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学術論文
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19 件中 11 - 19 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2015  A family of skew distributions with mode-invariance through transformation of scale  共著   
Statistical Methodology  , Elsevier  , 25  , 89-98  , 2015/07   

概要(Abstract) 実軸上の対称な分布は正規分布をはじめとして様々な分布があるが、現実のデータは対称とは限らず、むしろ非対称であることが自然である。非対称分布の例としては、Azzalini (1985)に始まる非対称分布族がある。この分布族は生成の仕方が容易なことと扱いやすいこと、また、計算機の発達のおかげで、21 世紀になり、改めて注目を浴びている。一方、彼の手法を用いると、元となる対称分布が単峰であっても、変換後の非対称分布が単峰とは限らず、また、一般に分布のモードを解析的に与えることができない。本論文では、Jones (2009)の分布族にモード不変性を導入することにより、歪度パラメータに関して自然な単調性をもつ単峰な非対称分布の生成法を提案した。この分布族の長所として、変換前の対称分布が単峰でありさえすれば密度関数は自由に選べること、回帰モデルのノイズ分布として使いやすい、パラメータ直交性が言えること等がある。 

備考(Remarks)  

2015  The sinh-arcsinhed logistic family of distributions: properties and inference  共著   
Annals of the Institute of Statistical Mathematics  , Springer  , 67/3  , 573-594  , 2015/06   

概要(Abstract) Jones and Pewsey(2009)はsinh-arcsinh(SAS)変換を用い、SAS-normal分布を提案しているが、彼らの分布は裾が重いデータの解析には向いていない。また、正規分布同様、分布関数は特殊関数で表現される。我々は、彼らの分布よりも性質が単純であり、さらに、裾の重いSAS-logistic分布族を提案し、数学的性質を調べ、尤度に基づいた推定法・検定法を与えた。さらに、コピュラによる多変量への拡張についても研究した。
The sinh-arcsinh transform is used to obtain a flexible four-parameter model that provides a natural framework with which to perform inference robust to wide ranging departures from the logistic distribution. Its basic properties are established and its distribution and quantile functions, and properties related to them, shown to be highly tractable. Two important subfamilies are also explored. Maximum likelihood estimation is discussed, and reparametrisations designed to reduce the asymptotic correlations between the maximum likelihood estimates provided. A likelihood-ratio test for logisticness, which outperforms standard empirical distribution function based tests, follows naturally. The application of the proposed model and inferential methods is illustrated in an analysis of carbon fibre strength data. Multivariate extensions of the model are explored. 

備考(Remarks)  

2013  Extending circular distributions through transformation of argument  共著   
Annals of the Institute of Statistical Mathematics  , Springer  , 65/5  , 833-858  , 2013/10   

概要(Abstract) SIDSデータのようなある月だけでなく、ある季節を通じて大きな頻度を示す特徴はモード付近が平坦となる性質を持つ。この性質を持つ分布族は様々な研究者により提案されているが、包括的な議論はない。本論文ではこのような性質を持つ対称・非対称な変換の一般式を与え、単峰・多峰となるパラメータの条件や曲率を用いて提案分布の特徴付けをした。また、この方法を用いてJones-Pewsey分布を拡張し、新しい分布族を提案した。さらに、このJones-Pewsey型の拡張分布族の特別な場合として、拡張cardioid分布の性質についても議論し、SIDSデータに対して提案分布族とその部分分布族のパラメータ推定を行い、当てはまりの良さについて議論した。 

備考(Remarks)  

2012  Sine-skewed axial distributions with an application for fallen tree data  共著   
Environmental and Ecological Statistics  , Springer  , 19/3  , 295-307  , 2012/09   

概要(Abstract) 北方の樹木は過去の倒木更新により形成されたと考えることができ、倒木の向きは角度データとして扱うことができる。現在の樹木の分布を調べる際には、過去の倒木の先端と根元の向きは区別しなくて良い。この意味で、軸データとして扱うことができる。この論文では、対称な軸分布を摂動することにより、非対称な軸分布族の提案を行い、その数学的性質を調べた。さらに、提案分布族のパラメータ推定をし、その当てはまりや推定について議論した。
An axis is an undirected line where there is no reason to distinguish one end of the line from the other. Phenomena in nature that can be described as axial data are numerous. In this paper a method of trigonometric moments for the axial normal or axial von Mises distribution as an alternative to the method by Arnold and SenGupta (Environ Ecol Stat 13:271–285, 2006) is discussed. Sine-skewed axial Jones–Pewsey, von Mises and wrapped Cauchy distributions are introduced as special cases of a more general construction of skew axial distributions. As an example the methods are applied to a data set which consists of the orientations of logs on the floor
of a primeval spruce forest. 

備考(Remarks)  

2012  Circular distributions of fallen logs as an indicator of forest disturbance regimes  共著   
Ecological Indicators  , Elsevier  , 18  , 559-566  , 2012/07   

概要(Abstract) 風害は森林の更新に大きな役割を果たしており、森林の世代交代は、嵐による撹乱が契機となり、樹木の倒壊方位の分布は、過去の風害の傾向や強度を反映していることが予想される。特に、北方林では一斉倒壊・一斉更新があるが、その倒壊の度合いはこれまでの統計的手法では解析する手立てない。本論文では、まず、針葉樹・広葉樹の分類、3地域をさらに5プロットに分類した後、Abe and Pewsey(2011)で提案されている非対称分布族を用い、森林の過去の状態や地域毎の倒壊パターンを調べるための倒木の倒壊方位の統計的モデリングをしている。これにより、分けられた三か所の地域のうちの一か所で非対称なパターンを示していることも分かった。 

備考(Remarks)  

2011  Symmetric circular models through duplication and cosine perturbation  共著   
Computational Statistics & Data Analysis  , Elsevier  , 55/12  , 3271-3282  , 2011/12/01   

概要(Abstract) ウミガメは浜辺で産卵後、多くは月の光を頼りに海の方向に向かうが、それらの中には民家の外灯の影響により、逆の方向に向かってしまうウミガメがいる。このようなデータを表すモデルとして、推定が容易で扱いやすい2峰分布があれば便利である。本論文では、Abe and Pewseyのsine-skewed circular distributionsを修正することにより、数学的に扱いやすいだけでなく、パラメータ推定も容易であり、2方向の集中の度合いを検定できるモデルを提案した。これにより、直観的に判断されてきた傾向が統計的に検定可能となった。 

備考(Remarks)  

2011  Sine-skewed circular distributions  共著   
Statistical Papers  , Springer  , 52/3  , 683-707  , 2011/08   

概要(Abstract) 2000年以降盛んに研究されている円周上の非対称分布は先人達の生成法を用いているが、それらはモーメントの計算が容易でない、パラメータの推定が困難、現実のデータに対する当てはまりが良くない等の問題がある。本論文では、単純な方法で非対称な円周分布族を生成し、これらの問題を解決している。また、この手法を用いてJones-Pewsey分布を摂動し、既存の分布との関連・問題点を述べ、比較を行っている。これに関して同じ分野の国内・国外の研究者から高い評価を受けており、さらに、論文のある査読者からは「This work is a “tour de force” of this new area.」という積極的な評価のコメントも頂いている。 

備考(Remarks)  

2010  Symmetric unimodal models for directional data motivated by inverse stereographic projection  共著   
JOURNAL OF THE JAPAN STATISTICAL SOCIETY  , The Japan Statistical Society  , 40/1  , 45-61  , 2010/10   

概要(Abstract) Jones-Pewsey分布(Jones and Pewsey, 2010)にはMinh and Farnum (2003)により生成された円周上のt分布(Minh-Farnum分布)が含まれている。実軸上のt分布は自由度が大きくなると標準正規分布に近づく重要な分布であるが、Minh-Farnum分布は自由度が大きくなると、一点分布になってしまう問題がある。本論文では、Minh and Farnum によって使われた投影図法をうまく修正することで、この問題を解決した。そして、修正したMinh-Farnum分布を拡張して、Jones-Pewsey 分布を含む柔軟な対称分布族を提案し、数学的性質やパラメータ推定について議論した。加えて、投影図法を拡張し、多次元球面上の分布の生成法についても述べている。 

備考(Remarks)  

2009  On Papakonstantinou's extension of the cardioid distribution  共著   
Statistics & Probability Letters  , Elsevier  , 79/20  , 2138-2147  , 2009/10/15   

概要(Abstract) カージオイド分布を含み頂上付近で平坦もしくは急傾斜の性質を持つPapakonstantinou(1979)の分布族があり、この性質でないと、とらえきれない現象がある。この論文では、Papakonstantinou分布が多峰性を持つように分布の形状パラメータを拡張し、さらに、モードの数やモーメント、円周尖度や円周歪度のとりうる値の範囲についての詳しい考察をする。また、シミュレーションにより、最尤法による分布のパラメータの推定量の偏りや平均二乗誤差がどのようなふるまいをするのか調べている。この研究により、さらに一般的な拡張への見通しが良くなった。 

備考(Remarks)  

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