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学術論文
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64 件中 41 - 50 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
1999  Wh-Quantifier Interaction and the Interpretation of Wh-Phrases  単著   
Linguistics: In Search of the Human Mind − A Festschrift for Kazuko Inoue  , 開拓者  , 588-621  , 1999/11   

概要(Abstract) 数量詞が wh句よりも広い作用域をとるように思われる場合があり、こうした例における wh句の正確な解釈について、様々な仮説が提案されている。本論文は、日本語に特有の現象を基にして、Gennaro Chierchia 氏の wh句の関数解釈仮説を支持する議論を三つ提示したものである。アメリカ言語学会1997年夏期講座 (コーネル大学) で行なった Forum Lecture を論文の形にまとめたもの。 

備考(Remarks) 書籍編集者:Masatake Muraki, Enoch Iwamoto 

1999  Control in Complex Predicates  共著   
筑波大学東西言語文化の類型論特別プロジェクト平成10 年度研究報告書  , 筑波大学東西言語文化の類型論特別プロジェクト  , 15-46  , 1999/03   

概要(Abstract) 複合述語の形成は、従来、語彙部門でなされるか、統語部門での「編入」によると考えられてきた。本報告は、複合述語が、統語部門における句構造形成の過程で直接的に派生されうるとし、複合述語形成に関する第三の可能性を提示する。まず、この派生が理論的に予測されることを示し、さらに、日本語における主格目的語を伴う複合述語文の分析を通して仮説を実証する。 

備考(Remarks) 執筆者:Mamoru Saito, Hiroto Hoshi(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1998  Order in Phrase Structure and Movement  共著   
Linguistic Inquiry  , MIT Press  , 29/3  , 439-474  , 1998/07   

概要(Abstract) 上記論文 "Improper Adjunction" (1994) において、伝統的に付加規則と考えられてきたスクランブリング、heavy NP shift は、代入規則として分析されるべきであるとの仮説を提示した。本論文では、まず、句構造理論を検討しつつ、この仮説をさらに発展させる。次に、伝統的に代入規則とされている wh移動、主語繰り上げは、むしろ付加規則とみなされるべきであるとの仮説を提案し、数々の証拠を示す。この論文は、句構造と移動を、比較統語論の立場から体系的に分析しており、Richard Kayne 氏の antisymmetry 理論に対する代案を提示したものである。 

備考(Remarks) 執筆者:Mamoru Saito,Naoki Fukui(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1996  Barriers for A-Adjunction  単著   
Japanese/Korean Linguistics  , CSLI Publications (Stanford University)  , 5  , 1-36  , 1996/10   

概要(Abstract) カリフォルニア大学 (UCLA) で開催された第5回日本語・韓国語言語学会における招待研究発表を論文として執筆したもの。Wh移動、主語繰り上げにおいて、IP/CP が障壁となることは広く知られており、この現象は、Luigi Rizzi 氏の relativized minimality (1990) によって説明を与えられることになる。本論文は、まず、スクランブリング、heavy NP shift においても、同様に IP/CP が障壁となることを示す。さらに、この事実は、relativized minimality では説明し得ないことを指摘し、非文となる例を improper movement として排除することを提案する。ここで提示された分析は、Noam Chomsky 氏の minimal link condition に基づいており、従って、それを支持するものである。 

備考(Remarks)  

1995  Adjunction and Cyclicity  共著   
West Coast Conference on Formal Linguistics (WCCFL)  , SLA (Stanford University)  , 13  , 302-317  , 1995/02   

概要(Abstract) アメリカ西海岸理論言語学会第13回大会で発表された論文。いわゆるサイクル原理は、代入規則に適用され、付加規則には適用されないとされてきた。本論文は、付加規則にみられる数々のパラドックスを提示し、それらが、サイクル原理の付加規則への適用によって解決されることを示す。この論文は、上記論文 "Improper Adjunction" (1994) 以前に発表されており、その基礎となったものである。 

備考(Remarks) 執筆者:Keiko Murasugi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1994  Scrambling and the Functional Interpretation of Wh-Phrases  単著   
Explorations in Generative Grammar: A Festschrift for Dong-Whee Yang  , Hankuk Publishing Company, Seoul  , 571-588  , 1994/12   

概要(Abstract) 著書 Alternative Conceptions of Phrase Structure (1989) において提示したスクランブリングの radical reconstruction property をより詳細に検討した論文。特に、wh句のスクランブリングがその作用域解釈に与える影響を検討し、wh句がその意味的作用域外に前置された場合のみに、radical reconstruction がおこることを示す。この結論は、日本語に随意的な wh移動が存在するとする黒田成幸氏の仮説を支持するものである。また、議論の過程で、Gennaro Chierchia 氏の wh-quantifier scope interaction の分析を支持する証拠も提示している。 

備考(Remarks) 書籍編集者:Young-Sun Kim, Byung-Choon Lee, Kyoung-Jae Lee, Hyun-Kwon Yang, Jong-Yurl Yoon 

1994  Additional-Wh Effects and the Adjunction Site Theory  単著   
Journal of East Asian Linguistics  , Kluwer Academic Publishers  , 3/3  , 195-240  , 1994/11   

概要(Abstract) 英語の 'why'、日本語の「なぜ」等の adjunct wh句は、極めて限られた分布を示す。James Huang 氏の博士論文 (1982)、Lasnik and Saito (1984、上記論文 "On the Nature of Proper Government") は、これらの wh句が CP の指定部においてのみ「認可」されることを仮定し、空範疇原理 (ECP) による分析を提示している。本論文は、これらの wh句が、CP の指定部のみならず、他の wh句への付加によっても 「認可」されることを例証する。さらに、この結論に基づいて、付加に関する原理群を検証し、新たな提案を行なっている。 

備考(Remarks)  

1994  Improper Adjunction  単著   
Formal Approaches to Japanese Linguistics  , MIT Working Papers in Linguistics, Department of Linguistics and Philosophy, MIT  , 1  , 263-293  , 1994/10   

概要(Abstract) マサチューセッツ工科大学で開催された第1回理論日本語学学会 (Formal Approaches to Japanese Linguistics) における招待研究発表。Saito (1985、上記博士論文) 以降、スクランブリングは付加規則であると広く仮定されていた。本論文では、この仮説を再検討し、極小主義理論においては、スクランブリング、heavy NP shift 等、従来付加規則として分析されてきた操作は、一般的に代入規則とみなされるべきであるとの提案を行なう。特に、この新たな仮説を採用することによって、スクランブリングの基本的な性質 (directionality, optionality, radical reconstruction property) が、極小主義理論の原理群から論理的帰結として導きだしうることを示す。 

備考(Remarks)  

1993  Japanese Light Verb Constructions: A Case of LF Theta-Role Assignment  共著   
A Formal Grammar of Japanese II  , Department of Linguistics, University of Connecticut  , 45-62  , 1993/08   

概要(Abstract) 「する」を主動詞とする日本語の軽動詞構文は、1988年の Jane Grimshaw 氏と Armin Mester 氏の研究以来、広く注目されてきた。しかし、その分析に関しては、不明な点が多く残されていた。本論文は、この構文が、従来の統語分析とは本質的に矛盾するものであり、極小主義理論の基本的な仮説群を採用することによってはじめて分析されうることを論じたものである。 

備考(Remarks) BBN Systems and Technologies の研究助成によるプロジェクトの報告書に所収。報告書編集者:Mamoru Saito 執筆者:Hiroto Hoshi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

1993  Quasi-Adjuncts as Sentential Arguments  共著   
Western Conference on Linguistics (WECOL)  , Department of Linguistics, California State University, Fresno  , 5  , 251-264  , 1993/02   

概要(Abstract) 第22回アメリカ西海岸言語学会で発表された論文。Wh句の分布、ゼロ代名詞の分布等において、項と付加句の非対称性がみられるが、その説明に関しては、意見が別れるところであった。James Huang 氏が、この非対称性は、項と付加句が文あるいは名詞句内で主要部と異なる関係をもつことによるとしたのに対して、Luigi Rizzi 氏、Guglielmo Cinque 氏、Joseph Aoun 氏等は、その原因を項と付加句の内在的な意味の違いに求める仮説を提示していた。本論文は、日本語の関係節、英語名詞句内における Wh句の分布を検討し、Huang 氏のアプローチが基本的に正しいことを示す。また、where/when 等の場所、時に対応する Wh句に関しては、Huang 氏の分析を修正する必要があることを指摘し、新たな仮説を提示する。 

備考(Remarks) 執筆者:Keiko Murasugi, Mamoru Saito(共同研究につき本人担当抽出不可能) 

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