2024/11/29 更新

写真b

クロサワ ヒロシ
黒澤 浩
KUROSAWA Hiroshi
所属
人文学部 人類文化学科 教授
職名
教授
主な研究課題
長期研究:土器の技術的変容と空間分布の形成にかかわる研究

長期研究:土器作りの民族誌的研究

長期研究:博物館教育の理論研究と実践

短期研究:プリミティブ・アート
専攻分野
考古学・博物館学

学位

  • 学士 ( 明治大学 )

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    学士

  • 文学修士 ( 明治大学 )

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    修士

研究分野

  • 人文・社会 / 博物館学

  • 人文・社会 / 考古学

学歴

  • 明治大学

    - 2000年1月

  • 明治大学   文学部   史学地理学科考古学専攻

    - 1985年3月

所属学協会

  • アジア鋳造技術史学会会員(2008・2009年は会計監査)

  • 日本西アジア考古学会会員

  • 日本展示学会会員(2009年から)

  • 日本考古学協会理事(2006年5月から2010年5月まで)

  • 日本考古学協会機関誌編集委員(2004年3月まで)

委員歴

  • アジア鋳造技術史学会会員(2008・2009年は会計監査)  

  • 日本西アジア考古学会会員  

  • 日本展示学会会員(2009年から)  

  • 日本考古学協会理事(2006年5月から2010年5月まで)  

  • 日本考古学協会機関誌編集委員(2004年3月まで)  

論文

  • 白石と江尻—三河地域への遠賀川式土器伝播についての考察

    三河考古   第32号   27 - 42   2022年5月

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    出版者・発行元:三河考古学談話会  

    弥生時代前期の遠賀川式土器は稲作と共に北部九州から東海地方へと波及伝播したことが知られている。しかし、その伝播の具体的なプロセスについては必ずしも明らかではない。本稿では、弥生前期の遺跡である豊橋市に所在する白石遺跡と西尾市に所在する江尻遺跡の出土土器を中心に検討し、縄文時代以来の居住がある遺跡(白石)と居住がない遺跡(江尻)の違いから、時期によって遠賀川式の入り方が異なることと、集団移住の可能性について論じた。

  • 南山大学の博物館実習―取り組みとその考え方

    全博協研究紀要   第24号   14 - 24   2022年3月

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    出版者・発行元:全国大学博物館学講座連絡協議会  

    南山大学での博物館実習(黒澤担当)の概要を紹介し、実習で何を伝えるかについての考え方を述べた。特にコロナ禍でオンラインを活用した博物館活動が広まったことから、これからの学芸員にとって必須のスキルであることを強調した。

  • 弥生時代後期の中部地方における青銅器・鉄器の動向と諸問題

    遠江・駿河から広がる世界 東海と関東の後期弥生社会と交流   3   121 - 135   2021年11月

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    出版者・発行元:地域と考古学の会  

    愛知・岐阜・静岡・長野の弥生時代後期から古墳時代前期の遺跡から出土した青銅器と鉄器を修正し、その動向の概要を述べた。これらの地域のうち、愛知・岐阜は金属器、とりわけ鉄器については低調で、長野および静岡東部では鉄器が多い点に注目し、後者の地域では北陸との結びつきが強いものと考えた。

  • 「さわる展示」の意義と苦悩—南山大学人類学博物館の実践からー

    ユニバーサル・ミュージアム さわる!”触”の大博覧会   194 - 197   2021年9月

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    出版者・発行元:国立民族学博物館  

    国立民族学博物館で開催された特別展「ユニバーサル・ミュージアム さわる!”触”の大博覧会」の展示図録への寄稿。日本で初めて全面的にさわる展示を実現した人類学博物館の実践から、さわる展示の意義と今後の課題について述べた。

  • 岡島遺跡の所謂「銅鐸形土製品」について 銅鐸形土製品の認定

    三河考古   第30号   61 - 67.   2020年6月

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    出版者・発行元:三河考古学談話会  

    愛知県西尾市岡島遺跡出土の土製品は古くから銅鐸形の土製品として知られていた。しかし、当該資料を詳細に観察した結果、この土製品には銅鐸形土製品に通有の二面構成ではなく円筒形をしていること、文様から復元される縦横比が通常の銅鐸形土製品よりも細長くなることから、銅鐸形土製品ではなく、円筒形土器であると判断した。併せて模倣品の概念規についてもについても問題提起した。

  • 清水遺跡の研究――出土土器と遺跡の形成過程

    南山大学人類学博物館紀要   第38号   1 - 38   2019年12月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    愛知県西尾市に所在する縄文時代から弥生時代・古墳時代にかけて形成された遺跡の出土土器を報告した。本遺跡は1950年に初めて発掘されたが、その後、部分的な報告があるだけで、その全容は明らかにされてこなかった。今回西尾市史の編纂作業の中で、再整理を進めたことから、その結果を報告している。

  • 総論 博物館と考古学

    考古学ジャーナル   №720   3 - 4   2018年12月

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    出版者・発行元:ニューサイエンス社  

    考古学ジャーナル誌で特集された「博物館・資料館と考古学」の総論。博物館での教育・展示・研究について、多角的な視点を提供した。

  • 西志賀遺跡出土の弥生土器

    南山大学人類学博物館紀要   第37号   1 - 14   2018年12月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    人類学博物館所蔵の名古屋市西志賀遺跡出土の弥生時代前期土器についての報告と考察。併せて名古屋市博物館所蔵の西志賀遺跡出土弥生時代中期の甕形土器も報告した。これらの土器をめぐる研究史をたどり、その研究の持つ意味について再評価した。

  • 伊那谷の瓜郷式土器

    論集弥生時代の地域社会と交流 転機   8号   13 - 22   2018年5月

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    出版者・発行元:地域と考古学の会  

    三河地域の弥生時代中期の土器として知られる瓜郷式土器は、長野県にも搬入品として存在している。そしてその器種は細頸壺が圧倒的に多いことから、酒等の嗜好品を交換財として南信地域に搬入し、その対価として水田開発のための労働力を得ていた可能性を論じた。

  • 故・番澤勉氏収集の考古資料(1)

    南山大学人類学博物館紀要   第36号   1 - 29   2018年1月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    人類学博物館に寄贈された東北地方北部の縄文時代資料についての報告。

  • 清水遺跡に関する稲垣晋也氏草稿と人類学博物館資料

    新編西尾市史研究   第3号   101 - 110   2017年3月

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    出版者・発行元:西尾市  

    西尾市清水遺跡について、発掘者である稲垣晋也氏によるメモの検討と、人類学博物館所蔵の清水遺跡出土資料をと照合し、遺跡の実態把握を試みた。

  • 展示を利用した教育の可能性――博物館からの提言

    アルケイア―記録・情報・歴史―   第10号   151 - 162   2016年3月

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    出版者・発行元:南山アーカイブズ  

    南山アーカイブズ常設展示室オープン記念のシンポジウムでの発表を文章化したもの。展示を使った教育の意外なむずかしさを指摘し、展示を活用した教育の可能性をVisual Thinking Strategy(VTS)の手法を紹介しながら、論じた。

  • 渦巻文の型式学――バンチェン土器を事例として

    南山大学人類学博物館紀要   第34号   11 - 22   2016年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    南山大学人類学博物館所蔵のバンチェン土器について、その中の彩文土器に描かれた渦巻文の型式学的分析を行った。その結果、バンチェン土器の渦巻文はその発生を入組文に求められること、入組文が多重化することで渦巻文が成立すること、そして渦巻文の変遷はその分離独立化傾向が進むことで跡付けられることを明らかにした。

  • 「カンボジアにおける土器作り村の調査――コンポンチュナン州アンドゥオン・ルッサイ村の事例

    アカデミア人文・自然科学編   第11号   43 - 67   2016年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    カンボジア王国コンポンチュナン州アンドゥオン・ルッサイ村における土器製作者への聞き取り調査の成果を示した。またそれに基づき、技術継承、形態の定型化、そして大量生産化をこの村の土器製作の特徴と捉え、若干の分析を行った。

  • 傾いた壺―高蔵遺跡D地点出土の壺形土器

    」『南山大学人類学博物館紀要   第33号   17 - 31   2015年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    愛知県名古屋市高蔵遺跡出土の弥生時代後期の壺形土器についての技術論的研究。この土器は約20°の傾斜をもって口縁部が傾いているが、それは失敗ではなく傾斜をつけることでこの壺に機能的メリットを付加することを目的としたものであると考えた。土器づくりを集団的で均質なものととらえるのではなく、モノづくりの日々の営為の中で製作される視点を持つ必要性を説いた。

  • 全ての人の好奇心のための博物館を目指して―南山大学人類学博物館の挑戦―

    博物館研究   平成26年7月号   18 - 21   2014年6月

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    出版者・発行元:公益財団法人日本博物館協会  

    南山大学人類学博物館のリニューアル・コンセプトを紹介し、人類学博物館の試みとして、「全ての人の好奇心のために」をスローガンにユニバーサル・ミュージアム化を図っていることとそのメリット・デメリットについて論じた。

  • 人類学博物館のリニューアル

    南山大学人類学博物館紀要   第32号   1 - 18   2014年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    2013年10月にリニューアルした人類学博物館の建設計画の概要とその経緯・経過に関する記録。

  • 新たに寄贈されたバンチェン土器―山口由子氏コレクション―

    南山大学人類学博物館紀要   第32号   35 - 49   2014年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    西江清高教授との共著。2013年度に新たに人類学博物館に寄贈されたタイのバンチェン土器に関する報告。

  • 型式・型式学と技術学的研究―動作連鎖概念をめぐってー

    みずほ別冊 弥生研究の群像―七田忠昭・森岡秀人・松本岩雄・深澤芳樹さん還暦記念―   91 - 101   2013年5月

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    出版者・発行元:大和弥生文化の会  

    型式学的研究の問題点を、生物学における分類学と系統学の論争を踏まえて指摘した上で、考古資料によって過去の人間社会を再構成するには型式学的方法ではなく技術論的なアプローチが必要であることを述べた。そして技術論的なアプローチの方法として、石器研究で取り入れられている動作連鎖概念を検討し、その土器研究への適用の可能性と問題点を述べた。

  • 民族誌的理解と考古学的解釈のはざま――カンボジア土器作り村の考古学的民族誌より

    弥生土器研究の可能性を探る   153‐166   2013年5月

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    出版者・発行元:弥生土器研究フォーラム‘13  

    カンボジアの土器作り村の調査成果から、製作者の身体技法に基づいた製作技術と土器製作者の技術習得の検討を行い、考古資料を解釈するうえでどのような点に留意する必要があるかを述べた。

  • 西志賀遺跡の銅鐸形土製品

    南山大学人類学博物館紀要   第31号   27 - 37   2013年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    南山大学人類学博物館が所蔵する銅鐸形土製品の資料紹介。合わせて、銅鐸を土製品で模倣するプロセスについて考察し、銅鐸に関する情報の中で、必ず伝えられる部分と忘れられやすい部分があることに注目した。

  • 人類学博物館所蔵の丸木舟

    南山大学人類学博物館紀要   第31号   39 - 42   2013年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    人類学博物館で所蔵する千葉県八千代市神野出土と伝えられる丸木舟の報告。初めて実測図を提示した。

  • ホンモノ/ニセモノの論理―博物館資料の価値とは何か―

    博物館資料の再生 自明性への問いとコレクションの文化資源化   20 - 35   2013年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館・南山大学人類学博物館  

    われわれは日常的にあるものに対してホンモノかニセモノかという区別をする場合がある。しかし、博物館資料においてはそうした区別は必ずしも自明なことではない。むしろ、博物館資料の場合にはその収集過程においてホンモノとニセモノの区別をしてしまうが、そこで働く区分原理は、収集者側にとってホンモノかニセモノかというものであり、そのときに働く区分原理を仮想規範として概念化した。

  • 民族誌展示の功罪

    博物館資料の再生 自明性への問いとコレクションの文化資源化   253 - 269   2013年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館・南山大学人類学博物館  

    民族誌展示は、他者を表象するものである。そのとき描かれる他者像とはその対象となる人々のありのままの姿ということはなく、展示する側による他者イメージの反映であることが多い。これを仮想規範と呼んだ。しかし、多くの博物館においてこうした他者表象の在り方は批判されてきている。それに応えていくために、民族誌展示においてはどのような意図で資料が収集され、展示されているのかを明らかにすることが重要であると提案している。

  • 〈昭和〉をめぐる記憶の展示―昭和生活資料を展示する意味

    博物館資料の再生 自明性への問いとコレクションの文化資源化   165 - 178   2013年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館・南山大学人類学博物館  

    昭和の展示は、最近の博物館展示の中で人気を博している。そしてそれは、しばしば記憶の展示とも称される。しかし、記憶とは身体化した過去であるとするならば、記憶は博物館で展示された時点で歴史化するはずであることを指摘した。

  • ハイヌウェレ型神話と縄文土偶―考古学における解釈の問題

    アジア遊学   158号   103 - 111   2012年10月

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    出版者・発行元:勉誠出版  

    縄文時代の人型土製品である土偶は、これまですべて女性を表現したものであり、それは儀礼終了後に破壊され、廃棄されるものと考えられてきたが、そのことがいわゆるハイヌウェレ型神話と同じ構造をもつものとされてきた。しかし、諸説を検討してみると、それぞれに論拠のあいまいな部分が多く、現状では女性形と断言できないし、また破壊され廃棄されるわけでもないことが明らかとなった。さらに、こうした解釈がなされるのは、考古学的解釈に論理的な欠陥があるものと指摘した。

  • 銅鐸の周辺―銅鐸形土製品をめぐって―

    みずほ   第43号   49 - 78   2012年5月

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    出版者・発行元:大和弥生文化の会  

    従来、弥生時代の農耕祭祀は銅鐸を頂点としていくつかのレベルに分けれる階層化がされていると考えられてきた。その中で銅鐸を模した土製品は下位に位置づけられていた。だが、銅鐸形土製品をそのようにとらえるのではなく、モデルとなる銅鐸との物理的・認知的距離の反映とみなすならば、土製品製作者の祭祀へのかかわり方に関係する可能性が出てくる。さらに、これまで見る銅鐸とされてきた公判段階の銅鐸は、模倣の度合いから、実は見られていない可能性を指摘した。

  • 検証と再文脈化の確立

    展示学   第49号   28−31   2011年6月

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    出版者・発行元:日本展示学会  

    大学博物館における展示は、大学における調査・研究の成果を公開・還元することが求められる。そうした観点に立てば、研究のプロセスを示し、其の成果が検証できるようにしておくことが必要であろう。また、個人コレクションなどは、それを再文脈化して新たな学術的価値を創造していくことが求められるものと考えている

  • 南山大学人類学博物館における歴史・民族誌展示の試み

    展示学   第49号   110−111   2011年6月

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    出版者・発行元:日本展示学会  

    人類学博物館のリニューアルに際し、展示の基本方針を収集単位として構成する事を述べ、歴史展示・民族誌展示に関わる問題点を述べながら、新たな展示の構築に関する方向性を述べた。

  • 歴史展示はいかにして可能か

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター研究報告第1冊『学術資料の文化資源化』   183−190   2011年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    歴史展示の一般的な性格を論じたうえで、特に歴史と記憶とが対立する場である現代史展示の問題点について考察した。そして、テッサ・モーリス=スズキによる「歴史への真摯さ」と「連累」という概念を使うことで、開かれた歴史展示の可能性を示した。

  • 大須二子山古墳をどのように展示するか

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター研究報告第4冊   163−174   2011年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    大須二子山古墳に関するオープンリサーチセンターでの議論を踏まえ、大須二子山古墳の展示は墳丘が破壊される経緯にしたがって、1回の破壊を一つの遺物収集単位として捉えて展示するべきことを提唱した。

  • 「遠賀川式」の思想

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター研究報告第4冊   67−83   2011年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    弥生時代・弥生文化の設定経緯を振り返り、それが先行するとされる縄紋時代・縄紋文化とは無関係に設定されたことを明らかにした。また、今日、弥生文化の成立をめぐる議論は、文化を実体と見なした議論であり、そうした方法では日本列島における稲作導入の状況は明らかにできないと批判した。

  • 民族誌資料をどのように展示するか

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター研究報告第5冊   161−166   2011年3月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    民族(誌)資料を展示するときの問題点を明らかにし、資料を収集単位を基本として展示することを提唱し、あわせて民族誌資料といえども、それは現時点からみれば歴史資料なのであり、その歴史的・文化的脈絡の中で展示すべきことを示した。

  • クメールの霊魂観

    アジア遊学   128   9頁   2009年12月

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    出版者・発行元:勉誠出版  

    古代クメールの霊魂観について、アンコール時代とそれに先立つプレ・アンコール時代を中心に紹介した。しかし、現状では資料や研究が不足していることから、十分な考察ができる状況ではない。

  • 歴史展示と歴史表象

    歴史学研究   854   9   2009年6月

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    出版者・発行元:青木書店  

    博物館における歴史展示について、それが展示者側の意図を離れて見る側に様々な意味表象を発信していることを指摘した。こうしたことは展示にとっては宿命ともいえるものであるが、歴史展示においてこの課題を克服するためにテッサ・モーリス=スズキ氏の「連累」「歴史への真摯さ」という概念を用いる事を提唱した

  • 中部の弥生青銅器・概論

    中部の弥生時代研究   12頁   2009年5月

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    出版者・発行元:中部の弥生時代研究刊行委員会  

    東海地方以東の弥生時代青銅器を集成し、中期から後期にかけての時系列にそって、その存在形態について考察した。その中で、朝日遺跡出土銅鐸鋳型と長野県柳沢遺跡出土青銅器群については、やや踏み込んだ考察をしている。

  • 中部高地の方形周溝墓以前

    中部の弥生時代研究   4頁   2009年5月

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    出版者・発行元:中部の弥生時代研究刊行委員会  

    弥生時代に近畿から東北南部にかけて方形周溝墓が波及するが、方形周溝墓が波及する以前の墓制について概観した。

  • 大学博物館の構想―双方向的な関係の確立をめざして

    Museum Study   19   1 - 11   2008年3月

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    出版者・発行元:明治大学学芸員養成課程  

    大学博物館に関する従来の考え方を、一部は批判し、一部は継承しながら、新たな大学博物館像の構築を模索した。そして、これまでの博物館が、情報を発信することに重点を置いてきたのに対し、今後は、情報を受信し、学術化されていない情報の集積と体系化を目指すべきと考えた。

  • カンボジア先史・古代史再構成の展望

    アカデミア   第83号   35頁   2006年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    2004年・2005年に実施したカンボジア東南部の遺跡調査の概要報告。黒沢分担部分では、特にカンボジアにおける先史時代の土器の年代に関する見通しを述べた。

  • 南関東における弥生時代後期土器群の動向

    駿台史学   第124号   23頁   2005年3月

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    出版者・発行元:駿台史学会  

    二ツ池式土器の型式としての成り立ちを分析し、それらが房総南部の「健田式土器」と密接なかかわりを持つことを指摘した。そして、「南関東」として括られる地域は、弥生時代後期の段階には地域的なまとまりよりも、流動性の高い社会であった可能性を示した。

  • 弥生時代暦年代論に関する私見

    考古学フォーラム   16   8頁   2004年8月

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    出版者・発行元:考古学フォーラム編集部  

    AMS法による弥生時代暦年代に対する批判。弥生時代の暦年代論はすぐれて現代的な課題であることを指摘した。

  • 内藤家旧蔵の銅矛について

    明治大学博物館研究報告   第9号   2004年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館  

    宮崎県延岡市の内藤記念館で所蔵している弥生時代の武器形青銅器の資料紹介

  • 五領遺跡出土土器の再検討に向けて

    明治大学博物館研究報告   第9号   20頁   2004年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    埼玉県五領遺跡出土の土器群は、古墳時代前期の土器群の指標として「五領式土器」と呼ばれてきた。しかし、型式設定の基準資料が断片的にしか公表されていないため、型式としての存在理由に疑問を呈されてきた。本稿では、基準資料を紹介しつつ、五領式が成立する可能性を探った。

  • 神奈川県二ツ池遺跡出土弥生土器の再検討

    明治大学博物館研究報告   第8号   38頁   2003年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館  

    神奈川県二ツ池遺跡出土の後期弥生土器を分析し、これが従来の型式とは異なる一群であると結論付け、「二ツ池式土器」の名称を提唱した。

  • 夏島貝塚出土の夏島式土器の修復と再実測

    明治大学博物館研究報告   第7号   14頁   2002年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    神奈川県夏島貝塚出土の縄文時代早期の土器群が重要文化財に指定され、文化庁の指示により修復が行なわれた。その結果、従来知られていた土器の形が少し変わったため、それを再実測し、報告した。

  • 新収蔵の異形銅鉾

    明治大学博物館研究報告   第7号   6頁   2002年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    弥生時代の青銅器の一種である銅矛の贋物に関する紹介。贋物が製作される背景に関する研究状況を紹介。

  • 川上博義氏寄贈の石器時代・古墳時代資料について

    明治大学博物館研究報告   第6号   22頁   2001年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    茨城県在住の考古学者・川上博義氏から寄贈された旧石器・縄文・古墳時代の資料の紹介と分析。旧石器および古墳時代の専門的研究者との共著。

  • 青銅器伝来

    大塚初重先生頌寿記念考古論集   28頁   2000年3月

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    出版者・発行元:頌寿記念会  

    福岡市吉武高木遺跡出土の青銅器群と墓域の分析から、この遺跡の青銅器群が韓国出土青銅器と類似し、かつ墓のあり方も同時期の墓地遺跡とは違うことから、吉武高木遺跡を韓半島から渡来した人びとの墓地遺跡であると結論づけた。

  • 川上博義氏寄贈の十王台式土器

    明治大学博物館研究報告   第5号   20頁   2000年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館  

    茨城県在住の考古学者・川上博義氏が寄贈された茨城県内の後期弥生土器を紹介・分析し、それらが当該地域の後期弥生土器の時間的細分の指標となり得る資料であることを述べた。

  • 弥生時代暦年代論ノート(3)

    みずほ   第27号   13頁   1998年10月

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    出版者・発行元:大和弥生文化の会  

    弥生時代の暦年代決定に関する学史的回顧。

  • 続・房総宮ノ台式土器考

    史館   第30号   29頁   1998年5月

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    出版者・発行元:史館同人  

    房総半島における宮ノ台式の成立過程について述べた。

  • 弥生時代暦年代論ノート(2)

    みずほ   第24号   16頁   1998年1月

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    出版者・発行元:大和弥生文化の会  

    弥生時代の暦年代決定に関する学史的回顧。

  • 弥生時代暦年代論ノート(1)

    みずほ   第23号   8頁   1997年5月

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    出版者・発行元:大和弥生文化の会  

    弥生時代の暦年代決定に関する学史的回顧。

  • 房総宮ノ台式土器考

    史館   第29号   47頁   1997年4月

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    出版者・発行元:史館同人  

    房総半島における宮ノ台式土器を、代表的な遺跡ごとに細分編年し、全体を7期に分期した。

  • 大学博物館における教育活動

    明治大学博物館研究報告   第2号   16頁   1997年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    大学における生涯学習が当たり前となってきた時代に、大学博物館はどのような教育活動を求められるのかについて考えた。

  • 東日本の人面・顔面

    考古学ジャーナル   №16   6頁   1997年3月

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    出版者・発行元:ニューサイエンス社  

    東日本の弥生時代に見られる人面表現を分析し、その系譜を辿った。その結果、初期の人面表現は墓と強く関連するのに対し、やがて生活址からも出土するようになること、また中期後半にはあらたに西日本的な表現が採用されている点を指摘した。

  • 関東の大陸系磨製石器

    考古学ジャーナル   №391   5頁   1995年8月

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    出版者・発行元:ニューサイエンス社  

    南関東の大陸系磨製石器について、神奈川県砂田台遺跡出土の石器を分析し、その消長と石器の役割、そして鉄器の普及について考察した。

  • 宮ノ台式土器の成立

    駿台史学   第89号   28頁   1993年10月

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    出版者・発行元:駿台史学会  

    南関東の中期弥生土器である宮ノ台式土器について、神奈川県砂田台遺跡出土土器の分析を中心に、その成立段階で、三河の瓜郷式土器との関連が強いことを指摘した。

  • 弥生時代の鋳型

    考古学ジャーナル   №359   5頁   1993年4月

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    出版者・発行元:ニューサイエンス社  

    弥生時代の青銅器鋳型を取り上げ、それが青銅器の年代研究や生産に関する研究に意義があることを強調した。

  • 明治大学考古学博物館所蔵の十王台式土器

    明治大学考古学博物館館報   №8   9頁   1993年3月

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    出版者・発行元:明治大学考古学博物館  

    明治大学考古学博物館で所蔵する茨城県大宮町出土の十王台式土器を紹介し、その年代的な位置づけを行なった。

  • 大学における生涯学習の実践

    明治大学博物館研究報告   第1号   20頁   1993年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館事務室  

    明治大学考古学博物館友の会の活動を、市川考古博物館・大田区立博物館の友の会活動と比較し、友の会は「教えてもらう」ことから自ら「学ぶ」場の創出へ向かうべきと述べた。

  • 博物館実習考

    Museologist   8   7頁   1993年3月

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    出版者・発行元:明治大学学芸員養成課程  

    学芸員養成課程のカリキュラムにおける博物館実習の役割を論じ、現状のカリキュラムでは、それが学芸員の仕事のごく一部でしか行なえないことと、職業訓練としての意味合いが強くあるべきだと主張した。

  • 弥生時代石器の基礎的研究(?)

    明治大学考古学博物館館報   №7   16頁   1992年3月

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    出版者・発行元:明治大学考古学博物館  

    弥生時代の代表的な遺跡である大阪府瓜破遺跡と兵庫県千代田遺跡の石器を分析し、年代および地域的な違いを考察した。

  • 弥生時代における祭祀の重層性とその系譜

    駿台史学   第82号   26頁   1991年3月

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    出版者・発行元:駿台史学会  

    弥生時代の祭祀のあり方として、埋納する場合と、破砕廃棄する場合があることを述べ、前者が稲作農耕の伝来によって生じたものであるのに対し、後者は縄文時代以来の伝統的なものであると考え、祭祀が重層的に行なわれていることを明らかにした。

  • 弥生時代石器の基礎的研究(?)

    明治大学考古学博物館館報   №6   27頁   1991年3月

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    出版者・発行元:明治大学考古学博物館  

    弥生時代の代表的な遺跡である京都府深草遺跡の石器を分析し、石器群の構成を示した。

  • 弥生時代実年代論の現状と課題

    考古学ジャーナル   №325   4頁   1990年10月

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    出版者・発行元:ニュー・サイエンス社  

    弥生時代の実年代(暦年代)に関する研究史を整理し、その問題点について検討した。

  • 武器形青銅器の生産と流通に関する素描

    明治大学考古学博物館館報   №5   8頁   1989年3月

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    出版者・発行元:明治大学考古学博物館  

    弥生時代の青銅器鋳型の分析から、初期の青銅器生産は北部九州において分散的に行なわれていたが、弥生中期以降になって何ヶ所かに集中するようになることを指摘した。

  • 明治大学考古学博物館収蔵の武器形青銅器二例

    明治大学考古学博物館館報   №5   5頁   1989年3月

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    出版者・発行元:明治大学考古学博物館  

    明治大学考古学博物館所蔵の弥生時代の武器形青銅器2点の報告。1点は中広形銅戈で大分県宇佐市出土のもの、もう1点は広形銅矛で福岡県の出土である。特に広形銅矛の表面の観察から製作時のものと思われる段差に気づき、組合せ式の鋳型ではないかと推測したが、その後実物が出土し、立証された。

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書籍等出版物

  • 高山流水ー赤澤徳明氏退職記念論集ー

    ( 担当: 共著)

    『高山流水ー赤澤徳明氏退職記念論集ー』制作委員会  2022年12月 

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    総ページ数:478p.  

    「土器製作の上手下手ー土器製作実践共同体における未熟練者抽出のための試論」pp.117-128

  • 人類学と博物館―民族誌資料をどう研究するのか?』(人類学研究所設立70周年記念シンポジウム講演録

    ( 担当: 共著)

    南山大学人類学研究所  2020年8月 

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    物質文化研究について考古学の視点からの提言をまとめた。

  • 新編西尾市史資料編1 考古』

    ( 担当: 共著)

    新編西尾市史編さん委員会  2019年3月 

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    西尾市に所在する弥生時代・古墳時代遺跡の解説。江尻遺跡・清水遺跡・小島銅鐸出土地・岡島遺跡・善光寺沢南古墳を担当した。

  • 善光寺沢南古墳 壺形埴輪を囲繞する方墳の確認調査

    ( 担当: 共著)

    西尾市教育委員会   2018年3月 

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    著書種別:調査報告書

    西尾市岡山に所在する善光寺沢南古墳の発掘調査報告書。当初円墳と思われていたが測量調査の結果、方墳の可能性が出てきたため発掘調査を実施した。その結果、墳形は方墳であり、壺形埴輪が墳頂部と墳丘斜面に樹立された5世紀代の古墳であることが判明した。

  • 博物館学史研究事典

    ( 担当: 共著)

    雄山閣  2017年12月 

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    総ページ数:400p.  

    博物館学研究における収集をめぐる議論について整理した。

  • 三遠南信周辺における中期弥生土器と交流

    ( 担当: 共著)

    地域と考古学の会  2017年2月 

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    総ページ数:3p.  

    2017年2月25日・26日に浜松市で開催されたシンポジウムの資料集に掲載。

  • 青銅器の模倣Ⅱ

    ( 担当: 共著)

    埋蔵文化財研究会  2016年9月 

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    総ページ数:15p.  

    2016年9月10日・11日に福岡市博物館で開催された第65回埋蔵文化財研究集会『青銅器の模倣Ⅱ』の資料集に掲載。

  • ひとが優しい博物館

    ( 担当: 共著)

    青弓社  2016年8月 

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    総ページ数:13p.  

    2015年11月28日・29日の両日に国立民族学博物館で開催された『ユニバーサル・ミュージアム論の新展開』と題したシンポジウムの記録集。 広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)編著。

  • 博物館教育論

    ( 担当: 編集)

    講談社  2015年6月 

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    総ページ数:159p.  

    博物館教育に関する教科書。博物館教育の理論、方法に焦点を当て、事例として博物館間の連携を取り上げた。類書は多いが、それらと違って理論と方法に力点を置いた構成になっている。著者17名。

  • 博物館展示論

    ( 担当: 編集)

    講談社  2014年3月 

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    総ページ数:170p.  

    博物館展示に関する概説書。博物館展示の理論と技術などの概説に加え、総論として展示の持つ社会性や政治性、そしてユニバーサル・ミュージアムについても扱っている。執筆者は15名。

  • 豊田市遺跡分布調査報告書―藤岡・小原・足助・旭・稲武・下山地区―

    ( 担当: 共著)

    豊田市教育委員会   2013年3月 

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    担当ページ:348頁   著書種別:調査報告書

    豊田市に合併した旧藤岡町・小原村・足助町・旭町・稲武町・下山村の遺跡分布調査の報告書。

  • 豊田市遺跡分布調査報告書―藤岡・小原・足助・旭・稲武・下山地区―

    ( 担当: 編集)

    豊田市教育委員会   2013年3月 

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    担当ページ:348p.   著書種別:調査報告書

    2006年度から5ヵ年にわたって豊田市教育委員会から委託により実施された調査の報告書。豊田市の合併市町村部の遺跡の分布調査により、全部で819箇所の遺跡が確認されている。

  • 東南アジアの伝統的土器つくり―事例調査報告書

    ( 担当: 共著)

    大阪大谷大学博物館  2012年3月 

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    総ページ数:158p.  

    大阪大谷大学博物館が編集した東南アジアの土器つくりに関する民族考古学調査の事例報告書。 「カンボジア中部の土器つくり」を執筆。

  • 縄文/弥生移行期の社会論

    ( 担当: 共著)

    ブイツーソリューション  2011年11月 

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    総ページ数:270p.  

    縄文時代から弥生時代への移行期に関する論文集。石黒立人編。 「縄文/弥生考―「縄文・弥生移行期」は可能か?-」 「銅鐸の成立と展開」 の2編を執筆

  • 南山大学人類学博物館所蔵考古資料の研究 高蔵遺跡の研究/大須二子山古墳と地域史の研究

    ( 担当: 共著)

    六一書房  2011年9月 

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    総ページ数:189p.  

    人類学博物館オープンリサーチセンターによる博物館所蔵考古資料の調査研究の報告書。東海地方を代表する弥生時代遺跡である高蔵遺跡出土遺物の研究および大須二子山古墳の復元的研究を中心としている。

  • 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2009年度年次報告書

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    南山大学  2010年3月 

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    総ページ数:128頁  

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンターの2009年度の年次報告書。

  • 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2008年度年次報告書

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    南山大学  2009年3月 

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    総ページ数:130頁  

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンターの2008年度年次報告書。

  • 新しい博物館学

    ( 担当: 共著)

    芙蓉書房出版  2008年3月 

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    総ページ数:254  

    博物館学とは何か、についての概説。従来の博物館学に加え、「利用者」の観点を導入した博物館学の必要性を述べた。

  • 祭りの考古学

    ( 担当: 共著)

    学生社  2008年1月 

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    総ページ数:49p.  

    弥生時代の農耕祭祀について、考古遺物としての祭祀具、遺構としての祭祀の場を分析し、弥生土器や銅鐸に描かれた絵画から、祭祀行為の再構成を試みている。

  • 祭りの考古学

    ( 担当: 共著)

    学生社  2007年 

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    総ページ数:225頁  

    弥生時代の農耕祭祀について、主に青銅器・祭場・絵画などを資料として考察し、農耕祭祀がやがて首長たちの秘儀となっていくプロセスを辿った。

  • 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2007年度年次報告書

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    南山大学  2007年 

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    総ページ数:112頁  

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンターの2007年度年次報告書。

  • Area-Historical Research in Cambodia

    ( 担当: 共著)

    2006年2月 

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    総ページ数:166頁  

    カンボジア東南部における2004〜2005年に行った調査の概要。考古学・地域研究のほか、建築史などの報告と論文を含む。英文。

  • 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2006年度年次報告書

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    南山大学  2006年 

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    総ページ数:79頁  

    人類学博物館オープンリサーチセンターの2006年度年次報告書

  • 南関東の弥生土器

    ( 担当: 共著)

    六一書房  2005年7月 

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    総ページ数:240頁  

    南関東地方の弥生土器研究をめぐるシンポジウムの記録集。

  • 弥生の「ムラ」から古墳の「クニ」へ

    ( 担当: 共著)

    学生社  2002年2月 

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    総ページ数:237頁  

    早稲田大学と明治大学が中心となって開催した、大学合同シンポジウムの記録集。テーマは弥生時代・古墳時代の集落と墓址。

  • アンコール遺跡調査報告書2000

    ( 担当: 共著)

    日本国政府アンコール遺跡救済チーム  2000年12月 

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    総ページ数:316頁  

    カンボジア王国のアンコール・トム内にあるプラサート・スープラの発掘調査報告。層位的な発掘所見から、この付近の遺構の変遷過程を明らかにした。

  • 埋もれた歴史を掘る

    ( 担当: 共著)

    白鳥舎  1999年12月 

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    総ページ数:214頁  

    一般向けの考古学概説書。黒沢担当分は「考古学を学ぶ」「考古学とは何か」「豪族居館」「生産の跡」「博物館の明日」の5章。

  • 考古学による日本歴史2 産業I 狩猟・漁業・農業

    ( 担当: 共著)

    雄山閣  1996年8月 

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    総ページ数:190頁  

    弥生時代・古墳時代における農業の概観。水田址・畠址、そして農具を取り上げて論じた。

  • 北区史 通史編 原始古代

    ( 担当: 共著)

    北区史編纂調査会  1996年3月 

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    総ページ数:280頁  

    東京都北区における弥生時代遺跡からの出土資料の分析。主に土器を扱い、当該地域の編年を確立した上で、周辺地域との関係を論じた。

  • 茨城県稲敷郡美浦村根本遺跡

    ( 担当: 共著)

    茨城県美浦村・陸平調査会  1996年3月 

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    総ページ数:210頁  

    根本遺跡出土の後期弥生土器を分析し、先に検討した陣屋敷遺跡とは距離にして数百メートルしか離れていないにもかかわらず、その土器様相が全く異なることを示し、従来の地域を単位とした研究の見直しを述べた。

  • 新視点 日本の歴史 第1巻 原始編

    ( 担当: 共著)

    新人物往来者  1993年4月 

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    総ページ数:340頁  

    弥生時代の武器形青銅器の分布について、それが何を意味するかを論じた。具体的には、従来言われていた「銅鐸文化圏」と「銅剣銅矛文化圏」の対立は成り立たず、武器形青銅器の在り様は、地域ごとの祭器としての青銅器選択の結果であるとした。

  • 茨城県稲敷郡美浦村陣屋敷遺跡

    ( 担当: 共著)

    茨城県美浦村・陸平調査会  1992年12月 

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    総ページ数:199頁  

    茨城県陣屋敷遺跡出土の後期弥生土器の分析と編年。従来知られていた東関東地方の後期弥生土器とは異なる型式であることを明らかにした。

  • 日本村落史講座4 政治I 原始・古代・中世

    ( 担当: 共著)

    雄山閣  1991年5月 

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    総ページ数:331頁  

    北部九州における弥生時代の青銅器所有を分析し、弥生の青銅器所有の一般的なあり方として、一人の埋葬につき武器1口もしくは鏡を伴うあり方が通有であることを明らかにした。しかし、その中から多量に所有する特定の人物が現れ、それが王権につながるものと論じた。

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MISC

  • 今、博物館は何をすべきかーコロナ以後の持続可能性を考える

    明治大学博物館・南山大学人類学博物館 合同シンポジウム報告書 2019-2020   33 - 36   2022年3月

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    出版者・発行元:明治大学博物館・南山大学人類学博物館  

    明治大学博物館と南山大学人類学博物館の協定事業によるシンポジウムの記録集。コロナ禍を経て、博物館の在り方がどう変わり、そして今後も持続するためには何が必要か、という視点で全体をまとめた。

  • 写真でみる明治・大正・昭和の古墳研究

    ここまでわかった!古代王権と古墳の謎   303p.   2015年9月

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    出版者・発行元:中経出版  

    坪井正五郎による足利古墳の調査、宮崎県の西都原古墳群の調査、京都大学による石舞台古墳の調査などの調査事例と赤松啓介による地域史研究の成果を紹介した。

  • 写真で見る明治・大正・昭和の古墳研究

    歴史読本   第60巻第1号   152 - 157   2014年11月

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    出版者・発行元:株式会社KADOKAWA  

    明治から昭和にかけての考古学発掘に関する写真を使い、学史を回顧した。取り上げたトピックは、坪井正五郎による調査、宮崎県西都原古墳群の調査、京都帝国大学文学部考古学研究室による調査、そして在野の研究者であった赤松啓介の地域史研究である。

  • 連携する博物館―博物館教育の方法と課題

    一宮市博物館研究紀要   第2号   4頁   2013年3月

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    出版者・発行元:一宮市博物館  

    博物館と学校との教育連携(博学連携)について、その成果と課題について述べた。

  • 驚きの博物館コレクション展 時を超え、世界を駆ける好奇心

    111頁   2013年2月

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    出版者・発行元:「驚きの博物館コレクション展」実行委員会  

    明治大学博物館・名古屋市博物館・南山大学人類学博物館の3館合同特別展のガイドブック。

  • 博物館展示を学ぶ

    第30回日本展示学会研究大会   2011年6月

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    出版者・発行元:日本展示学会  

    南山大学における2つの試みを紹介した。一つは博物館実習における展示製作、もう一つは名城大学附属高校との学習連携である。いずれも博物館資料を使って展示を作ることを課したものであるが、従来の調べて発表する形式を推し進め、展示という博物館ならでは方法によって表現することを学んでもらうことの必要性を説明した。

  • 弥生時代中期の農耕儀礼・祭祀

    伊勢湾岸域の弥生中期社会   2010年11月

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    弥生時代の祭祀・儀礼に焦点を当て、特に銅鐸の成立・銅鐸を用いた儀礼の実態、そして銅鐸の保有形態などから、弥生時代中期の東海地域の社会状況について発表した。

  • 大学博物館としての人類学博物館

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター・南山学会合同シンポジウム   2010年11月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター・南山学会  

    現在、リニューアル計画が進行している新しい人類学博物館の構想と、作業の進行状況について報告し、あわせて大学博物館が共通して抱える問題である学芸員の採用についても意見を述べた。

  • 高蔵遺跡をどのように展示するか?

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター弥生部会シンポジウム   2010年6月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター  

    高蔵遺跡出土資料という歴史資料を展示するにあたり、それが従来の歴史展示のように「弥生時代」という文脈で展示されるのであれば、それは「大きな歴史」へと吸収されてしまうことになる。そこで、調査も含めた高蔵遺跡をめぐる様々な経験を展示に反映すべきことを提言した。

  • 方形周溝墓研究から何が見えるか?

    考古学フォーラム   10頁   2010年3月

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    出版者・発行元:鯖江市教育委員会  

    考古学における墓制の研究は、過去の社会を再構成するために欠くことのできない分野ではあるが、実体として捉えにくい分、研究者の文化的・社会的環境が大きく関与することを指摘した。

  • 南山大学人類学博物館リニューアル計画

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター博物館部会公開研究会   2009年11月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター  

    南山大学人類学博物館の現状を踏まえ、どのようにリニューアルしていくか、その方針を提案した。

  • パプア・ニューギニアの磨製石斧とその使用痕

    日本考古学協会第75回総会   2009年5月

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    出版者・発行元:日本考古学協会  

    南山大学人類学博物館所蔵のパプアニューギニア採集磨製石斧について使用痕分析を行い、その成果について発表した。

  • 民族資料の考古学的研究-ニューギニアの石斧、その使用痕分析

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2008年度年次報告書   2009年1月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

  • 3世紀の日本列島

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2008年度年次報告書   2008年5月

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

  • 歴史を展示することの意味・意義

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2007年度年次報告書   1頁   2007年

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    過去に起った歴史展示をめぐる論争を踏まえ、歴史展示とは誰のためにするのか、そして展示表象から漏れてしまった事柄をどのように掬い/救い上げるのかについて問題提起した。

  • 関東の方形周溝墓

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2006年度年次報告書   1頁   2006年

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    関東の周溝墓研究の問題点についての指摘

  • 大学博物館と高校との連携

    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター2006年度年次報告書   1頁   2006年

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    出版者・発行元:南山大学人類学博物館  

    南山大学人類学博物館と名城大学附属高等学校との博学連携の紹介、経緯、意義、問題点について

  • 本から見た日本の考古学(33)

    日本古書通信   第916号   2頁   2005年11月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(11)
    V.G.チャイルド『考古学の方法』ほか
    イギリスの考古学者・チャイルドの生涯と著書の紹介。

  • 本から見た日本の考古学

    日本古書通信   第914号   2頁   2005年10月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(10)
    「ミネルヴァ論争」と「ひだびと論争」(2)
    日本の考古学研究史上、有名な二つの論争を紹介しながら、考古学の方法論について考える。

  • 本から見た日本の考古学(31)

    日本古書通信   第914号   2頁   2005年9月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(9)
    「ミネルヴァ論争」と「ひだびと論争」(1)
    日本の考古学研究史上、有名な二つの論争を紹介しながら、考古学の方法論について考える。

  • 本から見た日本の考古学(30)

    日本古書通信   第913号   2頁   2005年8月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(8)
    山内清男の縄文土器における型式論の解説

  • 本から見た日本の考古学(29)

    日本古書通信   第912号   2頁   2005年7月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(7)
    杉原荘介『原史学序論』
    杉原荘介の著書『原史学序論』の紹介と解説

  • 本から見た日本の考古学(28)

    日本古書通信   第911号   2頁   2005年6月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(6)
    小林行雄の様式論についての解説

  • 本から見た日本考古学(27)

    日本古書通信   第910号   2頁   2005年5月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(5)
    小林行雄の様式論についての解説

  • 本から見た日本考古学(26)

    日本古書通信   第909号   2頁   2005年4月

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    出版者・発行元:日本古書通信  

    考古学の方法論(3)
    『日本石器時代提要』を中心とした中谷治宇二郎の方法論の紹介

  • 本から見た日本の考古学

    日本古書通信   第908号   2頁   2005年3月

     詳細を見る

    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(3)
    濱田耕作による美術史の方法論の応用について解説。

  • 本から見た日本考古学(24)

    日本古書通信   第907号   2頁   2005年2月

     詳細を見る

    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論(2)
    濱田耕作の『通論考古学』とモンテリウス(濱田訳)の『考古学研究法』の解説

  • 本から見た日本の考古学(23)

    日本古書通信   第906号   2頁   2005年1月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    考古学の方法論
    日本の考古学における方法論の発達と展開について

  • 墓場の変容

    第13回東海考古学フォーラム研究・資料集   8頁   2005年1月

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    出版者・発行元:第13回東海考古学フォーラム実行委員会  

    東日本において方形周溝墓が導入される以前に行なわれていた、再葬墓の要素が、方形周溝墓の中に残存し、再葬が部分的に継続する可能性を指摘した。

  • 本から見た日本の考古学(22)

    日本古書通信   第904号   2頁   2004年11月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(12)
    南方における日本人考古学者の活動

  • 本からみた日本の考古学(21)

    日本古書通信   第903号   2頁   2004年10月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(11)
    台湾における日本人考古学者の活動

  • 本から見た日本の考古学(20)

    日本古書通信   第902号   2頁   2004年9月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(10)
    台湾における日本人考古学者の活動

  • 本から見た日本の考古学(19)

    日本古書通信   第901号   2頁   2004年8月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(9)
    台湾での日本人考古学者の活動

  • 本から見た日本の考古学(18)

    日本古書通信   第900号   2頁   2004年7月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(8)
    東亜考古学会の活動について

  • 本から見た日本の考古学(17)

    日本古書通信   第899号   2頁   2004年6月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外へ進出する考古学者(7)
    東亜考古学会の活動について

  • 本から見た日本の考古学(16)

    日本古書通信   第895号   2頁   2004年2月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外に進出する考古学者(6)
    東亜考古学会の活動について

  • 本から見た日本の考古学(15)

    日本古書通信   第894号   2頁   2004年1月

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    出版者・発行元:日本古書通信社  

    海外に進出する考古学者(5) 
    朝鮮半島における日本人考古学者の活動

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講演・口頭発表等

  • 資料にさわる、ということー南山大学人類学博物館の取り組み、悩み、そして展望ー

    第514回みんぱくゼミナール  2021年10月  国立民族学博物館

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    オンラインで配信されたみんぱくゼミナールでの発表。日本で初めて全面的なさわる展示を実現した南山大学人類学博物館の実践を紹介し、さわる展示の意義と今後の課題について述べた。また、さわる展示が身体性の回復につながることを示した。

  • 考古学の視点から

    人類学研究所設立70周年記念関連事業第1回公開シンポジウム『人類学と博物館 民族誌資料をどう研究するのか?』  2019年12月  南山大学人類学研究所

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    物質文化研究に対して考古学の視点からの提言を行った。

  • シンポジウム博物館・美術館における参加・体験型プログラム

    シンポジウム博物館・美術館における参加・体験型プログラム  2019年11月  明治大学博物館・南山大学人類学博物館

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    2018年度の明治大学博物館・南山大学人類学博物館連携事業。博物館・美術館における参加・体験型プログラムについて、理論的な側面と実践との両面からの議論について司会進行を務めた。

  • 南山大学人類学博物館の新たな展示構想

    ユニバーサル・ミュージアム研究会  2019年3月  ユニバーサル・ミュージアム研究会

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    人類学博物館の常設展示において、従来の今泉コレクションから西江雅之氏のコレクションへと展示替えしたことの報告。それに加えて、聴覚障がい者への対応の試みと、現在のユニバーサル・ミュージアム論の課題について述べた。

  • 触る展示の可能性

    第2回ハンズオン研究会  2017年11月  明治大学博物館・南山大学人類学博物館

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    触る展示の実践と教育的な効果に関する理論的な意味づけを試みた。

  • 究極の「触る展示」を求めて

    国立民族学博物館共同研究「障害概念の再検討」  2017年7月  国立民族学博物館(代表:広瀬浩二郎)

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    南山大学人類学博物館における触る展示に関する理論的な意義付けを行った。

  • 南山大学人類学博物館の展示の考え方

    ハンズオン研究会  2016年12月  日本展示学会・全日本博物館学会

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    全日本博物館学会と日本展示学会による共同研究会『ハンズオン研究会』での口頭発表。

  • さわる展示の未来ーー南山大学人類学博物館の挑戦

    国立民族学博物館公開シンポジウユニバーサル・ミュージアム論の新展開――展示・教育から観光・まちづくりまで  2015年11月  国立民族学博物館

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    南山大学人類学博物館のリニューアルに際し、ユニバーサル・ミュージアムという観点を取り入れた経緯とその意義について報告した。

  • 次世代博物館としてのユニバーサル・ミュージアム

    文化活動のマーケティング研究会  2015年8月  南山大学経営研究センター

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    南山大学人類学博物館の事例を紹介しながら、博物館の将来像の一つとしてすべての人に開かれるユニバーサル・ミュージアムの可能性について述べた。

  • Nanzan University Museum of Anthropology:Challenging to the museum for everyone’s curiosities

    シンポジウム挑戦するアジアの大学博物館  2014年10月  京都大学総合博物館

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    南山大学人類学博物館におけるユニバーサル・ミュージアムの試みについてアジア諸国の大学博物館関係者を前に紹介したもの。

  • 南山大学人類学博物館のリニューアル 全ての人の好奇心のために

    日本展示学会第33回研究大会  2014年6月  日本展示学会

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    南山大学人類学博物館の新しい展示において触る展示を実現したことを報告し、そのメリット・デメリットを紹介した。

  • パプアニューギニアの石斧―南山大学人類学博物館所蔵民族誌資料の考古学的研究

    三大学公開シンポジウム パプアニューギニア民族誌から探る縄文社会  2012年2月  早稲田大学

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    人類学博物館所蔵のパプアニューギニア民族誌資料のうち、石斧を取り上げ、その着柄方法等の検討から、これらの資料は本来は横斧であったが、鉄斧の波及によって縦斧化してきた可能性について検討した。

  • 民族誌資料による文化表象と再文脈化

    明治大学博物館・南山大学人類学博物館交流事業シンポジウム「コレクションの再生」  2012年1月  明治大学博物館・南山大学人類学博物館

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    南山大学人類学博物館所蔵の民族誌資料を例として、それを博物館において展示することで生じる問題点について検討した。

  • 銅鐸の周辺―銅鐸形土製品をめぐって

    伊勢湾岸弥生社会シンポジウム 伊勢湾岸域の後期弥生社会  2011年11月  伊勢湾岸弥生社会シンポジウムプロジェクト

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    銅鐸形土製品を銅鐸の模倣品とみなし、模倣プロセスを明らかにすることで、銅鐸形土製品の性格について論じた。また、銅鐸形土製品を検討することを通して、銅鐸それ自体の存在意義についても論じた。

  • 人類学博物館のキズナ

    南山学会シンポジウム 博物館のキズナ  2011年11月  南山大学

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    人類学博物館で従来行ってきた博学連携に関する報告、および新しい人類学博物館ぬ向けたユニバーサルミュージアム構想の紹介。

  • カンボジア中部の土器つくり

    シンポジウム土器つくりの過去と現在―東南アジアの伝統的土器つくりの世界―  2011年11月  大阪大谷大学文化財学科

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    カンボジア中部のコンポンチュナン州で現在もなお行われている土器製作とその流通に関する民族考古学的調査の報告。

  • カンボジア東南部の歴史・地域調査

    日本考古学協会第75回総会  2009年5月  日本考古学協会

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    カンボジア王国コンポート州に所在するトラペアン・トナール遺跡の測量報告および遺跡の観察所見を報告した。

  • 後期土器の地域性―久ケ原式・弥生町式の今日

    シンポジウム南関東の弥生土器  2004年9月  シンポジウム南関東の弥生土器実行委員会

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    南関東における後期弥生土器の研究。具体的には弥生町式土器を批判した上で、武蔵南部の地域には房総半島の系譜をひく3つの土器型式が展開することを指摘した。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 土器の技術的変容と空間分布の形成にかかわる研究

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    土器の技術の学習と変容、空間分布の形成要因について、縄文時代、弥生時代から中世にいたる土器を通時的に俯瞰しながら、長期の時間幅の中でのダイナミズムについて明らかにしていく。

  • 土器作りの民族誌的研究

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    現在調査をしているカンボジアの土器作り村を、世界の土器作りに関する民族誌との比較研究を通じて、その特質を明らかにしていく。さらに、そこで得た知見を考古学的な分析に適用する方法論の構築を通じて、考古学的解釈の検証を試みる。

  • 博物館教育の理論研究と実践

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    博物館は教育の場である。しかし、実物資料を活用した学習プログラムに関する理論研究は少ない。本研究では、南山大学人類学博物館の資料を、どのように学習プログラムの中で使い、そして学習効果を高めることができ、さらにそれをどのように評価していくのか、という課題に取り組む。

  • プリミティブ・アート

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    近年、芸術と学術の境界が曖昧化されつつあるが、そうした問題提起がなされたのは民族誌資料とプリミティブ・アートの境界であった。本研究では南山大学人類学博物館にある豊富な民族誌資料・考古資料を用い、また、プリミティブ・アートをめぐる議論を整理しながら、学術資料とは異なる価値評価の方法を考えていく。

  • 弥生時代中期の土器群に関する動態論的研究

    2007年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:300000円

    研究助成

  • 大陸部東南アジアにおける初期国家形成プロセスに関する基礎的研究

    2007年

    (財)三菱財団  三菱財団研究助成 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2200000円

    研究助成

  • カンボジアにおける国家形成史の再構成 -物質文化を中心とする国際・学際研究-

    2006年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-1 

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    配分額:1000000円

    研究助成

  • カンボジア東南部における広域歴史・地域調査--カンボジアとの国際共同研究

    2006年

    (財)平和中島財団  アジア地域重点学術研究 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:1910000円

    研究助成

  • カンボジア東南部における広域歴史・地域調査――カンボジア人考古学者らとの共同研究

    2005年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    研究助成

  • 弥生時代中期・後期における東日本の土器群の研究

    2004年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

      詳細を見る

    研究助成

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その他

  • 瀬戸市水南公民館古代史講座「古代の日本にタイムスリップ」

    2023年11月

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    ヤマト王権のあったとされる大和盆地における弥生時代から古墳時代の状況を説明した。

  • 名古屋大学博物館・南山大学人類学博物館連携講座「地球と人類のヒストリー」

    2023年11月

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    名古屋大学博物館との連携講座で講演を行った。テーマは「接触・模倣・変容の考古学 ――[弥生文化]の周縁で起こったこと」とし、弥生時代開始期の土器の動向から、文化変容の様子を明らかにした。

  • 長野県下伊那郡豊丘村所在の林里遺跡資料再整理

    2023年

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    長野県下伊那郡豊丘村に所在する林里遺跡は、遠賀川式土器を出土したことで知られているが、東海地方からの搬入土器も確認できるため、既報告ではつかみきれない遺跡の実態を明らかにするために再整理を行っている。

  • 瀬戸市水南公民館古代史講座「世界遺産 百舌鳥古墳群を巡る旅」

    2022年11月

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    「世界遺産 百舌鳥古墳群を巡る旅」と題して、11月28日に
    教室での講義をし、12月6日に現地視察を行った。

  • 瀬戸市水南公民館古代史講座「古墳の魅力発見」

    2021年11月

     詳細を見る

    瀬戸市水南公民館主催の古代史講座での講演。大和の古墳についての講義。

  • 東生涯学習センター講座「須恵器の観察」

    2021年5月

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    東生涯学習センター主催の講座での講演。人類学博物館所蔵の光真寺窯址出土資料を使って、須恵器の歴史、製作技術について講義した。

  • 瀬戸市水南公民館古代史講座「古墳たび」

    2020年

     詳細を見る

    瀬戸市水南公民館主催の一般向け古代史講座。公民館での講義1回と西濃地方の古墳見学および名古屋市歴史の里の見学を実施した。

  • カンボジア土器作り村の調査

    2019年3月

     詳細を見る

    カンボジア王国コンポンチュナン州、コンポート州、プレイヴェン州で土器を製作する村の民族誌的調査。

  • アカヒコムラの人々―弥生時代は戦の時代か

    2018年11月

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    蒲郡市博物館主催の市民向け特別座談会「アカヒコムラの人々―弥生時代は戦の時代か」で司会進行を務めた。蒲郡市所在の赤日子遺跡という弥生時代の環濠集落の歴史的意義について議論した。

  • 熱田の弥生時代・古墳時代

    2018年10月

     詳細を見る

    熱田生涯学習センターでの講演会。東海地方の弥生時代・古墳時代を概観し、その中で断夫山古墳・白鳥古墳・大須二子山古墳・高蔵遺跡について詳しく述べた。

  • 稲作開始期の社会

    2018年6月

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    かすがい熟年大学での講演会。農耕開始の意義と日本列島での稲作開始に関する従来の学説を紹介した。

  • 南山大学人類学博物館/熱田の古墳

    2018年

     詳細を見る

    瀬戸市水南公民館主催の連続講座。人類学博物館の説明と見学、および熱田区断夫山古墳等の見学。

  • 考古学と人類学との接点――カンボジア土器づくり村の調査と弥生土器研究

    2017年3月

     詳細を見る

    カンボジアの土器作りに関する調査成果を紹介し、それを踏まえて、民族学的調査の成果をどのように考古学に活かしたらよいのか、弥生土器を主な素材としながら、従来の研究とは別な角度から土器研究の可能性を考えてみた。

  • 銅鐸の模倣―そこから見えてくること―

    2017年1月

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    滋賀県野洲市銅鐸博物館における講演会。銅鐸を模倣した土製品の分析から、銅鐸祭祀の実態について説明した。

  • 未知なる世界への好奇心――博物学、人類学、考古学、そして博物館

    2016年10月

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    古屋大学博物館と南山大学人類学博物館との共同開催による連続講座。地球の誕生から現代に至る大きな歴史“ビッグヒストリー”を理系・文系の枠を超えて、博物館資料を駆使しながら行った。

  • 博物館は楽しい!―不思議なモノを見よう!触ろう!

    2016年8月

     詳細を見る

    本学学長室主催の連続講座で、子供たちに、博物館の楽しさを知ってもらうために、展示物からどのようなことがわかるのか、資料の見方の基本を学ぶ。

  • 博物館は知の宝庫!

    2016年8月

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    本学学長室主催の連続講座で、中学生に向けて、博物館資料を実際に触ってみることで、どのようなことがわかるのかを体験してもらった。

  • 西尾市善光寺沢南古墳測量調査

    2016年

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    西尾市史関連の調査として、8月に発掘した善光寺沢南古墳の追加的な墳形測量を実施した。

  • カンボジア土器づくり村の調査

    2016年

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    カンボジア王国コンポンチュナン州、コンポンスプー州、コンポート州における土鍋作りの村の聞き取り調査。今回は土器製作者のライフヒストリーに踏み込んだインタビューを行っている。

  • 西尾市善光寺沢南古墳発掘調査

    2016年

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    西尾市史にかかわる調査の一環として、西尾市に所在する善光寺沢南古墳の発掘調査を行った。その結果、従来円墳と考えられてきた当古墳が方墳である可能性が強まったこと、そして壺形埴輪が列状に配列されていることが明らかになった。ただし、正確な墳形及び規模については、中世墓地による削平等によって、つかみきれていない。

  • 古墳にコーフン講座

    2016年

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    瀬戸市水南公民館主催の考古学講座で、古墳時代に関する講義を行い、名古屋市志段味・大久手古墳群での遺跡巡見を行った。

  • 名城大附属名城高校との学習連携

    2016年

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    名城大学附属名城高校の生徒に対し、博物館資料を用いた授業を行った。

  • 銅鐸形土製品への視点―モノづくりにおける模倣論の射程―

    2014年12月

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    明治大学博物館・南山大学人類学博物館交流事業での講演会。南山大学人類学博物館所蔵の西志賀遺跡出土銅鐸形土製品を紹介し、その意義について説明した。

  • 驚きの人類学博物館コレクション――考古学資料を中心に

    2014年11月 - 2014年12月

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    南山大学エクステンションカレッジの講座。人類学博物館のコレクションのうち考古資料を使っての5講義。

  • 博物館は楽しい!――不思議なモノを見よう!触ろう!

    2014年8月

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    南山大学学長室主催の連続講座。小学生を対象として博物館の楽しさを伝えるワークショップを実施した。

  • 弥生青銅器の世界

    2014年5月

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    一般の古代史ファンの集まりである古代遊学会での講演。弥生時代の青銅器についての概説と、近年のトピックスを紹介した。

  • 講演会

    2013年6月

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    第52回明治大学博物館公開講座「考古学ゼミナール」狩りと漁の考古学
    「弥生時代の狩猟と動物利用」

  • いちのみやの教育を考えるシンポジウム

    2012年9月

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    博物館と学校との教育連携の在り方を考える一宮市主催のシンポジウム。そこでの基調講演。

  • 学会

    2011年6月

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    第30回日本展示学会研究大会
    南山大学名古屋キャンパスB21・22教室において開催。
    この研究大会の実行委員会委員長を務めた。

  • 調査

    2011年

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    カンボジアにおける土器作り村の調査
    カンボジア中部のコンポン・チュナン州および南部のコンポート州における土器作り村の調査

  • 調査

    2011年

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    豊田市遺跡詳細分布調査
    豊田市に合併した藤岡・小原・旭・足助・稲武・下山などの合併町村における遺跡分布調査

  • 研究発表

    2010年11月

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    「大学博物館としての人類学博物館」
    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター博物館部会・南山学会合同シンポジウム『新・人類学博物館への提言』

  • 研究発表

    2010年6月

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    「高蔵遺跡をどのように展示するか?」
    南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター弥生部会シンポジウム『高蔵遺跡に始まる弥生時代前期の諸関係』

  • 研究発表

    2010年

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    「弥生時代中期の農耕儀礼・祭祀」
    シンポジウム『伊勢湾岸域の弥生中期社会』

  • 講演

    2005年6月

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    名古屋大学博物館友の会
    友の会の総会での講演。テーマは「大学博物館について」
    名古屋大学博物館にて。

  • 研究会発表

    2005年5月

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    考古学フォーラム
    全体テーマ「墓場の考古学」において、弥生時代の墓制について発表した。愛知県埋蔵文化財センターにて。

  • 学会発表

    2005年4月

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    環太平洋神話学会
    弥生時代の絵画資料から、弥生時代における農耕儀礼の一端を考えた。南山大学にて開催。

  • シンポジウム

    2004年9月

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    シンポジウム南関東の弥生土器
    最近の南関東における弥生土器研究に対する総括的なシンポジウム。明治大学にて行った。

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その他教育活動及び特記事項

  • 2023年11月
    明治大学学芸員養成課程特別講義
  • 2023年7月
    名城大学附属高等学校連携授業
  • 2023年2月
    岐阜聖徳学園大学「考古学」研修
  • 2022年11月
    明治大学学芸員養成課程特別講義
  • 2022年9月
    岐阜聖徳学園大学「考古学」研修
  • 2021年11月
    明治大学学芸員養成課程特別講義「博物館資料を資源化する」
  • 2021年1月
    岐阜聖徳学園大学「考古学」研修
  • 2019年1月
    ユニバーサルミュージアムを目指して
  • 2018年11月
    ユニバーサル・ミュージアムを目指して/“展示”という表象をめぐって
  • 2018年11月
    大学博物館の役割とユニバーサルミュージアム
  • 2018年11月
    ハンズ・オン!さわってみよう、民族資料
  • 2018年7月
    土器の考古学1
  • 2018年7月
    考古学者になりきろう!―縄文土器を研究する
  • 2018年7月
    触って楽しむ博物館―人類学博物館の楽しみ方
  • 2016年11月
    他者の展示は可能なのか?
  • 2016年
    名城大学附属名城高校との学習連携
  • 2015年11月
    明治大学博物館との連携事業「南山大学人類学博物館の取組み」
  • 2015年
    まっぴるまから「ナイトミュージアム」
  • 2015年
    南山大学エクステンションカレッジ「驚きの博物館コレクションⅡ」
  • 2015年
    南山大学エクステンションカレッジ「博物館で考古学を学ぶ」
  • 2015年
    名城大学附属名城高校との学習連携
  • 2014年12月 -2015年2月
    感じる縄文時代展関連ワークショップ
  • 2014年8月
    すべての人の好奇心のための博物館を目指して―南山大学人類学博物館の試み―
  • 2013年
    名城大学附属名城高校との学習連携
  • 2012年
    名城大学附属名城高校との学習連携。
  • 2011年
    名城大学附属名城高校との学習連携。

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