氏名 Name |
上峯 篤史 ( ウエミネ アツシ , UEMINE Atsushi ) |
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所属 Organization |
人文学部人類文化学科 |
職名 Academic Title |
准教授 |
専攻分野 Area of specialization |
考古学、文化財科学会、先史学 |
学会活動 Academic societies |
2008年5月-現在に至る 日本考古学協会 |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (40)
著書数 books (8) 学術論文数 articles (32) |
学校名 Univ. |
卒業年月(日) Date of Graduation |
卒業区分 Graduation Classification2 |
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立命館大学文学部史学科日本史学専攻 | 2005年03月 | 卒業 |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻 | 博士後期課程 | 2011年03月 | 修了 |
同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻 | 博士前期課程 | 2007年03月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 博士(文化史学) | 縄文・弥生時代におけるサヌカイト製石器群の技術論的研究 | 同志社大学大学院 | 2011年03月20日 |
修士 | 修士(文化史学) | 近畿地方における縄文・弥生時代石器群の技術論的研究 : 剥片剥離技術の検討を中心に | 同志社大学大学院 | 2007年03月20日 |
学士 | 学士(文学) | 立命館大学 | 2005年03月21日 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 東アジアの人類移動史から見る日本列島先史文化の起源と変遷 |
概要(Abstract) 私たちホモ・サピエンスは約30万年前にアフリカで誕生し、遅くとも5万年より前にはアフリカを出て、東アジアにやって来ました。彼らがいったいどんな人々で、旅路の途中、東アジア各地でネアンデルタール人などの先行人類たちとどんな出会いをしたのか。私たちの正体を知るために是非知りたい点です。人類の進化と移動の歴史のなかで、私たち日本列島に暮らす人類の文化の成り立ちを考え、その移ろいを見ていくことが、私の当面の研究テーマです。 |
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短期研究 | 日本と東アジアの旧石器文化研究 |
概要(Abstract) 東アジアに新人がやってきたことで何が変わったのかを調べるため、学外の研究者や海外の研究機関と共同で出土遺物を調査しています。また日本列島各地で発掘調査や出土遺物の調査を進め、日本列島に人類が暮らしはじめたのはいつなのかを考えています。 |
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短期研究 | 縄文・弥生時代の石器研究 |
概要(Abstract) 縄文時代や弥生時代の石器を調べ、彼らの知恵や暮らしを明らかにする研究に取り組んでいます。 |
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短期研究 | 新しい石器研究法の開発 |
概要(Abstract) 考古学以外の研究法と考古学の研究法とを組み合わせて、新しい研究方法を試行錯誤することにも取り組んでいます。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 滋賀里遺跡資料図譜 | 共著 | |
真陽社 , B5 , 57 , 2023/05 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 木崎夏期大学遺跡 | 共著 | |
南山大学上峯篤史研究室 , B5 , 10 , 2022/02/28 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 愛知県南知多町天神山遺跡-縄文時代前期初頭の発掘調査- | 共著 | |
南山大学上峯篤史研究室 , B5 , 20 , 2022/01/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 旧石器考古学辞典 四訂版 | 共著 | |
雄山閣 , A5 , 352 , 2021/01/25 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 石の目を読む:石器研究のための破壊力学とフラクトグラフィ | 未設定 | |
京都大学学術出版会 , 未設定 , 217 , 2020/04/22 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 考古調査ハンドブック20 縄文石器提要 | 共著 | 9784821605323 |
ニューサイエンス社 , A5 , 510 , 2020/03/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 大論争 日本人の起源 | 共著 | 4800299292 |
宝島社 , その他 , 347 , 2019/10/28 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2017 | 縄文石器: その視角と方法 | 単著 | |
京都大学学術出版会 , その他 , 340 , 20180331 | |||
概要(Abstract) 考古資料の常連、“縄文石器”。その観察・分類・記載においては何に注意すべきか、石器の何がわかっていて何がわからないか、石器研究が縄文文化の解明にどのように役立つのか。縄文人の巧みな石器づくりを詳らかにする緻密な技術解析、多種多様な石器を明解に整理した編年、分析化学の方法と考古学の問題意識を融合させた石材移動論。様々な切り口をもって石器と忍耐強く対話し続けた先に、人や物が移動する縄文時代像がはっきりと見えてくる。著者の17年にわたる試行錯誤から導かれた研究の視点と手順を一冊に編み上げた、先史考古学必携の書。(出版社ホームページより転載) |
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備考(Remarks) |
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2012 | 縄文・弥生時代石器研究の技術論的転回 | 未設定 | |
雄山閣 , 未設定 , 310 , 20121225 | |||
概要(Abstract) 近畿地方における縄文・弥生時代のサヌカイト製石材を対象に、徹底した遺物観察と定量分析に基づいた剥片剥離技術と打撃法の研究から、縄文~弥生移行期の石材消費戦略、集落間関係の実態と変容を明らかにする。(出版社ホームページより転載) |
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備考(Remarks) |
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2010 | よくわかる考古学 | 共著 | |
ミネルヴァ書房 , B5 , 274 , 20100501 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 執筆担当部分:「縄文人の使った道具」, pp.40-43. (4p.) |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | Nouvelle etude des industries lithiques decouvertes sur le site paleolithique de Sjara-osso-gol, Mongolie interieure, Chine | 共著 | |
L'anthropologie , 202403 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 下呂石原産地「湯ヶ峰」における人類活動痕跡の探索-「遺跡」分布と湯ヶ峰山頂遺跡の様相- | 共著 | |
日本考古学 , 日本考古学教会 , 56 , 79-92 , 2023/05 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 前・中期旧石器時代遺跡の立地と古地形- 長野県大町市木崎小丸山遺跡を載せる丘陵の地形変遷- | 単著 | |
旧石器考古学 , 旧石器文化談話会 , 87 , 2023.3.31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | Lithic production strategy of early upper Paleolithic in Shuilian Cave, North China | 共著 | |
Quaternary International , the International Union for Quaternary Research , online , 2022/02 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 中国鋸歯縁石器群の機能論―河北省西白馬営遺跡からの予察(2)― | 共著 | |
パレオアジア文化史学A01 2020年度研究報告書 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 西白馬営:泥河湾盆地におけるMIS3の鋸歯縁石器群 | 共著 | |
パレオアジア文化史学A01 2020年度研究報告書 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 存否問題のムコウ | 単著 | |
旧石器時代研究への視座 , 2 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 京都府京丹後市上野遺跡における堆積物の帯磁率測定 | 単著 | |
京都府埋蔵文化財情報 , 京都府埋蔵文化財調査研究センター , 137 , 2020/03/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 中国鋸歯縁石器群の機能論―河北省西白馬営遺跡からの予察― | 共著 | |
パレオアジア文化史学A01 2019年度研究報告書 , 東京大学 , 2020/03/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 摩天嶺:泥河湾盆地におけるMIS9の鋸歯縁石器群 | 共著 | |
パレオアジア文化史学A01 2019年度研究報告書 , 東京大学 , 2020/03/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 愛知県春日井市 梅ヶ坪遺跡 調査報告書 | 調査報告 | 共著 |
194 , 202312 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 「梅ヶ坪遺跡採集遺物の石材原産地推定」を担当 |
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2022 | 2021年の歴史学界ー回顧と展望ー 日本 考古 1 旧石器時代 | 研究動向 | 単著 |
史学雑誌 , 史学会 , 131(5) , 2022.6 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2013 | 中国における侯家窰遺跡出土石器群の評価について | 調査報告 | 共著 |
平成21-24年度科学研究費補助金基盤研究(A)研究成果報告書『東北アジアにおける古環境変動と旧石器編年に関する基礎的研究』 , pp.115-132 , 201311 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
受賞学術賞名 Name of award |
受賞対象となった研究/業績/活動等 Activity for which award given |
受賞年月(日) Date |
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授与機関 Award presenter |
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2016 | 日本文化財科学会第10回ポスター発表賞 | 偽石器はどうしてできたのか? | 2016年06月05日 |
日本文化財科学会 | |||
備考(Remarks) |
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2016 | The 2015 Hakubi Annual Report Meeting Best Presentation Award | Long Distance Transported Obsidian Speak Inter-Regional Relationships | 2016年04月18日 |
京都大学白眉センター | |||
備考(Remarks) |
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2015 | 学際研究着想コンテスト 奨励賞 | ホモ・サピエンスがやって来た約4万年前、日本列島は無人だったのか? | 2015年10月02日 |
京都大学 | |||
備考(Remarks) |
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2004 | 課外・自主活動個人奨励金 | 考古学研究会における活動、関西学生考古学研究会の設立 | 2003年03月09日 |
立命館大学 | |||
備考(Remarks) |
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2003 | 文学部ゼミナール大会 | “古墳の破壊”再考~石室石材抜き取りの歴史的評価のために~ | 2003年12月22日 |
立命館大学 | |||
備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2023 | 上野遺跡の年代と石材利用 | 単独 | 20231119 |
京丹後市上野遺跡・福知山市稚児野遺跡検討会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 携帯型蛍光X線分析装置による”白頭山(長白山)黒曜岩”の追跡と方法論的試行 | 単独 | 20231022 |
日本文化財科学会第40回記念大会 , 日本文化財科学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 石英製石器のレプリカ作成と使用痕分析への応用 | 共同 | 20231021 |
日本文化財科学会第40回記念大会 , 日本文化財科学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | Nexus of biface production and characteristic of gray obsidian at central Japan | 単独 | 2023/07 |
International Obsidian Conference (IOC) Engaru 2023 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 現生人類の定着イベントと中国北部の旧石器文化 | 単独 | 2023.1 |
2022年度日本中国考古学会大会 , 日本中国考古学会大会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 岐阜県下呂市湯ヶ峰流紋岩原産地における考古学・地質学的調査(2) | 単独 | 2022.6 |
第20回日本旧石器学会2022年度総会・研究発表・シンポジウム , 日本旧石器学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 現生人類の定着と中国北部の旧石器 | 単独 | 2022.5 |
近江貝塚研究会第342回例会 , 近江貝塚研究会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 下呂石の細分とその考古学的可能性 | 共同 | 2021年9月19日 |
日本文化財科学会第38回大会 , 日本文化財科学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 帯磁率測定による地層対比と旧石器包含層の年代決定 | 共同 | 2021年9月19日 |
日本文化財科学会第38回大会 , 日本文化財科学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 岐阜県下呂市湯ヶ峰流紋岩原産地における考古学・地質学的調査(1) | 未設定 | 2021年6月19日 |
日本旧石器学会 第19回総会・研究発表・シンポジウム , 日本旧石器学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2023 | 科学研究費補助金 | 「武器形打製石器」導入の技術史から弥生社会の変容過程をたどる | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 後期旧石器時代前半期石器群の行動論的研究 | |
代表 | |||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 黒ボク土の形成年代と層序学的位置に基づく縄文時代草創期・早期の遺物編年 | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 科学研究費補助金 | 「武器形打製石器」導入の技術史から弥生社会の変容過程をたどる | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 高梨学術奨励基金研究助成 | ホモ・サピエンスの定着は東アジアの人類文化に何をもたらしたか?(2) | |
高梨学術奨励基金 | |||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 科学研究費補助金 | 「武器形打製石器」導入の技術史から弥生社会の変容過程をたどる | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 中国旧石器文化研究(3):鋸歯縁石器群の年代精査 | |
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2 | 中国旧石器文化研究(2):新人(ホモ・サピエンス)の定着をめぐる文化財科学的研究 | |
代表 | |||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 科学研究費補助金 | 「武器形打製石器」導入の技術史から弥生社会の変容過程をたどる | |
代表 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 科学研究費補助金(基盤研究C) | 「武器形打製石器」導入の技術史から弥生社会の変容過程をたどる | |
代表 | 日本学術振興会 | ||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2022 | フィールド調査における社会還元活動の実践 |
発掘調査の成果を社会還元すべく, 市民に開かれた発掘調査成果報告会を岐阜県下呂市で開催した. 報告会は発掘調査参加学生の自主性を重んじ, 適宜指導を加えた. 本企画には多数の新聞報道があり, 県内外から多数の来場者が集まったほか, 下呂市長から庁舎に招かれ, 直々に感謝のお言葉を賜った. |
2022/08/29~2022/09/14 |
2019 | フィールドノート貼付型テキストの作成 |
考古学実習Aにおいて、フィールドノート(測量野帳)サイズにまとめた授業レジュメを配布し、受講生各自に貼り付けを指示した。レジュメには測量技術等の要点がまとめられており、授業時に使用することでフィールドノートを使う習慣を身につけられるだけでなく、授業後にフィールドに出た際も参照しやすいものとなった。 |
20190410~ |
2019 | 発掘調査におけるアクティブラーニングの実践 |
鳥ヶ崎遺跡(島根県松江市)において発掘調査を体験してもらった後, 木崎夏期大学遺跡(長野県大町市)の発掘調査においては, 発掘調査区の設定から発掘調査中の試行錯誤において, なるべく学生ら自身で方策を検討してもらったうえで, 指導を加えるようにした. これによって, 発掘調査に関わるノウハウの定着率を大きく向上させることができた. 上野遺跡(京都府京丹後市)では学年別に到達目標を設定し, 調査全体の経過に注意しながら発掘調査に取り組んでもらうことで, 時間意識と責任感の向上を図った. |
2019/04/01~ |
2018 | 修士論文審査副査 |
立命館大学大学院文学研究科に提出された修士論文審査の副査を担当した |
201902 |
2014 | ゲストスピーカーの招聘 |
リテラシー入門II、考古学・文化遺産概論I、新しい日本史像、歴史観の形成(以上、立命館大学)、考古学(1)-53(同志社大学)、考古学(大阪成蹊大学)にて実施。科目内容に合致しつつも、自身による講義では扱いにくい視角や研究領域を講義に盛りこむため、ゲストスピーカーを積極的に招聘した。講義においては上述の事項のほか、研究に関わる体験談も盛りこんでもらった。この取り組みは授業内容の多様化はもちろん、講義にメリハリをつけることや、受講生の学習意欲を刺激する効果があった。 |
20140901~ |
2014 | 博物館と連携した教育活動 |
京都市からの打診を受けて、関西の若手研究者と京都市が協力した研究・博物館展示を企画し、これに学生約50名(大阪成蹊大学、京都大学、同志社大学、奈良大学、佛教大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学)の参加を受け入れた。本企画では、京都市が所蔵しながらも活用できていなかった資料群に、若手研究者による最新研究でスポットライトを当てた。学生らは研究に協力する中で最新研究を学び、各研究成果を学生ならではの工夫をこらして展示した。 |
20140601~20150331 |
2013 | ICT技術の運用によるきめ細かな教育 |
考古学特殊講義I、考古学(1)-53(同志社大学)、考古学(大阪成蹊大学)にて実践。自身は非常勤講師として講義を担当しているため、授業時間外における学生との関わりに限界がある。開講大学が導入している学習用Webツールを用いればこの問題は改善されるが、これらの普及が不十分だった当時、あるいは現在でも同ツールを導入していない大学では、教育の質に関して大きな障壁となっている。そこで受講生専用のホームページを作成し、シラバスの閲覧、参考資料の配付に用いた。また同ホームページ内に、受講生からの質問への回答用のWeb掲示板を作成し、授業時間内に限定されない、きめ細かな教育の提供に努めた。 |
20130401~20190331 |
2013 | 聴覚障害をもつ学生の研究指導と交流支援 |
同志社大学において実践。重度の難聴に負けじと高い向学心をもつ学生に対して、筆談やICT技術の運用、他の学生らを交えたコミュニケーションによって、学習・研究相談を継続した。また他大学の学生との交流の機会を設け、実地にて交流を支援することで、障がいによって生じる様々な壁を低くすることに努めた。一連の活動と学生自身の努力の努力の成果として、当該学生と共同で研究論文を執筆することができ、査読付学術雑誌に掲載された。 |
20130401~20180331 |
2013 | マークシート処理システムの活用による大人数授業の運営 |
受講生数が200名を超える大人数講義では、受講生の反応や出席状況を管理することが難しく、授業担当者の独りよがりの講義を招きやすい。そこでマークシート処理システム(MarkScan、神奈川県立総合教育センター)にAdobe Illustratorを組み合わせてコメントシートを作成し、授業ごとに受講生に記入させた。これを機械処理することで、大人数講義であっても 個々の学生の状況を把握することが可能となり、授業内容や難易度の調整、補足説明などに活かすことができた。 |
20130401~ |
2012 | 講義そのものを題材とした、研究成果発信法の講義 |
考古学特殊講義I(立命館大学)、考古学(1)-53(同志社大学)、考古学(大阪成蹊大学)にて実践。毎回の講義ごとに、講義テーマのおもしろさ・説明のわかりやすさ・配付資料のわかりやすさについて、択一式の授業評価を受講生にお願いした。それを最終講義で集計・分析し、「何がわかりやすく・おもしろいのか」、どうすれば「わかりやすく・おもしろくなるのか」を受講生とともに考える題材とした。 |
20120401~20120930 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2023 | 地域と連携した地域史研究の実践 | |
活動内容等(Content of Activities)
岐阜県下呂市、坂祝町、静岡県富士市、奈良県山添村で実施。詳細は以下の通り。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2023 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
2022 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
2021 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
2020 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2024/05/16 更新
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