近世ドイツ史
犯罪史
都市史
2025/04/10 更新
哲学博士(doctor philosophiae (Dr. phil.)) ( 2018年3月 ドレスデン工科大学 )
修士(教育学) ( 2010年3月 早稲田大学 )
学士(文学) ( 2008年3月 早稲田大学 )
ザクセン
ドイツ史
ポリツァイ
ライプツィヒ
名誉
暴力
歴史犯罪研究
決闘
犯罪史
社会的コントロール
西洋史
近世史
都市史
人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 / ドイツ史
早稲田大学 大学院文学研究科博士後期課程 西洋史学コース
2010年4月 - 2018年7月
ドレスデン工科大学 哲学部 歴史学科
2013年10月 - 2018年3月
ライプツィヒ大学 (交換留学)
2010年9月 - 2011年8月
早稲田大学 大学院教育学研究科修士課程 社会科教育専攻
2008年4月 - 2010年3月
国名: 日本国
早稲田大学 第一文学部 総合人文学科 西洋史学専修
2004年4月 - 2008年3月
国名: 日本国
南山大学 外国語学部 ドイツ学科 准教授
2024年4月 - 現在
国名:日本国
南山大学 ヨーロッパ研究センター 研究員
2022年4月 - 現在
国名:日本国
南山大学 外国語学部 ドイツ学科 講師
2021年4月 - 2024年3月
国名:日本国
早稲田大学 ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所 招聘研究員
2020年8月 - 現在
国名:日本国
早稲田大学 ヨーロッパ文明史研究所 招聘研究員
2020年5月 - 現在
国名:日本国
中央大学 人文科学研究所 客員研究員
2020年4月 - 2022年3月
国名:日本国
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員-PD
2020年4月 - 2021年3月
早稲田大学 文学学術院 非常勤講師
2020年4月 - 2020年9月
国名:日本国
立教大学 経済学部 兼任講師
2019年4月 - 2021年3月
国名:日本国
早稲田大学 文学学術院 西洋史コース 助教
2018年9月 - 2020年3月
国名:日本国
早稲田大学ヨーロッパ文明史研究所 研究員
2018年4月 - 2020年3月
早稲田大学 文学学術院 西洋史コース 助手
2018年4月 - 2018年8月
国名:日本国
ドレスデン工科大学 Graduiertenakademie 短期奨学金 奨学生
2017年4月 - 2017年7月
国名:ドイツ連邦共和国
ドイツ学術交流会(DAAD) 研究・留学奨学金(長期) 奨学生
2013年10月 - 2017年3月
国名:ドイツ連邦共和国
2021年11月 - 現在
世界史研究会
2021年5月 - 現在
2021年4月 - 現在
早稲田大学史学会
2018年4月 - 現在
史学会
2015年10月 - 現在
日本ハンザ史研究会
2014年3月 - 現在
日本西洋史学会
2012年7月 - 現在
比較都市史研究会
2012年5月 - 現在
早稲田大学西洋史研究会
2010年4月 - 現在
近世ドイツの決闘に関する研究動向―ドイツ・ドレスデンでのプロジェクトに注目して― 査読
齋藤 敬之
史学雑誌 133 ( 10 ) 38 - 59 2024年10月
17世紀後半ドイツにおける決闘の描写に関する一考察―アハスヴェールス・フリッチュの著作を例に―
齋藤 敬之
アカデミア 人文・自然科学編 ( 26 ) 191 - 205 2023年6月
近世ザクセン選帝侯領における手工業者の決闘に関する一考察―法規範と裁判記録を対照させて―
齋藤 敬之
アカデミア 人文・自然科学編 ( 24 ) 265 - 278 2022年6月
暴力の歴史の描写を目指して―中近世ドイツ犯罪史研究における動向から― 査読
齋藤 敬之
史学雑誌 130 ( 2 ) 167 - 187 2021年2月
齋藤 敬之
エクフラシス ヨーロッパ文化研究 10 196 - 209 2020年3月
近世都市ライプツィヒにおける治安維持人員の行動とそれに対する認識 査読
齋藤 敬之
史観 180 68 - 83 2019年3月
SAITO, Hiroyuki
ドレスデン工科大学 Technische Universität Dresden 1 - 477 2019年2月
近世都市の刑事裁判における「請願」を通じた戦略的関与 : ライプツィヒにおける暴力事件を例に 査読
齋藤 敬之
西洋史論叢 38 79 - 93 2016年12月
都市社会におけるコミュニケーションとしての暴力 : 近世大学都市ライプツィヒにおける学生の暴力行為に関する予備的考察 査読
齋藤 敬之
比較都市史研究 33 ( 1 ) 11 - 28 2014年6月
暴力事件はいかにして処理されたか -15世紀ライプツィヒのウアフェーデ台帳の分析を中心に- 査読
齋藤 敬之
早稲田大学大学院文学研究科紀要 第4分冊, 日本史学 東洋史学 西洋史学 考古学 文化人類学 日本語日本文化 アジア地域文化学 59 63 - 76 2014年2月
近世都市における治安維持の担い手 : 16世紀後半ライプツィヒのよそ者対策を例に 査読
齋藤 敬之
西洋史論叢 34 47 - 59 2012年12月
15世紀後半ライプツィヒにおける都市内平和・治安維持政策の進展 : ポリツァイ案件を中心に 査読
齋藤 敬之
比較都市史研究 31 ( 2 ) 43 - 58 2012年12月
近世都市ポリツァイ条令に見られる「取締の選別」--アウクスブルクの酒房団体と参事会刑罰官を中心に
齋藤 敬之
西洋史論叢 32 71 - 85 2010年12月
【修士論文】近世都市ポリツァイ条令の一考察―アウクスブルクを事例として―
齋藤 敬之
修士論文(早稲田大学大学院教育学研究科) 1 - 82 2010年3月
【卒業論文】中世都市ネルトリンゲンにおける繊維工業についての考察
齋藤 敬之
卒業論文(早稲田大学第一文学部) 2008年3月
甚野尚志, 踊共二( 担当: 分担執筆 範囲: コラム3 瀆神)
ミネルヴァ書房 2025年4月 ( ISBN:9784623098644 )
歴史の中の個と共同体
松本, 悠子, 三浦, 麻美( 担当: 分担執筆 範囲: 近世ドイツ刑事司法における「請願」に見る「共同体」の存在―ザクセン選帝侯領の例から―)
中央大学出版部 2022年2月 ( ISBN:9784805742150 )
甚野, 尚志( 担当: 分担執筆 範囲: 「神の怒り」を招く瀆神の法的処理と社会的文脈―16-17世紀ザクセン選帝侯領を例に)
知泉書館 2021年10月 ( ISBN:9784862853486 )
小原, 淳, 齋藤, 敬之, 前川, 陽祐( 担当: 共訳 , 原著者: クリストファー・クラーク)
みすず書房 2021年7月 ( ISBN:9784622089681 )
Ein bürgerliches Pulverfass? Waffenbesitz und Waffenkontrolle in der alteuropäischen Stadt 国際共著
Werner Freitag, Martin Scheutz( 担当: 分担執筆 範囲: Hiroyuki Saito/ Gerd Schwerhoff, Waffengebrauch und Gewaltpraktiken in der alteuropäischen Stadt: Köln und Leipzig am Beginn der Neuzeit)
Böhlau Verlag 2021年1月 ( ISBN:9783412521080 )
「歴史的な形成体」の中で
齋藤 敬之
比較都市史研究 40 28 - 28 2021年12月
17世紀後半ザクセン選帝侯領の決闘禁止令 査読
齋藤 敬之
西洋史論叢 42 93 - 105 2020年12月
Bis die Funken flogen 招待 国際誌
Hiroyuki Saito, Gerd Schwerhoff
DAMALS – Das Magazin für Geschichte 1 (2021) 45 - 46 2020年12月
「暴力犯罪」の歴史を描く 招待
齋藤 敬之
現代思想 48 ( 17 ) 318 - 318 2020年12月
2019年の歴史学界―回顧と展望―「ヨーロッパ 近代 ドイツ・スイス・ネーデルラント」 招待
齋藤 敬之
史学雑誌 129 ( 5 ) 350 - 356 2020年5月
齋藤, 敬之
エクフラシス : ヨーロッパ文化研究 10 225 - 225 2020年3月
博士論文要旨
齋藤 敬之
西洋史学 268 133 - 133 2019年12月
フォーラム 招待
齋藤 敬之
比較都市史研究 32 ( 2 ) 1 - 1 2013年12月
ウアフェーデ台帳から見る一五世紀ライプツィヒにおける「犯罪行為」 : 暴力行為を中心に(西洋史部会,二〇一二年度早稲田大学史学会大会報告)
齋藤 敬之
史観 168 149 - 150 2013年3月
近世都市におけるよそ者(Fremde)対策について : ライプツィヒの事例から(第414回例会報告)
齋藤 敬之
比較都市史研究 31 ( 2 ) 4 - 5 2012年12月
15世紀後半ライプツィヒにおける治安維持制度の構築―ポリツァイの観点から―
齋藤 敬之
歴史学研究月報 627 4 - 6 2012年3月
秩序と犯罪から見る近世ドイツ:暴力が渦巻く非文明的な社会? 招待
齋藤 敬之
2023年度 第1回愛知県立大学世界史セミナー 2023年10月 愛知県立大学
【訳者によるリプライ】シンポジウム:ドイツ帝国成立150年 招待
齋藤 敬之
ドイツ現代史研究会12月例会 2021年12月 ドイツ現代史研究会
近世ドイツ都市の裁判記録に関する史料批判的一考察:暴力の社会的意義や認識の解明を目指して
齋藤 敬之
日本西洋史学会第69回大会 2019年5月 日本西洋史学会
齋藤 敬之
ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所第二十六回研究会 2019年5月 ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所
近世ライプツィヒ都市裁判所の記録“Strafakten“の分析と利用可能性について
齋藤 敬之
歴史学研究会ヨーロッパ中近世史合同部会4月例会 2019年4月 歴史学研究会ヨーロッパ中近世史合同部会
近世ドイツ都市社会における暴力と名誉の関係―ライプツィヒの事例から― 招待
齋藤 敬之
第86回西洋史読書会大会 2018年11月 西洋史読書会
【コメンテーター】共同成果論文集合評会『ヨーロッパの政治文化史 統合・分裂・戦争』 招待
齋藤 敬之
早稲田大学西洋史研究会第72回大会 2018年7月 早稲田大学西洋史研究会
SAITO, Hiroyuki
Dresdner Frühneuzeitgespräche 2016年1月 Lehrstuhl für Geschichte der Frühen Neuzeit
SAITO, Hiroyuki
4. Kolloquium zu Kriminalität und Strafjustiz – Schwerpunktthema Gewalt 2015年9月
Jugendliche Devianz in der frühneuzeitlichen Stadt: Das Beispiel Leipzig, ca. 1580–1650
SAITO, Hiroyuki
Dresdner Frühneuzeitgespräche 2015年1月 Lehrstuhl für Geschichte der Frühen Neuzeit
SAITO, Hiroyuki
Dresdner Frühneuzeitgespräche 2013年11月 Lehrstuhl für Geschichte der Frühen Neuzeit
ウアフェーデ台帳から見る15世紀ライプツィヒにおける「犯罪行為」―暴力行為を中心に―
齋藤 敬之
2012年度早稲田大学史学会大会 西洋史部会 2012年10月 早稲田大学史学会
16世紀後半ライプツィヒにおける治安維持ツール―「通告義務(Meldepflicht)」に注目して―
齋藤 敬之
日本西洋史学会第62回大会 2012年5月 日本西洋史学会
近世都市におけるよそ者(Fremde)対策―ライプツィヒの事例から―
齋藤 敬之
比較都市史研究会第414回例会 2012年4月 比較都市史研究会
15世紀後半ライプツィヒにおける治安維持制度の構築―ポリツァイの観点から―
齋藤 敬之
歴史学研究会ヨーロッパ中近世史合同部会11月例会 2011年11月
近世都市における「取締」―アウクスブルクのポリツァイ条令を通じて―
齋藤 敬之
早稲田大学西洋史研究会第56回大会 2010年7月 早稲田大学西洋史研究会
近世後期ドイツにおける暴力の性質に関する犯罪史および感情史的研究
研究課題/領域番号:22K13232 2022年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
齋藤 敬之
担当区分:研究代表者
配分額:2470000円 ( 直接経費:1900000円 、 間接経費:570000円 )
本研究は、17世紀後半から18世紀後半のドイツ・ザクセン選帝侯領を例に、中傷や挑発といった名誉にかかわる「言葉の暴力」、および傷害などの身体的暴力、とりわけ名誉と結びついた暴力の特殊形態としての決闘に対する規制や処罰の特質を明らかにすることを目的としている。加えて、暴力事件に関する言説や認識を裁判記録や知識人の著作などから読み取り、暴力に関わる怒りや恥、恐怖といった感情的次元をも検討することを試みたものである。
先行研究の整理と史料収集を初年度の課題としていたが、進捗に遅れが見られたため、本年度にも継続した。先行研究の整理に関する論考は本年度後半に投稿を済ませており、本報告書作成時点で、その審査結果を待っている状態である。
史料収集については、コロナウィルス感染の状況が好転したことにも鑑み、2023年8月末から9月初頭にかけて約2週間ドイツに滞在した。ライプツィヒ市立文書館では、殺人や決闘に関する裁判記録、決闘や治安維持一般に関わる法規範の未刊行史料を豊富に収集することができた。ドレスデン市立文書館は初めて利用するものであり、当初の想定に反して本研究課題に直結する史料が十分には所蔵されていなかったが、この点が判明したことも成果の一つと言える。
本研究における重要な課題である決闘の性質の検討に関しては、前年度より当時の知識人の著作の分析にも着手している。その第一歩として、法学者アハスヴェールス・フリッチュによる学生の決闘に対する提言を分析し、決闘に対する描写や批判の特徴を検討した。その論考は2023年6月に刊行された。
近世後期ドイツ・ザクセン選帝侯領における暴力犯罪の社会的位置づけ
研究課題/領域番号:20J00279 2020年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
齋藤 敬之
担当区分:研究代表者
配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )
本研究は、17世紀後半以降のドイツ・ザクセン選帝侯領の法規範及び裁判史料を分析し、傷害や殺人だけでなく、高度に儀礼化された暴力として発展した決闘をも含め、当時の暴力犯罪の形態や性質、さらには暴力を説明あるいは正当化する言説や暴力に対する態度とその変化をも検討することを目的としたものである。
本研究は、16世紀後半から17世紀前半のザクセン選帝侯領内の都市ライプツィヒの暴力犯罪を論じた博士論文を前提としつつも、17世紀後半以降の分析を主たる対象としているため、当該時期に関する史料については改めて所蔵状況の確認や入手、分析を進める必要があった。ザクセン州立中央文書館ドレスデン館に所蔵されているザクセン選帝侯領規模の決闘禁止令や関連法規については本研究開始前に入手出来ていたものの、当初初年度に計画していたハレ・ヴィッテンベルク大学文書館やライプツィヒ市立文書館での史料収集は、コロナウィルス感染状況が好転せずドイツへ渡航できなかったために実現しなかった。
他方で、本研究の初期の段階として、中世後期から18世紀に至るザクセン選帝侯領の法規範や諸命令の集成で、すでにデジタル化された史料であるCodex Augusteusに収録されている決闘禁止令の分析に着手した。決闘禁止令が明確にその姿を現す1650年代以降に注目し、1653年のものと1670年のものを史料翻訳の形で紹介した。その解題の中では、犯罪史研究の成果も踏まえて、決闘が他の暴力犯罪と区別されて扱われていく17世紀から18世紀にかけての歴史的過程に注目するべきことを提起した。この成果によって本研究の意義や方向性の一端を示すことができた。
近世ドイツ都市社会における暴力と名誉の関係及びその変化に関する実証的研究
研究課題/領域番号:19K13391 2019年4月 - 2025年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
齋藤 敬之
担当区分:研究代表者
配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )
本研究は、16-18世紀のドイツ・ザクセン選帝侯領の大学都市ライプツィヒを例に、当時の法規範のみならず暴力事件を扱う裁判の記録をも分析することで暴力の形態や経過における名誉の意義を明らかにすること、さらに名誉と結びついた暴力の特殊形態としての決闘の性質や公権力による禁止の論理、当事者と目撃者の認識の相違などを多角的に検討することを目指したものである。
本研究における重要な課題である決闘の性質の検討に関しては、これまで先行研究の整理と史料収集を課題としてきたが、進捗に遅れが見られたため、本年度にも継続せざるを得なかった。先行研究の整理に関する論考は本年度後半に投稿を済ませており、本報告書作成時点で、その審査結果を待っている状態である。
その一方で、テーマの関連する別の科研費研究課題の資金を用いて2023年8月末から9月初頭にかけて約2週間ドイツに滞在した。その間ライプツィヒ市立文書館を訪問し、当時のライプツィヒ都市裁判所が扱う殺人や決闘に関する裁判の記録、またライプツィヒ都市参事会が発布した決闘や治安維持一般に関わる法規範など、本研究に関わる未刊行史料の収集を進めることができた。しかし収集できた件数はあまり多くなく、またその分析については、所属先の業務との兼ね合いにより、当初の予定通りには進捗しなかった。それゆえ、具体例を用いた実証的な研究の成果を提示するには至らなかった。
西洋市民社会史
2020年4月 - 2020年9月 機関名:早稲田大学
科目区分:学部教養科目
西洋中世史1
2020年4月 - 2020年9月 機関名:早稲田大学
科目区分:学部教養科目 国名:日本国
世界史
2019年9月 - 2021年3月 機関名:立教大学
科目区分:学部教養科目 国名:日本国
ゼミ卒業論文集作成
2025年2月
ゼミ卒業論文集作成
2024年2月
ゼミ卒業論文集作成
2023年2月
ゼミ卒業論文集作成
2022年2月
役割:寄稿
一般社団法人日本私立大学連盟 大学時報 No. 415, pp. 94-95 2024年3月
役割:パネリスト
Research in Germany PhD & ポスドクのための研究留学説明・面談会 ドイツ文化会館 2019年5月