研究者詳細

研究発表
分割表示   全件表示 >>

6 件中 1 - 6 件目

年度
Year
題目又はセッション名
Title or Name of Session
細目
Authorship
発表年月(日)
Date
発表学会等名称 Name, etc. of the conference at which the presentation is to be given, 主催者名称 Organizer, 掲載雑誌名等 Publishing Magazine,発行所 Publisher,巻/号 Vol./no.,頁数 Page nos.
2017  新聞記事における少年犯罪報道の分析―医療化論と物語論の視角から―  共同  2017/10/22 
日本教育社会学会第69回大会  , 日本教育社会学会   

概要(Abstract) 1990年代と2010年代の少年事件についての新聞記事を比較し、1990年代に見られた「逸脱の医療化」の傾向が、2010年代の新聞報道において弱まっていることを明らかにした。その要因として、第一に、犯罪の要因として語られた精神障害が、2000年代以降、広く教育現場に普及浸透していき、少年犯罪の原因とすることが障害を持つ者一般に対する偏見を助長するとの懸念が高まっていったことが挙げられる。第二に、マスメディア報道が物語構造を強く有しているのに対し、精神障害についての医療化の言説が、物語構造を壊すように作用するため、マスメディアの言説から排除する力が働いたことが指摘された。 

備考(Remarks)  

2016  教育報道の脱物語化と交渉的解読空間のアーキテクチャ  単独  2016/9/18 
日本教育社会学会第68回大会  , 日本教育社会学会   

概要(Abstract) 課題研究「現代社会におけるメディアと教育―メディア環境の変容は教育をどのように変えようとしているのか―」での招待発表であり、「最後のマスメディア」であるテレビが、教育をいかに物語化しているかについて諸メカニズムを分析するとともに、事例を引きながら、脱物語化するメディアとしての潜在性を有しているインターネットが、いかに交渉的解読を可能にしているかについて論じ、そのアーキテクチャ構築が重要であることを主張した。 

備考(Remarks)  

2014  青年における政治的イリテラシーと市民性―デュルケムとアーレントからの視点―  単独  2014/9/13 
第66回日本教育社会学会大会  , 日本教育社会学会  , 『第66回日本教育社会学会大会 発表要旨集』(CD-ROM)   

概要(Abstract) 現代日本における青年の政治への態度を「政治的イリテラシー」と名づけ、学校教育における市民性教育の可能性を問う観点から、デュルケムの「方法的社会化」の存立条件を吟味した。それは一方では、電子メディアによる現実の植民地化を被っており、他方では、市民社会が公共性と市民性に分裂しているために原理的な不可能性を有している状況を、アーレントらに基づきながら論じた。 

備考(Remarks)  

2012  教育社会学におけるポストモダンとフーコー―近代教育批判をめぐる批判的回顧―  単独  2012/10/28 
第64回日本教育社会学会大会  , 日本教育社会学会  , 『第64回日本教育社会学会大会 発表要旨集』(CD-ROM)   

概要(Abstract) 1980年代日本における教育や学校を対象とした「近代性批判」研究を総括し、そこで主要な役割を果たしたミシェル・フーコーの受容のされ方について批判的に検討を加えた。そこでは、フーコーの「権力(pouvoir)」概念は、「規律=訓練(discipline)」をもたらすものとして扱われてきた。しかし、このような捉え方が、フーコー権力理論の半面に過ぎないことを指摘、「生-権力(bio-pouvoir)」の視座から教育システムを捉え直すことを提案した。 

備考(Remarks)  

2011  教育社会学の〈生‐政治〉論的転換-社会化の史的構築とその分析-  単独  2011/9/24 
第63回日本教育社会学会大会  , 日本教育社会学会  , 『第63回日本教育社会学会大会 発表要旨集』(CD-ROM)   

概要(Abstract) ミシェル・フーコーが晩年に提起した「生-政治(bio-politique)」の概念は、人間の生死・性・生育などに係る領域を捉えるための概念であるが、教育の領域について生-政治的な観点からする研究が欠けていることから、生-政治的観点に基づく研究の必要性をデュルケムの社会化論を例にとって論じた。 

備考(Remarks)  

2007  中学生における心理主義的な意識と行動  共同  2007/9/23 
日本教育社会学会第59回大会  , 日本教育社会学会   

概要(Abstract) 中学2年生を対象に実施した質問紙調査により、心理主義的な意識と行動(友人関係の維持や悩みの相談先など)に関して、学校差・地域差・性差・学力差・メディア接触等の観点から分析し、明らかにした。「1.研究の目的と方法」では、「心」が行為の説明原理となり社会の構成原理となっていく過程である「心理主義化」について説明し、調査対象の選定と実施方法・概要を述べた。「2.心理主義的意識」では、心理主義化を構成すると考えられた項目に対して因子分析を行った。その結果「コントロール」「未知のものへの態度」「自己責任」などの因子を抽出し、心理主義化の現象に複数の側面を区別した。また、地域差による分析から、大都市と町村の中間的な地域において、心理主義がより強く表れることを示した(以上加藤)。「3.友人関係」では、男子よりも女子の方が友人関係において不安を抱いており、また感情管理・自己コントロールにおいても、心理学知識においても男子より高い傾向があった。しかし、だからといって、スクールカウンセラーに対する期待は高くなるとはいえなかった(以上木村)。「4.悩みと相談先」においては、中学生が悩みを相談する相手は、依然として友人・親・教師でありスクールカウンセラーはほとんど利用されていないという実態が示された。「5.結論」では、スクールカウンセラーが自己管理の一環として組み込まれていく可能性について指摘した(以上小針)。 

備考(Remarks) 共同研究者 小針誠、木村祐子 

Page: [<<PREV] [1] [NEXT>>]