氏名 Name |
寒野 康太 ( カンノ コウタ , KANNO Kota ) |
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所属 Organization |
人文学部キリスト教学科 |
職名 Academic Title |
講師 |
専攻分野 Area of specialization |
基礎神学、組織神学、教会論、エキュメニズム、神学的認識論 |
学会活動 Academic societies |
日本宗教学会、カトリック神学会、教父研究会 |
社会活動 Community services |
カトリック説教者兄弟会・通称ドミニコ会 会員 カトリック司祭 |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (6)
学術論文数 articles (6) |
学校名 Univ. |
卒業年月(日) Date of Graduation |
卒業区分 Graduation Classification2 |
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コレージュ・ドミニカン大学(Collège universitaire dominicain (Ontario, Canada)神学部神学科 | 2005年04月 | 卒業 |
早稲田大学教育学部国語国文 | 1998年03月 | 卒業 |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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パリ・カトリック大学 博士課程 (Institut catholique de Paris, Cycle des études du doctorat)神学研究科基礎神学(Théologie fondamentale) | 博士課程 | 2016年12月 | 単位取得満期退学 |
コレージュ・ドミニカン大学神学部修士課程 (Collège universitaire dominicain, Maîtrise ès arts en théologie)神学研究科組織神学 (Théologie systématique) | 修士課程 | 2009年02月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 博士(神学) | “La « méthode économique » de J. H. NEWMAN. Des Ariens du quatrième siècle à l’Essai sur le développement de la doctrine chrétienne” | パリ・カトリック大学 (Institut catholique de Paris) | 2018年05月11日 |
修士 | 人文学修士(神学)(Maîtrise ès arts en théologie) | “Genèse de la formule théologique Creatio ex nihilo chez Tertullien. Lecture de « Contre Hermogène »” | コレージュ・ドミニカン大学(Collège universitaire dominicain (Ontario, Canada)) | 2009年01月 |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | 「教皇文書『Fratelli tutti(兄弟の皆さん)』に見られる神学的特徴―包括性ということ」 | 単著 | |
『社会と倫理』 , 南山大学社会倫理研究所 , 38号 , pp.21-51 , 2023/12 | |||
概要(Abstract) 教皇フランシスコの回勅「Fraterlli tutti」を神学的に分析し、執筆の姿勢が、世上一般にいわれているような非神学的な態度ではなく、カトリックの神学のさまざまな潮流の一つのあり方を体現しているものであることを示そうとした。 |
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備考(Remarks) |
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2023 | 霊性の継承―バトラーのカタリナへのまなざし | 共著 | |
西方キリスト教の女性―その霊的伝承と雅歌の伝統 , 「キリスト教と女性」研究会 教友社 , 論文集 , pp.165-208 , 2023 | |||
概要(Abstract) 十九世紀の最初期のフェミニスト、ジョゼフィン・バトラーがどのように中世の女性シエナのカタリナを読み解いて伝記を作成したかということについて分析し、、それぞれが身を置いた歴史的事情はちがっても、キリスト教伝統の中にある「預言者」的性格をともに自覚し、社会に関わる姿勢としたということを浮き彫りにすることで、キリスト教の霊性というものが、歴史をまたぐ継承の形を取りうることを明らかにしようとつとめた。 |
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備考(Remarks) |
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2023 | 「正典」としての雅歌―諸解釈の交差する場 | 未設定 | |
西方キリスト教の女性―その霊的伝承と雅歌の伝統 , 「キリスト教と女性」研究会 教友社 , 論文集 , pp.209-258 , 2023 | |||
概要(Abstract) 「雅歌」というものが聖書正典における解釈の歴史の中で、さまざまな解釈の立場を生じさせてきたということを見ながら、聖書解釈が、必ずしも、信仰や教会の伝統的な解釈のみを尊重するというのではなく、いわゆる世俗的な読解も包含しうるということをポール・リクールの読解などを通じて明らかにした。また、解釈の多様性を「正典」はむしろ前提としているのではないかということを、神学上の文献を参照しつつ論じた。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | ローマ・カトリック教導権における女性理解 : 中世研究にもとづく現代の神学 | 単著 | |
西洋中世研究 , 西洋中世学会 , 11 , pp. 92-110 , 2019 | |||
概要(Abstract) 中世研究がどのように現代のカトリック教会教導権の女性理解に関して新たな知見をもたらすことができるか、その可能性をトマスの女性理解、自然法理解、教会、中世における王権と並ぶものとしての大学の存在などを参照しつつ、可能性を探った。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | “Doubles explorations d’« identité (ipséité) » dans le cas de l’Apologia pro vita sua” | 単著 | |
Transversalité , Institut catholique de Paris , 2018 年 4−6月号 , pp. 85-100. , 2018 | |||
概要(Abstract) ニューマンの学問的探求と実存的探求は、ポール・リクールの「時間と物語」の中にみられる自己同一性の理解によって よりよく会得されることを論じた |
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備考(Remarks) |
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2017 | “La « méthode économique » de J. H. NEWMAN. Des Ariens du quatrième siècle à l’Essai sur le développement de la doctrine chrétienne”, (博士論文) | 単著 | |
概要(Abstract) ニューマンの神学手法について、アングリカンのときも、カトリックのときも、自分の手法に関し自覚的であり、一貫性を主張していたこと、また、その神学手法の自覚についての説明と、彼の教会観の変遷に関する自らの説明が分ちがたく結ばれていることに関して論じた。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | “Reading the Bible and the Doctrinal Question in Arians of the Fourth Century” | 単著 | |
Newman Studies Journal , National Institute for Newman Studies , 2014年秋号, Vol 11, N.2 , pp. 38-44. , 2014/Autumn | |||
概要(Abstract) ニューマンの聖書理解と神学の関わりを、彼の教父研究読解から論じ、ニューマンの業績の二十世紀のカトリック神学の基礎に与えた影響を論じた。 |
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備考(Remarks) |
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2009 | “Genèse de la formule théologique Creatio ex nihilo chez Tertullien. Lecture de « Contre Hermogène »” (修士論文) | 単著 | |
概要(Abstract) どのようにキリスト教神学がヘレニズム哲学と決別しつつ、また、継承しつつ、自らの学問的性格を自覚しえたかに関して、テルトゥリアヌスの議論において弁論術の使用と聖書解釈の関わりを見ることによって論じた |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2022 | 研究ノート:田上雅徳の論考が示唆するもの -政治哲学が神学に投げかける問い | 寄稿 | 単著 |
南山神学 , 在名古屋教皇庁認可神学部・南山大学人文学部キリスト教学科編・発行 , 45号 , 171ー177 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) 田上の政治哲学の論考がどれだけ近代の神学論争と関わっているか、そして神学的知見がどのように政治哲学へ貢献できるかを論じた。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2023 | 35回学術大会のシンポジウム「どうする教会論」シンポジウム提題 「第二バチカン公会議とシノダリティー」」 | 単独 | 2023/08/28 |
カトリック神学会 学術大会 , カトリック神学会 | |||
概要(Abstract) 現在の教皇フランシスコが唱導しているシノダリティーが、教会論的に、第二バチカン公会議が新たにカトリック教会に導き入れようとした、「解釈学的姿勢」と密接に関わっているのではないかということを論じた。 |
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備考(Remarks) この単独発表ののち、午後、一時間以上、共同討議に参加し、教会論上の諸問題、目下の日本のカトリック教会についての教会論上の分析について、発言した。 |
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2021 | ジョゼフィン・バトラーにおけるシエナのカタリナ像 霊性の継承 | 単独 | 2022/01/29 |
科研研究費による公開研究発表会「東方ギリシャ教父と女性」 , 科学研究費補助金・基盤研究B 課題番号20H01191 研究代表者・宮本久雄 , none | |||
概要(Abstract) 十九世紀の英国女性、ジョゼフィン・バトラーが 女性の地位の向上をめざす運動を開始したとき、それは、単なる社会運動としてではなく、聖書的な意味での預言であるという意識を持っていた。そうしたあり方をバトラーが汲み取った女性として、シエナのカタリナがあげられる。この二人の女性の特質と聖書神学上の預言の概念との関連性を論じた。 |
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備考(Remarks) オンライン形式にて、15:30 から、18:00すぎまで、発表とそれをうけての討議が行なわれた。 |
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2022 | 正典としての雅歌 | 単独 | 2022/11/05 |
公開研究会 東方キリスト教と女性 , 科研費研究会 東方キリスト教と女性 | |||
概要(Abstract) ズーム形式で、公開発表ののち、一時間ほど、質疑応答を行なった |
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備考(Remarks) |
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2022 | 『言語と証人』についての神学的読解 | 単独 | 2022/10/15 |
合評会 宮本久雄『言語と証人』 , 立教大学教授 阿部善彦 清泉女子大学准教授 坂田奈々絵 | |||
概要(Abstract) 単独発表の後、三十分ほどの質疑応答、また、その後、合評の各発表者へのコメントを務めた。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2023 | 博士課程の院生との共同討議 |
2022年から2023年、当大学の博士課程に在籍していた院生と、ニューマンの歴史的状況について、ズームなどを通じて討議した。 |
2022/04/01~2024/01/15 |
2021 | 講義資料の作成 掲載 科目 「宗教論」 |
本学の共通科目である、宗教論を様々な観点から理解してもらう為に、一連の講義資料を作成し、掲載した。出来るだけ、諸宗教の幅のひろさ、そして宗教の評価にも様々な見方があることを反映する講義資料となるよう努めた。 |
2021/10/01~2021/1/20 |
2023 | 神言神学院における「マリア論」輪講担当 |
神学院の授業と、キリスト学科の授業は乗り入れされることも多いが、今回は、神学院で独自に開催された。科目名は、「神学研究A」であり、今回「マリア論」をテーマに、輪講形式で実施された。この中で、マリア論と教会教導権との関わりという回を担当した。この授業の中で、教会教導権の自己理解とマリア論の内実が関連しているということを論じた。 |
2023/05/01~2023/06/28 |
2022 | キリスト教思想の授業 講義資料作成 宗教論講義資料改正 |
標記の授業のために 資料を作成し、宗教論に関して、資料を一部改正し、定期試験の問題作成を行なった |
2022 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2023 | カトリック修道会 ドミニコ会 | 1998−2023 |
活動内容等(Content of Activities)
前年と引き続き、修道会で、さまざまな役を担った。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2023 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2020 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2014 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2024/05/02 更新
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