研究者詳細

学術論文
分割表示   全件表示 >>

23 件中 1 - 10 件目

年度
Year
論文題目名
Title of the articles
共著区分
Collaboration
   Classification
NeoCILIUS
   請求番号/資料ID
Request No
掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date
2023  統計の分析・伝達手段としてのグラフ作成演習における評価基準の開発  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 38/3  , pp.171-180  , 2024/03   

概要(Abstract) アカデミックスキルとしてのグラフ作成演習では,単なるグラフ作成手順の指導だけではなく,統計の分析・伝達手段としてのデータ可視化が適切になされているかどうかを評価する必要がある.しかし,学生が作成したグラフを指導者が添削するとき,グラフの善し悪しの評価基準は必ずしも明確でないことが多い.本稿では,グラフ作成演習における評価基準の開発を目的として,学生が授業で実際に作成したグラフ,行政機関が公表する白書にみられるグラフを手がかりに,実務でグラフを作成する人のためのガイドブックや大学生向け情報処理教育のテキストを参考にして,グラフの評価基準の開発に必要な項目について議論する. 

備考(Remarks)  

2022  統計データ分析レポート作成の指導用教材としての公開公的文書の活用可能性の検討  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 37/3  , pp.275-287  , 2023/03   

概要(Abstract) 統計データを分析してレポート作成を指導するための教材となり得るのは,実際の統計データを分析した結果を述べている論文や各種記事である。ただし,社会科学系の大学生の大多数にとっては,専門的な論文よりも,統計に関する文書や白書を見聞きする機会の方が多い。そこで本稿では,経済学部の大学生を対象にして,統計データ分析レポート作成を指導するための教材として,実際の統計データに基づいて公表されている公的文書の活用可能性について議論する。 

備考(Remarks)  

2021  統計データの特徴を記述する例文の収集手法~統計資料の説明能力の育成を目的として~  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 36/3  , pp.277-286  , 2022/03   

概要(Abstract) 小中高大のそれぞれの段階で,実際のデータを用いた統計教育が求められている中,技術的な分析スキルの教育に注目が集まりがちだが,統計データから読み取れることを文章で記述するスキルの教育は,特に大学生や社会人に求められる。データの特徴を文章で説明するスキルの教育を実施するには,例題となるような多数の文章が必要となる。本稿では,各行政機関が公表する白書を題材にして,例題となるような文章を収集する方法について検討した。
 

備考(Remarks)  

2021  表形式データの収集から分析までをR言語で一体的に学ぶための教材開発  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 36/3  , pp.287-296  , 2022/03   

概要(Abstract) 本稿では,データに基づく問題解決のサイクルであるPPDAC(Problem→Plan→Data→Analysis→Conclusion)のうち,Dataすなわちデータの収集とデータ表の作成と,Analysisすなわちデータの分析,パターンの発見の部分をR言語で扱えるようになることを目的として,表形式データの分析手法を指導するために開発したプログラミング初学者向け教材を検討した。 

備考(Remarks)  

2019  ウェブスクレイピングによるデータ分析のための教材作成  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 34/3  , pp.331-343  , 2020/03   

概要(Abstract) ウェブサイトから情報を収集して分析する技術はウェブスクレイピングと呼ばれ,近年では,機械学習用の学習データを集める手法としても注目されている。本稿では,ウェブスクレイピングの技術を用いて,個々のデータを収集して,データ分析用の教材を作成する事例を紹介する。具体的には,経済学部におけるデータ分析の授業で利用可能な教材データの作成事例として,国土交通省の地価公示データと厚生労働省が提供する求人データを収集する手法をそれぞれ説明する。 

備考(Remarks)  

2018  政府統計からデータ処理教材を作成するインターフェースの試作  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 33/3  , pp.341-351  , 2019/03   

概要(Abstract) 大学生に対する統計教育において使用するデータには“reality”が求められる。特に、経済学部における統計教育において、教材として使用するデータに“reality”を求めるには、行政機関や地方自治体が発表している公的な統計データを使用することが効果的である。一方、統計教育の及ぶ範囲は大変広い上に、個別の統計に依存する部分が多い。広範囲に及ぶ統計教育を大学新入生対象に実施するには、教育内容を絞る必要があり、表計算ソフトウェアを使えるようにすることは、適切な目標設定の一つであると考える。表計算ソフトウェア実習のための教材を実際の公的な統計データから作成する際、インターネットを通じてダウンロードした公的な統計データのファイルをそのまま使用することはできないので、何らかの加工を施す必要がある。また、公的な統計データから教材を作成するときは、統計データが更新されるたびに教材も再作成するべきであり、教材作成のために使用する公的な統計データ自体も常に見直すべきであるが、これらは教材作成者には大変な負担である。本稿では、教材作成者の負担軽減を目的として、政府統計からデータ処理の実習用の教材にふさわしい実際のデータを見つけ出す支援システムにおけるインターフェースを試作して、その実現性や有用性を検討した。 

備考(Remarks)  

2017  統計データを記述するスキルの育成を目的とした学習システムへの公共データの活用  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 32/3  , pp.295-305  , 2018/03   

概要(Abstract) 大学卒業時までに身につけさせたい統計に関するスキルは2種類ある。ひとつはデータが属する分野に関わる専門的な知識から、統計の作られ方までを理解するスキルであり、もうひとつはデータ分析の結果と解釈を適切なことばで表現するスキルである。この2種類のスキルを学ぶには、公共データと白書・年次報告書を利用することが有効であるとし、本稿では、2種類の統計に関するスキルを育成することを目的とする学習システムを設計するにあたり、公共データと白書・年次報告書をどのように活用すればよいかについて議論した。
 

備考(Remarks)  

2015  経済データ分析教育のためのプログラミング教材開発  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 30/2  , pp.103-115  , 2015/10   

概要(Abstract) 経済学部生を対象にしたデータ分析の授業で利用するために開発したプログラミング環境と,作成した教材について述べる。h本研究でのプログラミング環境の開発方針は,開発期間の短期化と,単一ファイルによる構成の2点である。また,教材の開発方針は,プログラミングの例題として,表計算ソフトによる既習事項を採用することである。 

備考(Remarks)  

2014  公開買付とアンカリング  共著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 29/3  , pp.199-213  , 2015/03   

概要(Abstract) 行動経済学の法学分野への応用を目的とし、公開買付の適切な価格をたずねるアンケートを実施する際に、回答者に割り当てられるIDナンバーや、アンケート用紙に印刷される写真が、公開買付の価格にどのような影響をあたるかを分析した。 

備考(Remarks)  

2013  統計データの文章化実習を支援するシステムの設計~用語の使い方に着目した対話型支援を目指して~  単著   
南山経済研究  , 南山大学経済学会  , 28/2  , pp.103-115  , 2013/10   

概要(Abstract)  多くの大学では,初年次に情報リテラシー教育を実施し,コンピュータの基本操作を教えているが,表計算ソフトウェアによる統計データ処理の教育は必ずしも十分とはいえない。情報リテラシー教育の範囲では,統計計算のための操作指導までが限界であり,その計算の統計学的な意味まで理解させるのは困難である。大学教育における統計データ処理教育の目標は,統計学や統計処理手法の知識を実際のデータを適用して,的確な用語を使ってデータを文章化できるようになることである。統計学の専門家ではないほとんどの大学生や社会人にとって,社会や経済の現状を把握し,問題解決や意思決定のためにこそ統計を利用する意義がある。
 そこで本稿では,基本統計量を計算した結果を文章で説明するという実習を支援するシステムが,本格的な自然言語処理を導入しなくとも,十分に実現可能であることを明らかにする。キーワードマッチングにて実習支援システムを実現するため,実際に学生が書いた文章から,システム化に必要な用語を抽出した上で,学生が書いた文章を段階的に改善するような助言を決定するルールを,ある事例について検討する。 

備考(Remarks)  

Page: [<<PREV] [1] [2] [3] [NEXT>>]