研究者詳細

研究経歴
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長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  政策形成への市民参加における無作為抽出による市民の熟議が人々の評価・行動に及ぼす影響 

概要(Abstract) 市民討議会や近年の気候市民会議をはじめとしてさまざまな市民参加による討議・合意形成手法は開発されていますが、こうした場に実際に参加する人が少なければ、参加の場が十分生かされないことになります。市民の参加を促す方法を、参加意図の規定因ということが明らかになってきたエンパワーメント獲得の期待を高めるという点で具体的な方策を考え、その効果を明らかにします。
 また、参加前後での熟議テーマに関連する行動(気候市民会議であれば、省エネなどの環境配慮行動、環境ボランティア活動など)の行動変容とその促進要因も検討します。 

長期研究  持続可能な社会づくりにおけるチャリティショップ利用を通したエシカル消費行動とその効果 

概要(Abstract) チャリティショップの利用(寄付、購入、運営ボランティア)に影響する社会心理学的要因の明らかにする。また、他の環境配慮的行動など、関連する行動との規定因の共通点・相違点を明らかにする。利用拡大に向けたアプローチの提案とその効果の測定などを行なう。
最終的に、チャリティショップが地域社会・地域環境の改善に資するための政策パッケージの提案まで目指す。 

短期研究  市民討議会の普及・継続が参加者・地域住民に及ぼす効果 

概要(Abstract) 無作為抽出の市民を参加者として招待するドイツのプラーヌンクスツェレを手本とする「市民討議会」は近年、日本全国で開催されるようになっています。そして、1回限りの開催ではなく、2年目、3年目と継続して開催する地域も増えています。こうした地域での参加経験が参加者に及ぼす影響や、未経験者の参加意図を規定する要因についてエンパワーメント(知識や自信の獲得など有能感・必要なサポートが得られるネットワーク形成や他の参加者への信頼感といった連帯感、自分たちの活動が行政や地域住民などさまざまな主体に影響を与えたという有効感)を中心に検討しています。 

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