2024/12/13 更新

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ナガタ トモナリ
永田 智成
NAGATA Tomonari
所属
外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科 教授
職名
教授
主な研究課題
長期研究:独裁体制から民主主義体制への移行とデモクラシーに関する研究

短期研究:自治州国家体制と連邦制の逆説論
専攻分野
スペイン政治史
比較政治学

学位

  • 博士(政治学) ( 2012年3月   首都大学東京 )

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    博士

    学位論文名:体制内部からの民主化ースアレスの政治手法 スペイン1974-1978ー

  • 修士(政治学) ( 2007年3月   首都大学東京 )

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    修士

    学位論文名:スアレス改革と体制内改革派―1977年総選挙まで

  • 学士(経済学) ( 2004年3月   埼玉大学 )

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    学士

研究分野

  • 人文・社会 / 政治学

学歴

  • 首都大学東京   社会科学研究科   法学政治学専攻政治学分野

    - 2012年3月

  • 首都大学東京   社会科学研究科   政治学専攻

    - 2007年3月

  • 埼玉大学   経済学部   社会環境設計学科

    - 2004年3月

所属学協会

  • 日本国際政治学会

  • 日本比較政治学会

  • 日本政治学会

  • スペイン史学会

委員歴

  • 日本国際政治学会  

  • 日本比較政治学会  

  • 日本政治学会  

  • スペイン史学会  

論文

  • スペイン政治における新興政党登場の意味―二大政党制から多党制へ?―

    南山大学紀要『アカデミア』社会科学編   第25号   53 - 67   2023年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • An epidemiological evaluation of COVID-19 in La paz, Bolivia

    Journal of Infection and Chemotherapy   Vol.29 No.3   333 - 338   2023年3月

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    出版者・発行元:日本感染症学会  

  • 住民投票の実施をめぐる中央政府の対応―イタリアとスペインの事例ー

    アカデミア社会科学編   第22号   45 - 68   2022年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • コロナ禍における「海外フィールドワークA」―パンデミック下のスペイン短期留学プログラムの実施:その方法と対策―

    アカデミア文学・語学編   111   81 - 108   2022年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • スペイン政治における国王という存在

    社会科学論集   164   51 - 67   2021年6月

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    出版者・発行元:埼玉大学経済学会  

  • スペイン史研究の現状と課題

    国際地域文化研究   16   126 - 128   2021年3月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • スペインとイタリアにおける連邦主義的改革に関する一考察 ―スペインにおけるアスナール政権とイタリアにおけるプローディ政権―

    アカデミア社会科学編   20   55 - 72   2021年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • スペイン・カタルーニャ州の独立問題に関する一考察 : 政党政治の変容という視点から

    アカデミア 社会科学編   18   41 - 60   2020年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

  • 【講演】スペインの移民政策―EUの共通移民政策とスペイン二大政党の取り組み―

    国際比較政治研究   25   28 - 58頁   2016年3月

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    出版者・発行元:大東文化大学国際比較政治研究所  

  • El estilo de la maniobra política de Fraga en la transición española

    Las instituciones   págs. 149 - 160   2015年6月

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    出版者・発行元:Universidad de Almería  

  • 民主化期におけるフラガとスアレスの政治手法

    スペイン史研究   26   17 - 30頁   2012年12月

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    出版者・発行元:スペイン史学会  

  • 体制内部からの民主化―スアレスの戦略 スペイン1974-1978― (博士論文)

    2012年3月

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    出版者・発行元:首都大学東京  

  • ¿Fue importante el desmantelamiento de las instituciones franquistas en la transición española?

    Las organizaciones políticas   págs. 93 - 110   2011年11月

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    出版者・発行元:Universidad de Almería  

  • 体制内改革派の挫折と民主化への道―スペイン1974-1976

    法学会雑誌   50 ( 2 )   335 - 366頁   2010年1月

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    出版者・発行元:首都大学東京  

  • アドルフォ・スアレスと体制内改革派―スペインの体制移行1976-1977

    スペイン史研究   22   27 - 38頁   2008年12月

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    出版者・発行元:スペイン史学会  

  • スペインの民主化に関する理論的分析-崩壊と移行

    法学会雑誌   48 ( 2 )   471 - 495頁   2007年12月

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    出版者・発行元:首都大学東京  

  • スアレス改革と体制内改革派―1977年総選挙まで (修士論文)

    2007年3月

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    出版者・発行元:首都大学東京  

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書籍等出版物

  • スペイン・ポルトガル史研究入門

    ( 担当: 共著 範囲: 第10章 現代(1970年代後半以降)のスペインとポルトガル   導入 1 現代のスペイン、第3章 近現代の国家と地域(カタルーニャ,バスク,ガリシアなど)   導入 1 少数言語地域と地域主義・地域ナショナリズム )

    山川出版社  2024年8月 

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    総ページ数:384   記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • 一冊でわかるスペイン史

    ( 担当: 共著)

    河出書房新社  2021年3月 

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    総ページ数:224p.  

  • 新・世界の社会福祉4 南欧

    ( 担当: 共著)

    旬報社  2019年8月 

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    総ページ数:22p.  

  • スペインの歴史を知るための50章

    ( 担当: 共著)

    明石書店  2016年10月 

  • 連邦制の逆説―効果的な統治制度か

    ( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2016年10月 

  • フランコ体制からの民主化―スアレスの政治手法

    ( 担当: 単著)

    木鐸社  2016年3月 

  • 探求の窓 「スペインにおける体制移行に関する歴史」国際研究大会参加記

    ( 担当: 単著)

    創研出版 スペイン史学会会報  2012年9月 

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    担当ページ:17-19   著書種別:調査報告書

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MISC

  • 第44回大会参加記

    スペイン史学会会報   第133号   20 - 22   2024年1月

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    出版者・発行元:スペイン史学会  

  • 著者・訳者の周辺‐フランコ体制からの民主化―スアレスの政治手法

    スペイン学   19   97 - 99頁   2017年5月

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    出版者・発行元:論創社  

  • 探求の窓 拙著書評への応答

    スペイン史学会会報   113   9 - 12頁   2017年5月

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    出版者・発行元:創研出版  

講演・口頭発表等

  • 後期フランコ体制に関する基礎的研究

    2023年度九州スペイン研究会  2023年8月 

  • スペインにおける政党システムの変容

    2022年度日本政治学会大会  2022年10月  日本政治学会

  • スペインとイタリアにおける住民投票をめぐる中央政府による介入

    日本比較政治学会  2021年6月 

  • スペイン政治と国王

    日本比較政治学会  2020年6月 

  • 歪んでいる自治州国家体制とカタルーニャ独立問題

    シリーズ:カタルーニャ問題を考える  2020年1月 

  • 政党政治の変容の帰結としてのカタルーニャ独立問題

    スペイン史学会  2019年12月 

  • 州政府による「駆け引き」の結果としての独立運動-スペイン・カタルーニャの事例-

    東京外国語大学国際関係研究所研究会 「ヨーロッパ社会の動揺と変化 (2)」   2018年2月  東京外国語大学国際関係研究所

  • 1970年代に展開されたスペインの民主化―政治アクターを中心に

    第38回スペイン史学会夏期研修合宿(イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)の関西地区例会およびラテンアメリカ学会西日本部会との共催)  2017年7月  スペイン史学会およびイベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)の関西地区例会およびラテンアメリカ学会西日本部会

  • スペイン・体制移行後の政治:レオポルド・カルボ=ソテロ政権-政治の正常化に向けて-

    2016年度九州地区スペイン研究友の会夏季研修合宿  2016年8月  九州地区スペイン研究友の会

  • スペインの移民政策―EUの共通移民政策とスペイン二大政党の取り組み

    大東文化大学国際比較政治研究所2015年度国際シンポジウム 素顔のヨーロッパ-転換期における理想と現実  2015年10月  大東文化大学国際比較政治研究所

  • 何故スペインでは外国人排斥運動が大規模化しないのか

    2015年度日本政治学会総会・研究大会  2015年9月  日本政治学会

  • 自治州の権限拡大とカタルーニャ独立問題

    スコットランド・セミナー 地域独立の住民投票と現代国家の変容―スコットランドとカタルーニャから考える  2014年12月  北海道大学

  • カタルーニャにおける独立運動の高揚と自治州政府の権限拡大

    スペイン史学会第159回定例研究会  2014年9月  スペイン史学会

  • カタルーニャ州政府の台頭と独立問題

    スペイン政治・現代史研究会  2014年8月  スペイン政治・現代史研究会

  • 集票組織の不全とその代替案の模索―スペイン・カタルーニャ州議会の事例

    日本比較政治学会第16回大会  2013年6月  日本比較政治学会

  • フランコ派によって推進された民主化

    第34回スペイン史学会大会  2012年10月  スペイン史学会

  • 権威主義体制内部からの民主化―スペインの場合

    ヨーロッパ地域問題研究会  2012年7月  ヨーロッパ地域問題研究会

  • ¿Fue importante el desmantelamiento de las instituciones franquistas en la transición española?

    V Congreso Internacional de la Historia de la Transición en España  2011年11月  Estudios del Tiempo Presente

  • 体制移行期におけるスアレスの戦略―政治改革法成立から総選挙実施まで―

    第27回スペイン史学会夏期研修合宿  2006年7月  スペイン史学会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • スペインにおける政党システムの変化

    2022年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

  • スペインとイタリアの比較研究に見る連邦制的分権化改革の帰結

    2021年

    南山大学  科学研究費補助金 若手研究 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:800000円

  • 連邦制的分権化改革の帰結:南欧諸国を中心に

    2021年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:300000円

  • スペインとイタリアの比較研究に見る連邦制的分権化改革の帰結

    2020年

    南山大学  科学研究費補助金 若手研究 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:800000円

  • スペインとイタリアの比較研究に見る連邦制的分権化改革の帰結

    2020年

    南山大学  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:400000円

     なぜある国では連邦制が効果的に機能し、ある国では機能しないのか。これが本研究の核心的な問いである。古くから連邦制は多民族国家をより良く統治する最善の制度とされてきたが、近年、連邦制は分離独立運動を助長する制度であるという指摘がなされている。
     本研究は、イタリアとスペインという単一制国家ながら連邦制的な分権化改革がなされた国家を対象に、上記の理論の検証および事例研究からの理論への貢献を試みる。具体的な方法として、本研究群ではほとんど検討がなされていない分権改革を受容する側である「地域」に焦点を当てる。

  • スペインとイタリアの比較研究に見る連邦制的分権化改革の帰結

    2019年

    南山大学  科学研究費補助金 若手研究 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:1500000円

    助成金

  • スペインの民主化におけるフランコ体制の制度的解体に関する研究

    2012年

    公益財団法人松下幸之助記念財団  松下幸之助記念財団2012年度研究助成(人文科学・社会科学領域) 12-038 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:50円

  • 自治州国家体制と連邦制の逆説論

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    長らく連邦制は多民族国家をより良く統治するための最適なシステムと言われてきたが、近年かえって連邦制を導入することで分離独立運動が助長されるのではないかと言われている。スペインの場合、自治州国家体制が導入された結果、バスクの独立運動は鎮静化し、逆にカタルーニャの独立運動は盛り上がるようになったように思える。この違いは何なのか、政治制度の観点から検討したい。

  • 独裁体制から民主主義体制への移行とデモクラシーに関する研究

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    体制移行が可能となる基盤のようなものが独裁体制末期には醸成されるのか、成功した体制移行であっても、数十年経つとどのような問題が生じるのか、持続可能なデモクラシーには何が必要なのかなどをスペインの事例から検討する。

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その他

  • 浜松市立高校での模擬授業

    2022年10月

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    外国語学部での授業の様子が分かる模擬授業を行なった。

  • 2022年度第25回日本比較政治学会分科会E 「分離主義問題の政治的ダイナミクス」討論者

    2022年6月

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    2022年度第25回日本比較政治学会分科会E 「分離主義問題の政治的ダイナミクス」において討論者を務めた

  • 国際地域文化研究科FD公開シンポジウム「グローバル化の進行と地域研究の未来」

    2021年1月

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    スペイン史研究の現状と課題について話した。

  • 静岡県立掛川西高校での模擬授業

    2020年9月

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    外国語を学ぶことの意義とは何か、外国語を学ぶと見えてくる世界とは何かについて、スペイン語とスペインを題材にお話しした。

  • 日本私立大学連盟PDCAサイクル修得プログラム運営委員

    2020年4月 - 2022年3月

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    私大連が主催するPDCAサイクル修得プログラムの運営委員を務めた

  • 「J-WAVE JAM THE WORLD」出演

    2019年11月

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    スペインの総選挙の結果に関する現状分析

  • 「もっと知りたい!独立運動と平和~スペイン・カタルーニャ州の独立運動から~」

    2019年11月

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    名古屋ユネスコ協会、ラテンアメリカ研究センター主催講演会

  • IX ENCUENTRO DE CENTROS DE ENSEÑANZA DE ESPAÑOL

    2018年11月

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    スペインで公認されている様々な語学学校が参加した会合で、どのようなプログラムが望ましいかなど、送る側と受け入れる側で様々なアクティビティを通じて意見交換をした。

  • 「地域主義の来し方行く末」のモデレーター

    2018年11月

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    神奈川大学主催のインターナショナルウイーク2018スペインウイークにおいて、学術シンポジウム「España diversa-スペインの多様性について考える」の第1部スペイン社会・文化の多様性のパネルディスカッションにおいて、モデレーターを務めた。報告者が各地域に限定してお話をされる中で、モデレーターとして、スペイン全体から見た各地域について解説した。

  • 多治見西高校での出張模擬講義

    2018年10月

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    「外国語学習の未来とその先にあるもの:スペイン語と政治学」と題して、模擬授業を行なった。

  • 「J-WAVE JAM THE WORLD」出演

    2015年9月

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    スペイン・カタルーニャ州で実施された州議会議員選挙の結果についての解説

  • 「NHKニュースウオッチ9」出演

    2015年9月

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    スペイン・カタルーニャ州で実施された州議会議員選挙の結果についての解説

  • 「TBSラジオ 荻上チキSession-22」出演

    2014年11月

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    スペイン・カタルーニャ州で実施された州民投票の代替投票に関する解説

  • スペイン史学会 委員

    2014年10月 - 2021年11月

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    スペイン史学会の運営に携わる。

  • 在バルセロナ日本国総領事館政治経済班専門調査員

    2012年11月 - 2014年3月

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    在バルセロナ日本国総領事館において、主にカタルーニャ独立運動の動向調査と日本企業の活動を支援するべく情報提供を行なった。

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その他教育活動及び特記事項

  • COIL型授業の実践「海外フィールドワークA」

    2020年10月 - 2021年3月

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     3週間行われるサラマンカ大学でのオンライン授業と日本文化週間への出品がその内容となる。担当者が特に腐心したのが、日本文化週間への出品である。
     例年、現地で日本文化を紹介するプレゼンテーションを海外フィールドワークに参加する学生は行っているが、今年度はそれがオンラインでの実施となり、担当者が腐心することとなった。現地で日本語を学ぶ学生にプレゼンテーションのネイティブチェックをお願いし、南山大学の学生は日本語教室で学ぶ学生の書く日本語でのメールなどの添削を通じて交流した。
     

  • 「海外フィールドワークA」事前授業・引率・事後授業

    2018年10月 - 2019年3月

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    サラマンカ大学主催の日本文化週間にて、日本文化を紹介するセッションを学生が担当することになり、その監督・指導を行なった。また、32日に及ぶスペインでの研修旅行において、学生への適切な指導・助言を行なった。

  • 政治学者によるスペイン語教育―ねらいと実践

    2014年

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    近年、グローバリゼーションの影響が強まる中、第二外国語教育不要論が強くなっている。確かに英語教育に資源を集中した方が効率的かもしれない。他方、世界はますます多元的になっている。このような世界で活躍するためには、たとえ言語習得にたどり着かなくても、多言語に触れることは多文化経験として有益であり、そのような観点から、社会科学者が言語教育を行なうことのメリットがあると論じた。
    また、筆者が実践している教育方法を紹介した。日本というおよそスペイン語を学習するうえで適切とは言えない環境で言語学習をするために重要なことは、反復練習と授業中になるべく多くの演習をさせることであり、声に出させることである。その一環として、学生の発言を促す際に、学生にマイクを渡すということをしているという報告を行なった。
    『青山スタンダード論集』第10号、青山スタンダード、2015、71-82頁。