研究者詳細

研究助成
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年度
Year
助成名称または科学研究費補助金研究種目名
Name of grant or research classification for scientific research funding
研究題目
Research Title
役割(代表/非代表)
Role
助成団体
Granting body
助成金額
Grant amount
2014  Visiting Research Fellow (CALS)  Singapore Constitutional Law 
短期客員研究員  National University of Singapore (NUS), Faculty of Law - Centre for Asian Legal Studies (CALS) シンガポール国立大学法学部附属アジア法学研究センター   

研究内容(Research Content) シンガポールが1965年8月にマレーシア連邦からの「追放」という形で分離独立した時、シンガポールには州憲法しか制定されていなかった。強いられた独立を受け入れて、完全な自治権を獲得したシンガポールは、マレーシア法から自国に適用可能な条項を補足として州憲法に盛り込む。イギリス型の議院内閣制を採用したシンガポールは50年間にわたって典型的な軟性憲法として頻繁に憲法改正を行い、その結果、非常にユニークな憲法体制を所有するに至った。外見的には、基本的人権や三権分立が確保されているようにみえるが、経済発展や治安維持などの一定の理由のためにこうした民主主義的原理に制限を課することが可能になっている。また、「人民行動党」の一党支配があり、政策実行が選挙結果に過度に左右されることを避けるために独特な議員制が導入され、大統領の権限も強化された。また最高裁判所に違憲審査権が与えられたが、その実効性にも疑問がある。研究内容は、このような独自性をもった現在のシンガポール憲法体制およびその改正過程自体となる。 

備考(Remarks)  

2014  ヨーロッパ研究センター費・研究センター活動費・研究交流助成(国外旅費・非課税)  2014年憲法世界大会参加 
代表(センター員)  ヨーロッパ研究センター  150.000円 

研究内容(Research Content) 2014年6月15日から6月23日まで(9日間)ノルウエーのオスロ大学で開催された憲法世界大会に参加することができた。今回は「グローバル対ローカル、憲法学への新たな挑戦」という主なテーマであって、4つの基調講演や17のワークショップを通して様々な側面からグローバル化が進む世界各国の態様性をどうやってうまく憲法上の仕組みに取り入れればいいかを深く議論した。論拠のレベルが高くて大変活発となった。特に国家における市民の諸アイデンティティーの認識、独裁国憲法の特徴と変容、政党論やメディア論、司法審査に関する展開などの意見交換は非常に刺激的であった。また、私が行っているシンガポール憲法に関する研究の進行に直接な良影響を与えてくれた出会いもあった。実際、シンガポール国立大学法学部附属「アジア法学研究センター」に所属する先生方に会って研究プロジェクトを聞いてこのセンターの短期客研究員を申請するようになった。 

備考(Remarks)  

2012  ヨーロッパ研究センター費・研究センター活動費・研究交流助成(国外旅費・非課税)  2012年大統領選挙と2012年総選挙に関する資料収集 
代表(センター員)  ヨーロッパ研究センター  150.000円 

研究内容(Research Content) 2012年5月に行われたフランス大統領選挙とその一ヶ月後の(国民議会議員)総選挙というフランス政治の決定的な動きに関する資料を収集するために2012年8月2日から8月13日まで(12日間)、国会図書館、パリ政治学院図書館などの政治関係機関を訪れることができた。国会図書館では、内務省や憲法院(フランスの最高裁判所に当たるもの)が承認し発表した正式な結果を閲覧することができた。また、パリ政治学院の専門家数名に会って新政権の展望について意見交換もできた。特に、長年政権を担っていた保守派の敗北に伴ってフランスの政党しくみはどの再編が予想されるか、保守派一部の右翼化のため極右が強化されるかまたは単独過半数を獲得した社会党は支持される左派に影響を受けるかというテーマを深く議論した。 

備考(Remarks)  

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