2025/04/15 更新

写真b

モギ リョウジ
茂木 良治
MOGI Ryoji
所属
外国語学部 フランス学科 教授
職名
教授
主な研究課題
長期研究:フランス語教育・学習の指針策定

長期研究:外国語としてのフランス語習得研究

短期研究:留学による異文化適応プロセス

短期研究:ICT(情報通信技術)を活用したフランス語教育

短期研究:自律学習を可能にする環境の構築及び支援者によるファシリテーションについて
専攻分野
外国語教育学、応用言語学、フランス語教育

学位

  • 言語学博士(Doctorat en sciences du langage) ( 2010年12月   リール第三大学(Université Lille 3) )

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    博士

研究分野

  • 人文・社会 / 外国語教育

学歴

  • リール第三大学(Université Lille 3)   言語学(Sciences du langage)

    - 2010年12月

  • 上智大学   外国語学研究科   言語学専攻

    - 2005年3月

  • 上智大学   外国語学部   フランス語学科

    - 2000年3月

所属学協会

  • 南山学会

  • M-GTA研究会

  • 日本外国語教育推進機構(JACTFL)

  • 上智大学言語学会

  • コンピュータ利用教育学会

  • 外国語教育メディア学会

  • 日本教育工学会

  • 日本フランス語教育学会(理事)

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委員歴

  • 南山学会  

  • M-GTA研究会  

  • 日本外国語教育推進機構(JACTFL)  

  • 上智大学言語学会  

  • コンピュータ利用教育学会  

  • 外国語教育メディア学会  

  • 日本教育工学会  

  • 日本フランス語教育学会  

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論文

  • 教科横断的なフランス語の実践とその効果 査読

    茂木良治、松川雄哉、武井由紀、野澤督、中野茂、菅沼浩子、山田仁

    複言語・多言語教育研究   ( 12 )   136 - 151   2025年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 『フランス語の学習指針』に基づく授業実践の評価と検証-語彙・文法学習モデルの効果検証を中心に-

    複言語・多言語教育研究   8   89 - 105   2020年12月

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    出版者・発行元:一般社団法人日本外国語教育推進機構  

  • 短期留学プログラムによる長期留学促進効果と阻害要因

    アカデミア 文学・語学編   107号   175 - 195   2020年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • 短期留学におけるフランス語学習態度の変容

    アカデミア 文学・語学編   99   67 - 89   2016年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • Technologies de l’Information et de la Communication (TIC) et auto-apprentissage en didactique du FLE au Japon

    Revue japonaise de didactique du français   Vol. 2 ( No. 1 )   153 - 171   2007年10月

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    出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • 外国語教育においてどのように異文化間能力を養成するのか-学習活動と評価法からの考察-

    アカデミア 文学・語学編   111   109 - 131   2022年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • 「フランス語の学習指針」策定のために―その理論的位置づけ―

    複言語・多言語教育研究   4   70 - 86   2017年3月

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    出版者・発行元:日本外国語教育推進機構(JACTFL)  

  • CSCL環境における学習ストラテジーの分析

    上智大学言語学会会報   第26号   47 - 60   2012年1月

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    出版者・発行元:上智大学言語学会  

  • Nouveau métier, nouvelle formation du conseiller en ligne en didactique des langues et cultures étrangères

    Thèse de doctorat (博士論文)   323 p.   2010年12月

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    出版者・発行元:Université Lille 3  

  • フランス留学を支援するマルチメディア教材の開発に向けて

    学術研究-複合文化学編-   第58号   91 - 100   2010年2月

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    出版者・発行元:早稲田大学教育学部  

  • 外国語教育におけるブレンディッドラーニングの実践報告

    早稲田教育評論   第23巻 ( 第1号 )   19 - 32   2009年2月

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    出版者・発行元:早稲田大学教育総合研究所  

  • 海外の事例にみるeラーニング学習支援者

    学術研究-複合文化学編-   第57号   53 - 62   2009年2月

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    出版者・発行元:早稲田大学教育学部  

  • 遠隔自律学習環境における日本人学生の学習行動-留学の準備を支援するサイトVIFEの事例より-

    Revue japonaise de didactique du français   Vol. 3 ( No. 1 )   112 - 129   2008年10月

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    出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • フランス語学習過程へのe-Learningの統合-Tokyo-GrenobleとVIFEの事例より-

    上智大学外国語学部紀要   第42号   55 - 78   2008年3月

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    出版者・発行元:上智大学外国語学部  

  • La dynamique d’une communauté virtuelle – Utilisation d’un forum de discussion pour la préparation à des études en France –

    Études didactiques du FLE au Japon   第15号   67 - 82   2006年5月

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    出版者・発行元:PEKA  

  • Nécessité d’une préparation à l’autoformation en formation à distance

    Cahiers de l’ASDIFLE   No. 17   pp. 322 - 329   2006年3月

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    出版者・発行元:Association de didactique du français langue étrangère  

  • Les processus d’apprentissage des apprenants japonais face aux Technologies de l’Information et de la Communication (TIC) dans un dispositif hybride à distance

    Mémoire de Master 2 (修士論文)   116 p.   2005年9月

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    出版者・発行元:Université Lille 3  

  • 日本のフランス語学習環境への情報コミュニケーション技術(TIC)の統合に向けて

    Études didactiques du FLE au Japon   第14号   70 - 85   2005年5月

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    出版者・発行元:PEKA  

  • 遠隔外国語学習における学習支援者の役割-フランス語教育の実践例より-

    日本語教育論集   21号   3 - 22   2005年3月

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    出版者・発行元:国立国語研究所  

  • インタラクティブなWeb教材によるフランス語聴解学習:演繹的フィードバックと帰納的フィードバック

    Sophia Linguistica   No. 52   35 - 50   2005年3月

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    出版者・発行元:上智大学国際言語情報研究所  

  • Analyse qualitative des stratégies d’apprentissage dans le cadre d’un stage linguistique

    フランス語教育   No. 32   67 - 85   2004年7月

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    出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • Le Projet FR2003, programme d’enseignement de français : utilisation d’un système de visioconférence et activités à distance

    上智大学外国語学部紀要   第38号   55 - 83   2004年3月

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    出版者・発行元:上智大学外国語学部  

  • フランス語教育における学習ストラテジー研究

    Études didactiques du FLE au Japon   第12号   68 - 87   2003年5月

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    出版者・発行元:PEKA  

  • 大学におけるリアルタイム遠隔学習の設計と実装

    日本ディスタンスラーニング学会会誌   4   3 - 12   2003年3月

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    出版者・発行元:日本ディスタンスラーニング学会  

  • Apprentissage du français assisté par un système informatique interactif : comparaison entre les feedbacks déductif et inductif

    修士論文   162 p.   2002年3月

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    出版者・発行元:上智大学  

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書籍等出版物

  • フランス語の学習指針~日本の中等教育におけるフランス語教育のために~ -ver. 2.0-

    ( 担当: 共著)

       2022年3月 

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    著書種別:調査報告書

  • CEFRから外国語学習評価を考える

    ( 担当: 単著)

    立教大学外国語教育研究センター 外国語教育研究ジャーナル  2021年12月 

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    担当ページ:pp.209-212   著書種別:調査報告書

  • 他者とつながる外国語学習をめざして 「外国語学習のめやす」の導入と活用

    ( 担当: 共著)

    三修社  2019年4月 

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    総ページ数:348 p.  

    執筆担当部分:第5章「『フランス語の学習指針』と『めやす』」, pp. 94-107(14p.)

  • フランス語の学習指針~日本の中等教育におけるフランス語教育のために~ -ver. 1.0-

    ( 担当: 共編者(共編著者))

       2019年3月 

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    著書種別:調査報告書

  • ことばを教える・ことばを学ぶ―複言語・複文化・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と言語教育

    ( 担当: 共著)

    行路社  2018年3月 

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    総ページ数:348 p.  

    執筆担当部分:第12章「日本のフランス語教育へのCEFRの影響について―受容状況と今後の展開に関する一考察」, pp. 275-291(17p.)

  • フランス語の学習指針~日本の中等教育におけるフランス語教育のために~ -ver. 0.1-

    ( 担当: 共編者(共編著者))

       2018年3月 

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    著書種別:調査報告書

  • 「フランス語の学習指針」策定からアクティブラーニングを考える

    ( 担当: 共著)

    関西フランス語教育研究会 Rencontres  2017年7月 

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    担当ページ:pp. 35-39   著書種別:調査報告書

  • プロジェクト学習と評価ルーブリック

    ( 担当: 共著)

    獨協大学 第30回獨協大学フランス語教育研究会報告  2017年3月 

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    担当ページ:pp. 27-29   著書種別:調査報告書

  • 多様な読み方を発見させる工夫:訳読する習慣を改善するために

    ( 担当: 単著)

    PEKA Études didactiques du FLE au Japon  2013年5月 

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    担当ページ:pp. 60-64   著書種別:調査報告書

  • 学習者のモチベーション維持を図るための学習日誌の活用

    ( 担当: 単著)

    PEKA Études didactiques du FLE au Japon  2012年5月 

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    担当ページ:pp. 35-40   著書種別:調査報告書

  • 学習者のことを知るための「アンケート」

    ( 担当: 単著)

    PEKA Études didactiques du FLE au Japon  2010年5月 

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    担当ページ:pp. 14-21   著書種別:調査報告書

  • Le français dans le monde, Recherches et Applications – faire des études supérieures en langue française –

    ( 担当: 共著)

    CLE International  2010年1月 

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    総ページ数:186  

    執筆担当部分: "La préparation en ligne des étudiants japonais aux études supérieures en France"

  • 上智大学CALL教材開発プロジェクト 1997 : 2004-学習環境構築とコンテンツ設計

    ( 担当: 共著)

    創英社/三省堂書店  2004年3月 

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    総ページ数:293  

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MISC

  • 「外国語教育研究ハンドブック」(竹内理, 水本篤編, 2012)

    Revue japonaise de didactique du français   Vol. 8, No. 1   221 - 224   2013年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • 「日本と諸外国の言語教育におけるCan-Do評価-ヨーロッパ言語共通参照枠(CECR)の適用-」(Schmidt, M G., Naganuma, N. ほか3名編, 2010)

    Revue japonaise de didactique du français   Vol. 7, No. 1   134 - 137   2012年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • 「詳説第二言語習得研究-理論から研究法まで-」(白畑知彦, 若林茂則ほか1名著, 2010)

    Revue japonaise de didactique du français   Vol. 7, No. 1   137 - 140   2012年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

  • “Internet et la classe de langue” (Mangenot, F. & Louveau, E. 著, 2006)

    Revue japonaise didactique du français   Vol. 3, No. 1   267 - 269   2008年10月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本フランス語教育学会  

講演・口頭発表等

  • プロジェクト型学習とルーブリック評価

    山田仁、菅沼浩子、中野茂、茂木良治、武井由紀、野澤督

    第38回関西フランス語教育研究会  2025年3月  関西フランス語教育研究会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:関西日仏学館(大阪)  

  • 教科を横断したフランス語の授業の可能性を探る

    茂木良治、武井由紀、松川雄哉、野澤督、菅沼浩子、中野茂、山田仁

    日本フランス語教育学会2024年度大会  2024年5月  日本フランス語教育学会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学  

  • 内容重視型授業に向けた教材開発と実践報告

    第38回関西フランス語教育研究会  2024年3月  関西フランス語教育研究会

  • 教科や専門知を横断したフランス語の授業設計

    第37回関西フランス語教育研究会  2023年3月  関西フランス語教育研究会

  • 多様な評価方法を取り入れたフランス語授業-『フランス語の学習指針』に基づいた授業の実践報告より-

    日本フランス語教育学会全国大会  2022年6月  日本フランス語教育学会

  • CEFRから学習評価を考える

    シンポジウム「複言語主義に基づいた大学教育実践への取り組み~仏独西中朝英の教育現場から」  2021年7月  立教大学外国語教育研究センター

  • 『フランス語の学習指針』のホームページ紹介とその活用法

    第35回関西フランス語教育研究会  2021年3月  関西フランス語教育研究会

  • 学習指導案を共有する-『フランス語の学習指針』に基づく授業の指導案

    Journée pédagogique de la langue française 2020  2020年12月  日本フランス語教育学会

  • 『フランス語の学習指針』における語彙・文法学習

    Journée pédagogique de la langue française 2019  2019年12月  日本フランス語教育学会

  • 中等教育・高等教育におけるフランス語教育の現状と課題

    日本フランス語フランス文学会 2019年度東北支部大会  2019年11月  日本フランス語フランス文学会 東北支部

  • 日本の中等教育におけるフランス語教育を考える-「フランス語の学習指針」ver.0.1 完成報告-

    日本フランス語教育学会春季大会  2018年6月 

  • 『フランス語の学習指針』にもとづいた授業実践報告

    日本外国語教育推進機構  2018年3月 

  • Projet de réalisation d’un référentiel pour l’enseignement et l’apprentissage du français langue étrangère au Japon

    4e congrès CAP-FIPF  2017年9月  CAP-FIPF, 日本フランス語教育学会

  • 「フランス語の学習指針」の策定からアクティブラーニングを考える

    第31回関西フランス語教育研究会  2017年3月  関西フランス語教育研究会

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    「フランス語の学習指針」策定研究会は日本フランス語教育学会会員有志の集まりであり、2017年1月末現在で既に6回の会合を行っている。この研究会では、現在の中等・高等教育におけるフランス語教育の課題について検討し、フランス語教育の目的をその理念レベルからとらえ直すことから始めた。そして、グローバル化時代の市民性教育の一環としてフランス語教育を位置づけ、中等・高等教育における学習目標とコミュニケーション能力指標を明記した「フランス語の学習指針(以下、学習指針)」の策定を目指している。 「学習指針」は、「積極的に他者と関わる」、「異文化に開かれた態度を持つ」、「グローバル社会に参加する」を教育理念として掲げており、このような理念を実現する主要な概念の一つとして「アクティブラーニング」をとらえている。成田(2016)*に、アクティブラーニングが目指す能力や態度として、生涯に渡って学び続ける力、問題発見・問題解決力、ジェネリックスキル(汎用的技能)、主体性が挙げられているように、外国語教育に「アクティブラーニング」を導入することで、外国語運用力の向上だけではなく、市民性教育が目指す社会的スキル(主体性、他者との協調性等)の養成にも寄与すると考えている。  アトリエの前半では、「アクティブラーニング」の定義や理論的背景について触れながら、我々が策定を進めている「学習指針」の掲げる教育理念や特徴について紹介する。アトリエの後半では、「学習指針」で設定しているコミュニケーション能力指標に基づきながら、アクティブラーニングを意識した学習活動を実際に参加者とともにデザインするグループワークを実施する予定である。そして、学習活動のデザインを通して、フランス語教育においてアクティブラーニングを意識した活動がどのように構築できるのか検討し、アイデアを共有したい。また、このような学習活動における学習者のパフォーマンスをどのように評価するかについても検討できればと考えている。

  • 外国語学習の指標―フランス語の場合―

    第5回JACTFLシンポジウム  2017年3月  日本外国語教育推進機構(JACTFL)

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    主に日本における高等学校・大学レベルにおける外国語学習の指標に着目し、学習指導要領や文科省「外国語教育多様化推進地域事業」と関わる資料、ならびに国際文化フォーラム「外国語学習のめやす」等を対象に、これまでの行政・学会・民間における経緯と現状を分析した上で、英語以外の言語における公認指標の必要性や重要性を改めて指摘しつつ、フランス語の学習指針策定の動きについて述べる。

  • プロジェクト学習と評価ルーブリック

    第30回獨協大学フランス語教育研究会  2016年12月  獨協大学

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    このアトリエを担当するanimateurたちは、公益財団法人国際文化フォーラムが主催した『外国語学習のめやす』マスター研修に参加した経験を有する。この『外国語学習のめやす』は、もともとは中高生の韓国語・中国語教育向けに開発された指標であり、「言語」・「文化」・「グローバル社会」の3領域と「わかる」・「できる」・「つながる」の3能力を視野に入れた学習活動(特にプロジェクト学習)のデザインや、評価ルーブリックの利用の推奨など、我々のフランス語教育の実践にも役立つアイデアに富んでいる。 そのなかでも、本アトリエでは、様々な教科において近年活用されている評価ルーブリックに着目する。評価ルーブリックは、プロジェクト学習やグループ活動など評価する対象が多岐に渡っている場合にも利用することができる。また、学習者に対して評価基準や到達目標を事前に明示できるなど評価の可視化に役立つ。さらに、学習者たちの自己評価だけでなく、相互評価にも有効ともいわれている。 そこで、本アトリエでは、まず『外国語学習のめやす』に基づいてanimateurたちが実施したプロジェクトワークを紹介し、その際に使用した評価ルーブリックとその利点・問題点について報告する。その後、グループに分かれ、実際に評価ルーブリックを作成し、作成する段階でどのようなことに注意すべきか、どのような点が難しかったか、そして、今後どのような実践にこのような評価ルーブリックが活用できるかなど、参加者全員で意見交換をし、アイデアを共有したい。

  • 日本の中等教育におけるフランス語教育を考える―「フランス語学習の指針」策定作業中間報告(1)

    日本フランス語教育学会秋季大会  2016年10月  日本フランス語教育学会

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    グローバル社会における複言語教育の重要性が唱えられるなか、現行学習指導要領では英語以外の外国語は「英語に準ずる」とされているため、日本の中等教育におけるフランス語教育は、具体的な教育内容や到達目標、評価方法等を示す参照基準が存在しないという大きな問題点を抱えている。その結果として、現状ではフランス語教育の基準は学校ごと、さらには教員という個人レベルで定められると言っても過言ではないほど、中等教育におけるフランス語教育の目的、方法、そしてその質は種々雑多である。加えて近年、日本の外国語教育における英語一極集中がますます加速されてきていることを考慮すると、中等教育段階におけるフランス語の学習指針を早急に策定してその存在意義を確認・アピールする必要性があることを、フランス語教育関係者は痛感すべきである。  このような状況のなか、2014年2月に日本言語政策学会多言語教育推進研究会が『グローバル人材育成のための外国語教育政策に関する提言―高等学校における複数外国語必修化に向けて―』を、フランス語を含む外国語科目の学習指導要領素案と共に文科省へ提出した。またその『提言』作成過程の2013年8月に「フランス語学習の指針」づくり研究会が発足し、以後3回の研究会が開催された。この研究会活動を引き継ぐ形で、今年5月に発表者ら有志により「フランス語学習の指針」策定研究会が始動された。これまでに研究会を重ね、具体的な策定作業に取り組んでいる。  本発表では、以上の経緯をふまえてこれまでの策定作業について説明しつつ、現段階の到達点として指針の対象や指針に盛り込む内容について報告する。また、直面している問題や今後の作業行程、「指針」を策定する重要性と必要性、ならびにこの「指針」がもつ可能性を提示することで、フランス語教育の関係者と共に日本におけるフランス語教育のあり方を考える機会にしたいと考えている。

  • 学生はどのようにフランス短期留学を意味づけているのか

    2016年度日本フランス語教育学会秋季大会  2016年10月  日本フランス語教育学会

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    本学では、フランス語力の向上、異文化理解の促進、フランス語学習への動機づけを目的として、1年次生を対象にオルレアンでの1ヵ月の短期留学(フランス語実習)を毎年実施している。学生たちは、現地の家庭にホームステーし、日中はオルレアン大学の語学学校IDF(Institut de français)でフランス語を学ぶ。週末はパリを訪れたり、モンサンミシェルなどの歴史的建造物を見学する。このような短期留学プログラムは多くの大学で実施されており、2012年度におこなわれたフランス語教育実情調査によると、57校にものぼる。 これまで、このような短期留学は効果的なのか、主に語学力の向上や異文化接触という面から、簡単なアンケート調査などを通して評価されてきた。しかしながら、これらの調査の多くが教育機関の視点に立ったものばかりで、参加学生の視点から詳細に調査した研究はほとんど見当たらない。そこで、本研究では、参加した学生たちは短期留学のどのような面を評価しており、どのような点が学生たちにとって価値のある経験だったのかなど、学生たちの言葉から詳細に分析することを試みた。 本研究では、短期留学に参加した学生11名に対して、約40~60分程度の半構造化インタビューを実施した。主に、「フランス語実習はどのような体験でしたか」、「印象的な出来事はどのようなことでしたか」、「フランス語実習で後悔したことはありますか」などオープンな質問から開始し、より細かな質問を展開し、フランス語実習の体験について語ってもらった。分析に際しては、木下(2003)の修正版GTA(M-GTA)を採用し、インタビューデータを質的に分析した。M-GTAは質的データの解釈から説明力のある概念の生成を行い、そうした概念の関連性を高め、まとまりのある理論を生成する手法であり、本発表では、この分析のプロセスおよび結果を報告する。

  • フランスでの短期語学研修は日本人学習者の学習態度にどのような影響を与えるか

    日本フランス語教育学会 秋季大会  2014年11月  日本フランス語教育学会

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    本発表では、フランスにおける短期語学研修の体験が、フランス語を専門とする日本人学習者の学習態度にどのように影響したのか明らかにすることである。本学では毎年2月にオルレアン大学の語学学校IDF(Institut de français)への1ヶ月間の短期留学を実施している。学生(学習者)たちは現地の家庭にホームステーし、平日は語学学校で一般フランス語・文化・発音などの授業を受ける。また、演劇・シャンソン・ゲーム活動などのアトリエにも参加する。この研修に参加することで、本学から4単位を受けることになる。近年、多くの大学で、このように単位認定をする形式で短期語学研修への参加を奨励している一方で、研修による効果や影響についての実証研究はほとんど見当たらない。 本研究では、短期語学研修が日本人学習者のフランス語に対する学習態度にどのような影響を与えたか調査するために、研究手法として主に質的分析を採用する。質的データとして、短期語学研修から帰国した後に実施した半構造化インタビューでのコメントを採用する。この1ヶ月間のフランス滞在の経験が、学習者のフランス語に対する学習態度(モチベーション・授業への取り組み方など)に影響を与えたか、影響を与えた場合、どのようなことがきっかけで変化がおきたか、などインタビューデータを書き起こし、質的分析を実施した。インタビューではほとんどの学生が研修に参加したことで、フランス語学習に対するモチベーションが高くなったと答えていた。発表では、そのモチベーションが高まったきっかけ、フランス語学習に対する態度の変化、長期留学する・しないという選択への影響についてなどを中心に分析結果を報告する。

  • ヨーロッパ言語ポートフォリオによる能力記述に基づいた授業実践:学習活動のデザインと日本人学習者の自己評価

    日本フランス語教育学会秋季大会  2012年11月 

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    本発表では、ヨーロッパ言語ポートフォリオ(PEL)の自己評価チェックリストにおける能力記述を基にデザインした学習活動(activité)を中心に据えたフランス語の授業実践と、アクションリサーチによるその評価を報告する。対象としたクラスは主に第二外国語としてのフランス語を学習して二年目の学生で構成されている。このクラスの学生の多くは一年目に学習した文法事項や表現があまり定着しておらず、フランス語でコミュニケーションをすることに困難を感じている。そこで、これらの定着を図るコミュニケーション活動をデザインするためにPELの能力記述が有効なツールであると考え、導入した。また、このような能力記述を基に学生が自己評価を行うことで、フランス語で何ができるのか可視化することが可能となり、彼らの学習意欲の向上にも効果があるのではないかと考えたからである。  授業の流れは以下のとおりである。第1回目の授業でPELの自己評価チェックリストA1レベル(日本語訳)を学生に配布した。学生は全24項目の能力記述文を読み、①現在の段階では出来ない、②教科書や辞書を使いながらならばできる、③教科書や辞書なしでもすぐに簡単にできる、の3段階の中から自分のレベルに合うものを一つ選択する。その際に、この授業のゴールは全項目を③のレベルにすることであると伝えた。第2回目から第15回目までの授業では、これらの能力記述を基に作成された活動やタスクを通して、学生はフランス語を学習する。第15回目の授業の終わりに再度同じチェックリストで自己評価を行なってもらった。また、この授業実践に関するアンケートも実施した。 学生による自己評価の推移、この授業に関するアンケート、毎授業後に学生に記入を求めた学習日誌の記述内容(省察)、そして言語産出をデータとし、この授業実践の効果と問題点について報告する。

  • CSCL環境における学習ストラテジーの分析

    上智大学言語学会  2011年7月  上智大学

  • フランス人チューターによるオンラインでの添削

    日本フランス語教育学会  2011年5月 

  • 日本人学習者とフランス人チューターの遠隔でのコラボレーションにおける教師の役割

    第24回Rencontres Pédagogiques du Kansaï  2010年3月  関西フランス語教育研究会

  • 学習者から見た遠隔自律学習―オンライン学習日誌の分析より―

    国際研究集会2009『外国語教育の文脈化:『ヨーロッパ言語共通参照枠』+複言語主義・複文化主義+ICTとポートフォリオを用いた自律学習』  2009年4月  京都大学

  • 外国語教育におけるオンライン学習支援者の育成に向けて

    2008年度日本フランス語教育学会秋季大会  2008年10月  日本フランス語教育学会

  • インストラクショナルデザインに基づいたフランス語遠隔学習環境の構築

    2008年度日本フランス語フランス文学会春季大会  2008年5月  日本フランス語フランス文学会

  • ICTによる外国語自律学習環境におけるメンターの支援

    国際シンポジウム『ICTによる外国語教育と自律学習-二つのコストと学習支援』  2007年12月  北海道大学・京都大学

  • 留学支援を目的としたMoodleによるフランス語自律学習

    国際シンポジウム『ICTによる外国語教育と自律学習-二つのコストと学習支援』  2007年12月  北海道大学・京都大学

  • フランス語教育におけるe-learningプラットフォームを活用した遠隔教育の試み

    第2回パーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会  2007年12月  パーソナルコンピュータ利用技術学会

  • 留学の準備を支援する遠隔プログラムにおける日本人学習者の行動

    2007年度日本フランス語教育学会秋季大会  2007年10月  日本フランス語教育学会

  • Triple apprentissage en formation à distance

    La journée de réflexion : l’évolution du métier d’enseignant de FLE/S  2007年1月  Université Lille 3 Sciences du Langage

  • 留学の準備を支援する遠隔学習プログラムの実践

    2006年度日本フランス語教育学会秋季大会  2006年10月  日本フランス語教育学会

  • Nécessité d’une préparation à l’autoformation en formation à distance

    第36回Les Journées de l’ASDIFLE (Association de didactique du français langue étrangère)  2005年10月  ASDIFLE

  • Utilisation de la visioconférence dans le programme de FLE FR2003 : tâches communicatives et interactions orales

    UNTELE (Usages des Nouvelles Technologies dans l’enseignement des langues étrangères) 2004  2004年3月  UNTELE

  • テレビ会議システムを活用した口頭表現練習:意義と問題点

    2003年度日本フランス語教育学会秋季大会  2003年10月  日本フランス語教育学会

  • 学習過程の質的分析:短期留学における学習ストラテジーの推移

    2003年度日本フランス語教育学会春季大会  2003年5月  日本フランス語教育学会

  • テレビ会議システムによる大学間双方向プレゼンテーション

    日本教育工学会第18回全国大会  2002年11月  日本教育工学会

  • インターアクション型コンピュータ教材によるフランス語学習-演繹的フィードバックと帰納的フィードバックの比較-

    2002年度日本フランス語フランス文学会春季大会  2002年6月  日本フランス語フランス文学会

  • 個別化へ向けた教材の開発と検証-フランス語聴解教材学習を支援するインターアクション型Web教材-

    日本教育工学会第17回全国大会  2001年11月  日本教育工学会

  • Web聴解教材を用いたフランス語学習-誤用フィードバックとヒント提示-

    2001年度日本フランス語フランス文学会春季大会  2001年6月  日本フランス語フランス文学会

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受賞

  • 第二回パーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会 優秀研究発表賞

    2007年12月   パーソナルコンピュータ利用技術学会   フランス語教育におけるe-learningプラットフォームを活用した遠隔教育の試み

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 留学による異文化適応プロセス

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    留学における異言語・異文化環境にフランス語学習者が適応していくのかそのプロセスについて調査する。

  • 外国語としてのフランス語習得研究

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    外国語としてのフランス語の習得プロセスを明らかにし、その研究成果をフランス語教育へ応用する。

  • フランス語教育・学習の指針策定

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    フランス語教育・学習の目標を明記した指針の策定

  • ICT(情報通信技術)を活用したフランス語教育

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    ICTをどのように利用することで効果的なフランス語教育・学習が可能になるか。

  • 自律学習を可能にする環境の構築及び支援者によるファシリテーションについて

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    学習者が自身の外国語学習に責任を持ち、学習に取り組むためには、どのような学習環境を構築し、支援者はどのようなアドバイスをすればよいか明らかにする。

  • 『フランス語の学習指針』に基づく探求的活動を取り入れた学習指導案の構築と教材開発

    2024年

    文部科学省初等中等教育局  教員養成機関との連携による専門人材育成・確保事業(グローバル化に対応した外国語教育推進事業) 

  • 『フランス語の学習指針』に基づく内容重視授業のための教材開発-多様なフランス語圏の文化や社会を中心に

    2023年

    文部科学省初等中等教育局  教員養成機関との連携による専門人材育成・確保事業(グローバル化に対応した外国語教育推進事業) 

  • 『フランス語の学習指針』に基づく教科横断的な学習指導案の構築と教材試作版の開発

    2022年

    文部科学省初等中等教育局  教員養成機関との連携による専門人材育成・確保事業(グローバル化に対応した外国語教育推進事業) 

  • 異文化間能力の育成を目指したフランス語教育における形成的フィードバックの実証研究

    2022年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)一般 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:600000円

    本研究は、異文化間能力の育成を目指したフランス語教育において、学習目標となるフランス語運用能力および異文化間能力を形成的に評価し、学習の改善を促すためにどのような形成的フィードバックを提示するのが効果的か検証する。具体的には、①先行研究の文献調査を通して、異文化間能力の育成を目指した外国語教育における形成的評価とフィードバックに関するメタ分析を行い、指導法や評価法を調査する。②文献調査から得られた知見を活かし、外国語運用能力と異文化間能力の向上をもたらすことを可能にする形成的フィードバックとはどのようなものか、PDCAサイクルに沿って授業実践を繰り返し行い、明らかにする。

  • 異文化間能力の育成を目指したフランス語教育における形成的フィードバックの実証研究

    2021年 - 2024年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)一般 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2470000円 ( 直接経費:1900000円 、 間接経費:570000円 )

    本研究は、異文化間能力の育成を目指したフランス語教育において、学習目標となるフランス語運用能力および異文化間能力を形成的に評価し、学習の改善を促すためにどのような形成的フィードバックを提示するのが効果的か検証する。具体的には、①先行研究の文献調査を通して、異文化間能力の育成を目指した外国語教育における形成的評価とフィードバックに関するメタ分析を行い、指導法や評価法を調査する。②文献調査から得られた知見を活かし、外国語運用能力と異文化間能力の向上をもたらすことを可能にする形成的フィードバックとはどのようなものか、PDCAサイクルに沿って授業実践を繰り返し行い、明らかにする。

  • 異文化間能力の育成を目指したフランス語教授法の開発とその効果検証

    2020年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)一般 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:910000円

  • 異文化間能力の育成を目指したフランス語教授法の開発とその効果検証

    2019年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)一般 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:910000円

  • コミュニケーション能力指標のレベル検証と異文化理解・主体的態度の育成を促す言語活動の再検討-「フランスの学習指針」(ver.0.1)に基づく実践・検証・改訂

    2018年

    文部科学省  グローバル化に対応した外国語教育推進事業 

  • 異文化間能力の育成を目指したフランス語教授法の開発とその効果検証

    2018年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究(C)一般 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:1300000円

  • 中学校・高等学校を対象とした「フランス語の学習指針」策定―アクティブ・ラーニングを取り入れた外国語活動の効果検証―

    2017年

    文部科学省  外国語教育強化地域拠点事業 

  • ヨーロッパ言語共通参照枠の現状と今後-初修外国語を中心に-

    2017年

    南山大学  共同研究 

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    資金種別:産学連携による資金

  • 留学における異言語・異文化適応プロセスの解明

    2016年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    配分額:124000円

    本研究では、フランス留学する学習者が、フランスにおける生活、現地の語学学校での授業、フランス語話者との交流などを通して、どのように異言語・異文化環境に適応していくのか調査し、そのプロセスを解明し、モデルの構築を目指す。研究代表者が所属する外国語学部フランス学科が設置している「フランス語実習」というオルレアンでの短期語学研修プログラムを研究フィールドとする。この実習は、毎年実施しており、2015年度は25名の本学1年次生が参加した。これらの学生に対しては、既に実習中に直面した文化的な気づきや驚きについて、日誌に記入してもらっている。これらの学生を分析対象者とし、その日誌での記述について深めながら約1時間程度のインタビューを実施し、学生たちが留学中に直面した問題や、それをどのように乗り越えていったかなど聞き取る予定である。インタビュー実施は5~7月に実施する。
    分析段階では、録音したインタビューデータを随時テキストに書き起こし、分析手法として修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチM-GTA(木下, 2003)を採用する。M-GTAは質的データから人間行動を説明する理論構築を可能にする手法で、留学生たちの異言語・異文化環境における適応プロセスに関する理論(モデル)の構築を可能とする。このモデルからフランス語を専門とする学習者の異言語・異文化適応プロセスが解明され、今後、留学を希望する学習者に対して、このモデルに根ざした異文化学習トレーニングや学習活動の提供が可能にもなる。また、近年、大学の国際化の潮流の中で、留学先や留学形態は多様化しており、非英語圏における異文化適応に着目していくことが必要となって来ている。

  • ヨーロッパ言語共通参照枠の現状と今後-初修外国語を中心に-

    2016年

    南山大学  共同研究 

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    資金種別:産学連携による資金

  • ヨーロッパ言語共通参照枠の現状と今後-初修外国語を中心に-

    2015年

    南山大学  共同研究 

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    資金種別:産学連携による資金

  • 異文化体験によるフランス語学習モチベーションの変容について

    2013年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:392000円

    研究代表者の所属する外国語学部フランス学科では「フランス語実習」という科目を設置し、本学科1年生を対象に毎年2月にフランス・オルレアンにて約一ヶ月間のフランス語学研修を実施している。本研究では、このフランスという文化の異なる国での生活及びフランス語話者との交流が学習者のフランス語学習に対するモチベーションにどのような変容をもたらしているのか調査する。

  • 外国語eラーニングにおけるメンター研修プログラムの開発と運用

    2008年

    日本学術振興会  科学研究費補助金 若手研究スタートアップ 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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その他

  • 『フランス語の学習指針』ワークショップの開催

    2023年2月

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    『フランス語の学習指針』策定研究会のメンバーとして、2023年2月25日に早稲田大学にて、『フランス語の学習指針』ワークショップを開催し、講師の一人として務めた。

  • 『フランス語の学習指針』ワークショップの開催

    2019年12月 - 2020年2月

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    『フランス語の学習指針』策定研究会のメンバーとして、2019年12月20日に大東文化会館にて、2020年2月16日に関西学院大学大阪梅田キャンパスにて、『フランス語の学習指針』ワークショップを開催し、講師を務めた。

  • フランス語教員国内スタージュ 講師

    2019年3月

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    日本フランス語教育学会(SJDF)、日本フランス語フランス文学会(SJLLF)、フランス大使館による共催である「フランス語教員国内スタージュ」において講師としてアトリエを担当。

  • 教員免許更新講習(「フランス語」)

    2018年8月

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    2018年8月3日『フランス語教育における授業デザイン」という題目で、教員免許更新講習を実施した。

  • フランス語教育国内スタージュ 講師

    2018年3月

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    日本フランス語教育学会(SJDF)、日本フランス語フランス文学会(SJLLF)、フランス大使館による共催である「フランス語教員国内スタージュ」において講師としてアトリエを担当した。

  • 教員免許更新講習(「フランス語」)

    2017年9月

     詳細を見る

    2017年9月2日『フランス語力をのばすための学習活動とは』という題目で、教員免許更新講習を実施した。

  • 教員免許更新講習(「フランス語」)

    2016年9月

     詳細を見る

    2016年9月3日(土)『フランス語力をのばすための学習活動とは』という題目で、教員免許更新講習を実施した。

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その他教育活動及び特記事項

  • 『フランス語の学習指針』に基づく教材の開発

    2024年4月 - 2025年3月

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    『フランス語の学習指針』に基づくフランス語教材『En Projet』における「記念日を祝うパーティーを企画する Organiser une fête d'anniversaire」

  • 『フランス語の学習指針』に基づく教材の開発

    2023年4月

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    『フランス語の学習指針』に基づくフランス語教材『En Projet』における「世界で活躍するアスリートを紹介するPrésenter des athlètes dans le monde」

  • 『フランス語の学習指針』に基づく教材の開発

    2022年4月

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    『フランス語の学習指針』に基づく教材試行版を開発した。
    「メッセージアプリで友達を誘う!」(Inviter des amis par la messagerie)

  • 「フランス語の学習指針」の策定

    2021年

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    日本におけるフランス語教育向けの指標である「フランス語の学習指針」策定を目指す研究グループに参加し、昨年度作成した「フランス語の学習指針」(ver.1.0)を改訂し、「フランス語の学習指針」(ver2.0)を完成させた。この「フランス語の学習指針」は、第二外国語としてのフランス語の授業をデザインする際に有益なツールとなる。

  • オンライン教材の開発

    2020年4月

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    WebClassで自学自習を促進するための語彙・文法教材を実装し、オンライン授業で活用した。

  • 「フランス語の学習指針」の改訂作業

    2019年4月

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    日本におけるフランス語教育向けの指標である「フランス語の学習指針」策定を目指す研究グループに参加し、昨年度作成した「フランス語の学習指針」(ver1.0)の改訂作業を進めている。この「フランス語の学習指針」は、第二外国語としてのフランス語の授業をデザインする際に有益なツールとなる。 また、共同で、語彙・文法学習モデルを構築し、授業実践の中で試行している。

  • 「フランス語の学習指針」の策定

    2018年

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    日本におけるフランス語教育向けの指標である「フランス語の学習指針」策定を目指す研究グループに参加し、昨年度作成した「フランス語の学習指針」(ver.0.1)を改訂し、「フランス語の学習指針」(ver1.0)を完成させた。この「フランス語の学習指針」は、第二外国語としてのフランス語の授業をデザインする際に有益なツールとなる。

  • 「フランス語の学習指針」の策定

    2017年

     詳細を見る

    日本におけるフランス語教育向けの指標である「フランス語の学習指針」策定を目指す研究グループに参加し、「フランス語の学習指針」(ver 0.1)を完成させた。

  • ジグゾー法も用いたアクティブラーニングの実践

    2016年5月

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    「フランスの文化と社会Ⅲ」という学科2年生全員が履修する約60名の授業において、ジグゾー法を採用し、学生たちに議論を促し、扱うテーマを深化させるような協調学習を実施した。具体的な一例を挙げると、「フランス語圏(フランコフォニー)」がテーマの回で、ニューカレドニア、モロッコ、ブルキナファソ、セネガル、ケベックの5つの異なる地域の子どもたちがそれぞれの地域の言語状況について語っているものを用意します。そして、学生たちを5名1組のグループに分け、異なるテキストを配布し、それぞれ配布されたテキストを読んでもらう。学生たちは、自分が読んだテキストについて、おのおのグループメンバーに紹介する。全員紹介し合った後に、この5つの地域の言語状況の共通点や差異について話し合うことで、フランス語圏といっても多様であることや、それぞれの地域におけるフランス語の役割の違いなど、学生たちは多くのことを発見する。

  • フランス語実習へ向けたプロジェクトワークの実施

    2015年9月 - 2016年3月

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    学科開講科目であるフランス語実習(1ヶ月の短期語学研修)において、学生たちが日本文化についてフランス語で表現できるように、事前授業の中でグループによるプロジェクトワークを実施した。プロジェクトワークの目標は、パンフレットの作成およびプレゼンテーションの準備とし、ブレインストーミングからパンフレットの作成まで段階的に実施した。最終的にパンフレットを印刷し、フランス語実習出発直前の事前授業でフランス語によるプレゼンテーション大会を行った。また、今回は、評価ルーブリックを導入し、評価の可視化を行った。
    学生たちはその成果を現地のフランス人の前でも発表した。

  • フランス語実習へ向けたプロジェクトワークの実践

    2014年10月 - 2015年3月

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    学科開講科目であるフランス語実習(1ヶ月の短期語学研修)において、学生たちが自分のことや日本のことをフランス語で表現できるように、事前授業の中でグループによるプロジェクトワークを実施した。プロジェクトワークの目標は、パンフレットの作成およびプレゼンテーションの準備とし、ブレインストーミングからパンフレットの作成まで段階的に実施した。最終的にパンフレットを印刷し、学生たちはフランスへと持参し、その成果を現地のフランス人の前で発表した。

  • Webclassを用いた語学実習の事前準備

    2013年9月 - 2014年3月

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    フランス学科1年次の科目『フランス語実習』の事前準備において、LMSのWebClassを活用し、授業時間外の学習支援を行った。

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