研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
渡部 森哉 ( ワタナベ シンヤ , WATANABE Shinya )
所属
Organization
人文学部人類文化学科
職名
Academic Title
教授
専攻分野
Area of specialization

中南米の考古学、文化人類学

学会活動
Academic societies

2012.4 物質文化研究会会員(現在に至る)
2006.5 日本考古学協会会員(現在に至る)
2003.6 日本ラテンアメリカ学会会員(現在に至る)
2003.5 日本文化人類学会会員(現在に至る)
2002.1 Society for American Archaeology会員(現在に至る)
1996.6 古代アメリカ学会会員(現在に至る)

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (48)
著書数 books (15)
学術論文数 articles (33)

出身学校
学校名
Univ.
卒業年月(日)
Date of Graduation
卒業区分
Graduation
   Classification2
東京大学文学部第二類(史学)考古学専修課程 1995年03月  卒業 
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出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻 博士課程  2001年03月  単位取得満期退学 
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取得学位
     
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 博士(学術) 博総合第525号  先スペイン期アンデスにおける社会動態と構造  東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程  2004年10月 
修士 修士(学術)    東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程  1997年03月 
学士 学士(文学)    東京大学文学部第二類(史学)考古学専修課程  1995年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  アメリカ大陸における国家社会と非国家社会の比較研究 

概要(Abstract) ペルー北部高地に繁栄した、非国家社会カハマルカの特質を明らかにする。この社会と国家社会を比較し、アンデスにおける国家形成のモデルを構築する。 

短期研究  ワリ期の社会動態 

概要(Abstract) 後9世紀から10世紀にかけて南米アンデス地域に台頭したワリ帝国の拡大過程、および地方支配の実態を、ペルー北部高地を事例として発掘データを基に明らかにする。 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2024  『インカ帝国 歴史と構造』  単著   
中央公論新社  , A5  , 389 p.  , 2024/05   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ISBN:978-4-12-110150-1 

2022  Agua, tecnología y ritual: función y cosmología hidráulica en el mundo prehispánico  共著   
Ediciones Rafael Valdez, Lima  , A4  , 222p.  , 2022/05   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ISBN:9786124751165
Milton Luján Dávila, Kevin John Lane, and Peter Eeckhout (eds.)。共著(Milton Luján Dávila, Kevin John Lane, ほか10名)。
Canales subterráneos en el mundo andino: el caso de la sierra norte del Perú (pp.105-132)を執筆。 

2021  『アンデス文明ハンドブック』  共著   
臨川書店  , A5  , 390p.  , 2022/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ISBN:978-4-653-04519-9
関雄二(監修)、山本睦・松本雄一(編)。共著(山本睦, 松本雄一, ほか17名)。
第13章「建国しなかった人々 ペルー北高地のカハマルカ文化」(pp.229-248)、第16章「インカとは誰か?」(pp.284-301)を執筆。 

2021  Wari: nuevos aportes y perspectivas  共著   
Universidad Nacional de San Cristóbal de Huamanga, Ayacucho  , B5  , 488p.  , 2022/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ISBN:9786124870811
José Ochatoma Paravicino & Martha Cabera Romero (eds.)。共著(José Ochatoma Paravicino, Martha Cabera Romero, ほか33名)。
Actividades rituales en el Imperio wari: una perspectiva desde la parte norte del Perú (pp.131-148)を執筆。 

2018  『アンデス古代の探究 日本人研究者が行く最前線』  共著   
中央公論新社  , A5  , 193p.  , 2018/05   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ISBN:978-4-12-005082-4
大貫良夫・希有の会(編)。共著(大貫良夫 ,鶴見英成, ほか6名)。
第8章「タンタリカ遺跡ー北のマチュピチュ」(pp.169-189)を執筆。 

2015  Nuevas Perspectivas en la Organización Política Wari  共著   
Centro de Estudios Precolombinos  , B5  , 368p.  , 2016/02   

概要(Abstract)  ペルー北部高地カハマルカ地方に位置するエル・パラシオ遺跡の発掘調査データに基づき中期ホライズン期(後700-1000年)の社会動態について論じた。カハマルカ地方の編年で、カハマルカ中期B、中期C、後期はじめが中期ホライズン期に対応する。中期Bにはペルー中央高地南部との交流が強く、中期C、後期にはペルー北海岸との関係が深まるということを緻密な土器編年に基づき論証した。また中期Cに様々な奉納がなされた証拠があり、外来の土器が多く認められることから、ワリ帝国の支配下で相互交流が強まったことを示した。 

備考(Remarks) Andes: Boletín del Centro de Estudios Precolombinos de la Universidad de Varsovia, No.9
M. Giersz and K. Makowski (eds.)。共著(M. Giersz, K. Makowski, ほか10名)。
Cronología y dinámica social durante el período Wari: nuevos descubrimientos en el sitio arqueológico El Palacio, sierra norte del Perú(pp.263-285)を執筆。 

2014  Dominio provincial en el Imperio inca  単著   
Editorial Shumpusha  , A5  , 290p.  , 2015/02   

概要(Abstract)  アンデスでは中国やヨーロッパのように王朝などの中央集権的政体が連続的に発展したのではなく、中央集権的社会が版図を広げる時期と、小規模な社会が林立する時期が交互に現れるという特徴が認められる。本書では、インカなどの中央集権社会が短期間に急速に拡張し、地方社会を大規模に再編成することができたのは、諸社会間に共通の構造が存在したためであるという説を展開し、それを説明するために人類学者エドマンド・リーチの研究に依拠した「振り子モデル」を提唱した。 

備考(Remarks) ISBN:978-4-86110-431-2
科学研究費補助金・研究成果公開促進費(学術図書)による出版。 

2013  Estructura en los Andes Antiguos  単著   
Editorial Shumpusha  , A5  , 302p.  , 2013/09   

概要(Abstract)  インカの社会構造や世界観を解明するためには、古文書が基礎資料となるが、文化人類学の理論、特にレヴィ=ストロースの方法を応用した構造分析を行い、体系的な記述を行った。インカ帝国の首都クスコに認められる構造が、ティアワナコ遺跡(後600-1100年)、さらには形成期後期(前800-550年)の神殿遺跡の図像や、墓・建築の配置にも認められることを発見をし、それを説明するために「四面体モデル」という独自のモデルを構築した。 

備考(Remarks) ISBN:978-4-86110-371-1 

2011  『地球時代の「ソフトパワー」—内発力と平和のための知恵—』  共著   
行路社  , A5  , 362p.  , 2012/03   

概要(Abstract)  ハードパワーと対置されるソフトパワーについて、ペルーにおける発掘調査を事例として論じた。また学術調査の歴史と現状を振り返り、ペルーと日本の関係を考察した。日本人によるアンデス考古学調査は1958年に始まり現在も多くの考古学者が現地調査を行っている。考古学者は調査を行う際にペルー社会に様々な形で関わる。文化の枠組みは動態的で、重層的であり、各層のずれを読み取りそれを理解することがソフトパワーを論じる際には有効である。 

備考(Remarks) ISBN:978-4-87534-440-7
浅香幸枝(編)。共著(浅香幸枝、アッセマ庸代、ほか16名)。
第10章「ペルーでの考古学調査—ソフトなパワーの一事例—」(pp.193-208)を執筆。  

2011  『古代メソアメリカ・アンデス文明への誘い』  共著   
風媒社  , A5  , 140p.  , 2011/06   

概要(Abstract)  古代アンデス文明の流れについて、旧世界の諸文明と比較しながら論じた。アンデスには、文字、車輪や轆轤、釉薬、ガラス、製鉄技術など旧世界の文明で重要であった技術が欠如していた。アンデスでは効率を求めるのではなく、人間が労働し、時間をかけて物事を成し遂げることに意味を見いだした。巨大な建物も精巧な金属細工も全て人間が手作りしたものである。共同体はワカと呼ばれる信仰の対象を中心に形成され、首長はワカと臣民の間の媒介者であった。 

備考(Remarks) ISBN:978-4833105538
共著(杉山三郎・嘉幡茂・渡部森哉)。
第3章「古代アンデス文明」(pp.81-130)を執筆。 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2023  古代アメリカに関する中学・高校教科書問題—中学歴史と高校歴史総合・世界史探究の検討—  共著   
『古代アメリカ』  , 古代アメリカ学会  , 第26号  , pp.93-108  , 2023/12   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 共著(青山和夫・井上幸孝・吉田晃章・渡部森哉・松本雄一) 

2022  アンデス研究における理論の系譜  単著  https://doi.org/10.15119/00004330 
『人類学研究所研究論集』  , 南山大学人類学研究所  , 第12号  , pp.96-110  , 2023/03   

概要(Abstract) 本論文は、大きな理論と現場の理論の関係について、南米のアンデス研究の事例に基づき論じることを目的とする。特に、アンデス研究の中心の1つであるインカ帝国研究の理論の系譜に着目する。アンデス研究の基本は 16 世紀に滅ぼされたインカ帝国研究である。インカ帝国研究では、スペイン人が残した記録の分析を主とするエスノヒストリー研究と考古学的研究が主な手法となり、現在の民族誌的研究が加わる。アンデス研究からは他の地域にも応用できる大きな理論は生み出されなかった。逆にアンデス研究は、文化進化論、プロセス考古学、レヴィ = ストロース流の構造人類学、ポラニーの影響を受けた経済人類学といった、当時の主流の理論からは距離があった。アンデス独自の理論的枠組が用いられ、アンデス的特徴が強調される傾向が強かった。ジョン・H・ロウ、R・トム・ザウデマ、ジョン・V・ムラという3人の巨匠が活躍し、多くの研究者を育てたため、その弟子筋を中心に整理することでアンデス研究の理論の流れを理解する。アンデス研究は各時代に流行した大きな理論に左右されるよりも、むしろ独自のリズムで発展してきたと言える。 

備考(Remarks) https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication-new/ronshu.html
からダウンロード可能。 

2022  Terlén La Bomba en el valle medio del Jequetepeque: nuevos datos del Horizonte Medio  共著   
Actas del VII Congreso Nacional de Arqueología  , Ministerio de Cultura, Perú  , pp.175-183  , 2022/05    

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 共著(Watanabe, Shinya & Juan Ugaz)
https://congresoarqueologia.cultura.gob.pe/publicaciones
からダウンロード可能。 

2021  A case study of cut marks on camelid bones from the El Palacio site in the northern highlands of Peru: implication of butchering activities  共著   
Anthropological Science  , 日本人類学会  , 129/2  , pp.151-164  , 2021/09   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 査読付。
共著(Seike, Hiroki & Shinya Watanabe)
https://doi.org/10.1537/ase.210429
からダウンロード可能。 

2021  戦争と儀礼—古代アンデスの事例—  単著  https://doi.org/10.15119/00003727 
『年報人類学研究』  , 南山大学人類学研究所  , 第12号  , pp.197-217  , 2021/06   

概要(Abstract)  古代アンデス文明の始まりの指標は神殿であり、それは前3000年より前に遡る。神殿を中心とした社会が3000年近くという長い期間続き、神殿での儀礼、および神殿の更新が繰り返された。その間、神殿を中心とする大規模で複雑な社会が連続的に存在したにもかかわらず、組織的な戦争の証拠が殆どない、そして国家と言えるような中央集権的政治組織が成立しなかったという点が、他の地域の文明と比較して特殊である。形成期早期(前3000-前1800年)は土器製作開始前であり、農耕によりトウモロコシやジャガイモなどは大量に栽培されてはいなかった。トウモロコシ栽培の証拠が多く現れ始めるのは形成期中期(前1200-前800年)である。形成期末期(前250-前50年)には戦士像や防御的な建築物などの証拠が現れる。形成期の神殿が放棄された後、後2世紀頃に国家が誕生した。
 目的が手段に内包されているため常に繰り返されるという点で、インカ帝国の戦争と形成期の神殿における儀礼活動との間に類似点があると言える。先スペイン期最後の15-16世紀に台頭したインカ帝国は、常に征服活動を行っていた。戦争を行うことで指導者の実力を示すこと自体が目的であり、戦争を通じて社会は拡大した。しかし武器は鈍器が中心であり殺傷能力の高い武器は使用されなかった。それは戦争の目的が土地や資源の確保ではなく、労働力の確保であったためである。また社会の基本である聖なる存在ワカの力を体現する王や首長が捕まったら戦争は終わった。 

備考(Remarks) 査読付。
https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication-new/nenpo.html
からダウンロード可能。 

2019  首都と地方社会─古代アンデス諸国家における在地性について─  単著  https://doi.org/10.15119/00003483 
『人類学研究所研究論集』  , 南山大学人類学研究所  , 第9号  , pp.114-134  , 2020/03   

概要(Abstract)  中央アンデス地帯では、前3000年頃から神殿建設が始まった。神殿建設と神殿の更新は約3000年間続き、その後、後1世紀頃にアンデスの初期国家モチェが成立した。先スペイン期最終期に台頭したインカ帝国においては、地方統治のために地方行政センターが各地に設置された。行政センターは、首都クスコと共通する特徴を有するが、同時に各遺跡の独自性も目立つ。
 本論文では、インカ帝国とワリ帝国を事例として、地方にローカル性がどのように現れるかを考察する。中央からの一方向的な支配を否定し、地方社会の主体性を認める研究者は、地方独自の、つまりローカルな特徴に目を向けがちである。しかし地方に現れるローカル性には、中央が意図的に残した、あるいは造り上げた結果という場合もある。ローカル性は関係性を捉える概念であり、中央と地方を対立的にのみ捉えるべきではない。 

備考(Remarks) https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication-new/ronshu.html
からダウンロード可能。 

2018  人類の定住に関する考察─物質文化との関係に着目して─  単著  https://doi.org/10.15119/00003491 
『人類学研究所研究論集』  , 南山大学人類学研究所  , 第7号  , pp.8-25  , 2019/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication-new/ronshu.html
からダウンロード可能。 

2018  Diversidad y uniformidad en el Horizonte Medio en los andes prehispánicos  単著  https://doi.org/10.15119/00003484 
Research Papers of the Anthropological Institute  , Anthropological Institute, Nanzan University  , Vol.8  , pp.1-9  , 2019/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) http://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication/ronshu.html
からダウンロード可能。 

2018  Dominio provincial wari en el Horizonte Medio: el caso de la sierra norte del Perú  単著  https://doi.org/10.15119/00003490 
Research Papers of the Anthropological Institute  , Anthropological Institute, Nanzan University  , Vol.8  , pp.230-256  , 2019/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication-new/ronshu.html
からダウンロード可能。 

2018  文明の誕生─古代アンデスの事例から─  単著   
『史林』  , 第102巻/第1号  , pp.7-39  , 2019/01   

概要(Abstract)  古代アンデス文明の始まりは紀元前3000年に遡り、その指標は神殿建設とされる。形成期(前3000−50年)に多くの神殿が建設されたが、各神殿は石や日干しレンガなどの建築材で同じ場所で建て直されることで結果的に大規模化した。また神殿の建設、更新活動の継続に伴い社会が大規模化、複雑化した。神殿の建設は、儀礼に関わる集団の実践の結果であり、当事者が意識、予想しない結果をもたらしたと言える。形成期の神殿を中心とした社会は国家や首長制社会など政体の既存の分類モデルでは十分に説明できないため、リチュアリティーという考えを導入する。また宗教的儀礼と神殿などの物質の関係を整理するためリチュアル・エコノミーという概念を援用し、政治と経済の要素が儀礼に埋め込まれている関係性を記述する。最後に初期の神殿の更新活動のメカニズムを、競合や個人のリーダーシップではなく、協同、集合行為という概念を用いて説明する。 

備考(Remarks) 査読付。 

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2024  古代アンデスの木製コップ  寄稿  単著 
『月刊みんぱく』  , 国立民族学博物館  , 第24巻第6号  , 8-9  , 2024/06   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2024  中南米大陸の考古学からの視点  寄稿  単著 
『考古学研究会70周年記念誌 考古学の輪郭』  , 考古学研究会70周年記念誌編集委員会  , 92-93  , 2024/04   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2023  ペルーにおける考古学関係の団体、雑誌  寄稿  単著 
『南山大学人類学研究所通信』  , 南山大学人類学研究所  , 23号[2022年度版]  , pp.7-8  , 2023/07   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2022  より多くの読者に届けるため  寄稿  単著 
『わたしの学術書―博士論文書籍化をめぐって』(春風社編集部 編)   , 春風社  , pp.39-46  , 2022/04   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2021  ルイス ビンフォード『過去を探求する—考古資料解読の方法と実践—』  書評  単著 
『貝塚』  , 物質文化研究会  , 77号  , 31-39  , 2021/11   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2021  カハマルカを掘る  寄稿  単著 
希有の会会報別冊『アンデス文明の展開ー考古学研究が明らかにしてきたものー』(井口欣也 著)  , 希有の会  , p.28  , 2021/09   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2021  コロナとフィールド ペルー編  寄稿  単著 
『南山大学人類学研究所通信』  , 南山大学人類学研究所  , 21号[2020年度版]  , pp.3-4  , 2021/07   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  「アンデス文明とは何か」「アステカとインカ」「キープ」「日本の教科書におけるラテンアメリカの扱い方」   辞書・事典  単著 
『ラテンアメリカ文化事典』(関雄二 編集代表)  , 丸善出版  , pp.54-57, 348-349, 618-619  , 2021/01   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  インカ帝国の時代の道を歩いてみた  寄稿  単著 
『月刊みんぱく』  , 国立民族学博物館  , 第44巻第12号  , pp.10-11  , 2020/12   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2020  非常事態宣言でクントゥル・ワシに閉じ込められた話  寄稿  単著 
『希有の会会報』   , 希有の会  , 第11号  , pp.11-16  , 2020/07   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

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学術関係受賞
年度
Year
受賞学術賞名
Name of award
受賞対象となった研究/業績/活動等
Activity for which award given
受賞年月(日)
Date
授与機関
Award presenter
2015  第12回(平成27年度)日本学術振興会賞  古代アンデスにおける複雑社会の研究  2016年02月24日 
日本学術振興会 

備考(Remarks)  

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2024  Chimú y Cajamarca: una perspectiva desde el río Jequetepeque  単独  2024/08/03 
Segunda Mesa Redonda de Trujillo: Nuevas perspectivas en la cronología, organización y expansión del Imperio Chimú   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 於)Auditorio César Vallejo, Trujillo 

2023  古代アンデスにおける神  単独  2024/03/02 
出ユーラシアの統合的人類史学 - 文明創出メカニズムの解明 -第10回全体会議   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ハイブリッド開催(岡山大学+オンライン) 

2023  ペルー、サンタ・デリア遺跡から出土した人骨の人為的損傷  共同  2024/03/01-03 
出ユーラシアの統合的人類史学 - 文明創出メカニズムの解明 -第10回全体会議   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ポスター発表
共同(長岡朋人・渡部森哉)
オンライン開催。 

2023  古代アメリカの教科書問題—中学歴史と高校歴史総合・世界史探究の改善を目指して—  共同  2023/12/02 
古代アメリカ学会第28回研究大会  , 古代アメリカ学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 共同(青山和夫・井上幸孝・吉田晃章・渡部森哉・松本雄一)
於)京都外国語大学 

2023  ワリ期に何が起こっていたのか? ペルー北部の事例より  単独  2023/12/02 
古代アメリカ学会第28回研究大会  , 古代アメリカ学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 於)京都外国語大学 

2023  Segunda temporada de investigaciones en el sitio Terlén-La Bomba, valle medio de Jequetepeque, norte del Perú  共同  2023/11/29 
X Congreso Nacional de Arqueología   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 共同(Watanabe, Shinya, Jorge Luis Ruiz Barcellos & Juan Ugaz)
於)Museo Nacional de Arqueología, Antropología e Historia del Perú, Lima 

2023  Inca Kings and Material Evidence  単独  2023/07/01 
国際会議 The Creation of Royalty in “Out of Eurasia” civilizations: Exploring the mechanism of the Emergence of Transcendent Power 出ユーラシアにおける王権の創成:超越的力出現のメカニズム   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ハイブリッド開催(明治大学+オンライン)  

2022  ペルー、サンタ・デリア遺跡から出土した人骨の利器損傷の研究  共同  2023/03/20 
第128回日本解剖学会総会・全国学術集会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ポスター発表
共同(長岡朋人・渡部森哉)
於)東北大学川内北キャンパス 

2022  戦争における競争と協同ー古代アンデスの事例  単独  2023/02/18 
新学術領域出ユーラシアA03班シンポジウム「戦争とコミュニケーション」   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) ハイブリッド開催(岡山大学文明動態研究所+オンライン) 

2022  ペルー北部高地、テルレン=ラ・ボンバ遺跡の第二次発掘調査  単独  2023/02/13 
科研費研究会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) オンライン開催 

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2024  科学研究費補助金  古代アンデスのワリ帝国の社会構成と地方社会の実態  
研究代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks) 基盤研究(A)
2023年度〜2027年度。  

2024  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  古代アンデスにおける冶金技術の研究 
研究代表者    300,000円 

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks)  

2024  科学研究費補助金  環境とヒトの相互構築史:汎太平洋の比較研究による文理統合的研究(人間と環境班) 
研究分担者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。
研究代表者:山口徹(慶應義塾大学・教授) 

備考(Remarks) 学術変革領域研究(A)
2024年度〜2028年度。  

2023  科学研究費補助金  古代アンデスのワリ帝国の社会構成と地方社会の実態 
研究代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks) 基盤研究(A)
2023年度〜2027年度。 

2023  科学研究費補助金  集団の複合化と戦争 
研究分担者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。
研究代表者:松木武彦(国立歴史民俗博物館・教授) 

備考(Remarks) 新学術領域研究(研究領域提案型)
2019年度〜2023年度。 

2023  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  古代アンデスにおける人物図像の研究 
研究代表者    300,000円 

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks)  

2022  科学研究費補助金  南米アンデスの初期帝国ワリの成立と地方支配に関する研究 
研究代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks) 基盤研究(B)
2019年度〜2022年度。 

2022  科学研究費補助金  集団の複合化と戦争 
研究分担者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。
研究代表者:松木武彦(国立歴史民俗博物館・教授) 

備考(Remarks) 新学術領域研究(研究領域提案型)
2019年度〜2023年度。 

2022  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  古代アンデス社会の経済システムの研究 
研究代表者    300,000円 

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks)  

2021  科学研究費補助金  南米アンデスの初期帝国ワリの成立と地方支配に関する研究 
研究代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 助成金。 

備考(Remarks) 基盤研究(B)
2019年度〜2022年度。 

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2023  学外授業 

基盤科目「考古学B」、2023年度第3クオーター、野外民族博物館リトルワールドで学外授業を実施し、実際に建築物を観察してレポートを作成するという課題に取り組ませた。  

 
2022  学外授業 

基盤科目「考古学B」、2022年度第1クオーター、野外民族博物館リトルワールドで学外授業を実施し、実際に建築物を観察してレポートを作成するという課題に取り組ませた。  

 
2021  学外授業 

基盤科目「考古学B」、2021年度第3クオーター、野外民族博物館リトルワールドで学外授業を実施し、実際に建築物を観察してレポートを作成するという課題に取り組ませた。 

 
2018  授業のための教材 

「考古学実習A」では事前調査と実習の内容を冊子にまとめた。「愛知県渥美半島の遺跡群 田原市の考古学」(2018年度秋学期)。  

 
2017  授業のための教材 

「考古学実習A」では事前調査と実習の内容を冊子にまとめた。「渥美半島の考古学 愛知県田原市における遺跡踏査」(2017年度秋学期)。  

 
2016  授業のための教材 

「考古学実習I」では事前調査と実習の内容を冊子にまとめた。「東山道の歴史 長野県下伊那郡阿智村における遺跡踏査」(2016年度秋学期)。  

 
2015  授業のための教材 

「考古学実習I」では事前調査と実習の内容を冊子にまとめた。「遺跡の現状 長野県下伊那郡阿智村の遺跡分布」(2015年度秋学期)。 

 
2014  授業のための教材 

「考古学実習I」では事前調査の内容と実習の報告を冊子にまとめた。「遺跡の現況調査 長野県下伊那郡阿智村での踏査」(2014年度秋学期)。 

 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2024  研究出張  2024/05/30~2024/08/07 

活動内容等(Content of Activities) テルレン=ラ・ボンバ遺跡第三次発掘調査の出土遺物の分析。  

2024  講演 "Una introducción a la arqueología andina"  2024/05/20 

活動内容等(Content of Activities) Arqueología de América II, Carrera de Arqueología, Universidad Veracruzana en Xalapa, online 

2024  講演「ペルーでの発掘調査」  2024/04/08 

活動内容等(Content of Activities) 名古屋中ロータリークラブ, 名古屋観光ホテル 

2023  講演「インカ帝国の成立」  2023/12/09 

活動内容等(Content of Activities) 「古代アンデス文明 起源と展開」、岩倉市生涯学習講座、岩倉市生涯学習センター 

2023  講演「プレ・インカの諸王国」  2023/11/11 

活動内容等(Content of Activities) 「古代アンデス文明 起源と展開」、岩倉市生涯学習講座、岩倉市生涯学習センター 

2023  講演「アンデス文明の起源」  2023/10/28 

活動内容等(Content of Activities) 「古代アンデス文明 起源と展開」、岩倉市生涯学習講座、岩倉市生涯学習センター 

2023  講演 "Dinámica social en la región Cajamarca durante el Horizonte Medio"  2023/09/12 

活動内容等(Content of Activities) Charla Magistral. Segunda charla del mes de septiembre, PUCP. 

2023  短期海外研究出張  2023/07/09~2023/09/15 

活動内容等(Content of Activities) テルレン=ラ・ボンバ遺跡の第三次発掘調査。 

2023  講演"Arqueología en el Perú"  2023/05/03 

活動内容等(Content of Activities) Arqueología de América II, Carrera de Arqueología, Universidad Veracruzana en Xalapa. オンライン開催。 

2022  研究出張  2023/03/12~2023/03/31 

活動内容等(Content of Activities) テルレン=ラ・ボンバ遺跡第二次発掘調査の出土遺物の分析。 

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2024 
2023 
2022 
2021 
2020 
2019 
2018 
2017 
2016 
2015 
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2024/08/15 更新