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学術論文
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年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2010  第3回市民討議会見本市報告  単著   
地域社会研究  , 別府大学地域社会研究センター  , /19  , pp.22-28  , 201011   

概要(Abstract)  その年度に開催された「市民討議会」の中から、特徴的な事例が発表され、市民討議会の改善の点から参加者が質疑・意見交換する「市民討議会見本市」について、2009年度に開催された事例が発表された第3回市民討議会見本市の報告・質疑概要について、紹介した。 

備考(Remarks)  

2009  バイエルン州におけるプラーヌンクスツェレに関する社会心理学的調査の報告 ―参加者と非参加者の比較を中心に―  単著   
地域社会研究  , 別府大学地域社会研究センター  , 16  , pp.11-19  , 200903   

概要(Abstract) 2008年9月の第7回日本プラーヌンクスツェレ研究会での発表内容の寄稿である。プラーヌンクスツェレとはドイツで開発された無作為抽出市民による4日間連続の会議である。25人を1単位として複数開催が特徴であるため、時には数百人の市民が参加し、量的調査に適した事例といえる。ドイツのバイエルン州で健康政策をテーマに開催されたプラーヌンクスツェレの事例概要紹介、調査結果として、手続き的公正さの評価とその下位概念の評価が社会的受容に及ぼす影響とエンパワーメント評価が今後同様の機会があった場合の参加意図に及ぼす影響について参加者・開催地域の非参加者(本調査のために無作為抽出した一般市民)を比較した結果を示した。参加者・非参加者とも自身の参加を仮定した場合のエンパワーメント期待が参加意図を規定していたが、参加者は有効感、非参加者は有能感が影響していた。公共政策への市民参加促進アプローチで具体的にどのエンパワーメントに働きかけるべきか示唆を得た。 

備考(Remarks)  

2009  Expectation of empowerment as a determinant of citizen participation in waste management planning  共著   
Japanese Psychological Research  , 日本心理学会(Japanese Psychological Association)  , 51/1  , pp.24-34  , 2009/3   

概要(Abstract) 計画策定への市民参加に対する参加意図の規定因の検討を目的とした。参加の意思決定は社会的ジレンマ事態であり、選択的誘因として参加を仮定した場合のエンパワーメント期待が主に影響すると仮説を立てた。一般廃棄物処理基本計画の策定を開始した日進市において、2001年8月に650人のボランティア活動経験者に質問紙調査を実施した。その結果、a)社会的便益評価(よりよい計画作成など直接的効果評価や学校の環境教育促進など間接的な波及的効果評価)は、計画策定への市民参加の総合評価に強く影響した。b)他方、個人的エンパワーメント期待(参加により期待される視野の拡大や情報の獲得など有能感、他の参加者との連帯感)は計画策定への市民参加の行動意図に最も強く影響した。そしてc) 市民参加の総合評価は、市民参加の行動意図に有意な影響を及ぼさなかった。廃棄物にとどまらず公共政策への市民参加の規定因を実証することは政策策定プロセスの改善にとって意義あると考えられる。 

備考(Remarks)  

2008  環境保全活動への参加意図の規定因としてのエンパワーメンに関する社会心理学的研究(博士論文)  単著   
2009/03   

概要(Abstract) 環境保全活動(環境政策への市民参加やボランティア活動)の参加の意思決定として、参加者のみが得られるエンパワーメント(期待)の効果に注目し、環境基本計画・一般廃棄物処理基本計画策定への市民参加を事例にボランティア活動経験者(研究1)と無作為抽出市民(研究2)に調査を行ない、
1.環境保全活動の総合評価の規定因は、共益としての社会的便益評価と非効率性評価
2.参加意図の規定因は、社会的ジレンマ事態であるため、選択的誘因のエンパワーメント(期待)と個人的コストであり、総合評価は参加意図の主な規定因とはならない。
 と示した。
 次にエンパワーメントの規定因を、個人的コストの大小と活動の種類(計画策定への市民参加とボランティア活動)による4事例(研究3~6)で、その参加者(研究6は当該事例地域から無作為抽出した参加未経験者も)に調査し、市民参加型会議では会議の実効性評価などであると示した。公共政策形成への市民参加の規定因を明らかにすることができた。
 

備考(Remarks)  発行年月は博士学位を授与された年月を記入した。 

2008  無作為抽出をもとにした市民会議参加者の代表性の検討  共著   
社会技術研究論文集  , 社会技術研究会  , 5  , pp.78-87  , 200805   

概要(Abstract) 「市民参加による循環型社会の創生に関する研究」での「市民が創る循環型社会フォーラム」の「市民会議」は、開催当時、国内でほぼ初めて無作為抽出を基礎として参加者を決定した。そこで、市民参加モデルで課題とされる参加者の代表性を会議参加者が母集団(名古屋市の20歳以上の市民)と比較して偏りが見られるか、性別年齢分布と市民参加に対する意見分布から検討した。市民参加に対する意見分布は、参加者決定手続きの際に実行委員会が参加依頼を目的として実施した名古屋市の選挙人名簿から無作為抽出した2000名へのアンケートの回答者全体(498名)および「市民会議」への参加希望者(137名)と比較した。いずれの比較も統計的に有意な偏りはあまり見られなかった。公共政策において、今後増加すると考えられる市民参加による計画の策定で、策定された計画の社会的受容において重要とされる手続き的公正さの下位基準である参加者の代表性は他の事例でも検討する必要性などについて論じた。 

備考(Remarks)  

2007  なごや循環型社会・しみん提案会議紹介: 社会の中で動き出したハイブリッド型会議  共著   
PI-Forum誌  , PI-Forum  , /3  , pp.14-17  , 200707   

概要(Abstract) 「市民参加による循環型社会の創生に関する研究」での「市民が創る循環型社会フォーラム」が名古屋市に注目され、名古屋市の第4次一般廃棄物処理基本計画に先立つ市民参加として、2006年秋~2007年春に「なごや循環型社会・しみん提案会議」をハイブリッド型会議で開催した。本稿は、まず、名古屋市でのごみ非常事態宣言と容器包装リサイクル法に基づく新分別回収制度導入経緯と市民の評価、今後目指すべき循環型社会像に関する合意形成の必要性を示した。その上で、「なごや循環型社会・しみん提案会議」の発足経緯と会議概要(参加者選出手続き、会議の各回の内容、ステークホルダー会議での結果とそれを受けて専門家が作成した4種類の循環型社会のシナリオ、市民会議の結果)を紹介した。 

備考(Remarks)  

2006  日独における環境配慮行動の阻害要因の比較―フォーカス・グループの実施―  共著   
人間文化研究科年報  , 奈良女子大学  , /22  , pp.159-168  , 200703   

概要(Abstract) 名古屋市とドイツのケルン市においてごみ問題と公共交通利用という2つのテーマによりフォーカス・グループを実施した結果を報告した。両都市で、公共交通利用については、利用の阻害要因は類似しているなど、共通の要因が多く見られた。異なる国でも、同規模の都市・公共交通機関の発達度であり、人口密度が高く、駐車スペースが少ないなど交通環境が類似していたためと考えられた。ごみ減量については、名古屋市では企業の利益追求の姿勢を指摘する内容が多く見られた。名古屋市とケルン市の双方で消費者の意識に関する指摘はあったが、その重要度は他の要因と比べると低かった。また、フォーカスグループインタビューの利点(他の参加者との意見交換により、他の人も環境問題に関心があるという認識をもち、環境配慮行動を促進する可能性や、調査の方法として、参加者同士の自由な意見交換を観察可能など)と欠点(進行係のバイアスの可能性や参加者数が少数に限られることなど)について論じた。 

備考(Remarks)  

2005  市民参加型会議におけるエンパワーメント評価  共著   
社会技術研究論文集  , 社会技術研究会  , 3  , pp.279-289  , 200511   

概要(Abstract) 「市民参加による循環型社会の創生に関する研究」において行なった「市民が創る循環型社会フォーラム」の「市民会議」の参加者16名全員に対して、会議評価を会議終了後の郵送法による質問紙調査により検討した。Webler(1995)の実効性評価(十分な議論と理解の共有・会議の成果評価)が高い参加者ほど、参加の効果評価としてのエンパワーメント(有能感や有効感)の評価も高かった。さらに、エンパワーメントの評価が高いほど、今後同様の市民参加の会議が開催された場合の参加意図も高かった。本事例では参加者数が少ないため、結果の一般化には限界があるものの、市民参加型合意形成手法の開発・実践機関として多くの実績を持つDanish Board of Technologyでさえ開催後の評価が十分行なわれていない現状で、実証的に評価を示したことは、今後の公共政策策定への市民参加における効果評価の先駆的な事例といえる。 

備考(Remarks)  

2004  市民参加による循環型社会の創生をめざしたステークホルダー会議の評価  共著   
社会技術研究論文集  , 社会技術研究会  , 2  , pp.49-58  , 200410   

概要(Abstract) 「市民参加による循環型社会の創生に関する研究」として、参加型会議の実践を通した手法開発・提案のために開催したステークホルダー会議と市民会議を組み合わせたハイブリッド型会議「市民が創る循環型社会フォーラム」のうち、2003年度「ステークホルダー会議」の概要を報告した。テーマに対して異なる立場・利害・見解をもつ問題当事者による討議を通して、テーマに関する論点の広がり・深まりや合意点または異なる見解・価値観の明確化と対立軸の発見が期待できる「ステークホルダー会議」で名古屋のごみ減量化取組の評価と循環型社会シナリオを作成する専門家への注文を行い、その後に「市民会議」でテーマに関して特別の利害を持たない市民が共通の情報提供により対話することで共益の視点からの合意(不一致点の明確化も含む広義の合意)として目指す循環型社会シナリオの選択と実現の取組について議論するのが適切と考えられた。会議設計・進行・会議目的の達成に関する評価を報告した。 

備考(Remarks)  

2004  デンマークにおける参加型会議の実践とその評価  共著   
社会技術研究論文集  , 社会技術研究会  , 2  , pp.59-67  , 200410   

概要(Abstract) 2004年2月に実施したデンマークのDanish Board of Technologyのスタッフや参加型会議先行事例の主催者(DBT)、開催対象自治体(市民ヒアリングにおいてのみ、自治体は開催依頼者でもある)、参加者へのヒアリング調査結果から、各事例の会議開催の背景、会議評価、結果の扱いや参加の意義に関する結果を報告した。ヒアリング対象とした事例は、持続可能な発展に関する市民ヒアリング、ローカルアジェンダに関する市民ヒアリング、ロードプライシングに関するコンセンサス会議の3事例である。デンマークでは選挙での投票率も非常に高く、政治家も民意の収集を積極的に行なっている。しかし、DBTによる参加型会議ではさまざまな利害をもった人間が一堂に会して、互いの利害を理解しながら共に提案を策定していくため、従来のパブリックコメントよりも政策提言として重みがあるとの評価は自治体職員、議員、参加者のいずれから得られた。 

備考(Remarks)  

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