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学術論文
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年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
1995  Adjunction and Cyclicity  共著   
West Coast Conference on Formal Linguistics (WCCFL)  , SLA (Stanford University)  , 13  , 302-317  , 1995/02   

概要(Abstract) アメリカ西海岸理論言語学会第13回大会で発表された論文。いわゆるサイクル原理は、代入規則に適用され、付加規則には適用されないとされてきた。本論文は、付加規則にみられる数々のパラドックスを提示し、それらが、サイクル原理の付加規則への適用によって解決されることを示す。この論文は、上記論文 "Improper Adjunction" (1994) 以前に発表されており、その基礎となったものである。 

備考(Remarks) 執筆者:Keiko Murasugi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1994  Scrambling and the Functional Interpretation of Wh-Phrases  単著   
Explorations in Generative Grammar: A Festschrift for Dong-Whee Yang  , Hankuk Publishing Company, Seoul  , 571-588  , 1994/12   

概要(Abstract) 著書 Alternative Conceptions of Phrase Structure (1989) において提示したスクランブリングの radical reconstruction property をより詳細に検討した論文。特に、wh句のスクランブリングがその作用域解釈に与える影響を検討し、wh句がその意味的作用域外に前置された場合のみに、radical reconstruction がおこることを示す。この結論は、日本語に随意的な wh移動が存在するとする黒田成幸氏の仮説を支持するものである。また、議論の過程で、Gennaro Chierchia 氏の wh-quantifier scope interaction の分析を支持する証拠も提示している。 

備考(Remarks) 書籍編集者:Young-Sun Kim, Byung-Choon Lee, Kyoung-Jae Lee, Hyun-Kwon Yang, Jong-Yurl Yoon 

1994  Additional-Wh Effects and the Adjunction Site Theory  単著   
Journal of East Asian Linguistics  , Kluwer Academic Publishers  , 3/3  , 195-240  , 1994/11   

概要(Abstract) 英語の 'why'、日本語の「なぜ」等の adjunct wh句は、極めて限られた分布を示す。James Huang 氏の博士論文 (1982)、Lasnik and Saito (1984、上記論文 "On the Nature of Proper Government") は、これらの wh句が CP の指定部においてのみ「認可」されることを仮定し、空範疇原理 (ECP) による分析を提示している。本論文は、これらの wh句が、CP の指定部のみならず、他の wh句への付加によっても 「認可」されることを例証する。さらに、この結論に基づいて、付加に関する原理群を検証し、新たな提案を行なっている。 

備考(Remarks)  

1994  Improper Adjunction  単著   
Formal Approaches to Japanese Linguistics  , MIT Working Papers in Linguistics, Department of Linguistics and Philosophy, MIT  , 1  , 263-293  , 1994/10   

概要(Abstract) マサチューセッツ工科大学で開催された第1回理論日本語学学会 (Formal Approaches to Japanese Linguistics) における招待研究発表。Saito (1985、上記博士論文) 以降、スクランブリングは付加規則であると広く仮定されていた。本論文では、この仮説を再検討し、極小主義理論においては、スクランブリング、heavy NP shift 等、従来付加規則として分析されてきた操作は、一般的に代入規則とみなされるべきであるとの提案を行なう。特に、この新たな仮説を採用することによって、スクランブリングの基本的な性質 (directionality, optionality, radical reconstruction property) が、極小主義理論の原理群から論理的帰結として導きだしうることを示す。 

備考(Remarks)  

1993  Japanese Light Verb Constructions: A Case of LF Theta-Role Assignment  共著   
A Formal Grammar of Japanese II  , Department of Linguistics, University of Connecticut  , 45-62  , 1993/08   

概要(Abstract) 「する」を主動詞とする日本語の軽動詞構文は、1988年の Jane Grimshaw 氏と Armin Mester 氏の研究以来、広く注目されてきた。しかし、その分析に関しては、不明な点が多く残されていた。本論文は、この構文が、従来の統語分析とは本質的に矛盾するものであり、極小主義理論の基本的な仮説群を採用することによってはじめて分析されうることを論じたものである。 

備考(Remarks) BBN Systems and Technologies の研究助成によるプロジェクトの報告書に所収。報告書編集者:Mamoru Saito 執筆者:Hiroto Hoshi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1993  Quasi-Adjuncts as Sentential Arguments  共著   
Western Conference on Linguistics (WECOL)  , Department of Linguistics, California State University, Fresno  , 5  , 251-264  , 1993/02   

概要(Abstract) 第22回アメリカ西海岸言語学会で発表された論文。Wh句の分布、ゼロ代名詞の分布等において、項と付加句の非対称性がみられるが、その説明に関しては、意見が別れるところであった。James Huang 氏が、この非対称性は、項と付加句が文あるいは名詞句内で主要部と異なる関係をもつことによるとしたのに対して、Luigi Rizzi 氏、Guglielmo Cinque 氏、Joseph Aoun 氏等は、その原因を項と付加句の内在的な意味の違いに求める仮説を提示していた。本論文は、日本語の関係節、英語名詞句内における Wh句の分布を検討し、Huang 氏のアプローチが基本的に正しいことを示す。また、where/when 等の場所、時に対応する Wh句に関しては、Huang 氏の分析を修正する必要があることを指摘し、新たな仮説を提示する。 

備考(Remarks) 執筆者:Keiko Murasugi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1992  Long Distance Scrambling in Japanese  単著   
Journal of East Asian Linguistics  , Kluwer Academic Publishers  , 1/1  , 69-118  , 1992/01   

概要(Abstract) 日本語におけるスクランブリングの新たな分析を提示した論文。Gert Webelhuth 氏のドイツ語スクランブリングの分析 (1989)、Anoop Mahajan 氏のヒンドゥー語スクランブリングの分析 (1990) を批判的に検討しつつも、両氏によって明らかにされたスクランブリングの束縛関係への影響をふまえて、上記博士論文 Some Asymmetries in Japanese and their Theoretical Implications (1985) および著書 Alternative Conceptions of Phrase Structure (1989) の分析を発展させている。 

備考(Remarks)  

1991  On the Subject of Infinitives  共著   
Chicago Linguistic Society  , Chicago Linguistic Society  , 27  , 324-343  , 1991/12   

概要(Abstract) 第27回シカゴ言語学会における招待研究発表。1960年代に、Paul Postal 氏等によって目的語繰り上げ規則が提案されたが、その後、Noam Chomsky 氏の ECM 分析が代案として提示され、この規則は広く仮定されるに至らなかった。本論文では、Postal 氏の議論を再検討し、特に、氏の束縛現象に関するデータが、いわゆる AGR-based Case Theory を支持するものであることを論じている。 

備考(Remarks) 執筆者:Howard Lasnik, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1991  Extraposition and Parasitic Gaps  単著   
Interdisciplinary Approaches to Language: Essays in Honor of S.-Y. Kuroda  , Kluwer Adademic Publishers  , 467-486  , 1991/06   

概要(Abstract) Noam Chomsky 氏が、Some Concepts and Consequences of the Theory of Government and Binding (1982) において提示した「寄生空所に関わる反 C-統御の条件」は、理論的に重要な意義をもつが、その後、多くの反例が示され、その記述的妥当性が問題とされていた。本論文は、右方移動の随意性と局所性、移動が同一指示と変項束縛に与える影響を詳細に検討することによって、上記の反例を再分析し、「反 C-統御の条件」が記述的にも正しいことを明らかにする。 

備考(Remarks) 書籍編集者:Carol Georgopoulos, Roberta Ishihara 

1990  N'-Deletion in Japanese: A Preliminary Study  共著   
Japanese/Korean Linguistics  , CSLI Publications (Stanford University)  , 1  , 285-301  , 1990/09   

概要(Abstract) カリフォルニア大学 (UCLA) で開催された第1回日本語・韓国語言語学会で発表された論文。英語の分析を通して、C、D 等の機能範疇が提案されていたが、D の日本語における存在を示す証拠は議論されていなかった。本論文では、まず、英語における N' 削除、VP 削除、sluicing 等の削除現象を分析し、C、D の投射を仮定すれば、削除とは、機能範疇内で指定部・主要部の一致がある時に補部が空となる現象であるとの一般化が成立することを示す。これは、英語における D の存在を支持する強い根拠となる。次に、日本語においても、N' 削除の現象がみられることを指摘し、従って、この言語においても、D が存在すると結論する。この論文は、削除現象を統一的に分析し、D の普遍性を示したものとして知られているが、英語の VP 削除に関する議論では、後に Noam Chomsky 氏によって提案される PRO の空格仮説を支持する示唆もなされている。 

備考(Remarks) 執筆者:Mamoru Saito, Keiko Murasugi(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

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