研究者詳細

著書
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5 件中 1 - 5 件目

年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2021  コロナの影響と政策  未設定   
創成社  , 未設定  , 202203   

概要(Abstract)  第5章の「コロナ禍と熟議による政策形成への市民参加」を担当した(担当部分は単著)。コロナ禍の2020年~2021年にオンライン(一部対面)で開催されたフランス・英国の気候市民会議、完全オンラインで開催された気候市民会議さっぽろ、対面で実施された市民討議会の事例を示したうえで、バイエルン州での健康政策に関するプラーヌンクスツェレも踏まえながら、コロナ禍でのさまざまな政策を振り返り、アフターコロナ/ウィズコロナの社会の在り方や、今後の新型感染症流行への備えに関する市民参加での熟議について論じた。 

備考(Remarks)  

2014  リスクガヴァナンスの社会心理学  編著   
株式会社ナカニシヤ出版  , 未設定  , 20p  , 2014/0610   

概要(Abstract) 第9章社会的リスク管理における市民参加とエンパワーメント の執筆を担当した。社会的リスク管理における市民参加の重要性とその効果について、論じたものである。まず、社会的リスク管理に市民参加が必要と考えられる理由を参加型テクノロジーアセスメントおよび熟議民主主義という2つの背景から論じた。その上で、社会の多様な意見分布を反映した多様な人々の参加を得る必要があるという代表性が手続き的公正さにおいて重要であること、実際には十分な参加者を得ることは困難であることを指摘した。その上で、参加意図を高める心理要因として、そしてリスク管理だけでなくその後の計画実現における活動参加の規定因としてのエンパワーメントを実際の事例における調査結果を紹介し中がら論じた。、 

備考(Remarks) 編者:広瀬幸雄
担当章部分は単著である。
掲載ページ:pp.155―174. 

2010  仮想世界ゲームから社会心理学を学ぶ  共著   
株式会社ナカニシヤ出版  , A5  , 183p.  , 2011/03/31   

概要(Abstract) 世界における南北地域間の葛藤と協調のプロセスをシミュレートし、飢餓から環境汚染までさまざまな地球規模のリスク問題が単純な形で組み込まれた「仮想世界ゲーム(SIMINSOC:Simulated International Society)という社会心理学の教育・研究ゲームのルール説明とゲームの典型的な推移の紹介とゲームの中でプレーヤーが経験する社会心理学的事象の解説がまとめられたものである。
前田は「他者や他集団についての原因規則:他者を理解する時のバイアスとは何か」という章の執筆を担当した。この章では、まず、仮想世界ゲームのプレーヤーとして参加しても、自身の割り当てられた地域の違い(ゲーム当初に個人に与えられる資金が少なく、生産手段もないために貧しい南地域・東地域と、ゲーム当初に個人に与えられる資金が多く、生産手段もある豊かな北地域・西地域)や役割の違い(一般のプレーヤーか、政党、企業主、農園主か等)によって、他者の行動の原因帰属が異なりうることを説明している。その上で、仮想世界ゲームのプレーヤーに対するゲーム終了時の世論調査の結果やおける環境問題発生前後でのプレーヤーへの調査結果を提示しながら、原因帰属のバイアスやバイアスの修正例について論じることで多元的な現実の理解や葛藤解決の可能性を示唆した。 

備考(Remarks)  

2008  シリーズ21世紀の社会心理学11 環境行動の社会心理学-環境に向き合う人間のこころと行動  共著   
北大路書房  , B5  , 150p.  , 20080320   

概要(Abstract) 環境行動の社会心理学のテキストとして3部構成となっている。第1部では環境問題についての人々の認知や行動の仕組みの特長についての理論的な研究を紹介している。第2部ではアクションリサーチなどによって人々の認知や行動が環境配慮の方向に変容するよう働き掛ける応用的研究を紹介している。第3部では環境問題の現場における問題解決の具体的事例を取り上げ、市民・行政・環境運動体・企業が環境問題の解決に向けてどのような取組をしており、その成果はどんなものかを分析評価する実践的な研究を紹介している。 

備考(Remarks)  

2016  Simulation and Gaming in the Network Society  共著   
Springer Singapore  , 未設定  , 12p.  , 2016/080/03   

概要(Abstract)  2015年7月に開催されたISAGA2015(国際シミュレーション&ゲーミング学会)において発表した内容を論文としてまとめたものである。日本・中国・韓国の3カ国で大学生を対象に廃棄物ゲームという廃棄物の不法投棄問題をシミュレートしたゲーミングを使用した環境教育効果を比較し、その結果を報告したものである。 

備考(Remarks) Translational Systems Sciencesというシリーズの第9巻である。
ISBN:978-981-10-0574-9
ISBN 978-981-10-0575-6 (eBook)
著作権者:Springer Science+Business Media Singapore
2015年7月に開催されたISAGA2015(国際シミュレーション&ゲーミング学会)において発表した内容。2015年8月に本への掲載決定連絡
章番号はChapter25(掲載ページは357―368ページ)
章タイトル:Environmental Education by Playing an Industrial Waste Game: A Comparison Between Chinese, Korean, and Japanese University Students
著者:Hiroe Maeda, Yukio Hirose, and Kyosuke Ohana 

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