研究者詳細

研究発表
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7 件中 1 - 7 件目

年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2011  アイルランド人伝道司教イスラエル―10世紀ロートリンゲン修道院改革とアイルランド人伝道  単独  2011/12/10 
中世史読書会   

概要(Abstract) アイルランド人聖職者によるヨーロッパ大陸における伝道活動は、メロヴィング期・カロリング期に隆盛を見、その歴史的位置づけや重要性について研究も盛んである。これに対しポスト・カロリング期については従来あまり重視されず、考察対象とされることも多くないが、しかし実際には当該期においても彼らの活動は途切れることなく続けられてきた。本報告では10世紀前期ドイツ・ロートリンゲンの地でのアイルランド人伝道司教イスラエルなる人物の足跡を追い、同時期にロートリンゲンで展開された修道院改革との関連についてふれ、アイルランド人伝道がこの時期にもなおヨーロッパの修道制の展開において少なからぬ役割を担っていたことを指摘した。 

備考(Remarks)  

2010  太公権形成期シュヴァーベンをめぐる一考察--コンラート1世国王選挙再考  単独  2010/4 
中世史読書会   

概要(Abstract) 911年・コンラート1世の国王選挙に関しては、その選挙母体をめぐって主要2史料の証言の齟齬から、従来よりどう解釈するべきか論議されてきた。本報告では、同時期のシュヴァーベン情勢の分析からこの論議への寄与を試みた。当該時期、シュヴァーベンにおいては太公権の獲得・確立をめざす諸勢力が角逐・競合している時期であり、この過程における権力構造を「宮廷伯権力」を手掛りに明らかにすることで、同時進行していた国王選挙の問題への一つの見通しを述べた。 

備考(Remarks) 2010/4/10 

2007  『第2アルヌルフ伝』について  未設定  2007/12 
中世史読書会   

概要(Abstract) 『第2アルヌルフ伝』は1725年に刊行された“Acta Sanctorum Julii 4”に収録された、メッツ司教アルヌルフ(c.640没)の伝記である。当人からはかなり後年に書かれたもので、わずかに19世紀末にボネルによって研究対象とされたにすぎない。そのボネルは本作品をまったく価値のない伝記と評価し、成立時期については10世紀半ばとした。以後ほとんど研究対象とはされず、ボネルに従って書誌学的に10世紀の作品として言及されるに留まってきた。本報告は、本作品中の文言を10世紀のものと見てよいかどうかの問題から、改めてその成立時期について考察したものである。ボネルの推察の根拠をも含めた考察から、作品の成立は9世紀末以降、ボネルの注目点を活かすなら10世紀末以降であるとしかいえず、10世紀のものと断定することはできないと結論づけた。あわせて、テキスト上の問題点をあげ、今後の文書学的考察のさいの課題を指摘した。 

備考(Remarks) 2007/12/08 

2006  プリュム修道院所領明細帳カエサリウス写本・挿画の構想年代について  単独  2006/12 
中世史読書会   

概要(Abstract)  表題の挿画は、同院創建者国王ピピンとカール大帝父子を描く。従来この挿画は写本作成者カエサリウスの構想になるとされ、彼の心性を推し量る一材料ともされてきた。本報告では挿画の構想年代について、問題点を挙げ、改めてその確定の必要性を提起した。挿画はピピンの背丈を低く描き、短躯王なる彼の渾名の生起・浸透を前提としていると思われるが、それは彼の同時代の8世紀ではなく、11世紀半ば以降のことであることを史料的に確認した。これを踏まえ、挿画は他ならぬカエサリウス写本作成時に構想されたと結論づけた。 

備考(Remarks) 2006/12/9 

2005  年代記史料はうそをつかないか--『モンツァ本アレマニエン年代記』のテキスト構造--  未設定  2005/07 
名古屋中世史研究会   

概要(Abstract) 年代記史料として高い信憑性をもつとされる『モンツァ本アレマニエン年代記』について、初めにその書誌学的な確認を行って考察すべき対象の絞込みを行い、そのテキスト構造からの特徴を考察した。結論として、同年代記911・912年項は、一つの継起的な出来事を『叙述』ないし『要約』するものであり、継起的な出来事の故に年代枠にとらわれずに記述されていること、したがって、『年代記』の『記載』だから事実を語っていると見るのは短絡的であり、「加工」が施された記述であることを指摘した。 

備考(Remarks) 2005.7.23 名古屋大学 

2003  口承世界における歴史叙述  単独  2004/01 
中世史読書会   

概要(Abstract) 10世紀の歴史叙述は口承世界の中にあり、記憶が継受され、書き留められる過程で、史実とは大幅に乖離・変容したものを提供しているとするJ.フリートの所説を紹介し、例として挙げられるハインリヒ1世国王選挙について検討し、通説以上に合理性を有するものではないことを指摘した。 

備考(Remarks) 2004/01/10 

2002  879年 ボゾー・フォン・ヴィエンヌの国王選挙−「教皇の皇帝候補」をめぐって−  単独  2002/06 
中世史読書会   

概要(Abstract) ボゾー・フォン・ヴィエンヌの国王選挙に関わる諸問題のうち、教皇の皇帝候補をどう理解するかなどの問題について検討・考察した。 

備考(Remarks) 2002/06/29 

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