ボランティア養成講座にて、「生と死の哲学」と題する講演を行なった。 |
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2022 | 講演 | 2022/12/14 |
活動内容等(Content of Activities) NHK文化センター名古屋教室での連続講座「ひとの大学2022」のうち、第11回「規範の境界から人間を考える」を担当した。NHK放送センタービルにて。 |
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2022 | 講演 | 2022/10/26 |
活動内容等(Content of Activities) オンライン(Zoomミーティング)で開催された社会福祉法人あさみどりの会 第78回ボランティアスクールにおいて、「ボランティアって何?」と題する講演を行った。 |
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2022 | 講演 | 2022/09/24 |
活動内容等(Content of Activities) KKRホテル名古屋にて開催された第30期電話相談ボランティア養成講座宿泊研修にて、「生と死の哲学」と題する講演を行なった。 |
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2021 | 講演 | 2021/07/08 |
活動内容等(Content of Activities) 名古屋市立猪高中学校にて開催された現職教育にて、「道徳の時間は先生のための時間〜人を評価することについて考える」と題する講演および哲学カフェを実施した。 |
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2021 | 公開講座・講義 | 2021/04/23〜2021/09/24 |
活動内容等(Content of Activities) NHK文化センターのオンライン公開講座「ドーナツ学入門:ドーナツの穴は哲学で埋められるのか?」(全6回)を担当した。 |
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2020 | 講演 | 2021/02/25 |
活動内容等(Content of Activities) 聖霊中学・高等学校にて開催された静修講話にて、「人生の「間違い探し」の間違いを探してみよう」と題する講演を行なった。 |
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2020 | 講演 | 2020/09/27 |
活動内容等(Content of Activities) KKRホテル名古屋にて開催された第28期電話相談ボランティア養成講座宿泊研修にて、「生きる意味の哲学」と題する講演を行なった。 |
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2019 | 講演 | 2019/11/11 |
活動内容等(Content of Activities) 名古屋市立猪高中学校にて開催された第4回現職教育にて、「『哲学カフェ』っぽい教室へようこそ〜道徳の授業について考えよう〜」と題する講演を行なった。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2020 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2019 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2017 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
2015 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2014 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2024/05/16 更新
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