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学術論文
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年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2009  スポックの子どもたち――1940年代から60年代における育児書の子ども像と世代言説  単著   
パブリック・ヒストリー  , 大阪大学西洋史学会  , 第7号  , pp. 44–63  , 2010/02   

概要(Abstract) 本稿は,ベビーブーマー世代をめぐる言説の分析を目的とする。多くの世代論が10代後半から20代にかけての若者を中心に語るのに対し,本論文は子どもに焦点を当てた。具体的には第二次世界大戦後の育児法に大きな影響を及ぼしたとされる『スポック博士の育児書』を取り上げ,その1946年初版,1957年や1968年改訂版の内容を調査した。その結果世代=子ども論から得られる知見は,むしろベビーブーム世代とその親世代との連続性を浮かび上がらせている。 

備考(Remarks)  

2009  保守の「新しい社会運動」 草の根保守主義団体ジョン・バーチ協会と1960年代米国市民社会  単著   
アメリカ史評論  , 関西アメリカ史研究会  , 第27号  , pp. 1–29  , 2009/11   

概要(Abstract) 本稿は冷戦期アメリカの反共産主義団体〈ジョン・バーチ協会〉を調査し,保守派の社会運動が1960年代の米国市民社会の中でどのように変容していったのかを考察する。本論では,主に左翼運動を通して把握されてきた「新しい社会運動」論を右派運動にも応用し,また米国の結社文化の伝統に位置づけながらバーチ協会の組織文化を分析することで,1960年代論の再考を試みた。 

備考(Remarks)  

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