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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2009  On the Asymmetries in Passives between Japanese and Korean  学会招待講演  その他 
日本英語学会第27回大会  , 日本英語学会(於:大阪大学豊中キャンパス)  , 2009/11   

概要(Abstract) 日本語の受身文「太郎が花子に髪を切られた」には「髪」が「太郎」のものである解釈と「花子」のものである解釈の2通りがあるが、韓国語の対応する受身文には後者の解釈はない。また、韓国語には日本語の「太郎が花子に泣かれた」のような自動詞語幹の間接受身文も存在しない。これらの事実はWashio (1992)などで論じられているが、本稿ではさらに日韓語の受身文における違いとヤリ・モライ表現における違いを関係づけ、日本語にはTPより高い位置に適用句(Applicative Phrase)が存在すると仮定すれば、すべてを統一的に説明することができると提案した。すなわち、このことは自然言語がPylkkänen (2000, 2008)、McGinnis (2001)らの提案する2つの適用句に加えて第3の適用句を許容することを意味する。 

備考(Remarks)  

2009  On the Left-edge Puzzle: How Do Syntax and Phonology Interact with Information Structure?  シンポジウム発表  その他 
東北大学大学院文学研究科公開シンポジウム「統語構造と文脈−言語認知脳科学の可能性−」  , 東北大学(川内南キャンパス)  , 2009/06   

概要(Abstract) Aoyagi (2006)で提案した、日本語においてかきまぜ規則で文頭に置かれた要素は「焦点」の解釈を受けるという仮説が、音韻的にも支持されることを示した。さらに、Vallduví (1992, 1995)の提案を修正して、2種類のinformation packagingを認めれば、統語構造と情報構造の間の写像がより透明化されうる可能性を示唆した。 

備考(Remarks)  

2008  On the Left-edge Puzzle: How Does Scrambling Interact with Semantics and Information Structure?  ワークショップ発表  共著 
the First Workshop for the International Research Project on Comparative Syntax and Language Acquisition  , 南山大学言語学研究センター  , 2008/11   

概要(Abstract) 日本語においては、ハ句を文頭に置く操作がもっぱら主題化であるのに対し、かきまぜ規則である句を文頭に置くと、その句は「焦点」の解釈を受けるというAoyagi (2006)の仮説が音韻的にも支持されることを示した。さらに、Vallduví (1992, 1995)の提案を修正して、2種類のinformation packagingを認めれば、統語構造と情報構造の間の写像がより透明化されうる可能性を示唆した 

備考(Remarks)  

2007  南山大学連続講演会講演集「教養教育への扉」  その他  共著 
(株)N.E.S.  , 194p  , 2008/03   

概要(Abstract) 2007年度に開催した南山大学連続講演会「教養教育への扉」(全8回)の講演をまとめた講演集。各回とも今日的な問題を学問横断的にさまざまな視野から検討し、それを実践に移していく教養を学ぶものとして開催された。
本著者は「ことばの不思議」と題して、言語獲得における「プラトンの問題」を中心に、われわれの母語に関する知識が先天的、遺伝的形質(すなわち、普遍文法)にしばられていることを論じた(pp.73-100)。 

備考(Remarks) 編者:浜名優美 共著者:真野倫平、宮澤元、藤原道夫、青柳宏、渡辺義和、森千香子、江田信豊、林雅代 

2007  ことばの獲得の不思議  寄稿  単著 
きんか  , 近畿化学工業界  , 2008年3月号  , 1-5  , 2008/03   

概要(Abstract) 母語の獲得にまつわる不思議を外国語学習との相違、言語資料の貧弱さ(刺激の貧弱さ)、「プラトンの問題」、新語の創造などの観点から一般読者に分かりやすく論じた。 

備考(Remarks)  

2007  日本語におけるかきまぜ規則の意味的、情報構造的影響について  ワークショップ招待講演  その他 
2008年第1回大阪大学外国語学部Syntax Workshop  , 大阪大学(箕面キャンパス)  , 2008/01   

概要(Abstract) 日本語におけるかきまぜ規則が、たとえSaito (1989)がいう意味で空(すなわち、量化子−変項構造は作らない)であったとしても、数量詞の作用域や焦点など、意味的、情報構造的な影響はあることを論じた。 

備考(Remarks)  

2007  日本語におけるかきまぜ規則の意味的、情報構造的影響について  学術招待講演  その他 
大阪大学ゲストスピーカープログラム  , 大阪大学(豊中キャンパス)  , 2008/01   

概要(Abstract) 日本語におけるかきまぜ規則が、たとえSaito (1989)がいう意味で空(すなわち、量化子−変項構造は作らない)であったとしても、数量詞の作用域や焦点など、意味的、情報構造的な影響はあることを論じた。 

備考(Remarks)  

2007  とりたて詞の統語的、形態的ふるまいについて  学会招待講演  その他 
日本語文法学会第8回大会  , 日本語文法学会(於:筑波大学)  , 2007/10   

概要(Abstract) 奥津(他)以来、「とりたて詞」として一括されることが多い係助詞と副助詞の区別が、助詞の連結順序、焦点結合の最大領域の広狭などから、必要であることを論じた。 

備考(Remarks) シンポジウム「取り立て研究の可能性」招待講演 

2007  Causatives Meaning Passive Revisited  学会招待講演  その他 
Morphology and Lexicon Forum 2007  , Morphology and Lexicon Forum(於:神戸大学)  , 2007/07   

概要(Abstract) 韓国語において使役形態素と受動形態素が同形でありうるのは、どちらの派生にも複数の軽動詞vが関与しているためで、それゆえHalle & Marantz (1993)の語彙挿入(vocabulary insertion)では区別されないからだと論じた。 

備考(Remarks)  

2006  On morphological merger: a perspective from Japanese and Korean  研究会招待講演  その他 
仙台地区言語学研究会(SACL)  , 東北学院大学  , 2007/02   

概要(Abstract) 形態的併合については、従来隣接条件だけを満たせばよいと考えられてきたが、これを広く認められている主要部上昇、または主要部下降に帰する可能性について検討した。日本語や韓国語の動詞重複構造などのデータを合理的に説明するためには、韓国語ではPF部門において主要部上昇が起こると考えるのが妥当であるが、日本語においてAoyagi (2006)で提案した主要部下降による分析には概念的、経験的問題があり、むしろFukui and Takano (1998)で提案された線形化の副産物であると考えた方がよいことを主張した。 

備考(Remarks)  

2006  Discourse effects, case marking, and 'scrambling' in OV languages  ワークショップ招待講演  その他 
国立台湾中山大学尖端研究プロジェクト東アジア言語学ワークショップ  , 国立台湾中山大学  , 2006/11   

概要(Abstract) 左右両方向への移動を許すヒンディー語、トルコ語などにおける左への「かきまぜ規則」の適用は、実は日本語におけるハによる主題化に該当し、日本語におけるかきまぜ規則は機能的には逆の焦点化であることを実証的に示した。また、日本語でかきまぜ規則の適用を受けた名詞句が特定性の解釈を受ける傾向があること、またOV型言語に広くみられる格助詞脱落、または無格の対格名詞句はDの動詞への編入によって説明されるべきことを示唆した。 

備考(Remarks)  

2006  Discourse effects, case marking and 'scrambling' in OV languages  コロキアム発表  その他 
国立清華大学言語学コロキアム  , 国立清華大学  , 2006/11   

概要(Abstract) 左右両方向への移動を許すヒンディー語、トルコ語などにおける左への「かきまぜ規則」の適用は、実は日本語におけるハによる主題化に該当し、日本語におけるかきまぜ規則は機能的には逆の焦点化であることを実証的に示した。また、日本語でかきまぜ規則の適用を受けた名詞句が特定性の解釈を受ける傾向があること、またOV型言語に広くみられる格助詞脱落、または無格の対格名詞句はDの動詞への編入によって説明されるべきことを示唆した。 

備考(Remarks)  

2006  Discourse effects, case marking and 'scrambling' in OV languages  ワークショップ発表  その他 
Hyderabad-Nanzan Joint Workshop on Argument Structure and the Interface of Syntax and Semantics  , 南山大学言語学研究センター  , 2006/10   

概要(Abstract) 左右両方向への移動を許すヒンディー語、トルコ語などにおける左への「かきまぜ規則」の適用は、実は日本語におけるハによる主題化に該当し、日本語におけるかきまぜ規則は機能的には逆の焦点化であることを実証的に示した。また、日本語でかきまぜ規則の適用を受けた名詞句が特定性の解釈を受ける傾向があること、またOV型言語に広くみられる格助詞脱落、または無格の対格名詞句はDの動詞への編入によって説明されるべきことを示唆した。 

備考(Remarks)  

2006  Discourse effects, case marking, and 'scrambling' in OV languages  コロキアム発表  その他 
国立台湾師範大学言語学コロキアム  , 国立台湾師範大学  , 2006/10   

概要(Abstract) 左右両方向への移動を許すヒンディー語、トルコ語などにおける左への「かきまぜ規則」の適用は、実は日本語におけるハによる主題化に該当し、日本語におけるかきまぜ規則は機能的には逆の焦点化であることを実証的に示した。また、日本語でかきまぜ規則の適用を受けた名詞句が特定性の解釈を受ける傾向があること、またOV型言語に広くみられる格助詞脱落、または無格の対格名詞句はDの動詞への編入によって説明されるべきことを示唆した。 

備考(Remarks)  

2005  On verbal morphology in Korean and Japanese  ワークショップ発表  その他 
Cambridge-Hyderabad-Nanzan Joint Workshop on Functional and Lexical Categories  , 南山大学言語学研究センター  , 2006/03   

概要(Abstract) まず、日本語や韓国語の動詞と時制辞の膠着には顕在的統語部門における主要部移動が関与していないという最近の議論を紹介したうえで、代案として提案されている形態的併合が韓国語ではPF部門における主要部上昇として、日本語では同部門における主要部下降として実現していると論じた。 

備考(Remarks)  

2005  韓日比較統語論からの考察−韓国語が日本語について教えてくれること  学会招待講演  その他 
韓国日本学連合会第3回国際学術大会韓国日本学連合会第3回国際学術大会  , 韓国日本学連合会(於:南ソウル大学、韓国、平澤)  , 2005/07   

概要(Abstract) 日本語と韓国語は文法的に類似点が多いが、韓国語には日本語には表面的に見られない主文の補文標識や関係節の連体形式素が見られたり、「自分」に対応する照応形「自己」には主語指向性が見られない、などの違いがある。しかしながら、日本語のデアルのダ交替の可否を説明するためには、日本語でも主文や関係節に補文標識が存在すると仮定する方が合理的であり、また、韓国語で「自己」に主語指向性が見られないとされるケースに対応する日本語においても「自分」にやはり主語指向性が見られないという事実を指摘し、韓国語の研究が日本語 

備考(Remarks) 韓国日本学連合会第3回国際学術大会ワークショップ「韓日対照研究の可能性」招待講演 

2004  韓日比較文法に関する一考察〜動詞形態論を中心に  学会招待講演  その他 
韓日修交40周年記念 国際韓国言語文化学会 日本学術大会  , 国際韓国言語文化学会(於:京都東急ホテル)  , 2005/03   

概要(Abstract) 日韓語はともに動詞語幹と接辞が膠着する言語であるが、動詞重複構造において顕著な差異がみられる。つまり、日本語は虚辞的動詞を用いた「りんごを食べもした」は許すが、「りんごを食べも食べた」と本動詞が重複することは許さないのに対して、韓国語はこの両方を許す。この差が、動詞と接辞の膠着が日本語においては形態部門における接辞の下降によってもたらされる(英語型)のに対して、韓国語においては動詞の上昇によってもたらされる(仏語型)ことに由来するとの分析を提示した。 

備考(Remarks) 国際韓国言語文化学会(編)『韓日新時代と日本における韓国言語文化』pp.273-281に要旨掲載 

2004  Morphological case marking as phoneticization  コロキアム発表  その他 
第8回南山言語学コロキアム  , 南山大学言語学研究センター  , 2004/09   

概要(Abstract) Chomsky (1993)で提案された照合理論における格は、LFへの派生過程で消去されなければならない非解釈的な存在であったが、この理論では韓国語や日本語における格助詞の配列に対する制限をすべて正しく説明することはできない。むしろ、韓国語や日本語における格表示とは、Spell-OutからPFへの派生で格素性を音声化することで解釈可能なものにすることだと仮定すれば、格助詞の配列のみならず、格助詞と他の助詞との上接・下接、格助詞削除などの現象をもすっきりと説明できることを示した。さらに、本稿の分析の重要な帰結として、韓国語 

備考(Remarks)  

2004  Morphological case marking as phoneticization  ワークショップ発表  その他 
韓国言語学会  , 韓国言語学会(於:延世大学、韓国、ソウル)  , 2004/07   

概要(Abstract) Chomsky (1993)で提案された照合理論における格は、LFへの派生過程で消去されなければならない非解釈的な存在であったが、この理論では韓国語や日本語における格助詞の配列に対する制限をすべて正しく説明することはできない。むしろ、韓国語や日本語における格表示とは、Spell-OutからPFへの派生で格素性を音声化することで解釈可能なものにすることだと仮定すれば、格助詞の配列のみならず、格助詞と他の助詞との上接・下接、格助詞削除などの現象をもすっきりと説明できることを示した。 

備考(Remarks) 韓国言語学会2004年度国際会議、格に関するワークショップ 

2003  日本人学習者が見た韓国語の難しさ  学術招待講演  その他 
東亜大学韓国語教師養成講座  , 東亜大学(韓国、釜山)  , 2003/12   

概要(Abstract) 韓国語と日本語はあらゆる面でよく類似している。むしろ、その類似性ゆえに韓国語を習得しようとする日本語話者が母語からの類推により冒しやすい誤りがあることを、音声面、語彙面、形態面、統語面から具体的に例証した。 

備考(Remarks) 李吉遠(編)『韓国語教育の理論と実際』pp.143-147に要旨掲載 

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