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学術論文
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21 件中 11 - 20 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2002  領台初期における台湾原住民をめぐる法学的言説の位相−『帝国臣民』の外縁と『帝国』の学知−  単著   
日本学報  , 大阪大学大学院文学研究科日本学研究室  , 第22号  , p.23〜37  , 2003/03   

概要(Abstract) 日清講和条約・第五条のいわゆる「国籍選択条項」をめぐって展開した、法学的な論争のあり方から、植民地支配と「学知」の関連性を捉えようとした論文。具体的には条約締結直後から浮上した日本「内地」の法学界における、植民地住民の日本国籍への移行に関する論争の主要論点を整理した上で、その約五年後に台湾で問題化する台湾原住民の国籍上の取り扱いに関する議論の特徴を、原住民統治政策との関連で論じた。 

備考(Remarks)  

2002  台湾原住民の法的位置からみた原住民政策の展開−植民地統治初期を中心に−  単著   
社研叢書13 台湾の近代と日本  , 中京大学社会科学研究所  , p.185〜206  , 2003/03   

概要(Abstract) 台湾における植民地統治初期の台湾原住民政策の推移を、近年公開が進展しつつある「台湾総督府文書」を主な資料として考察した論文。具体的には1894年の領台直後から1903年の警察本署主導体制の確立期までの原住民政策の概要を、主に統治機関と政策の根本方針の推移という点から整理し、その上で統治政策の推移との関連で、原住民の法的位置がどのように取り扱われていったのかを、懲罰対象としての側面と、権利主体としての側面から分析した。 

備考(Remarks)  

2001  帝国の博覧会と『東洋の商都』大阪−世紀転換期の帝国意識と『貧民街』移転問題をめぐって-  単著   
歴史研究  , 愛知教育大学歴史学会  , 第48号  , p.1〜30  , 2002/03   

概要(Abstract) 1903年の第五回内国勧業博覧会開催を決定的な契機として、大阪という都市空間で顕在化する「世界都市化」の動向と帝国意識の関連について考察した論文。具体的には、「貧民街」移転問題に焦点をあて、公衆衛生観念を軸として行われる都市空間内における「選別」の構造と、「東洋の商都」という近未来像の形成、そしてそれを支える築港などインフラストラクチャーの整備が、日本の「帝国」化という状況の下に、いかに密接に絡み合うものであったのかを大阪という都市空間にそくして具体的に論じた。 

備考(Remarks)  

2000  植民地主義と歴史の表象−伊能嘉矩の『台湾史』記述をめぐって−  単著   
日本史研究  , 日本史研究会  , 第462号  , p.55〜77  , 2001/02   

概要(Abstract) 日本による台湾領有初期の段階で、人類学的な素養に基づいて台湾原住民調査を行い、その後の植民地政策および台湾原住民研究に大きな影響を与えた植民地官僚・伊能嘉矩に焦点をあて、伊能のもう一つの知的活動であった「台湾史」記述の特徴から、20世紀初頭における植民地主義と歴史叙述の関連性、および当該期における社会進化論の圧倒的影響力を考察した論文。 

備考(Remarks)  

1998  世紀転換期における『人種』を語る知−人類学者・坪井正五郎の人種概念をめぐって−  単著   
日本思想史研究会会報  , 日本思想史研究会  , 第16号  , p.9〜23  , 1998/11   

概要(Abstract) 明治期日本の人類学界で圧倒的な発言力を誇った坪井正五郎の思想を取り上げ、その分析を通して当該期の日本の人類学的知のあり方を考察した論文。当時の人類学にとってキー概念の一つである「人種」概念をめぐって、フランスやイギリスの人類学の動向と日本の人類学の展開との関連を分析し、さらに日本の帝国主義的な展開の中で、人類学的知が帯びた特徴について論じた。 

備考(Remarks) 本論文は、『日本史学年次別論文集 近現代3 平成10年(平成10)』(平成13年 1月、p. 420-427)に再録されている。 

1997  領台初期における台湾先住民調査−伊能嘉矩を中心に−  単著   
台湾史研究  , 台湾史研究会  , 第14号  , p.135〜148  , 1997/10   

概要(Abstract) 台湾における日本の植民地支配と「学知」の関連性を捉えようとした論文。台湾領有初期の植民地政策の中で、大きな位置を占める旧慣調査活動に焦点をあて、調査活動の全体的な見取り図を示すとともに、その中でも特に台湾先住民に対する調査を精力的に展開した植民地官僚・伊能嘉矩を取り上げ、彼のもつ人類学的知が調査活動にどのように反映され、さらに被植民者としての台湾先住民をいかに規定していったかについて論じた。 

備考(Remarks)  

1996  世紀転換期における『他者』表象の技法−1903年第五回内国勧業博覧会を中心に−  単著   
博士学位論文  , 1997/03   

概要(Abstract) 1903年に開催された第五回内国勧業博覧会に焦点をあて、そこでのアジアの関する展示の様相を社会史的な手法で、その展示を支えた伊能嘉矩、坪井正五郎をはじめとした人類学者の思考を思想史的な手法をもちいて考察を行った。そしてそれを通じて日本における西洋「文明」の受容の様相ーとくに「学知」の受容のあり方ーと、その「学知」をアジアに行使していく動態を分析し、当該期の日本が社会文化的な側面でも、国際的に両義的な位置にあった点を解明した。 

備考(Remarks)  

1996  ポスト・オリエンタリズムを考える−E・サイード著『文化と帝国主義』をめぐって  単著   
江戸の思想4 国家(自己)像の形成  , ぺりかん社  , p.140〜149  , 1996/07   

概要(Abstract) “Culture and Imperialism”(E.W.Said, 1993)を中心的な素材として、近年、人文科学の多くの分野に大きな影響を与えているE.サイードの議論の論点を明確にし、そこから「国民国家」や「民族」という枠組を特権化する支配的な思考様式の問題点を指摘し、そのような思考様式を相対化していく形で、文化研究、歴史研究を行う方法的なあり方について考察した。 

備考(Remarks)  

1995  パビリオン学術人類館−世紀転換期における『他者』表象をめぐる知−  単著   
日本学報  , 大阪大学文学部日本学科  , 第15号  , p. 47〜70  , 1996/03   

概要(Abstract) 「生身」の人間の「展示」という出来事に対して寄せられた様々な議論の位相から、「異人種」としての「他者」表象に関する世紀転換期の知的枠組を捉えようとした論文。主に社会思想史的な手法を用いて、様々な立場からの発言のあり方を分析し、そこから当該期の「他者」表象が分類という技法にもとづく人種の多様性の強調と、その分類された人種の序列化という、社会進化論に基づく人種差別主義に強く規定されていた点を論じた。 

備考(Remarks)  

1995  植民地パビリオン台湾館−世紀転換期における《他者》表象の技法−  単著   
比較日本文化研究  , 待兼山比較日本文化研究会  , 第2号  , p.73〜99  , 1995/12   

概要(Abstract) 世紀転換期におけるアジア表象のあり方とアジア認識のあり方の関連性を、「展示」という技法にそくして捉えようとした論文。博覧会の出品物に関する規制、配置の方法などが、植民地台湾を「遅れた他者」として表象する技法となったこと、しかし他のアジアの国々の「展示」と比較するという認識過程をへて、現状では「遅れて」いるが、「帝国」日本の指導のもと「文明」に近づきつつある台湾という認識が広く生じている旨を論じた。 

備考(Remarks)  

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