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学術論文
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30 件中 11 - 20 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2014  メディア編集者のニュース選択に影響する広報部門の活動:地域資源のメディア・リレーションズ【査読付き論文】  単著   
広報研究  , 日本広報学会  , 第19号  , pp.21-31  , 2015/3   

概要(Abstract) メディア・リレーションズを担当する広報担当者たちにとって、ジャーナリスト(記者や制作者、編集者など)がどのような要因でニュース選択を行っているのかを知ることは、非常に関心のあるところだろう。ニュース・サプライ・チェーンの枠組みを利用したこれまでの研究では、情報発信よりも情報品揃えが広報部門の役割であることが示されてきた。また、全国の観光協会調査への定量調査でも、情報品揃え活動が実際の取材数や報道数の増加と関係がありそうであることが示されてきている。そこで、今回は地域資源の発信という文脈において、ジャーナリストたちが発信活動よりも情報品揃え活動を重視しているという仮説をたて、ウエブ調査で実証した。結果は、取材決定時にも報道決定時にも、発信活動よりも品揃え活動が重視されることが検証された。また、反応活動が比較的重視される傾向があることも示された。 

備考(Remarks)  

2014  メディア・リレーションズ研究の系譜  単著   
慶応経営論集  , 慶応義塾大学出版会  , 第32巻 第1号  , pp.199-216  , 2015/3   

概要(Abstract) 日本では特に、メディア・リレーションズは広報担当者にとって重要な活動とされてきたが、これまでメディア・リレーションズ活動が学術的にどのように研究されてきたのかは、あまり明らかにされてきていない。本稿の目的は、メディア・リレーションズの研究分野を俯瞰しながら体系的に整理し、全体像を明らかにすることである。さらに、今後求められる研究領域を提示する。
メディア・リレーションズの研究領域には、大きく3つの流れがある。関係の質研究、情報の質研究、メディアの報道に関する研究である。
関係の質研究は、広報担当者とジャーナリストとの関係に焦点をあてたもので、どのような活動が関係構築やジャーナリストの認知に影響しているか、その実態はある程度明らかになった。ただ、成果そのものを扱ったものは多くはない。また、あくまで実態を調査したにすぎないことも多く、理論的な議論が少ないものも多いが、理論化を試みたものも登場してきている。
情報の質研究には、インフォメーション・サブシディーズ研究とニュース・バリュー研究がある。インフォメーション・サブシディーズ研究は広報担当者が提供する情報パッケージの研究であり、どのようなニュース・リリースが有効かという問題意識に立ったものである。その内容がどのようなニュース・バリューを含むかという点に焦点をあてたものがニュース・バリュー研究である。近年、ようやく報道価値(newsworthiness)概念の構造や定義が示されてきており、この構造をもとに新たな理論が見いだせるのではないかと期待できる。
メディアの報道に関する研究には、メディアのアジェンダ設定/構築研究と報道効果研究がある。この研究分野に期待できるのはやはり、広報担当者が複数の仲間とともにメディア議題の構築に影響していくといったメカニズムを明らかにしていくことだろう。
これまでの研究の多くは、実務家はこうすべきという研究が多かった。その反省から、仮説検証型の論文が見られるようになる。しかし残念ながら、これらも理論的背景の弱い仮説を構築しその検証の結果、実態が明らかになったといった研究が少なくない。そして、近年、ジャーナリズム研究やメディア研究、広告研究、流通研究など他領域からの理論を援用し、概念定義をはじめ、ようやく理論的な議論が始まっている。今後は、概念定義、枠組みや理論構築を通して、この分野をさらに発展させていくべきだろう。 

備考(Remarks)  

2014  情報品揃えが広報成果に与える影響:観光協会のメディア・リレーションズが広報成果に与える影響【査読付き論文】  単著   
広報研究  , 日本広報学会  , 第18号  , pp.35-49  , 2014/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2014  知覚リスク概念と情報源選択  単著   
経営情報学部論集  , 中部大学  , 第28巻 第1・2号  , pp.141-154  , 2014/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2014  瀬戸市の観光広報  単著   
経営情報学部論集  , 中部大学  , 第28巻 第1・2号,  , 印刷中  , 2014/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2013  ニュース流通過程における広報機能の分担【査読付き論文】  単著   
広報研究  , 日本広報学会  , 第17号  , pp.56-68  , 2013/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2013  “リアリティ番組型イベント”による地域の魅力発信  共著   
産業経済研究所紀要  , 中部大学  , 第23号  , pp.1-23  , 2013/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2013  地域特有のメディア環境における企業の広報活動―中部エリアの企業の企業特性とメディア・リレーションズ活動の関係―  共著   
経営情報学部論集  , 中部大学  , 第27巻 第1・2号  , pp.83-100  , 2013/3   

概要(Abstract) 川北眞紀子、伊吹勇亮、薗部靖史 

備考(Remarks)  

2013  情報源選択の視点から見た準拠集団理論  単著   
経営情報学部論集  , 中部大学  , 第27巻 第1・2号  , pp.42-70  , 2013/3   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2012  地域特有のメディア環境と企業の広報活動-Ⅰ.中部エリアのメディア環境とミツカンのパブリック・リレーションズ-  単著   
産業経済研究所紀要  , 中部大学  , 第27巻 第1・2号,  , pp.83-100.  , 2012/3   

概要(Abstract) 中部エリア特有のメディア環境と、それに適合する企業の広報活動について事例研究を行い、そこから理論化を試みている。
ブロック紙である中日新聞のシェアが強い中部エリアのメディア環境が示され、ミツカンの広報活動についての事例が示された。
 

備考(Remarks)  

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