2025/06/26 更新

写真b

モリヤマ タカヒト
森山 貴仁
MORIYAMA Takahito
所属
外国語学部 英米学科 准教授
職名
准教授
主な研究課題
長期研究:多文化保守主義:1980年代以降のマイノリティ保守

長期研究:アメリカ保守主義と政治メディアの展開
専攻分野
アメリカ政治史
保守主義研究
外部リンク

学位

  • 歴史学博士(Ph.D. in History) ( 2019年5月   フロリダ州立大学(Florida State University) )

      詳細を見る

    博士

    学位論文名:Empire of Direct Mail: Media, Fundraising, and Conservative Political Consultants

  • 修士(人間・環境学) ( 2009年3月   京都大学 )

      詳細を見る

    修士

    学位論文名:アメリカの市民社会と個人化――1960年代の南カリフォルニアの郊外における草の根保守の台頭と変容

  • 学士(文学) ( 2007年3月   大阪大学 )

      詳細を見る

    学士

    学位論文名:1960年代以降のアメリカ環境保護運動――市民参加の低下と運動の展開――

研究分野

  • 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史  / アメリカ政治,アメリカ研究,アメリカ史,社会運動,保守主義,メディア,マーケティング

学歴

  • フロリダ州立大学   歴史学研究科   現代アメリカ史

    - 2019年5月

  • 京都大学   人間・環境学研究科   共生人間学

    - 2015年3月

  • 京都大学   人間・環境学研究科   共生文明学

    - 2009年3月

  • 大阪大学   文学部   人文学科

    - 2007年3月

所属学協会

  • 日本アメリカ史学会

    2018年6月 - 現在

  • アメリカ歴史学会

    2014年9月 - 現在

  • アメリカ歴史家協会

    2013年4月 - 現在

  • アメリカ学会

    2007年6月 - 現在

  • 関西アメリカ史研究会

    2007年4月 - 現在

委員歴

  • アメリカ学会   国際委員会  

    2024年7月 - 2025年6月   

      詳細を見る

    団体区分:学協会

論文

  • Black Trumpists: Minority Conservatives and Multiracial Whiteness 招待

    森山貴仁

    Nanzan Review of American Studies   44   105 - 121   2022年12月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:南山大学アメリカ研究センター  

    本稿は、ドナルド・トランプ大統領を支持した黒人に焦点を当て、マイノリティ保守を考察する試論である。人種・性差別的な言動を繰り返すトランプの支持者として、これまで主に白人ナショナリストや白人優越主義者が注目されてきた。それに対して本論は、黒人保守の系譜をたどりながらトランプを支持する黒人男女を見ることによって、白人に限定されない〈白人性〉を分析している。

    DOI: https://doi.org/10.15119/00004218

  • CPASデジタルコレクションの構築 招待

    森山貴仁

    アメリカ太平洋研究   22   7 - 17   2022年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京大学大学院総合文化研究科附属グローバル地域研究機構アメリカ太平洋地域研究センター  

    本稿では、2020年度に進められた東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(Center for Pacific and American Studies, CPAS)所蔵資料のデジタル化・一般公開のプロジェクトについて述べた。これは東京大学のデジタルアーカイブズ構築事業の一環として実施されたもので、今回 CPAS では、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国で制作されたプロパガンダポスターを「CPAS 第二次世界大戦期プロパガンダポスターコレクション」として、「高木八尺文庫」の一部を「CPAS 高木八尺デジタルアーカイブ」としてデジタル化した。本論文では、デジタルアーカイブズ事業の概要を示したのち、上記のデジタル資料について説明している。

    その他リンク: https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/2005756

  • ロックの祭典をひらく――1969年ウッドストックと1960年代世代の記憶―― 招待

    森山貴仁

    アメリカ史評論   39   1 - 21   2022年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:関西アメリカ史研究会  

    本論文は,1969年ウッドストック音楽芸術祭(Woodstock Music and Art Fair)を音楽祭研究と1960年代論の両面から考察している。ウッドストックは単なる音楽イベントというより歴史的な出来事として記憶されてきたが,本稿は二つの問題の考察を通してこの音楽祭の脱神話化を試みた。第一にウッドストックは親密なコミュニティだったのかという問いかけであり,第二の問題はウッドストック音楽祭の多様なイメージと世代論との関連性である。こうした問題関心をもとに『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ローリング・ストーン』誌、1960年代オルタナティブ紙、映画『ウッドストック』(1970)など同時代の資料の分析を通して,ロックフェスから60年代世代を考察している。

  • サンベルトの青い郊外――トランプ政権期におけるカリフォルニア州オレンジ郡 招待

    森山貴仁

    アメリカ太平洋研究   21   21 - 31   2021年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京大学大学院総合文化研究科附属グローバル地域研究機構アメリカ太平洋地域研究センター  

    第二次世界大戦後,アメリカ南西部から南東部にかけて広がるサンベルトでは,白人中産階級の郊外地が拡大しつつ,現代アメリカ保守主義の支持基盤となった。本稿は,そうしたサンベルト郊外地がドナルド・トランプ政権期において共和党から民主党へ傾斜する状況とその背景を分析している。特に,1960年代に保守主義の象徴とされたカリフォルニア州オレンジ郡に焦点を当てて,変容する人口動態の影響や,都市リベラルと郊外リベラルの差異を考察した。

    DOI: https://doi.org/10.15083/0002002423

  • 保守主義運動と政治献金革命:1964年大統領選挙におけるダイレクトメール戦略 査読

    森山貴仁

    アメリカ研究   54   89 - 109   2020年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:アメリカ学会  

    本稿は1964年アメリカ大統領選挙を扱い,共和党の大統領候補バリー・ゴールドウォーターに対する保守派の支援運動を分析した。特に政治ダイレクトメールによる資金調達に焦点を当て,少数の大口献金から大多数の小口献金へと,アメリカの政治献金の長期的パターンが1960年代半ばに変容したことを明らかにした。それとともに本論文はアメリカ政治における「草の根」の意味も変化し始めたと指摘している。

    DOI: https://doi.org/10.11380/americanreview.54.0_89

  • “Get the ‘Little Man’ to Do His Share in National Campaigns”: Debates over Campaign Finance Reform, 1961-1974 査読

    森山貴仁

    同志社アメリカ研究   56   1 - 25   2020年3月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:同志社大学アメリカ研究所  

    1960年代から1970年代初めにかけて,アメリカ連邦議会では選挙資金改革の議論が繰り返された。本稿は,その一連の討議をたどりながら,民主党と共和党が増大する選挙資金にいかに対応したのかを検討した。議会での論争は1974年連邦選挙運動法改正に結実したが,民主党リベラルが推進した改革にもかかわらず,その恩恵は共和党や保守派が受けることになり1980年の「レーガン革命」の一因となっていった。

    DOI: https://doi.org/10.14988/00027863

  • 政治が世代を語るとき 1960年代保守主義からみた若者世代 招待

    森山貴仁

    立教アメリカン・スタディーズ   42   51 - 67   2020年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学アメリカ研究所  

    本稿はアメリカ政治における世代言説の分析を目的とする。特に1960年代の若者世代についてはニューレフトなど左翼に注目が集まってきたが,本報告では保守主義運動に加わった大学生グループ「自由のための青年アメリカ人(Young Americans for Freedom)」に焦点を当てて,党派的対立が高まる時代において「世代」概念がどのように語られるか観察した。1960年代に新左翼と保守として対立した若者を通して,リベラルと保守の分断が著しい今日のミレニアル世代の意味について考察も加えた。

    DOI: https://doi.org/10.14992/00018963

  • Conservatives on Madison Avenue: Political Advertising and Direct Marketing in the 1950s 査読

    森山貴仁

    Nanzan Review of American Studies   41   3 - 25   2019年12月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:南山大学アメリカ研究センター  

    本稿は1950年代の保守主義と消費文化に関する論考である。ニューヨーク市マディソン街は米国の広告業界の中心地であり,第二次世界大戦後に新たなマーケティング手法が考案されていた。従来のマスメディアと異なり,特定の商品を購入しやすい消費者にターゲットを絞る広告形態は,すぐに政治活動家にも利用された。本稿は,反共産主義の政治広告を見ながら,いかに個人照準型メディアが「感情の政治」を促すかを分析した。

    DOI: https://doi.org/10.15119/00002819

  • 1952年大統領選挙と政治コンサルタントの台頭 査読

    森山貴仁

    アメリカ研究   52   111 - 133   2018年5月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:アメリカ学会  

    本稿は1950年代の共和党の選挙戦略を中心に,広告技術を選挙に利用した政治コンサルタントの役割を分析した。民主党と共和党の異なる選挙戦略を比較対照することで,本論は1950年代にコンサルタントが攻撃的で感情的なメディア戦略を特徴とする選挙を展開し,いかに新しい「草の根」動員を形作ったかを検討した。このような広告産業と政治との関係を通して,1950年代の反知性主義の一側面を明らかにした。

    DOI: https://doi.org/10.11380/americanreview.52.0_111

  • メディアによる文化的公共圏の再編成――戦後における音楽祭の日米比較を中心に――

    森山貴仁・川本彩花・野島那津子・園知子

    GCOEワーキングペーパー次世代研究   26   1 - 43   2010年9月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:京都大学グローバルCOE  

    本稿は第二次世界大戦後の音楽祭に関する日米比較論であり,〈文化的公共圏〉という枠組みを用いながら,音楽フェスティバルという現象を歴史的に考察した。ここでは具体的事例として3つの音楽祭――1958年に始まった大阪国際フェスティバル,1969年アメリカのウッドストック音楽祭,そして1969年と1970年に開催された日本ロック・フェスティバル――を取り上げ,日米のクラシック祭とロックフェスティバルを比較している。

  • スポックの子どもたち――1940年代から60年代における育児書の子ども像と世代言説 査読

    森山貴仁

    パブリック・ヒストリー   7   44 - 63   2010年2月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:大阪大学西洋史学会  

    本稿は,ベビーブーマー世代をめぐる言説の分析を目的とする。多くの世代論が10代後半から20代にかけての若者を中心に語るのに対し,本論文は子どもに焦点を当てた。具体的には第二次世界大戦後の育児法に大きな影響を及ぼしたとされる『スポック博士の育児書』を取り上げ,その1946年初版,1957年や1968年改訂版の内容を調査した。その結果世代=子ども論から得られる知見は,むしろベビーブーム世代とその親世代との連続性を浮かび上がらせている。

    DOI: https://doi.org/10.18910/66478

  • 保守の「新しい社会運動」 草の根保守主義団体ジョン・バーチ協会と1960年代米国市民社会

    森山貴仁

    アメリカ史評論   27   1 - 29   2009年11月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:関西アメリカ史研究会  

    本稿は冷戦期アメリカの反共産主義団体〈ジョン・バーチ協会〉を調査し,保守派の社会運動が1960年代の米国市民社会の中でどのように変容していったのかを考察する。本論では,主に左翼運動を通して把握されてきた「新しい社会運動」論を右派運動にも応用し,また米国の結社文化の伝統に位置づけながらバーチ協会の組織文化を分析することで,1960年代論の再考を試みた。

▼全件表示

書籍等出版物

  • Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots

    Takahito Moriyama( 担当: 単著)

    University Press of Kansas  2022年5月  ( ISBN:9780700633425

     詳細を見る

    総ページ数:264 p.   記述言語:英語   著書種別:学術書

    本書は1950年から1980年にかけての現代アメリカ保守主義を考察することを目的として、特にマーケティングと広告が保守主義運動の展開に果たした役割を考察している。第二次世界大戦後の広告業界において、マスメディアとは異なる、個人照準型のダイレクトマーケティングという手法が広まると、すぐさま政治にも利用されていった。新しい政治広告は小口献金の増加、政治とカネの問題、選挙法の改革を後押しした一方で、怒りや恐怖をあおる感情の政治を推進していった。こうしたメディアが保守の台頭だけでなく、アメリカ政治文化にどのような影響を及ぼしたのか、本書は分析する。

    DOI: https://doi.org/10.2307/j.ctv2n4w5r7

    その他リンク: https://muse.jhu.edu/book/101233

  • 異端者たちのイギリス

    ( 担当: 共著)

    共和国  2016年4月  ( ISBN:9784907986247

     詳細を見る

    総ページ数:513 p.   担当ページ:389–391   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    政治家,軍人,事業家,さらに女海賊やスポーツ選手など様々なアクターを扱いながら,本書は「異端者」から見たイギリス近現代史を描く論考集である。 (担当部分概要) 389〜391頁 筆者はこの研究の中で,独立革命期のアメリカ社会において,宿屋や飲食店として機能したタバーンが公共空間として果たした役割を議論し,いかに植民地社会のエリートと庶民を結びつけたのかを考察している。

  • アメリカは戦争をこう記憶する

    島田真杉・布施将夫・岩本修・藤岡真樹・森山貴仁・金子典生( 担当: 共訳 ,  原著者: G・カート・ピーラー ,  範囲: 第五章 朝鮮戦争からベトナム慰霊碑へ)

    松籟社   2013年3月  ( ISBN:9784879843159

     詳細を見る

    総ページ数:378 p.   担当ページ:239–276   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    戦争の記憶と記念碑をめぐる議論からアメリカの歴史を描いたG・カート・ピーラーの著書 Remembering War the American Way (1995)の邦訳である。 (担当部分概要) 239〜76頁 共同翻訳では第5章を担当し,戦争記念碑の歴史でも画期的とされるヴェトナム戦争戦没者記念碑が,1960年代以降のリベラルと保守派との対立の中で激しい批判を受けながらもアメリカ社会に受け入れられた過程を追った。

MISC

  • 「新自由主義」の終焉 招待

    森山貴仁

    中日新聞   1 - 1   2025年3月

     詳細を見る

    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:中日新聞社  

    本論考では、2025年3月に行われた施政方針演説を見て、ドナルド・トランプ政権の性質やアメリカ政治の展望に触れた。

  • 米保守の潮流 トランプ氏勢いなぜ

    中日新聞   5   2024年5月

     詳細を見る

    出版者・発行元:中日新聞社  

    2024年アメリカ大統領選挙が展開されるなかで、現在のドナルド・トランプと1980年代のロナルド・レーガンを比較対照しながら、トランプへの支持がなぜ根強いのか分析した。

  • Review of Heather Hendershot, When the News Broke: Chicago 1968 and the Polarizing of America

    History: Reviews of New Books   51 ( 4 )   96 - 97   2023年7月

     詳細を見る

    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:Taylor & Francis  

  • 分断進む社会 「共感」が鍵

    高知新聞   p. 8   2020年10月

     詳細を見る

    出版者・発行元:高知新聞社  

    2020年アメリカ大統領選挙をめぐる背景や状況を概観したインタビュー記事で,政治の分断,アメリカの人口動態が選挙結果に及ぼしうる影響,今後の外交の展望など,いくつかの論点に触れた。

  • 黒人男性殺害デモ、アメリカの「保守運動」の歴史から見えること

    現代ビジネス   2020年6月

     詳細を見る

    出版者・発行元:講談社  

    アメリカ合衆国や世界各国においてBlack Lives Matter運動が再活発化していたなか,こうした運動を歴史的にとらえる試みとして,1960年代の保守主義運動や若者世代を考察しながら,現在の状況と比較した。主に,「政治が世代を語るとき:1960年代保守主義からみた若者世代」『立教アメリカン・スタディーズ』42の論考にもとづく。

  • Review of Nicole Hemmer, Messengers of the Right: Conservative Media and the Transformation of American Politics

    History: Reviews of New Books   Vol. 45 ( no. 6 )   148 - 149   2017年9月

     詳細を見る

    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:Taylor & Francis  

    ニコール・ヘンマーの著書,Messengers of the Right: Conservative Media and the Transformation of American Politics (2016)の書評である。ヘンマーは冷戦期のアメリカ保守主義を研究し,ラジオや出版社など「保守系メディア」が現代アメリカ保守主義の形成にどのような役割を演じたのかを分析している。

  • Ayn Rand Nation? A Novelist’s Political Legacy

    CPAS Newsletter   17巻 ( 1号 )   p. 5   2016年9月

     詳細を見る

    出版者・発行元:東京大学  

    本寄稿は,2016年6月6日に東京大学駒場キャンパスにて開かれたセミナーで,クラウディア・フランツィスカ・ブリューヴィラー氏(当時ザンクトガーレン大学専任講師/慶應義塾大学訪問講師)による,保守派知識人アイン・ランドに関する報告会の体験記である。ランドはソビエト連邦からアメリカ合衆国に渡ったユダヤ系で,彼女の反共産主義と個人主義は,20世紀半ばから現在にかけてアメリカ政治に大きな影響を与えた。

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • 保守と多文化 招待

    森山貴仁

    南山大学社会倫理研究所トークラボ  2025年5月  南山大学社会倫理研究所

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:名古屋   国名:日本国  

  • トランプ世界のアジア系アメリカ人 招待

    森山貴仁

    南山大学アメリカ研究センターシンポジウム「トランプ2.0のアメリカ」  2025年5月  南山大学アメリカ研究センター

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:名古屋   国名:日本国  

  • Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots 招待

    森山貴仁

    2023年度アメリカ学会清水博賞受賞記念研究会  2023年11月  立教大学アメリカ研究所

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:オンライン  

  • Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots 招待

    森山貴仁

    思想・宗教・メディアから考えるアメリカ保守主義  2023年10月  南山大学アメリカ研究センター

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:オンライン  

  • Republic of Fundraising Letters: Direct Mail and the Reagan Revolution 国際会議

    森山貴仁

    Age of Reagan Conference  2023年8月  Ronald Reagan Presidential Foundation and Institute

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:カリフォルニア州シミヴァレー   国名:アメリカ合衆国  

  • 不合理の合理――アメリカ保守主義運動と感情

    森山貴仁

    日本アメリカ史学会第57回例会「歴史の中の感情を描く 感情史とアメリカ史」  2023年7月  日本アメリカ史学会

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:オンライン  

  • Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots 招待

    森山貴仁

    中央大学人文科学研究所「南北アメリカの歴史・社会・文化」チーム公開セミナー  2023年2月  中央大学人文科学研究所

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:オンライン  

  • 若手研究者出版座談会「コロナ禍でアメリカ研究を出版する」

    若手アメリカ研究者国際フォーラム  2022年12月 

     詳細を見る

    2022年に刊行されたアメリカ研究書に関するブックトーク、若手研究者出版座談会「コロナ禍でアメリカ研究を出版する」が開催され、そこで自著の内容と、新型コロナウイルスのパンデミックにおける出版について報告した。

  • 黒いトランピスト――マイノリティ保守と多人種化する白人性

    第56回アメリカ学会年次大会  2022年6月  アメリカ学会

  • 高木八尺文庫のデジタル化について

    東京大学CPASシンポジウム「高木八尺 その学問と社会活動――CPAS高木八尺デジタルアーカイブ公開に寄せて」  2021年11月  東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)

     詳細を見る

    「CPAS高木八尺デジタルアーカイブ」の公開に合わせて開催されたシンポジウムにおいて、本報告はそのデジタルプロジェクトについて概要を示すことを目的とする。上のアーカイブは、東京大学デジタルアーカイブ構築事業の一環として、東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)に所蔵される高木八尺文庫の一部を、デジタル化・一般公開したものである。高木八尺(1889–1984)は、1924年に東京帝国大学法学部に「ヘボン講座」を開講し、日本におけるアメリカ政治史ないしアメリカ研究の草分けとして業績を残した。その一方で、太平洋問題調査会(IPR)に参加するなどして、1920年代から1930年代にかけてパブリック・ディプロマシーに関与してもいた。本発表では、こうした高木八尺の知識人・活動家としての側面を、デジタル化された資料とともに紹介した。

  • サンベルトの青い郊外――トランプ政権期におけるカリフォルニア州オレンジ郡

    東京大学CPASシンポジウム「分断のアメリカを展望する」  2020年10月  東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)

  • ポピュリズムとプライバシー――1977年個人情報保護調査委員会レポートの分析

    関西アメリカ史研究会第257回例会  2020年2月  関西アメリカ史研究会

  • 政治が世代を語るとき――ニューライトからみた若者世代

    立教大学アメリカ研究所シンポジウム「ミレニアル世代をめぐる想像力」  2020年1月  立教大学アメリカ研究所

  • Computerized Intimacy in Politics

    International Conference on Communication and Media Studies  2018年10月  The Communication and Media Studies Research Network

  • Conservatism Ex Machina: The 1964 Goldwater Campaign and the Transformed Grassroots

    Conference on American Political History  2018年6月  The Center for Political History at Lebanon Valley College

  • Power of Political Consultants: Right-Wing Fundraising in New York, 1946-1968

    Graduate History Association Conference on Power and Struggle  2016年10月  The University of Alabama Graduate History Association

  • 1970年代の多文化保守主義とラティーノ

    関西アメリカ史研究会・日本アメリカ史学会・日本国際政治学会関西共催例会  2016年7月  関西アメリカ史研究会・日本アメリカ史学会・日本国際政治学会

  • 保守を売り込む――アメリカにおける政治コンサルタントとメディア

    第50回アメリカ学会年次大会  2016年6月  アメリカ学会

  • Political Entrepreneur and Direct Mail: Richard Viguerie and a Change of Conservative Politics in the late 1960s

    American Conservatism: Rethinking the US Right  2013年6月  University of London

  • ダイレクトメールの政治――リチャード・ヴィグリーと1960年代・1970年代の保守主義運動

    第46回アメリカ学会年次大会  2012年6月  アメリカ学会

  • 世代の断絶性と連続性――スポック博士の育児書と子ども言説

    第84回日本社会学会大会  2011年9月  日本社会学会

  • 1969年ウッドストックの記憶――ロック音楽祭、若者、世代

    第83回日本社会学会大会  2010年11月  日本社会学会

  • Promoting a Rock Festival: The Woodstock Music and Art Fair in 1969 and the Image of the Sixties

    アメリカ研究者の集い2010  2010年9月  日米協会

  • メディアによる文化的公共圏の再編成

    京都大学グローバルCOE プログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究成果報告会  2010年2月  京都大学グローバルCOE

  • Grassroots Conservatives and American Civic Society in the 1960s: The Rise and Fall of the John Birch Society

    アメリカ研究者の集い2009  2009年9月  日米協会

  • 1960 年代アメリカ市民社会と個人化――草の根保守主義団体<ジョン・バーチ協会>を中心に

    第60回関西社会学会  2009年5月  関西社会学会

  • アメリカの市民社会と個人化――1960年代の南カリフォルニアの郊外における草の根保守の台頭と変容

    関西アメリカ史研究会第235回例会  2009年1月  関西アメリカ史研究会

▼全件表示

受賞

  • 第28回清水博賞

    2023年6月   アメリカ学会   Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots (University Press of Kansas, 2022)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 多文化保守主義:1980年代以降のマイノリティ保守

    研究課題/領域番号:22K13191  2022年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  2022年度 若手研究

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    近年、反移民や白人至上主義など白人を主体とする右派ポピュリズムに注目が集っている。それに対して本研究は、アメリカ政治の「多文化保守主義」について考察することを目的とする。アメリカ保守主義は主に白人中産階級やプロテスタントの運動として一般に理解されるが、その一方で女性や黒人、移民社会出身者、同性愛者などマイノリティの中にも保守が存在する。こうした少数派の一部は、なぜ自らが属する集団をしばしば排斥する社会運動に共感するのだろうか。本研究は、1980年代以降のカリフォルニア州におけるアジア系移民を中心に、人口動態の変化とともに起きた政治的変容の検討を目的として、テクスト分析と資料調査を進める。こうした「多文化保守」の研究は、排他的な保守主義運動がもつ歴史的な包摂性を明らかにするだけでなく、グローバル化の中でアメリカ政治が今後いかに変容しうるのか議論する上で不可欠なテーマとなる。

  • アメリカ保守主義と政治メディアの展開

      詳細を見る

    本研究では、1950年代から1980年代までの現代アメリカ保守主義を考察するにあたり、ダイレクトメールという特定の個人やグループに向けた個人ターゲット型政治広告の役割に焦点を当て、さらに広く第二次世界大戦後のアメリカ民主主義の変容も問題としている。戦後のアメリカ広告業界では、マスメディアと異なる個人照準型のマーケティング手法が発達し、それが選挙活動やプロパガンダに応用されると、アメリカ政治文化も変容していった。新メディアの台頭、小口献金の増加、選挙法の改革などが起きるなか、いかに保守派がその変化を利用し、怒りや恐怖をあおる感情の政治に成功したのかを明らかにする。1990年代半ばからアメリカの歴史学界では保守研究が盛んになされ、保守主義運動におけるダイレクトメールの役割は指摘されてきたが、本研究はダイレクトメールの歴史的意義を初めて体系的に考究した試みである。

その他

  • 留学(海外)

    2012年8月 - 2019年5月

     詳細を見る

    2012年8月から2019年5月まで、フロリダ州立大学の歴史学研究科(Department of History, Florida State University)に留学。

その他教育活動及び特記事項

  • 演習Ⅴ

    2023年11月

     詳細を見る

    2023年11月4日に南山大学キャンパスにて「知の上南戦」を開催した。今回で15回目を迎えた上智大学と南山大学のアメリカ研究のゼミ交流会であり,上智大学からは小塩和人・山中美潮先生と学生が,南山大学からは上村直樹先生と森山の学生が参加し,ゼミ生の卒業論文報告と交流の時間をとることができた。

  • キャリアデザイン

    2022年11月 - 2023年1月

     詳細を見る

    科目「キャリアデザイン」、2022年度第4クォーター、海外で事業展開をしている地元企業やグローバル企業を中心とする各種企業から招聘した講師による特別講義と、本学部教員による討論形式を含む授業。

  • Special Topics in English

    2022年9月 - 2022年11月

     詳細を見る

    科目「Special Topics in English: Society E1」、2022年度第3クォーター、Zoomを利用した海外とのグループワークと、対面形式の英語によるディスカッションを組み合わせたCOIL型授業。
    University of North Georgia と連携した授業を実施した。日米の学生にはZoomを通して、ジブリ映画から見てとれる「ジェンダー」と「環境」について議論をしてもらい、10〜20分のプレゼンテーション映像を共同制作することを課題とした。学生からは「映画を通じて、アメリカと日本の考え方の違いを理解できた」「入学してから1番楽しい授業」だったと好評を受けた。

  • 演習Ⅲ

    2021年10月

     詳細を見る

    学科科目「演習Ⅲ」、2021年10月30日、上智大学小塩ゼミや南山大学上村ゼミとの研究交流会を行った。他ゼミの4年生による研究発表に聞き、討論に参加するだけでなく、本ゼミ3年生にとっては4年生と交流する機会にもなった。

  • Special Topics in English

    2021年9月 - 2021年11月

     詳細を見る

    科目「Special Topics in English: Interdisciplinary Studies C」、2021年度第3クォーター、Zoomを利用したオンライン授業、英語によるディスカッション。
    映画やドキュメンタリーなど映像作品の鑑賞を通して、"poor white" "transgenerational trauma" "white savior" などの問題・概念を学生に学んでもらい、それらについて英語で議論させた。これによってオーラルコミュニケーション能力の向上を図るとともに、現代アメリカ社会の理解を深め、さらにポピュラー文化を批判的に観察する機会となり、「映画を社会問題という視点で見ることの面白さを知った」というコメントを学生から受けた。

メディア報道

  • 「新自由主義」の終焉 新聞・雑誌

    中日新聞社  中日新聞  1面  2025年3月

     詳細を見る

    執筆者:本人 

  • 米保守の潮流 トランプ氏勢いなぜ 新聞・雑誌

    中日新聞社  中日新聞  5面  2024年5月

     詳細を見る

    執筆者:本人 

  • 分断進む社会 「共感」が鍵 新聞・雑誌

    高知新聞社  高知新聞  8面  2020年10月

     詳細を見る

    執筆者:本人以外 

  • 黒人男性殺害デモ、アメリカの「保守運動」の歴史から見えること インターネットメディア

    講談社  現代ビジネス  2020年6月

     詳細を見る

    執筆者:本人