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年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 専門語彙量推定テストの開発と評価:図書館情報学分野を対象として | 共著 | |
日本図書館情報学会誌 , 69巻4号 , pp.186-204 , 2023/12 | |||
概要(Abstract) 本研究では,専門分野における個人の知識量を簡便に測定する方法として,個人が知っている専門用語の数を推定する専門語彙量推定テストを提案する。本論文では,図書館情報学分野の専門用語を対象とした専門語彙量推定テストの開発と評価について報告する。テストの開発においては,単語親密度を用いた語彙量推定の先行研究を参考に,各50語で構成される3つのテスト問題の作成,語彙量推定アルゴリズムの設計,Webアプリケーションの開発を行った。テストの評価においては,計81名を対象に2回の実験を実施し,テストの有用性を検証した。評価実験の結果,専門語彙量推定テストは一定の信頼性と妥当性を有しており,知識量測定の方法として有用であることが分かった。また,テスト問題の回答時間は平均2.61分であったことから,その簡便さが確認された。今後は学生が本テストを活用して知識量を測定し,学習到達度の自己確認などに活用することが期待される。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 学校図書館職員と教員の連携を促す打ち合わせシートの開発 | 共著 | |
日本図書館情報学会誌 , 日本図書館情報学会 , 69巻1号 , pp.20-37 , 2023/03 | |||
概要(Abstract) 学校図書館職員による授業向けの資料提供業務を支援するために,学校図書館職員と教員間の情報共有を促進する打ち合わせシートを提案・開発した。シートの網羅性,詳細性,有用性,簡便性をバランス良く高めるべく,段階的に開発を進めた。まず,先行研究の知見に基づき,支援対象の授業・提供すべき資料・選定資料の提供方法を共有するための項目体系を定め,入力補助機構を備えたWeb インタフェースを実装した。続いて,学校図書館職員へのアンケート調査により,項目の網羅性や有用性を確認した上で,質的なフィードバックもふまえシートを改訂した。最後に,図書館を利用する任意の授業を想定した教員によるシートの利用実験を通して,シートが協働作業に必要な情報の入力を促すことを示した。教員から得たユーザビリティ評価アンケートの結果も考慮しながら,教員向けの入力項目を絞り込み,簡便性を高めた上で,本シートをオンラインで公開した。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 学校図書館による授業向け図書提供支援システムBookReach の開発と評価 | 共著 | |
日本図書館情報学会誌 , 68巻4号 , pp.215-232 , 2022/12 | |||
概要(Abstract) 学校図書館による教員支援の一つに,授業向け図書の選定,すなわち教材提供がある。探究学習の重視に合わせ教材提供の意義も高まっているが,既存の図書館用ツールでは十分にサポートされ てこなかった。本研究では,授業の単元に関連する図書の候補を教科書の章から直接提示できる教材図書提供支援システムBookReach を開発し,そのユーザビリティを評価した。BookReachは授業単元ごとに内容的に関連するNDC記号を紐付けた対応表に基づき,学校図書館の蔵書から教材候補図書を書影で一覧表示するのが特徴である。学校図書館職員18名にBookReachを使った模擬的な教材提供を延べ4授業分依頼し,有効性・効率性・満足度の3観点でシステムを評価したところ,提示図書の内容的妥当性,OPACに比した選定時間短縮効果,および操作の容易性が認められた。また,実験の所感を問う自由記述からは,図書表示形式の設定や蔵書データ操作に関する課題・要望が得られた。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | BookReach-UI: A Book-Curation Interface for School Librarians to Support Inquiry Learning | 共著 | |
Proceedings of the 23st International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries, ICADL 2021 , pp.96-104 , 2021/12 | |||
概要(Abstract) As a way of collaborating with teachers, school librarians select books that are useful for inquiry-based or exploratory learning classes. Although this method of teaching-material curation has gained importance as teachers aim to adopt more inquiry learning, it has not been well supported by existing tools, resources, and systems designed for librarians. In Asia, especially, the development of school librarianship is not well institutionalised either, and significant practical experience is required to select the books useful for given inquiry classes. To enable even less experienced school librarians to easily curate appropriate books, we developed a graphical user interface that directly shows the candidate books that are topically relevant to the inquiry-based class' subject, by making use of decimal classification classes assigned to books. This interface, BookReach-UI, naturally follows the standard workflow of teaching-material curation described in prior studies. We evaluated its usability by asking school librarians to curate books for mock inquiry classes via BookReach-UI. The results of this preliminary experiment showed substantially high levels of satisfaction and adoption. |
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備考(Remarks) |
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2021 | 大学におけるMLA連携の可能性 | 単著 | |
アルケイアー記録・情報・歴史ー , 16号 , pp.1-23 , 2021/11 | |||
概要(Abstract) 日本の大学における博物館、図書館、文書館の連携活動(MLA連携)について整理した。大学における各組織の位置付けを概観した後、MLA連携として資料の収集・組織化・保存・提供、デジタルアーカイブの共同構築、合同展示、授業協力に分けて連携のあり方を類型化した。最後に、MLA連携の課題とその対応策を整理した。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | 国語辞典の記述研究に向けた観点整理 | 未設定 | |
日本図書館情報学会誌 , 67巻3/4号 , pp.153-163 , 2021/09 | |||
概要(Abstract) 現代日本の国語辞典を体系的に記述する準備として、記述の観点に着目して先行研究を整理した。具体的には国語辞典の形態、内容構成(項目数、収録項目、項目の配列)、項目の構成要素(見出し、発音、標記、品詞・活用、語釈、用例、注記)に分けて、国語学や辞書学などの先行研究を整理した。最後に、図書館情報学や教育学における国語辞典研究の展開可能性を素描した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 司書はどのように教材を選定しているか:教材検索システムの開発に向けた予備調査 | 共著 | |
アカデミア. 人文・自然科学編 , 20号 , pp.99-112 , 2020/06 | |||
概要(Abstract) 公共図書館による学校連携を促進する教材検索システム(BookReach)の開発に向けた予備調査として、実際の教材選定の基準やプロセスを明らかにするため、A市図書館の司書2名に半構造化インタビューを行った結果を報告したた。最後に、今回の調査の結果を反映させたBookReachの機能要件を整理した。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 公共図書館の蔵書における中学理科の教材候補:教材の所蔵調査に向けた予備的分析 | 共著 | |
アカデミア 人文・自然科学編 , No.19 , pp.65-80 , 2020/01 | |||
概要(Abstract) 公共図書館の蔵書から中学理科の教材候補となる図書を抽出し、それらの内容的特徴を分析した。また、内容的特徴に基づき教材候補から教材を絞り込む時の留意点を整理した。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 中学・高校の理科教科書における論述上の重要語とその出現過程 | 単著 | |
計量国語学 , 31巻7号 , pp.481-496 , 2018/12 | |||
概要(Abstract) 中学・高校の理科教科書を対象として、テキスト上での重要語を出現状況から特定し、読み進めていく中での出現過程の特徴を分析した。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 学校図書館員の教員サポートにおける授業に関連した資料提供の事例分析 | 共著 | |
日本図書館情報学会誌 , Vol.64, No.3 , pp.115-131 , 2018/09 | |||
概要(Abstract) 学校図書館による教員サポートにおいて重要な位置を占める「授業に関連した資料の提供」について、過去の実践事例を分析することで「どのような授業に対し、どのような資料が、どのように提供されてきたか」を明らかにした。 |
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備考(Remarks) |
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