研究者詳細

研究助成
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年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2013  科学研究費補助金  ポスト工業社会における男性の健康と医療化 
山中浩司  文部科学省  3206389円 

研究内容(Research Content) 近年、医療関係者、心理学者、社会学者の間で問題となっている男性ジェンダーと健康リスクとの関連について、これに関与する社会文化的要因としての社会的に構築された「男性性masculinlty」を明らかにし、同時に、こうした問題の医療化の側面についてその原因や社会的文脈を明らかにし、この両面からポスト工業社会において「男性」がもたらす問題のより柔軟で社会化された解決法について政策提言を行いたい。本研究でとりあげるのは、以下の三つのトピックである。1)肥満、メタボ健診における男性の健康行動の医療化、2)男性の医療行動と自殺、3)男性更年期障害(andropause)。 

備考(Remarks)  

2013  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  1980年以降の日本の自殺率の変化のら統計データを用いた社会学的分析 
代表    285000 

研究内容(Research Content)  従来から、おこなわれてきた自殺と失業率や景気、所得といった経済指標、あるいは婚姻率や離婚率といった社会指標との相関をみる自殺研究とは異なり、より解釈的に踏み込んだ自殺論を展開するための研究をおこなっている。1980年頃から今日にいたるまで、グローバル化の進展などにより、世界の経済社会の環境が変化したことが指摘されている。U・ベックはこれを第1の近代から第2の近代への転換と指摘した。
 本研究では、このような経済社会の世界的転換と男女関係のあり方、制度を問題にする。すなわち、先進国においてはこの転換に適した男女の関係のしくみへと男女のあり方をスムーズに改変した国々と、そうでない国がある。そして、この社会経済環境と男女関係のあり方のマッチングの問題が、後期近代以降の自殺の増減にかかわっているということを明らかにしようとしている。
 

備考(Remarks)  

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