氏名 Name |
森山 貴仁 ( モリヤマ タカヒト , MORIYAMA Takahito ) |
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所属 Organization |
外国語学部英米学科 |
職名 Academic Title |
准教授 |
専攻分野 Area of specialization |
アメリカ政治史 |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (14)
著書数 books (2) 学術論文数 articles (12) |
学校名 Univ. |
卒業年月(日) Date of Graduation |
卒業区分 Graduation Classification2 |
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大阪大学文学部人文学科 | 2007年03月 | 卒業 |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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フロリダ州立大学歴史学研究科現代アメリカ史 | 博士課程 | 2019年05月 | 修了 |
京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学 | 博士後期課程 | 2015年03月 | 単位取得満期退学 |
京都大学大学院人間・環境学研究科共生文明学 | 博士前期課程 | 2009年03月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | 歴史学博士(Ph.D. in History) | Empire of Direct Mail: Media, Fundraising, and Conservative Political Consultants | フロリダ州立大学(Florida State University) | 2019年05月 |
修士 | 修士(人間・環境学) | アメリカの市民社会と個人化――1960年代の南カリフォルニアの郊外における草の根保守の台頭と変容 | 京都大学大学院 | 2009年03月 |
学士 | 学士(文学) | 1960年代以降のアメリカ環境保護運動――市民参加の低下と運動の展開―― | 大阪大学 | 2007年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 多文化保守主義:1980年代以降のマイノリティ保守 |
概要(Abstract) 近年、反移民や白人至上主義など白人を主体とする右派ポピュリズムに注目が集っている。それに対して本研究は、アメリカ政治の「多文化保守主義」について考察することを目的とする。アメリカ保守主義は主に白人中産階級やプロテスタントの運動として一般に理解されるが、その一方で女性や黒人、移民社会出身者、同性愛者などマイノリティの中にも保守が存在する。こうした少数派の一部は、なぜ自らが属する集団をしばしば排斥する社会運動に共感するのだろうか。本研究は、1980年代以降のカリフォルニア州におけるアジア系移民を中心に、人口動態の変化とともに起きた政治的変容の検討を目的として、テクスト分析と資料調査を進める。こうした「多文化保守」の研究は、排他的な保守主義運動がもつ歴史的な包摂性を明らかにするだけでなく、グローバル化の中でアメリカ政治が今後いかに変容しうるのか議論する上で不可欠なテーマとなる。 |
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長期研究 | アメリカ保守主義と政治メディアの展開 |
概要(Abstract) 本研究では、1950年代から1980年代までの現代アメリカ保守主義を考察するにあたり、ダイレクトメールという特定の個人やグループに向けた個人ターゲット型政治広告の役割に焦点を当て、さらに広く第二次世界大戦後のアメリカ民主主義の変容も問題としている。戦後のアメリカ広告業界では、マスメディアと異なる個人照準型のマーケティング手法が発達し、それが選挙活動やプロパガンダに応用されると、アメリカ政治文化も変容していった。新メディアの台頭、小口献金の増加、選挙法の改革などが起きるなか、いかに保守派がその変化を利用し、怒りや恐怖をあおる感情の政治に成功したのかを明らかにする。1990年代半ばからアメリカの歴史学界では保守研究が盛んになされ、保守主義運動におけるダイレクトメールの役割は指摘されてきたが、本研究はダイレクトメールの歴史的意義を初めて体系的に考究した試みである。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2022 | Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots | 単著 | |
University Press of Kansas , その他 , 264 p. , 2022/05 | |||
概要(Abstract) 本書は1950年から1980年にかけての現代アメリカ保守主義を考察することを目的として、特にマーケティングと広告が保守主義運動の展開に果たした役割を考察している。第二次世界大戦後の広告業界において、マスメディアとは異なる、個人照準型のダイレクトマーケティングという手法が広まると、すぐさま政治にも利用されていった。新しい政治広告は小口献金の増加、政治とカネの問題、選挙法の改革を後押しした一方で、怒りや恐怖をあおる感情の政治を推進していった。こうしたメディアが保守の台頭だけでなく、アメリカ政治文化にどのような影響を及ぼしたのか、本書は分析する。 |
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備考(Remarks)
JSTORより電子書籍にアクセス可能。 |
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2016 | 異端者たちのイギリス | 共著 | |
共和国 , その他 , 513 p. , 2016/04 | |||
概要(Abstract)
政治家,軍人,事業家,さらに女海賊やスポーツ選手など様々なアクターを扱いながら,本書は「異端者」から見たイギリス近現代史を描く論考集である。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2022 | Black Trumpists: Minority Conservatives and Multiracial Whiteness | 単著 | |
Nanzan Review of American Studies , 南山大学アメリカ研究センター , 44 , pp. 105–21 , 2022/12 | |||
概要(Abstract) 本稿は、ドナルド・トランプ大統領を支持した黒人に焦点を当て、マイノリティ保守を考察する試論である。人種・性差別的な言動を繰り返すトランプの支持者として、これまで主に白人ナショナリストや白人優越主義者が注目されてきた。それに対して本論は、黒人保守の系譜をたどりながらトランプを支持する黒人男女を見ることによって、白人に限定されない〈白人性〉を分析している。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | CPASデジタルコレクションの構築 | 単著 | |
アメリカ太平洋研究 , 東京大学 , 22号 , pp. 7–17 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) 本稿では、2020年度に進められた東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(Center for Pacific and American Studies, CPAS)所蔵資料のデジタル化・一般公開のプロジェクトについて述べた。これは東京大学のデジタルアーカイブズ構築事業の一環として実施されたもので、今回 CPAS では、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国で制作されたプロパガンダポスターを「CPAS 第二次世界大戦期プロパガンダポスターコレクション」として、「高木八尺文庫」の一部を「CPAS 高木八尺デジタルアーカイブ」としてデジタル化した。本論文では、デジタルアーカイブズ事業の概要を示したのち、上記のデジタル資料について説明している。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | ロックの祭典をひらく――1969年ウッドストックと1960年代世代の記憶―― | 単著 | |
アメリカ史評論 , 関西アメリカ史研究会 , 39 , pp. 1–21 , 2022/03 | |||
概要(Abstract) 本論文は,1969年ウッドストック音楽芸術祭(Woodstock Music and Art Fair)を音楽祭研究と1960年代論の両面から考察している。ウッドストックは単なる音楽イベントというより歴史的な出来事として記憶されてきたが,本稿は二つの問題の考察を通してこの音楽祭の脱神話化を試みた。第一にウッドストックは親密なコミュニティだったのかという問いかけであり,第二の問題はウッドストック音楽祭の多様なイメージと世代論との関連性である。こうした問題関心をもとに『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ローリング・ストーン』誌、1960年代オルタナティブ紙、映画『ウッドストック』(1970)など同時代の資料の分析を通して,ロックフェスから60年代世代を考察している。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | サンベルトの青い郊外――トランプ政権期におけるカリフォルニア州オレンジ郡 | 単著 | |
アメリカ太平洋研究 , 東京大学 , 第21号 , pp. 21–31 , 2021/03 | |||
概要(Abstract) 第二次世界大戦後,アメリカ南西部から南東部にかけて広がるサンベルトでは,白人中産階級の郊外地が拡大しつつ,現代アメリカ保守主義の支持基盤となった。本稿は,そうしたサンベルト郊外地がドナルド・トランプ政権期において共和党から民主党へ傾斜する状況とその背景を分析している。特に,1960年代に保守主義の象徴とされたカリフォルニア州オレンジ郡に焦点を当てて,変容する人口動態の影響や,都市リベラルと郊外リベラルの差異を考察した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 保守主義運動と政治献金革命:1964年大統領選挙におけるダイレクトメール戦略 | 単著 | |
アメリカ研究 , アメリカ学会 , 第54号 , pp. 89–109 , 2020/04 | |||
概要(Abstract) 本稿は1964年アメリカ大統領選挙を扱い,共和党の大統領候補バリー・ゴールドウォーターに対する保守派の支援運動を分析した。特に政治ダイレクトメールによる資金調達に焦点を当て,少数の大口献金から大多数の小口献金へと,アメリカの政治献金の長期的パターンが1960年代半ばに変容したことを明らかにした。それとともに本論文はアメリカ政治における「草の根」の意味も変化し始めたと指摘している。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | “Get the ‘Little Man’ to Do His Share in National Campaigns”: Debates over Campaign Finance Reform, 1961-1974 | 単著 | |
同志社アメリカ研究 , 同志社大学アメリカ研究所 , 第56号 , pp. 1–25 , 2020/03 | |||
概要(Abstract) 1960年代から1970年代初めにかけて,アメリカ連邦議会では選挙資金改革の議論が繰り返された。本稿は,その一連の討議をたどりながら,民主党と共和党が増大する選挙資金にいかに対応したのかを検討した。議会での論争は1974年連邦選挙運動法改正に結実したが,民主党リベラルが推進した改革にもかかわらず,その恩恵は共和党や保守派が受けることになり1980年の「レーガン革命」の一因となっていった。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 政治が世代を語るとき 1960年代保守主義からみた若者世代 | 単著 | |
立教アメリカン・スタディーズ , 立教大学アメリカ研究所 , 第42号 , pp. 51–67 , 2020/03 | |||
概要(Abstract) 本稿はアメリカ政治における世代言説の分析を目的とする。特に1960年代の若者世代についてはニューレフトなど左翼に注目が集まってきたが,本報告では保守主義運動に加わった大学生グループ「自由のための青年アメリカ人(Young Americans for Freedom)」に焦点を当てて,党派的対立が高まる時代において「世代」概念がどのように語られるか観察した。1960年代に新左翼と保守として対立した若者を通して,リベラルと保守の分断が著しい今日のミレニアル世代の意味について考察も加えた。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | Conservatives on Madison Avenue: Political Advertising and Direct Marketing in the 1950s | 単著 | |
Nanzan Review of American Studies , 南山大学アメリカ研究センター , 41 , pp. 3–25 , 2019/12 | |||
概要(Abstract) 本稿は1950年代の保守主義と消費文化に関する論考である。ニューヨーク市マディソン街は米国の広告業界の中心地であり,第二次世界大戦後に新たなマーケティング手法が考案されていた。従来のマスメディアと異なり,特定の商品を購入しやすい消費者にターゲットを絞る広告形態は,すぐに政治活動家にも利用された。本稿は,反共産主義の政治広告を見ながら,いかに個人照準型メディアが「感情の政治」を促すかを分析した。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 1952年大統領選挙と政治コンサルタントの台頭 | 単著 | |
アメリカ研究 , アメリカ学会 , 第52号 , pp. 111–133 , 2018/05 | |||
概要(Abstract) 本稿は1950年代の共和党の選挙戦略を中心に,広告技術を選挙に利用した政治コンサルタントの役割を分析した。民主党と共和党の異なる選挙戦略を比較対照することで,本論は1950年代にコンサルタントが攻撃的で感情的なメディア戦略を特徴とする選挙を展開し,いかに新しい「草の根」動員を形作ったかを検討した。このような広告産業と政治との関係を通して,1950年代の反知性主義の一側面を明らかにした。 |
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備考(Remarks) |
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2010 | メディアによる文化的公共圏の再編成――戦後における音楽祭の日米比較を中心に―― | 共著 | |
GCOEワーキングペーパー次世代研究 , 京都大学グローバルCOE , 第26号 , 1–43 , 2010/09 | |||
概要(Abstract) 本稿は第二次世界大戦後の音楽祭に関する日米比較論であり,〈文化的公共圏〉という枠組みを用いながら,音楽フェスティバルという現象を歴史的に考察した。ここでは具体的事例として3つの音楽祭――1958年に始まった大阪国際フェスティバル,1969年アメリカのウッドストック音楽祭,そして1969年と1970年に開催された日本ロック・フェスティバル――を取り上げ,日米のクラシック祭とロックフェスティバルを比較している。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2024 | 米保守の潮流 トランプ氏勢いなぜ | 寄稿 | 単著 |
中日新聞 , 中日新聞社 , 5 , 2024/05/06 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | Review of Heather Hendershot, When the News Broke: Chicago 1968 and the Polarizing of America | 書評 | 単著 |
History: Reviews of New Books , Taylor & Francis , 51/4 , 96–97 , 2023/07/04 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2020 | 分断進む社会 「共感」が鍵 | インタビュー記事 | 共著 |
高知新聞 , 高知新聞社 , p. 8 , 2020/10/28 | |||
概要(Abstract) 2020年アメリカ大統領選挙をめぐる背景や状況を概観したインタビュー記事で,政治の分断,アメリカの人口動態が選挙結果に及ぼしうる影響,今後の外交の展望など,いくつかの論点に触れた。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | 黒人男性殺害デモ、アメリカの「保守運動」の歴史から見えること | 寄稿 | 単著 |
現代ビジネス , 講談社 , 2020/06/14 | |||
概要(Abstract) アメリカ合衆国や世界各国においてBlack Lives Matter運動が再活発化していたなか,こうした運動を歴史的にとらえる試みとして,1960年代の保守主義運動や若者世代を考察しながら,現在の状況と比較した。主に,「政治が世代を語るとき:1960年代保守主義からみた若者世代」『立教アメリカン・スタディーズ』42の論考にもとづく。 |
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備考(Remarks) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73283 |
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2017 | Review of Nicole Hemmer, Messengers of the Right: Conservative Media and the Transformation of American Politics | 書評 | 単著 |
History: Reviews of New Books , Taylor & Francis , Vol. 45/no. 6 , pp. 148–149 , 2017/09 | |||
概要(Abstract) ニコール・ヘンマーの著書,Messengers of the Right: Conservative Media and the Transformation of American Politics (2016)の書評である。ヘンマーは冷戦期のアメリカ保守主義を研究し,ラジオや出版社など「保守系メディア」が現代アメリカ保守主義の形成にどのような役割を演じたのかを分析している。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | Ayn Rand Nation? A Novelist’s Political Legacy | 寄稿 | 単著 |
CPAS Newsletter , 東京大学 , 17巻/1号 , p. 5 , 2016/09 | |||
概要(Abstract) 本寄稿は,2016年6月6日に東京大学駒場キャンパスにて開かれたセミナーで,クラウディア・フランツィスカ・ブリューヴィラー氏(当時ザンクトガーレン大学専任講師/慶應義塾大学訪問講師)による,保守派知識人アイン・ランドに関する報告会の体験記である。ランドはソビエト連邦からアメリカ合衆国に渡ったユダヤ系で,彼女の反共産主義と個人主義は,20世紀半ばから現在にかけてアメリカ政治に大きな影響を与えた。 |
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備考(Remarks) |
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2012 | アメリカは戦争をこう記憶する | 翻訳 | 共訳 |
松籟社 , 378 p. , 2013/03 | |||
概要(Abstract)
戦争の記憶と記念碑をめぐる議論からアメリカの歴史を描いたG・カート・ピーラーの著書 Remembering War the American Way (1995)の邦訳である。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
受賞学術賞名 Name of award |
受賞対象となった研究/業績/活動等 Activity for which award given |
受賞年月(日) Date |
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授与機関 Award presenter |
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2023 | 第28回清水博賞 | Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots (University Press of Kansas, 2022) | 2023年06月03日 |
アメリカ学会 | |||
備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2023 | Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots | 単独 | 2023/11/25 |
2023年度アメリカ学会清水博賞受賞記念研究会 , 立教大学アメリカ研究所 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots | 単独 | 2023/10/28 |
思想・宗教・メディアから考えるアメリカ保守主義 , 南山大学アメリカ研究センター | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | Republic of Fundraising Letters: Direct Mail and the Reagan Revolution | 単独 | 2023/08/03 |
Age of Reagan Conference , Ronald Reagan Presidential Foundation and Institute | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2023 | 不合理の合理――アメリカ保守主義運動と感情 | 単独 | 2023/07/22 |
日本アメリカ史学会第57回例会「歴史の中の感情を描く 感情史とアメリカ史」 , 日本アメリカ史学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | Empire of Direct Mail: How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots | 単独 | 2023/02/23 |
中央大学人文科学研究所「南北アメリカの歴史・社会・文化」チーム公開セミナー , 中央大学人文科学研究所 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2022 | 若手研究者出版座談会「コロナ禍でアメリカ研究を出版する」 | 単独 | 2022/12/17 |
若手アメリカ研究者国際フォーラム | |||
概要(Abstract) 2022年に刊行されたアメリカ研究書に関するブックトーク、若手研究者出版座談会「コロナ禍でアメリカ研究を出版する」が開催され、そこで自著の内容と、新型コロナウイルスのパンデミックにおける出版について報告した。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 黒いトランピスト――マイノリティ保守と多人種化する白人性 | 単独 | 2022/06/04 |
第56回アメリカ学会年次大会 , アメリカ学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2021 | 高木八尺文庫のデジタル化について | 単独 | 2021/11/06 |
東京大学CPASシンポジウム「高木八尺 その学問と社会活動――CPAS高木八尺デジタルアーカイブ公開に寄せて」 , 東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS) | |||
概要(Abstract) 「CPAS高木八尺デジタルアーカイブ」の公開に合わせて開催されたシンポジウムにおいて、本報告はそのデジタルプロジェクトについて概要を示すことを目的とする。上のアーカイブは、東京大学デジタルアーカイブ構築事業の一環として、東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)に所蔵される高木八尺文庫の一部を、デジタル化・一般公開したものである。高木八尺(1889–1984)は、1924年に東京帝国大学法学部に「ヘボン講座」を開講し、日本におけるアメリカ政治史ないしアメリカ研究の草分けとして業績を残した。その一方で、太平洋問題調査会(IPR)に参加するなどして、1920年代から1930年代にかけてパブリック・ディプロマシーに関与してもいた。本発表では、こうした高木八尺の知識人・活動家としての側面を、デジタル化された資料とともに紹介した。 |
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備考(Remarks) |
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2020 | サンベルトの青い郊外――トランプ政権期におけるカリフォルニア州オレンジ郡 | 単独 | 2020/10/03 |
東京大学CPASシンポジウム「分断のアメリカを展望する」 , 東京大学アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS) | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | ポピュリズムとプライバシー――1977年個人情報保護調査委員会レポートの分析 | 単独 | 2020/02/02 |
関西アメリカ史研究会第257回例会 , 関西アメリカ史研究会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2023 | 科学研究費補助金 | アメリカ多文化保守主義――1980年代以降のマイノリティ保守 | |
代表 | |||
研究内容(Research Content) 近年、反移民や白人至上主義など白人を主体とする右派ポピュリズムに注目が集っている。それに対して本研究は、アメリカ政治の「多文化保守主義」について考察することを目的とする。アメリカ保守主義は主に白人中産階級やプロテスタントの運動として一般に理解されるが、その一方で女性や黒人、移民社会出身者、同性愛者などマイノリティの中にも保守が存在する。こうした少数派の一部は、なぜ自らが属する集団をしばしば排斥する社会運動に共感するのだろうか。本研究は、1980年代以降のカリフォルニア州におけるアジア系移民を中心に、人口動態の変化とともに起きた政治的変容の検討を目的として、テクスト分析と資料調査を進める。こうした「多文化保守」の研究は、排他的な保守主義運動がもつ歴史的な包摂性を明らかにするだけでなく、グローバル化の中でアメリカ政治が今後いかに変容しうるのか議論する上で不可欠なテーマとなる。 |
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備考(Remarks) |
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2022 | 科学研究費補助金 | アメリカ多文化保守主義――1980年代以降のマイノリティ保守 | |
代表 | |||
研究内容(Research Content) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2023 | 演習Ⅴ |
2023年11月4日に南山大学キャンパスにて「知の上南戦」を開催した。今回で15回目を迎えた上智大学と南山大学のアメリカ研究のゼミ交流会であり,上智大学からは小塩和人・山中美潮先生と学生が,南山大学からは上村直樹先生と森山の学生が参加し,ゼミ生の卒業論文報告と交流の時間をとることができた。 |
2023/11/04 |
2022 | キャリアデザイン |
科目「キャリアデザイン」、2022年度第4クォーター、海外で事業展開をしている地元企業やグローバル企業を中心とする各種企業から招聘した講師による特別講義と、本学部教員による討論形式を含む授業。 |
2022/11/25〜2023/01/20 |
2022 | Special Topics in English |
科目「Special Topics in English: Society E1」、2022年度第3クォーター、Zoomを利用した海外とのグループワークと、対面形式の英語によるディスカッションを組み合わせたCOIL型授業。 |
2022/09/19〜2022/11/07 |
2021 | Special Topics in English |
科目「Special Topics in English: Interdisciplinary Studies C」、2021年度第3クォーター、Zoomを利用したオンライン授業、英語によるディスカッション。 |
2021/9/20〜2021/11/8 |
2021 | 演習Ⅲ |
学科科目「演習Ⅲ」、2021年10月30日、上智大学小塩ゼミや南山大学上村ゼミとの研究交流会を行った。他ゼミの4年生による研究発表に聞き、討論に参加するだけでなく、本ゼミ3年生にとっては4年生と交流する機会にもなった。 |
2021/10/30 |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2012 | 留学(海外) | 2012/08〜2019/05 |
活動内容等(Content of Activities) 2012年8月から2019年5月まで、フロリダ州立大学の歴史学研究科(Department of History, Florida State University)に留学。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2023 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 |
2022 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
2021 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2020 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2019 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
2018 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
2016 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
2013 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2012 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2011 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2024/05/20 更新
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