研究者詳細

著書
分割表示   全件表示 >>

14 件中 11 - 14 件目

年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2000  文学の力×教材の力 小学校編3年  共著   
教育出版  , A5  , 239pp.(160-175)  , 2001/03   

概要(Abstract) 本人担当分:3年生用の教材とされた三木卓著『のらねこ』を、冒頭部の喚起力の分析や心内語部分の再検討とその「演技性」の指摘、会話部の唐突さをも対象とした解釈可能性の検討、敬体や現在進行態の技法の「実況中継」的効果などの表現分析を通じて作品として精密に論じることの必要性を説き、さらに同一作品に対する教育現場からの論について、その解釈のせまさや表現論の欠落を指摘することによって「教材」作品における読みの自由と児童の解釈に含まれうる批評性の問題に迫ろうとした論考。 

備考(Remarks) 執筆者:田中実、佐藤学、渡辺善雄、中村哲也、加藤典洋、平野芳信、橋本博孝、宮越勉、成田信子、細谷博、長谷川峻、杉山康彦、小林幸夫、大槻和夫。内、pp.160〜175、190〜192を担当。 

2000  論集室生犀星の世界(下)  共著   
龍書房  , A5  , 474pp.(420-425)  , 2000/09   

概要(Abstract) 本人担当分:犀星文学における〈結婚〉を、初期の『結婚者の手記』や『香炉を盗む』、さらに晩年の『杏つ子』や『かげろふの日記遺文』などに描かれた夫婦や男女のかたちを検討することによって、あらためて意味づけようとした論考。激しく端的な人間把握とつよい愛情、さらにはみじめな孤独感などがせめぎ合い、一切の幻想を排したあからさまな結婚の生態が、あくまで好日的な人間理解の方向へと向かって描出されようとする動きを説いている。 

備考(Remarks) 執筆者:中西達治、菊地弘、飯田祐子、竹内清己、原仁司、船登芳雄、米村みゆき、大橋毅彦、大森盛和、稲垣広和、細谷博他(全31名)。内、pp.420〜425を担当。 

1998  太宰治  単著   
岩波書店  , その他  , 215 pp.  , 1998/05   

概要(Abstract) 太宰治入門という体裁をとりながら、各時期の代表作の各々について新解釈を具体的に提示し、従来の概説書とは異なる姿勢で評伝的事実を交えつつ、太宰作品読解の可能性とあるべき方向をさぐり、今後の読解研究の新たな指針を示したもの。何より本文に即した読みとりを重視し、表現の含意やリズムを充分に受けとめることの必要を説き、個々の短篇の読み直しの中から、太宰文学の魅力の源泉を探る思考過程をわかりやすく示し、解説している。 

備考(Remarks)  

1995  凡常の発見 漱石・谷崎・太宰  単著   
明治書院  , その他  , 469 pp.  , 1996/02   

概要(Abstract) 漱石、谷崎、太宰、秋声、川端等の代表作を対象として作品論を積み重ねつつ、作品読解論としての方向と可能性とを示した論集。大袈裟で深刻な主題論に執着せず、テキスト論の形骸化にも陥らずに、体験としての読みの奥行きと時間的推移とを受けとめつつ、自らを明確化していく作品読解、解釈のあり方を追究。凡常の人間の奥行きとひろがり、又浅さと狭まりの錯綜を描くものとしての小説の可能性を問い直す。既発表10編、書き下ろし5編を収録。 

備考(Remarks) 1997年03月 第5回やまなし文学賞(研究・評論部門)受賞
南山大学学術叢書 

Page: [<<PREV] [1] [2] [NEXT>>]