2025/02/21 更新

写真b

ナカ ヒロシ
中 裕史
NAKA Hiroshi
所属
外国語学部 アジア学科 教授
職名
教授
主な研究課題
長期研究:中国近現代文学研究

短期研究:四川作家研究
専攻分野
中国現代文学

学位

  • 文学修士 ( 1986年3月   京都大学 )

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    修士

  • 文学士 ( 1983年4月   京都大学 )

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    学士

研究分野

  • 人文・社会 / 中国文学

学歴

  • 京都大学   文学研究科   中国語学中国文学専攻

    - 1986年3月

所属学協会

  • 日本中国学会会員(1987〜現在に至る) 

委員歴

  • 日本中国学会会員(1987〜現在に至る)   

論文

  • 龍門陣体の語りー李劼人の文体についてー

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   ( 117 )   393 - 416   2025年1月

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    記述言語:日本語  

  • 現代文學における歷史長篇小説の濫觴ー李劼人『大波』攷ー 査読

    中 裕史

    『中國文學報』   第九十七冊   67 - 88   2023年10月

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    出版者・発行元:京都大學中國文學會  

    四川作家李劼人はその代表作である長編小説三部作で成都を舞台として清末民初の激動を描いているが、中でも辛亥革命の契機となった四川保路運動を扱う『大波』には、李劼人の歴史観が最も色濃く反映されている。本稿は『大波』旧版をテキストとしてその史実の扱い方や、登場人物の設定、語りの方法などの諸点について分析をおこない、1930年代当時における李劼人の歴史観を明らかにすることによって、中国現代文学における最初の歴史長編小説としての三部作の意義を論じた。

  • 辛亥革命期の知識人像――李劼人『大波』における知識人の描写――

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   第113号   384 - 414   2023年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    四川作家李劼人は、長編小説3部作を著して、辛亥革命を頂点とする清末の激動期における四川社会の有様を再現しようと試みた。本論は、その中で最も大部である『大波』をとりあげて、その主要な登場人物である3人の知識人、すなわち黄瀾生、楚用、郝又三に着目して、世代も経歴も異なる3人が、革命とどのように距離をおき、あるいは受け入れていくのかについて分析をおこない、四川における革命を再現しようとした李劼人の意図がどの程度実現されているのかを考える手がかりとした。

  • 暗躍する袍哥―馬識途『京華夜譚』における袍哥の描写―

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   第111号   392 - 410   2022年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     馬識途は、特務工作に従事した経験をもつ党員作家という点で、四川作家の中でも異色の存在である。本論は、自身の特務工作の経験を反映させる形で創作をおこなっている馬識途の長編小説『京華夜譚』における袍哥の描写に焦点をあてて、四川という特色ある地域において、清末から中華民国期にかけて大きな勢力を有した袍哥について、馬識途が、他の四川作家に見られるような個人としての活動ではなく、組織として持っていた影響力を語ることによって、四川社会における袍哥の存在感の大きさを示してみせたことを、テキストおよび関連史料の分析を通じて明らかにするものである。

  • 四川作家による軍閥の評価ー田聞一『混戦 争覇巴蜀』を中心に

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   第109号 ( 117 )   348 - 370   2021年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中華民国期の四川における最大にして最後の軍閥である劉湘に対しては、中国全体の観点から見るか、四川省という一地方の立場から見るか、また中国共産党の立場から見るかによって、異なる評価がありうる。本論文では、文学の立場から劉湘がどのようにな人物として捉えられているのかを明らかにするために、四川作家である田聞一の小説の叙述を丹念に分析することによって、田聞一が演義体の語りを巧みに用いて、劉湘の功績を高く評価するとともに悲劇の英雄として位置づけていることを論証した。

  • 病床における語りから見えるもの――李劼人と巴金の作風の相違

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   99   264 - 286   2016年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国現代文学を代表する作家である李劼人と巴金は、ともに四川省の出身であり、またフランスに留学した経験をもっているが、その作風は自ずと異なっている。小論は、彼らがそれぞれの入院生活をもとにして創作した小説である『同情』(李劼人)および『第四病室』(巴金)に焦点をあてて、作者自身の入院の経緯を踏まえながら、病床を見る視点の相違、すなわち登場人物の設定と描写、病床をとりまく外部の状況の叙述、語りの方法といった諸側面について考察を試みたものである。

  • 李劼人の辛辣ーー軍閥を見るまなざし

    中 裕史

    『アカデミア』文学・語学編   97   234 - 258   2015年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    四川の代表的な作家である李劼人は、その短編小説において地方の実力者を登場させているが、その大部分は軍人を描く作品である。小論は、こうした小説に注目して、李劼人が軍閥の非道に対して批判的な態度を一貫して持ち続けていること、そしてそれは個人の生活体験に根ざしたものであるとともに、ジャーナリストとして活動した経験から生まれたものであることを論証した。さらに、作品の随所に笑いを散りばめて読者を飽きさせない語りの手法が、四川独自の「龍門陣」を用いたものであることも指摘した。

  • 郭沫若におけるキリスト教の受容-小説『落葉』からみえるもの 査読

    中 裕史

    『中國文學報』   第78冊   118 - 135   2009年10月

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    出版者・発行元:京都大學中國文學會  

     詩人として著名な郭沫若の小説には、キリスト教の影響が明らかに見て取れる。小論では、郭沫若がキリスト教を受容するに至る契機とそれがどのような形で作品に反映されているかを検討し、大正デモクラシーの時代に日本で留学生活を送った郭沫若と彼をとりまく状況について考察した。
     また、五四運動時期の中国におけるキリスト教受容のあり方も概観して、当時の文学界のなかで郭沫若のキリスト教に取材した小説作品がどのように位置づけられるかについても論じた。

  • 沙汀と艾蕪-人物形象の対立と補完

    中 裕史

    『アカデミア』人文・社会科学編   71号   392 - 410   2000年3月

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    出版者・発行元:南山大学  

    「文壇の双子星」と称される両四川作家の小説創作について、作中人物の形象に注目してその「対立」と「補完」という点から彼らの特質を論じた。

  • 何其芳の永恆-「花環」と「扇」を中心に 査読

    中 裕史

    『中國文學報』   50   139 - 147   1995年4月

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    出版者・発行元:京都大學中國文學會  

    現代人の感受性と伝統的なイメージの美を巧みに結合させた詩人何其芳にとって、詩とは永恒をたとえば美少女において捉えることであった。この点を詩に潜む中国古典詩のイメージと詩と散文とのボードレール的な関連から論じた。

  • 成都市街戦の再現-李劼人と田聞一の語り

    アカデミア   第107号   326 - 350   2020年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    1932年におきた、軍閥による成都での市街戦を文学はどのように捉えているのかという問題について、戦後間もない時期に書かれた李劼人の回想文と、時をおいて21世紀に入ってから書かれた田聞一の長篇小説とを分析することによって、関心や目的、叙述方法の違いなどの諸点から作家の個性の相違を論じた。

  • 老獪と樸鈍ー周文『在白森鎮』の四川人ー

    アカデミア 文学・語学編   第105号   211 - 234   2019年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     四川作家周文の代表作と評される中編小説『在白森鎮』にみられる諷刺の手法について、主要な登場人物である県長とその対立者である分県長、および軍部から派遣されてきた若い服務員の人物形象を、彼らの言動の叙述に基づいて詳細に分析した。そして、作者周文が、老獪な二人の為政者の形象を、その中間に未熟な青年を配することで可能になった対比によって、より生動的に描き出すことに成功していることを論証した。

  • 「抓壮丁」にみる四川作家の特色

    『アカデミア』文学・語学編   第103号   333 - 362   2018年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中華民国期に政府や軍閥によって行われた「抓壮丁」といわれる、兵士や軍夫の徴発は、四川作家の作品にしばしば登場するが、なぜ四川作家は「抓壮丁」に材を取って作品を書いたのか、それぞれの作家の語りや人物設定の特色が「抓壮丁」の叙述にどのように反映されているのかについて考察し、「抓壮丁」の実情を明らかにするとともに、四川作家の個性について分析を試みた。

  • 白屋詩人呉芳吉攷―西安「囲城」期の詩を中心に―

    『アカデミア』文学・語学編   第101号   234 - 256   2017年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    口語自由詩全盛の中華民国期にあって、文語詩の制作に取り組んだ四川の詩人呉芳吉に注目して、呉芳吉が西安囲城の際に詠じた作品に基づいて、その形式面および内容面の特色を考察した。とりわけ内容面については、呉芳吉が困窮のさなかにあっても周囲の人びとの難儀を思いやる気持ちを持ち続けていること、およびその背景には家族の安否を気遣う心情があって、憐憫の情はそこから同心円状にひろがっていることを論じた。

  • 周文における諷刺――『煙苗季』の人物描写から

    『アカデミア』文学・語学編   第95号   296 - 322   2014年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国の現代作家であり、四川省の出身でもある周文は1937年に刊行した長編小説『煙苗季』において、四川辺境に駐留するある部隊の幹部たちが人事をめぐって抗争するさまを描くことを通じて、軍人の腐敗を痛烈に批判した。他方で、軍人の人間らしい一面にも筆を割き、結果としてユーモアの要素を作品に付与している。周文の人物描写においては、作者の語りによる説明は最も少なく、主に登場人物の言動や心理の描写が用いられている。小論では、作品の題名にあるアヘンの流通状況から作品の背景をとらえるとともに、周文の人物描写の特徴について分析し、1930年代から40年代にかけての同時代の作家の諷刺作品との比較をおこなうことによって、周文の特長を考察した。

  • 軍隊小説にみる周文の特徴

    『アカデミア』文学・語学編   第93号   256 - 282   2013年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     周文は、1930年代はじめに左翼作家連盟の一員として活動を開始した、四川生まれの作家である。彼は革命運動において非凡な功績をあげているが、作家としても、短編を中心に創作をしていて、長編も含めた作品は四巻本『周文文集』に収載されている。周文の特徴の一つとして、材料を軍隊にとった作品の存在を挙げることができる。
     こうした軍隊ものの作品において、周文は、上官よりもむしろ下級兵士に注目して、兵士と兵士あるいは兵士と上官の関係を物語の中心にすえている。そして登場人物の形象を、語り手の語りによってではなく、その人物の言動によって丁寧に描写している。この丁寧さがもとで、定期刊行物に掲載される際に大きく刪改されたことさえあった。
     小論は、短編『雪地』、『山坡上』、『捕虜たち』の三篇を分析の対象として、周文の短編小説の特徴を考察するものである。

  • 四川文学における成都人の形象―『暴風雨前』、『家』を中心に―

    『アカデミア』文学・語学編   第91号   244 - 264   2012年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国現代文学のなかに、地域の風土や人情を描き、郷土色豊かな作品群があって、各地域名を冠して称されているが、とりわけ四川文学はそれらの代表的なものの一つである。本稿では、四川文学を代表する作家である李劼人ならびに巴金の長篇小説において、成都人にたいする描写がどのような特徴をとらえてなされているかについて分析し、さらに歴史書や古代の詩詞にそれらの特徴がどのような形で記載されているかにまで考察をひろげた。
     そして、生命を維持するのに必要な衣食住に加えて、さまざまな楽しみや遊びを、生活の欠くべからざる要素として重く見ていること、それは人の大規模な移動が史上にしばしば繰り返された後も変わらずに保持されてきたこと、「天府の国」と呼びならわされてきた成都平原の豊饒さがこれらの背景となっていることを論証した。

  • 近代中国の出版事業管窺--成都を例として

    南山大学図書館紀要   第8号   140 - 133   2003年5月

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    出版者・発行元:南山大学図書館  

    中国においては清末から民国にかけてさまざまな書籍が大量に出版されるようになった。小論では、印刷術発祥地説もあるほど早くから書籍の印刷が行なわれていた、四川省の省都である成都市の例に注目して、書籍の大量出版を可能ならしめた要因を、印刷術の進歩のみならず、定期刊行物の登場や上海の大手出版社の活動、書院や学堂など教育機関の整備、そして伝統の継承といった諸側面から考察した。

  • アジアにおける「市場(market)」の固有論理

    『アカデミア』人文・社会科学編   74号   690 - 695   2002年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    1980年以降の中国文学について,それ以前にはみられなかった現象として,市場経済の影響がどのような形で現われているかを整理した。

  • 郭沫若の「豪放」と「繊細」-詩型との関連から

    『アカデミア』文学・語学編   71号   339 - 362   2002年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    郭沫若の詩風を代表する「豪放」とこれに比して地味ながらも多くの作品にみられる「繊細」。詩人は音のリズムに感情のリズムを乗せてこれら両者をともに作品に結実させた。このことを、初期の詩集『女神』、『星空』、『瓶』を材料として検証した。

  • 康濯と『洞庭湖神話』-康濯の「忠誠」

    『アカデミア』文学・語学編   59号   255 - 280   1995年9月

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    出版者・発行元:南山大学  

    「洞庭湖神話」は康濯の作家人生が凝縮された作品であり、その完成度は一般の「人民文学」の作品の水平を上回っている。作品の構成やそれぞれの人物設定の精度などからこの点を論述する。

  • 李劼人の成都描寫

    中國文學報   41   101 - 128   1990年4月

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    出版者・発行元:京都大學中國文學會  

    李劼人の作品には主に長大な背景描写の頻用による濃厚な郷土色がみてとれるが、これは李劼人が成都の街に通暁した「成都人」であったことと、19世紀フランス文学の翻訳も手がけ、ゾラなどの小説の手法を応用したことの二点によって裏打ちされていることを論じた。

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書籍等出版物

  • 新編 原典中国近代思想史7 世界冷戦のなかの選択 内戦から社会主義建設へ 

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  2011年10月 

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    総ページ数:418p.  

    1976年から翌年にかけて刊行された「原典中国近代思想史」の続編として、中国近代における多様な認識や議論の厚みを具体的素材によって示し、なおかつそこに世界の新たな研究成果を反映させるために上梓された。

  • 吉田富夫先生退休記念 中国学論集

    ( 担当: 共著)

    汲古書院  2008年3月 

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    総ページ数:521p.  

    執筆担当部分:「余華の戦略」、pp411-422.(12p.)。改革開放時期における中国文学の重要な作家の一人である余華に焦点を当てて、1990年代の文学の状況とその状況を出現せしめた背景について考察した。

  • 太田川の清らかな波

    ( 担当: 単訳)

    汲古書院 吉田富夫先生退休記念「中国学論集」  2008年3月 

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    担当ページ:pp.65-68  

    中国の著名な小説家である葉広芩が、日本の中国現代文学研究の第一人者である吉田富夫教授の退休を記念して執筆した文章である。

  • わが六経

    ( 担当: 単訳)

    汲古書院 吉田富夫先生退休記念「中国学論集」  2008年3月 

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    担当ページ:pp.101-108  

    中国現代を代表する文芸理論家の劉再復が、中国現代文学研究の第一人者である吉田富夫教授の退休を記念して執筆した文章である。

  • 南腔北調集 中国文化の伝統と現在

    ( 担当: 共著)

    東方書店  2007年7月 

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    総ページ数:1154p.  

    執筆担当部分:「硬骨の文人-陳翔鶴の生き方」、pp. 463-481.(12p.)。四川作家の一人である陳翔鶴の二篇の歴史小説に焦点を当てて、主人公の形象に、作家の知識人としての使命感や生き方がどのように重ねられているかについて考察した。

  • アジア市場の文化と社会

    ( 担当: 共著)

    風響社  2005年11月 

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    総ページ数:260p.  

    執筆担当部分:「市場経済の衝撃と中国文学の変容」、pp.137-155.(29p.)。1990年代の中国文学が市場経済の影響を受けて変容したが、その特徴を個人化、日常化、物語化の3つの点から分析した。

  • 現代中国への道案内

    ( 担当: 共著)

    白帝社  2002年1月 

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    総ページ数:117-134  

    20世紀中国文学の軌跡を、作品の引用をまじえて概観したもの。

  • 情景漢語

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    朋友書店  2000年4月 

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    総ページ数:282 pp.(担当  

    ピンイン表記を中心とする中国語中級教材。

  • 興膳教授退官記念中国文学論集

    ( 担当: 共著)

    汲古書院  2000年3月 

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    総ページ数:866p.  

    執筆担当部分:「何其芳の彩筆-中國現代詩における古典詩歌の再生」、pp.769-783(15p.)。四川作家の一人である何其芳が古典詩の意境をどのように現代詩に再生させたか、それはどのような意図のもとに行われたかを考察した。

  • 阿頼耶順宏・伊原澤周兩先生退休記念論集 アジアの歴史と文化

    ( 担当: 共著)

    汲古書院  1997年4月 

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    総ページ数:556p.  

    執筆担当部分:「沙汀の妙味-小説の中の袍哥」、pp.359-373.(15p.)。四川作家の一人である沙汀の、袍哥を主人公とする長篇小説と中篇小説をとりあげて、袍哥の描き方とその背後にある沙汀と袍哥との関わりについて考察した。

  • 原典中国現代史第5巻 思想・文学

    ( 担当: 共著)

    岩波書店  1994年7月 

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    総ページ数:302p.  

    中華人民共和国成立後から文化大革命、改革開放期にいたる中国の思想・文学界の展開を、原典資料と解説に基づいて検証する。

  • 清国お雇い日本人

    ( 担当: 共訳)

    朝日新聞社   1991年7月 

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    担当ページ:307p  

    日中関係史の著名な研究者である汪向栄の著書『日本教習』(北京三聯書店、1988)の翻訳である。

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MISC

  • 蘇軾詩注解(三十六)

    西岡淳、蔡毅、中裕史、中純子、原田直枝

    『アカデミア』文学・語学編   ( 117 )   355 - 390   2025年1月

  • 蘇軾詩注解(三十五)

    西岡淳、蔡毅、中裕史、中純子、原田直枝

    『アカデミア』文学・語学編   ( 116 )   151 - 182   2024年6月

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    記述言語:日本語  

  • 蘇軾詩注解(三十四)

    『アカデミア』文学・語学編   第115号   357 - 392   2024年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は一首(pp379-385)。

  • 蘇軾詩注解(三十三)

    『アカデミア』文学・語学編   第114号   196 - 226   2023年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は一首(pp216-220)。

  • 蘇軾詩注解(三十二)

    『アカデミア』文学・語学編   第113号   353 - 382   2023年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は一首(pp376-381)。

  • 蘇軾詩注解(三十一)

    『アカデミア』文学・語学編   第112号   pp198 - 230   2022年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は二首(pp.222-229)。

  • 蘇軾詩注解(三十)

    『アカデミア』文学・語学編   第111号   363 - 390   2022年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は一首(pp379-384)。

  • 蘇軾詩注解(二十九)

    西岡淳、蔡毅、中裕史、中純子、原田直枝

    『アカデミア』文学・語学編   第110号   105 - 140   2021年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品に詳細な注釈と解釈を施した。担当は一首(pp.127-132)。

  • 蘇軾詩注解(二十八)

    西岡淳、蔡毅、中裕史、中純子、原田直枝

    『アカデミア』文学・語学編   第109号   317 - 346   2021年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩に詳細な注解を施した。担当部分は一首(pp.326-330)

  • 蘇軾詩注解(二十七)

    西岡淳、蔡毅、中裕史、中純子、原田直枝

    『アカデミア』文学・語学編   第108号   279 - 310   2020年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩に詳細な注解を施した。担当部分は二首(pp.287-292)

  • 蘇軾詩注解(二十六)

    アカデミア   第107号   286 - 324   2020年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代詩人蘇軾の詩に詳細な注解をほどこした。担当は一首(pp.307-313)

  • 蘇軾詩注解(二十五)

    アカデミア   第106号   70 - 102   2019年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩に詳細な注解をほどこした。担当は一首(pp.86-90)

  • 蘇軾詩注解(二十四)

    アカデミア 文学・語学編   第105号   176 - 208   2019年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩に詳細な注解を施した。担当は一首(pp.192-197)

  • 藤田梨那『詩人郭沫若と日本』

    現代中国   第92号   155 - 158   2018年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本現代中国学会  

    日本郭沫若研究会の副会長を務める藤田梨那氏が2017年9月に上梓した300頁をこえる大著『詩人郭沫若と日本』について、藤田氏が、風景の発見、朝鮮への関心、亡命時期の活動への目配り等に着目して、郭沫若の活動をとらえ直している点を、郭沫若のもつ多面性を照射しえていると評価した。

  • 蘇軾詩注解(二十三)

    アカデミア 文学・語学編   第104号   118 - 150   2018年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩に詳細な注解を施した。担当部分は二首(pp121-124,pp.130-133)

  • 蘇軾詩注解(二十二)

    『アカデミア』文学・語学編   第103号   298 - 330   2018年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解を施した。

  • 真実に近づく手段としての虚偽~余華の紡ぎだす不条理の世界

    図書新聞   3319号   第5面   2017年9月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:武久出版  

    余華著・飯塚容訳『世事は煙の如し』(岩波書店、2017年6月)についての書評(依頼原稿)

  • 蘇軾詩注解(二十一)

    『アカデミア』文学・語学編   第102号   126 - 158   2017年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(二十)

    『アカデミア』文学・語学編   第101号   201 - 232   2017年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十九)

    『アカデミア』文学・語学編   第100号   123 - 156   2016年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十八)

    『アカデミア』文学・語学編   99   232 - 262   2016年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十七)

    『アカデミア』文学・語学編   第98号   171 - 198   2015年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十六)

    『アカデミア』文学・語学編   第97号   208 - 232   2015年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十五)

    『アカデミア』文学・語学編   第96号   94 - 120   2014年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十四)

    『アカデミア』文学・語学編   第95号   pp264 - 294   2014年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十三)

    『アカデミア』文学・語学編   第94号   171 - 198   2013年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十二)

    『アカデミア』文学・語学編   第93号   216 - 254   2013年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十一)

    『アカデミア』文学・語学編   第92号   pp185 - 216   2012年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    宋代の詩人蘇軾の詩について注解をほどこした。

  • 蘇軾詩注解(十)

    『アカデミア』文学・語学編   第91号   207 - 242   2012年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

     中国宋代の詩人・蘇軾の詩について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(九)

    「アカデミア」文学・語学編   第90号   190 - 218   2011年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(八)

    『アカデミア』文学・語学編   第89号   413 - 444   2011年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(七)

    『アカデミア』文学・語学編   第88号   142 - 176   2010年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(六)

    『アカデミア』文学・語学編   第87号   93 - 120   2010年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(五)

    『アカデミア』文学・語学編   第86号   133 - 170   2009年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(四)

    『アカデミア』文学・語学編   第85号   167 - 202   2009年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(三)

    『アカデミア』文学・語学編   第84号   124 - 146   2008年6月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 蘇軾詩注解(二)

    『アカデミア』 文学・語学編   第83号   345 - 364   2008年1月

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    出版者・発行元:南山大学  

    中国宋代の詩人蘇軾の作品について注解を施した。

  • 中国人はどのように本を読んだか

    南山大学図書館報 デュナミス   46   1   2004年10月

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    出版者・発行元:南山大学図書館  

    中国の先賢の読書法を紹介しながら、読書の意義を学生をはじめとする読者に訴えかけた。

  • 2003年読書アンケート

    中国図書   第16巻第2号   5 - 7   2004年2月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:内山書店  

    2003年中に読んだ書籍のなかから4点を選んで各々に簡略なコメントを付したもの。

  • Ge Liangyan,Out of the Margins: The Rise of Chinese Vernacular Fiction.

    ASIAN FOLKLORE STUDIES   LXIII-2   340 - 341   2004年1月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:Nanzan University  

    Ge Liangyanの『水滸伝』研究は、中国の白話小説の成立の状況を精細に分析するもので高く評価できるが、惜しむらくは日本のすぐれた先行研究への目配りに欠けることで、今後いっそうの深化
    がまたれるものである。

  • 2002年読書アンケート

    月刊中国図書   第15巻第2号   7−8   2003年2月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:内山書店  

    2002年度中に読んだ書籍の中から数点を選んでそれに短評を付したもの。

  • 2001年読書アンケート

    月刊 中国図書   14巻1号   17 - 17   2002年1月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:内山書店  

    2001年中に読んだ書物から4点を選び,各々に簡略なコメントを付したもの。

  • 夏嵐「中国話劇史上の翻案現象について」

    日本中国学会第五十三回大会   2001年10月

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    出版者・発行元:日本中国学会  

    学会の依頼により,上記発表にたいして講評をおこなった。

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講演・口頭発表等

  • 「抓壮丁」―文学にみる兵士補充の方法

    現代中国研究会  2018年8月  現代中国研究会

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    中華民国時期における北洋軍閥や四川軍閥の兵士徴発の状況が四川文学にどのように描かれているかを概観して、こうした状況が他省の文学にはほとんど現れないのに対して、四川文学にはしばしば登場する理由について考察を行った。

  • 「象棋・象経・象戯」

    東南アジアの将棋類を中心とした伝統遊戯の研究プロジェクト  2014年11月  大阪商業大学アミューズメント産業研究所

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     中国象棋の起源について検討するために、象棋という言葉の意味するところの変遷、およびこれに関連する象経・象戯について、史書や文学作品にみられる用例に基づき、その内容の検討を試みた。

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 文学を通じて見る中華民国期における軍隊の存在感と影響力についての研究

    2018年

    文部科学省  科学研究費補助金 基盤研究C 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:400000円

    中華民国期の中国では、華北の北洋軍閥をはじめとして各地に大小さまざまな規模の軍閥が割拠して、相互に提携や抗争を繰り広げて、国家や社会に及ぼす影響は大きかった。本研究においては、強大な北洋軍閥と広東軍政府との間にあって、臨機応変にその立ち位置を変えて、抗日戦争前期まで存在し続けた四川省の軍閥に着目し、四川作家の手になる文学作品の叙述を主な手掛かりとして、当時の四川省における軍閥の存在感と、知識人や民衆に与えた影響力を正負両面から丹念に分析することを目的としている。

  • 四川作家研究

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    中国にあって独特の文化的伝統を有する四川地方を出身地とする作家群について,主に地域性の点から考察する。

  • 中国近現代文学研究

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    20世紀の中国文学について,伝統の継承と外国の影響という両側面から考察する。

その他

  • 講演

    2012年7月

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    上海日本人学校高等部において、「上海を生きる~上海の特性と作家の個性」と題する講演をおこなった。来聴者は同校の生徒、父兄、教員および関係者でおよそ100名であったs。

  • 対談

    2009年5月

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    関西日中関係学会2009年春季例会において、「対談と書評:『中国という世界』をめぐって」と題して、著者である竹内実京都大学名誉教授と対談をおこなった。

  • 研究報告

    2004年10月

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    現代中国研究会公開研究会(佛教大学)において、「北村『周漁的火車』にみる男と女」と題して、20世紀末から活躍し始めた作家北村の中編小説を中心に、中国文学における男女関係の描写のしかた、北村の独創性などについて報告した。

  • 講演

    2003年11月

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    南山大学・豊明市教育委員会主催「南山大学市民講座」(南部公民会館)において、「台湾文学は中国文学か日本文学かそれとも・・」と題して、日本植民地時代に中国語や日本語で創作された台湾人作家の小説にみられるアイデンティティの追求について話した。

  • 講演

    2003年5月

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    南山大学・豊明市教育委員会主催「南山大学市民講座」(南部公民会館)において「中国の人と文化−−「人」の重みということ」と題して、中国人にとって生きるとはどのような意味をもつものであるかを、史記から現代にいたる歴史や文学を材料に話した。 

その他教育活動及び特記事項

  • 教材の作成

    2021年9月 - 2021年11月

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     学科科目であり学部共通科目でもある中国文学研究において使用するパワーポイント教材を作成した。

  • 教材の作成

    2020年4月 - 2021年1月

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    ・Q1「中国語科指導法A」およびQ2「中国語科指導法B」についてオンライン授業で用いる教材を作成した。
    ・Q3「中国文学研究」についてオンライン授業で用いる教材を作成した。
    ・Q4「中級中国語Ⅱ読解」についてオンライン授業で用いる教材を作成した。

  • 教材の作成

    2019年9月 - 2020年1月

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    「中国文学研究」(Q3)および「中級中国語Ⅱ読解」(Q4)で使用する教材を作成し、受講生に配付した。

  • 教材の作成

    2018年9月

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    「中国文学研究」(Q3)および「中級中国語Ⅱ読解」(Q4)で使用する教材を作成し、受講生に配布した。

  • 教材の作成

    2017年4月 - 2017年6月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3の資料を2枚作成して活用した。

  • 教材の作成

    2016年9月 - 2017年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3の資料を2枚作成して活用した。

  • 教材の作成

    2015年9月 - 2016年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3の資料を2枚作成して活用した。

  • 教材の作成

    2014年9月 - 2015年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3サイズ2枚の資料を作成して活用した。

  • 教材の作成

    2013年9月 - 2014年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3で数枚程度の教材を作成して活用した。

  • 教材の作成

    2012年9月 - 2013年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において、毎回A3サイズ2枚の教材を作成して活用した。

  • 教材の作成

    2011年9月 - 2012年1月

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    アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回A3サイズで2枚のプリントを作成、配布して活用した。
     

  • 教材の作成

    2010年9月 - 2011年1月

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    テーマ科目「モダンの系譜(文学をめぐって)」において毎回A3の資料を2枚、アジア学科科目「中国現代文学研究」において毎回B4の資料を2枚、それぞれ作成し使用した。

  • 教科書の編集

    2000年

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    『情景漢語-意図と場面による中国語表現-』(朋友書店)を共編(2000年)

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