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学術論文
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8 件中 1 - 8 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2017  "Continuing to Live on the Water: The Meaning of Land Residences for Boat Dwellers in Fujian, China."  単著   
The 5th East Asian Island and Ocean Forum 2017  , International Center for Folk Culture Studies  , 373-384  , 2017/12/05   

概要(Abstract) What does it mean for boat dwellers to acquire land and a house? This presentation will focus on a boat-dwelling family that lives in the southern part of Fujian Province, China. The history of the family’s three generations shows that they continually have preferred to live on a boat, even after acquiring a house during the 1990's. While they wanted to purchase a residence on land, they were not concerned about how to actually live in it. Their contradictory and complicated behavior strongly rejects the very simple structure of “from nomadic life on water to settlement on land” that has been assumed by many policymakers and researchers.  

備考(Remarks) 木浦大学校・鹿児島大学・上海海洋大学・中国海洋大学・浙江海洋大学・広東海洋大学・台湾海洋大学といった研究機関から、海洋文化を扱う研究者40名超が学問分野の別を問わず一同に参加して成果を発表し、議論を深める国際フォーラムでの口頭発表。当日配布される論文集には英語・日本語で各発表者の論文が掲載された。当該論文はpp.373-378が英語、pp.379-384が日本語。 

2015  「福建の船上生活者にとって「家」とは何か―ある家族の年代記から―」  単著   
『物質文化』  , 物質文化研究会  , 96  , 45-58  , 2016/03/01   

概要(Abstract) 「船上生活者」とカテゴライズされる人々の多くは、住まい方の異質性を根拠に陸上集団からの差別・排除を経験してきた。それゆえに、近代化の過程で各地の船上生活者が陸上に家屋を獲得した時、為政者や研究者が想定したのは「移動から定住へ」というごく単純な構図であった。ここで前提されるのは、弱者たる船上生活者は陸上世界への常に同化を切望しているはずとの見方であり、その背後には文明の発生を定住化へと結びつける人類史研究上の「根拠なき定住者優越主義」の無反省な踏襲が見え隠れする。だが、家屋獲得後に繰り広げられる船上生活者の暮らしは、それほど単純なものではない。現実の船上生活者が営む多様な日常実践を理解するためには、この前提から離れ、船上生活者自身にとって土地や家屋の獲得はいかなる意味を持ってきたのかと問い直す必要がある。中国福建省南部の河で暮らしてきた「連家船漁民」の一家族の住まい方をめぐる実践からは、家屋の獲得を経ても船上での移動生活を続ける人々の姿が浮き彫りになる。ほとんど機能的意味を持たぬかに見える家屋の購入に執着する家族の姿は、土地や家屋に関する陸上の価値観が連家船漁民の間でも強く意識されてきたこと、その一方で、家屋にいかに住まうのかについては陸上の価値観にまったく無頓着であることを示している。この事実は、為政者や研究者が想定してきた「家屋の獲得=陸上での生業への移行=定住」というプロセスの必然性を強く否定するものである。 

備考(Remarks) 【査読有り】 

2014  「水上生活者の子どものために設置された児童福祉施設の研究―「住むための船」から「学ぶための寮」へ移った子どもの視点から」  共著   
『住総研 研究論文集』  , 一般財団法人住総研  , No.41  , pp.1-11  , 2015/03/00   

概要(Abstract) 水上生活者の子どもを陸で教育することが、水上生活者の陸地定住を促したというステレオタイプな言説があるが、これまで事例研究はほとんど行われてこなかった。そこで本研究では、水上と陸の間に位置していた水上生活者の子ども向けの児童福祉施設について、建築史および文化人類学・民俗学的な方法で、施設利用者である子どもの視点に留意して分析する。本研究の調査地(日本・中国)における陸地定住は人災、自然災害や法の改正などが契機となっており、児童福祉施設と学校教育は陸上がりを促したというより、子どもの将来の選択肢を広げる役割を果たしたことを指摘した。 

備考(Remarks) 主査:厚香苗、委員:藤原美樹、藤川美代子による共著
【査読なし】 

2012  「現代中国の社会変化期における水上居民の暮らし」  単著   
『年報非文字資料研究』  , 神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター  , 第9号  , pp. 277-307  , 2013/03/00   

概要(Abstract) 福建省南部で長らく船上生活をしてきた連家船漁民と呼ばれる人々が、中華民国期から現在までの激動の時代をどのように暮らしてきたのか、複数の人々の語りを中心に描き出す。国共内戦や集団化政策、陸上の住居の獲得、そして改革開放といった政策の転換に大きな影響を受けながらも、それだけでは捉えられぬ彼らの暮らしぶりを基層社会の側から理解することを目指す。 

備考(Remarks) 【査読有り】 

2012  「水上の移動生活を支える陸上の親族ネットワーク―中国福建省南部の水上居民「連家船漁民」を例に―」  単著   
『次世代人文社會研究』  , 韓日次世代學術FORUM  , 第9號  , pp. 231-248  , 2013/03/00   

概要(Abstract) 福建省南部の九龍江において、連家船漁民と呼ばれる人々は陸上に土地を持たず、家族で船に寝泊まりする移動生活を送ってきた。彼らは1960年代の定住化政策で住居を得たが、現在でも多くが船での移動生活を続けている。論文では3世代の一家族を取り上げ、家族成員の大多数がそれぞれ船での移動を続けるという生活形態が、子育てをめぐって陸上に広がる父系・母系の親族ネットワークに支えられて初めて成立することを明らかにする。 

備考(Remarks) 【査読有り】 

2011  「中国福建省南部における水上居民の葬送儀礼とその変遷」  単著   
『年報非文字資料研究』  , 神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター  , 第8号  , pp.313-339  , 2012/03/00   

概要(Abstract) 福建省南部に暮らす船上生活者、連家船漁民たちの葬送儀礼と祖先祭祀の変遷を描く。最後は、陸上漢族たちから異質な人々と見なされてきた彼らが、死者儀礼に現れる自分たち独特の民俗事象を、自身でどのように解釈しているのかに注目し、他者からマイノリティの立場へと落とし込められてきた連家船漁民たちが、そうした他者からの位置づけに対抗する姿を読み取る。 

備考(Remarks) 【査読有り】 

2011  「端午節の儀礼にみる水上生活者たちの所属意識―中国福建省九龍江河口に暮らす連家船漁民の事例から―」  単著   
『比較民俗研究』  , 比較民俗研究会  , 第24号  , pp.4-39  , 2010/03/00   

概要(Abstract) 中国福建省九龍江河口の漁村で行なわれた現地調査をもとにした論考。古くから陸上に土地や家を持たず、船を家として暮らしてきた連家船漁民と呼ばれる人々は、共産党政権下になってようやく定住する土地を手に入れた。端午節の一連の儀礼から、連家船漁民たちが自らの暮らす土地を、陸上の人々からの借り物としてではなく、自身のものとして考えるようになった歴史が伺える。そこから、彼らの所属意識のあり方を論じる。 

備考(Remarks) 【査読なし】 

2005  「家屋の空間構成をめぐる象徴性―奄美大島大和村O村落の場合―」  単著   
『比較民俗研究』  , 比較民俗研究会  , 第20号  , pp.109-132  , 2005/10/00   

概要(Abstract) 奄美大島の一村落で行なわれた現地調査をもとにした論考。赤ちゃんが生れて最初に家の外へ出る際や、夫の家に嫁ぐ(妻を娶る)際、出産をする際、死を迎える際といった人生の節目に、家屋のどの部屋が用いられるのかを描く。また、それらの部屋がそれぞれの場合においてどのような儀礼的象徴性を持つのかを論じる。 

備考(Remarks) 【査読なし】 

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