氏名 Name |
永井 英治 ( ナガイ エイジ , NAGAI Eiji ) |
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所属 Organization |
国際教養学部国際教養学科 |
職名 Academic Title |
教授 |
専攻分野 Area of specialization |
日本中世史、高等教育史、アーカイブズ学 |
学会活動 Academic societies |
中世史研究会委員(1991年7月〜1992年6月、1994年7月〜1995年6月、2008年9月〜現在) |
社会活動 Community services |
長久手町史編さん執筆委員(1998年9月〜2003年3月) |
著書・学術論文数 No. of books/academic articles |
総数 total number (34)
著書数 books (4) 学術論文数 articles (30) |
大学院名 Grad. School |
修了課程 Courses Completed |
修了年月(日) Date of Completion |
修了区分 Completion Classification |
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名古屋大学大学院文学研究科後期課程 | 博士課程 | 1992年03月 | 単位取得満期退学 |
学位区分 Degree Classification |
取得学位名 Degree name |
学位論文名 Title of Thesis |
学位授与機関 Organization Conferring the Degree |
取得年月(日) Date of Acquisition |
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修士 | 文学修士 | 名古屋大学大学院文学研究科史学地理学専攻博士前期課程 | 1989年03月 |
長期研究/短期研究 Long or Short Term research |
研究課題名 Research Topic |
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長期研究 | 大学アーカイブズの理念と活用 |
概要(Abstract) 大学アーカイブズの特質に基づく理念を構築し、その実践として大学史研究を行なう。 |
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長期研究 | 室町幕府訴訟制度の研究 |
概要(Abstract) 所領紛争の解決とその維持における地域と守護・使節の機能を視野に入れて、室町幕府裁判制度を総合的に考察する。 |
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短期研究 | 学術史としての大学史研究 |
概要(Abstract) 大学での研究の歴史を、学術史に位置付ける。そのために、大学史料の発掘と、それらに関する史料学的な基礎研究もあわせて行なう。 |
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短期研究 | 鎌倉末〜室町期の幕府裁判と地域社会 |
概要(Abstract) 鎌倉末〜室町期の幕府裁判の実現を、権力と地域社会の相互交渉の過程として捉え直す。また、この相互過程における裁判文書の機能を検討する。 |
年度 Year |
著書名 Title of the books |
著書形態 Form of Book |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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出版機関名 Publishing organization,判型 Book Size,頁数 No. of pp.,発行年月(日) Date | |||
2021 | 南山大学七十五年史 | 共編著 | |
南山大学 , A5 , 597 , 2022/03/00 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2014 | 南山学園史料集10 ヒルシュマイヤー著作集 教育論 | 共編著 | |
南山アーカイブズ , A5 , 254p.+12p. , 2015/03/16 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2013 | 新編三好町誌 本文編 | 共著 | |
愛知県みよし市 , A5 , 1146p. , 2013/08/31 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 中世 第二章第一節・第二節の一部、第三節の一部を執筆担当 |
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2010 | 南山学園史料集6 南山大学の人類学 | 編著 | |
南山学園 , B5 , 134p. , 2011/03 | |||
概要(Abstract) 南山大学における人類学の教育研究に係る制度的発展に関する史料を収集し、編集した。研究所、学科、博物館の設置に重点を置いた。 |
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備考(Remarks) |
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2010 | 新編 三好町誌 資料編 歴史 | 共編著 | |
愛知県みよし市 , B5 , 739p. , 2010/07 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 永井は「古代中世 第一章 編年史料」の一部を担当した。 |
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2008 | 愛知県史 資料編10 中世3 | 共編著 | |
愛知県 , A5 , 1049p. , 2009/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2007 | HOMINIS DIGNITATI 南山学園創立75周年記念誌 | 共編著 | |
南山学園 , A5 , 632p. , 2007/11 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) 永井は編集および「南山外国語専門学校の設置」「南山大学の設置」ほかの執筆を担当。 |
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2005 | 南山学園史料集 名古屋外国語専門学校史料集 | 編著 | |
南山学園 , A5 , 155p. , 2005/04 | |||
概要(Abstract) 南山大学の前身校である名古屋外国語専門学校に関する史料を収録し、解説を加えた。 |
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備考(Remarks) |
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2004 | 愛知県史 資料編9 中世2 | 共編著 | |
愛知県 , A5 , 1097p. , 2005/03 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2003 | 長久手町史 本文編 | 共著 | |
長久手町役場 , B4 , 568p. , 2003/03 | |||
概要(Abstract) 山田郡を中心に、南北朝・室町期の尾張国の守護・守護代・黒人、荘園について叙述した。 |
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備考(Remarks) 永井は「尾張の守護・守護代・国人」(pp.158-182)を担当。 |
年度 Year |
論文題目名 Title of the articles |
共著区分 Collaboration Classification |
NeoCILIUS 請求番号/資料ID Request No |
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掲載誌名 Journal name,出版機関名 Publishing organization,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2020 | 南山大学史におけるヨハネス・ヒルシュマイヤーの時代 | 単著 | |
アルケイアー記録・情報・歴史ー , 南山アーカイブズ , 15 , pp. 55‐79 , 2020/11/30 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2019 | 南北朝・室町初期の安芸国 | 単著 | |
南山経済研究 , 南山大学経済学会 , 34巻3号 , pp.281-289 , 2020/03/31 | |||
概要(Abstract) 本稿は、南北朝・室町初期の安芸国の荘園・国衙領の状況について、押領と合力の視点から検討したものである。本稿の結論は以下の通りである:1、一族一揆を通して、合力・与同の関係は、一族内の秩序維持を果たした。2、訴訟は紛争解決の一手段であるが、その中に武力発動(の可能性)を含んでいた。3、隣国の国人が使節となる場合はリスクが伴った。4、国人一揆では、合力・与同の関係が地域秩序の形成に作用することがあった。 |
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備考(Remarks) |
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2019 | 古文書の機能と半現用文書概念 | 単著 | |
アルケイアー記録・情報・歴史ー , 南山アーカイブズ , 14号 , pp.127-145 , 2019/11/30 | |||
概要(Abstract) 本稿は、古文書の1次的機能を「伝達」とする論説を批判したものである。まず、中世文書の当事者主義を前提とする限り、文書の内容は単なる「伝達」にとどまらず実現に向けて当事者に働きかけるものであることを確認した。次に、半現用文書概念を導入して、古文書の「伝達」と「効力」を分離させる議論に対し、半現用文書概念が現状ではまちまちであるため、論拠とするにふさわしくないことを論じ、総じて、中世文書の機能が現実に働きかけることを第1とすべきことを論じた。 |
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備考(Remarks) |
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2018 | 戦後教育改革期における旧制から新制への転換と学校間接続―南山学園の事例研究― | 共著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史― , 南山アーカイブズ , 13 , pp.81-100 , 2018/11/30 | |||
概要(Abstract) 本稿は、戦後教育改革期における旧制から新制への学校制度転換において、学生・生徒による選択が生じた場合、新制と旧制のいずれかを選ぶかに注目して、学制改革期の学校間接続について南山学園を対象に分析したものである。はじめに、旧制名古屋外国語専門学校から新制南山大学が設置された際に旧制か新制かの選択肢が生じたとき、新制選択者が少数派であった理由を取得できる資格という視点から分析した。つぎに、旧制南山中学校が新制南山中学校に転換し、南山高等学校が設置される過程で、旧制か新制かの選択となったときの進路動向について分析した。その結果、旧制選択者は少数派ではなかったことを指摘し、上級学校への進学が問題とならない場合、旧制と新制はほぼ同じ卒業資格で捉えられ、在学年限が短い選択肢が選ばれる傾向にあることを論じた。 |
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備考(Remarks) |
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2017 | 室町幕府奉行人書下について | 単著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史ー , 南山アーカイブズ , 12 , pp.147-169 , 2017/11/30 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2016 | 日本中世古文書学と日本中世アーカイブズ学 | 単著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史ー , 南山アーカイブズ , 11号 , pp.29-49 , 2017/03/10 | |||
概要(Abstract) 第1に、日本近代歴史学の黎明期に古文書学を形づくった久米邦武と黒板勝美の業績を検討し、現在に至る古文書概念がライバルでもあった二人によって形成され、日記との区別、古文書の要件などが規定されたことを述べた。ただし、黒板は効力を問題にしながら、効力が発生する手続きについて論じなかったため、機能論へ展開しなかった。第2に、上島有に代表される日本中世アーカイブズ学について、アーカイブズ学から文書の生成過程について議論を援用したことで、時代の枠を外したアーカイブズ学の可能性が認められることを指摘した。 |
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備考(Remarks) |
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2015 | 南山アーカイブズとヒルシュマイヤプロジェクトー研究資源アーカイブズの可能性 | 単著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史― , 南山アーカイブズ , 10 , pp.57-73 , 2016/03/07 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2014 | 南山大学と戦争遺跡 | 単著 | |
アルケイアー記録・情報・歴史ー , 南山アーカイブズ , 9 , pp.65-94 , 2015/03/16 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2014 | 建武政権~初期室町幕府の裁判に見る「濫妨」と「押領」の交錯 | 単著 | |
南山経済研究 , 南山大学経済学会 , 29/1 , pp.33-44 , 2014/06/30 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | 『師守記』紙背文書にみる文書管理 | 単著 | |
アルケイア―記録・情報・歴史― , 南山大学史料室 , 7 , pp.153-177 , 2013/03/21 | |||
概要(Abstract) 本稿では、南北朝内乱初期の下級官人である中原師守の日記を対象に、基礎作業として、自筆書き継ぎ本であることの意味を確認したうえで、裏書についての検討から日記の紙背の位置付けを考えた。つぎに記主である師守の家で受領した文書群の管理方法について考察し、それらのうちから不要と判断され、日記の料紙に使われる過程を検討した。以上の作業の結果、紙背文書の分析から、現用→非現用・廃棄=再利用の過程について概要が明らかにできることを指摘した。 |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
題名等 Titles |
カテゴリ Category |
細目 Authorship |
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掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.,発行年月(日) Date | |||
2018 | 「南山学園史料集14 聖園女学院史料集』解説 | 資料 | 単著 |
『南山学園史料集14 聖園女学院史料集』 , 南山アーカイブズ , pp.202-208 , 2019/03/01 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2018 | 外岡慎一郎『武家権力と使節遵行』 | 書評 | 未設定 |
日本歴史 , 吉川弘文館 , 840 , pp.107-108 , 2018/05/01 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2017 | 『南山学園史料集 13 南山大学設置認可申請書』解説 | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山アーカイブズ , 13 , pp.162-176 , 2018/3/12 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2016 | 『南山学園史料集 12 五軒家町キャンパスの構想』解説 | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山アーカイブズ , 12 , pp.81-84 , 201703/17 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2015 | 『南山学園史料集 11 創立五周年記念 南山学園史』解説 | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山アーカイブズ , 11 , pp.87-93 , 2016/03/07 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2014 | ヨハネス・ヒルシュマイヤー「南山学園―その沿革と将来の展望」講演録と解説 | 資料 | 単著 |
アルケイア―記録・情報・歴史 , 南山アーカイブズ , 9 , pp.157-191 , 2015/03/16 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2013 | 南山大学・キャンパス・小史 | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山学園 , 9 , pp.82-83 , 2014/03/19 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2013 | 南山大学のレーモンド建築をめぐる言説の脱構築にむけて | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山学園 , 9 , pp.90-92 , 2014/03/19 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | 『南山学園史料集 8 南山学園のレーモンド建築〈上〉』概要 | 寄稿 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山学園 , 8 , pp.75-77 , 2013/03/20 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
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2012 | アントニン・レーモンドと南山学園―「南山学園のレーモンド建築」編集の趣旨― | 資料 | 単著 |
南山学園史料集 , 南山学園 , 8 , pp.78-79 , 2013/03/20 | |||
概要(Abstract) |
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備考(Remarks) |
年度 Year |
タイトル Title |
内容等 Content |
活動期間 Period of Activities |
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2021 | 博物館実習での展示図録作成の指導 |
『60年代の世界旅行展・図録』の編集・発行を指導した。 |
2021/04/01~2022/01/31 |
2020 | 博物館実習での展示図録作成の指導 |
博物館実習において、学生による展示図録作成を指導し、1冊を編集・刊行した。 |
2020/04/01~2021/01/31 |
2015 | 教科書の分担執筆 |
黒澤浩編『博物館教育論(2015, 講談社)のうち「知的財産-MLA連携」を執筆した。 |
2015/06/22 |
2009 | テキストへの寄稿 |
『図書館リテラシー入門』(南山大学司書課程・学校図書館司書教諭課程委員会、2009年9月)に「大学史料室―アーカイブズとは?」を寄稿し、図書館とアーカイブズの機能の相違と、両者の連携について解説した。 |
年度 Academic Year |
学術研究著書の件数 No. of Academic Books |
学会誌・国際会議議事録等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles in Journals/Int'l Conference Papers |
学内的な紀要等に掲載された学術論文の件数 No. of Academic Articles Pub'd in University Bulletins |
学会受賞等の受賞件数 No. of Academic Awards Received |
国際学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at Int'l Academic Conferences |
国際学会での研究発表の件数 No. of Presentations of Papers at Int'l Academic Conferences |
国内学会でのゲストスピーカーの件数 No. of Times as Guest Speaker at National Academic Conf. |
国内学会での研究発表の件数 No. of Papers Presented at National Academic Conf. |
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2023 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2024/05/24 更新
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