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学術論文
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NeoCILIUS
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  18世紀英国道徳哲学の幸福論的転回の一断面  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 31  , 53-67  , 2016/11   

概要(Abstract) 現代的な幸福観の源流へと遡った時にその分水嶺を成すものと考えられるものの一つとして18世紀英国の道徳哲学の展開を位置づけ、その詳細を見ることで、現代の幸福観の成立がいかなる意味で不可避のものであり、また、いかなる点で批判的検討を要する問題を抱え込んでいるのかを明らかにする手がかりを得ようと試みた論考。 

備考(Remarks)  

2016  自然化の行き着く先としての倫理の非自然性:戸田山からウィギンズ、そしてヒュームへ  単著   
中部哲学会年報  , 中部哲学会  , 47  , 18-32  , 2016/08   

概要(Abstract) 戸田山和久『哲学入門』での道徳の自然化プロジェクトがその遂行の果てにむしろ倫理の非自然性をこそ浮き彫りにしてしまっている、という戸田山自然主義哲学に対する診断のもと、道徳に関する自然化の徹底は、不可避的に非自然性の壁に突き当たるという「倫理的岩盤の非自然性テーゼ」の立証を、ハーストハウス、ウィギンズ、ヒュームの議論を参照しつつ試みた論考。 

備考(Remarks)  

2015  家族という概念を何が支えているのか―補完性の原理を経由して  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 30  , pp. 91-103  , 2015/11   

概要(Abstract) 私たちが家族だと考えているもの、家族でないと考えているものをてがかりに、家族という概念を支えているものを解明しようと試みた論考。議論を進める際に、カトリック社会倫理学上の重要原理である「補完性の原理」を参照して、今後の家族のあり方を考えるために必要な思考の枠組みを提供した。 

備考(Remarks)  

2013  当事と他事の間で生き方を問う倫理学  単著   
倫理学年報  , 日本倫理学会  , 63  , pp. 8-17  , 2014/03   

概要(Abstract) 2013年度の日本倫理学会大会の共通課題(シンポジウム)で提題したものの論文化。倫理学は生き方の指針を与えることができるか、という問いに対して、当事者性/非当事者性という軸と、当事性/他事性という軸とを考察の枠組みとして、回答を試みた論考。 

備考(Remarks)  

2013  人道支援を支えるのは博愛か偏愛か  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 28  , pp. 149-159  , 2013/11   

概要(Abstract) 「人道支援」として捉えられている営みの中に、原理上、博愛の原理と偏愛の原理が同居していることを明らかにして、「人道支援」についての再理解を促すことを試みた論考。 

備考(Remarks)  

2012  災害廃棄物の倫理学への試論―〈負〉の財としての廃棄物から復興・減災を考える―  単著   
哲学と現代  , 名古屋哲学研究会  , 28  , pp. 78-97  , 2013/02   

概要(Abstract) 2011年3月11日の大地震・津波によって発生した膨大な量の災害廃棄物をめぐる「広域処理」等の一連の問題について、それを以前から伏在していた廃棄物問題を明示的に考察するための契機と位置づけ、そこから廃棄物問題に対する倫理学的思考の手がかりを得ようとする論考。廃棄物を〈負〉の財と捉え、所有、分配、来歴という観点から問題を掘り起こす試み。 

備考(Remarks)  

2011  コンヴェンション/共感モデルの構想―現代倫理学のヒューム主義へのオルタナティヴとして―  単著   
アカデミア 人文・自然科学編  , 南山大学  , 3  , 117-130  , 2012/01   

概要(Abstract) 本稿は、既存の道徳心理学におけるヒューム主義モデル(信念/欲求モデル)を含み込んだ形で、ヒュームの道徳哲学全体の枠組みから剔出されうる新たなヒューム主義、すなわち、コンヴェンション/共感モデルを、道徳の本性を理解するための分析ツールとして提示する。そのために、まず、ヒュームのコンヴェンション論に注目し、そこでの議論が信念/欲求モデルによって記述されうることを示し、そこから漏れ落ちる部分を「情念のシステム」というヒューム解釈のアイディアによって理論化する。その上で、情念と共感、コンヴェンションに対する会話と社交の位置づけに関するヒュームの議論を参照しながら、ヒュームの言説の中の隠れた身体性の次元に言及し、コンヴェンション/共感モデルの全貌を明らかにする。 

備考(Remarks)  

2010  内部告発の倫理的次元  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 24  , 201-215  , 2010/09   

概要(Abstract) 人間関係と秘密、規律訓練と環境管理、内部と外部、離脱と発言という四つの視角から、内部告発の道徳的正当化という主流の議論とは異なるアプローチで、内部告発の規範論的含意を明らかにすることを試みている。とりわけ、概念としての内部告発を外部化可能性と内部化可能性の結合として捉えることで、内部告発それ自体のノーマライゼーション不可能性と、その究極的な倫理的批判力との両面を明らかにしている。 

備考(Remarks)  

2008  応用倫理学的探究において現状維持バイアスは排除されるべきノイズか  単著   
応用倫理  , 北海道大学応用倫理研究教育センター  , 1  , 15-30  , 2009/03   

概要(Abstract) カーネマンとトヴェルスキーのプロスペクト理論に基づく現状維持バイアスの研究、ボストロムとオードによる現状維持バイアス除去の試み、フランシス・カムによる義務論的な分析などを検討し、応用倫理学的探究における現状維持バイアスについて考察する論考。 

備考(Remarks)  

2007  理性は情念の奴隷か?−ヒューム『人間本性論』における「奴隷メタファー」の検討−  単著   
アカデミア 人文・社会科学編  , 南山大学  , 85  , 39-67  , 2007/06   

概要(Abstract) ヒュームの「奴隷メタファー」は、果たして単なるレトリックにすぎないのか、理論的根拠に基づいた確固たる主張を反映したものなのかをヒューム自身のテキストに即して問い、その検討を通じて、ヒューム哲学全体における情念の重要性を示唆する試み。 

備考(Remarks)  

2007  専門職と広告倫理  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 21  , 129-41  , 2007/06   

概要(Abstract) 市場経済社会の中で不可欠な役割を果たす広告の倫理的問題の一つの系として、弁護士や医師による広告活動の是非が問われてきた。その中で議論されてきた主要な論点を、関連研究文献をサーベイして整理した論考。広告と法律家、広告と医療、広告と製薬の三部門に区分けして整理している。 

備考(Remarks)  

2006  ヒュームにおける多層的徳理論の解明−自然/道徳、自然/人為の二分法を手がかりに−  単著   
倫理学年報  , 日本倫理学会(理想社)  , 56  , 33-47  , 2007/03   

概要(Abstract) ヒューム『人間本性論』の道徳論を情念論的徳理論として解釈し、ヒューム自身が用いた自然的能力/道徳的徳および自然的徳/人為的徳の二分法、さらにはフランシス・ハチスンとの対比から見える自然的善/道徳的善の二分法を議論の軸として、その理論的多層性を剔出しようと試みた論考。 

備考(Remarks)  

2006  応用倫理学の方法−原則主義、決疑論、行為者中心主義−  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 20  , 154-179  , 2006/12   

概要(Abstract) 応用倫理学の方法をめぐる議論の主要なものを紹介し、望ましい方法の選定の見込みについてコメントを付した論考。ビーチャムとチルドレスの原則主義をめぐる議論、および、ジョンセンの決疑論、クツェフスキーの共同体主義的決疑論、ウィトベックの行為者中心主義を取り扱っている。 

備考(Remarks)  

2006  ヒュームは情念をどのように論じているか  単著   
アカデミア人文・社会科学編  , 南山大学  , 83  , 85-130  , 2006/06   

概要(Abstract) ヒュームの情念論を読み解き、ヒューム哲学における情念の理論的位置づけ、情念論での議論の要点、人間本性論の観点から見たヒューム情念論の意義と問題点を明らかにする論考。 

備考(Remarks)  

2005  ヒューム哲学における情念と倫理  単著   
2006/01   

概要(Abstract) 18世紀スコットランドの哲学者デイヴィッド・ヒュームの哲学において、情念と倫理がいかなる関わりをもって論じられているのかをその主著『人間本性論』に基づいて明らかにし、ヒュームの洞察の倫理学的含意を論じた。 

備考(Remarks) 博士学位論文。2006年1月23日学位取得。京都大学博士(文学)、文博第339号。 

2005  ホイッスルブローイングの道徳的正当化論:G. G. ジェイムズ編  単著   
経済倫理の諸伝統の比較研究―日本版経済倫理の確立を目指して―  , 137-144  , 2005/06   

概要(Abstract) 米国におけるホイッスルブローイング研究の「古典」のひとつであるG. G. ジェイムズの論文を丁寧に整理し、重要な論点ごとに理論的なコメントを付し、ホイッスルブローイングの道徳的正当化の倫理学的問題点を論じている。 

備考(Remarks) 科学研究費補助金・基盤(A)(1)、課題番号15202001 

2004  ヒューム道徳哲学における徳と情念  単著   
アカデミア人文・社会科学編  , 南山大学  , 80  , 25-48  , 2005/01   

概要(Abstract) ヒュームが情念論において展開している議論を援用しながら、徳に対する是認のプロセスを構造的に解明することで、ヒューム哲学における徳が、情念のシステムの中でネットワークの結節点として成立する、ということを明らかにしている。 

備考(Remarks)  

2004  マイケル・スミスのヒューム主義とヒューム道徳哲学の比較検討の試み  単著   
実践哲学研究  , 京都大学倫理学研究室・実践哲学研究会  , 27  , 1-28  , 2004/11   

概要(Abstract) 現代メタ倫理学のヒューム主義の中から、マイケル・スミスの議論をとりあげ、それをヒューム自身の議論と対照させることで、ヒュームの哲学と現代メタ倫理学のヒューム主義とが大きく異なっていることを示そうと試みている。 

備考(Remarks)  

2003  応用倫理学論序説−担い手、方法、名宛人  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 16  , 1-23  , 2004/02   

概要(Abstract) 応用倫理学は、誰によって、どのような仕方で、誰に対してなされる学問なのか、それは固有の学問領域を形成しうるものなのか、といった問いが検討されている。 

備考(Remarks)  

2002  ヒュームにおける迷信と熱狂−情念、理性、真なる宗教−  単著   
倫理学年報  , 日本倫理学会(理想社)  , 52  , 47-59  , 2003/03   

概要(Abstract) ヒュームの宗教関連著作の中でも取り上げられることの少ない「迷信と熱狂について」に注目し、その中で論じられている内容を『人間本性論』第二巻「情念論」での議論に基づきつつ解明しようと試みている。 

備考(Remarks)  

2002  ホイッスルブローイングの正当化に関する「共犯理論」の検討  単著   
社会哲学研究資料集  , 21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究  , II  , 171-83  , 2003/03   

概要(Abstract) ホイッスルブローイングに関するディジョージの正当化条件に対して、重荷、危害不在、失敗という三点についてパラドクスに陥っていると批判し、対案として「共犯」理論を提示したマイケル・デイヴィスの議論を詳細に検討している。 

備考(Remarks) 科学研究費補助金・基盤(B)(1)、課題番号13410004 

2002  ホイッスルブローイングの何が問題なのか−哲学的ホイッスルブローイング論の試み  単著   
情報倫理学研究資料集  , 「情報倫理の構築」プロジェクト  , IV  , 113-25  , 2002/06   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2001  ヒューム道徳哲学における「一般的観点」  単著   
倫理学研究  , 関西倫理学会(晃洋書房)  , 32  , 65-75  , 2002/04   

概要(Abstract) 道徳性を成り立たせる共感の原理がもつ偏りを補正する役割を担うものとしてヒュームがもちだす「一般的観点」について詳細に論じている。われわれはどのようにしてその観点をとり、そうするのはなぜなのか、を検討している。 

備考(Remarks)  

2001  発展途上国と製薬会社−特許と命を天秤に掛ける  単著   
社会哲学研究資料集  , 21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究 研究会  , I  , 244-53  , 2002/03   

概要(Abstract) エイズの薬を最も必要とする発展途上国に薬はなく、それほど切実ではない先進国の製薬会社が特許を主張して薬を独占する、という現代社会の深刻な倫理的問題に関する文献を論点ごとにまとめたサーベイ論文。 

備考(Remarks) 科学研究費補助金・基盤(B)(1)、課題番号13410004 

2001  豊島産業廃棄物不法投棄事件−その倫理学的検討のための予備考察  単著   
生命・環境・科学技術研究  , 千葉大学  , VII  , 96-107  , 2002/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2000  「タバコ問題」の倫理学的検討−グッディンの喫煙論  単著   
生命・環境・科学技術倫理研究  , 千葉大学  , VI  , 230-42  , 2001/03   

概要(Abstract) 日本におけるタバコ問題の変遷をまとめるとともに、ロバート・グッディンの喫煙論に基づいて倫理学的な視点から問題点を明らかにしている。 

備考(Remarks)  

2000  ホイッスルブローイング(内部告発)の定義と要因に関する研究の現状  単著   
倫理学サーベイ論文集  , 京都大学倫理学研究室  , I  , 128-47  , 2000/05   

概要(Abstract) ビジネス倫理学の専門誌から、いくつかの論文をピックアップして論点を整理したサーベイ論文。 

備考(Remarks)  

1999  ヒュームにおける所有決定規則の検討  単著   
実践哲学研究  , 京都大学倫理学研究室・実践哲学研究会  , 22  , 1-31  , 1999/11   

概要(Abstract) ヒュームが『人間本性論』第三巻で行なっている所有論のうち、所有を決定する規則に関する議論を詳細に分析し、検討している。有名なロックの労働所有論との接点と相違点についても触れている。 

備考(Remarks)  

1998  内部告発は道徳的に許されるか−ディジョージの正当化条件の検討−  単著   
生命・環境・科学技術倫理研究  , 千葉大学  , III  , 262-9  , 1998/03   

概要(Abstract) ビジネス・エシックスにおける内部告発論のスタンダードであるディジョージの正当化五条件について批判的に検討している。 

備考(Remarks)  

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