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著書
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年度
Year
著書名
Title of the books
著書形態
Form of Book
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date
2015  身体の知――湯浅哲学の継承と展開  共著   
ビイング・ネット・プレス  , A5  , 253 p.  , 2015/12/01   

概要(Abstract) 黒木幹夫・鎌田東二・鮎澤聡共編。
本書は、湯浅泰雄(1925-2005)の哲学をいかに継承し展開するかを追究した論文集である。第一章「テオーリアの知とプラクシスの知の統合を求めて」、第二章「湯浅泰雄と現代思想――湯浅泰雄の問いを受けて」、第三章「人体科学の挑戦――身体の知を掘り起こす」の三章からなり、全部で11本の論文を収めている。
 

備考(Remarks) 私は、「メタプシキカの探究――湯浅泰雄のユング受容とその展開」(188-211ページ)を担当執筆した。 

2014  オウムという現象――現代社会と宗教――  単著   
晃洋書房  , A5  , 141  , 2014/11/10   

概要(Abstract) 現代社会と宗教を考えるうえでオウム真理教事件は特別な地位を占めている。それは、だれにとっても不幸な出来事であった。しかしながら、同教団がきわめて閉ざされたものであったために、当初、その内実を知ることはきわめて困難であったと言わなければならない。オウム真理教事件から20年近くが経過し、今だからこそわかってきたことも少なからずあった。とりわけ、重大犯罪に関与した元幹部たちの証言は重く受け止めなければならないだろう。本書では、事件の当事者であった元幹部たちの生々しい証言を重視して事件の概要を明らかにしようとした。 

備考(Remarks) 梅原猛総監修「シリーズシリーズ文明のゆくえ――近代文明を問う」の1巻として出版。
 

2012  概説 現代の哲学・思想  共著   
ミネルヴァ書房  , A5  , 352 p.  , 2012/05   

概要(Abstract) 無意識概念そのものは近代にさかのぼるが、無意識の心理学は、概してフロイトにはじまる精神分析の流れを指している。精神分析の思想的特徴は、それが単なる理論的知に止まることなく治療的知や臨床知という実践的知であることにある。フロイトはヒステリーをはじめとする神経症的症状の治療に当たり、精神分析を「科学」として樹立することをめざした。フロイトは、自由連想法や夢分析などの技法を使って患者の無意識を明らかにし、治療者がそれらを解釈することによって患者が自らの無意識に気づき、それらを意識に統合することによって症状が消失すると考えた。ユングの理論的枠組みとフロイトのそれが決定的にわかれるのは、無意識やエスに人格性を認めるかどうかということである。フロイトが自我や(自我内部の一段階や分化である)超自我には人格を認めたが、無意識やエスには決して人格性を認めなかった。それらは本能や欲求を司るものであり、心の中のプリミティブな部分でしかなかった。フロイトは合理的推論過程の中でこのように精神と本能とを峻別することを要求したのであった。それに対して、ユングの場合には、あたかも当然のように無意識に人格性が認められている。その根本にあるのは、ユングの出発点が霊媒研究にあったということが挙げられる。つまり、降霊会に現れたさまざまな霊が実在的なものであるとは認められず、霊が降りた霊媒自身の無意識に位置づけられるかぎり、それらの霊は霊媒の断片的な無意識人格と考えられざるをえないからである。 

備考(Remarks) 小坂国継、本郷均編
「無意識の心理学」(pp.313-327)担当。 

2011  情報時代のオウム真理教  共著   
春秋社  , A5  , 437p.  , 2011/07/21   

概要(Abstract) 本論は、1995年のオウム真理教事件以降、同教団とそれが起こした事件がどのように扱われてきたのかを網羅的に扱ったものである。当初、かなり不正確で推測に満ちた著作が出されていたものが、少しずつ一次資料やインタビューなどに基づいた実証的研究が出てきていることが指摘される。 

備考(Remarks) 第三部第七章「国外のオウム真理教研究」(pp.406-409)を担当。 

2011  Japanese Philosophy: a sourcebook  共著   
University of Hawai'i Press  , A5  , 1341 p.  , 2011/06/20   

概要(Abstract) 本論では、湯浅泰雄の哲学について扱い、その主要な業績が「修行と身体」、「メタフュジカとメタプシキカ」の区別、近代日本哲学の分析と評価の3つに集約できることを指摘する。 

備考(Remarks) James W. Heisig, Thomas P. Kasuis, and John C. Maraldo, 編著。
“Yuasa Yasuo 湯浅泰雄 (1925-2005)”(p.943) を担当。 

2008  南山大学連続講演会講演集「大学院の授業を聞きに行こう」  共著   
(株)エヌ・イー・エス  , A5  , 303  , 2009/03   

概要(Abstract) 2008年度に開催した南山大学連続講演会「大学院の授業を聞きに行こう」(全11回)の講演をまとめた講演集。本学各研究科のさまざまな研究分野の中から11のテーマの授業を取り上げ連続講演会として公開した。 

備考(Remarks) 編者:青木清 共著者:渡邉学、薫祥哲、有元將剛、榊原秀訓、津村俊充、湯本祐司、河野浩之、村松久良光、近藤仁、大塚達朗、藤本博。「宗教研究の課題−伝統宗教からスピリチュアリティまで」を分担執筆。1−27頁。 

2008  宗教--相克と平和  共著   
秋山書店  , A5  , 416  , 2008/10   

概要(Abstract) 本論は、マーク・ユルゲンスマイヤーの発題を受けて、それをオウム真理教事件や9.11事件など、今日的な問題と結びつけて論じたものである。とりわけ、後者の事件以降、欧米の宗教学者と日本の宗教学者の社会的役割が大きく分岐したことを指摘する。 

備考(Remarks) 島薗進、ヘリー・テル=ハール、鶴岡賀雄編『宗教--相克と平和』〈国際宗教学宗教史会議東京大会(IAHR2005)の討議〉、416pages. 渡辺学「愛、慈悲、憎悪のただ中の宗教的暴力」、pp.44-59. 

2007  危機の時代における科学と宗教2  共著   
L・H陽光出版  , A5  , 301  , 2008/01   

概要(Abstract) 本論は、日本に例をとった宗教の周縁化と国際社会に広がった宗教的暴力と原理主義の問題を扱う。一方で、宗教の周縁化は、宗教がある種のヘゲモニーを失って多数の文化のうちの一つにすぎなくなるという意味で宗教そのものの存続の危機である。人々の意識は、宗教団体からヒーリングやスピリチュアリティのような組織化されていないものへと移ってきている。他方で、原理主義と暴力の問題は、むしろ宗教によって国際社会に対してもたらされた危機といえる。それは、人々の宗教離れを促進するか、人々の民族主義的感情を高める可能性がある。それらの対極的な影響は、前者が世俗化の進行した先進諸国にみられるのに対して、後者は貧富の差や経済格差の広がった発展途上国にみられる。いずれにせよ、今日の世俗社会に潜在するアノミー状態を克服して人類の新たな和解に筋道をつけることができるか否かということに宗教の真価が問われているといえる。 

備考(Remarks) 平成17年9月18-21日に兵庫県立淡路夢舞台国際会議場で開催された第4回陽光文明国際会議議事録。陽光文明研究所編。「宗教の危機をめぐって」と題して報告。「宗教の危機」『南山宗教文化研究所研究所報』15号所収論文と同じ。 

2007  Religion and Society: An Agenda for the 21st Century  共著   
Brill  , A5  , 306  , 2007/11   

概要(Abstract) "Religious Violence amid Love, Compassion, and Hate: A Response to Prof. Mark Juergensmeyer," pp.29-39. 

備考(Remarks) ed. by Gerrie ter Haar & Yoshio Tsuruoka 

2006  スピリチュアリティといのちの未来  共著   
人文書院  , A5  , 411  , 2007/01   

概要(Abstract) 「宗教の危機をめぐって」担当(pp.327-341)。本論は、日本に例をとった宗教の周縁化と国際社会に広がった宗教的暴力と原理主義の問題を扱う。一方で、宗教の周縁化は、宗教がある種のヘゲモニーを失って多数の文化のうちの一つにすぎなくなるという意味で宗教そのものの存続の危機である。人々の意識は、宗教団体からヒーリングやスピリチュアリティのような組織化されていないものへと移ってきている。他方で、原理主義と暴力の問題は、むしろ宗教によって国際社会に対してもたらされた危機といえる。それは、人々の宗教離れを促進するか、人々の民族主義的感情を高める可能性がある。それらの対極的な影響は、前者が世俗化の進行した先進諸国にみられるのに対して、後者は貧富の差や経済格差の広がった発展途上国にみられる。いずれにせよ、今日の世俗社会に潜在するアノミー状態を克服して人類の新たな和解に筋道をつけることができるか否かということに宗教の真価が問われている。 

備考(Remarks) 島薗進・永見勇監修 

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