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著書
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年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2023  汚穢のリズム――きたなさ・おぞましさの生活考  共編著   
左右社  , その他  , 288p.  , 2024/01   

概要(Abstract) 雑草、害虫、ゴミ、悪臭、腐臭、死、排泄、にごり、汚染──

汚穢(きたないもの、おぞましいもの)にかかわる体験や、それを避けようとする人間の行動を掘り下げ、人類学・倫理学・環境社会学などの視点から考察する。
生きていれば避けようなく生み出される排出物を、なぜ厭わしく思うのか。
それらを見えないように隔離し、清掃・美化することはある種の暴力ではないのか。
汚穢に触れたくない、また自分の汚穢を他人に感じとらせたくないという感覚をどのように捉え、付き合っていくことができるのか。

きたないもの、おぞましいものから見えてくる世界とは?
研究者11名とアーティスト3名によるエッセイとインタビュー。
(左右社ウェブサイトより) 

備考(Remarks) 「整わない――断捨離とミニマリストとゴミ屋敷」pp.62-69、「濁る――清濁併せ呑む」pp.138-144、「おわりに――四つの旋律をからみあわせる」pp.273-277、および、全体の編集を担当。 

2021  K.シュレーダー=フレチェット『環境正義:平等とデモクラシーの倫理学』  共訳  1227573 
勁草書房  , A5  , 464p.  , 2022/02   

概要(Abstract) Kristin Shrader-Frechette, Environmental Justice: Creating Equality, Reclaiming Democracy, Oxford University Press, 2002.の全訳。 

備考(Remarks) 寺本剛、吉永明弘とともに監訳。 

2020  タバコ吸ってもいいですか?  共著   
信山社  , その他  , 264p.  , 2020/10   

概要(Abstract) 2020年に本格実施された日本における喫煙規制の動向(主として、改正健康増進法および東京都受動喫煙防止条例)に潜む倫理学的問題を剔抉する試論。 

備考(Remarks) 児玉聡編。「喫煙しない自由からの闘争―喫煙規制問題を倫理学する」(45-94頁)を担当。 

2020  H.コリンズ、R.エヴァンズ『専門知を再考する』  共訳  BB01066669 
名古屋大学出版会  , A5  , 220  , 2020/04   

概要(Abstract) Harry Collins and Robert Evans, Rethinking Expertise, The University of Chicago Press, 2007.の全訳。 

備考(Remarks) 奥田太郎監訳、和田慈・清水右郷訳。 

2017  責任と法意識の人間科学  共編著   
勁草書房  , A5  , 328p.  , 2018/01   

概要(Abstract) 法に関する一般の人々の意識を社会心理学的な研究によって解明し、専門家の意識との共通性・違いを検証しつつ、法社会学、刑法学、応用倫理学などとの協働によって、責任と法意識をめぐる新たな学際領域を切り拓くことを試みている。 

備考(Remarks) 唐沢穣・松村良之・奥田太郎編。全体の編纂、および、第9章「規範意識と道徳教育」(239-260頁)、第11章「責任と法意識をめぐる人間科学的考察」(277-304頁:唐沢、松村との共著。執筆担当95%)を担当。 

2017  失われたドーナツの穴を求めて  共編著   
さいはて社  , A5  , 224p.  , 2017/07   

概要(Abstract) ドーナツとドーナツの穴の謎について、歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学の研究者が本気で探求する新感覚学術読物。担当章では、ドーナツと学問、ドーナツと宇宙を論じた他、ドーナツの穴の哲学的考察を行った。 

備考(Remarks) 芝垣亮介・奥田太郎編。全体の編纂、および、第0穴「ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する―ドーナトロジーへようこそ」(8-18頁)、第8穴「ドーナツに穴は存在するのか」(192-207頁)、穴コラム0「ドーナツの形は宇宙の形?」(20-25頁)を担当。 

2017  L.A.ポール『今夜ヴァンパイアになる前に:分析的実存哲学入門』  共訳   
名古屋大学出版会  , A5  , 236p.  , 2017/05   

概要(Abstract) Laurie Ann Paul, Transformative Experience, Oxford University Press, 2014.の全訳。 

備考(Remarks) 薄井尚樹との共訳。 

2016  高校倫理の古典でまなぶ 哲学トレーニング1:人間を理解する  共著   
岩波書店  , A5  , 208p.  , 2016/10/21   

概要(Abstract) 担当章では、フランシス・ベーコンの4つのイドラの考え方に基づいて、現代の情報社会において信頼されるべき情報源とは何か等の問題を平易に概説している。(イラストも担当) 

備考(Remarks) 直江清隆編。3-1「ネットの情報はどれくらい信じられるのか:ベーコン『ノヴム・オルガヌム』」(122-131頁)を担当。 

2016  愛・性・家族の哲学(3) 家族:共に生きる形とは?  共著   
ナカニシヤ出版  , A5  , 232p.  , 2016/04/15   

概要(Abstract) 担当章では、家族であるための条件について、家族に関する自然人類学的な研究成果も参照しながら哲学的観点から検討し、今後のあるべき家族の方向性を示すことを試みている。 

備考(Remarks) 藤田尚志・宮野真生子編。第6章「家族であるために何が必要なのか:哲学的観点から考える」(181-211頁)を担当。 

2015  人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック  共編著  007K/264/1176078 
慶應義塾大学出版会  , A5  , 272 p.  , 2015/10/30   

概要(Abstract) 学生や研究者が研究の過程で遭遇する、研究倫理を問われる多様な場面を想定し、何が問題になるかを知り、それについてどう考えるか自問し、実践につなげていくための、ディスカッションにも使える、人文・社会科学系向けの初の研究倫理ガイドブック。 

備考(Remarks) 眞嶋俊造・奥田太郎・河野哲也編。全体の編纂、および、第6章「行政・社会のあり方と研究者の倫理」(183-208頁)を担当。 

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