研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
三好 千春 ( ミヨシ チハル , MIYOSHI Chiharu )
所属
Organization
人文学部キリスト教学科
職名
Academic Title
教授
専攻分野
Area of specialization

近代日本キリスト教史。現在は日本のカトリック教会が戦争中にとった行動をカトリック教会全体のカテキズム(普遍性)と、それを日本という文脈においてどう読みかえたか(地域性)という観点から、カトリック教会における「内なる動員」の考察に着手している。

学会活動
Academic societies

キリスト教史学会
朝鮮学会
朝鮮史研究会
カトリック神学会
東アジアキリスト教交流史研究会

社会活動
Community services

カトリック中央協議会エキュメニズム委員会委員(聖公会担当)2006~2015年

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (15)
著書数 books (5)
学術論文数 articles (10)

出身学校
学校名
Univ.
卒業年月(日)
Date of Graduation
卒業区分
Graduation
   Classification2
日本女子大学文学部史学科 1987年03月  卒業 
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出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
奈良女子大学大学院人間文化研究科 博士(文学) 未設定  1992年03月  修了 
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取得学位
     
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 博士(文学)  『両次アヘン戦争情報と朝鮮の対応に関する研究』  奈良女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻博士後期課程  1992年03月 
修士 文学修士    奈良女子大学大学院文学研究科東洋史専攻  1989年03月 
学士 文学士    日本女子大学文学部史学科  1987年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  日本カトリック教会と近代日本に関する研究 

概要(Abstract) 近代日本における戦争、植民地その他の諸問題に対して、日本カトリック教会がいかに認識・対応・葛藤したかを解明、考察する。 

短期研究  日本カトリック教会と日中戦争 

概要(Abstract) 日本カトリック教会が、日中戦争を「防共聖戦」として、支持・協力したことの根底にあるものを、歴史的背景および当時の神学の観点から解明する。
 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2021  100年前のパンデミック 日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったか  共著  978-4-400-21330-7 
新教出版社  , B5  , 191頁  , 2021/06/17   

概要(Abstract) スペイン風邪流行当時のカトリック系刊行物に残されているスペイン風邪関連の史料を使って、当時の教会の反応や教会に対する影響などを考察した。 

備考(Remarks) スペイン風邪に対するキリスト教会の対応に関する共同研究として、カトリック教会を担当し、その成果を「スペイン風邪と日本カトリック教会―カトリック系逐次刊行物を中心に」(36~56頁)としてまとめたものが、収録されている。 

2021  時の階段を下りながら 近現代日本カトリック教会史序説  単著   
オリエンス宗教研究所  , その他  , 253p.  , 2021/04/15   

概要(Abstract) 幕末期以降21世紀に至るまでの日本カトリック教会の歴史を、第一・第二バチカン公会議を軸にしつつ考察したもの。 

備考(Remarks)  

2020  正義と平和の口づけ 日本カトリック神学の過去・現在・未来  共著  9784818410596 
日本キリスト教団出版局  , B5  , 226p.  , 2020/04/25   

概要(Abstract) 2019年7月に行われた上智大学神学部創設60周年記念講演会をまとめたもので、三好千春「カトリック教会と神社参拝問題-『エクス・イルラ・ディエ』対『マクシムム・イルド』」が収録されている。 

備考(Remarks)  

2015  戦時下のキリスト教 ―宗教団体法をめぐって―  共著   
教文館  , A5  , 197頁  , 2015/08 /03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2015  3・11以後何が問われているのか2 科学技術の社会的統制  共編著   
南山大学社会倫理研究所  , A5  , 147頁  , 2015/03/11   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2012  3・11以後何が問われているのか  共編著   
南山大学社会倫理研究所  , A5  , 223p.  , 2013/03/11   

概要(Abstract) 2011年から2012年度にかけて社会倫理研究所主催で行われた研究プロジェクト「3・11以後何が問われているのか」の講演と公開討論の内容をまとめたもの。 

備考(Remarks)  

2010  死と再生 2009年上智大学神学部夏季神学講習会講演集  共著   
日本キリスト教団出版局  , その他  , 342pp.  , 2010/04   

概要(Abstract) 植民地期の朝鮮において、朝鮮の「民芸」を発見し、柳宗悦に多大な影響を与え、朝鮮の人々と深い友情をはぐくんだ浅川巧という一人のキリスト者の生き方を、イエスのケノーシスと重ね合わせて分析したもの。 

備考(Remarks) 宮本久雄、武田なほみ編著。三好執筆担当部分「自分の場を離れること 浅川巧と植民地朝鮮」(275−312pp.) 

2008  100年の記憶 イエズス会再来日から一世紀  共著  4816503714 
南窓社  , A4  , 441頁  , 2008/12   

概要(Abstract) 明治以後のカトリック教会がどのような歴史をたどってきたかを、社会と教会の関係に留意しつつ概観し、考察した。イエズス会の日本宣教100年を振り返る前提として、大きな流れをたどりつつ、問題点も分析したものである。 

備考(Remarks) 「明治以後のカトリック教会の歴史」(23〜40pp)を執筆。 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2024  日本カトリック教会の反共産主義言説(2)―1920年代-  単著   
キリスト教文化  , かんよう出版  , 23  , pp.95‐126  , 2024/08 /25    

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2024  井上洋治神父の生涯とその神学  単著   
風(プネウマ)  , 風編集室  , 第116号  , pp.67 -95   , 2024/06/02   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2023  인본가톨릭교회 식민지 책임 ー한일 가톨릭교회의 기억의 연대를 위하여 /日本カトリック教会と植民地責任―日韓カトリック教会における「記憶の連帯」に向けて―  単著   
아시아가톨릭연구  , 동아시아복음화연구원  , vol.2  , pp.331-390  , 2023/12/25   

概要(Abstract) 日本カトリック教会が日本および教会の植民地責任に関してどのように考えて来たのかを考察するとともに、戦前の「大日本帝国」時代の日本カトリック教会史を構築する上で、植民地化された朝鮮半島からの人々の存在(例として、名古屋教区における朝鮮人信徒)も重要な位置要素であることを述べた論文 

備考(Remarks)  

2023  日本カトリック教会の反共産主義言説(1)―1910年代まで  単著   
キリスト教文化  , かんよう出版  , vol.22  , pp.144-168  , 2023/12/25   

概要(Abstract) 日本カトリック教会の反共産主義言説をカトリック逐次刊行物に掲載された記事を使いながら、その内容を分析したもの。この号では19世紀末から1910年代までの言説を扱っている。 

備考(Remarks)  

2023  人権とキリスト教教育―日本における人権および人権教育をめぐる状況  単著   
Communicatio  , カトリック大学キリスト教文化研究所協議会  , 第19号  , pp.57-61   , 2023/12/18   

概要(Abstract) 23年6月に行われた入管法の「改正」を題材に日本の人権状況を考察した上で、カトリック大学においてキリスト教を教授する中で、どのように人権を伝えるかについて、自らの講義実践を踏まえつつ述べたもの。 

備考(Remarks)  

2021  一九三〇年代中葉における日本カトリック教会の反共産主義―「防共」としての日中戦争観の背景として  単著   
キリスト教史学  , キリスト教史学会  , 第75集  , pp.76-92  , 2021/07/25   

概要(Abstract) まず、本研究ノートは、1930年代半ばの日本カトリック教会の特に指導者層が抱いていた、日本内外の共産主義の動向に関する情報や認識を考察し、当時の日本カトリック教会が教皇回勅『ディヴィニ・レデンプトリス』の影響により、共産主義を「排撃」すべき敵とみなしていたことを指摘した。
それから、日本カトリック教会は、同時期に外交政策として「防共」を掲げていた日本政府に、自らを「思想的武器」として活用されることを望み、またそれによって、自らを愛国的存在として日本社会に認めさせたいという欲望を抱いていたこと、日本政府の行動が防共とされる限り、支持・協力するにいたったことを明らかにした。 

備考(Remarks)  

2020  日中戦争と正戦論―『日本カトリック信徒の支那事變觀』を中心に  単著   
社会と倫理  , 南山大学社会倫理研究所  , 第35号  , pp.169-186  , 2020/12   

概要(Abstract) 日本カトリック教会が対外向けプロパガンダとして出版した小冊子を使いながら、教会が日中戦争を正当化するために正戦論をいかに使用したか、特に正戦として認定するための「正当な理由」をどのように説明していたかを分析・考察し、日本カトリック教会の日中戦争の特徴について述べた。 

備考(Remarks)  

2020  日本カトリック教会の歴史認識―記憶の連帯を目指して/일본 가톨릭교회의 역사 인식 기억의 연대를 향하여  単著   
신학과 철학  , 서강대학교 신학연구서  , 제36호  , pp.81-127  , 2020/05   

概要(Abstract) 日本カトリック教会が韓国の教会をどのように認識し、どのようにそれは変化してきたか、またその変化の原因は何かという問題について、植民地時代から現代までのタイムスパンで考察を行った。 

備考(Remarks)  

2019  日本カトリック教会の第一次世界大戦観―その原因と意義を中心に―  単著   
日本カトリック神学会誌  , 日本カトリック神学会  , 第30号  , pp.49-69  , 2019/08   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  カトリック伝道士・細渕重教とその時代  単著   
南山神学  , 41号  , pp.113-144  , 2018/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2023  日韓カトリック教会における「記憶の連帯」に向けて―教会史の立場から―  国際シンポジウム発表原稿  単著 
아시아 교회의 시노달리타스를 위한 교류와 연대  (アジア教会のシノダリタスのための交流と連帯)  , 동아시아복음화연구원(東アジア福音化研究院)  , 317-330pp.  , 2023/06/07   

概要(Abstract) 日韓カトリック教会史を考えるうえで、これまで等閑視されてきた植民地支配の問題を含めてどのように考察し研究していくかという問題について、戦前の在日朝鮮人信者と日本の教会の関係などを題材にしつつ述べたもの。 

備考(Remarks)  

2023  1920年代の日本カトリック教会  寄稿  単著 
JP通信  , 日本カトリック正義と平和協議会  , 240号  , 1  , 2023/06/01   

概要(Abstract) 関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の背景理解の一助として、1920年代のカトリック教会の状況を説明したもの。 

備考(Remarks)  

2022  国家の謝罪は未来を創る  寄稿  単著 
JP通信  , 日本カトリック正義と平和協議会  , 236号  , 8-9pp.  , 2022/10/1   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2022  名古屋教区と女子修道会  寄稿  単著 
信徒協スマホニュース  , 名古屋教区信徒使徒職協議会  , 第24号  , 1  , 2022/09   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2022  近現代日本のカトリック  辞書・事典  共著 
キリスト教文化事典  , 丸善出版  , 628-629pp.  , 2022/08/31    

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2021  近代日本カトリック教会と植民地朝鮮(3)最終回  寄稿  単著 
平和を実現するキリスト者ネットワークニュースレター  , 富阪キリスト教センター  , 216号  , 1  , 2021/04/10   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  近代日本カトリック教会と植民地朝鮮(2)  寄稿  単著 
平和を実現するキリスト者ネットワークニュースレター  , 富坂キリスト教センター  , 215号  , 1  , 2021/03/10   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  近代日本カトリック教会と植民地朝鮮(1)  寄稿  単著 
平和を実現するキリスト者ネットワークニュースレター  , 富坂キリスト教センター  , 214号  , 1  , 2021/02/10   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  「ガリラヤ」への招き  寄稿  単著 
聖書と典礼  , オリエンス宗教研究所  , 年間第20主日号  , pp.1  , 2020/08/16   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2019  部屋の中のゾウに向きあう―天皇制とカトリック教会雑感  寄稿  単著 
笹島キリスト教連絡会ニュース  , 笹島キリスト教連絡会  , 60号  , 2-2  , 2019/6/20   

概要(Abstract) 天皇制とカトリック教会をめぐって、歴史を振り返りつつ、短く考察したもの 

備考(Remarks)  

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2023  戦前のカトリック名古屋知牧区(名古屋教区)と朝鮮人信徒  単独  2024/03/07 
アジアキリスト教交流史研究会 大阪茨木大会  , アジアキリスト教交流史研究会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2023  井上洋治神父の生涯とその神学  単独  2023/09/05 
다은 퍼럼   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2023  日韓カトリック教会における「記憶の連帯」に向けてー教会史の立場から―  単独  2023/06/09 
東アジア福音化研究院 第17回国際シンポジウム  , 동아시아복음화연구원   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2022  日本カトリック教会の社会主義(共産主義)言説―明治期から 1920 年代まで―  単独  2023/03/25 
アジアキリスト教交流史研究会 近江八幡大会  , アジアキリスト教交流史研究会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  「防共」としての日中戦争―日本カトリック教会と日本政府の反共産主義―  単独  2020/09/19 
キリスト教史学会第71回大会  , キリスト教史学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2019  기억의 연대를 목표로: 한일 가톨릭교회의 100년 記憶の連帯を目指して―日韓カトリック教会の100年―  単独  2019/10/31 
学術会議 동아시아 기억의 연대와 평화: 한일 가톨릭 교회의 화해와 협력 「東アジア記憶の連帯と平和:韓日カトリック教会の和解と協力」  , 西江大学 トランスナショナル研究所(CGSI)   

概要(Abstract) 日韓カトリック教会間でいかに「記憶の連帯」ができるのかについて、歴史的経過をたどりつつ、日韓カトリック司教交流会の25年間について考察した。 

備考(Remarks)  

2019  日本カトリック教会の反共産主義言説―1920~30年代を中心に―  単独  2019/09/02 
日本カトリック神学会第31回学術大会  , 日本カトリック神学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2019  カトリック教会と神社参拝問題―『エクス・イルラ・ディエ』対『マクシムム・イルド』  単独  2019/07/13 
上智大学神学部創設60周年記念講演会「日本カトリック神学の過去・現在・未来」  , 上智大学公開学習センター   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2018  キリスト者浅川巧と朝鮮  単独  2018/12/01 
日韓キリスト教史国際カンファレンス 日韓関係史とキリスト教  , 明治学院大学キリスト教研究所   

概要(Abstract) 「キリスト者浅川巧と朝鮮」と題して、柳宗悦に朝鮮民芸への関心を抱かせ、自らも朝鮮民芸について研究し、柳宗悦とともに戦前、朝鮮で「朝鮮民族博物館」を創設した浅川巧のキリスト者としての側面に注目して、彼の朝鮮や朝鮮人との関わりの内容と、それらの背後にある神学的意味について考察を行った。 

備考(Remarks)  

2018  日本カトリック教会の戦争観―1910~20年代を中心に―  単独  2018/09/03 
日本カトリック神学会第30回大会  , 日本カトリック神学会   

概要(Abstract) 日本カトリック教会の1930年代以降の戦争協力を考える前提として、教会の第一次世界大戦観を分析し、フランスを中心として当時のカトリック教会内にあった「戦争の神学」の影響を強く被っていたことや、国家が行う戦争に対する疑問を持たない戦争観が既に強く存在していたことを明らかにした。 

備考(Remarks)  

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2023  科学研究費補助金  日本カトリック教会と日中戦争―教会指導者たちを中心に― 
  日本学術振興会  90万 

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2022  科学研究費補助金  アジア・太平洋戦争 カトリック教会における「動員」 
代表     

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2022  科学研究費補助金  日本カトリック教会と日中戦争―教会指導者たちを中心に― 
代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2021  科学研究費補助金  アジア・太平洋戦争 カトリック教会における「動員」 
代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2021  科学研究費補助金  日本カトリック教会と日中戦争―教会指導者たちを中心に― 
代表     

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2020  科学研究費補助金  アジア・太平洋戦争 カトリック教会における「動員」 
代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2019  科学研究費補助金  アジア・太平洋戦争 カトリック教会における「動員」 
代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2018  科学研究費補助金  アジア・太平洋戦争 カトリック教会における「動員」 
     

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2008  パッヘ研究奨励金  日本における第二ヴァチカン公会議受容の特徴  社会的・歴史的文脈に基づいて 
研究代表者    230,000 

研究内容(Research Content) 1−A−2 

備考(Remarks)  

1994  科学研究費補助金  大院君政権の対清政策と自己認識 
代表  日本学術振興会  700,000円 

研究内容(Research Content) 朝鮮王朝(李氏朝鮮)は、建国以来、中国(明・清)への「事大」関係を、王朝の対外関係を中心に据えていた国家である。朝鮮王朝が日本、中国以外の他国と関係を持つのは、19世紀以降に西洋列強が、本格的に東アジア世界秩序に参入を始めてからである。この西洋の参入、わけてもアヘン戦争・第二次アヘン戦争は、それまで中国を中心として構成されていた東アジアの秩序(朝貢体制)を動揺させ、日本においては中国蔑視観を育て、東南アジアのベトナム、シャム等の朝貢国においては清への朝貢廃止という事態を生んだ。が、朝鮮だけは逆に度重なる西洋の開国通商要求を回避するために清への依存度を高めた、と従来言われてきた。
これまで、アヘン戦争、第二次アヘン戦争に対する朝鮮の反応を研究し、特に第二次アヘン戦争の時、北京が陥落して皇帝が熱河に避難する事態を目撃した朝鮮が、かなりの危機感を感じると同時に、その事大政策が動揺したことを明らかにして来た。そこで、本研究では、その直後に成立した大院君政権の対清観、政策に焦点をあてるとともに、朝鮮の清に対する自己認識を解明することを試み、、(1)清の保守派と朝鮮支配層は、密接な関係を持っており、清の保守派の見解とかなり連動すること、(2)保守派と対立し、洋務を推進しようとする恭親王に対しては、恭親王の対西洋外交の様子の観察を通じて、西洋への売国奴という認識を持ったこと、(3)そのため、大院君政権は保守派の教育係に育てられた同治帝に従来通りの鎖国政策を行う期待を寄せ、その親政を待ち望んでいると等が明らかになった。 

備考(Remarks)  

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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2024  臨時司教総会講演「教会・戦争・植民地責任」  2024/07/18 

活動内容等(Content of Activities) カトリック教会の臨時司教総会における来年の戦後80周年を見据えての勉強会で、戦前の日本カトリック教会の戦争観や植民地の問題などについて講演を行った。 

2023  講演「近現代史100年のなかの名古屋教区」  2024/04/30 

活動内容等(Content of Activities) 多治見教会において、名古屋教区設立100年関連行事として、名古屋教区の歴史について講演を行った。 

2022  講演「近現代史100年のなかの名古屋教区」  2022/11/03 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋市の東山教会にて、名古屋教区設立100周年記念行事の一環として、講演を行った。 

2022  講演「広島代牧区(教区)創立までの日本カトリック史」  2022/09/19 

活動内容等(Content of Activities) 広島教区創立100周年開年ミサに伴う記念講演として、広島教区創立までの日本カトリック史について講演を行った。(オンライン) 

2022  講演「近・現代史100年のなかの名古屋教区」  2022/07/18 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋教区創立100周年記念講演会を富山教会で行った。 

2022  講演 「名古屋教区の女子修道会」  2022/06/12 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋教区設立100周年関連活動の一環として、名古屋教区女子修道会・在俗会連盟にて、「名古屋教区の女子修道会」と題する講演会を行った。 

2020  講演「近代日本カトリック教会と朝鮮」  2020/11/08 

活動内容等(Content of Activities) イグナチオ9条の会12周年記念講演として、戦前の日本カトリック教会と植民地朝鮮に関する講演をオンラインで行った。 

2018  講演「カトリック教会と天皇制」  2018/08/18 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋教区正義と平和協議会学習会において、歴史的にカトリック教会がどのように天皇制と関係して来たかについて、講演を行った。 

2018  カトリック大学キリスト教文化研究所協議会第31回大会シンポジウム「平和・人権・信仰―信徒流配150年の旅―」提題者  2018/06/06 

活動内容等(Content of Activities) カトリック大学キリスト教文化研究所協議会第31回大会(ノートルダム清心女子大学)において開催されたシンポジウム「平和・人権・信仰―信徒流配150年の旅―」の提題者の一人として、「『明治150年』と『信徒流配150年』」というタイトルで提題を行った。 

2017  滝高等学校文系クラス対象講演 「人間は何者なのでしょう」(詩編8)―人文学(humanities)と人間性(humanity)―    2017/06/19 

活動内容等(Content of Activities) 滝高等学校文系クラス(2年生)を対象として、人文学について、また、「人間性を考える」学問である人文学が対象としている「人間性」に関して講演を行った。  

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2023 
2022 
2021 
2020 
2019 
2018 
2017 
2016 
2015 
2014 
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2024/09/18 更新