研究者詳細

研究経歴
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長期研究/短期研究
Long or Short
   Term research
研究課題名
Research Topic
長期研究  宗教体験の宗教学的心理学的研究 

概要(Abstract) 時代を通じてさまざまな文化における宗教体験を比較文化的比較心理学的に研究して,その宗教学的心理学的な意味を探る。基本的には,歴史上の宗教的人間の体験内容,その表現を宗教史的な知識を前提とした上で,明らかにする。その際,精神分析や分析心理学などの宗教心理学的な枠組を土台にするとともに,さまざまな解釈学的なとらえ方を前提とする。 

短期研究  現代における新宗教への回心と宗教情報リテラシー 

概要(Abstract) 本研究は、現代社会における宗教への入信と脱会――広い意味での回心――と宗教情報リテラシーについて研究することを目的としている。今日においてもいまだに「カルト」(仮に「社会問題化した宗教」と定義しておく)の「被害」はなくなっていない。その原因については、さまざまなことが考えられるが、一つには、宗教に関して基本的な知識が欠落している状況があると考えられる。たとえば、エホバの証人は、自らを真のキリスト教徒と考えているが、同教団のように三位一体の教理を認めない宗教は、正統なキリスト教とは認められないことは、明らかである。オウム真理教は、シヴァ大神を本尊としていたが、仏教の基本常識からいえば、同教団は仏教とはいいがたい。このように、これらの教団の基本的な教理をそれぞれの宗教の正統教義と対比することによって、それらの教団の逸脱性が浮き彫りになる。本研究の内容は、一方で、現代社会においてある宗教に入信したり脱会したりした個人に焦点を当てて、個人の回心体験を時間的な流れや他者との関係を軸として明らかにするものである。他方で、それぞれの教団の教理と正統教理を対比することによって、その逸脱性を明らかにする。このように、個人の回心体験と教理的な問題を縦軸と横軸にとってその重層的なあり方を解明するものである。 

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