研究者詳細

教職員基本情報
氏名
Name
渡邉 学 ( ワタナベ マナブ , WATANABE Manabu )
所属
Organization
人文学部キリスト教学科
南山宗教文化研究所
職名
Academic Title
教授
個人または研究室WebページURL
URL
http://www.nirc.nanzan-u.ac.jp/Hito/watanabm/index.html
専攻分野
Area of specialization

宗教学,宗教心理学,倫理学

学会活動
Academic societies

1983.10 日本宗教学会学会会員(現在に至る)
1984.4 日本倫理学会会員(現在に至る)
1984.4 比較思想学会会員(現在に至る)
1993.4 「宗教と社会」学会会員(現在に至る)
1993.7 東西宗教交流学会会員(現在に至る)
1995.3 人体科学会会員(現在に至る)
1998.9 日本宗教学会評議員(-2001.9)・国際委員会委員(-2008.9)
1995.3 American Academy of Religion 会員(現在に至る)
1999.5 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会理事・編集委員(現在に至る)
1999.7 東西宗教交流学会理事(現在に至る)
2001.9 日本宗教学会理事(現在に至る)
2002.12 「現代社会における宗教の役割」研究会(CORMOS),学術会員(現在に至る)
2003.6 「宗教と社会」学会常任委員会委員(〜2005.6; 2007.6.〜2009.6)
2005.11 AAR, Comparative Studies in Religion Section 運営委員会委員(〜2008.11)
2006.10. 日本倫理学会第29期評議員、2008.10.第30期評議員、2010.10. 第31期評議員(2012.10まで)
2007.9. 日本宗教学会『宗教研究』編集委員会委員(2013.9まで)
2010.4. 日本宗教学会学会賞選考委員会委員(2012.4まで)
2011.4. 人体科学会理事(現在に至る)
2011.9. 日本宗教学会プログラム委員会委員(2012.9まで)

社会活動
Community services

1999.4 大学入試センター教科専門委員会委員(2001.3まで)
2000.7 Millennium World Peace Summit of the Religious and Spiritual Leaders, Member of the Working Group for the First Statement, Harvard University Center for the Study of World Religions and Harvard University Divinity School
2003.1 sub-editor, Religious Studies Review: A Quarterly Review of Publications in the Field of Religion and Related Disciplines published by the Council of Societies for the Study of Religion(現在に至る)
2002.10. 第19回国際宗教学宗教史会議世界大会運営委員会委員(2005.9.まで)
2002.10. 第19回国際宗教学宗教史会議世界大会組織委員会委員(2005.9.まで)
2005.9. 第19回国際宗教学宗教史会議世界大会残務委員会委員(2008.9.まで)

著書・学術論文数
No. of books/academic articles
総数 total number (62)
著書数 books (21)
学術論文数 articles (41)

出身学校
学校名
Univ.
卒業年月(日)
Date of Graduation
卒業区分
Graduation
   Classification2
上智大学文学部哲学科 1979年03月  卒業 
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出身大学院
大学院名
Grad. School
修了課程
Courses
   Completed
修了年月(日)
Date of Completion
修了区分
Completion
   Classification
筑波大学大学院哲学・思想研究科倫理学専攻 博士課程  1989年03月  修了 
上智大学大学院哲学研究科哲学専攻 博士前期課程  1982年03月  修了 
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取得学位
       
学位区分
Degree
   Classification
取得学位名
Degree name
学位論文名
Title of Thesis
学位授与機関
Organization
   Conferring the Degree
取得年月(日)
Date of Acquisition
博士 文学博士(博甲601号)  C.G.ユングにおける心と体験世界--有意味性への投企と意味世界の現成  筑波大学大学院哲学・思想研究科倫理学専攻博士課程  1989年03月 
修士 M.A.    The University of Chicago Divinity School Religious Studies Master of Arts  1986年06月 
修士 文学修士    上智大学大学院哲学研究科哲学専攻博士前期課程  1982年03月 
学士 文学士    上智大学文学部哲学科  1979年03月 
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研究経歴
長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  宗教体験の宗教学的心理学的研究 

概要(Abstract) 時代を通じてさまざまな文化における宗教体験を比較文化的比較心理学的に研究して,その宗教学的心理学的な意味を探る。基本的には,歴史上の宗教的人間の体験内容,その表現を宗教史的な知識を前提とした上で,明らかにする。その際,精神分析や分析心理学などの宗教心理学的な枠組を土台にするとともに,さまざまな解釈学的なとらえ方を前提とする。 

短期研究  現代における新宗教への回心と宗教情報リテラシー 

概要(Abstract) 本研究は、現代社会における宗教への入信と脱会――広い意味での回心――と宗教情報リテラシーについて研究することを目的としている。今日においてもいまだに「カルト」(仮に「社会問題化した宗教」と定義しておく)の「被害」はなくなっていない。その原因については、さまざまなことが考えられるが、一つには、宗教に関して基本的な知識が欠落している状況があると考えられる。たとえば、エホバの証人は、自らを真のキリスト教徒と考えているが、同教団のように三位一体の教理を認めない宗教は、正統なキリスト教とは認められないことは、明らかである。オウム真理教は、シヴァ大神を本尊としていたが、仏教の基本常識からいえば、同教団は仏教とはいいがたい。このように、これらの教団の基本的な教理をそれぞれの宗教の正統教義と対比することによって、それらの教団の逸脱性が浮き彫りになる。本研究の内容は、一方で、現代社会においてある宗教に入信したり脱会したりした個人に焦点を当てて、個人の回心体験を時間的な流れや他者との関係を軸として明らかにするものである。他方で、それぞれの教団の教理と正統教理を対比することによって、その逸脱性を明らかにする。このように、個人の回心体験と教理的な問題を縦軸と横軸にとってその重層的なあり方を解明するものである。 

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著書
年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2015  身体の知――湯浅哲学の継承と展開  共著   
ビイング・ネット・プレス  , A5  , 253 p.  , 2015/12/01   

概要(Abstract) 黒木幹夫・鎌田東二・鮎澤聡共編。
本書は、湯浅泰雄(1925-2005)の哲学をいかに継承し展開するかを追究した論文集である。第一章「テオーリアの知とプラクシスの知の統合を求めて」、第二章「湯浅泰雄と現代思想――湯浅泰雄の問いを受けて」、第三章「人体科学の挑戦――身体の知を掘り起こす」の三章からなり、全部で11本の論文を収めている。
 

備考(Remarks) 私は、「メタプシキカの探究――湯浅泰雄のユング受容とその展開」(188-211ページ)を担当執筆した。 

2014  オウムという現象――現代社会と宗教――  単著   
晃洋書房  , A5  , 141  , 2014/11/10   

概要(Abstract) 現代社会と宗教を考えるうえでオウム真理教事件は特別な地位を占めている。それは、だれにとっても不幸な出来事であった。しかしながら、同教団がきわめて閉ざされたものであったために、当初、その内実を知ることはきわめて困難であったと言わなければならない。オウム真理教事件から20年近くが経過し、今だからこそわかってきたことも少なからずあった。とりわけ、重大犯罪に関与した元幹部たちの証言は重く受け止めなければならないだろう。本書では、事件の当事者であった元幹部たちの生々しい証言を重視して事件の概要を明らかにしようとした。 

備考(Remarks) 梅原猛総監修「シリーズシリーズ文明のゆくえ――近代文明を問う」の1巻として出版。
 

2012  概説 現代の哲学・思想  共著   
ミネルヴァ書房  , A5  , 352 p.  , 2012/05   

概要(Abstract) 無意識概念そのものは近代にさかのぼるが、無意識の心理学は、概してフロイトにはじまる精神分析の流れを指している。精神分析の思想的特徴は、それが単なる理論的知に止まることなく治療的知や臨床知という実践的知であることにある。フロイトはヒステリーをはじめとする神経症的症状の治療に当たり、精神分析を「科学」として樹立することをめざした。フロイトは、自由連想法や夢分析などの技法を使って患者の無意識を明らかにし、治療者がそれらを解釈することによって患者が自らの無意識に気づき、それらを意識に統合することによって症状が消失すると考えた。ユングの理論的枠組みとフロイトのそれが決定的にわかれるのは、無意識やエスに人格性を認めるかどうかということである。フロイトが自我や(自我内部の一段階や分化である)超自我には人格を認めたが、無意識やエスには決して人格性を認めなかった。それらは本能や欲求を司るものであり、心の中のプリミティブな部分でしかなかった。フロイトは合理的推論過程の中でこのように精神と本能とを峻別することを要求したのであった。それに対して、ユングの場合には、あたかも当然のように無意識に人格性が認められている。その根本にあるのは、ユングの出発点が霊媒研究にあったということが挙げられる。つまり、降霊会に現れたさまざまな霊が実在的なものであるとは認められず、霊が降りた霊媒自身の無意識に位置づけられるかぎり、それらの霊は霊媒の断片的な無意識人格と考えられざるをえないからである。 

備考(Remarks) 小坂国継、本郷均編
「無意識の心理学」(pp.313-327)担当。 

2011  情報時代のオウム真理教  共著   
春秋社  , A5  , 437p.  , 2011/07/21   

概要(Abstract) 本論は、1995年のオウム真理教事件以降、同教団とそれが起こした事件がどのように扱われてきたのかを網羅的に扱ったものである。当初、かなり不正確で推測に満ちた著作が出されていたものが、少しずつ一次資料やインタビューなどに基づいた実証的研究が出てきていることが指摘される。 

備考(Remarks) 第三部第七章「国外のオウム真理教研究」(pp.406-409)を担当。 

2011  Japanese Philosophy: a sourcebook  共著   
University of Hawai'i Press  , A5  , 1341 p.  , 2011/06/20   

概要(Abstract) 本論では、湯浅泰雄の哲学について扱い、その主要な業績が「修行と身体」、「メタフュジカとメタプシキカ」の区別、近代日本哲学の分析と評価の3つに集約できることを指摘する。 

備考(Remarks) James W. Heisig, Thomas P. Kasuis, and John C. Maraldo, 編著。
“Yuasa Yasuo 湯浅泰雄 (1925-2005)”(p.943) を担当。 

2008  南山大学連続講演会講演集「大学院の授業を聞きに行こう」  共著   
(株)エヌ・イー・エス  , A5  , 303  , 2009/03   

概要(Abstract) 2008年度に開催した南山大学連続講演会「大学院の授業を聞きに行こう」(全11回)の講演をまとめた講演集。本学各研究科のさまざまな研究分野の中から11のテーマの授業を取り上げ連続講演会として公開した。 

備考(Remarks) 編者:青木清 共著者:渡邉学、薫祥哲、有元將剛、榊原秀訓、津村俊充、湯本祐司、河野浩之、村松久良光、近藤仁、大塚達朗、藤本博。「宗教研究の課題−伝統宗教からスピリチュアリティまで」を分担執筆。1−27頁。 

2008  宗教--相克と平和  共著   
秋山書店  , A5  , 416  , 2008/10   

概要(Abstract) 本論は、マーク・ユルゲンスマイヤーの発題を受けて、それをオウム真理教事件や9.11事件など、今日的な問題と結びつけて論じたものである。とりわけ、後者の事件以降、欧米の宗教学者と日本の宗教学者の社会的役割が大きく分岐したことを指摘する。 

備考(Remarks) 島薗進、ヘリー・テル=ハール、鶴岡賀雄編『宗教--相克と平和』〈国際宗教学宗教史会議東京大会(IAHR2005)の討議〉、416pages. 渡辺学「愛、慈悲、憎悪のただ中の宗教的暴力」、pp.44-59. 

2007  危機の時代における科学と宗教2  共著   
L・H陽光出版  , A5  , 301  , 2008/01   

概要(Abstract) 本論は、日本に例をとった宗教の周縁化と国際社会に広がった宗教的暴力と原理主義の問題を扱う。一方で、宗教の周縁化は、宗教がある種のヘゲモニーを失って多数の文化のうちの一つにすぎなくなるという意味で宗教そのものの存続の危機である。人々の意識は、宗教団体からヒーリングやスピリチュアリティのような組織化されていないものへと移ってきている。他方で、原理主義と暴力の問題は、むしろ宗教によって国際社会に対してもたらされた危機といえる。それは、人々の宗教離れを促進するか、人々の民族主義的感情を高める可能性がある。それらの対極的な影響は、前者が世俗化の進行した先進諸国にみられるのに対して、後者は貧富の差や経済格差の広がった発展途上国にみられる。いずれにせよ、今日の世俗社会に潜在するアノミー状態を克服して人類の新たな和解に筋道をつけることができるか否かということに宗教の真価が問われているといえる。 

備考(Remarks) 平成17年9月18-21日に兵庫県立淡路夢舞台国際会議場で開催された第4回陽光文明国際会議議事録。陽光文明研究所編。「宗教の危機をめぐって」と題して報告。「宗教の危機」『南山宗教文化研究所研究所報』15号所収論文と同じ。 

2007  Religion and Society: An Agenda for the 21st Century  共著   
Brill  , A5  , 306  , 2007/11   

概要(Abstract) "Religious Violence amid Love, Compassion, and Hate: A Response to Prof. Mark Juergensmeyer," pp.29-39. 

備考(Remarks) ed. by Gerrie ter Haar & Yoshio Tsuruoka 

2006  スピリチュアリティといのちの未来  共著   
人文書院  , A5  , 411  , 2007/01   

概要(Abstract) 「宗教の危機をめぐって」担当(pp.327-341)。本論は、日本に例をとった宗教の周縁化と国際社会に広がった宗教的暴力と原理主義の問題を扱う。一方で、宗教の周縁化は、宗教がある種のヘゲモニーを失って多数の文化のうちの一つにすぎなくなるという意味で宗教そのものの存続の危機である。人々の意識は、宗教団体からヒーリングやスピリチュアリティのような組織化されていないものへと移ってきている。他方で、原理主義と暴力の問題は、むしろ宗教によって国際社会に対してもたらされた危機といえる。それは、人々の宗教離れを促進するか、人々の民族主義的感情を高める可能性がある。それらの対極的な影響は、前者が世俗化の進行した先進諸国にみられるのに対して、後者は貧富の差や経済格差の広がった発展途上国にみられる。いずれにせよ、今日の世俗社会に潜在するアノミー状態を克服して人類の新たな和解に筋道をつけることができるか否かということに宗教の真価が問われている。 

備考(Remarks) 島薗進・永見勇監修 

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学術論文
年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2015  日本佛教与基督教对话的历史和成果——以东西宗教交流学会为中心  単著   
世界宗教文化  , 中国社科院世界宗教研究所  , 2016年第1期  , 8-14  , 2016/2/15   

概要(Abstract) 東西宗教交流学会は、1980年にハワイ大学で開催された「東西宗教の出会い」をテーマとする国際会議を契機に、1982年に京都で設立された。同学会を貫いているのは、仏教とキリスト教を同時に成立させている根拠は何かということを探究する精神である。そのため、滝沢克己のインマヌエルの哲学、八木誠一の神学思想、京都学派の思想が、学会全体を貫く基本前提となっていたと言っても過言ではないだろう。同学会の共通言語は、仏教の教学やキリスト教神学ではなく宗教哲学であった。また、国際的にも開かれた学会としてアメリカの仏教キリスト教学会の国際大会でも部会を開催するなどの功績があった。 

備考(Remarks) 『世界宗教文化』の寄稿依頼を受けて、拙著の書き下ろし論文「日本仏教とキリスト教の対話の歴史と成果――東西宗教交流学会を中心として」を王皓月氏に中国語訳してもらった論文。 

2015  パウリとユングの関係について――往復書簡集の前景と背景  単著   
人体科学  , 人体科学会  , 第24巻第1号  , pp. 34-49  , 2015/05   

概要(Abstract) 本論では、パウリとユングの関係をめぐり、ユングの症例としてのパウリをユングのさまざまな著作において見るとともに、2 人の往復書簡集について扱った。今日までに明らかになっている情報によれば、ユングの『タヴィストック・レクチャー』(1935)、『心理学と宗教』(1938)、『心理学と錬金術』(1944)に重要な症例を提供したのは、他ならぬパウリであった。また、パウリは1300にも及ぶ夢やヴィジョンを記録してユングに提供したのであった。ユングはこれらに「古代的な素材」や「元型的な材料」を見出し、詳細な分析を行ったのであった。興味深いことに、これらの夢やヴィジョンは、2 人の往復書簡集ではほとんど触れられていない。しかしながら、これらこそが、2 人のやりとりを理解するための前提となっているのである。 

備考(Remarks)  

2014  今日のスピリチュアリティの一側面――カトリックと禅の邂逅をめぐって  単著   
人体科学  , 人体科学会  , 23巻1号  , 41-49  , 2014/05/30   

概要(Abstract) 今日、さまざまなスピリチュアリティがある。一方で、あるものは伝統宗教に基づいているが、他方で、あるものはそのかぎりではない。ここでは前者について扱うことにする。キリスト教と仏教、ユダヤ教と仏教の霊性交流の過程で今日的な習合信仰が芽生えている。ブディスト・クリスチャン(仏教徒=キリスト教徒)やジューブー(ユダヤ教徒=仏教徒)と呼ばれる人々がいる。最初のブディスト=クリスチャンの一人にフーゴー・ラサール(1898-1990)がいる。彼は、カトリックの司祭であり、日本に送られたドイツ人宣教師であった。彼は禅が日本の精神文化の中核であると考えた。彼は禅を研究しただけでなく、禅の師家に師事して参禅したのであった。彼はまた、広島と東京に神冥窟と呼ばれるカトリックの禅堂を設立した。そして、80歳の時に印可状を受けたのであった。ラサールは、坐禅が超対象的瞑想を達成し十字架の聖ヨハネのいう「注賦的観想」を準備する手段であると考えた。要するに、彼の目的は神による超自然的な干渉を準備することであったのである。したがって、ラサールは、神の恩寵をもたらすために禅の無念無想を活用したと言えよう。 

備考(Remarks)  

2011  オウム真理教事件をめぐる省察――元幹部の手記を中心に――  単著   
南山神学  , 在名古屋教皇庁認可神学部南山大学人文学部キリスト教学科  , 35号  , pp. 1-29  , 2012/03/31   

概要(Abstract) 本論では主として,地下鉄サリン事件や坂本堤弁護士一家殺人事件などの主要なオウム事件に関与したオウム真理教の元幹部を扱った。麻原は,自らが行ったことを認めていないとはいうものの,元弟子たちは彼の命令に基づいて恐ろしい犯罪に関わったことを証言している。そのことは,彼らがオウム真理教の宗教的信念や教義に基づいて行ったことを意味する。彼らは,それらの犯罪行為がポアと呼ばれる救済行為であると信じていた。林と早川は,他者をポアするに当たって内的葛藤を経験したが,それが救済以外の何ものでもないと自らを納得させようとした。しかし,それはたやすいことではなかった。広瀬のみが「何事もなかったように」サリンを撒いた。もしそれがオウムの教義で救済であるならば,他者に対する無頓着ではなく憐れみがあったはずであろう。麻原とオウム真理教を否定してから,彼らのいずれもが自らがなしたことを嘆いている。したがって,われわれは,麻原とオウム信者が恐ろしい犯罪について不当に告発されているとは言えないのである。彼らは,特異な救済観に基づいてそれらの行為を行ったのであった。もし彼らが救済の実行者であり続けたいと願っていたら,彼らは麻原に対する信仰を持ち続けなければならなかったろう。しかしながら,逮捕されてからそれにしがみつくことができなかったのである。本論の焦点は,彼らがなぜそれらの行為を行い,なぜグルの権威を否定したのかについて置かれている。むろん,彼らの見解には多様性がある。さらに,われわれは,オウムの教義には殺人と救済の間に微妙な差しか存在しないことが理解される。
 

備考(Remarks)  

2010  愛知県の宗教系大学における宗教教育の状況について--宗教科目のカリキュラムと教材に関する調査報告  共著   
南山神学別冊  , 南山大学  , 26  , 1-20  , 2011/3   

概要(Abstract) キリスト教系の南山大学(カトリック)、金城学院大学(プロテスタント)、名古屋学院大学(プロテスタント)、仏教系の愛知学院大学(禅宗)、同朋大学(浄土真宗)の5つの大学に実際に行われている宗教教育の実態と教材についてまとめた。宗教的専門職の養成コースをもったカトリックや仏教の大学の方がむしろ、プロテスタントの大学と比べて、他宗教に対して開かれていると言えるかもしれない。宗教系大学の場合、このような一般教育と専門教育の二重性の中で宗教教育がなされ、教材選択が実際に行われている。宗教系大学においても自らの宗派や宗教の教育だけでなく、他宗教についても教えることが期待されている。しかしながら、さまざまな要因からそのことは必ずしも実現されていない。諸宗教への広範な理解と宗教的な専門職の養成は必ずしも両立しないところにそのむずかしさがあるといえよう。 

備考(Remarks) 長澤志穂共著 

2009  Rescue, Recovery, and Religion: Nanzan Symposium 14: Humaritarian Aid and Spiritual Care in a Time of Crisis  単著   
Bulletin  , Nanzan Institute for Religion and Culture  , Vol. 33  , 11-21  , 2009/07   

概要(Abstract) このシンポジウムの発表は6つあったが、大きく分けて三つに分類される。1つ目は、ニューオーリンズと神戸における自然災害、2つ目は、チェチェンとレバノンとマケドニアにおける人間的悲劇、3つ目は、原住民の和平構築の方法である。ニューオーリンズは2005年、ハリケーン・カトリーナに襲われ、大きな被害を出した。その際に人々がこの自然災害にどのように反応し、どのように対応したかが詳細に報告された。次に、神戸市は1995年に阪神淡路大震災に見舞われた。そのときにどのようにボランティア活動が行われて、人々が助け合ったのかが大きなテーマとなった。それに対して、チェチェン、レバノン、マケドニアの事例は、「人間は人間にとってオオカミである」という故事をまざまざとみせつけるものであった。民族の対立の現場においてさまざまな悲劇が今も起こりつつある。そのことを忘れてはならないという警告がこれらの発表には満ちていた。他方で、それぞれの現場において希望の光が投げかけられていることも忘れてはならない。最後に、さまざまな原住民が平和構築の方法を身につけていることが人類学的な調査によって明らかにされた。 

備考(Remarks) 南山宗教文化研究所において2009年2月27日・28日に開催された国際シンポジウム、"Rescue, Recovery, and Religion"の内容をまとめて報告したもの。 

2009  南山宗教文化研究所所蔵オウム真理教関係未公開資料の意義について  単著   
南山宗教文化研究所研究所報  , 南山宗教文化研究所  , 19  , 12-29  , 2009/07   

概要(Abstract) 私は、1996年1月にオウム真理教ニューヨーク支部閉鎖の折に個人的に書籍約3,000冊や複数のビデオを寄贈された。私は、1997年2月末に在外研究から帰国する際にこれらの資料を持ち帰り、南山宗教文化研究所に寄贈した。これらは、ニューヨーク支部のものなので未公刊の英文資料が多く含まれているのが特徴的である。多くは日本語の書籍や雑誌を英訳したものであった。その他一部、ロシア語の資料も含まれている。さらに、私は、2007年8月になり、匿名の元幹部から1991年ごろまでの資料を中心にした資料、千数百点の寄贈を受けた。これらの資料の中で主要なものは録音テープである。段階を踏まえた教材(教本とカセットテープ)も多数そろっている。教材ビデオも多数存在する。これらのビデオを中心に分析することも可能である。カセットの数だけでも膨大なので、その分析には膨大な時間がかかるだろう。オウム真理教裁判において検察の冒頭陳述等でしかその存在が確認できなかった重要な資料(とりわけテキスト化されていない説法)というものがいくつも存在していた。それらは、オウム真理教を研究する上で大きな障害となっていた。つまり、一次資料ではなく、裁判で引用された二次資料に頼らざるを得なかったためである。ところが、今回入手した未公開の録音テープは、これらの一次資料を提供しているのである。そこで、テキストと録音テープの時系列的な関連づけによる実証的な研究がはじめて可能となる。オウム裁判で検察側が依拠した証拠は、ものによってはテキストとして存在せず、その資料による検証が困難な状態にあった。 今回、南山宗教文化研究所が入手した大量の録音テープは、このようなギャップを埋めるための大きな手がかりを提供している。今後、重要なテキストとテープの照合作業が必要であろう。 とりわけ、『ヴァジラヤーナコース・教学システム教本』のそれぞれの章は、講演や説法に基づいているので、それらを録音によって裏付けることもできよう。そして、それらのテープ起こしと録音テープとを照合することによって、さまざまな様相がわかってくるだろう。さらに、テキストと録音テープを外的な行事や事件との関連において時系列的に配置することによって、新たな発見や根拠付けが可能になると考えられる。 

備考(Remarks)  

2008  修行と身体−宗教学的身体論の試み−  単著   
立正大学人文科学研究所年報  , 立正大学人文科学研究所  , 別巻17号  , 149-158  , 2009/03   

概要(Abstract) 人間は、宗教の歴史において精神と身体の分裂の問題を実践的に乗り越えようとしてきた。その試みを修行と呼ぶことができる。修行の問題は、また今日性を持っている。湯浅の心身論に対する貢献は、今日の日本の文脈において位置づけることができる。それが日本の哲学的思索の文脈に位置づけられるだけでなく、心身関係の実質的な問題に対する寄与であることは言うまでもないだろう。なかでも東洋の思想と宗教における歴史上の修行に関する反省の点でも湯浅の貢献は重要である。西行の事例が示しているように、修行論的な観点は発見的な意義をもっていると言えよう。湯浅は、神経系を知覚?行動系と自律系の二つに区別する。そして、前者を意識と結びつけ、後者を無意識と結びつける。湯浅は、後者が東洋の修行を理解するのに重要であると考える。たとえば、われわれが禅の瞑想をするとき伝統的な座り方をするが、そのとき、われわれは作為的な座り方によって身体的存在が非本来的であることを理解するのである。このようして、湯浅は現代の生理心理学的な知識を援用して修行の文脈において東洋的心身論を特徴づけるのである。湯浅は、呼吸法や瞑想など修行をすることによって自律神経系に影響を与えることが可能であり、そのことによって精神の安定が図られることを示唆している。ヨーガなどの東洋的な修行法は、シュルツなどの自律訓練法と接点を持ち、その技法としての有効性が確認されている。たとえば、超越瞑想(TM)の心理学的研究が有名である。このように、修行の問題は、現代人の精神と身体の関係に新たな光を当てているといえよう。精神と身体の分裂の問題は理論的にというよりも実践的に超えられるのではなかろうか。 

備考(Remarks)  

2007  人類学研究所の歴史と評価  単著   
アルケイア−記録・情報・歴史  , 南山大学史料室  , 2  , 65-99  , 2008/03   

概要(Abstract) 南山大学人類学研究所は、南山大学創立の半年後、1949年9月1日に人類学民族学研究所として設立され、大学の歴史とともにあった。その歴史をひもといてみると、けっして平坦な道のりではなかったことがわかる。また、神言修道会のヨーロッパでの研究活動や中国での教育活動と不可分であることが明らかになる。 

備考(Remarks) 「南山大学人類学研究所の歴史」(pp.98-91)と題する詳細な年表を含む。 

2007  宗教における修行と身体−宗教学の視点から  単著   
宗教研究  , 日本宗教学会  , 355  , 1-20  , 2008/03   

概要(Abstract) 宗教における修行と身体の問題は、さまざまな形で論じられてきた。本論では、これらの問題を信と知、信と行、精神と身体などの枠組みにおいて概観してから、湯浅泰雄の修行論としての身体論を取り上げる。湯浅の修行論の特徴は、東洋的修行の本質を身心一如に見出していることである。このような観点を一つの準拠枠としながら、修行の視点から西行の釈教歌の分析を試みる。そして、心と月と西の概念を手がかりとして、西行の宗教的な自然観を浮き彫りにする。西行は、桜の花と月に魅了された生涯を送ったが、月には仏教的な意味づけの世界があり、とりわけ月輪観という密教的な瞑想法と密接な関係がある。本論では、このような月のイメージがさまざまな釈教歌においてさまざまな展開を見せていることを明らかにする。 

備考(Remarks) 2007年9月15日に開催された日本宗教学会第66回学術大会公開シンポジウムにおける講演に基づく論文。 

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その他研究業績
年度
Year
題名等
Titles
カテゴリ
Category
細目
Authorship
掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2016  カルト問題と宗教情報リテラシー  寄稿  単著 
全国弁連通信  , 全国霊感商法対策弁連  , 169号  , 32-42  , 2016.07.22.   

概要(Abstract) 宗教教育が今日抱えているのは、宗教情操教育と宗教情報教育を区別することにある。宗教情操教育は、ある意味で信仰を前提とするため、宗派内に留まり公教育になじまない。他方で、宗教情報教育は、個別の宗教がどのようなものであるかを判断するための基本的なリテラシーを提供するものであり、公教育とも矛盾しない。人々が宗教情報リテラシーを養い、一方でカルトなどの勧誘に対する抵抗力を高め、他方で、イスラームをはじめとするさまざまな宗教に対する偏見をなくして理解を深めるようにすることが望まれる。 

備考(Remarks)  

2016  Christopher Harding, Iwata Fumiaki, Yoshinaga Shin'ichi, eds. Religion and Psychotherapy in Modern Japan   書評  単著 
宗教研究  , 日本宗教学会  , 第90巻385号  , 164-170  , 2016.06.30.   

概要(Abstract) 本書は、クリストファー・ハーディング、岩田文昭、吉永進一の三名の編者が近現代日本における宗教と精神/心理療法に関する論文を集めたものである。明治時代においては、伝統的な民間療法と近代的な精神療法がせめぎ合っていた。また、民間の療法家が力を発揮して、ある種の疑似科学的な運動を形成していた。そして、興味深いのは、森田療法や内観などの内発的な心理療法が発達してきたことである。本書は、これらのさまざまな側面に光を当てて、この問題に関して重要な貢献をなしているという点で重要な研究ということができよう。 

備考(Remarks)  

2015  湯浅泰雄先生の思い出――筑波大学時代を中心にして  寄稿  単著 
人体科学会第25回大会――プログラム・抄録集・随筆集  , 人体科学会第25回大会事務局(中央大学)  , 119-122  , 2015/11/4   

概要(Abstract) 湯浅泰雄先生がとりわけ1980年代に筑波大学において寄与された論文や学会開催などについてまとめたもの。 

備考(Remarks)  

2014  ルイス・R・ランボー『宗教的回心の研究』  翻訳  共訳 
ビイング・ネット・プレス  , 286  , 2014/09/03.   

概要(Abstract) 本書は、ルイス・R・ランボー著『宗教的回心を理解する』(1993)(Lewis R. Rambo, Understanding Religious Conversion (New Haven and London: Yale University Press, 1993))の邦訳である。著者の方法論は、観察、記述、共感、理解、解釈、説明から成り立っている。要するに、人文科学的な方法論と社会科学的な方法論を包括しようとしているのである。
 ランボーの研究の大きな特徴は、先行研究となる事例研究の積み重ねや回心研究を土台にして、包括的な宗教的回心論を構築することにあるということである。その意味で、さまざまなカテゴリーの中で先行研究がどのようなことを主張してきたのかが概観できるというメリットがあり、ある意味で回心研究の集大成という意味をもっていると言えよう。
 

備考(Remarks) 高橋原、堀雅彦共訳。 

2011  第9回ドーハ諸宗教対話会議報告記  調査報告  単著 
宗教研究  , 日本宗教学会  , 第85巻第3輯第370号  , 184-190  , 2011/12/30   

概要(Abstract) 私は、外務省の打診により日本宗教学会の推薦を得て小原克博同志社大学教授とともに2011年10月23~26日にカタール国のドーハにおいてドーハ国際諸宗教対話センターによって開催された第9回ドーハ諸宗教対話会議に招聘された。本会議はきわめて大規模であり、公式発表によると60カ国以上から242名の参加者があったとのことである。開催主体となるドーハ国際諸宗教対話センターは、2007年5月開催の第5回会議の際の推薦により2008年5月に公式に開設された。同センターは、異なった信仰を持つ者の平和共存の実現と諸宗教対話の国際的な参照枠となることを想定している。第9回ドーハ諸宗教対話会議のテーマは、「ソーシャル・メディアと諸宗教対話――新たな関係」であった。ソーシャル・メディアとは、twitter、facebook、ブログなど、個人によるネット上の情報発信のことを意味する。同会議は、はた目では「火中の栗を拾う」かに見える事態に積極的に取り組み、ソーシャル・メディアが諸宗教対話にどのような変化をもたらすのかを見極めようという先進的で意欲的な試みをしようとしたのである。まずその点を高く評価しなければならない。第九回ドーハ諸宗教会議の特徴としては、以下の点を挙げることができる。第一に、政治的な色彩が強いこと。第二に、一神教徒の対話に限定していること。第三に、対話のテーマ設定が信仰の問題ではなく、今日的な問題に限定されていること。第四に、多くの女性が講演者や議長に選出されていたこと。第五に、参加者に高齢者が多かったこともあり、ソーシャル・メディア・ワークショップがセッションと並行して行われていたこと。第六に、セッションのスタイルとしては、議長、報告担当者、七名前後の講演者が壇上に上がり、二時間ほどの時間枠を費やすこと。第七に、公用語が英語、フランス語、アラビア語であり、同時通訳が付されていたものの、それぞれの言語が特定のチャンネルに固定されているわけではなかったこと。このように、カタールは、ユダヤ教、キリスト教、イスラームという一神教の間の対話に関して大きな貢献をなしている。われわれは、今後ともその動向について注視して学ぶべきは学び、また、貢献できることがあれば、積極的に貢献していくべきであろう。 

備考(Remarks)  

2010  宮下聡子『ユングにおける悪と宗教的倫理』教文館、2009年  書評  単著 
宗教研究  , 日本宗教学会  , 366  , 144-155  , 2010/12/30   

概要(Abstract)  

備考(Remarks)  

2010  宗教心理学  辞典項目  単著 
宗教学事典  , 丸善  , 158-161  , 2010/10   

概要(Abstract) 宗教心理学がヴントの心理学研究室を出発点として、ウィリアム・ジェームズ、エリク・エリクソンらを代表者としていかに展開したのかを明らかにし、最終的に「宗教と心理学」という形態に至っていることを指摘する。 

備考(Remarks) 「宗教心理学」(pp.158-161) 

2010  こころ、意識  辞典項目  単著 
宗教学事典  , 丸善  , 422-423  , 2010/10   

概要(Abstract) こころや意識というものの語源的な分析や現象学的な分析を経て、宗教学的にどのような意義があるのかを明らかにする。 

備考(Remarks)  

2009  ユング Jung, Carl Gustav  項目執筆  単著 
新カトリック大事典  , 研究社  , 4  , 1108  , 2009/04   

概要(Abstract) C.G.ユングは、スイスに牧師の子として生まれたが、思春期から心霊研究に興味を抱き、それに基づいて学位論文「いわゆるオカルト現象の心理と病理」を執筆した。それに基づいて精神医学者として「無意識の自律性」について研究し、コンプレックス論をはじめとして、元型論を構築した。最終的に、非因果的連関としての共時性にいたり、統一的な世界像を思い描いた。 

備考(Remarks) カトリック大事典の最終巻の第四巻。 

2008  現代人の宗教意識とスピリチュアリティの文脈  講演  その他 
創価学会中部青年部  , 2008/5/15   

概要(Abstract) 〈カルト〉的な団体の浸透にせよ、スピリチュアリティの流行にせよ、今日の都市化状況が大きな影響を与えている。一方で、人々は生き生きとした強い人間関係を求めるとともに、他方で、他者との深い関係を恐れている。前者は、新宗教や〈カルト〉的な団体への親和性をもっているが、後者はむしろ、スピリチュアリティへの志向性を持っている。スピリチュアリティには、修行的な方向性と消費文化的な志向性の二つが認められる。前者は、〈霊=術〉系宗教と呼ばれる実感志向の方向性であり、手かざし治療や禅などの瞑想法への傾倒が見られる。後者は、ヒーリング・グッズなど、消費行動と結びついた方向性である。後者にのめり込む人間は、団体にコミットする代わりにスピリチュアルな消費者として行動する。 

備考(Remarks) 中部平和会館において2008年度第1回中部青年平和講座として講演を行った。 

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学術関係受賞
年度
Year
受賞学術賞名
Name of award
受賞対象となった研究/業績/活動等
Activity for which award given
受賞年月(日)
Date
授与機関
Award presenter
1992  平成4年度日本宗教学会賞  学位論文『ユングにおける心と体験世界』(春秋社)  1992年09月14日 
日本宗教学会 

備考(Remarks)  

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研究発表
年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2013  諸宗教対話と宗教的二重所属  単独  2013/09/08 
第72回学術大会  , 日本宗教学会  , 宗教研究別冊  , 日本宗教学会  , 87巻  , 481-482   

概要(Abstract) 一九六二年から六五年にかけて開催された第二バチカン公会議においてローマ・カトリック教会は、他宗教に「真理の光」を認めることを宣言した。第二バチカン公会議の後、日本でもカトリックと他宗教の対話が盛んに行われるようになった。また、一九七九年からは仏教とカトリックの東西霊性交流がはじまり、現在も続けられている。しかしながら、実際には、第二バチカン公会議に前後して、他宗教に学ぶだけでなく、積極的に他宗教の儀礼を取り入れ、また、他宗教の宗教的資格を獲得する動きが出てきていた。具体的には、カトリック司祭の中に禅の修行をするだけでなく、禅の老師の資格を取得した者が出てきたことを指している。その後、プロテスタントの信徒の中にも禅の修行を取り入れる者が、とりわけ欧米において多く見られるようになってきた。第一の先駆者として挙げられるのは、日本に帰化したドイツ人宣教師、フーゴー・ラサール、日本名愛宮真備(一八九八―一九九〇)である。愛宮の最初の動機は日本的霊性の真髄を理解したいということであったが、まもなく、座禅はキリスト教的修徳と神秘への一つの道として非常に役立つことを確信するに至った。愛宮の基本的な態度は著書『神体験への道としての禅瞑想――神秘的祈り』(エンデルレ書店、一九七五、ドイツ語原書一九七二)という表題に表れているように、坐禅が神体験の方途となることであった。その基本となるのは「無念無想」であった。愛宮は、キリスト教神秘思想と禅を比較しているが、その際も極限の無の体験を重視している。日本文化を深く理解するために参禅をはじめ、ついには八十歳の時に坐禅を教える正式の資格を取得したのであった。これは、相手の立場を自分のものとする積極的な霊性交流の立場と言ってよいだろう。その場合、諸宗教対話は、自分の中でキリスト教的なるものと禅的なるものを比較検討するという内面的なものに留まっている。その意味で、彼の著作には坐禅への誘いという側面だけでなく、比較宗教学的な側面が認められる。しかしながら、愛宮が禅を禅宗という宗教として全面的に受け入れたかと言えば、そうとは言えないだろう。なぜなら、坐禅をキリスト教的な神秘体験、神の恩寵の体験のためのいわば手段とみなしているからである。その意味で、彼は、悟りが入口であると考えていた。愛宮にとって、神の恩寵の体験をすることこそが目的であったのである。 

備考(Remarks) http://jpars.org/journal/bulletin/vol_87 

2011  「ユングの『太乙金華宗旨』注解の特質と能動的想像」  単独  2011/12/04 
人体科学会第21回大会  , 人体科学会  , 人体科学会第21回大会プログラム・抄録集  , 人体科学会第21回大会実行委員会  , 24-26   

概要(Abstract)  ユングの「ヨーロッパの読者のための注解」(1929年)は、ヨーロッパ人が東洋を理解するために心理学を援用して書かれている。さらに、その6年後になってはじめて、ユングは能動的想像の概念を明らかにしている。ユングの視点によって言えば、フロイトは個人的無意識を発見したが、ユングは集合的無意識を発見した。二人とも夢を分析するという点では一致している。フロイトは、自由連想という方法を用いて、クライアントの無意識の世界を明らかにした。ユングは当初、フロイトの影響もあり、言語連想法という手法を用いていた。1912年にフロイトと決別してから、ユングは、ヨーロッパの大洪水や凍結といったビジョンを見るようになり、空想を書き留めるようになる。そうした状況の中で、ユングは、『太乙金華宗旨』や『観無量寿経』などの東洋の経典と出会って能動的想像に開眼するのである。代表的な仏教的瞑想法には止と観がある。一方で、止は、禅的瞑想法と言うべきものであり、能動的な思考のあり方を放棄して思いが表れてもそれに執著することなく心を静寂に保つ瞑想法である。他方で、観は、たとえば、阿字観や月輪観に見られるように積極的にイメージの構築を目指すものである。ユングは、『観無量寿経』における日想観などを頭に入れている。ユングは、このような視点から『太乙金華宗旨』を見ている。つまり、ユングの観点からすれば、同経の瞑想は能動的想像なのである。ユングは、道教の練丹に西洋の錬金術と同質のものを見出し、「道」が「分離されているものを統一しようとする方法」であると解している。西洋錬金術における「対立物の一致」という枠組の中で内丹を理解しようとしていることがわかる。また、ユングは、「黄金の華」が人格の全体性を表す元型である自己(Selbst)のマンダラ象徴表現であると考えている。さらに、ヴィルヘルムが魂をアニムス、魄をアニマと訳しているように、ユング心理学の枠内で魂魄を理解しようとしていることがわかる。このように、ユングの『太乙金華宗旨』理解は、西洋の錬金術をベースとし、それをユング心理学の枠組で理解することを前提として、道教の内丹を西洋のさまざまな錬金術的な象徴表現によって敷衍することによって成り立っている。このことには大きな限界とバイアスがあり、むしろ、『太乙金華宗旨』のテキストをそれ自体として深く理解する試みがなされなければならないだろう。 

備考(Remarks)  

2010  湯浅泰雄先生の学問と人体科学  単独  2010/12/11 
人体科学会第20回大会  , 人体科学会   

概要(Abstract)  

備考(Remarks) 特別企画(1)「湯浅泰雄先生の学問と人体科学」における依頼による発表 

2008  C. G. Jung's Traces in Yuasa Yasuo's Philosophy: How did Yuasa adapt Jung's psychology?  単独  2008/11/03 
American Academy of Religion Annual Meeting in Chicago  , American Academy of Religion   

概要(Abstract) 湯浅泰雄は、若い頃にユングの晩年の著作に接し、共時性の概念や超心理学に強い関心を抱いていた。第1に、湯浅は、西洋のメタフュジカに対してメタプシキカという概念を提出した。これは、西洋の底流をなす思想がむしろ心の深層の追求として理解できるためである。そして、湯浅は、ユングを中心とした深層心理学が比較思想の方法論となると考えた。このとき、湯浅は、東洋思想の形而上学に当たるものがむしろメタフュジカではなくメタプシキカと呼ばれるべきであると考えた。こうして、湯浅は、西洋の底流をなす思想だけでなく東洋思想の形而上学をメタプシキカであると考えた。さらに、湯浅は、深層心理学自身がメタプシキカと呼ばれうることを指摘した。第2に、湯浅は、日本思想史に深層心理学の視点を導入して、むしろ情念や無意識を強調する研究を行った。第3に、湯浅は、ユングの目を通して東洋を見ようとした。湯浅は、ユングの研究の重要性が内向の実践としての修行の価値を進んで受け入れることにあると考えた。要するに、ユングの立場は東洋の形而上学と深層心理学の密接な関係を探求する方法を提供しているというのである。第4に、湯浅は、ユングの非因果機連関の原理としての共時性概念を受け入れて、それを跡づける試みを行っている。こうして、湯浅は、生涯、ユングと対話しながら研究を進めていたといえる。 

備考(Remarks) 宗教哲学部会のパネル "The Philosophy of YUASA Yasuo" における発表 

2006  The Life and Work of Yasuo Yuasa  単独  2006/06 
SOAS CSJR Workshop  , University of London   

概要(Abstract) 湯浅は生涯、日本思想史、哲学、倫理学、深層心理学、身体論という学際的な研究を行った。第一に、湯浅の業績は、情念や身体や無意識のレベルの視点を導入した新たな日本思想史研究である。第二に、深層心理学の領域における西洋の精神史と東洋の宗教哲学の研究である。第三に、身体論の新たな学際的研究である。また、人体科学会を創設し、哲学、倫理学、宗教学に留まらず、深層心理学、精神医学、心身医学、生理学など、さまざまな分野からの貢献が可能であるような、画期的な学際的フォーラムの形成を行った。 

備考(Remarks) Rethinking Embodiment: A Japanese Contemporary Perspective 

2006  Imagining the Body in the Contemporary Japanese Context  単独  2006/06 
SOAS CSJR Workshop  , University of London   

概要(Abstract) 1980年代初頭から身体に関する思想的な見直しへの関心が高まっていた。当時の思想状況において丸山圭三郎の言分けと身分けの区別、市川浩の「身体の現象学」、湯浅泰雄の身体論が際立っていた。丸山の言分け身分け論は、基本的には言語哲学に基づく認識論であり、厳密な意味での身体論とは言えない。市川浩は、身の概念の多様な展開を明らかにしながらやはり〈身分け〉の概念を用いて、それが身の分節化だけでなく世界の分節化と共起的な仮定であることを示している。最後に、湯浅は、東洋の身体論や修行論を取り上げる。 

備考(Remarks) Rethinking Embodiment: A Japanese Contemporary Perspective 

2004  Salvation and Violence  単独  2005/03 
19th Meeting in Tokyo  , International Association for History of Religions  , 304   

概要(Abstract) 多くの宗教は何らかの形で信者の救済を約束する。それだけでなく、ある宗教は信者以外の救済も志向する。例えば、キリスト教の愛(アガペー)や仏教の慈悲は、信者の枠組みを超えた救済の働きを意味する。愛や慈悲は、多くの場合、それらを施された者によって癒しや恵みとして受け入れられる。その意味で、これらは施す者と施される者の両者にとって共約可能性を持っている。しかしながら、施す側にとっては救済行為であったとしても、施される側にとってはそうは受け取られない行為も多くみられる。例えば、仏教の調伏がそれである。 

備考(Remarks) 2005年3月28日に高輪プリンスホテルにおいて国際宗教社会学会のパネルで発表。Book of Abstracts, p.304. 

2002  宗教学は何のために――南山大学と南山宗教文化研究所を事例として  その他  2002/09 
日本宗教学会第61回大会  , 日本宗教学会   

概要(Abstract) 宗教学は何のために大学で教えられるのか。この問いに答えることは容易ではない。おそらく、その教育の背後には、信教の自由の擁護、多様な文化的伝統の尊重、人類の相互理解、あるいは「新しいヒューマニズム」(エリアーデ)などの理念が横たわっているにちがいない。実際にどのような枠組で宗教学が教えられてきたかといえば、伝統的にみて、大学の学部や学科の枠組から言えば、宗教学は、神学部の一専攻として位置づけられてきた経緯がある。現在でも、欧米の私立大学の多くでは同様であることが指摘できる。 

備考(Remarks) 発表要旨:『宗教研究』335号, 2003/03, pp.56-57. 

1999  ユングと自己――自己の四つの位相をめぐって  単独  1999/07 
東西宗教交流学会   

概要(Abstract) 自己の概念は、ユングの分析心理学においてもっとも重要な概念の一つである。その概念の展開には4つの位相が認められる。1)霊媒研究の時期、2)超個人的な無意識への気づきの時期、3)個体化過程の理論的展開の時期、4)共時性の原理に関する仮説を展開する時期の4つがそれらである。 

備考(Remarks) 京都パレスサイドホテルにて 

1998  ユング心理学の展開とトランスパーソナル  その他  1999/03 
日本トランスパーソナル心理学/精神医学会   

概要(Abstract) ユング心理学とトランスパーソナル心理学の間には密接な関連があると一般に指摘されているが、いくつか根本的な相違点も挙げられる。ユングはトランスパーソナル概念を最初に使用した人物であったとしても、トランスパーソナル心理学における変性意識の問題に必ずしも理解があったとはいえない。むしろ、広い意味での自我確立と集合的なものの自覚化と脱同一化に強い関心を持っていたといえよう。 

備考(Remarks) 東京医科大学にて。第1回シンポジウム、招待講演。 

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研究助成
年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2010  基盤研究A  大学における宗教文化教育の実質化を図るシステム構築 
非代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2009  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  現代における新宗教への回心と宗教情報リテラシー 
研究代表者     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 本研究の内容は、一方で、現代社会においてある宗教に入信したり脱会したりした個人に焦点を当てて、個人の回心体験を時間的な流れや他者との関係を軸として明らかにするものである。他方で、それぞれの教団の教理と正統教理を対比することによって、その逸脱性を明らかにする。このように、個人の回心体験と教理的な問題を縦軸と横軸にとってその重層的なあり方を解明していく。すでに収集した大量の資料を整理し解読することによって、それらの教団の教理を深く理解するとともに、教理的な問題の所在を明らかにしていく。 

2009  基盤研究A  大学における宗教文化教育の実質化を図るシステム構築 
非代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2008  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  現代における新宗教への回心と宗教情報リテラシー 
代表者    300,000 

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 本研究の内容は、一方で、現代社会においてある宗教に入信したり脱会したりした個人に焦点を当てて、個人の回心体験を時間的な流れや他者との関係を軸として明らかにするものである。他方で、それぞれの教団の教理と正統教理を対比することによって、その逸脱性を明らかにする。このように、個人の回心体験と教理的な問題を縦軸と横軸にとってその重層的なあり方を解明していく。すでに収集した大量の資料を整理し解読することによって、それらの教団の教理を深く理解するとともに、教理的な問題の所在を明らかにしていく。 

2008  基盤研究A  大学における宗教文化教育の実質化を図るシステム構築 
非代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 研究代表者 星野英紀 大正大学教授
本研究は、大学における宗教文化教育を実質化することを目的としている。 この研究は最終的には「宗教文化士(仮称)」という、宗教学に関係する複数の学会が認定する資格の発足を目指すものである。研究の開始にあたっては、日本宗教学会(会長・星野英紀)に設置された検討委員会(委員長・井上順孝)、及び「宗教と社会」学会(会長・三木英)に設置されたワーキンググループ(責任者・井上順孝)の委員が中心となった。宗教文化教育の実質化は、グローバル化が進行し、高度情報化社会を迎えた日本においては、喫緊の課題である。多くの日本人が国外に出て生活するようになり、他方多くの外国人が日本で生活するようになっている。こうした状況は今後ますます深まると予測され、相互の文化理解は非常に重要な課題となってくる。宗教学を学ぶ学生のみならず、広く学生に自国及び他国の宗教文化についての素養を深めるための有効な体制を、大学教員の幅広い協力によって築くことを目指すものである。 

2007  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  今日の状況下における宗教と倫理 
研究代表者     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2006  南山大学パッヘ研究奨励金I-A-2  今日の状況下における宗教と倫理 
研究代表者     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks)  

2006  基盤研究B(1)  カルト問題と社会秩序:公共性の構築にかかわる国際比較研究 
非代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 研究代表者 櫻井義秀 北海道大学大学院教授 

2006  基盤研究A(1)  ビジネス・エシックス(BE)の諸伝統の比較研究??日本版BEの確立を目指して 
非代表者  日本学術振興会   

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 研究代表者 杉田正樹 関東学院大学教授 

2006  南山大学パッヘ研究奨励金II-B  ロンドン大学東洋アフリカ学院ワークショップのための渡航 
研究代表者     

研究内容(Research Content) 研究助成 

備考(Remarks) 渡航費の補助 

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教育活動
年度
Year
タイトル
Title
内容等
Content
活動期間
Period of Activities
2006   

教科書執筆(棚次正和・山中弘編『宗教学入門』ミネルヴァ書房、2005年)
平成17年
総合政策学部共通科目「宗教論」(1年次、2単位)と人文学部キリスト教学科科目「宗教学」(2-4年次、2単位)で使用するために教科書を執筆した。多くの執筆陣を集め、網羅的な内容となった。私は、「現代人と宗教」(山中弘共著)、「カルト」(単著)などの項目を担当した。

教科書翻訳(ハンス・キッペンベルク『宗教史の発見』月本昭男、久保田浩共訳、岩波書店、2005年)
人間文化研究科キリスト教思想専攻研究指導科目-IVで使用するため、教科書を翻訳した。本書は高度な宗教史理解のための定本とされ、すでに英語、フランス語、イタリア語に訳されている。研究指導ではドイツ語原書と英訳を併用しながら指導している。  

 
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研究活動/社会的活動
年度
Year
活動名称
Name of activities
活動期間
Period of Activities
2016  全国霊感商法対策弁護士連絡会第63回全国集会(名古屋)講師  2016/03/18 

活動内容等(Content of Activities) 全国霊感商法対策弁護士連絡会から依頼を受けて、「カルト問題と宗教情報リテラシー」について愛知県弁護士会館において講演を行った。 

2012  監修・解説  2013/02/10. 

活動内容等(Content of Activities) 『湯浅泰雄全集』補巻〈晩年の思索と補遺〉(ビーイングネットプレス)を監修し、解説「本書とそれを超えるもの」を執筆した(「解説」590-604ページ、全604ページ)。  

2012  監修・解説  2012/10/10 

活動内容等(Content of Activities) 『湯浅泰雄全集』第15巻〈心身論(II)〉(ビーイングネットプレス)を監修し、解説を執筆した(「解説」665-677ページ、全677ページ)。 

2008  講演会講師  2008/5/24 

活動内容等(Content of Activities) 南山大学連続講演会「大学院の授業を聞きに行こう」/「宗教研究の課題--伝統宗教からスピリチュアリティまで」/南山大学名古屋キャンパス 

2008  講演会講師  2008/5/15 

活動内容等(Content of Activities) 中部青年平和講座「現代人の宗教意識とスピリチュアリティの文脈」/中部平和会館 

2007  シンポジウム講師  2007/9/15 

活動内容等(Content of Activities) 「宗教における修行と身体--宗教学の視点から」日本宗教学会第66回学術大会公開シンポジウム「宗教における行と身体」、立正大学、石橋湛山記念講堂にて。 

2007  指定討論者  2007/9/11 

活動内容等(Content of Activities) 星川啓慈「宗教間対話における言語の問題--非自然言語をいかに宗教間対話にとりこむか」に対するレスポンス、東西宗教交流学会第26回大会、京都パレスサイドホテル 

2007  講演  2007/06/17 

活動内容等(Content of Activities) 「現代社会における宗教の本質と信仰--世俗化と宗教回帰現象のはざま」。
上智大学キリスト教文化・東洋宗教研究所第35回連続講演会における講演。 

2006  講演会講師  2006/10/27 

活動内容等(Content of Activities) 修行と身体--宗教学の視点から
立正大学人文科学研究所身体論グループ主催 

2005  指定討論者  2005/12/4 

活動内容等(Content of Activities) 愛媛大学で開催された人体科学会年次大会公開シンポジウム「現代社会とスピリチュアリティ」において指定討論者を務めた。 

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著書・学術論文に関する統計情報
年度
Academic Year
学術研究著書の件数
No. of Academic Books
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数
No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins
学会受賞等の受賞件数
No. of Academic Awards Received
国際学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences
国際学会での研究発表の件数
No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences
国内学会でのゲストスピーカーの件数
No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf.
国内学会での研究発表の件数
No. of Papers Presented at National Academic Conf.
2016 
2015 
2014 
2013 
2012 
2011 
2010 
2009 
2008 
2007 
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2017/05/08 更新