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著書
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年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2005  日本語の助詞と機能範疇  単著   
ひつじ書房  , A5  , 202+viii  , 2006/03   

概要(Abstract) 日本語のとりたて詞(係助詞・副助詞)、格助詞が一般言語理論の中でどのように位置づけられるべきかを明らかにするとともに、時制辞、補文標識などの接辞とあいまってどのように日本語を類型論的に特徴づけているかを論じた。 

備考(Remarks)  

2013  複雑述語研究の現在  共著   
ひつじ書房  , B5  , 27 p.  , 2014/01   

概要(Abstract)  本稿は日本語と中国語の複合動詞を表す複合事象のタイプに着目して比較対照した論考である。
 日本語で生産的な「押し倒す」のような複合動詞は語彙的に生成されるのに対し、これと意味的に対応する中国語の「推倒」のような複合動詞は統語的に生成される。また、事象タイプでみると、日本語の「押し倒す」は達成事象を表すのに対し、中国語の「推倒」は到達事象を表すという違いがある。
 影山(1993)以来一般に日本語の生産的な語彙的複合動詞は「他動性調和原則」に従うといわれる。ところが、「(目を)泣き腫らす」「飲み疲れる」のような例外的とみられる語彙的複合動詞はこの原則に従わず、また表す事象タイプも到達事象である。
 一方、中国語にも「校正」「拡大」のような語彙的に生成されるとみられる複合動詞も存在し、達成事象を表す。
 また、日本語の統語的複合動詞の後項となる「〜始める」「〜続ける」などの動詞にはアスペクト動詞が多く、複合動詞全体が表す事象は到達事象になることが多い。
 すなわち、日中両語において、(例外的なものを除くと)語彙的複合述語は達成事象を、統語的複合述語は到達事象を表すという一般化が成立する。
 さらに、主要部後置型の日本語で複合動詞全体のアスペクトが後項によって決まるのは当然であるが、主要部前置型といわれる中国語においてもやはり全体のアスペクトが後項によって決まっているようにみえるのは、実は前項と後項の間にアスペクトを決定する機能範疇が存在するためであるとの仮説を提案した。 

備考(Remarks) 共著者:張楠 

2010  統語論の新展開と日本語研究−命題を越えて−  共著   
開拓社  , B4  , 33  , 2010/11   

概要(Abstract) 日本語のかき混ぜ規則(scrambling)は意味的に空だといわれている。文の真理条件を変更したり、英語のWH移動のように演算子−変項(operator-variable)構造を作ったりはしないからである。しかし、文の談話機能的な広義の意味解釈を含めると、かき混ぜ規則は決して意味的に空ではない。本稿では、まず、かき混ぜ規則によって文頭に移動した句が焦点をなすことを実証的に示す。すなわち、このことは、日本語においては助詞ハによる主題化とかき混ぜ規則とで情報構造上の役割分担が厳密にできていることを意味する。さらに、Vallduví (1992, 1995)が提案する情報構造(IS)という独自の表示のレベルを採用し、これに修正を加えて、統語構造と情報構造の写像関係を明らかにする。加えて、いわゆる主題のハ句と対照のハ句の統語的、情報構造的な違いについても論じる。本稿の結論は、少なくとも日本語の主題や焦点などの表示に関するかぎり、Rizzi (1987)で提案された従来より複雑なCP、TP構造を仮定する必要はない、ということである。 

備考(Remarks) 総頁数:385p.+xiii、執筆担当部分:第6章「日本語におけるかき混ぜ規則・主題化と情報構造」、pp. 193–225、共著者:長谷川信子、遠藤喜雄、ほか8名 

1999  Linguistics: In Search of the Human Mind–a Festschrift for Kazuko Inoue–  共著   
開拓社  , B5  , 33  , 1999/10   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 総頁数:799p.+xix、執筆担当部分:"On Association of Quantifier-like Particles with Focus in Japanese"、 pp. 24–56)、共著者: Y. Abe, M. Arimoto、ほか30名 

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