氏名 Name |
湯本 祐司 ( ユモト ユウジ , YUMOTO Yuuji ) |
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所属 Organization |
経営学部経営学科 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
流通論,ビジネス経済学,マーケティング論,産業組織論,人事と組織の経済学 |
学会活動 Academic societies |
理論計量経済学会(現 日本経済学会)会員(1987.10〜現在に至る) |
社会活動 Community services |
東海学生陸上競技連盟評議員(2002.4〜2006.3) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (35)
著書数 books (3) 学術論文数 articles (32) |
学校名 Univ. |
卒業年月(日) Date of Graduation |
卒業区分 Graduation Classification2 |
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京都大学経済学部経済学科 | 1985年03月 | 卒業 |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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ノースカロライナ州立大学大学院経済学研究科経済学専攻 | 博士課程 | 2003年08月 | 修了 |
京都大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史学専攻 | 博士後期課程 | 1991年03月 | 単位取得満期退学 |
京都大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史学 | 博士前期課程 | 1987年03月 | 修了 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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博士 | Ph. D. in Economics | Risk Preference, Correlation Choice, Sabotage, and the Design of Promotion Tournaments | ノースカロライナ州立大学大学院経済学研究科経済学専攻博士課程 | 2003年08月 |
修士 | 経済学修士 | 京都大学大学院経済学研究科 | 1987年03月 | |
学士 | 経済学士 | 京都大学経済学部経済学科 | 1985年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 流通・マーケティングの経済分析 |
概要(Abstract) 経済学の分析道具,特にゲーム理論,不確実性と情報の経済理論を用いてのマーケティング・流通現象の分析。そしてさらにその切り口からのマーケティング論の構築。 |
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短期研究 | 不完全競争市場における価格差別 |
概要(Abstract) ゲーム理論を用いて不完全競争市場における価格差別について理論的に研究する。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2015 | 応用経済学シリーズ第2巻 トピックス応用経済学Ⅰ 貿易,地域,産業,企業 | 共著 | |
勁草書房 , B5 , 275 , 2015/06/10 | |||
概要(Abstract)
応用経済学シリーズは日本応用経済学会設立10周年にあたって記念の一環として企画された。本書『トピックス応用経済学Ⅰ』は広範な分野にわたる応用経済学のうちの国際貿易、地域経済、資源と環境、流通経済、市場構造、企業行動、株価、雇用問題などに関する最新の問題を扱っている。 |
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備考(Remarks)
日本応用経済学会監修 |
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2007 | マーケティングの革新的展開 | 共著 | |
同文舘 , A5 , 233p. , 2007/11 | |||
概要(Abstract)
本書は、マーケティングと経済学のインターフェースに着目する研究群、マーケティングの基本的研究群、マーケティング・サイエンスの研究群、これら3つの研究群を通して、マーケティングの現代的な動態性を明らかにすることを目指している。 |
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備考(Remarks) 西村順二、石垣智徳、中田善啓、成生達彦ほか5名 |
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1992 | リーディングス日本の企業システム第1巻 企業とは何か(第4章 中間組織と内部組織) | 共著 | |
有斐閣 , 未設定 , 384 pp.(104-11 , 1993/01 | |||
概要(Abstract)
近年、ゲーム理論などの新たな分析の枠組みや理論の視座を基礎として、経済学と経営学の2つの分野で、現実の課題に挑戦する研究、あるいは地道な調査活動によって、日本企業の分析が積み重ねられてきている。そうした中から約50編の業績が選ばれ、この4巻からなるシリーズが編成された。その第1巻「企業とは何か」は企業とは何をし、なぜ、誰のために存在するのかという最も基礎的な問題に対する研究を集めた巻である。(B5判、p.384) |
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備考(Remarks) 執筆者:伊丹敬之、加護野忠男、岩井克人、野中郁次郎、伊藤秀史、林田修、湯本祐司、伊藤邦雄、有賀健、宍戸善一、青木昌彦、小宮隆太郎、今井賢一、金井嘉宏 |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2023 | ネットワーク財の複占ベルトラン競争における戦略的権限委譲とチャネル構造の選択―消費者の期待形成が反応期待(responsive expectation)の場合― | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 38巻/1号 , pp. 69-95 , 2023/06 | |||
概要(Abstract) 本稿では,差別化されたネットワーク財を供給する複占チャネルを想定し,各チャネルのリーダーであるメーカーの所有者が,垂直統合または垂直分離の何れを選択するか,さらに経営者を雇って小売価格あるいは小売業者との二部料金契約の決定の権限を委譲するか否かについて検討する。その際,消費者の各財のネットワークサイズの期待形成は出荷価格決定後・小売価格決定前のタイミングで行われると仮定する。主な結論は,常に経営者への権限委譲が選択され,さらにネットワーク外部性の効果が大きいときには,経営者への権限委譲が考慮されない場合とは異なり,垂直統合が選択されるというものである。 |
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備考(Remarks) |
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2021 | チャネル間競争下での権限委譲と垂直統合 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 36巻/1号 , pp. 113-123 , 2021/06 | |||
概要(Abstract) 本稿は,ふたつのチャネルが小売市場で数量競争する場合,メーカーの所有者は,経営者に生産量あるいは小売業者への出荷価格とフランチャイズ料の決定を権限委譲するのを前提とすると,チャネル構造として垂直統合と垂直分離のどちらを選ぶかについて考察する。従来考察されてきた経営者への権限委譲なしのゲームと異なり,両メーカー所有者が垂直統合を選択するチャネル構造が均衡結果となることが示される。これは,経営者への権限委譲を前提とすると,権限委譲なしのゲームとは逆に,それぞれが別の取引様式を選択した際,垂直統合を選んだほうが数量競争の小売市場で有利な先導者,垂直分離を選んだほうが不利な追随者となるからである。ここには囚人のジレンマの構造は現れない。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 複占における価格差別-価格非対称性の場合- | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 34巻/3号 , pp. 263-271 , 2020/03 | |||
概要(Abstract) 本論文は,Corts (1998) の複占モデルが最適反応非対称性と価格非対称性を示し,かつ企業の使う価格差別スキームに関する消費者の誘因両立性の制約から一方の企業が価格差別できない場合の均衡価格の特徴を考察する。価格差別できない企業の均衡価格は価格差別できる場合のふたつの市場の均衡価格の間にあり,もう一方の企業の均衡価格は,強市場で上昇し,弱市場で低下する。一方の企業が価格差別を導入できない場合でも,均一価格の均衡に比べて,すべての市場で価格が低下したり,逆に価格が全面的に上昇することが起こりうることが示される。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 混合寡占と垂直統合 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 33巻/3号 , pp. 633-646 , 2019/03 | |||
概要(Abstract) 差別化された2財の一方の生産者が公企業であり,小売市場が数量競争である場合に,生産者達がどのような取引様式を選択するかを考察する。私企業生産者は小売段階を分離してフランチャイズ料制を選択することが強支配戦略となる。それに対して,公企業生産者は小売段階を統合することが均衡戦略となる。そのとき,均衡総余剰はその他の取引様式の組み合わせに比べて大きい。さらに,2財が極めて同質に近い場合には,私企業の均衡利潤もその他の取引様式の組み合わせに比べて大きくなる。すなわち,均衡はその他の取引様式の組み合わせを利得支配する。 |
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備考(Remarks) |
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2016 | 複占市場におけるクーポンによる価格差別 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 31巻/3号 , pp. 243-252 , 2017/03 | |||
概要(Abstract) 本論文ではホテリングのモデルを用いて複占市場でのクーポンによる価格差別が企業の利潤と社会的厚生に与える効果を考察する。クーポンを使う消費者と使わない消費者のふたつのタイプの消費者を設定する。企業がクーポンを発行できないという仮定のもとでの均衡において,両企業ともに各タイプの消費者への販売量が正であるならば,クーポンによる価格差別が企業の利潤を増加させ,社会的厚生を減少させることが示される。この結果は,クーポンによる価格差別が両企業の平常価格を低下させる全面価格競争(all-out price competition)を引き起こすには,Corts (1998) の最適反応非対称性(best-response asymmetry)に加えて,企業がクーポンを発行できないという仮定のもとでの均衡において少なくともどちらかのタイプの消費者の購入を一方の企業が独り占めすることが必要であることを示唆する。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | チャネル間競争下での価格リーダーシップと垂直統合 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 30巻/3号 , pp. 347-367 , 2016/03 | |||
概要(Abstract)
差別化された財を生産・販売するふたつのチャネル間の競争下での生産者の取引様式と小売価格設定のタイミングの選択を考察する。均衡では,一方の生産者が垂直統合を,他方の生産者が垂直分離を選択し,垂直統合を選択した生産者が小売段階の価格リーダーシップをとる。このとき価格リーダーである垂直統合の生産者のほうが垂直分離の生産者よりも高い利潤を得る。また,垂直分離による価格競争緩和の効果は両方の生産者が垂直分離を選択する場合と一方の生産者だけが分離する場合でその程度は変わらない。ライバルが垂直分離を選択する際に生産者が垂直統合を選択するのは利潤が高い小売段階での価格リーダーシップをとることができるからである。 |
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備考(Remarks) |
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2014 | チャネル間における価格-数量競争と再販制(上限価格規制) | 共著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 29巻/3号 , pp. 219-245 , 2015/03 | |||
概要(Abstract) 互いに関連する財(代替財あるいは補完財)を生産する2人の生産者が,各々系列の小売業者を介して財を販売する状況での,生産者の取引様式の選択問題を考察する。生産者と小売業者からなるチャネルの間での競争が,生産者間では価格競争,小売業者間では数量競争が行われるような「価格-数量競争」のもとでは,小売業者の固定費用の大小にかかわらず,財が代替財のときに,生産者達はフランチャイズ料制を選択し,補完財のときに,再販制(上限価格規制)を選択する。Gal-Or(1991)が分析した小売業者間でも価格競争が行われる「価格-価格競争」のもとでは,代替財で差別化の程度が低くかつ小売業者の固定費用が十分大きい状況で生産者達は線形価格制を選択するが,価格-数量競争のもとではこのようなことは生じない。また,生産者が系列の小売業者を垂直統合して販売量を決める取引様式を選択肢に加えた場合,代替財のときに,両生産者がフランチャイズ料制を選択する均衡に加えて,一方の生産者が垂直統合を選択し,もう一方の生産者が再販制を選択する組み合わせも均衡となる。この非対称均衡の結果は数量を戦略変数とする2企業のシュタッケルベルグ競争の均衡結果と一致する。再販制(上限価格規制)を選択する生産者が先導者に,垂直統合を選択する生産者が追随者にそれぞれ対応する。 |
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備考(Remarks) |
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2013 | 混合複占と小売段階の垂直分離 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 28巻/3号 , pp.477-493 , 2014/03 | |||
概要(Abstract) 差別化された2財の一方の生産者が公企業である場合のチャネル間競争における生産者達の取引様式の選択を考察する。公企業である生産者にとっては財の差別化の程度にかかわらず小売段階の垂直分離が支配戦略になる。一方、私企業の生産者は財が極めて同質な場合は小売企業に対して線形価格制を選択するが、それ以外の場合はフランチャイズ料制を選択する。財がある程度差別化されている場合には、両生産者共に小売段階を垂直統合したほうが両者の利得が高くなるという意味で囚人のジレンマ的状況であり、当局の小売段階の垂直分離に対する規制に両方の生産者が賛同する。また、財が極めて同質的な場合、公企業が利潤最大化行動をするほうが総余剰最大化行動をするよりも総余剰は大きくなる。 |
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備考(Remarks) |
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2012 | 既存店舗を利用したネットスーパー事業への参入と競争 | 単著 | |
南山経営研究 , 南山大学経営学会 , 27巻/3号 , pp.353-380 , 2013/03 | |||
概要(Abstract) 既存スーパーのネットスーパー事業への参入行動と市場の競争に与える影響を複占の空間的競争モデルを用いて分析・考察する。ネットスーパー事業の効率性が非常に高いとき、スーパー間の顧客争奪競争が激しくなって利益が減少するため参入は起きない。中程度の効率性でかつネットスーパー利用による消費者の不効用が小さいときは、両スーパーともネットスーパー事業に参入することを選択するが、囚人のジレンマ的状況となる。効率性が中程度でもネットスーパー利用による消費者の不効用が中程度のときは、一方のスーパーのみが参入する非対称均衡となる。 |
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備考(Remarks) |
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2012 | 昇進トーナメントにおける足の引っ張り合い | 単著 | |
オペレーションズ・リサーチ , 日本オペレーションズ・リサーチ学会 , Vo.57/no.6 , pp.322-326 , 2012/06 | |||
概要(Abstract) 成果の相対評価で勝者を選ぶ昇進トーナメントはプレーヤーの生産的努力を引き出す有効な装置であるが,同時にライバルへの妨害という問題を含んでいる。3人以上からひとりを選ぶ昇進トーナメントでは,先行する有能なプレーヤーほど妨害を受ける。すなわち出る杭は打たれる。また最も有能なプレーヤーが必ずしも最も高い確率で勝者になるとは限らない。故にトーナメントの途中の段階ではライバルに先行したり有能であることを示す行動を控えるインセンティブがプレーヤーに働く。これに対処する工夫として途中経過の情報を隠す情報管理,遅い選抜,早い選抜が考えられる。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2008 | 日本の流通システム | 講演集 | 単著 |
南山大学連続講演会講演集「大学院の授業を聞きに行こう」 , (株)エヌ・イー・エス , pp.161-180 , 2009/03 | |||
概要(Abstract) 流通を取り巻く環境の変化に対応して、この30年間に日本の流通システムは大きく変化した。日本の流通システムはどのように変化してきたのか、なぜそのように変化してきたのかを解説する。まず小売商業構造の変化とその理由について小売店舗密度を中心に説明する。次にチャネル・メンバー間のパワー関係がどのように変化してきたのか、パワーをもった業者がどう流通改革を進めてきたか、それはなぜかを説明する。続いて卸売業が流通改革のなかで自らをどう変化させてきたのかを解説する。最後に小売商業構造についてその将来を予測する。 |
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備考(Remarks) 編者:青木清 共著者:渡邉学、薫祥哲、有元將剛、榊原秀訓、津村俊充、湯本祐司、河野浩之、村松久良光、近藤仁、大塚達朗、藤本博 |
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2002 | “企業の境界”問題―企業内か市場かの選択 | 分担執筆 | 単著 |
『大人になるための経済学入門』 , NHK出版南山大学経済学部編 , pp. 134-138 , 2002/04 | |||
概要(Abstract) どの取引を企業内(自社の内部)で行い、どの取引を外部の企業と(市場を通じて)行うべきかという、企業の「内」と「外」の線引きの問題が企業の境界問題である。この問題は、長年、経営学や経済学で研究され続けてきた重要な未解決の問題である。この問題を自動車メーカーと部品会社の間の取引を例にして、「関係特殊的投資」「不完備契約」「準レント」「ホールドアップ問題」をキーワードに、主に取引費用理論を用いてわかりやすく解説した。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
受賞学術賞名 Name of award |
受賞対象となった研究/業績/活動等 Activity for which award given |
受賞年月(日) Date |
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授与機関 Award presenter |
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1994 | Award of Excellence for outstanding academic achievement | 博士課程における成績優秀 | 1994年10月26日 |
アメリカ合衆国ノースカロライナ州立大学マネジメント学部 | |||
備考(Remarks) |
年度 Year |
題目又はセッション名 Title or Name of Session |
細目 Authorship |
発表年月(日) Date |
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発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos. | |||
2019 | Knowledge Appropriation vs. Knowledge Sharing: A Study on the Problem of Knowledge Appropriation by Local Human Resources in Asian Affiliates of Japanese MNEs | 共同 | 2019/12/20 |
韓国国際経済学会年次大会 , 韓国国際経済学会 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 林尚志氏との共同論文 |
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2018 | 知の専有 vs. 知の共有:アジア子会社における現地人材の知識専有問題に関する理論的考察 | 共同 | 2018/11/11 |
国際ビジネス研究学会第25回全国大会 , 国際ビジネス研究学会 | |||
概要(Abstract)
日本企業の海外子会社における“人材の現地化”に関しては、従来の諸研究において、「ヒトを通じた“直接的コントロール”」という日本企業の特徴ゆえにその進展が遅れ気味となる傾向が確認されるとともに、この点と関連し、(ア)現地化の遅れに伴う悪影響(優秀な現地人材の流出等)、(イ)現地化を早めすぎた場合の悪影響(本社との連携面における支障等)の両面から、“人材の現地化”に関わる諸問題が論じられてきた。 |
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備考(Remarks) 林尚志氏との共同研究 |
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2017 | 知の専有 vs. 知の共有:アジア子会社における現地人材の知識専有問題に関する考察 | 共同 | 2017/10/22 |
日本国際経済学会第76回全国大会 , 日本国際経済学会 | |||
概要(Abstract) 本研究は、日本企業の海外子会社における現地人材の現地化に関連する諸研究において、従来、必ずしも十分な理論的考察が行われてこなかった「“人材の現地化”を早めすぎた場合に生じる問題点」に注目するとともに、その1つの具体的なあり方として、「登用された現地人幹部による“知の専有”」の問題に注目し、「“日本人経営陣”、“登用された現地人幹部”の両者をプレーヤーとする“ゲーム”」を想定した上で、この問題に関する理論的考察を行う。すなわち、筆者の聞き取り調査で確認された上述の「(i)“個人的技量”への依存度」、「(ii)“成長機会”の大きさ」の“2つの要因”と関連づけながら、「疑問1:“知の専有 vs. 知の共有”という対照的な状況が、なぜ & どのような条件のもとで生じるのか」、「疑問2:上述の“2種類の方策”を用いた場合、“知の専有”から“知の共有”への移行は、なぜ & どのような条件のもとで可能なのか」という“2つの疑問”を検討する。そしてその結果、聞き取り調査から推察された諸点と概ね整合的な形で、“知の専有”、“知の共有”の各々がゲームの均衡となるパラメーター条件を確認する。すなわち、「疑問1」については、3節の「基本モデル」において、“2種類の方策”が想定されない場合の“ゲームの均衡”が考察され、「“2つの要因”に関わるパラメーターの値」に応じて、“知の専有”、“知の共有”のいずれかがゲームの均衡となる点が示される。また「疑問2」については、4節で“2種類の方策[方策A(ムチ政策)、方策B(アメ政策)]が紹介された後、「“2つの要因”に関わるパラメーターの値」と関連づけながら、「“知の共有”への移行可能性」と関わる形で、ゲームの均衡が「5つのケース」に分けられる点が示される。 |
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備考(Remarks) 林尚志氏との共同研究 |
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2014 | 上限価格規制とシュタッケルベルグ・リーダーシップ | 単独 | 2014/11/16 |
日本応用経済学会秋季大会 , 日本応用経済学会 | |||
概要(Abstract) 差別化された財を生産する2人の生産者が各々系列の小売業者を介して財を販売する状況での生産者の小売価格政策の選択問題を考察する。出荷価格やフランチャイズ料に関する契約がライバル企業に観察できない場合、一方の生産者が「上限価格規制」を、もう一方の生産者が「オープン価格制」を選択する組み合わせが均衡となる。均衡結果は、異質財の複占のシュタッケルベルグ・モデルで「上限価格規制」を選択した生産者がリーダー(先手)、「オープン価格制」を選択した生産者がフォロワー(後手)の場合の均衡結果と同じである。Harsanyi and Selten(1988)のリスク支配による均衡選択によれば、効率的生産者のほうが「上限価格規制」を選択してシュタッケルベルグ・リーダーの利得を得る。 |
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備考(Remarks) |
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2013 | チャネル間における価格-数量競争と再販制 | 共同 | 2013/12/01 |
中央大学流通経済学・産業組織論ワ-クショップ , 中央大学流通経済学・産業組織論ワ-クショップ | |||
概要(Abstract) 互いに関連する財(代替財あるいは補完財)を生産する2人の生産者が各々系列の小売業者を介して財を販売する状況での生産者の取引様式の選択問題を考察する。生産者と小売業者からなるチャネルの間での競争が、生産者間では価格競争、小売業者間では数量競争が行われるような「価格-数量競争」下では、小売業者の固定費用の大小にかかわらず、財が代替財ならば生産者達はフランチャイズ料制を選択し、補完財ならば再販制(上限価格規制)を選択する。Gal-Or(1991)が分析した小売業者間でも価格競争が行われる状況では、代替財で差別化の程度が低くかつ小売業者の固定費用が十分大きい場合に生産者達は線形価格制を選択するが、本稿で扱うチャネル間における価格-数量競争下ではこれは起きない。また、生産者が系列の小売業者を垂直統合して販売量を決める取引様式を選択肢に加えた場合、代替財ならば、双方の生産者がフランチャイズ料制を選択する均衡に加えて、一方の生産者が垂直統合を選択し、もう一方の生産者が再販制を選択する組み合わせが均衡となる。この非対称均衡の結果は数量を戦略変数とする2企業のシュタッケルベルグ競争の均衡結果と一致する。再販制(上限価格規制)を選択する生産者がリーダーに、垂直統合を選択する生産者がフォロワーにそれぞれ対応する。 |
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備考(Remarks) |
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2013 | チャネル間における価格-数量競争と再販制 | 共同 | 2013/11/17 |
日本応用経済学会秋季大会 , 日本応用経済学会 | |||
概要(Abstract) 互いに関連する財(代替財あるいは補完財)を生産する2人の生産者が各々系列の小売業者を介して財を販売する状況での生産者の取引様式の選択問題を考察する。生産者と小売業者からなるチャネルの間での競争が、生産者間では価格競争、小売業者間では数量競争が行われるような「価格-数量競争」下では、小売業者の固定費用の大小にかかわらず、財が代替財ならば生産者達はフランチャイズ料制を選択し、補完財ならば再販制(上限価格規制)を選択する。Gal-Or(1991)が分析した小売業者間でも価格競争が行われる状況では、代替財で差別化の程度が低くかつ小売業者の固定費用が十分大きい場合に生産者達は線形価格制を選択するが、本稿で扱うチャネル間における価格-数量競争下ではこれは起きない。また、生産者が系列の小売業者を垂直統合して販売量を決める取引様式を選択肢に加えた場合、代替財ならば、双方の生産者がフランチャイズ料制を選択する均衡に加えて、一方の生産者が垂直統合を選択し、もう一方の生産者が再販制を選択する組み合わせが均衡となる。この非対称均衡の結果は数量を戦略変数とする2企業のシュタッケルベルグ競争の均衡結果と一致する。再販制(上限価格規制)を選択する生産者がリーダーに、垂直統合を選択する生産者がフォロワーにそれぞれ対応する。 |
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備考(Remarks) |
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2011 | 既存店舗を利用したネットスーパー事業が空間的競争に及ぼす効果 | 単独 | 2012/03/04 |
神戸ビジネスエコノミクス・ワークショップ , 神戸大学 | |||
概要(Abstract) スーパーが既存店舗を利用してネットスーパー事業を導入した場合に実店舗も含めたスーパー間の競争がどう変化し,スーパーの利潤,消費者厚生,経済厚生にどのような影響を与えるかを空間的競争モデルを用いて検討する。本稿の主な結論は,まず第1にネットスーパー事業の導入はスーパー間の競争を大きく変化させ,競争が基本的にネットスーパー事業間の競争となるというものである。第2にスーパーの配達費用が消費者の移動費用よりも大きければ(小さければ)ネットスーパー事業導入によって店頭価格は高く(低く)なるというものである。第3にネットスーパー事業導入によってスーパーの利潤が増加する場合には,ネットスーパーは店頭販売より非効率であり,消費者余剰と総余剰は必ず減少する,その意味でネットスーパー導入によってスーパーと消費者双方がwin-winの関係になる状況は生じない,しかしスーパーと消費者双方がlose-loseの関係になる状況は生じうるというものである。 |
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備考(Remarks) |
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2007 | 顧客ニーズ、情報、技術、チャネル構造 | 単独 | 2007/05 |
日本商業学会第57回全国大会 , 日本商業学会(会場:甲南大学) | |||
概要(Abstract) 小売業者が市場で価格形成力(マーケットパワー)を持つほどに,PB等小売業者主導の新製品はその戦略的重要性を増していく。小売業者はそれまでの価格訴求型のものから,より高品質なものへと製品ポジションを変更してNBメーカーに対する交渉力を強化すると同時に,その管理については共に開発製造するメーカーとの連携をより密接に強化していく。そして情報技術の進歩に支えられた消費者情報の優位性がさらにそれに拍車をかける。このように大規模小売業者へのパワーシフトにはPB等小売業者主導の製品が一定の役割を果たすようになる。これらの現象を、チェーンストア小売業者、地元小売業者、NB製造業者、参入製造業者の多段階ゲームモデルを構築して求められた部分ゲーム完全均衡における性質として説明した。 |
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備考(Remarks) |
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2006 | 出る杭はどれくらい打たれるか−昇進トーナメントと妨害行為 | 単独 | 2007/01 |
ミクロ経済学・ゲーム理論ワークショップ名古屋場所 , 京都大学経済研究所ミクロ経済学・ゲーム理論研究会 | |||
概要(Abstract) Chen(2003) の分析した各自がライバルに対して妨害行為をする昇進トーナメントモデルを再考する。本稿では、マイルドな仮定の下で、生産活動に比較優位な従業員ほど昇進確率が高いことが示される。これは,従業員間で妨害能力が同等なとき,生産能力の高い従業員のほうが必ず昇進確率が高いことを意味するするので,Chenの主張と相容れない。すなわち「出る杭は打たれるが,地面にめり込んで見えなくなるほどは打たれない」というのがこの報告の導き出した結論である。変数が連続ならば順位は入れ替わることはない。 |
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備考(Remarks) |
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2003 | Risk Taking in Promotion Tournaments | 単独 | 2003/12 |
京都大学21世紀COEワ−クショップ「組織・制度・流通」 , 京都大学 | |||
概要(Abstract) This paper considers a simple promotion tournament model where n workers compete for m vacancies. It is shown that given the same mean of their performance, they prefer a high risk approach under the ``winner-selecting'' tournament; on the other hand they prefer the low risk approach under the ``loser-selecting'' tournament. I show that the loser-selecting tournament is more efficient than the winner-selecting tournament in terms of the cost for implementing high effort of risk-averse workers. |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
助成名称または科学研究費補助金研究種目名 Name of grant or research classification for scientific research funding |
研究題目 Research Title |
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役割(代表/非代表) Role |
助成団体 Granting body |
助成金額 Grant amount |
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2013 | 科学研究費補助金 | 流通経済学の構築 | |
研究分担者(非代表者) | 日本学術振興会 | 250,000円 | |
研究内容(Research Content)
生産者が消費者に直接販売することは稀で、そのプロセスには卸、小売などの流通業者が介在している。小売価格に占めるメ-カ-出荷価格の割合は先進諸国では40-50%程度であり、流通部門の比重は(付加価値や雇用の面で)製造部門に匹敵しているが、この分野についての経済学的研究は生産部門と比べて極端に少ない。代表者である成生は、分担者の1人である丸山とともに、1980年代初めよりミクロ経済理論を用いてマ-ケティング・流通現象を分析してきており、この分野の先駆者であると同時に、第一人者でもある。本研究では、我が国の第一線の研究者と共同して、体系的なフレ-ムワ-クのもとでさまざまな流通現象を詳細に検討した上で、「流通経済学」として集大成する。 |
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備考(Remarks)
研究代表者:成生達彦(京都大学) |
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2012 | 科学研究費補助金 | 流通経済学の構築 | |
研究分担者(非代表者) | 日本学術振興会 | 500,000円 | |
研究内容(Research Content)
生産者が消費者に直接販売することは稀で、そのプロセスには卸、小売などの流通業者が介在している。小売価格に占めるメ-カ-出荷価格の割合は先進諸国では40-50%程度であり、流通部門の比重は(付加価値や雇用の面で)製造部門に匹敵しているが、この分野についての経済学的研究は生産部門と比べて極端に少ない。代表者である成生は、分担者の1人である丸山とともに、1980年代初めよりミクロ経済理論を用いてマ-ケティング・流通現象を分析してきており、この分野の先駆者であると同時に、第一人者でもある。本研究では、我が国の第一線の研究者と共同して、体系的なフレ-ムワ-クのもとでさまざまな流通現象を詳細に検討した上で、「流通経済学」として集大成する。 |
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備考(Remarks)
研究代表者:成生達彦(京都大学) |
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2011 | 科学研究費補助金 | 流通経済学の構築 | |
研究分担者(非代表者) | 日本学術振興会 | 250,000円 | |
研究内容(Research Content)
生産者が消費者に直接販売することは稀で、そのプロセスには卸、小売などの流通業者が介在している。小売価格に占めるメ-カ-出荷価格の割合は先進諸国では40-50%程度であり、流通部門の比重は(付加価値や雇用の面で)製造部門に匹敵しているが、この分野についての経済学的研究は生産部門と比べて極端に少ない。代表者である成生は、分担者の1人である丸山とともに、1980年代初めよりミクロ経済理論を用いてマ-ケティング・流通現象を分析してきており、この分野の先駆者であると同時に、第一人者でもある。本研究では、我が国の第一線の研究者と共同して、体系的なフレ-ムワ-クのもとでさまざまな流通現象を詳細に検討した上で、「流通経済学」として集大成する。 |
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備考(Remarks)
研究代表者:成生達彦(京都大学) |
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2010 | 科学研究費補助金 | 流通経済学の構築 | |
研究分担者(非代表者) | 日本学術振興会 | 250,000円 | |
研究内容(Research Content)
生産者が消費者に直接販売することは稀で、そのプロセスには卸、小売などの流通業者が介在している。小売価格に占めるメ-カ-出荷価格の割合は先進諸国では40-50%程度であり、流通部門の比重は(付加価値や雇用の面で)製造部門に匹敵しているが、この分野についての経済学的研究は生産部門と比べて極端に少ない。代表者である成生は、分担者の1人である丸山とともに、1980年代初めよりミクロ経済理論を用いてマ-ケティング・流通現象を分析してきており、この分野の先駆者であると同時に、第一人者でもある。本研究では、我が国の第一線の研究者と共同して、体系的なフレ-ムワ-クのもとでさまざまな流通現象を詳細に検討した上で、「流通経済学」として集大成する。 |
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備考(Remarks)
研究代表者:成生達彦(京都大学) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2018 | 「経営学/ Management Studies」の教材作成 |
2018年度第4クォーター、国際教養学部国際教養学科開講科目「経営学/ Management Studies」(2単位)の授業のための教材を、授業計画に即して新たに作成した。 |
2018/09 |
2018 | 「マーケティング論A」の教材作成 |
2018年度第1クォーター、経営学部経営学科開講科目「マーケティング論A」(2単位)の授業のための教材を、授業計画に即して新たに作成した。 |
2018/04 |
2018 | 「プレゼミ」の教材作成 |
2018年度春学期、経営学部経営学科開講科目「プレゼミ」(2単位)の授業のための教材を、授業計画に即して新たに作成した。 |
2018/04 |
2018 | 「英語で学ぶ経営学(マーケティング)」の教材作成 |
2018年度第2クォーター、経営学部経営学科開講科目「英語で学ぶ経営学(マーケティング)」(2単位)の授業のための教材を、授業計画に即して新たに作成した。 |
2018/04 |
2015 | 「競争・協調分析」用に作成したケース「ゲームビジネス」2015年度版 |
ビジネス研究科ビジネス専攻科目「競争・協調分析」(2単位)の授業で使用するケース「ゲームビジネス」2015年度版を作成した。近年、国内家庭用ゲーム市場(国内の家庭用ゲーム機およびそのソフトの売上高)が縮小し、スマートフォンで遊ぶゲームが急速に拡大している。また、一時期はやったいわゆるソーシャルゲームは市場規模を縮小している。このように業界構造が大きく変化しているゲームビジネスについて経営戦略論におけるゲーム・アプローチを応用して分析を行わせ、分析ツールの理解を深めるのがこのケースのねらいである。藤榮幸人氏と共著 |
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2013 | 「流通論B」の教材作成 |
経営学部経営学科開講科目「流通論B」(2単位)の授業で使用するパワーポイントのスライドを作成し、履修者にもそれらを印刷した資料を配付し、授業での理解に役立てた。小売業者・卸売業者の行動の特徴、百貨店、専門量販店、コンビニエンスストア、ショッピングセンター、ネット型小売など業態の革新性と変容、小売の国際化などを取り扱った。2013年度以降毎年内容の見直しを行っている。 |
2013/09/01~ |
2012 | 「競争・協調分析」用に作成したケース「ゲームビジネス」2012年度版 |
ビジネス研究科ビジネス専攻科目「競争・協調分析」(2単位)の授業で使用するケース「ゲームビジネス」2012年度版を作成した。近年、国内家庭用ゲーム市場(国内の家庭用ゲーム機およびそのソフトの売上高)が縮小し、スマートフォンを含めて携帯、パソコン、タブレットPC上で遊ぶゲーム、とりわけソーシャルゲームの市場が年々拡大しており、コンプリートガチャ等が社会問題化している。経営戦略論におけるゲーム・アプローチを応用してゲームビジネスの分析を行わせ、分析ツールの理解を深めるのがこのケースのねらいである。藤榮幸人氏と共著 |
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2011 | 「競争・協調分析」用に作成したケース「ゲームビジネス」改訂版 |
ビジネス研究科ビジネス専攻科目「競争・協調分析」(2単位)の授業で使用するケース「ゲームビジネス」改訂版を作成した。近年、国内家庭用ゲーム市場(国内の家庭用ゲーム機およびそのソフトの売上高)が縮小し、スマートフォンを含めて携帯、パソコン、タブレットPC上で遊ぶゲーム、とりわけソーシャルゲームの市場が年々拡大している。経営戦略論におけるゲーム・アプローチを応用してゲームビジネスの分析を行わせ、分析ツールの理解を深めるのがこのケースのねらいである。藤榮幸人氏と共著 |
|
2010 | 「競争・協調分析」用に作成したケース「ゲームビジネス」 |
ビジネス研究科ビジネス専攻科目「競争・協調分析」(2単位)の授業で使用するケース「ゲームビジネス」(10ページ)を作成した。近年、国内家庭用ゲーム市場(国内の家庭用ゲーム機およびそのソフトの売上高)が縮小し、スマートフォンを含めて携帯、パソコン、タブレットPC上で遊ぶゲーム、とりわけソーシャルゲームの市場が年々拡大している。経営戦略論におけるゲーム・アプローチを応用してゲームビジネスの分析を行わせ、分析ツールの理解を深めるのがこのケースのねらいである。藤榮幸人氏と共著 |
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2008 | 「競争・協調分析」用に作成した教材 |
ビジネス研究科ビジネス専攻科目「競争・協調分析」(2単位)の授業で使用するパワーポイントのスライドを作成し、履修者にもそれらを印刷した資料を配付し、授業での理解に役立てた。スライド数は全体で160枚となる。SWOT分析、ポートフォリオ分析、事業コンセプト、バリューチェーン分析、業界構造分析、戦略グープマップ、ゲーム・アプローチに基づいたビジネスゲーム構造分析、戦略オプション立案を主なトピックスとして取り上げている。2008年度以降毎年内容の見直しを行っている。 |
2008/04/01~ |
年度 Year |
活動名称 Name of activities |
活動期間 Period of Activities |
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2013 | 日本商業学会 学会誌『流通研究』アリア・エディター | 2013/04/01~2014/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 日本商業学会 学会誌『流通研究』アリア・エディター |
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2013 | 特定非営利活動法人ABEST21 2012年度Kaizen Report 評価委員 | 2013/04/01~2014/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 受審校が提出した改善のための実行計画の履行状況の評価を行った。 |
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2012 | 特定非営利活動法人ABEST21 2012年度Kaizen Report 評価委員会委員 | 2012/04/01~2013/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 受審校が提出した改善のための実行計画の履行状況の評価を行った。 |
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2012 | 日本商業学会 学会誌『流通研究』アリア・エディター | 2012/04/01~2013/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 日本商業学会 学会誌『流通研究』アリア・エディター |
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2012 | 独立行政法人日本学術振興会平成24年度組織的な大学院教育改革支援プログラム委員会委員 | 2012/04/01~2013/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 「組織的な大学院教育改革推進プログラム」は、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化およびこれを通じた国際的教育環境の醸成を推進することを目的としており、その委員として採択されたプログラムの事後評価等を実施した。 |
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2012 | 特定非営利活動法人ABEST21 監事 | 2012/04/01~2013/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 特定非営利活動法人ABEST21 監事 |
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2011 | 香川大学ビジネススクール公開講座「競争・協調分析」 | 2011/11/05 |
活動内容等(Content of Activities)
この講座では,まずネイルバフとブランデンバーガーに代表される経営戦略論のゲーム・アプローチを簡潔に説明し,続いてショートケース(ゲームビジネスの予定)を用いてディスカッションを行い,その理解を深めてもらう. |
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2011 | 特定非営利活動法人ABEST21 監事 | 2011/04/01~2012/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 特定非営利活動法人ABEST21 監事 |
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2011 | 特定非営利活動法人ABEST21専門審査委員会委員 | 2011/04/01~2012/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 特定非営利活動法人ABEST21専門審査委員会委員 |
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2011 | 独立行政法人日本学術振興会平成23年度組織的な大学院教育改革支援プログラム委員会委員 | 2011/04/01~2012/03/31 |
活動内容等(Content of Activities) 「組織的な大学院教育改革推進プログラム」は、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化およびこれを通じた国際的教育環境の醸成を推進することを目的としており、その委員として採択されたプログラムの事後評価等を実施した。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2016 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2024/02/21 更新
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