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82 件中 1 - 10 件目

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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2011  絵本の事典  辞書・事典  共著 
朝倉書店  , 653 p.  , 2011/11   

概要(Abstract) 共著(中川素子、吉田新一、他110名)、(執筆担当部分:「04-11 中南米諸国」(pp.297-302(6 p.)) ISBN978-4-254-68022-5

野谷文昭東京大学大学院教授の推薦により、出版社からの原稿依頼で執筆したものである。本書は1997年に設立された絵本学会が中心となり編まれたものである。心を育て、心を支え、心を伝え合う絵本の魅力と拡がりを一望する「世界でも初めての絵本事典」である。04章 世界の絵本「04-11 中南米諸国」297-302頁を筆者は担当した。中南米の概要と、1980年代、IBBY朝日国際児童図書普及賞と中南米、国際アンデルセン賞作家賞、人の移動と新しい絵本の創造について執筆した。
2007年の世界銀行の経済データで中南米33カ国の合計の国民総所得は3.3兆ドルで中国を上回っている。日本との関係で特徴的なのは移民、貿易、企業活動、政府開発援助を通じて100年以上の友好の歴史を持ち続けていることである。IBBY(1953~)と若手絵本作家育成をしている野間国際絵本原画コンクールの資料を中心に絵本の現状を紹介分析した。この地域は日本では先住民文化・文明に力点を置き紹介されることが多いが、社会制度などの文明の仕組みはヨーロッパが移植されたという見方が正しい。そのため、表現の自由、人権、民主主義といった価値は先進国や日本と同じものである。IBBYにおいても中南米の位置付けは重要である。人の移動によって子どもの本が受容され、中南米、ヨーロッパ、日本へと受容がなされ、新たな文化の創造が始まっている。

 

備考(Remarks)  

2010  「書評駒井洋監修、中川文雄、田島久歳、山脇千賀子編『叢書 グローバル・ディアスポラ 6 ラテンアメリカン・ディアスポラ』(明石書店、2010年、294ページ、5,000円)  書評  単著 
『移民研究年報』  , 第17号  , 2011/03   

概要(Abstract) 駒井が表題とした「グローバル・ディアスポラ」は、移民の比較社会学のためにロビン・コーエンが1997年に提唱した分析枠組みである。この分析枠組みは従来の国民国家内の民族集団の動向を扱うエスニシティ研究や移住先と母国の出身コミュニティとの間を人々が行き来する現象を研究するトランスナショナル研究と重なるが、問題設定に明確な違いがあると主張する。つまり、故郷と複数の移住先をつなぐ民族的ネットワークの事例を検討、機能を明らかにするアプローチである。さらに、帰属ないしアイデンティティは流動性を持つものと捉えている(駒井、江成、2009: 22)。流動性のあるアイデンティティはうまく経済的成功が移住地で達成できればよいが、そうでなければ流浪の民になってしまうだろう。出身地や出身国での国民生活を開発・発展させる政策が同時に必要だと考える。
 国民国家の枠組みが地球社会の土台であり、国レベルでの政策により善くも悪くも移民は左右されているため、外交関係における人の移動の問題が研究される必要があるように思う。多文化共生政策は国内のみの関係性で論じられることが多いが、国際政治上のプレゼンスを高めるという視点から、日本と国交のある192ヵ国の国々から、日本語が使え、日本のルールにも従い、友情と知恵をもたらす人々を割り当てて受け入れるような政策が必要とされるのではなかろうか。かつて鶴見和子が本学会の記念講演で指摘した「日本の文化伝統に深く根ざし、移民のもたらす異文化と格闘して新しい文化を創造する」(1995:131)ことは、日本に入国する人々の出自を多様化することで、日本に居ながら地球文化をまるごと味わうことができるのではないか。本シリーズは地球の人々の関係性を地域ごとに示してくれ、幅広い知見を与えてくれるので、ぜひ多くの読者に読んでほしいシリーズである。 

備考(Remarks)   

2010  地域研究センター共同研究2010年度中間報告  研究報告書  共編著 
2011/03   

概要(Abstract) 2010年度の研究成果は以下のとおりである。
2010年5月22日:第5回研究会   
「ソフトパワー問題としてのODA:日本・ラテンアメリカ援助関係の事例」
デビッド・ポッター (南山大学教授)
2010年6月26日:第6回研究会  
「世界におけるアルゼンチンの位置付けと日本との関係および展望」
ダニエル・アダン・シエベソ・ポルスキ (駐日アルゼンチン共和国 特命全権大使)
2010年9月11日:第32回IBBY世界大会  
「グローバリゼーションとメディアセミナー」「子どもの本を通して世界に伝える多様性と寛容:多くの読者に愛された日本の絵本の事例研究」(スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、国際会議場) 
浅香 幸枝 (南山大学准教授)
2010年10月2日:第7回研究会  
「パラグアイの文化と文学」 
エミ・笠松 (パラグアイペンクラブ会長)
2010年10月23日:第8回研究会  
「二つの祖国を結ぶ日系という生き方」
カルロス・春日 (パンアメリカン日系協会名誉会長)
2010年12月4日:第9回研究会  
「スペイン語圏と日本を文化で結ぶ」
ビクトル・ウガルテ(セルバンテス文化センター東京館長)
2010年12月11日:第10回研究会   
「原稿検討会」
浅香 幸枝 (南山大学准教授)

2011年度は、ラテンアメリカ3大使の講演と第16回パンアメリカン日系大会でのパネル報告、原稿検討会が予定され、『地球時代の「ソフトパワー」:内発力と平和のための知恵』(行路社、2012年4月刊行予定)で、各自原稿の準備を進めている。 

備考(Remarks) 共編(加藤隆浩、デビッド・ポッター、他6名)、2011年3月、南山大学ラテンアメリカ研究センター、352 p. (編集担当部分:「ソフトパワーと平和構築」、pp. 143-352. (210p.)) 

2009  地域研究センター共同研究2009年度中間報告  研究報告書  共編著 
南山大学ラテンアメリカ研究センター  , 93-197  , 2010/03   

概要(Abstract) 「ソフトパワー」と「平和構築」をキーワードに、南北アメリカおよび日本のソフトパワーの諸相を明らかにし、混迷する現代国際社会の平和構築に寄与することを共同研究の目的としている。ハードパワーの行使に対して、本学教員による日系人、インカイメージ、経済政策、ODA、和学などの側面から平和構築へと至る事例を研究していく。その際外交に携わっている大使の講演と討論も加え、現実性の高い研究成果を目指している。また、講演会を研究者、大学院生、学生に公開することにより、議論を多様に広くする一方、教育効果も狙っている。
 本中間報告は、4回の研究会と2009年9月18・19日のパンアメリカン日系大会でのパネルと講演会および日本国際政治学会の年次大会11月8日のフルペーパーをまとめてある。
「ソフトパワー」概念は魅力的な分析枠組みであるが、論争の多い概念である。研究会での報告・討論を通じて精緻な概念としていきたい。 

備考(Remarks) 地域研究センター共同研究2009年度中間報告』、共編(加藤隆浩、アルベルト松本、他8名)、2010年3月、南山大学ラテンアメリカ研究センター、198 p. (編集担当部分:「ソフトパワーと平和構築」、pp.93-197. (105 p.)) 

2008  五輪を見ながら・・・  寄稿  単著 
中日新聞紙面審査報  , 中日新聞社紙面審査室  , 1692  , 3  , 2008/9/5   

概要(Abstract) グローバル化が進展し、世界は地域や国々・地方の固有の文化を生かして、多様性を目指し多文化共生型を志向するのが先進諸国や国際世論の潮流である。「一つの世界 一つの夢」という大会スローガンは一体何なのだろうかとテレビ生中継中ずっと違和感があった。 

備考(Remarks)  

2008  他紙にない地元密着  寄稿  単著 
中日新聞紙面審査報  , 中日新聞社紙面審査室  , 1688  , 3  , 2008/7/15   

概要(Abstract) 「ぬくもり 人へ街へ」で東海北陸自動車道全線開通記念の観光ガイドを全面広告として掲載した。他紙に見られない本紙らしい地元に密着した役に立つ広告だった。続く紙面で二面見開で「半世紀夢貫く 商機の活路に」は、1961年の「中部横断高速自動車道」構想で始まり、高度経済成長の中「中部は一つ」を目指して進められたものだと歴史を記している。太平洋と日本海がつながり、大きく経済チャンスが拡大することが伝わってくる。 

備考(Remarks)  

2008  『結いの心』に拍手  寄稿  単著 
中日新聞紙面審査報  , 中日新聞社紙面審査室  , 1684  , 3  , 2008/6/5   

概要(Abstract) 一人ひとりが大切にされる社会の実現に向けて具体的な事例の紹介や政策記事を望みたい。
1992年に、一年間「中日新聞を読んで」を執筆して以来、93年から今日まで「新面審査報」を年に8本ずつ書き、合計118本の原稿を書いた。振り返ってみると、1992年は、コロンブスの新大陸到達500周年にあたり、グローバル化が進展し始めた時だった。今日では世界の一体化はすでに自明のこととなり、基盤整備が進む中、一国民であるばかりではなく、地球社会の一員であるという自覚が進んでいる。 

備考(Remarks)  

2008  読者に判断材料を  寄稿  単著 
中日新聞紙面審査報  , 中日新聞社紙面審査室  , 1680  , 3  , 2008/4/15     

概要(Abstract) 迷走する政治リスク減少のために、政策論点を比較して、読者に判断材料を提供することを望みたい。福田政権は安倍政権同様、国政選挙の結果登場した首相ではない。さらに参院では野党民主党が第一党であり、対決姿勢を鮮明にするがゆえに、国会の実質審議は止まったままであるからだ。 

備考(Remarks)  

2008  メキシコ人留学生と私:草の根交流  寄稿  単著 
名古屋メキシコ協会会報  , 名古屋メキシコ協会  , 13  , 2  , 2008/12   

概要(Abstract)  メキシコ人留学生たちとのつき合いが、1976年からもう32年間も続いている。南山大学総合政策学部に提携校の日墨学院から4年間滞在する留学生を迎えた。グローバル化が進む中、日本は諸国と友好関係を持ちつつ、世界に貢献するという姿勢を明確にしなければならなくなっている。御宿での出会い以来、来年交流400周年を迎えるメキシコは、世界の中でも筆頭に重要な国であり、草の根交流が幾久しく続いてほしい国である。 

備考(Remarks)  

2007  世論形成の役割を  寄稿  単著 
紙面審査報  , 中日新聞紙面審査室  , 1676号  , 3頁  , 2008/03/05    

概要(Abstract) CO2削減に向けて、キャンペーン報道を望む。国も企業も国民もできる力はあるのに、一つにまとまって効果的な行動と社会変革につながっていないように思えるからだ。地元に根ざした記事で世界全体を見渡すような情報をこれからも望みたい。 

備考(Remarks)  

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