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年度
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著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2012  『地球時代の日本の多文化共生政策―南北アメリカ日系社会との連携を目指して』  単著  ISBN978-4-7503-3792-0 
明石書店  , A5  , 253頁  , 2013/03/31   

概要(Abstract)  名古屋大学大学院国際開発研究科に提出した博士論文「地球時代の日本の多文化共生政策―漂泊と定住とトランスナショナル・エスニシティ」(論国開博 第18号、2012年2月29日)をほぼそのままに、注の番号などを読みやすい形に一部修正し、写真も加えたものである。1987年以来の研究をまとめたもので、本書によって研究成果が社会で活かされることを願うものである。
 

備考(Remarks) 桜井敏浩氏による「ラテンアメリカ参考図書案内」『ラテンアメリカ時報』第1402号、17頁(2013年春)掲載。
桜井敏浩氏による「新刊紹介」『ブラジル特報』第1614号、12頁(2013年5月)掲載。
堀坂浩太郎(上智大学)氏による「新刊紹介」『日本ラテンアメリカ学会会報』第112号、8頁(2013年、11月)掲載。
中野達司(亜細亜大学)氏による「書評」『移民研究年報』第20号、114-117頁(2014年、3月)掲載。
浅香幸枝「著者自身による新刊書紹介」『ラテンアメリカ・カリブ研究』第20号、78‐82頁(2013年5月)掲載。
 

2011  地球時代の「ソフトパワー」:内発力と平和のための知恵  編著  ISBN978-4-87534-440-7C3036 
行路社  , A5  , 363p.  , 2012/03/31   

概要(Abstract)  第2次世界大戦で敗戦国となった日本は、東西冷戦のなか西側の一員として、1968年から2009年まで米国に次ぎ世界第2位のGDPを得てきた。また、国際社会では1976年から主要先進国G7(日本、米国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の一員として世界秩序の形成者であった。2008年9月の米国発の金融危機と急激な円高により、G7の国々の経済状況が悪化し、新興国を含むG20(G7とEU、ロシアと新興国11カ国:中国、トルコ、韓国、インド、サウジアラビア、インドネシア、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカ共和国)の国際政治上の重要性が増加した。2011年3月11日の東日本大震災と福島原子力発電所の放射能漏れ事故により、現代文明のあり方まで再検討されるようになっている。
 このような背景のなか、相対的に米国の影響力が低下し、軍事力や経済力というハードパワーだけに頼らず、相手が従いたくなるようなソフトな力としてのソフトパワー概念を、1989年にジョセフ・ナイ ハーバード大学教授が提唱した。本共同研究を申請した当時、初のアフリカ系大統領オバマ政権の次期駐日特命全権大使に予定され、その政策概念は影響力を増していた。
 研究のキーワードとなる「ソフトパワー」は、ナイが「文化、政治的価値、外交政策」の3資源から構成されると指摘しつつ、経済力がソフトパワーとハードパワー(軍事力)に与える影響を見逃していない(Nye:2008、ix-xiv)。近年はハードパワーとソフトパワーを上手く組み合わせ効果を出すスマートパワーを提唱している。
もう一つのキーワード「平和構築」は、初期的には戦争のない状態であるが、グローバル化の深化する現代の国際社会において、ガルトゥングの指摘する「構造的暴力」を減ずる方向に社会を向けることが、長期的に戦争の芽を摘むことになる。それは、日本外交の主要な柱である「人間の安全保障」概念とも係わっている。すなわち、人間の自由のために生存を保障し、能力を開発していく人間開発の重要性である。
 本研究は、南北アメリカ地域と日本を分析対象として「平和構築」を目指し、ハードパワーの重要性を認識しながらも、それに過度に頼ることなく、経済力・文化力の2側面から政治・経済・社会・文化・哲学・教育・国際関係と多角的に分析を試みようとするものである。
 

備考(Remarks) 2009年から2011年の南山大学地域研究センター共同研究「ソフトパワーと平和構築」の研究代表として研究の統括および本書の編集を行った。執筆担当部分:序章、第1部 第1章「ソフトパワーとしての子どもの本 :子どもの本は世界を救うか?―IBBYとJBBYの活動の事例研究―」終章
南山大学地域研究センター共同研究シリーズ4
本書は、第2832回 平成24年10月3日 日本図書館協会の選定図書に選ばれた。
杉山知子(愛知学院大学)氏による「新刊紹介」『日本ラテンアメリカ学会会報』第110号、8頁(2013年、11月)掲載。
根川幸男(ブラジリア大学)氏による「新刊紹介」『移民研究年報』第20号、126-127頁(2014年、3月)掲載。
 

2008  地球時代の多文化共生の諸相:人が繋ぐ国際関係  編著   
行路社  , A5  , 375  , 2009/03   

概要(Abstract) 2006年度〜2008年度南山大学の地域研究センター共同研究「多文化共生の諸相:ラテンアメリカと日本の日系ラテンアメリカ人社会の事例から」(代表:浅香幸枝)は、4名の本学教員の所属を越え、横断的に結び8名の学外研究者、3名の日系人大使の参加も得て行われた研究成果である。本研究の独創性は、多文化共生できない問題点を指摘する研究が多い中、実際に成功している多文化共生の事例から法則なり手法を導き出したこと、近代化のモデル=欧米というパラダイムに対して「多文化共生」という視点から再考を迫り、21世紀の諸文化のあり方を展望した。執筆者15名。 

備考(Remarks) 南山大学地域研究センター共同研究シリーズ 1
ISBN978-4-87534-418-6
中野達司(亜細亜大学)氏による「新刊紹介」『移民研究年報』第16号、183頁(2010年、3月)掲載。
浅香幸枝「自書紹介」『日本イスパニヤ学会会報』第16号、13‐14頁(2010年3月)掲載。
 

2006  地球時代の南北アメリカと日本  共編著  ISBN4-623-04727-XC3031 
ミネルヴァ書房  , A5  , 222  , 2006/11   

概要(Abstract) 第9章「1990年入国管理法改正が与えた南北アメリカ日系社会への影響と日本社会の多文化形成」195頁-219頁、i-ii頁 日本人、日系人の南北アメリカと日本におけるネットワークに着目して、1990年入国管理法改正以前の日系社会の歴史、グローバル化が進展する1990年以降の変化を通して地球時代の南北アメリカと日本の21世紀に向けての展望を試みた。具体的に1.人口移動と1990年入国管理法改正による日本と日系社会の変化、2.南北アメリカ日系社会の形成と日本における日系社会の形成、3.南北アメリカと日本をつなぐ日系人組織、4.多文化共生と新たな文化の創造を目指しての順に論じた。 

備考(Remarks) 南北アメリカと日本との戦略的関係を扱う研究はほぼ皆無と言ってよい。本書では「グローバリゼーション」「南北アメリカの社会変容」の現状を分析して「日本との関係」を展望した。執筆者は9名であり、日本と南北アメリカの戦略的友好関係構築を目指してそれぞれの専門の最新研究成果を披露している。 

2004  ラテンアメリカの諸相と展望  共著  ISBN4-87534-372-8 C3036 
行路社  , A5  , 145-167  , 2004/12   

概要(Abstract) ラテンアメリカセンター設立20周年記念論集
担当部分:「ラテンアメリカのジャポニスム:エンリケ・ゴメス・カリーリョに見る日本へのまなざし」スペイン語文化圏でジャポニスムのイメージ流布に功績のあったエンリケ・ゴメス・カリーリョのまなざしに焦点を当て、どのような背景の下に彼が親日的な日本像を持つに至ったのかを明らかにする。最初に、親日のラテンアメリカの概要とジャポニスムの状況を示す。ゴメス・カリーリョの著作分析を通してジャポニスムを概観し、日本へのまなざし、特に独自の近代化の発展モデルとして日本を捉えていたことを1912年に執筆され何度も版を重ねスペイン語圏に日本イメージを流布した『誇り高く優雅な日本』から事例をとり、明らかにした。 

備考(Remarks) 南山大学ラテンアメリカ研究センター編 

1999  ラテンアメリカ 新しい社会と女性  共著   
新評論  , 未設定  , 283-303  , 2000/03   

概要(Abstract) 担当部分:第12章「ペルーの新しい社会と女性 グローバル化と参加の噴出の社会に生きる女性たち」ペルーでは1980年代になると民主化が進み、1990年代のフジモリ政権下で、女性の政治中枢での参加が増大し、農村やスラムでの女性の自立運動と連携し、きわめて効率的に日常生活の問題を解決するようになった。1996年には「女性と人間開発推進省」、行政監察委員会における女性委員会、国会における女性委員会の設置とその長はすべて女性となった。1997年には『割当法』が成立し、候補者リストの25%を女性が占めることが義務付けられた。 

備考(Remarks) 執筆者:国本伊代,今井圭子,三田千代子,奥山恭子,畑 恵子,江原裕子,高橋早代,柴田佳子,松久玲子,淺香幸枝他3名 

1997  Proceedings−Telling the tale−(議事録 物語を語る)  共著   
IBBY(国際児童図書評議会):International Board on Books for Young People (the Netherlands)  , 未設定  , 8, 20, 108-109  , 1997/08   

概要(Abstract) 日本の子どもの本は異文化を容易に受容する傾向がある。たとえば、日本の子どもにとても人気のあるオランダのディック・ブルーナの作品『ちいさなうさこちゃん(ミッフィー)』に登場する天使の受容にも見られるように、日本ではわずか1%しか信者がいないキリスト教を排除せず、受容している。そして、この本に描かれたうさこちゃん誕生の描き方は、聖書のキリストの生誕のモチーフにぴたりと対応している。(この指摘に対して、講演を聴いてくださったブルーナ氏は、作者自身無意識に、キリスト教が作品の土台になっていることに驚いたとおっしゃった。) 

備考(Remarks) 「物語を語る」というテーマの第25回世界大会の議事録(B5判,212)。第25回世界大会で審査受理された講演 “Acceptance of different cultures in Japanese children’s literature”「日本の児童文学における異文化受容」の要約を収録。
執筆者:Gcina Mhlpe (South Africa), Sachie Asaka (Japan), Pamela Mordecai (Jamaica), Charles Mungoshi (Zimbabwe), Lei Chu Wang (China), Max Velthuijs (The Netherlands), Aidan Chambers (England), Margaret Mahy (New Zealand), Anne Pellowski (U.S.A.), Toshio Ozawa (Japan)他38名 

1993  ラテンアメリカ 子どもと社会  共著   
新評論  , 未設定  , 185-211  , 1994/03   

概要(Abstract) 担当部分:第6章「児童文学を通してみたラテンアメリカの子ども」近代社会で子どもが楽しみのために読む「子どもの本」を研究対象として、ラテンアメリカ児童文学史、メキシコ児童文学の事例に見る先住民問題、1992年度国際アンデルセン賞候補作品の順に考察した。    

備考(Remarks) 執筆者:奥山恭子,三田千代子,牛田千鶴,筋間ミランダ・ルーツ,田中郁紀代,江原裕美,淺香幸枝,角川雅樹 

1992  ラテンアメリカ 家族と社会  共著   
新評論  , 未設定  , 77-95  , 1992/12   

概要(Abstract) 担当部分:ラテンアメリカ各国家族史比較の第1部第3章「ペルー家族史 伝統と近代化」
人間が生まれて最初に出会う社会集団「家族」は、一組の夫婦の生活を基礎とし、子を育て老いを過ごす共同体である。この家族の影響は子どもの一生を左右するほど大きい。ペルーの家族と伝統と近代化の関係を考察し、近代化から取り残されて一層貧困化した農村やスラムの家族関係と問題点を明らかにし、家族再生の試みを紹介した。     

備考(Remarks) 執筆者:三田千代子,国本伊代,淺香幸枝,松下マルタ,奥山恭子,ヴェンデリーノ・ローシャイタ,幡谷則子,小池洋一,角川雅樹,奥山恭子,他3名 

1991  ラテンアメリカ都市と社会  共著   
新評論  , 未設定  , 151−172   , 1991/09   

概要(Abstract) 担当部分:第6章 リマ 副王たちの都から混沌の都へ
500年に渡るリマの発展とそこに生活する人々の関係を時代を追って眺めてくると、リマが人々を引きつけたのは、何よりもリマが持つ経済力であり、成功の機会であり、便利さ、都市の町並に見られるような、海を越え、国境を越えたその時代の流行であったといえる。 

備考(Remarks) 執筆者:国本伊代、乗浩子編、 

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