研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
上野 正樹 ( ウエノ マサキ , UENO Masaki )
所属
Organization
経営学部経営学科
職名
Academic Title
准教授
専攻分野
Area of specialization

経営戦略論、製品開発論

学会活動
Academic societies

組織学会
国際ビジネス研究学会
企業家研究フォーラム
研究・技術計画学会

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (11)
著書数 books (0)
学術論文数 articles (11)

出身学校
学校名
Univ.
卒業年月(日)
Date of Graduation
卒業区分
Graduation
   Classification2
早稲田大学社会科学部 1997年03月  卒業 
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出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程  2003年09月  単位取得満期退学 
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取得学位
     
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 博士(経営学)博い第100号 神戸大学  PC企業の開発購買戦略  神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程  2003年09月 
修士 修士(経営学)修第640号 神戸大学    神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程  1999年03月 
学士 学士(社会科学) 早稲田大学    早稲田大学社会科学部  1997年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  経営戦略とイノベーション 

概要(Abstract) 日本企業の経営戦略とイノベーションを技術経営の観点から研究する。とりわけ近年の情報技術革新にともなうデジタル化・モジュール化の影響に注目し、製造企業の製品開発戦略、組織能力、マネジメントを明らかにする。 

短期研究  日本企業のインドにおける新興国戦略 

概要(Abstract) インドに進出の日系企業に焦点をあて、その戦略とマネジメント、市場競争力を分析する。製品分析、インタビュー調査、消費者アンケート調査を組み合わせて研究を進める。 

短期研究  デジタル情報家電製品の開発戦略 

概要(Abstract) デジタル情報家電分野の製品開発の戦略とマネジメントを研究する。日本、台湾、中国、米国企業へのフィールド調査、製品・市場データ分析などを通じて、製品開発戦略と競争力について実証的な研究を行う。 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2018  価格・品質ポジショニングマップによる新興国市場分析  単著   
アジア経営研究  , アジア経営学会  , 第25号  , 印刷中  , 印刷中   

概要(Abstract) 新興国市場の競争と各社の戦略を分析するための枠組み(価格・品質ポジショニングマップ)を提示する。その上で、インドのエアコン市場を対象に実際の分析例を示す。分析から次のことがわかった。各社のポジショニングと販売ターゲット(およびこれらの変化),競争の乱立地帯,成長セグメントである。考察によれば,価格・品質ポジショニングマップを応用することによって品質上昇や競争状況の予測が可能になる。 

備考(Remarks) 査読有り 

2018  新興国戦略の転換:戦略タイプ別市場成果の測定  単著   
国際ビジネス研究  , 国際ビジネス研究学会  , 第11巻第1号  , 印刷中  , 印刷中   

概要(Abstract) インドのエアコン市場における16社5年の製品と販売台数データをもとに、成長性と市場競争力に優れる戦略タイプを明らかにした。年平均成長率CAGRと市場シェア変化率において、ハイエンド重視の二つの戦略タイプが他のタイプを圧倒している。分析結果は、有効な新興国戦略が従来研究されてきた戦略から他のタイプへと転換したことを示している。 

備考(Remarks) 査読有り 

2018  インドにおけるスズキの競争力:製品特性分析による企業戦略と競争力の探索  共著   
RIEB Discussion Paper Series  , 神戸大学経済経営研究所  , DP2019-J06  , pp. 1-30  , 2018/03   

概要(Abstract) スズキのインド事業マルチ・スズキの成功要因を探索した。スズキの車は他社と何が違うのか、スズキの強みとされている軽量化技術や小さなクルマづくりはインドでも見られるのか。それは他社との比較でも特徴といえるのか。その特徴は顧客メリット(たとえば価格の安さ、燃費の良さなど)や販売成果と関係しているのか。本稿は製品特性に関する独自のデータセットを構築することによって、これらの問いを解明する。 

備考(Remarks) 神戸大学佐藤隆広教授との共著 

2017  新興国戦略の再考:本国優位性の活用と水平展開プロセス  単著   
国際ビジネス研究  , 国際ビジネス研究学会  , 10巻/1号  , pp. 3-15  , 2018/04   

概要(Abstract) インドのエアコン市場を研究対象とし、13社の製品ラインと日本企業における本国資源の活用過程を分析した。分析結果の第一に、日本企業は通説のボリュームゾーン戦略ではなく、ハイエンド製品を中心とした戦略をとっている。本稿はこの戦略をプレミアムゾーン戦略と呼ぶ。第二に、事例の日本企業は企業特殊資源(コア技術)をインドへ水平展開している。以上をもとに、新興国での戦略タイプを規定する要因を考察し、新興国戦略を再考する。 

備考(Remarks) 査読有り 

2015  新興国市場戦略の限界と今後:ボリュームゾーンとプレミアムゾーンの視点  単著   
南山経営研究  , 南山大学経営学会  , 第30巻/第3号  , pp. 327-346  , 2016/03   

概要(Abstract) 新興国市場戦略の研究の中心である中間層ボリュームゾーン戦略の問題を明らかにする。具体的には、新興国製品戦略の研究を体系的に分析し、研究課題を探る。そして、富裕層と中間層上位をターゲットにするプレミアムゾーン戦略を考案する。これは日本企業のWTP優位に適合し、日本と新興国で製品技術を同時に引き上げていく戦略である。 

備考(Remarks) 科学研究費助成事業(若手研究B)にもとづいた研究 

2013  両利きの経営を可能にする組織学習メカニズム  共著   
赤門マネジメント・レビュー  , グローバルビジネスリサーチセンター  , 12巻/6号  , pp. 429-456  , 2013/06/25   

概要(Abstract) 技術の活用と探索活動をともに実現する両利きの経営に関する事例分析を行ったところ、活用成果を得るためには組織資源の十分な投入がなされる一方、探索については外部資源の積極的な活用を促す限定的な資源配分に留まる傾向が見出せた。質問票調査の結果もこれを支持した。 

備考(Remarks) 南山大学ビジネス研究科安藤史江氏との共著 

2012  焼津水産化学工業における連続的な新事業創出の成功要因  共著   
組織学会2013年度年次大会報告要旨集―統一論題「組織研究の俯瞰」―  , 組織学会  , pp. 170-178  , 2012/10   

概要(Abstract) 中堅企業として高い研究開発力をもとに新事業の創出を行った企業に対し、筆者らはインタビューとアンケート調査を行わせてもらった。そして、技術的な飛躍と逸脱によって新事業の創出を実現した要因を、事例分析と統計分析を通じて考察した。組織学習の観点から、組織資源の配分方法や技術開発の積み重ねのマネジメントにその成功要因を見出せる。 

備考(Remarks) 南山大学ビジネス研究科安藤史江氏との共著 

2010  スマートフォン業界における競争:日本企業はまた負けるのか?  単著   
南山経営研究  , 南山大学経営学会  , 第25巻/3号  , 49-65  , 2011/03   

概要(Abstract) 近年、スマートフォン市場が急激に拡大している。本稿は、スマートフォンメーカーに着目し、この業界における競争の実態と製品を分析する。スマートフォンのOSおよび内部構造の分析の結果、モジュラー型アーキテクチャの特徴がある。しかし、各社の製品戦略では、AppleやResearch in Motionのようなインテグラルな戦略をとる企業がある一方、オープンなAndroid OSを搭載するなどのモジュラーな戦略によって参入してくる企業もある。しかし、世界の端末メーカーの競争において、日本企業のプレゼンスは低い。 

備考(Remarks) 特記事項なし 

2008  テクノロジーベンチャーの成長戦略:大学発ベンチャーの戦略類型をもとに  単著   
南山経営研究  , 南山大学経営学会  , 第23巻/3号  , 319-332  , 2009/03   

概要(Abstract) 本稿は、大学発ベンチャーへのインタビューとアンケート調査とをもとに、テクノロジーベンチャーの成長戦略を考察する。具体的には、大学発ベンチャーの8割ほどを占める研究開発型ベンチャーを分析対象とした。そして、技術ベースの経営という観点からアーリーステージの成長戦略類型を提示する。97社の分析の結果、受託研究開発を通じて市場情報と運転資金を獲得しながら、商業化に向けた研究開発を実施する戦略の売上高が最も大きい。これに比べ、創業から一挙に委託・自主生産の形で商業化に向かう戦略のもとでは、経営資源の不足に直面することがわかった。 

備考(Remarks) 特記事項なし。 

2007  モジュラー型アーキテクチャにおける製品統合:デジタル情報家電製品の事例分析  単著   
南山経営研究  , 南山大学経営学会  , 第22巻/3号  , 293-312  , 2008/03   

概要(Abstract) 本稿の目的は、日本、中国、台湾企業への調査からえた製品開発の事例をもとに、モジュラー型製品開発能力に関する理論的な枠組みを考案することである。調査を通じて、同じモジュラー型でも、技術変化の速さ、顧客ニーズの複雑さで特徴づけられる製品では寄せ集め能力が通じないことが見えてきた。重要な示唆は、モジュラー型の製品統合には、部品の寄せ集めのような単純な側面がある一方、極めて難しい統合プロセスも存在するということである。 

備考(Remarks) 特記事項なし。 

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2011  「感性価値創造の製品開発」  調査報告  単著 
財団法人日東学術振興財団第25回(平成20年度)研究助成・成果報告書  , 8  , 2011/07   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2011  「現地ビジネススクールのものづくり経営人材育成教育システムの実態調査(タイのビジネススクールとものづくり教育)」  調査報告  単著 
『大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発:平成21年度-平成22年度プログラム活動報告書(文部科学書大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム研究成果報告書)』  , 南山大学大学院ビジネス研究科  , 9  , 2011/03   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2001  技術融合戦略:PC企業の部品調達と製品イノベーション  研究発表  その他 
日経企業行動コンファレンス  , 日本経済新聞社  , 2001/12   

概要(Abstract) ノートPC分野の大手2社、東芝(Dynabook)とIBM(ThinkPad)の製品開発の比較事例を報告した。東芝は部品モジュール内部を解体してカスタム化し、製品統合を行っている。他方、IBMは部品モジュールをそのまま製品システムへ組み上げて迅速に製品統合を行っている。この2社の開発プロセスを両極に位置づけられるモデルとし、モジュール化・オープン化の進む製品分野におけるイノベーション戦略の特徴を考察した。 

備考(Remarks) 日経企業行動コンファレンス、2001年12月7日、富士教育研究所 

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2018  新興国戦略の転換:戦略タイプ別市場成果の測定  単独  2018/11/11 
国際ビジネス研究学会第25回全国大会  , 国際ビジネス研究学会   

概要(Abstract) 新興国市場の各社の戦略タイプ別の市場成果を報告した。インドのエアコン市場では普及価格帯を中心とするボリュームゾーン戦略やボトムゾーン戦略では競争に勝てなくなりつつある。従来よりも高品質の製品を販売することが可能になっており、こうしたハイエンド製品を中心とする企業の市場成果が高い。とりわけ、ハイエンドニッチとボリュームゾーンの中間帯にあるプレミアムゾーンに位置する企業の市場成果が高い。 

備考(Remarks)  

2018  価格・品質ポジショニングマップによる新興国市場分析:インドのエアコン市場の分析  単独  2018/09/16 
アジア経営学第25回会全国大会  , アジア経営学会   

概要(Abstract) 価格・品質ポジショニングマップとは何か、なぜこれをもちいて新興国市場を分析するのか、分析によって何がわかるのかを報告した。分析の実例としてインドのエアコン市場を価格・品質ポジショニングマップを示した。2013年、2015年、2017年のマップの比較からわかることについても報告した。 

備考(Remarks)  

2017  新興国市場における「憧れ価値」と「適応価値」:インド消費者へのアンケート調査をもとに  単独  2017/10/29 
国際ビジネス研究学会全国大会  , 国際ビジネス研究学会  , 国際ビジネス研究学会 第24回全国大会  , 国際ビジネス研究学会  , pp. 40-44   

概要(Abstract) 本研究はインドのエアコン市場に注目し、耐久消費財を購入する中間層以上の都市消費者にアンケートをおこなう。そして価格と品質の選好と購入対象の関係をもとに、消費者の観点から各社の新興国戦略を特定する。構造方程式モデリングの方法で、各社の製品に対する購入意欲がどのような好みにもとづいているのかを推定した。いくつかの日系企業の戦略の特徴と消費者からの高い支持が明らかになった。 

備考(Remarks) 明治大学駿河台キャンパス 

2016  新興国戦略の通説と実態:ボリュームゾーンからプレミアムゾーンの戦略へ  単独  2016/10/23 
国際ビジネス研究学会全国大会  , 国際ビジネス研究学会  , 国際ビジネス研究学会 第23回全国大会  , pp. 74-77   

概要(Abstract) 新興国戦略の通説は、BOP ビジネスと中間層ボリュームゾーン戦略である。本報告は、インドのエアコン市場の実態を示す。結論として、通説は正しくない。日本企業の実態は通説の反対にある。分析結果は次である。(1)日本企業はボリュームゾーン戦略ではなく、「プレミアムゾーン戦略」をとる。(2)この戦略は富裕層をメインターゲットとする高付加価値商品を展開し、消費者の購入意欲(憧れや購入願望を含む)を引き出す。(3)一方、中間層ボリュームゾーン攻略を重視してきた日本企業は苦戦している。(4)考察から、本国に先端技術(高付加価値の源泉)をもつ日本企業にはプレミアムゾーン戦略が適している。 

備考(Remarks) 大阪商業大学 

2016  インド消費者へのエアコン購入意欲のアンケート調査結果:新興国プレミアムゾーン戦略による競争優位の実現  単独  2016/04/23 
国際ビジネス研究学会中部部会  , 国際ビジネス研究学会  , フルペーパー方式  , pp.1-27   

概要(Abstract) 本報告は、インドの消費者にエアコン購入意欲をたずねたアンケート調査の結果を示す。アンケート調査はデリーで行い、148人から有効回答を得た。14社の製品のうち、ハイエンド製品を中心とするダイキンと日立の製品に対する購入意欲が高く、二つの企業は特に富裕層からの支持で他社を圧倒していた。今後の課題として、サンプル数を増やすこと、購入要因と購入意欲の因果関係の分析をおこなうことがある。 

備考(Remarks) 愛知学院大学名城公園キャンパス 

2015  新興国プレミアムゾーンの製品戦略:インドのエアコン市場における日本企業の競争行動  単独  2015/10/25 
国際ビジネス研究学会全国大会  , 国際ビジネス研究学会  , 国際ビジネス研究学会 第22回全国大会 報告要旨  , pp. 85-88   

概要(Abstract) 日本企業はインドへ日本のコア技術展開により「プレミアムゾーン」で一定のポジションを築くことに成功している。一方ボリュームゾーンは、多数のインド企業と韓国企業が価格競争をし、商品がコモディティ化している。これは中国エアコン企業によるODM/OEMを介して起きている。コモディティ市場の形成によって日本企業の品質や独自技術が際立つことも、日本企業のブランド構築と利益創出に貢献していることが考えられる。 

備考(Remarks) 日本大学商学部 

2015  新興国プレミアムゾーン戦略と技術の水平展開:インド日系エアコンメーカーの競争行動  単独  2015/09/19 
国際ビジネス研究学会中部部会  , 国際ビジネス研究学会  , フルペーパー方式  , pp. 1-15   

概要(Abstract) インドのルームエアコン市場において、日系メーカーが富裕層をターゲットとしたプレミアムゾーンで競争していることを明らかにした。中間層のボリュームゾーンでは、インド、韓国、中国メーカーの多数が価格競争をしている。日系メーカーは、日本で展開している技術をインドに展開することによって、ブランド構築と利益創出に一定の成果をあげている。新興国経済の成長にともない、ボリュームゾーン重視の議論とは異なる新興国戦略を考えることができるようになっている。 

備考(Remarks) 名城大学 

2012  焼津水産化学工業における連続的な事業展開の成功要因  共同  2012/10/21 
組織学会2013年度年次大会  , 組織学会  , 組織学会2013年度年次大会報告要旨集―統一論題「組織研究の俯瞰」―  , 組織学会  , 170-178   

概要(Abstract) 研究開発型企業における技術開発と商品化の成功要因を発表した。静岡県の焼津水産化学工業株式会社は、規模は決して大きくないながら、高い研究開発力を武器に、これまで非連続的な新規事業の創出を繰り返し行ってきた。そこで、その成功要因を、事例分析および質問票調査による統計分析を通じて考察した。その結果、組織資源の配分方法にその成功要因を見出せると解釈できた。 

備考(Remarks) 組織学会年次大会、実務家と研究者の連携プロジェクト、2013年10月21日、国士舘大学 

2006  モジュラー型アーキテクチャにおける製品戦略  単独  2006/06/11 
2006年度組織学会研究発表大会  , 組織学会  , 2006年度組織学会研究発表大会報告要旨集  , 265-268   

概要(Abstract) 情報家電製品を典型とするモジュラー型アーキテクチャにおける製品戦略を発表した。モバイルコンピュータ開発に関する主要2社(デルとパナソニック)を対象に、戦略類型化および市場競争成果に与える影響についてケーススタディの方法で分析を行った。分析によれば、デルとパナソニックでは開発志向やプロセスは対極に位置づけられる。たとえばデルは台湾企業と共同で汎用的な製品を開発している。一方、パナソニックはニッチ市場に向けた製品の自社開発を実施し、高付加価値製品の開発に成功している。従来、モジュラー型製品と言えばデル型のビジネスモデルが注目されてきた。しかし、パナソニックのやり方は、もう1つの製品戦略として位置づけることができる。 

備考(Remarks) 組織学会全国大会、研究発表セッション、2006年6月、青山学院大学 

2006  モジュラー型アーキテクチャにおける製品開発:部品の寄せ集めによる製品統合の限界  単独  2006/04 
国際ビジネス研究学会中部部会  , 国際ビジネス研究学会   

概要(Abstract) モバイルコンピュータ、DVDプレイヤー、デジタルカメラの製品開発に関する国際フィールド調査をもとに、モジュラー型製品開発能力に関する分析フレームワークを報告した。結論として、同じモジュラー型の製品でも、部品・要素技術の変動性と、市場・顧客ニーズの複雑性で特徴付けられる製品分野になると、単純な寄せ集めによる製品開発には限界がある。たとえば、技術変動が止まり、価格機能で表現される単純なニーズのDVDプレイヤーの場合、寄せ集め設計を得意とする新興の中国企業の成長が著しい。しかし、モバイルコンピュータとデジタルカメラの場合、部品・要素技術の変動性と、市場・顧客ニーズの複雑性に対応する製品開発能力を備えている必要がある。 

備考(Remarks) 国際ビジネス研究学会中部部会、2006年4月22日、中京大学 

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2017  科学研究費補助金  南アジアの産業発展と日系企業のグローバル生産ネットワーク 
非代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) インド・南アジア経済を、経済学・地域研究・経営学・地理学という複数のディシプリンからなる混成研究チームによって、産業発展の特殊性、普遍性、日系企業の役割を実証的に分析する。経営学担当の研究分担者として研究を進める。 

備考(Remarks) 分担研究者 

2013  科学研究費補助金  新興国向け製品開発とリバース・イノベーション:白物家電企業の事例研究 
代表  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) リバース・イノベーションとは、新興国で製品を開発し、これを先進国に展開する戦略である。その製品は先進国において破壊的イノベーションとなる可能性があり、それはグローバル企業のみが実現できる強みである。本研究は、新興国を重点領域とする日本の大手家電メーカーの中でも、新興国で長年の開発実績がある白物家電の開発に焦点をあてる。そして事例研究の方法で、新興国向け製品開発の成功要因と、グローバル企業の強みの活用とその難しさを解明する。 

備考(Remarks)  

2005  科学研究費補助金  PC企業の製品開発におけるモジュラーバリューの獲得戦略とマネジメント 
代表  文部科学省   

研究内容(Research Content) モジュラー型システムが生み出す価値(モジュラーバリューと呼ぶ)をPC企業がいかに獲得しているのかを解明する。モジュラー型システムでは、ノートパソコンのようにユーザーがモジュールの組み合わせ(例えばPC企業のホームページで公開されている256通りの中から)を選択することが可能になっている。選択できる組み合わせはユーザーに製品価値を与えるため、PC企業はモジュール型システムによって生み出される価値をいかに実現・獲得しているのかを解明することは重要である。 

備考(Remarks)  

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2018  演習における活動(企業との共同研究の実施)  

新型の豆腐の開発と販売をおこなった。新型豆腐案作り、人気メニューの探索のためのアンケート調査、試食会、学食での販売、実店舗での販売、パッケージ案の探索、インスタ・クックパッド・ツイッターでのメニュー写真の拡散、クックパッドの人気メニュー1000件の解析をおこなってきた。パイミート株式会社との共同研究。 

2017/06/01~2018/03/31 
2016  演習における活動(コンテスト入賞) 

キャンパスベンチャーグランプリ中部大会(中部実行委員会、日刊工業新聞社名古屋支社)において、ゼミの研究成果が入賞した。研究テーマは「スマホを使った一人称視点の動画撮影機構:スマホ目線カメラ化装置の開発と販売」である。ゼミでは3次元プリンタを用い、試作品の製作、使用テスト、設計修正を繰り返した。特別賞として中部経済連合会会長賞を受賞した。 

2016/04/01~2017/01/31 
2015  演習における活動(企業との共同研究の実施)  

東海労働金庫と若年層の口座開設を研究した。この中で新規の金融サービスの企画・調査・提案をおこなった。大学生へのアンケート調査をもとに、学生の資金ニーズ、借り入れの障壁、新規サービスの需要規模を分析した。次に、この大学生向けサービスの「利用ストーリー」を5つ作成し、サービスの認知から窓口に来るまでを分析し、プロモーション方法を提案した。 

2015/04/01~2015/12/07 
2014  演習における活動(企業との共同研究の実施) 

ダイセー倉庫運輸株式会社と新卒採用の活性化を研究した。具体的には、アンケート調査をもとに採用活動におけるノベルティ(キーホルダー)を考案した。またキーホルダー裏面のバーコードをスマートフォンのカメラで撮影すると、企業情報・採用情報などを表示するAR(拡張現実)機能を実装した。この試作品の製作までをおこなった。 

2014/04/01~2014/10/20 
2013  演習における活動(企業との共同研究の実施) 

中部日本放送(株)のメンバーと、地域におけるマイクロファイナンスの可能性と、放送事業におけるアフターマーケットの事業化について検討した。地域ブランド構築の可能性についても検討した。 

2013/04/01~2013/10/15 
2012  演習における活動(企業との共同研究の実施) 

東邦ガスリビング(株)のメンバーと共同で、新しいビジネスモデルの考案に取り組んだ。3つの事業領域、それぞれ2つのビジネスモデル(合計6案)を考案・調査し、事業計画を競い合った。 

2012/04/01~2012/07/31 
2011  演習における活動(企業との共同研究の実施) 

(株)キョーイクのメンバーと、ブランディングに関する戦略ストーリーを複数作成した。最終発表会では、6つの戦略ストーリーを企業の役員に提示し、コンペ形式で優劣を競い合った。 

2011/04/01~2011/07/31 
2010  演習における活動(企業との共同研究の実施) 

劇団四季(株)名古屋公演本部のメンバーと販売促進に関する研究を行った。観劇の前と後(ビフォーマーケットとアフターマーケット)に、スマホのアプリなどで体験価値を拡張できることを分析した。 

2010/04/01~2011/01/31 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2017  研究発表  2018/03/18 

活動内容等(Content of Activities) 基盤研究(A)・TINDAS共催研究会(東京大学駒場キャンパス)で研究発表をおこなった。発表テーマは「インドの消費者と日系企業の新興国戦略:エアコン購買に関するアンケート調査」である。 

2016  研究発表  2016/06/21 

活動内容等(Content of Activities) 「インドのエアコン市場の分析:新興国戦略の通説と実態」をテーマとして、神戸大学経済経営研究所、兼松セミナー(科研基盤研究(B)「インドの産業発展と日系企業」共催)で報告。報告のポイントは3つある。(1)プレミアムゾーン戦略をとる日本企業はインド事業を着実に進めている。(2)中間層ボリュームゾーン攻略を重視してきた日本企業は苦戦している。(3)これらの実態と消費者アンケートの分析結果は整合している。 

2011  研究調査  2012/03/11~2012/03/18 

活動内容等(Content of Activities) 文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携プログラム」として採択された本学ビジネス研究科の「大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発」の研究として、マレーシアで調査を行った。現地の日系企業3社、現地のビジネススクール2校へ訪問し、ものづくり経営人材に関するインタビュー調査を行った。 

2010  研究調査  2011/03/01~2011/03/08 

活動内容等(Content of Activities) 文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携プログラム」として採択された本学ビジネス研究科の「大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発」の研究として、タイで調査を行った。現地の日系企業1社、現地のビジネススクール5校へ訪問し、ものづくり経営人材に関するインタビュー調査を行った。  

2009  研究調査  2010/03/07~2010/03/12 

活動内容等(Content of Activities) 文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携プログラム」として採択された本学ビジネス研究科の「大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発」に関する研究として、中国の広州で調査を行った。現地の日系企業3社、中国企業1社を訪問し、ものづくり経営人材に関するインタビュー調査を行った。  

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2018 
2017 
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
2010 
2009 
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2019/04/29 更新