研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
阿部 俊弘 ( アベ トシヒロ , ABE Toshihiro )
所属
Organization
理工学部システム数理学科
職名
Academic Title
准教授
個人または研究室WebページURL
URL
http://www.geocities.jp/j1101601/
専攻分野
Area of specialization

統計科学

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (15)
著書数 books (1)
学術論文数 articles (14)

出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻 博士後期課程  2010年03月  修了 
詳細表示
取得学位
 
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 博士(理学)  A Study of Families of Circular Distributions  慶應義塾大学大学院  2010年03月23日 
詳細表示
研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  角度を変量に持つ統計的分布とその応用 

概要(Abstract) ある地点における渡り鳥の移動方向や風向などを記録したデータは、円周上に値を取るデータ(円周データ)とみなすことができ、これらを対象とする統計学は方向統計学といわれている。方向統計学では、データがユークリッド空間全体ではなく円周(または球面)上に制限されているという特殊性のために、対応する統計分布を構築し、パラメータ推定を行うことに、しばしば困難が生じる。このような困難を乗り越えるための統計的モデリングを考案し、推定・検定により、データの背後に潜む現象を定量化し、解釈を容易にすることを目指している。また、このような定量化により、データに潜む現象の解明と新しい研究手法を与えることを狙っている。 

長期研究  シリンダー上のモデルの構築とその応用 

概要(Abstract) シリンダー上のデータとは(風向, 風力)や(風向, オキシダント濃度)、生物の(移動方向, 移動距離)のように、角度と長さの組であらわすことができるものをいう。
現在知られているシリンダーモデルはあまり多くないが、近年円周上の分布の発展に伴い、理論が発展してきている。
現在、Abe & Ley(2017)で提案されたWeiSSVMモデルはをさらに数学的に一般化したモデルを現在考案している。
特に、そのモデルの特別な場合として、 条件付分布(長さを与えた下での角度分布)の単純さを犠牲にして、
・正規化定数が単純である
・乱数生成が容易である
・分布は常に単峰である
・三角モーメントが単純である
・モードが単純な形で与えられる
という利点を持つ分布が構成できることがわかってきた。
現在はこの新しいモデルについて、理論的にどこまで詳しく議論できるか、 また、データ解析を行うために、できるだけ単純で性質の良いモデルはどのようなものが生成可能か調べている。 

長期研究  非対称分布と推定のためのアルゴリズムの開発 

概要(Abstract) 実軸上の対称な分布は正規分布をはじめとして様々な分布があるが、現実のデータは対称とは限らず、むしろ非対称であることが自然である。非対称分布の例としては、Azzalini (1985)に始まる非対称分布族がある。この分布族は生成の仕方が容易なことと扱いやすいことから、21 世紀になり、改めて注目を浴びている。一方、彼の手法を用いると、元となる対称分布が単峰であっても、変換後の非対称分布が単峰とは限らない。
このような問題を解決するための分布の開発とそれを混合した時の推定のためのアルゴリズムの開発を研究する。 

長期研究  森林生態学 

概要(Abstract) 風害が森林の更新に大きな役割を果たしており、森林の世代交代は、嵐による撹乱が契機となり、樹木の倒壊方位の分布は、過去の風害による被害の傾向や強度を反映していることが予想される。北方林では風害・山火事による一斉倒壊・一斉更新がある。
このような森林の動態を統計的観点からとらえる研究を続け、 統計モデルによる定量的化を行い、データに基づき森林施業にともなう植物多様性の劣化機構とその地理変異を解明することを目指す。  

長期研究  角度分布の漸近最適推測 

概要(Abstract) 標本数が十分大きく帰無仮説と対立仮説が近い(contiguous)ようなとき、 尤度比は局所漸近正規性(LAN性)を持つ。
この局所漸近性を角度分布に適用し、新しい研究分野の開拓を行っていく。  

短期研究  Copulaの適用によるリスク評価 

概要(Abstract) Copulaはいくつかある一変量の分布の間に依存構造を入れることができる関数である。
Value at Risk (VaR)を評価する際、既存の対称分布をリスクファクターとして使用すると当てはまりが良くないことが多い。各リスクファクターの分布として、より柔軟な分布族を導入することにより、より当てはまりの良いモデリングが可能となる。このような各リスクファクターの分布の他にも、コピュラとしてどのようなものが適切で扱いやすいか考えていく。  

詳細表示
著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2018  Applied Directional Statistics: Modern Methods and Case Studies  共著   
Chapman and Hall/CRC  , A4  , 2018/08/24   

概要(Abstract) 長さと角度のペアで表現されるようなデータを紹介し、それらを解析するためのシリンダー分布の確率密度関数を紹介した。特に、WeiSSVMモデル(Abe & Ley, 2017)を用いて、移動方向と速さの組で表される鳥の飛翔方向データに対してモデルを当てはめ、比較を行っている。また、Aakala et al. (2016)の樹冠データの再解析も行い、本章で紹介した様々なシリンダー分布を用いて比較をし、データの解釈を行った。 

備考(Remarks)  

詳細表示
学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2017  A tractable, parsimonious and flexible model for cylindrical data, with applications  共著   
Econometrics and Statistics  , Elsevier  , Volume 4  , 91-104  , 2017/10   

概要(Abstract) Weibull分布とsine-skewed von Mises分布(Abe & Pewsey, 2011)を組み合わせることにより、新しいシリンダー上の分布族を提案している。提案分布族の特徴として、Johnson & Wehrly (1978)のシリンダー分布を含み、正規化定数が単純であることが挙げられる。さらに、周辺分布や条件付き分布が知られている既存の分布であるので乱数生成が容易である。
Johnson & Wehrly (1978)は彼らの論文の中の最初の二つの分布に対して、``A major limitation of the two previous densities is that if $X$ and $\Theta$ are independent, then $\Theta$ is forced to be uniformly distributed on the circle''と述べているが、WeiSSVMはsine skewed circular分布の構造から, このような欠点に悩まされることはない。本論文では、さらに、WeiSSVM分布以外にも、Weibull分布を一般化Gamma分布で置き換えることにより、別の拡張の方法があることを指摘している。
後の比較のために、既存のシリンダー上の分布も紹介し、パラメータ推定の例として、blue periwinkleの移動方向と移動距離の組からなるデータに対して、最尤法を用いてパラメータ推定、AICとBICによるモデルの比較を行い、既存のモデルよりも優れていることを示した。
本論文で提案しているWeiSSVMモデルは集中パラメータκが線形部分と角度部分の独立性をコントロールしているので欠点と捉えられる可能性があるが、パラメータの節約になっていることから、利点としても捉えることができる。また、このモデルは既存のモデルよりも正規化定数が単純であること、モデルの解釈がしやすいこと、実際のデータへの当てはまりの良さから、幅広い範囲での応用が期待できることもあり、論文誌Econometrics and Statisticsの査読者の一人から、``I strongly believe that the proposed distribution could be applied on several real data”というコメントを頂いている。実際、Lagona教授らはWeiSSVMモデルをAbe-Leyモデルと呼んでおり、このモデルを応用的な研究で使い始めている(例えば、Lagona et al., 2015等)。 

備考(Remarks)  

2017  Circular autocorrelation of stationary circular Markov processes  共著   
Statistical Inference for Stochastic Processes  , Springer  , Volume 20/ Issue 3  , pp. 275-290  , 2017/10   

概要(Abstract) The stationary Markov process is considered and its circular autocorrelation function is investigated. More specifically, the transition density of the stationary Markov circular process is defined by two circular distributions, and we elucidate the structure of the circular autocorrelation when one of these distributions is uniform and the other is arbitrary. The asymptotic properties of the natural estimator of the circular autocorrelation function are derived. Furthermore, we consider the bivariate process of trigonometric functions and provide the explicit form of its spectral density matrix. The validity of the model was assessed by applying it to a series of wind direction data. 

備考(Remarks)  

2016  Crown asymmetry in high latitude forests: disentangling the directional effects of tree competition and solar radiation  共著   
Oikos  , Wiley  , Volume 125 / Issue 7  , 1035-1043  , 2016/07   

概要(Abstract) 樹木は太陽光により光合成を行い、樹冠を拡大し、樹木同士で太陽光を巡った競争が発生する。また、高緯度の北方林では、太陽光の入射角度が低いことから、樹冠が非対称になる。これらの樹木間の競合(線形部分)と太陽光 (角度部分) の影響を明らかにするために、シリンダーモデルを用いてこれら2つの影響の度合いを定量化した。これにより、高緯度の森林においては、太陽の影響よりも、競合する樹木の影響が強いことが分かった。
Light foraging by trees is a fundamental process shaping forest communities. In heterogeneous light environments this behavior is expressed as plasticity of tree growth and the development of structural asymmetries. We studied the relative influence of neighborhood structure and directional solar radiation on horizontal asymmetry of tree crowns in late-successional high latitude (67–68°N) forests in northern Fennoscandia. We described crown asymmetries as crown vectors (i.e. horizontal vectors from stem center to crown center), which we obtained from canopy maps based on crown perimeter measurements in the field. To disentangle the influence of the two main determinants, inter-tree competition and directionality of above-canopy solar radiation at high latitudes, we applied circular statistical models, utilizing cylindrical distributions, to these data consisting of orientations and intensities of crown asymmetry. At the individual tree level, our model predicted crown asymmetry vectors from the current stand structure, and the predictions became better when the intensity of asymmetry (i.e. crown vector length) was higher. Competition was the main determinant of crown asymmetry for 2/3 of trees, and the model predictions improved when we incorporated the directionality of solar radiation. At the stand-level, these asymmetries had resulted in a small increment of the projected canopy area and an increased regularity of spatial structure. Our circular statistical modelling approach provided a quantitative evaluation of the relative importance of directionality of solar radiation and neighborhood stand structure, showing how both of these factors play a role in formation of crown asymmetries in high latitude forests. This approach further demonstrated the applicability of circular statistical modeling in ecological studies where the response variable has both orientation and intensity. 

備考(Remarks)  

2015  Discussion: "On families of distributions with shape parameters''   単著   
International Statistical Review  , Wiley  , 83/2  , 193-197  , 2015/08   

概要(Abstract) この論文は、Prof. JonesのDiscussion paperのdiscussantとして、招待されたDiscussion paperである。本論文では、変換後の非対称分布のモードが変換前の非対称分布と変わらない、モード不変性を持つような実数から実数への変換を紹介した。また、Jones and Pewsey (2012, Biometrics)の論文で``モーメント計算が困難である” と述べていたInverse Batschelet分布のモーメントの解析的表現を与えた。さらに、このような性質を持つような分布で他にも解析的表現が可能となる円周分布の例を与えた。 

備考(Remarks)  

2015  A family of skew distributions with mode-invariance through transformation of scale  共著   
Statistical Methodology  , Elsevier  , 25  , 89-98  , 2015/07   

概要(Abstract) 実軸上の対称な分布は正規分布をはじめとして様々な分布があるが、現実のデータは対称とは限らず、むしろ非対称であることが自然である。非対称分布の例としては、Azzalini (1985)に始まる非対称分布族がある。この分布族は生成の仕方が容易なことと扱いやすいこと、また、計算機の発達のおかげで、21 世紀になり、改めて注目を浴びている。一方、彼の手法を用いると、元となる対称分布が単峰であっても、変換後の非対称分布が単峰とは限らず、また、一般に分布のモードを解析的に与えることができない。本論文では、Jones (2009)の分布族にモード不変性を導入することにより、歪度パラメータに関して自然な単調性をもつ単峰な非対称分布の生成法を提案した。この分布族の長所として、変換前の対称分布が単峰でありさえすれば密度関数は自由に選べること、回帰モデルのノイズ分布として使いやすい、パラメータ直交性が言えること等がある。 

備考(Remarks)  

2015  The sinh-arcsinhed logistic family of distributions: properties and inference  共著   
Annals of the Institute of Statistical Mathematics  , Springer  , 67/3  , 573-594  , 2015/06   

概要(Abstract) Jones and Pewsey(2009)はsinh-arcsinh(SAS)変換を用い、SAS-normal分布を提案しているが、彼らの分布は裾が重いデータの解析には向いていない。また、正規分布同様、分布関数は特殊関数で表現される。我々は、彼らの分布よりも性質が単純であり、さらに、裾の重いSAS-logistic分布族を提案し、数学的性質を調べ、尤度に基づいた推定法・検定法を与えた。さらに、コピュラによる多変量への拡張についても研究した。
The sinh-arcsinh transform is used to obtain a flexible four-parameter model that provides a natural framework with which to perform inference robust to wide ranging departures from the logistic distribution. Its basic properties are established and its distribution and quantile functions, and properties related to them, shown to be highly tractable. Two important subfamilies are also explored. Maximum likelihood estimation is discussed, and reparametrisations designed to reduce the asymptotic correlations between the maximum likelihood estimates provided. A likelihood-ratio test for logisticness, which outperforms standard empirical distribution function based tests, follows naturally. The application of the proposed model and inferential methods is illustrated in an analysis of carbon fibre strength data. Multivariate extensions of the model are explored. 

備考(Remarks)  

2013  Extending circular distributions through transformation of argument  共著   
Annals of the Institute of Statistical Mathematics  , Springer  , 65/5  , 833-858  , 2013/10   

概要(Abstract) SIDSデータのようなある月だけでなく、ある季節を通じて大きな頻度を示す特徴はモード付近が平坦となる性質を持つ。この性質を持つ分布族は様々な研究者により提案されているが、包括的な議論はない。本論文ではこのような性質を持つ対称・非対称な変換の一般式を与え、単峰・多峰となるパラメータの条件や曲率を用いて提案分布の特徴付けをした。また、この方法を用いてJones-Pewsey分布を拡張し、新しい分布族を提案した。さらに、このJones-Pewsey型の拡張分布族の特別な場合として、拡張cardioid分布の性質についても議論し、SIDSデータに対して提案分布族とその部分分布族のパラメータ推定を行い、当てはまりの良さについて議論した。 

備考(Remarks)  

2012  Sine-skewed axial distributions with an application for fallen tree data  共著   
Environmental and Ecological Statistics  , Springer  , 19/3  , 295-307  , 2012/09   

概要(Abstract) 北方の樹木は過去の倒木更新により形成されたと考えることができ、倒木の向きは角度データとして扱うことができる。現在の樹木の分布を調べる際には、過去の倒木の先端と根元の向きは区別しなくて良い。この意味で、軸データとして扱うことができる。この論文では、対称な軸分布を摂動することにより、非対称な軸分布族の提案を行い、その数学的性質を調べた。さらに、提案分布族のパラメータ推定をし、その当てはまりや推定について議論した。
An axis is an undirected line where there is no reason to distinguish one end of the line from the other. Phenomena in nature that can be described as axial data are numerous. In this paper a method of trigonometric moments for the axial normal or axial von Mises distribution as an alternative to the method by Arnold and SenGupta (Environ Ecol Stat 13:271–285, 2006) is discussed. Sine-skewed axial Jones–Pewsey, von Mises and wrapped Cauchy distributions are introduced as special cases of a more general construction of skew axial distributions. As an example the methods are applied to a data set which consists of the orientations of logs on the floor
of a primeval spruce forest. 

備考(Remarks)  

2012  Circular distributions of fallen logs as an indicator of forest disturbance regimes  共著   
Ecological Indicators  , Elsevier  , 18  , 559-566  , 2012/07   

概要(Abstract) 風害は森林の更新に大きな役割を果たしており、森林の世代交代は、嵐による撹乱が契機となり、樹木の倒壊方位の分布は、過去の風害の傾向や強度を反映していることが予想される。特に、北方林では一斉倒壊・一斉更新があるが、その倒壊の度合いはこれまでの統計的手法では解析する手立てない。本論文では、まず、針葉樹・広葉樹の分類、3地域をさらに5プロットに分類した後、Abe and Pewsey(2011)で提案されている非対称分布族を用い、森林の過去の状態や地域毎の倒壊パターンを調べるための倒木の倒壊方位の統計的モデリングをしている。これにより、分けられた三か所の地域のうちの一か所で非対称なパターンを示していることも分かった。 

備考(Remarks)  

2011  Symmetric circular models through duplication and cosine perturbation  共著   
Computational Statistics & Data Analysis  , Elsevier  , 55/12  , 3271-3282  , 2011/12/01   

概要(Abstract) ウミガメは浜辺で産卵後、多くは月の光を頼りに海の方向に向かうが、それらの中には民家の外灯の影響により、逆の方向に向かってしまうウミガメがいる。このようなデータを表すモデルとして、推定が容易で扱いやすい2峰分布があれば便利である。本論文では、Abe and Pewseyのsine-skewed circular distributionsを修正することにより、数学的に扱いやすいだけでなく、パラメータ推定も容易であり、2方向の集中の度合いを検定できるモデルを提案した。これにより、直観的に判断されてきた傾向が統計的に検定可能となった。 

備考(Remarks)  

詳細表示
その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2015  A tractable, parsimonious and highly flexible model for cylindrical data, with applications  調査報告  共著 
ECARES working paper  , European Center for Advanced Research in Economics and Statistics (ECARES)  , 2015-20  , 18  , 2016/06   

概要(Abstract) シリンダー上の分布では, Johnson and Wehrly (1978)等いくつかのモデルが知られているが, 円周上の分布に比較するとそれほど多くは研究されていない.
シリンダー分布は現在研究が盛んにおこなわれている非対称分布を意識しながら発展していくのではないだろうか?
そのような考えから, 本論文では, 既存の分布を基にし, 単純で扱いやすいシリンダー上のモデルを提案した.  

備考(Remarks)  

詳細表示
研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2017  A flexible cylindrical model as a combination of the Weibull and SSVM distributions for cylindrical data  単独  2017/6 
Advances in Directional Statistics (ADISTA17)   

概要(Abstract) We consider a cylindrical model obtained by combining the sine-skewed von Mises distribution with the Weibull distribution. Our proposed model, WeiSSVM model, has numerous good properties such as, simple normalizing constant and hence very tractable density, parameter-parsimony and interpretability, maximum entropy characterization, good circular-linear dependence structure, easy random number generation thanks to known marginal/conditional distributions, and flexibility illustrated via excellent fitting abilities. As an illustrative example, our model is applied in analyses of blue periwinkle data set.  

備考(Remarks)  

2017  Asymptotically optimal inference for two modal concentration of antipodally symmetric circular distributions  共同  2017/6 
The 1st International Conference on Econometrics and Statistics (EcoSta 2017)   

概要(Abstract) In this talk, the optimal asymptotic inference for antipodal symmetry, using a family of bimodal distributions on the circle, is considered when the center direction of symmetry is specified. To adapt the Le Cam theory, we consider the reparameterization of the existing cosine perturbed bimodal models on the circle.
The properties of the uniform local asymptotic normality (ULAN) for the cosine perturbed models are described.
Finally, as an illustrative example, our developed tests are applied to the movements of 76 female turtles.  

備考(Remarks)  

2017  Bayesian estimation for the inverse Batschelet distributions on the circle  共同  2017/6 
The 1st International Conference on Econometrics and Statistics (EcoSta 2017)   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  Circular time series and statistical inference  単独  2017/6 
The 1st International Conference on Econometrics and Statistics (EcoSta 2017)  , Toshihiro Abe   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  On transformation of scale distributions on the circle with mode and antimode preserving property  共同  2017/12 
10th International Conference of the ERCIM Working Group on Computational and Methodological Statistics  , Econometrics and Statistics  , 114   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  Pareto type probability distribution for cylindrical data  共同  2017/12 
10th International Conference of the ERCIM Working Group on Computational and Methodological Statistics  , Econometrics and Statistics  , 18   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  Bayesian inference for mode preserving distributions on the circle  共同  2017/12 
10th International Conference of the ERCIM Working Group on Computational and Methodological Statistics  , Econometrics and Statistics  , 170   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  On estimating finite mixtures of sine-skewed von Mises distributions  共同  2017/12 
10th International Conference of the ERCIM Working Group on Computational and Methodological Statistics  , Econometrics and Statistics  , 170   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  Circular models and their statistical inference  単独  2017/12 
10th International Conference of the ERCIM Working Group on Computational and Methodological Statistics  , Toshihiro Abe   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2017  On mode and antimode preserving circular distributions  共同  2017/11 
 

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

詳細表示
研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2018  科学研究費補助金  時系列解析における分位点回帰推測論の構築とその応用 
非代表  日本学術振興会  1690000 

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2018  公募型共同利用  非対称分布における推測理論 
代表  統計数理研究所  115000 

研究内容(Research Content) 正規分布を含め、多くの知られている分布は左右対称である。データの存在領域が実数全体で解釈しやすい歪みのある非対称分布として最も有名なものは Azzalini (1985) が提案した正規分布を歪めた非対称正規分布である。Azzalini型の非対称分布は対称分布を摂動して生成されていることから、柔軟性があるが、欠点の一つとして、対称分布に比べてパラメータ推定が困難になるという点がある。近年になり、LinらはAzzaliniの非対称正規分布の多変量版に似た非対称分布をEMアルゴリズムで推定する手法を提案した。彼らの推定手法では、Mステップにおいて数値計算を含むため、その意味で、計算に困難が生じる。我々はAzzalini型の非対称分布の多変量版の潜在構造に着目し、Linらのものよりも優れた推測手法を提案する。 

備考(Remarks)  

2017  科学研究費補助金  角度データのための理論的研究と応用 
代表  日本学術振興会  1300000 

研究内容(Research Content) ある地点における渡り鳥の移動方向や風向などを記録したデータは、円周上に値を取るデータ(円周データ)とみなすことができ、これらを対象とする統計学は方向統計学といわれている。方向統計学では、データがユークリッド空間全体ではなく円周(または球面)上に制限されているという特殊性のために、対応する統計分布を構築し、パラメータ推定を行うことに、しばしば困難が生じる。このような困難を乗り越えるための統計的モデリングを考案し、推定・検定により、データの背後に潜む現象を定量化し、解釈を容易にすることを目指している。また、定量化することにより、データに潜む現象の解明と新しい研究手法を与えることを狙っている。 

備考(Remarks)  

2016  科学研究費補助金  角度データのための理論的研究と応用 
代表  日本学術振興会  1300000 

研究内容(Research Content) ある地点における渡り鳥の移動方向や風向などを記録したデータは、円周上に値を取るデータ(円周データ)とみなすことができ、これらを対象とする統計学は方向統計学といわれている。方向統計学では、データがユークリッド空間全体ではなく円周(または球面)上に制限されているという特殊性のために、対応する統計分布を構築し、パラメータ推定を行うことに、しばしば困難が生じる。このような困難を乗り越えるための統計的モデリングを考案し、推定・検定により、データの背後に潜む現象を定量化し、解釈を容易にすることを目指している。また、定量化することにより、データに潜む現象の解明と新しい研究手法を与えることを狙っている。 

備考(Remarks)  

2015  公募型共同利用  統計的分布の理論と展開  
代表  統計数理研究所  136000 

研究内容(Research Content) 統計的分布論、推定論、多変量解析、時系列解析、森林生態学に関連する研究者同士の交流を行うための研究集会を開催する。また、統計学を理論的に研究する研究者とデータ解析を行う研究者の情報交換の場を提供することにより融合的研究を進め、統計学の理論的研究とその発展に貢献していく。 

備考(Remarks)  

2015  科学研究費補助金  角度データのための理論的研究と応用 
代表  日本学術振興会  1430000 

研究内容(Research Content) ある地点における渡り鳥の移動方向や風向などを記録したデータは、円周上に値を取るデータ(円周データ)とみなすことができ、これらを対象とする統計学は方向統計学といわれている。方向統計学では、データがユークリッド空間全体ではなく円周(または球面)上に制限されているという特殊性のために、対応する統計分布を構築し、パラメータ推定を行うことに、しばしば困難が生じる。このような困難を乗り越えるための統計的モデリングを考案し、推定・検定により、データの背後に潜む現象を定量化し、解釈を容易にすることを目指している。また、定量化することにより、データに潜む現象の解明と新しい研究手法を与えることを狙っている。 

備考(Remarks)  

2014  科学研究費補助金  方向統計学の理論的研究とその応用 
代表  日本学術振興会  1300000 

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2013  科学研究費補助金  方向統計学の理論的研究とその応用 
代表  日本学術振興会  1300000 

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

2012  科学研究費補助金  方向統計学の理論的研究とその応用 
代表  日本学術振興会  1690000 

研究内容(Research Content)  

備考(Remarks)  

詳細表示
著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2018 
2017 
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
詳細表示

2018/05/24 更新