研究者詳細

研究発表
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年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2018  ワークショップ「刑事法過程と精神医療」(オーガナイザー)  共同  2018/05/27 
日本刑法学会第96回大会  , 日本刑法学会   

概要(Abstract) 2016年のいわゆる「相模原事件」以降、主として措置入院制度を焦点として、刑事法と精神医療の関係がふたたび議論され、その在り方の整備が具体的な政策課題になりつつある。このような状況を踏まえて、現在の状況を俯瞰的に見て論点を抽出することを目的に、ワークショップを主催した。オーガナイザーである水留から、現在の議論状況を簡単に整理した上で、各話題提供者から、比較法的な整理、及び法律並びに医療の実務からみた問題点の報告を得て、参加者全体で議論した。 

備考(Remarks)  

2014  ワークショップ「故意と責任能力」(話題提供者)  共同  2014/05/28 
日本刑法学会第92回大会  , 日本刑法学会   

概要(Abstract)  故意の下限、また、責任能力の体系的地位をめぐっては、従来から刑法学で議論されてきたが、実際のところ、精神障害に由来して犯罪事実の認識及びその意味づけが著しく変容していても、故意を否定しても責任無能力としてもどのみち不可罰となることから、これまで議論は十分でなかった。ところが、心神喪失者等医療観察法で列挙されている対象犯罪はすべて故意犯類型であることから、故意が充足されない限り同法の医療の対象外になるのかをめぐって、近年議論が活発化している。
 そこで、水留からは、責任能力論を基礎として、一定の理論を前提としない限りは、責任無能力者にも故意が存在しうること、他方で、医療観察法の適用はあくまで精神医療サーヴィスの対象を画するための議論であり、そこでの強制医療の根拠はあくまで対象者の医療必要性から判断されるべきなのであって、刑法の厳密な法解釈を前提とすべきでないことを内容として、話題提供を行った。 

備考(Remarks)  安田拓人教授(京都大学)をオーガナイザーとして、箭野章五郎助教(獨協大学)、大庭沙織院生(早稲田大学)とともに話題提供を行った。なお、これを基礎とした論文を、安田ほか・刑事法ジャーナル41号68頁[85頁]として公刊している。
 同志社大学今出川キャンパスにて開催された。 

2013  報告「責任能力における「精神の障害」 ――最近の動向を踏まえて」  単独  2013/12/07 
法と精神医療学会第29回大会  , 法と精神医療学会  , 法と精神医療  , 成文堂  , -/29   

概要(Abstract)  法と精神医療学会の個別報告として、責任能力における「精神の障害」の意義について考察したうえで、近時の判例について若干の分析を試みた。この内容は、法と精神医療29号に登載されている(もう少し詳細な報告内容は、学術論文欄の前掲誌の項目を参照されたい)。 

備考(Remarks)  立命館大学朱雀キャンパスにて開催された。 

2012  部会報告「保安監置の限界――ドイツの事後的保安監置違憲判決 を素材として――」  単独  2012/10/13 
日本刑法学会名古屋部会  , 日本刑法学会   

概要(Abstract)  ドイツでは、対象者の犯罪危険性のみを根拠とする収容保安処分である保安監置について、特に2000年代に飛躍的な拡張を見せていたところ、欧州人権裁判所における保安監置の事後的延長事案における規約違反判決を受けて、規定の見直しなどの動きがみられることから、これを紹介した。 

備考(Remarks) 愛知大学車道校舎にて開催 

2009  部会報告「責任能力における「精神の障害」」  単独  2009/10/03 
日本刑法学会名古屋部会  , 日本刑法学会   

概要(Abstract)  責任能力は、確立した判例及び学説によれば、「精神の障害」(生物学的要素)及び「弁識能力または制御能力」(心理学的要素)からなるものとされる。このうち、「精神の障害」が要求される根拠、その判断基盤、及び弁識・制御能力との関係について、報告者のこれまでの研究(主として、上智法学論集50巻3号及び4号所収)を紹介した。 

備考(Remarks)  

2007  シンポジアム「医療観察法--疾病性・治療反応性をどう考えるか--」(コメンテーター)   共同  2007/12/15 
法と精神医療学会第23回大会  , 法と精神医療学会  , 法と精神医療  , 成文堂  , -/23  , p. 128   

概要(Abstract)  責任能力に問題があるために自由刑の執行を免れた精神障害者への従来と異なる医療枠組を定めた心神喪失者等医療観察法は、2005年7月に施行された。本法の処遇を行う要件として、「疾病性」「治療反応性」「社会復帰可能性」があるとされるが、本シンポジウムは、このうちの前二者に焦点を当て、問題事例を医療側から提示し、福祉実務家、法律実務家並びに法律研究者の側がそれに対してコメントを行うというものであった。
 水留は法律研究者の側からのコメンテーターとして、この問題についての重要な先例となると思われる最高裁決定にも言及して、問題の整理を図った。
 なお、この報告を踏まえてさらに検討を行った論文は、法と精神医療23号(2008年)に掲載されている。  

備考(Remarks)  医療側のシンポジストの報告に対するコメンテーターを務めた。シンポジストは、八木深氏、大下顕講師、樽矢敏広氏、コメンテーターは、植松俊典氏、大杉光子弁護士、及び水留であった。
 京都大学(京大会館)にて開催された。  

2007  ワークショップ「責任主義と責任能力」(話題提供者)   共同  2007/05/27 
日本刑法学会第85回大会  , 日本刑法学会  , 刑法雑誌  , 日本刑法学会  , 47/2  , pp. 294-298   

概要(Abstract)  責任能力は、「責任なくして刑罰なし」という言葉で表現される責任主義の考え方の一つの表れであるが、最近社会における凶悪犯罪への処罰感情が顕著に高まっていることを背景に、この原則は揺らいでいるように見える。現代社会において、責任能力、ひいては責任主義をどうとらえていくべきか、がワークショップの主題であった。
 水留の話題提供として、精神障害者も健常者と同様に扱われるべきであるとする「ノーマライゼーション」の考え方と責任能力との関係を、刑法における責任主義の考え方とリンクさせて検討した。また、近時の精神医学の議論の中で、判例の示した責任能力判断の枠組--病状と他の非医学的事情とを同列に並べて総合考量するという枠組--への支持が強まっていることを紹介し、それを刑法学の視点から分析した。  

備考(Remarks)  オーガナイザーは林美月子教授、話題提供者は安田拓人教授と水留であった。
 名城大学において開催された。 

2003  ミニシンポジウム「イタリアの精神医療と保安処分」 (共同報告者)  共同  2004/02/28 
法と精神科臨床研究会第13回例会  , 法と精神科臨床研究会  , 法と精神科臨床  , 法と精神科臨床研究会  , 6/-  , pp. 106-121   

概要(Abstract)  前年に行われた、科研(基盤(B))「心神喪失者医療観察法案後の刑事司法と精神医療--精神障害者、薬物中毒者の処遇」によるイタリア調査の概要を報告した。水留は、イタリアの刑事司法システムと精神障害者のかかわりについての報告を分担した。
 なお、この調査の詳細は、町野・中谷・山本編・触法精神障害者の処遇(信山社、2005年)で紹介されている(水留も、その一部を分担執筆している)。  

備考(Remarks)  共同報告者は、山本輝之教授、中谷陽二教授、柑本美和講師、広幡小百合氏、林志光氏。当日の記録が登載された学会紀要の発行は、2004年12月。学会紀要における水留の分担報告部分は、pp. 108-111。
 東京医科歯科大学で開催された。 

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